JPS6181258A - 車両の加速スリツプ制御装置 - Google Patents

車両の加速スリツプ制御装置

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JPS6181258A
JPS6181258A JP20526484A JP20526484A JPS6181258A JP S6181258 A JPS6181258 A JP S6181258A JP 20526484 A JP20526484 A JP 20526484A JP 20526484 A JP20526484 A JP 20526484A JP S6181258 A JPS6181258 A JP S6181258A
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JP
Japan
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acceleration slip
pressure
acceleration
brake pressure
brake
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Pending
Application number
JP20526484A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Nomura
野村 佳久
Kimikazu Ishikawa
石川 公万
Akira Shirai
白井 昭
Takahiro Nogami
野上 高弘
Kazumasa Nakamura
和正 中村
Kaoru Ohashi
薫 大橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS6181258A publication Critical patent/JPS6181258A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/48Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
    • B60T8/4809Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両加速時の駆動輪のタイ〜7と路面との摩擦
力が最大となるよう駆動輪の回転を制御する車両の加速
スリップ制御装置に関するものである。更に詳しくは、
本発明は駆動輪の回転をブレーキ圧力出力手段にJ:つ
て制御する車両の110速スリツプ制御装置に係わるも
のである。
[従来の技術] 従来より車両加速時に中輪のスリップを検出し、点火時
期や空燃比を制御してエンジン出力を低下させすみやか
にスリップを防IJXするいわゆるトラクションコント
ロールが知られている。この1〜ラクシヨンコン1〜ロ
ールにあっては一般に駆動輪ど遊動輪との回転数の差か
らスリップ度合が検出され、このスリップ度合に応じて
駆動輪が制御されて車輪のスリップが防止され車両の安
全走行が確保される。
[本発明が解決しようとする問題点] ところが上記トラクションコントロールは、点火時期制
御や空燃比制御を行なっているので内燃機関の運転状態
が急変して振動を生じたり排気エミッションが悪化する
と言った問題がある。又、点火時期制御や空燃比制御を
行なってからエンジントルクが低下するまでに時間を要
し制御の応答性にも問題がある。
[問題を解決するための手段] そこで本発明は、第1図の基本的構成図に示す如く、 駆動輪の加速スリップを検出する加速スリップ検出手段
M1と、 該加速スリップが検出された場合に上記駆動輪M2の回
転抑制手段M3にブレーキ圧力を付与して、駆動輪の回
転を抑制するスリップ制御手段M4と、 を備えた車両の加速スリップ制御装置において、上記ス
リップ制御手段M4が、 圧力発生ポンプとアキュムレータとによりプレ一キ圧力
制御用圧力を出力する圧力出力手段M5と、 上記加速スリップ検出手段M1で検出された加速スリッ
プに応じて上記出力された圧力に基づきブレーキ圧力を
制御するブレーキ圧力制御手段M6と、 上記ブレーキ圧力制御手段M6から伝達されるブレーキ
圧力又はブレーキペダルの踏込量に応じて伝達されるブ
レーキ圧力のいずれか大きい方を上記駆動輪の回転抑制
手段M3へ伝達する切換手段M7と、 から構成されることを特徴とする車両の加速スリップ制
御装置を要旨とするものである。
[作用1 ここで加速スリップ検出手段M1にて、車速センサから
出力される信号に基づき算出される駆動輪の回転速度を
1つのパラメータとして、駆動輪のスリップの程度が所
定値以上となった場合に加速スリップが検出されること
となる。つまり、例えば駆動輪の回転速度の所定時間内
の変化量から駆動輪の回転加速度を求め、その回転加速
度が所定値以」二となった場合、あるいは駆動輪の回転
速度以外に車体の走行速度を検出し、その速度差が所定
値以上となった場合に、加速スリップが生じたものと判
断し、検出することができる。
そしてこのように駆動輪の加速スリップが検出された場
合には、ブレーキ圧力制御手段M5と切換手段M7との
動作により加速スリップ検出手段M1にて加速スリップ
が検出されない程度に回転抑制手段M3で駆動輪の回転
を抑制することとなる。またブレーキ圧力制御手段M6
を直接駆動輪のブレーキ系に設けると、制御中に運転者
がブレーキペダルを踏み込んだ場合にブレーキペダルが
踏み込めず、不快感を与えるといったことが考えられる
ので、ブレーキペダルを踏み込んだ際に生ずるブレーキ
圧力と、上記制御によるブレーキ圧力とが互いに影響す
ることなく、どちらかの圧力で以って制動装置が働くよ
う切換手段M7を設けている。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第2図は本発明の第1実施例の加速スリップ制御装
置が搭載された車両のブレーキの油圧系、及び加速スリ
ップ制御装置を表わす概略構成図である。
図において1はブレーキペダル、2はブレーキペダル1
の踏み込み量に応じてブレーキ油圧を発生するブレーキ
マスクシリンダ、3は後述の処理により、加速スリップ
発生時に油圧ポンプの油圧によってブレーキ油圧を発生
するサブマスクシリンダ、4及び5は当該車両の左・右
の遊動輪、6及び7は同じく左・右の駆動輪、8ないし
11は各車輪4ないし7に夫々設けられたホイールシリ
ンダである。
ここで−り記ブレーキマスクシリンダ2にはタンデム型
のマスクシリンダが用いられ、左・右の遊ぶ動輪4.5
に設けられたホイールシリンダ8.9と左・右の駆動輪
6.7に設けられたホイールシリンダ10.11とには
夫々異なる油圧系で以ってブレーキ油圧が伝達される。
またサブマスタシリンダ3にて発生されるブレーキ油圧
は左・右の駆動輪6.7制動用の油圧であってこのブレ
ーキ油圧が、上記ブレーキマスクシリンダ2より出ツノ
される駆動輪用のブレーキ油圧と同様に、ホイールシリ
ンダ10.11に伝達されるよう、ブレーキマスクシリ
ンダ2からホイールシリンダ10.11への油圧系には
シャトル弁からなるチェンジバルブ12が設(プられ、
ブレーキマスクシリンダ2又はサブマスクシリンダ3よ
り発生されるブレーキ油圧のうちいずれか大きい方の油
圧がそのままホイールシリンダ10.11に伝達される
ように構成されている。
次に20は当該車両の油圧系であって、この油圧系20
に流れる油をリザーバタンク21より汲み出す油圧ポン
プ22と、この油の逆流を防止する逆止め弁23及び2
4と、油をエネルギー源に用いるため、この油を加圧状
態でたくわえるアキコムレータ25と、油圧ポンプ22
がらアキコムレータ25に送られる油圧が所定値より大
きいとオフし、所定値より小さいとオンするよう電気接
−7一 点を開閉する油圧スイッチ26と、当該車両の加速スリ
ップが検知された際、上記サブマスクシリンダ3に−に
閉油圧ポンプ22より汲み出された油の圧力(以下、ポ
ンプ油圧という。)が伝達されるJ:う弁位置が切り替
えられる、ザブマスタシリ・ンダ昇圧用の2位置弁27
ど、から構成されている。尚、2位置弁27には片ソレ
ノイド形の電磁操作弁が用いられ、通常、ばねによって
図に示す弁位置に固定されており、駆動信号を受けるこ
とによって、もう一方の弁位置に切り替えられることと
なる。
また図において28はアクセルペダルの踏込を検出する
アクセルセンサ、29は駆動輪6.7の回転速度の平均
値(以下、駆動輪速度という。)を検出づるために、例
えば図示しない1ヘランスミツシヨンの出力軸に段()
られた駆動輪速度センサ、30はこの駆動輪速度センサ
29や前記油圧スイッチ26、アクセルセンサ28から
の信号を受()、上記2位置弁27ど油圧ポンプ22を
制御して、加速スリップ発生時に駆動輪6.7の回転を
抑制する制御回路を表わしている。
ここで本実施例においては上記制御回路3oをマイクロ
コンピュータを用いて構成したものとし、説明を進める
と、制御回路3oの構成は、第3図に示す如く、表わず
ことができる。尚図において31は上記油圧スイッチ2
6及び駆動輪速度センサ29にて検出されたデータを制
御プログラムに従って入力及び演算し、2位置弁27を
駆動制御するための処理を行なうセントラルプロセシン
グユニット(CPU)、32は上記制御プログラムやマ
ツプ等のデータが格納されたリードオンリメモリ(RO
M>、33は上記各センサがらのデータや演算制御に必
要なデータが一時的に読み書きされるランダムアクセス
メモリ(RAM)、34は波形整形回路や各センサの出
力信号をCPU31に選択的に出力するマルチプレクサ
等を備えた入力部、35は2位置弁27と油圧ポンプ2
2とをCP(J31からの制御信号に従って駆動する駆
動回路を備えた出力部、36はCPU31.ROM32
等の各素子、入力部34及び出力部35を結び、各種デ
ータの通路とされるパスライン、37は上記各部に電源
を供給する電源回路を夫々表わしている。
次に上記の如く構成された制御回路3oにて実行される
加速スリップ制御について、第4図に示すサブルーチン
△のフローチャー1〜.第5図に示すザブルーチンBの
フローチャートに沿って詳1)く説明する。
第4図のサブルーチンAにおいて100はアクセルセン
サ28がオンしているが否かを判定するステップを表わ
す。即ち、上記アクセルセンサ28からの信号に基づき
、現在車両が加速状態であるか否かの判定を行なうステ
ップを表わす。つまり上述した如くアクセルセンサ28
は、アクセルペダルが踏み込まれている場合にオン状態
とされることからこの処理としてはアクセルペダルが踏
み込まれている場合に加速時と判定することとなる。
110は駆動輪速度センサ29がらの検出信号に基づき
駆動輪速度Vrを算出するステップを表わす。120は
上記算出された駆動輪速度Vrを基に、基準速度Voを
算出するステップを表わす。
ここでこの基準速度Voは、後述の処理にて駆動輪速度
Vrと比較して、上記の2位置弁27を駆動制御する際
の判断基準となるものであって、次式 %式% :) より求められる。ただし、勾配はα以下に制限される。
130は駆動輪速度vrが基準速度Vo以上であるか否
かを判断するステップ表わす。140は2位置弁27に
ローレベルの停止信号を出力するステップを表わす。1
50は2位置弁27にハイレベルの駆動信号を出力する
ステップを表わす。
又第5図のサブルーチンBにおいて、200は油圧スイ
ッチ26がオンしているか否かを判定するステップを表
わす。210は油圧ポンプ22にローレベルの停止信号
を出力するステップを表わす。220は油圧ポンプ22
にハイレベルの駆動信号を出力するステップを表わす。
上記のような構成において、まずサブルーチンへの処理
が実行されると、加速中でな(プればステップ100で
r N O−1と判定されそのままリターンする。加速
中であり、かつ、vr〈\loである場合はステップ1
00,110,120の処理が行なわれた後、ステップ
130でrNOJと判定され次ステツプ140で2位置
弁27へ停止信号が出力されてリターンする。
そして駆動輪速度Vrが上昇しvr≧Voとなると、ス
テップ100−110−120と実行されステップ13
0でrYEsJと判定され次ステツプ150で2位置弁
27に駆動信号が出力されリターンする。
このようにサブルーチンAが実行されると、アキコムレ
ータ25の加圧状態が変化するので、これに関連してサ
ブルーチンBが起動される。このサブルーチンBは油圧
スイッチのオン・オフに応じて油圧ポンプ22を制御す
るものである。まずポンプ油圧が減少に向う時に油圧が
基準圧力P1より高圧である時は第6図に示すように油
圧スイッチ26はオフしているのでステップ200でr
NOJと判定され次ステツプ210で油圧ポンプ22に
ローレベルの停止信号が出)〕されリリタンする。
そしてザブルーチンAでステップ150が実行されると
ポンプ油圧が減少してPlより小さくなるので第6図に
示すように油圧スイッチ26はオフからオンになる結果
、ステップ200でrYES」と判定され次ステツプ2
20で油圧ポンプ22に駆動信号が出力されリターン覆
る。
そして上記処理が行なわれて、油圧ポンプ22からアキ
ュムレータ25へ圧油が供給されるとポンプ油圧は高く
なり、この油圧が第6図に示すように基準値P2を越え
ると油圧スイッチ26はオフするので、ステップ200
でrNOJと判定され、次ステツプ210で油圧ポンプ
22に停止信号が出力されリターンする。尚、第6図の
ように油圧スイッチ26にヒステリシスを持たせたのは
、アキュムレータ25への圧油の供給を安定的に行うた
めである。
次に第4図のサブルーチンAのステップ120の基準速
度Voの算出ステップを、第8図のメインルーチンのフ
ローチャート、第9図のサブルーチンAのステップ12
0の詳細な説明図に基づいて説明する。第8図において
、ステップ1000はサブルーチンAに入る前、即ち、
イグニッションオン時に行われる初期設定のステップを
表わす。
即ち、現在の加速度が所定値αより大きいか否かを示す
フラグFを倒し、カウンタC@O1速麿Vr□を0に夫
々設定するステップを表わす。2000は前述のサブル
ーチンAを行うステップを表わす。3000は前述のサ
ブルーチンBを行うステップを表わす。第9図において
、ステップ120の1201はフラグFが立っているか
否かを判定するステップを表わす。1202は(Vr 
−Vro)/Δt〉αが成立しているか否かを判定する
ステップを表わす。ここで(Vr −Vr o ) /
Δtは現在の加速度を示し、Δtはvrの算出周期、即
ちサブルーチンA、Bの処理時間を示す。
1203はステップ110で輝出したvrをVrOとし
て設定するステップを表わす。1204はVr−t−K
oをVoとして設定するステップを表わす。1205は
フラグFを立てるステップを表わす。1206はステッ
プ110で算出したVrをVrlとして設定するステッ
プを表わす。1207はvrI十KO+CαΔj @ 
V oとして設定するステップを表わす。即ち、Voが
時間とともに直線的に変化するよう制御するステップを
表わす。
1208はVr+Ko<Voが成立するか否かを判定す
るステップを表わす。1209はカウンタCをインクリ
メントするステップを表わす。1210はカウンタCを
Oに設定するステップを表わす。1211はフラグFを
倒すステップを表わず。
1212はVrをVroとして設定するステップを表わ
す。1213はVr+KoをVoとして設定するステッ
プを表わす。
上記のような構成において、現在の加速度がα以下の場
合はまずステップ1000が行われ、次いでサブルーチ
ンAのステップ110が行われ次いで、フラグFば倒さ
れているのでステップ1201でrNOJと判定されて
次いでステップ1202でrNOJと判定されて次いで
ステップ1203.1204が実行されVoがvr +
Koとして設定されステップ130以下ザブルーブンA
が実行されステップ2000が終了し次いでステップ3
000が行われる。
現在の加速度がαより太き(なるとステップ110の後
、ステップ1201でrNOJステップ1202でrY
EsJと判定されてステップ1205でフラグが立てら
れ、以下ステップ1206.1207と実行され、次い
でステップ1208でrNOJと判定され1209でカ
ウンタCをインクリメントしステップ130以下のサブ
ルーチン八が実行されステップ2000が終了し次いで
ステップ3000が実行される。
次いでステップ110が行われた後、フラグ「がステッ
プ1205で立てられたことからステップ1201でr
YEsJと判定されステップ1207にジャンプし次い
でステップ120B、1209が行われステップ130
以下のサブルーチンが実行されステップ2000が終了
し次いでステップ3000が実行される。
次いでVr +Ko <Voが成立するとステップ11
0−1201−1207と処理が行われた後、ステップ
1208でrYEsJと判定され、以下ステップ121
0−1211−1212−1213と処理が行われVo
がVr−1−Koとして設定されステップ130以下の
サブルーチンAが実行されステップ2000が終了しス
テップ3000が行われる。このように第8図のメイン
ルーチンのステップ2000,3000が交互に繰り返
される。
このにうにサブルーチン八とサブルーチンBとが関連し
て行われた結果を第7図に示す。第7図(A)は駆動輪
速度Vrと基準速度Voとのタイミングチャート、第7
図(B)は2位置弁27の駆動及び停止信号V1.lの
タイミングチャート、第7図(C)は油圧ポンプ22の
駆動及び停止信号vppのタイミングチャート、第7図
(D)は油圧スイッチのタイミングチャートである。
次に−F記加速スリップ制御の動作について第7図に示
すタイムチャートに沿って説明する。
まず上記ステップ120にて求められる11速度Voは
、図に示す如く駆動輪速度Vrが所定の増加率以下、つ
まり図における所定の傾きα以下で以って増加している
際にはその駆動輪速度Vrに所定値Koを加算すること
によって求められ、駆動輪速r!Iυrが傾きα以上の
傾きで以って増加すると、その傾きαの増加率で設定さ
れvr十Ko <Voになるまで設定されることとなる
そして駆動輪速度vrが基準速度Voより小さいときは
2位置弁27は第2図における下方の弁位置にあるが、
駆動輪速1tVrが基準速度Vo以上となると2位置弁
27に駆動信号が出力され、弁位置が第2図における上
方の弁位置に制御されて油圧ポンプ22より出力される
ポンプ油圧がリブマスタシリンダ3に伝達されることと
なる。従ってサブマスクシリンダ3からはチェンジバル
ブ12を介してホイールシリンダ10111にプレ−主
油圧が出力され、駆動輪6.7の回転が抑制されること
となる。
以上説明したように、本実施例の加速スリップ制御装置
においては、駆動輪速麿ケンサ29にて検出される駆動
輪速度Vrのみから駆動輪6,7の加速の程度を検知し
、駆動輪速iVrが基準速度Vo以上となるような急加
速時には、それによって生ずる加速スリップを防止すべ
く、油圧ポンプ22から出力される油圧で以ってサブマ
スクシリンダ3を加圧し、駆動輪6,7の回転を抑制す
るよう構成されている。従ってこの加速スリップ制御装
置を用いれば、加速スリップ発生時に駆動輪の回転を制
動装置で以って直接制御することができるようになり、
従来のエンジン出力低下によるスリップ制御のように制
御ill遅れを生ずることなく、加速スリップを防止で
きるようになる。
更にアキュムレータ25に適圧を常時だくわえているの
で、スリップ検出からブレーキ力でそのスリップを抑制
するのに時間遅れがなく、スリップ時間を短くでき、ト
ラクションコントロール時の早い応答性をうろことがで
きる。特に雪、凍結路等の極めてスリップしやすい路面
ではスリップの瞬間に発生するかなりの横すべりを防l
にできる利点があり安全−ト好ま1ノい。
なお、アクセルセンサ28および第4図のステップ10
0は加速中であることを明確にするためのものであるが
、必ずしも必要でなくこれを省いた場合第4図では本加
速スリップ制御ルーチンAがスタートすると即ステップ
110に入るものとなる。
次に第10図の如くマイクロ]ンビ]−夕を用いない電
気回路によって構成することもできる。
つまり、制御回路40を次のように構成しても良い。即
ち、アクセルセンサ28がオンする結果、オンする電源
回路41と、駆動輪速度セン刀29より出力された駆動
輪の回転に応じたパルス信号の周波数を電圧信@Brに
変換するF/V変換器42と、前記基準速度Voを算出
する際に用いられる定数Koに相当する基準電圧Boを
、1:記電圧信月3rに加算する加算器44と、加算器
471から出力される電圧信号Broの上昇を所定の増
加率以下に制限する十G勾配制限器45と、これら十G
勾配制限器45から出力される前記基準速度Voに相当
する基準速度電圧BSoとF/V変換器42より出力さ
れる前記駆動輪速度vrに相当する駆動輪速度電圧13
rとを比較し、f3r≧Bs□の場合にハイレベルの電
圧信号を出力する比較器46、比較器46からの出力信
号を増幅し、2位置弁27に駆動信号として出力する増
幅器47と、から構成すれば上述の実施例と同様に動作
し、加速スリップ発生時に駆動輪のブレーキ油圧を制御
してスリップを抑制し得る制御回路40を、マイクロコ
ンピュータを用いないで構成することができるのである
次に上記実施例においては、ザブマスタシリンダ3を加
圧するための油圧ポンプ22からサブマスタシリンダ3
への油圧系に2位置弁27を設け、加速スリップ発生時
には油圧ポンプ22からの油圧がそのままザブマスタシ
リンダ3に伝達されるようにしているが、2位置弁27
を3位置弁に置き換え、サブマスクシリンダ3の加圧時
にサブマスクシリンダ3への油圧をそのまま保持できる
ようにすればより効果的である。
以下に本発明の第2実施例として、2位置弁27を3位
置弁に置き換え、その他加速スリップの検出装置も異な
る加速スリップ制御装置を挙げ、説明する。
第11図は本実施例の加速スリップ制御装置の概略構成
図であって、前記第1実施例の2位置弁27に、油圧系
を遮断し、サブマスクシリンダ3への油圧を保持する弁
位置を付加した3位置弁50を備えると共に、左・右の
遊動輪4.5に夫々その回転速度を検出する左遊動輪速
度センサ51及び右遊動輪速度センサ52を設けたこと
以外は、前記第1実施例と同様であるので詳しい説明は
省略する。
次に本実施例においては制御回路60をマイクロコンピ
ュータを用いない電子回路により構成したものとして説
明を進めると、この制御回路60の構成は、第12図に
示す如き回路構成となる。
図において、61及び62は左・右の遊動輪速度センサ
51及び52より出力される、各遊動輪の回転に応じた
パルス信号の周波数を電圧信号に変換するF/V変換器
、63はその変換された電圧信号を加絆して当該車両の
走行速度に対応する電圧(以下、車体速度電圧という)
Bfを得るための加算器、64は車体速度電圧Bfを微
分して当該車両の加速度に対応する電圧(以下、車体加
速度電圧という。>Bfを得るための微分器、65はそ
の車体加速度電圧Bfとアース電圧(Ov)と比較し、
車両が加速中であるか否かを判断するための比較器であ
る。この比較器からは電圧Bfhが出力される。
また66は駆動輪速度センサ29より出力されるパルス
信号の周波数を電圧信号に変換する[/V変換器、67
はその電圧信号を、上記加算器63にて得られる車体速
度電圧Brと相対応する電圧に増幅し、駆動輪速度vr
を表わす駆動輪速度電圧Brを得るための増幅器、68
はその駆動輪速度電圧Brを微分して駆動輪加速度電圧
Brを出力する微分器である。
更に69及び70は上記加算器63より出力される車両
の走行速度に対応した車体速度電圧Bfに、夫々所定電
圧B1及びB2を加棹して当該車両の加速スリップの程
度を判断するためのM準電圧F31’+及びBf2を出
力する加算器、71及び72は加算器69及び70より
出力されたII電圧Bf+及びBf2を夫々上記増幅器
67より出力される駆動輪速度電圧Brと比較して、B
f1≦3rあるいはBf2≦Brの場合に夫々ハイレベ
ルの電圧信号Bf l又はBfllを出力する比較器、
73及び74は微分器68より出力される駆動輪加速度
電圧Brと所定電圧Ba及びB4とを夫々夫々ハイレベ
ルの電圧信号Br l又は3r11を出力する比較器で
ある。
そして上記比較器65.71及び73より出力される電
圧信号Bfh、Bfl及びBrlはAND回路75に入
力され、AND回路75より出力される電圧信号B1は
上記3位置弁50を第11図に示=  24 − tal又はbの弁位置に切り替えるための制御信号とし
て増幅器76を介してトランジスタTr1のベース電圧
とされる。またAND回路77には上記比較器65.7
2及び74より夫々出力される電圧信号3fh、Bfh
及び13rhが入力されると共に、油圧スイッチ26か
らの信号がNOT回路78を介して入力され、このAN
D回路77より出力される電圧信号Bhは上記3位置弁
50を第11図に示すaの弁位置に切り替えるための制
御信号として増幅器79を介してトランジスタTI”2
のベース電圧とされる。
このように構成された本実施例の加速スリップ制御装置
においては、第13図に示す如く、駆動輪速度電圧3r
が基準電圧8f1以上となり、駆動輪加速度電圧Brが
電圧88以上となった場合には、少なくともトランジス
タTr+のベースには電圧B1が増幅器75を介して印
加され、トランジスタTrtがオン状態とされ、また更
に駆動輪速度電圧[3rが基準電圧Bf2以上となり、
駆動輪加速度電圧3rが電圧84以上となった場合には
、油圧スイッチ26がオフ状態であればトランジスタT
r2のベースには電圧Bhが増幅器78を介して印加さ
れ、トランジスタTr1及びi〜ランジスタTrzが共
にオン状態となるよう構成されている。従って3r≧B
fzとなり、かつBr≧134となるような急加速が行
なわれた場合には、油圧スイッチ26がオフ状態であれ
ば3位置弁50の弁位置が第11図に示すa位置に制御
され、サブマスクシリンダ3には油圧ポンプ22より出
)]されるポンプ油圧が伝達され駆動輪6,7に制動ノ
コが加わることとなる。また3r≧Bf2で、Br≧8
4の際に油圧スイッチ26がオン状態とされた場合、あ
るいは3r≧Bf1で(3r≧B3である場合には、3
位置弁50の弁位置が第11図に示すb位置に制御され
、ザブマスタシリンダ3に伝達される油圧が保持される
こととなる。
そして上記以外では第11図に示すC位置に制御されて
油圧は減圧される。
よって本実施例の加速スリップ制御I装置によれば加速
スリップ発生時にサブマスクシリンダ3を加圧して駆動
輪の回転制御を実行している際、油圧ポンプ22からの
ポンプ油圧が低下されてしまうような場合には、サブマ
スクシリンダ3を加圧するポンプ油圧をそのまま保持す
ることができ、駆動輪の回転制御が低下されることはな
い。また加速スリップの程度に応じてサブマスクシリン
ダ3の油圧を加圧、減圧、保持と3段階に切り替えて制
御できるので、加速スリップをより早く緻密に制御でき
、駆動輪の回転を最高の加速性が得られるように制御す
ることができるようになる。
また本実施例においては、制御回路30を電気回路によ
り構成したが、前記第1実施例のようにCPUを中心に
構成されるマイクロコンピュータにより構成し、第13
図に示した如き動作を制御プログラムに沿って実行する
ようにしてもよい。
尚、上記実施例で、駆動輪速度センサ29と制御回路3
0.40.60とが加速スリップ検出手段M1に相当し
、アキュムレータ25と油圧スイッチ26と油圧ポンプ
22とが圧力出力手段に相当し、2位置弁27とサブマ
スタシリンダ2とがブレーキ圧力制御手段M6に相当し
、チェンジバルブ12が切換子m M 7に相当し、ホ
イールシリンダ10.11が回転抑制手段M3に相当す
る。
「発明の効果7 以上詳述した如く、本発明の車両の加速スリップ制御装
首においては、駆動輪に加速スリップを生じた場合、駆
動輪のブレーキ油圧を制御することによって駆動輪の回
転を抑制し、そのスリップを制御しようと16際には、
圧力ポンプより出力されるポンプ圧力で以ってブレーキ
圧力を制御ザるよう構成されている。従って加速スリッ
プを検出した際には制動装置を用いて直接駆動輪の回転
を抑制することができ、制御の応答性がJ:いといった
効果がある。にって本発明の加速スリップ制御装置は、
急加速時に生ずるタイヤの空転をより早く防止すること
ができるようになり、車両の走行安定性・加速性を向上
覆ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図ないし第8図は
本発明の第1実施例を示し、第2図はブレーキの油圧系
及び加速スリップ制御装置を表わへす概略構成図、第3
図は本実施例の制御回路30を表わすブロック図、第4
図は本実施例の加速スリップ制御を表わすフローチャー
ト、第5図は本実施例の油圧制御を表わすフローチャー
1・、第6図は油圧スイッチのオン−オフと油圧との関
係を示す説明図、第7図は加速スリップ、油圧制御の動
作を説明するタイミングチャート、第8図はメインルー
チンのフローチャート、第9図は加速スリップ制御サブ
ルーチンAのステップ120のより詳細なフローチャー
ト、第10図は第1実施例の制御回路30をマイクロコ
ンピュータを用いない電気回路で以って構成した場合の
回路図、第11図ないし第13図は本発明の第2実施例
を示し、第11図は本実施例の概略構成図、第12図は
本実施例の制御回路を表わす回路図、第13図はその動
作を説明するタイミングチャートである。 1・・・ブレーキペダル 3・・・サブマスクシリンダ 10111・・・ホイールシリンダ 12・・・チェンジバルブ 26・・・油圧スイッチ 27・・・2位置弁 2B・・・アクセルセンサ 29・・・駆動輪センサ 3’0,40.60・・・制御回路 50・・・3位置弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動輪の加速スリップを検出する加速スリップ検出手段
    と、 該加速スリップが検出された場合に上記駆動輪の回転抑
    制手段にブレーキ圧力を付与して、駆動輪の回転を抑制
    するスリップ制御手段と、 を備えた車両の加速スリップ制御装置において、上記ス
    リップ制御手段が、 圧力発生ポンプとアキュムレータとによりブレーキ圧力
    制御用圧力を出力する圧力出力手段と、上記加速スリッ
    プ検出手段で検出された加速スリップに応じて上記出力
    された圧力に基づきブレーキ圧力を制御するブレーキ圧
    力制御手段と、上記ブレーキ圧力制御手段から伝達され
    るブレーキ圧力又はブレーキペダルの踏込量に応じて伝
    達されるブレーキ圧力のいずれか大きい方を上記駆動輪
    の回転抑制手段へ伝達する切換手段と、から構成される
    ことを特徴とする車両の加速スリップ制御装置。
JP20526484A 1984-09-28 1984-09-28 車両の加速スリツプ制御装置 Pending JPS6181258A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58202142A (ja) * 1982-04-28 1983-11-25 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 駆動スリツプ調整装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58202142A (ja) * 1982-04-28 1983-11-25 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 駆動スリツプ調整装置

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