JPS6179078A - ダイヤフラム弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ダイヤフラム弁に関する。

従来技術とその問題点 一般にダイヤフラム弁は、弁箱と弁蓋との間に両者の間
を遮断するように周縁部を固定されたダイヤフラムと、
弁蓋内にはめ入れられたダイヤフラム押えと、ダイヤフ
ラム押えを上下動させる弁棒とからなり、弁箱には流体
通路が設けられるとともに、流体通路の途中にダイヤフ
ラムの中央部を密着させるようにせきが設けられており
、弁棒を操作してダイヤフラムの中央部をせきに密着・
離隔させることによって流路を開閉するものである。と
ころが、このダイヤフラム弁では、流路を閉鎖する場合
にダイヤフラムの中央部をせきに密接させるようにして
いるが、その密接面に均一なシール圧力を与えることが
困難であり、同密接面からもれが生じることがあった。

この発明の目的は、流路を確実に遮断することのできる
ダイヤフラム弁を提供することにある。

問題点を解決するための手段 この発明によるダイヤフラム弁は、弁箱と弁蓋との間に
両者の間を遮断するように周縁部を固定されたダイヤフ
ラムと、弁蓋内にはめ入れられたダイヤフラム押えと、
ダイヤフラム押えを上下動させる弁棒とからなるダイヤ
フラム弁において、弁箱の流体入口通路と流体出口通路
との間に隔壁が設けられ、隔壁を上下に貫通した流体連
通孔があけられるとともに、流体連通孔の上端開口縁部
に弁座が形成され、ダイヤフラムの下面にこれと一体的
に弁体（１８）が設けられていることを特徴とするもの
である。

実　　施　　例 ダイヤフラム弁は、弁箱（１）と弁Ｍ（２）との間に両
者の間を遮断するように周縁部を固定されたダイヤフラ
ム（３）と、弁蓋（２）内にはめ入れられたダイヤフラ
ム押え（４）と、ダイヤフラム押え（４）を上下動させ
る弁棒（５）とからなる。

弁箱（１）の流体入口通路（６）と流体出口通路（７）
との間に隔壁（８）が設けられている。隔壁（８）を上
下に貫通した流体連通孔（９）があけられるとともに、
流体連通孔（９）の上端開口縁部に弁座（１０）が形成
されている。

弁箱（１）の弁座（１０）より上方の部分は上向きに開
口されており、その開口端内面に弁箱（１）の頂部より
一段低い段部（１１）が形成されている。

弁座（１０）は円錐座である。弁蓋（２）は、全体とし
て下向き有底筒状に形成されており、その下端にフラン
ジ（１２）および下向き環状突出部（１３）を有してい
る。環状突出部（１３）が弁箱（１）の開口部にはめ入
れられて、フランジ（１２）がボルト（１４）で弁箱（
１）の頂面に締付けられている。弁Ｍ（２）の内周面に
はスプライン（１５）が形成されている。ダイヤフラム
（３）は、全体として下向きの皿状に形成され、かつそ
の下端外周面につば（１６）を有している。つば（１６
）の下面にはシール圧を高めるだめの環状１７１（１７
）が形成されている。このっぽ（１６）が段部（１１）
の上にのけられて、その上から弁Ｎ（２）の環状突出部
（１３）がつば（１６）を押え付けることにより、ダイ
ヤフラム（３）の周縁部が固定されている。

そして、ダイヤフラム（３）の下面中央部にはこれと一
体的に弁体（１８）が設けられている。弁体（１８）は
円柱状に形成され、かつその下端角部は弁座（１０）と
対応して円錐状に形成されている。

ダイヤフラム（３）の上面中央部にこれと一体的に上方
突出状におねじ部（１９）が形成されている。ダイヤフ
ラム押え（４）は筒状に形成され、その外周がスプライ
ン（１５）にはめ合わされている。ダイヤフラム押え（
４）の内周面には上下にそれぞれめねじ（２０）　（２
１）が形成されており、そのうちの下部めねじ（２１）
にダイヤフラム（３）のおねじ部（１９）がねじ止めら
れている。弁棒（５）は弁蓋（２）の頂壁を貫通してい
る。弁棒（５）の弁蓋（２）内の部分には、その下端よ
りダイヤフラム押え（４）の上部めねじ（２０）にねじ
あわされたあねじ（２２）と、そのすぐ上につば（２３
）が形成されている。一方弁棒（５）の弁蓋（２）より
突出した部分には、ワッシャ（２４）がはめられるとと
もに、その上からハンドル（２５）がともに回転するよ
うに取付けられ、さらにその上から袋ナツト（２６）が
はめられてハンドル（２５）を押え付けている。

上記弁の各構成要素のうち、弁箱（１）、弁蓋（２）お
よびダイヤフラム（３）は四ふつ化エチレン樹脂製であ
り、ダイヤフラム押え（４）、弁棒（５）、ワッシャ（
２４）、ハンドル（２５）および袋ナツト（２６）は塩
化ビニル樹脂製であり、これによって弁の耐食性が保証
されている。

ハンドル（２５）を正逆方向に回転させると、これとと
もに弁棒（５）が回転し、そのおねじ（２２）とダイヤ
フラム押え（４）の上部めねじ（２０）とによってダイ
ヤフラム（４）が上下動する。

ダイヤフラム押え（４）が降下すると、ダイヤフラム（
３）を介して弁体（１８）が降下して弁座（１０）に密
接し、流体連通孔（９）を閉鎖する。

ダイヤフラム押え（４）が上昇すると、弁体（１８）が
上昇して同連通孔（９）を開放することはいうまでもな
い。

発明の効果 この発明によれば、ダイヤフラム押えの中央部を上下動
させることにより、弁体が弁座に密接・離隔して流体通
路を開閉するものであるから、流体通路を確実に開閉す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示す垂直縦断面図である。 （１）・・・弁箱、（２）・・・弁蓋、（３）・・・ダ
イヤフラム、（４）・・・ダイヤフラム押え、（５）・
・・弁棒、（６）・・・流体入口通路゛、（７）・・・
流体出口通路、（８）・・・隔壁、（９）・・・流体連
通孔、（１０）・・・弁座、（１８）・・・弁体。 以　　上 外４名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弁箱（１）と弁蓋（２）との間に両者の間を遮断するよ
   うに周縁部を固定されたダイヤフラム（３）と、弁蓋（
   ２）内にはめ入れられたダイヤフラム押え（４）と、ダ
   イヤフラム押え（４）を上下動させる弁棒（５）とから
   なるダイヤフラム弁において、弁箱（１）の流体入口通
   路（６）と流体出口通路（７）との間に隔壁（８）が設
   けられ、隔壁（８）を上下に貫通した流体連通孔（９）
   があけられるとともに、流体連通孔（９）の上端開口縁
   部に弁座（１０）が形成され、ダイヤフラム（３）の下
   面にこれと一体的に弁体（１８）が設けられていること
   を特徴とするダイヤフラム弁。