JPS6117780A - 制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、制御弁、さらに詳しくは、数種類の流体を
所定の割合で混合するさいに、各流体の流量を制御する
のに用いられるような制御弁に関する。

発明が解決しようとする問題点 ｄ来、上記のような用途には、ダイ゛１７フラム型制御
弁が使用されていたが、これにはつぎのような問題点が
あった。第１に、ダイ１７フラムが用いられているため
、レンジャビリテイが小さい。第２に、圧縮空気源と圧
縮空気供給用配管を必要とする。第３に、圧縮空気を使
用するものであるから、温度等の外的条件に影響される
し、ダイヤフラム復帰用にスプリングを用いるため、ヒ
ステリシスが大である。第４に、圧縮空気、ダイヤフラ
ムおよびスプリングを必要とするので、分解能が小であ
る。第５に、圧縮空気使用の関係上圧力低下の問題があ
るため、　、遠隔制御が不可能である。最後に、圧縮空
気は供給時ダイヤフラムに達したさいさらに圧縮するた
め、指令に対する弁作動の応谷速度が遅い。

この発明は、上記の問題点をすべて解消した制御弁を提
供することを目的とする。

問題点を解決づ−るための手段 この発明による制御弁は、パルス・モータと、パルス・
モータによって駆動される回転軸に設けられたカムと、
その従動体と、弁本体から外′にのびて従動体に連結さ
れた弁棒とからなる。

作　　用 パルスモータを作動させると、回転軸が回転し、その回
転運動がカムとその従動体とによって往復運動に変換さ
れて従動体が往復運動し、従動体とともに弁棒が往復運
動することによって弁が作動する。

実　　施　　例 以下の説明において、前後とは第１図を基準として、そ
の紙面と直交する方向の手前がわを前、これと反対側を
後といい、左右−とは後に向かつていう。・ この発明による制御弁は、パルス・モータ（１）と、パ
ルス・モータ（１）によって駆動される回転軸（３）に
設（プられたカム（４）と、その従動体（５）と、弁本
体（８）から外にのびて従動体（５）に連結された弁棒
（９）とからなる。

パルス・モータ（１）は、イｊ底筒状り−ス（１０）の
左右で相対する周壁に゛それぞれあけられた一対の貫通
孔（１１）　　（１２）のうち、右がわの貫通孔（１２
）の開口端に、出力軸（２）がその貫通孔（１２）内に
のびかつその間口部を塞ぐように横向きに取付けられて
いる。右がわの貫通孔（１２）にはボール・ベアリング
（１３〉と、これとパルス・モータ（１）どの間に介在
されたスペーサ（１４）とがはめ入れられでいる。一方
左がわの貫通孔（１１）にはボール・ベアリング（１５
〉と、これを押えかつ同頁通孔（１１−）の開口端を閉
鎖するプラグ（１６）がはめ入れられている。回転軸（
３）は、ケース（１０）内を左右方向に横断して上述の
両ボール・ベアリング＜１３）　　＜１５）によって回
転自在に支持されている。パルス・モータ（１〉の出力
軸（２）と回転軸〈３ンは、カップリング（１７）を介
して連結されている。カム（４）は、回転軸（３）の長
さの中央部にこれと一体的に設番プられた偏心円板状の
ものであるが、その他の形状のものでもよい。従動体（
５）は、垂直棒（１８）と、これの上端に一体的に設け
られノＣ横断面上向ぎコの字形のベアリング支持部材（
１９）と、ベアリング支持部材（１９）の両側壁に渡さ
れた水平軸（２０）と、水平軸（２０）に取付けられた
ボール・ベアリング（２１）とからなる。このボール・
ベアリング〈２１〉がカム（４）の外周面と当接しうる
ように、垂直棒（１８）は、ケース（１０）の内部を上
下に仕切る隔壁（２２）にカム（４）の直下に位置する
ようにありられた貫通孔（２３）をブツシュ（２４）を
介して摺動自在に挿通１ノ、その下方に下端が突出して
いる。またベアリング支持部材（１９）の下面と隔壁（
２２）の上面との間には、垂直棒（１８）にはめられた
圧縮コイルばね（２５）が取付けられている。このばね
（２５）によって従動体（５）はカム（４）の動きに追
従しうるように、常時上向きに付勢されている。

弁本体（８）は、導入管接続口（３５）ＩＪＩ出管液管
接続口６）および弁室（３７）と導入管接続口（３５〉
との間の隔壁（３８）を有づる弁箱（３９）と、隔壁（
３８）に上からねじ止められがっ中央に貫通孔（４０）
があけられた弁座（４１）と、弁棒（９）の下端に設け
られた大径部（４２）に下からねじ止められた弁体（４
３）と、長さの中程や）土寄りに隔壁（４４）を、同上
端寄りに鍔′（４５）をそれぞれ有しかつ弁箱（３９）
に設けられた上方突出状雄ねじ筒部（４Ｇ）に下端部が
はめ込まれている垂直筒状蓋（４７）と、鍔（４７）の
上から被せられかつ雄ねじ筒部（４６）にパツキンを介
してねじ締められたグローブ・ナツト（４８）とを備え
ている。垂直筒状Ｍ　（４７）には、上端部に小径路ね
・じ部（４９）と、その下に段を介して大径部ねじ部（
５０）とが設けられており、大径部ねじ部（５０）がケ
ース（１０）の底壁に設番プられたねじ孔（５１）にね
じ込まれ、かつ大径部ねじ部（５０）にロック・ナツト
（５２）がねじはめられてケース（１ｏ）の底壁に締め
っ（づられることにより、弁本体（８）がケース（１ｏ
）に固定されている。弁棒（９）は隔壁（４４）を摺動
自在に貫通して上方にのびており、かつ隔壁（４４）の
上には下から順次弁棒（９）を囲んで蓋（４７）内にパ
ツキン・シート（５３〉およびグランド・パツキン（５
４）がはめ入れられ、その上から鍔付きパツキン押さえ
（５５）の下半部がはめ入れられており、さらにその上
からパツキン押さえナツト（５６）が被Ｖられて小径路
ねじ部（４９）にねじ締められている。弁棒く９）のナ
ツト（５６）よりの上方突出部に雄ねじ部（５７）が設
【プられており、これが垂直棒（１８）の下端に設けら
れたねじ孔（５８）にねじ込まれ、さらに雄ねじ部（５
７）にロック・ナツト（５９）がねじはめられて同下端
に岬めっけられることにより、従動体（５）に弁棒（９
〉が連結せられている。

第３図に明らかなように、弁体（４３）の下面には、テ
ーパ状凸部（６０）が形成せられるとともにその中央に
弁座（４１）の流体通路用貫通孔（４０）に挿入せられ
るテーパ状ニードル部（６１）が設けられている。弁座
（４１）には、テーパ状凸部（６０）が密にはまり合う
テーパ状凹部（６２）が貫通孔（４０）の上縁に形成せ
られている。テーパ状ニードル部（６１）の上端の径は
、貫通孔（４０）の径と等しくなされている。

パルス・モータ（１）を作動させてその出力軸（２）を
回転させると、これに連結された回転軸（３）がカム（
４）とともに出力軸（２）と同方向に回転げる。その結
果、カム（４）によって従動体（５）がこれに連結され
た弁棒（９）とともに昇降する。弁棒（９）が降下して
弁体（４３）が弁座に密接づると、流体通路である貫通
孔＜４０）が閉鎖される。これと反対に、弁棒（９）が
上昇して弁体（４３）が弁座（４１）より離れると、貫
通孔（４０）が開放される。

発明の効果 この発明の制御弁によ、れば、パルス・モータによりカ
ムおよびこれによ−）Ｃ往復運動をｂえられる従動体を
介して弁を作動させるものであるから、レンジャヒリテ
イが人となるし、Ｒ１いケーブルによる光ファイバの使
用が可能であるばかりか、ヒステリシスが小でかつ分解
能が大となる。電気によりモータを駆動ザるものである
から、も′ちろん遠隔制御が可能である１ノ、弁作動は
モータによるものであるから、その応答速度は圧縮空気
によるものよりはるかに速い。

さらに、パルス・モータの回転運動を往復運動に変換し
て弁棒に伝達する手段として、カムとその従動体とを用
いており、カムのカム面形状に−一つて弁棒に複雑な往
復運動を与えることが可能である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は垂直縦断面図
、第２図は第１図の■−■線にそう断面図、第３図は第
１図の弁体および弁座部分の拡大断面図である。 （１）・・・パルス・モータ、（３）・・・回転軸、（
４）・・・カム、（５）・・・従動体、（８）・・・弁
本体、（９）・・・弁棒。 以　　上 特許出願人　　株式会社　フジキン 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パルス・モータ（１）と、パルス・モータ （１）によって駆動される回転軸（３）に設けられたカ
   ム（４）と、その従動体（５）と、弁本体（８）から外
   にのびて従動体（５）に連結された弁棒（９）とからな
   る制御弁。