JPS6179062A - Vベルト式無段変速機 - Google Patents

Vベルト式無段変速機

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Publication number
JPS6179062A
JPS6179062A JP19807984A JP19807984A JPS6179062A JP S6179062 A JPS6179062 A JP S6179062A JP 19807984 A JP19807984 A JP 19807984A JP 19807984 A JP19807984 A JP 19807984A JP S6179062 A JPS6179062 A JP S6179062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
sheave
thrust
belt
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP19807984A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Aikawa
合川 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP19807984A priority Critical patent/JPS6179062A/ja
Publication of JPS6179062A publication Critical patent/JPS6179062A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は自動車用変速機として好適なVベルト式無段変
速機に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、この種の無段変速機として特開昭58−4286
2号公報に記載のように、駆動側プーリの可動シーブを
エンジン回転数およびスロットル開度に応じて油圧制御
する一方、従動側プーリの可動シーブをVベルトに所定
の張力を付与するべく油圧制御するものが知られている
ところが、この場合には、駆動側プーリおよび従動側プ
ーリの双方を油圧制御しているため、制御が複雑になる
とともに、駆動側プーリあるいは従動側プーリの一方の
油圧が油温のバラツキにより変動すると、その変動が他
方のプーリに影響を及ぼし、プーリ比の誤差が拡大され
るという問題がある。
また、他の方式として、特開昭58−142060号公
報に記載のように、駆動側プーリに可動シーブを遠心力
により軸方向に押圧するウェイトローラを設ける一方、
従動側プーリに可動シーブを伝達トルクに応じて軸方向
に押圧するトルクカムを設けたものが知られている。
この場合には、駆動側および従動側プーリの双方に機械
式の制御機構を設けているため、制御を簡素化できる利
点はあるが、エンジン回転数と伝達トルクとで決定され
る一定の制御しかできず、運転状態に応じた巾広い制御
ができない欠点がある。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、制御が比較的簡単で、かつ運転状態に応じ
た巾広い制御が可能な■ベルト式無段変速機を提供する
ことにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、駆動側プーリの
可動シーブに入力回転数に見合ったシーブ推力を与える
遠心式推力負荷装置を設ける一方、従動側プーリの可動
シーブを運転状態に応じた適正なプーリ比を得るべく押
圧制御する油圧式推力制御装置を設けたものである。
すなわち、■ベルトに入力回転数に応した適正なヘルド
張力を付与するには遠心式推力負荷装置が最も簡便であ
り、一方、エンジン回転数やスロットル開度等の諸因子
に応してプーリ比を巾広く制御するには油圧式推力制御
装置が最適であることに着目してなされたものである。
なお、遠心式推力負荷装置を駆動側プーリに設けたのは
、入力回転数に対しリニヤなシーブ推力を得るためであ
る。
実施例の説明 第1図は本発明にがかる■ベルト式無段変速機の一例を
示し、こめ無段変速機は駆動側プーリ1と従動側プーリ
20とこれらプーリ間に巻装された無端Vベルト10と
を備えている。
駆動側プーリlは駆動軸2に固定された固定シーブ3と
、駆動軸2に対し軸方向に移動自在な可動シーブ4とを
備えており、可動シーブ4の背後には遠心式推力負荷装
置5が設けられている。この遠心式推力負荷装置5は周
知の構成のもので、可動シーブ4の背面に形成したテー
パ面4aと、駆動軸2に固定された支持板6と、テーパ
面4aと支持板6との間に転勤自在に配置した重錘7と
で構成されている。そして、駆動軸2の入力回転数が増
加すると、重錘7が外方へ転勤して可動シーブ4を固定
シーブ3側へ押圧し、■ヘルド10に入力回転数に応じ
た押圧力すなわちベルト張力を付与するようになってい
る。
従動側プーリ20も駆動側プーリ1と同様に、従動軸2
1に固定された固定シーブ22と、従動軸21に対し軸
方向に移動自在な可動シーブ23とををしている。可動
シーブ23の背部には制御油室24が一体に設けられて
おり、この制御油室24への油圧を油圧式推力制御装置
25でON 。
OFF制御することにより、可動シーブ23を軸方向へ
移動させ、駆動側と従動側とのブーり比(変速比)を無
段階に変えることができる。
油圧式推力制御装置25は一例として第1図に示すよう
に、オイルポンプ30とレギュレータバルブ34とプー
リ比制御バルブ43とソレノイドバルブ48とを備えて
いる。オイルポンプ30によりオイルタンク31から濾
過器32を介して送られた油は、油路33を通ってレギ
ュレータバルブ34の右端のポート35と中間部のポー
ト36とに作用しており、この油圧によりレギュレータ
バルブ34のスプール37はスプリング38に抗して左
方へ移動する。そして、スプール37のランド39が図
中一点鎖線の位置に達するとポート36.40が連通し
、油はオイルポンプ30の吸込み側へ戻される。すなわ
ち、スプール37はこの位置でバランスし、油路33内
の油圧は常に一定圧(ライン圧)に保たれる。なお、レ
ギュレータバルブ34がバランスしている位置において
、スプール37の左端のランド41も左方へ移動してい
るため、油路42には油路33のライン圧が作用してい
る。
プーリ比制御バルブ43のスプール44はスプリング4
5により左方へ押されており、ソレノイドバルブ48の
OFF時においてはニードル49が開口50を開いて油
路33の油圧がドレーンされているため、スプール44
は左端位置にある。
したがって、油路42と油路46とが連通し、ライン圧
が従動側プーリ20の制御油室24に作用してプーリ径
を大きくするための推力が発生する。一方、ソレノイド
バルブ48がONすると、ニードル49が開口50を閉
じて油路33のライン圧をスプール44に作用させるた
め、スプール44はスプリング45に打ち勝って右方へ
移動する(図中、一点鎖線で示す)、この移動により、
油路42が閉じられ、制御油室24内の油圧は油路46
を介してドレーンポート47よりドレーンされる。した
がって、制御油室24の油圧が下がり、従動側プーリ2
0のプーリ径が小さくなる。
ソレノイドバルブ48は電子制御装置51によりON、
OFF制御される。この電子制御装置51には、第2図
に示すような動力性能および燃費に優れた理想的な運転
状態が予め記憶されており、例えばスロットル開度が3
/4〜4/4の間にあるとき、エンジン回転数が550
Orpmとなるように設定されている。一方、実際の運
転状態は図示しないエンジン回転数センサとスロットル
開度センサとにより検出され、この検出信号は電子制御
装置51に入力される。そして、実際のエンジン回転数
が理想的運転状態であるエンジン回転数より高い場合に
は、ソレノイドバルブ48はONし、理想的エンジン回
転数より低くなるとOFFするようになっている。なお
、電子制御装置51で制御される理想的運転状態として
は、段階状の運転変移の他、第2図破線で示すような連
続的な運転曲線であってもよい。
いま、実際のエンジン回転数がそのときのスロットル開
度に応じた理想的エンジン回転数より高いと、ソレノイ
ドバルブ48をONさせて制御油室24への油圧を排出
し、従動側プーリ20のプーリ径を小さくし、駆動側プ
ーリ1のプーリ径を大きくする。つまり一り比が小さく
なるため、駆動側(エンジン側)の負荷が大きくなって
エンジン回転数が減少し、第2図の理想的エンジン回□ 転数より低くなる。すると、エンジン回転数を検出した
電子制御装置51がソレノイドバルブ48をOFFさせ
るため、制御油室24には油圧が導かれ、従動側プーリ
20のプーリ径を大きくし、駆動例プーリ1のプーリ径
を小さくする。つまりプーリ比が大きくなるため、エン
ジンの負荷が減少してエンジン回転数が理想的エンジン
回転数より高くなり、以後上記の動作を繰り返す。この
ように、1個のソレノイドバルブ48をON、OFFす
るだけで、無段変速機を理想的なプーリ比に制御できる
なお、上記実施例ではソレノイドバルブ48を電子制御
装置51によりON、OFFすることにより、プーリ比
を制御する゛ようにしたが、これに限らず、特開昭58
−42862号公報のように、駆動軸の回転数を検出す
るピトー管とスロー/ )ル開度に連動するカムとを設
け、これらピトー管とカムとからの油圧信号によりプー
リ比を制御してもよい。
また、上記実施例では、可動シーブ23の背部に制御油
室24を一体に設け、可動シーブ23が油圧ピストンを
兼ねる場合を示したが、これに限らず、例えば可動シー
ブ23の背後にプーリ比制御バルブ43と連通した別個
の作動ピストンを配置し、このピストンで可動シーブ2
3の背面を押圧するようにしてもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば駆動側プ
ーリに遠心式推力負荷装置を設け、従動側プーリに油圧
式推力制御装置を設けたので、ベルト張力は遠心式推力
負荷装置だけで調整でき、プーリ比は油圧式推力制御装
置だけで制御できる。したがって、制御を簡素化できる
とともに、運転状態に応じた巾広い制御も可能である。
また、駆動側および従動側の双方を油圧制御するものに
比べ、油温のバラツキによる誤差を少なくすることがで
きるので、高精度な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかる■ベルト式無段変速機の全体構
成図、第2図は電子制御装置に記憶された理想的運転状
態を示す図である。     。 1・・・駆動側プーリ、2・・・駆動軸、3・・・固定
ンーブ、4・・・可動シーブ、5・・・遠心式推力負荷
装置、6・・・支持板、7・・・重錘、10・・・■ヘ
ルド、20・・・従動側プーリ、21・・・従動軸、2
2・・・固定シープ、23・・・可動シーブ、24・・
・制御油室、25・・・油圧式推力制御装置、51・・
・電子制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動軸に固定された固定シーブと駆動軸に対し移
    動可能な可動シーブとからなる駆動側プーリと、従動軸
    に固定された固定シーブと従動軸に対し移動可能な可動
    シーブとからなる従動側プーリと、これらプーリ間に巻
    装された無端Vベルトとを備え、上記固定シーブと可動
    シーブとの間隔をそれぞれ変更することにより無段変速
    を行うようにしたVベルト式無段変速機において、上記
    駆動側プーリの可動シーブに入力回転数に見合ったシー
    ブ推力を与える遠心式推力負荷装置を設ける一方、従動
    側プーリの可動シーブを運転状態に応じた適正なプーリ
    比を得るべく押圧制御する油圧式推力制御装置を設けた
    ことを特徴とするVベルト式無段変速機。
JP19807984A 1984-09-21 1984-09-21 Vベルト式無段変速機 Pending JPS6179062A (ja)

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JPS6179062A true JPS6179062A (ja) 1986-04-22

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