JPS6228561A - Vベルト式無段変速機の変速制御装置 - Google Patents
Vベルト式無段変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPS6228561A JPS6228561A JP16872485A JP16872485A JPS6228561A JP S6228561 A JPS6228561 A JP S6228561A JP 16872485 A JP16872485 A JP 16872485A JP 16872485 A JP16872485 A JP 16872485A JP S6228561 A JPS6228561 A JP S6228561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line pressure
- solenoid valve
- valve
- gear ratio
- continuously variable
- Prior art date
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はVベルト式無段変速機の変速制御装置に関する
ものである。
ものである。
従来技術とその問題点
従来、Vベルトを巻き掛けた駆動側プーリと従動側プー
リとの双方に油圧室を設け、一方の油圧室にはVベルト
にトルク伝達が可能な所定の張力を付加するライン圧を
かけ、他方の油圧室には変速比制御バルブによってライ
ン圧を給排することにより、変速比を可変としたVベル
ト式無段変速機が例えば59−208253号公報にて
知られている。
リとの双方に油圧室を設け、一方の油圧室にはVベルト
にトルク伝達が可能な所定の張力を付加するライン圧を
かけ、他方の油圧室には変速比制御バルブによってライ
ン圧を給排することにより、変速比を可変としたVベル
ト式無段変速機が例えば59−208253号公報にて
知られている。
この種のVベルト式無段変速機において変速比を制御す
る場合、そのときのスロットル開度に対して目標入力回
転数く又は目標エンジン回転数)を定め、この回転数を
維持するようにプーリ径を変化させる方法を採っている
。つまり、目標入力回転数に対して実際の入力回転数が
低下した場合には、油圧室にライン圧をかけて低速比側
へ変速し、実際の入力回転数が上昇した場合には、油圧
室のライン圧を抜いて高速比側に変速し、入力回転数を
一定に保つように制御している。
る場合、そのときのスロットル開度に対して目標入力回
転数く又は目標エンジン回転数)を定め、この回転数を
維持するようにプーリ径を変化させる方法を採っている
。つまり、目標入力回転数に対して実際の入力回転数が
低下した場合には、油圧室にライン圧をかけて低速比側
へ変速し、実際の入力回転数が上昇した場合には、油圧
室のライン圧を抜いて高速比側に変速し、入力回転数を
一定に保つように制御している。
ところが、上記変速途中乙こおいては油圧室に加えるラ
イン圧が高すぎると、ライン圧のON、OFFに伴って
車両のハンチングが発生するとともに、宇宙走行におい
てオイルポンプ損失が大きくなるという問題があるため
、出来るだけ低いライン圧とした方が好ましい。
イン圧が高すぎると、ライン圧のON、OFFに伴って
車両のハンチングが発生するとともに、宇宙走行におい
てオイルポンプ損失が大きくなるという問題があるため
、出来るだけ低いライン圧とした方が好ましい。
一方、キックダウン時には高速比側から低速比側へ迅速
に変速しなければならず、また高速比の状態で急減速し
た場合にも車両が停止する以前に再発進可能な低速比へ
移行させなければならないため、油圧室に加えるライン
圧を高くする必要がある。
に変速しなければならず、また高速比の状態で急減速し
た場合にも車両が停止する以前に再発進可能な低速比へ
移行させなければならないため、油圧室に加えるライン
圧を高くする必要がある。
発明の目的
本発明はかかる従来の相反する要求に応えるためになさ
れたもので、その目的は、通常走行時にはライン圧を低
くしてハンチングやオイルポンプ損失を少なくし、キッ
クダウン時や急減速時にはライン圧を高くして低速比側
へ迅速に移行させることができる■ヘルド式無段変速機
の変速制御装置を提供することにある。
れたもので、その目的は、通常走行時にはライン圧を低
くしてハンチングやオイルポンプ損失を少なくし、キッ
クダウン時や急減速時にはライン圧を高くして低速比側
へ迅速に移行させることができる■ヘルド式無段変速機
の変速制御装置を提供することにある。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明の変速制御装置は、
駆動側プーリにトルク伝達が可能なヘルド張力を付加す
る推力付加装置を設け、従動側プーリに変速比を可変と
する油圧室を設けてなる■ベルト式無段変速機において
、上記油圧室へライン圧を給排する変速比制御バルブと
、ライン圧を調圧するレギュレータバルブと、変速比制
御バルブを制御する第1ソレノイドバルブと、レギュレ
ータバルブを制御する第2ソレノイドバルブと、上記第
1ソレノイドバルブに走行状態に応じた信号を出力し、
かつ第2ソレノイドバルブをキックダウン時および急減
速時にライン圧が上昇する方向に付勢する制御回路とを
備えたものである。
駆動側プーリにトルク伝達が可能なヘルド張力を付加す
る推力付加装置を設け、従動側プーリに変速比を可変と
する油圧室を設けてなる■ベルト式無段変速機において
、上記油圧室へライン圧を給排する変速比制御バルブと
、ライン圧を調圧するレギュレータバルブと、変速比制
御バルブを制御する第1ソレノイドバルブと、レギュレ
ータバルブを制御する第2ソレノイドバルブと、上記第
1ソレノイドバルブに走行状態に応じた信号を出力し、
かつ第2ソレノイドバルブをキックダウン時および急減
速時にライン圧が上昇する方向に付勢する制御回路とを
備えたものである。
すなわち、通常走行時においては第2ソレノイドバルブ
を非作動状態としてレギュレータバルブが低いライン圧
に調圧し、この低いライン圧を変速比制御バルブを介し
て油圧室に給排することによって、ハンチングやオイル
ポンプ損失を低減できる。また、キックダウン時や急減
速時には第2ソレノイドバルブを作動状態としてレギュ
レータバルブが高いライン圧に調圧し、この高いライン
圧を変速比制御バルブを介して油圧室に供給することに
より、迅速に低速比側へ移行させることができる。
を非作動状態としてレギュレータバルブが低いライン圧
に調圧し、この低いライン圧を変速比制御バルブを介し
て油圧室に給排することによって、ハンチングやオイル
ポンプ損失を低減できる。また、キックダウン時や急減
速時には第2ソレノイドバルブを作動状態としてレギュ
レータバルブが高いライン圧に調圧し、この高いライン
圧を変速比制御バルブを介して油圧室に供給することに
より、迅速に低速比側へ移行させることができる。
実施例の説明
図面は本発明に係るVヘルド式無段変速機の変速制御装
置の一例を示し、1は■ヘルド式無段変速機、10は変
速比制御バルブ、3oはレギュレータバルブ、50は制
御回路である。
置の一例を示し、1は■ヘルド式無段変速機、10は変
速比制御バルブ、3oはレギュレータバルブ、50は制
御回路である。
■ベルト式無段変速機1は入力軸2に設けた駆動側プー
リ3と出力軸6に設けた従動側プーリ7とを有しており
、駆動側プーリ3は固定シーブ3aと可動シーブ3bと
この可動シーブ3bの背後に設けた推力付加装置4とで
構成されている。上記推力付加装置4はVヘルド5にト
ルク伝達が可能な所定の張力を付与するためのもので、
入力トルクに見合った推力を可動シーブ3bに付与する
トルクカムや入力軸2の回転速度に応じた推力を発生さ
せる遠心作動装置などのような機械式推力付加装置の他
、ライン圧により可動シーブ3bに一定の推力を与える
油圧作動装置などが考えられる。一方、従動側プーリ7
は固定シーブ7aと可動シーブ7bとこの可動シーブ7
bの背後に設けた油圧室8とで構成され、油圧室8への
油圧を変速比制御バルブlOで制御することにより可動
シーブ7bを軸方向に作動させ、変速比を無段階に変化
させることができる。
リ3と出力軸6に設けた従動側プーリ7とを有しており
、駆動側プーリ3は固定シーブ3aと可動シーブ3bと
この可動シーブ3bの背後に設けた推力付加装置4とで
構成されている。上記推力付加装置4はVヘルド5にト
ルク伝達が可能な所定の張力を付与するためのもので、
入力トルクに見合った推力を可動シーブ3bに付与する
トルクカムや入力軸2の回転速度に応じた推力を発生さ
せる遠心作動装置などのような機械式推力付加装置の他
、ライン圧により可動シーブ3bに一定の推力を与える
油圧作動装置などが考えられる。一方、従動側プーリ7
は固定シーブ7aと可動シーブ7bとこの可動シーブ7
bの背後に設けた油圧室8とで構成され、油圧室8への
油圧を変速比制御バルブlOで制御することにより可動
シーブ7bを軸方向に作動させ、変速比を無段階に変化
させることができる。
変速比制御バルブ10と油圧室8との間には、油圧室8
に油圧を供給するための2本の油路11.12が並列に
接続されており、一方の油路11には油圧の急激な変動
を防止するためにオリフィス13が設けられている。変
速比制御バルブ1゜は左右からスプリング14.15に
よって付勢されたスプール16を有しており、スプール
16の中央のランド16aによって開閉されるボート1
7にはレギュレータバルブ3oがら油路18を介してラ
イン圧が導かれている。ライン圧が導かれた油路18か
ら分岐した油路19は右端室2oに接続され、この油路
19の途中には第1ソレノイドパルプ22によって開閉
される開口21が設けられている。したがって、例えば
第1ソレノイドバルブ22がONして開口21を閉じれ
ば、右端室2Gの油圧が高くなってスプール16は左方
へ移動し、スプール16の右側のランド16bがドレー
ンボート23を閉じてライン圧を油路11を介して油圧
室8に供給する。そのため、従動側プーリ7の有効径を
大すなわち変速比を低速比側へ移行させることができる
。一方第1ソレノイドバルブ22がOFFして開口21
を開くと、右端室20の油圧が低くなってスプール16
は右方へ移動し、中央のランド16aがボート17を閉
じるとともに右側のランド16bがドレーンボート23
を開き、油圧室8のライン圧を抜く。そのため、従動側
プーリ7の有効径を小すなわち変速比を高速比側へ移行
させることができる。
に油圧を供給するための2本の油路11.12が並列に
接続されており、一方の油路11には油圧の急激な変動
を防止するためにオリフィス13が設けられている。変
速比制御バルブ1゜は左右からスプリング14.15に
よって付勢されたスプール16を有しており、スプール
16の中央のランド16aによって開閉されるボート1
7にはレギュレータバルブ3oがら油路18を介してラ
イン圧が導かれている。ライン圧が導かれた油路18か
ら分岐した油路19は右端室2oに接続され、この油路
19の途中には第1ソレノイドパルプ22によって開閉
される開口21が設けられている。したがって、例えば
第1ソレノイドバルブ22がONして開口21を閉じれ
ば、右端室2Gの油圧が高くなってスプール16は左方
へ移動し、スプール16の右側のランド16bがドレー
ンボート23を閉じてライン圧を油路11を介して油圧
室8に供給する。そのため、従動側プーリ7の有効径を
大すなわち変速比を低速比側へ移行させることができる
。一方第1ソレノイドバルブ22がOFFして開口21
を開くと、右端室20の油圧が低くなってスプール16
は右方へ移動し、中央のランド16aがボート17を閉
じるとともに右側のランド16bがドレーンボート23
を開き、油圧室8のライン圧を抜く。そのため、従動側
プーリ7の有効径を小すなわち変速比を高速比側へ移行
させることができる。
レギュレータバルブ30はオイルタンク31からオイル
ポンプ32を介して送られた油圧を調圧して、変速比制
御バルブ10にライン圧を供給するためのもので、スプ
リング33によって左方へ付勢されたスプール34を有
している。油路18のライン圧はスプール34の内部に
形成した連通孔34aを介して左端室35に導かれてお
り、ライン圧の高低によりスプール34のランド34b
がドレーンボート36を開閉し、ライン圧を自動的に調
圧するようになっている。なお、上記連通孔34aに代
えて、図中破線で示すように油路18と左端室35とを
結ぶ別の油路37を設けても同様の機能を有する。また
、スプリング33を収容した右端室38には、オイルポ
ンプ32から油圧が供給される油路39から分岐した油
路40が接続されており、この油路40の途中には第2
ソレノイドバルブ42によって開閉される開口41が形
成されている。したがって、第2ソレノイドバルブ42
がOFFしている時には右端室38の油圧がほぼ零であ
り、そのためライン圧はスプリング33のばね力と釣り
合った低い油圧に調圧されており、一方第2ソレノイド
バルブ42がONすると、右端室38の油圧が高くなり
、これに伴ってライン圧もスプリング33のばね力と右
端室38の油圧との和に釣り合った高い油圧に調圧され
る。
ポンプ32を介して送られた油圧を調圧して、変速比制
御バルブ10にライン圧を供給するためのもので、スプ
リング33によって左方へ付勢されたスプール34を有
している。油路18のライン圧はスプール34の内部に
形成した連通孔34aを介して左端室35に導かれてお
り、ライン圧の高低によりスプール34のランド34b
がドレーンボート36を開閉し、ライン圧を自動的に調
圧するようになっている。なお、上記連通孔34aに代
えて、図中破線で示すように油路18と左端室35とを
結ぶ別の油路37を設けても同様の機能を有する。また
、スプリング33を収容した右端室38には、オイルポ
ンプ32から油圧が供給される油路39から分岐した油
路40が接続されており、この油路40の途中には第2
ソレノイドバルブ42によって開閉される開口41が形
成されている。したがって、第2ソレノイドバルブ42
がOFFしている時には右端室38の油圧がほぼ零であ
り、そのためライン圧はスプリング33のばね力と釣り
合った低い油圧に調圧されており、一方第2ソレノイド
バルブ42がONすると、右端室38の油圧が高くなり
、これに伴ってライン圧もスプリング33のばね力と右
端室38の油圧との和に釣り合った高い油圧に調圧され
る。
上記第2ソレノイドバルブ42によって油圧が制御され
る右端室38は油路43を介して上記変速比制御バルブ
10の左端室24に接続されている。そのため、第2ソ
レノイドバルブ42がONすると上記左端室24にも油
圧が導かれ、スプール1Gは第1図一点鎖線で示す位置
まで右方へ移動してボート17と油路12とを連通させ
、高いライン圧をオリフィスを介さずに直接油圧室8に
導く。これにより、従動側ブーIJ 7は低速比側へ迅
速に移行することになる。
る右端室38は油路43を介して上記変速比制御バルブ
10の左端室24に接続されている。そのため、第2ソ
レノイドバルブ42がONすると上記左端室24にも油
圧が導かれ、スプール1Gは第1図一点鎖線で示す位置
まで右方へ移動してボート17と油路12とを連通させ
、高いライン圧をオリフィスを介さずに直接油圧室8に
導く。これにより、従動側ブーIJ 7は低速比側へ迅
速に移行することになる。
制御回路50には入力軸2の入力回転数、出力軸6の出
力回転数、スロットル開度などの信号が入力されており
、走行状態を判断して第1.第2ソレノイドバルブ22
.42をON、OFF制御するようになっている。例え
ば、通常走行時には第1ソレノイドバルブ22をON、
OFFさせるとともに、第2ソレノイドバルブ42をO
FFさせ、低いライン圧を変速比制御バルブ10に供給
し、第1ソレノイドバルブ22のON、OFFに応じた
油圧をオリフィス13を介して油圧室8に作用させる。
力回転数、スロットル開度などの信号が入力されており
、走行状態を判断して第1.第2ソレノイドバルブ22
.42をON、OFF制御するようになっている。例え
ば、通常走行時には第1ソレノイドバルブ22をON、
OFFさせるとともに、第2ソレノイドバルブ42をO
FFさせ、低いライン圧を変速比制御バルブ10に供給
し、第1ソレノイドバルブ22のON、OFFに応じた
油圧をオリフィス13を介して油圧室8に作用させる。
これにより、■ベルト式無段変速機1の変速比は緩やか
に変化し、車両のハンチングを防止できるとともに、オ
イルポンプ32の吐出損失も低減できる。一方、キック
ダウン時あるいは急減速時には、第1ソレノイドバルブ
22をOFFさせるとともに第2ソレノイドバルブ42
をONさせ、高いライン圧をオリフィスを有しない油路
12を介して油圧室8に直接作用させる。これにより、
変速比を迅速に低速比側へ移行させることができる。
に変化し、車両のハンチングを防止できるとともに、オ
イルポンプ32の吐出損失も低減できる。一方、キック
ダウン時あるいは急減速時には、第1ソレノイドバルブ
22をOFFさせるとともに第2ソレノイドバルブ42
をONさせ、高いライン圧をオリフィスを有しない油路
12を介して油圧室8に直接作用させる。これにより、
変速比を迅速に低速比側へ移行させることができる。
なお、第1ソレノイドバルブ22を制御する方法として
は、実際の入力回転数とスロットル開度に応じた目標入
力回転数との比較によって単純にON、OFF制御する
もののほか、特開昭59−62761号公報に記載のよ
うに、目標入力回転数に応じた所定の回転数幅(以下、
設定値という)を設定し、目標入力回転数と実際の入力
回転数との差の絶対値が設定値以上であれば、第1ソレ
ノイドバルブ22を連続的にONまたはOFFさせ、上
記差の絶対値が設定値以下であれば、この差に応じて第
1ソレノイドバルブ22をデユーティ制御してもよい。
は、実際の入力回転数とスロットル開度に応じた目標入
力回転数との比較によって単純にON、OFF制御する
もののほか、特開昭59−62761号公報に記載のよ
うに、目標入力回転数に応じた所定の回転数幅(以下、
設定値という)を設定し、目標入力回転数と実際の入力
回転数との差の絶対値が設定値以上であれば、第1ソレ
ノイドバルブ22を連続的にONまたはOFFさせ、上
記差の絶対値が設定値以下であれば、この差に応じて第
1ソレノイドバルブ22をデユーティ制御してもよい。
上記実施例では、通常の変速制御時には低いライン圧を
オリフィス13を介して油圧室8に導くようにしたが、
このオリフィス13は油圧室8に作用する油圧変動を少
なくするためであって省略してもよく、これに伴い油路
12も省略してもよい。また、第2ソレノイドバルブ4
2がONした時、油路43を介してソレノイド圧を変速
比制御バルブ10の左端室24に導き、スプール16を
右方へ大きく変位させて高いライン圧をオリフィスを有
しない油路12を介して油圧室8に導くようにしたが、
これに限定するものではなく、上記のように油路11に
オリフィス13を設けない場合には、高いライン圧を通
常走行時と同様の油路11を介して油圧室8に導いても
よい。ただ、上記実施例のように通常走行時とキックダ
ウン時とで別個の油路11.12を介して油圧を供給す
るようにすれば、車両のハンチングを最も効果的に解消
できるとともに、キックダウン時あるいは急減速時に最
も迅速に低速比側へ移行させることができる。
オリフィス13を介して油圧室8に導くようにしたが、
このオリフィス13は油圧室8に作用する油圧変動を少
なくするためであって省略してもよく、これに伴い油路
12も省略してもよい。また、第2ソレノイドバルブ4
2がONした時、油路43を介してソレノイド圧を変速
比制御バルブ10の左端室24に導き、スプール16を
右方へ大きく変位させて高いライン圧をオリフィスを有
しない油路12を介して油圧室8に導くようにしたが、
これに限定するものではなく、上記のように油路11に
オリフィス13を設けない場合には、高いライン圧を通
常走行時と同様の油路11を介して油圧室8に導いても
よい。ただ、上記実施例のように通常走行時とキックダ
ウン時とで別個の油路11.12を介して油圧を供給す
るようにすれば、車両のハンチングを最も効果的に解消
できるとともに、キックダウン時あるいは急減速時に最
も迅速に低速比側へ移行させることができる。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれば通常走行
時には第2ソレノイドバルブを非作動状態として低いラ
イン圧に調圧し、この低いライン圧を変速比制御バルブ
によって油圧室に給排するため、車両のハンチングを有
効に防止でき、オイルポンプの吐出損失も低減できる。
時には第2ソレノイドバルブを非作動状態として低いラ
イン圧に調圧し、この低いライン圧を変速比制御バルブ
によって油圧室に給排するため、車両のハンチングを有
効に防止でき、オイルポンプの吐出損失も低減できる。
一方、キックダウン時あるいは急減速時には第2ソレノ
イドバルブを作動させて高いライン圧を発生させ、この
高いライン圧を変速比制御バルブを介して油圧室に導く
ようにしたので、変速比を低速側に迅速に移行させるこ
とができる。
イドバルブを作動させて高いライン圧を発生させ、この
高いライン圧を変速比制御バルブを介して油圧室に導く
ようにしたので、変速比を低速側に迅速に移行させるこ
とができる。
図面は本発明にがかるVベルト式無段変速機の変速制御
装置の一例の構造図である。 1・・・Vベルト式無段変速機、3・・・駆動側プーリ
、4・・・推力付加装置、7・・・従動側プーリ、8・
・・油圧室、10・・・プーリ制御バルブ、22・・・
第1ソレノイドバルブ、30・・・レギュレータバルブ
、42・・・第2ソレノイドバルブ、50・・・制御回
路。
装置の一例の構造図である。 1・・・Vベルト式無段変速機、3・・・駆動側プーリ
、4・・・推力付加装置、7・・・従動側プーリ、8・
・・油圧室、10・・・プーリ制御バルブ、22・・・
第1ソレノイドバルブ、30・・・レギュレータバルブ
、42・・・第2ソレノイドバルブ、50・・・制御回
路。
Claims (1)
- (1)駆動側プーリにトルク伝達が可能なベルト張力を
付加する推力付加装置を設け、従動側プーリに変速比を
可変とする油圧室を設けてなるVベルト式無段変速機に
おいて、上記油圧室へライン圧を給排する変速比制御バ
ルブと、ライン圧を調圧するレギュレータバルブと、変
速比制御バルブを制御する第1ソレノイドバルブと、レ
ギュレータバルブを制御する第2ソレノイドバルブと、
上記第1ソレノイドバルブに走行状態に応じた信号を出
力し、かつ第2ソレノイドバルブをキックダウン時およ
び急減速時にライン圧が上昇する方向に付勢する制御回
路とを備えたことを特徴とするVベルト式無段変速機の
変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16872485A JPS6228561A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | Vベルト式無段変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16872485A JPS6228561A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | Vベルト式無段変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228561A true JPS6228561A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15873251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16872485A Pending JPS6228561A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | Vベルト式無段変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228561A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0731296A1 (en) * | 1995-03-02 | 1996-09-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for belt-type continuously variable transmission |
JP2010265910A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Toyota Motor Corp | 制御弁の故障判定装置、方法、およびプログラム |
WO2013183483A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | ジヤトコ株式会社 | 無段変速機及びその油圧制御方法 |
JP2014211206A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | トヨタ自動車株式会社 | ベルト式無段変速機の油圧制御装置 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16872485A patent/JPS6228561A/ja active Pending
Cited By (10)
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