JPS6117760A - Vベルト式無段変速機の制御装置 - Google Patents
Vベルト式無段変速機の制御装置Info
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- JPS6117760A JPS6117760A JP13578884A JP13578884A JPS6117760A JP S6117760 A JPS6117760 A JP S6117760A JP 13578884 A JP13578884 A JP 13578884A JP 13578884 A JP13578884 A JP 13578884A JP S6117760 A JPS6117760 A JP S6117760A
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- sheave
- cylinder chamber
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は自動車用変速機として好適なVベルト式無段変
速機の制御装置に関するものである。
速機の制御装置に関するものである。
従来技術とその問題点
従来、この種の無段変速機として特開昭58−4286
2号公報に記載のように、駆動側プーリおよび従動側プ
ーリのそれぞれにシリンダ室を設け、これらシリンダ室
に油圧制御弁から油圧を作用させることによって、変速
比を無段階に可変としたものが知られている。
2号公報に記載のように、駆動側プーリおよび従動側プ
ーリのそれぞれにシリンダ室を設け、これらシリンダ室
に油圧制御弁から油圧を作用させることによって、変速
比を無段階に可変としたものが知られている。
ところが、この場合には、■ベルトにかかる張力を、′
従動側プーリのシリンダ室に作用する油圧によりプーリ
比およびエンジン回転数に応じて制御しているため、入
力トルクに見合ったベルト張力を与えておらず、■ベル
トの寿命の短縮および伝達効率の低下をきたす欠点があ
る。
従動側プーリのシリンダ室に作用する油圧によりプーリ
比およびエンジン回転数に応じて制御しているため、入
力トルクに見合ったベルト張力を与えておらず、■ベル
トの寿命の短縮および伝達効率の低下をきたす欠点があ
る。
他の方法として、特開昭58−142060号公報に記
載のように、駆動側プーリに可動シーブを遠−心力によ
り軸方向に押圧するウェイトローラを設ける一方、従動
側プーリに可動シーブを伝達トルクに応じて軸方向に押
圧するトルクカムを設け、−駆動側および従動側プーリ
の双方に機械式の制御機構を設けて構造の簡素化を図っ
たものが知られている。
載のように、駆動側プーリに可動シーブを遠−心力によ
り軸方向に押圧するウェイトローラを設ける一方、従動
側プーリに可動シーブを伝達トルクに応じて軸方向に押
圧するトルクカムを設け、−駆動側および従動側プーリ
の双方に機械式の制御機構を設けて構造の簡素化を図っ
たものが知られている。
この場合には、トルクカムにより伝達トルクからリニヤ
に可動シーブへの押圧力を得ることができる利点がある
が、駆動側プーリに遠心式ウェイトローラを使用してい
るため、エンジン回転数の2乗に比例する力で可動シー
ブを押圧することになり、■ヘルドに必要以上の負荷が
かかり、ベルトの寿命を損なうばかりでなく動力損失も
大きい欠点がある。
に可動シーブへの押圧力を得ることができる利点がある
が、駆動側プーリに遠心式ウェイトローラを使用してい
るため、エンジン回転数の2乗に比例する力で可動シー
ブを押圧することになり、■ヘルドに必要以上の負荷が
かかり、ベルトの寿命を損なうばかりでなく動力損失も
大きい欠点がある。
したがって、Vベルトに入力トルクに見合った張力を付
与するにはトルクカム等の機械式手段が最も簡便かつ正
確であり、一方適正なプーリ比を得るには、エンジン回
転数やスロットル開度などの諸因子に応じて制御する必
要上、油圧制御弁などの油圧式手段が最も有利である。
与するにはトルクカム等の機械式手段が最も簡便かつ正
確であり、一方適正なプーリ比を得るには、エンジン回
転数やスロットル開度などの諸因子に応じて制御する必
要上、油圧制御弁などの油圧式手段が最も有利である。
この場合、油圧制御弁を作動させる方法としては、前述
の特開昭58−42862号公報のように、エンジン回
転数を検出するピトー管と、スロットル開度に連動する
カムとを設け、ピトー管からの油圧とカムからバネを介
して作用する押圧力とに応じて油圧制御弁を作動させる
ことが考えられるが、この場合には、ピトー管の油温変
化やバネの諸元の狂いによって、精度に大きなバラツキ
が生じる欠点がある。
の特開昭58−42862号公報のように、エンジン回
転数を検出するピトー管と、スロットル開度に連動する
カムとを設け、ピトー管からの油圧とカムからバネを介
して作用する押圧力とに応じて油圧制御弁を作動させる
ことが考えられるが、この場合には、ピトー管の油温変
化やバネの諸元の狂いによって、精度に大きなバラツキ
が生じる欠点がある。
発明の目的
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目、的は、設定運転状態に応じたプーリ比に高精度
に制御できるVベルト式無段変速機の制御装置を提供す
ることにある。
その目、的は、設定運転状態に応じたプーリ比に高精度
に制御できるVベルト式無段変速機の制御装置を提供す
ることにある。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明は、駆動側あるいは
従動側プーリのいずれか一方に可動シーブに入力トルク
に見合ったシーブ推力を与える機械式張力負荷手段を設
け、他方にプーリ比を制御するための油圧式プーリ比制
御手段を設け、酸油・圧式プーリ比制御手段は、可動シ
ーブを軸方向へ移動させるシリンダ室と、実際の運転状
態と設定運転状態との比較によりオン、オフされるソレ
ノイドバルブと、ライン圧をシリンダ室へ作用させるレ
ギュレータバルブと、ソレノイドバルブのオン、オフに
よりシリンダ室へのライン圧を制御するプーリ比制御バ
ルブとを備えたものである。つまり、実際の運転状態を
電気的に検出し、その信号と予め設定された運転状態と
を比較することによってソレノイドバルブをオン、オフ
させ、ソレノイドバルブのオン、オフに連動してプーリ
比制御バルブを作動させ、このプーリ比制御バルブで可
動シーブのシリンダ室に作用するライン圧をオン、オフ
することにより、プーリ比を制御するものである。これ
により、油温変化やバネの諸元の狂い等による精度の狂
いがなくなり、高精度にプーリ比を制御できる。
従動側プーリのいずれか一方に可動シーブに入力トルク
に見合ったシーブ推力を与える機械式張力負荷手段を設
け、他方にプーリ比を制御するための油圧式プーリ比制
御手段を設け、酸油・圧式プーリ比制御手段は、可動シ
ーブを軸方向へ移動させるシリンダ室と、実際の運転状
態と設定運転状態との比較によりオン、オフされるソレ
ノイドバルブと、ライン圧をシリンダ室へ作用させるレ
ギュレータバルブと、ソレノイドバルブのオン、オフに
よりシリンダ室へのライン圧を制御するプーリ比制御バ
ルブとを備えたものである。つまり、実際の運転状態を
電気的に検出し、その信号と予め設定された運転状態と
を比較することによってソレノイドバルブをオン、オフ
させ、ソレノイドバルブのオン、オフに連動してプーリ
比制御バルブを作動させ、このプーリ比制御バルブで可
動シーブのシリンダ室に作用するライン圧をオン、オフ
することにより、プーリ比を制御するものである。これ
により、油温変化やバネの諸元の狂い等による精度の狂
いがなくなり、高精度にプーリ比を制御できる。
実施例の説明
第1図は本発明にかかるVベルト式無段変速機の一例を
示し、この無段変速機は駆動側プーリlと従動側プーリ
10とこれらプーリ間に巻装された無端Vベルト20と
を備えている。
示し、この無段変速機は駆動側プーリlと従動側プーリ
10とこれらプーリ間に巻装された無端Vベルト20と
を備えている。
駆動側プーリ1は駆動軸2に固定された固定シーブ3と
、駆動軸2に対し回動自在かつ軸方向に移動自在な可動
シーブ4とでプーリ径を可変としてあり、可動シーブ4
の背後には機械式張力負荷手段の一例であるトルクカム
5とトーションスプリング6とが設けられている。上記
トルクカム5は、駆動軸2の入力トルクに見合った力で
可動シーブ4を固定シーブ3側へ押圧し、Vベルト20
に入力トルクに応じたベルト張力を付与するものである
。トルクカム5の具体的構成としては、例えば特開昭j
8−142060号公報のよう(こ、可動シーブ4と一
体の円筒形カムに設けた傾斜状カム溝と、駆動軸2に取
付けられ、上記カム溝内を摺動するローラピンとで゛構
成してもよく、あるいは可動シーブ4と一体の円筒形カ
ムの端面に設けた傾斜状カム面と、駆動軸2に取付けら
れ、上記カム面に圧接するベアリングとで構成してもよ
い。
、駆動軸2に対し回動自在かつ軸方向に移動自在な可動
シーブ4とでプーリ径を可変としてあり、可動シーブ4
の背後には機械式張力負荷手段の一例であるトルクカム
5とトーションスプリング6とが設けられている。上記
トルクカム5は、駆動軸2の入力トルクに見合った力で
可動シーブ4を固定シーブ3側へ押圧し、Vベルト20
に入力トルクに応じたベルト張力を付与するものである
。トルクカム5の具体的構成としては、例えば特開昭j
8−142060号公報のよう(こ、可動シーブ4と一
体の円筒形カムに設けた傾斜状カム溝と、駆動軸2に取
付けられ、上記カム溝内を摺動するローラピンとで゛構
成してもよく、あるいは可動シーブ4と一体の円筒形カ
ムの端面に設けた傾斜状カム面と、駆動軸2に取付けら
れ、上記カム面に圧接するベアリングとで構成してもよ
い。
従動側プーリ10も駆動側プーリ1と同様に、従動軸1
1に固定された固定シーブ12と、従動軸11に対し軸
方向に移動自在な可動シーブ13とを有している。可動
シーブ、13の背部にはシリンダ室14が設けられてお
り、このシリンダ室14への油圧を油圧式プーリ比制御
手段でオン、オフ制御することにより、可動シーブ13
を軸方向へ移動させ、駆動側と従動側とのプーリ比(変
速比)を変えることができる。
1に固定された固定シーブ12と、従動軸11に対し軸
方向に移動自在な可動シーブ13とを有している。可動
シーブ、13の背部にはシリンダ室14が設けられてお
り、このシリンダ室14への油圧を油圧式プーリ比制御
手段でオン、オフ制御することにより、可動シーブ13
を軸方向へ移動させ、駆動側と従動側とのプーリ比(変
速比)を変えることができる。
油圧式プーリ比制御手段は第1図に示すように、オイル
ポンプ30とレギュレータバルブ34とプーリ比制御バ
ルブ43とソレノイドバルブ48とを備えている。オイ
ルポンプ30によりオイルポンプ31から濾過器32を
介して送られた油は、油路33を通ってレギュレータバ
ルブ34の右端のポート35と中間部のポート36とに
作用しており、この油圧によりレギュレータノ〈ルブ3
4のスプール37はスプリング38に抗して左方へ移動
する。そして、スプール37のランド39が図中一点鎖
線の位置に達するとポート36.40が連通し、油はオ
イルポンプ30の吸込み側へ戻される。すなわち、スプ
ール37はこの位置でバランスし、油路33内の油圧は
常に一定圧(ライン圧)に保たれる。なお、レギュレー
タバルブ34がバランスしている位置において、スプー
ル37の左端のランド41も左方へ移動しているため、
油路42には油路33のライン圧が作用している。
ポンプ30とレギュレータバルブ34とプーリ比制御バ
ルブ43とソレノイドバルブ48とを備えている。オイ
ルポンプ30によりオイルポンプ31から濾過器32を
介して送られた油は、油路33を通ってレギュレータバ
ルブ34の右端のポート35と中間部のポート36とに
作用しており、この油圧によりレギュレータノ〈ルブ3
4のスプール37はスプリング38に抗して左方へ移動
する。そして、スプール37のランド39が図中一点鎖
線の位置に達するとポート36.40が連通し、油はオ
イルポンプ30の吸込み側へ戻される。すなわち、スプ
ール37はこの位置でバランスし、油路33内の油圧は
常に一定圧(ライン圧)に保たれる。なお、レギュレー
タバルブ34がバランスしている位置において、スプー
ル37の左端のランド41も左方へ移動しているため、
油路42には油路33のライン圧が作用している。
プーリ比制御バルブ43のスプール44はスプリ・ング
45により左方へ押されており、ソレノイドバルブ48
のオフ時においてはニードル49が開口50を開いて油
路33の油圧がドレーンされているため、スプール44
は左端位置にある。したがって、油路42と油路46と
が連通し、ライン圧が従動側ブーIJ10のシリンダ室
14に作用してプーリ径を大きくしている。一方、ソレ
ノイドバルブ48がオンすると、ニードル49が開口5
0を閉じて油路33のライン圧をスプール44に作用さ
せるため、スプール44はスプリング45に打ち勝って
右方へ移動する(図中、一点鎖線で示す)。この移動に
より、油路42が閉しられ、シリンダ室14内の油圧は
油路46を介してドレーンポート47よりドレーンされ
る。したがって、シリンダ室14の油圧が下がり、従動
側プーリ10のプーリ径が小さくなる。
45により左方へ押されており、ソレノイドバルブ48
のオフ時においてはニードル49が開口50を開いて油
路33の油圧がドレーンされているため、スプール44
は左端位置にある。したがって、油路42と油路46と
が連通し、ライン圧が従動側ブーIJ10のシリンダ室
14に作用してプーリ径を大きくしている。一方、ソレ
ノイドバルブ48がオンすると、ニードル49が開口5
0を閉じて油路33のライン圧をスプール44に作用さ
せるため、スプール44はスプリング45に打ち勝って
右方へ移動する(図中、一点鎖線で示す)。この移動に
より、油路42が閉しられ、シリンダ室14内の油圧は
油路46を介してドレーンポート47よりドレーンされ
る。したがって、シリンダ室14の油圧が下がり、従動
側プーリ10のプーリ径が小さくなる。
ソレノイドバルブ48は電子制御装置51によりオン、
オフ制御される。この電子制御装置51には、第2図の
ようにエンジン回転数センサ52とスロットルセンサ5
3とポジションスイッチ54と車速センサ55とで検出
された実際の運転状態が電気信号として入力される。エ
ンジン回転数センサ52から出力されたイグニッション
パルス信号は、D/A変換器56でアナログ信号に変換
されて比較回路57に入力され、一方、スロットルセン
サ53で検出したスロットル開度信号とポジションスイ
ッチ54のり、 D、 N、 R,Pのシフトポジショ
ン信号と車速センサ55の車速信号とはスロットル開度
調整回路58に入力される。
オフ制御される。この電子制御装置51には、第2図の
ようにエンジン回転数センサ52とスロットルセンサ5
3とポジションスイッチ54と車速センサ55とで検出
された実際の運転状態が電気信号として入力される。エ
ンジン回転数センサ52から出力されたイグニッション
パルス信号は、D/A変換器56でアナログ信号に変換
されて比較回路57に入力され、一方、スロットルセン
サ53で検出したスロットル開度信号とポジションスイ
ッチ54のり、 D、 N、 R,Pのシフトポジショ
ン信号と車速センサ55の車速信号とはスロットル開度
調整回路58に入力される。
スロットル開度調整回路58では、入力された信号から
第4図のような設定運転状態に応じて設定エンジン回転
数を求め、この設定エンジン回転数と上記検出された実
際のエンジン回転数とが比較回路57で比較され、その
出力がタイマ回路59を介してソレノイド駆動回路60
に入力され、ソレノイドバルブ48をオン、オフさせる
。なお、上記タイマ回路59は比較回路57からソレノ
イド駆動回路60への入力信号を一定時間おきに区切り
、ソレノイドバルブ48が微少時間内に頻繁にオン、オ
フを繰り返さないように制御するためのものである。
第4図のような設定運転状態に応じて設定エンジン回転
数を求め、この設定エンジン回転数と上記検出された実
際のエンジン回転数とが比較回路57で比較され、その
出力がタイマ回路59を介してソレノイド駆動回路60
に入力され、ソレノイドバルブ48をオン、オフさせる
。なお、上記タイマ回路59は比較回路57からソレノ
イド駆動回路60への入力信号を一定時間おきに区切り
、ソレノイドバルブ48が微少時間内に頻繁にオン、オ
フを繰り返さないように制御するためのものである。
上記電子制御装置51の動作を第3図に示すフローチャ
ートに従って説明する。まず、ポジションスイッチ54
からシフトポジションを入力し、エンジン回転数センサ
52からエンジン回転数Nを入力し、スロットルセンサ
53からスロットル開度を入力し、さらに車速センサ5
5から車速を入力する。そして、上記シフトポジション
とスロットル開度と車速とからスロットル調整回路58
のメモリより設定エンジン回転数N”を読み出し、この
設定エンジン回転数N”と実際のエンジン回転数Nとを
比較し、NUN’ であればソレノイドバルブ48をオ
ンさせてリターンさせる。また、N〉“N′でなければ
ソレノイドバルブ48をオフさせてリターンさせる。以
上の動作が一定時間毎に繰り返される。
ートに従って説明する。まず、ポジションスイッチ54
からシフトポジションを入力し、エンジン回転数センサ
52からエンジン回転数Nを入力し、スロットルセンサ
53からスロットル開度を入力し、さらに車速センサ5
5から車速を入力する。そして、上記シフトポジション
とスロットル開度と車速とからスロットル調整回路58
のメモリより設定エンジン回転数N”を読み出し、この
設定エンジン回転数N”と実際のエンジン回転数Nとを
比較し、NUN’ であればソレノイドバルブ48をオ
ンさせてリターンさせる。また、N〉“N′でなければ
ソレノイドバルブ48をオフさせてリターンさせる。以
上の動作が一定時間毎に繰り返される。
なお、第4図は燃費を重視した設定運転状態を示してい
るが、動力性能を重視した設定運転状態′に切り換える
ことは自由である。
るが、動力性能を重視した設定運転状態′に切り換える
ことは自由である。
ここで、上記電子制御装置51を含む油圧式プーリ比制
御手段の動作を説明する。いま、エンジン回転数がその
ときのスロットル開度に応じた設定エンジン回転数より
高い状態にあると、ソレノイドバルブ48がオンし続け
、プーリ比制御バルブ43の作動によりシリンダ室14
の油圧が下がり、従動側プーリ10のプーリ径が小さく
なる。
御手段の動作を説明する。いま、エンジン回転数がその
ときのスロットル開度に応じた設定エンジン回転数より
高い状態にあると、ソレノイドバルブ48がオンし続け
、プーリ比制御バルブ43の作動によりシリンダ室14
の油圧が下がり、従動側プーリ10のプーリ径が小さく
なる。
つまり従動軸11は高速回転となるため、駆動側(エン
ジン側)の負荷が大きくなってエンジン回転数が減少し
、第4図の設定エンジン回転数より低くなる。すると、
電子制御装置51によりソレノイドバルブ48がオフす
るため、シリンダ室14には再びライン圧が作用し、従
動側プーリ10のプーリ径が大きくなる。つまり、エン
ジンの負青が減少してエンジン回転数は再び設定された
エンジン回転数に戻る。このように、l1liilのソ
レノイドバルブ48をオン、オフすλだけで、無段変速
機を設定運転状態に応じた適正なプーリ比に制御できる
。
ジン側)の負荷が大きくなってエンジン回転数が減少し
、第4図の設定エンジン回転数より低くなる。すると、
電子制御装置51によりソレノイドバルブ48がオフす
るため、シリンダ室14には再びライン圧が作用し、従
動側プーリ10のプーリ径が大きくなる。つまり、エン
ジンの負青が減少してエンジン回転数は再び設定された
エンジン回転数に戻る。このように、l1liilのソ
レノイドバルブ48をオン、オフすλだけで、無段変速
機を設定運転状態に応じた適正なプーリ比に制御できる
。
上記実施例では、可動シーブ13の背部にシリンダ室1
4を設け、可動シーブ13が油圧ピストンを兼ねる場合
を示したが、これに限らず、例えば可動シーブ13の背
後にプーリ比制御バルブ43と連通した別個の作動ピス
トンを配置し、このピストンで可動シーブ13の背゛面
を押圧するようにしてもよい。
4を設け、可動シーブ13が油圧ピストンを兼ねる場合
を示したが、これに限らず、例えば可動シーブ13の背
後にプーリ比制御バルブ43と連通した別個の作動ピス
トンを配置し、このピストンで可動シーブ13の背゛面
を押圧するようにしてもよい。
本発明は、駆動側プーリ1に機械式張力負荷手段を設け
、従動側プーリ10に油圧式プーリ比制御手段を設けた
ものに限らず、これとは逆に、駆動側プーリ1に油圧式
プーリ比制御手段を設け、従動側プーリ10に機械式張
力負荷手段を設けてもよく、その作用効果は上記実施例
と同様である。
、従動側プーリ10に油圧式プーリ比制御手段を設けた
ものに限らず、これとは逆に、駆動側プーリ1に油圧式
プーリ比制御手段を設け、従動側プーリ10に機械式張
力負荷手段を設けてもよく、その作用効果は上記実施例
と同様である。
ただ、この場合には、機械式張力負荷手段(トルクカム
)が発生するシーブ推力は、プーリ比の変化のため駆動
軸2の入力トルクにリニヤに対応しなくなるので、プー
リ比の変化に応じて傾きが変化するようなカム面とする
必要がある。
)が発生するシーブ推力は、プーリ比の変化のため駆動
軸2の入力トルクにリニヤに対応しなくなるので、プー
リ比の変化に応じて傾きが変化するようなカム面とする
必要がある。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれば駆動側あ
るいは従動側プーリの一方に機械式張力負荷手段を設け
、他方に油圧式プーリ比制御手段を設けたので、Vベル
トには常に入力トルクに見合った適正なヘルド張力が付
与され、ベルトの滑りや摩耗を軽減できる。しかも、プ
ーリ比の制御は油圧式プーリ比制御手段に設けた1個の
ソレノイドバルブのオン、オフのみにより行っているの
で、制御が簡単になるとともに、油温の変動やバネ諸元
のバラツキといった不安定な要素がなく、従来に比べ精
度が格段に良くなる。
るいは従動側プーリの一方に機械式張力負荷手段を設け
、他方に油圧式プーリ比制御手段を設けたので、Vベル
トには常に入力トルクに見合った適正なヘルド張力が付
与され、ベルトの滑りや摩耗を軽減できる。しかも、プ
ーリ比の制御は油圧式プーリ比制御手段に設けた1個の
ソレノイドバルブのオン、オフのみにより行っているの
で、制御が簡単になるとともに、油温の変動やバネ諸元
のバラツキといった不安定な要素がなく、従来に比べ精
度が格段に良くなる。
第1図は本発明にがかるVベルト式無段変速機の制御装
置の全体構成を示す概略図、第2図はその電子制御装置
Φ構成図、第3図は電子制御装置の制御フローチャート
図、第4図は設定運転状態の一例を示す図である。 1・・・駆動側プーリ、2・・・駆動軸、3・・・固定
シーブ、4・・・可動シーブ、5・・・トルクカム(機
械式張力負荷手段)、10・・・従動側プーリ、11・
・・従動軸、12・・・固定シーブ、13・・・可動シ
ーブ、14・・・シリンダ室、20・・・Vベルト、3
4・・・レギュレータバルブ、43・・・プーリ比制御
バルブ、48・・・ソレノイドバルブ、51・・・電子
制御装置。 出 願 人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆 第3図 第4図 スロ・ソトル関刀【(7−ン
置の全体構成を示す概略図、第2図はその電子制御装置
Φ構成図、第3図は電子制御装置の制御フローチャート
図、第4図は設定運転状態の一例を示す図である。 1・・・駆動側プーリ、2・・・駆動軸、3・・・固定
シーブ、4・・・可動シーブ、5・・・トルクカム(機
械式張力負荷手段)、10・・・従動側プーリ、11・
・・従動軸、12・・・固定シーブ、13・・・可動シ
ーブ、14・・・シリンダ室、20・・・Vベルト、3
4・・・レギュレータバルブ、43・・・プーリ比制御
バルブ、48・・・ソレノイドバルブ、51・・・電子
制御装置。 出 願 人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆 第3図 第4図 スロ・ソトル関刀【(7−ン
Claims (1)
- (1)固定シーブと可動シーブとを有する駆動側プーリ
および従動側プーリと、これらプーリ間に巻装された無
端Vベルトとを備え、上記固定シーブと可動シーブとの
間隔をそれぞれ変更することにより無段変速を行うよう
にしたVベルト式無段変速機において、上記駆動側ある
いは従動側プーリのいずれか一方に可動シーブに入力ト
ルクに見合ったシーブ推力を与える機械式張力負荷手段
を設け、他方にプーリ比を制御するための油圧式プーリ
比制御手段を設け、該油圧式プーリ比制御手段は、可動
シーブを軸方向へ移動させるシリンダ室と、実際の運転
状態と設定運転状態との比較によりオン、オフされるソ
レノイドバルブと、ライン圧をシリンダ室へ作用させる
レギュレータバルブと、ソレノイドバルブのオン、オフ
によりシリンダ室へのライン圧を制御するプーリ比制御
バルブとを備えていることを特徴とするVベルト式無段
変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13578884A JPS6117760A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | Vベルト式無段変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13578884A JPS6117760A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | Vベルト式無段変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117760A true JPS6117760A (ja) | 1986-01-25 |
Family
ID=15159849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13578884A Pending JPS6117760A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | Vベルト式無段変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01500007U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-11-02 | ||
US9762327B2 (en) | 2012-11-28 | 2017-09-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | Single-core optical transceiver |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP13578884A patent/JPS6117760A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01500007U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-11-02 | ||
US9762327B2 (en) | 2012-11-28 | 2017-09-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | Single-core optical transceiver |
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