JPS6177179A - テ−プリ−ル用ハブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 互土分Ｊｒ一 本発明は、オーディオ用カセットテープ等のためのテー
プリール用ハブに関するノ）のである。

災見ｌ五 従来、この種テープリール用ハブとしては、例えば第３
図に示された構造のものが知られている。

即ち、第３図において、１はテープリール用ハブ、２は
内周面に駆動用の爪２ａを備えていて且つ図示しないリ
ール台に嵌合する内側円筒部、３は内側円筒部２の外側
にこれと同心状に設けられていて且つテープＴが巻回さ
れるべき外周面３ａを備えている外側円筒部、４は前記
内側円筒部２と外側円筒部３とを連結せしめるウェブ部
で、ハブｌの回転軸に対して垂直方向に即ちハブｌの半
径方向に延びている。しかしながら、この構成によれば
、ハブｌの外側円筒部３の外周面３ａにテープＴが巻回
されたとき該外周面３ａには矢印Ａで示されているよう
にハブ１の回転軸に向う力が作用し、ウェブ部４がハブ
ｌの半径方向に延びていることから、この力はウェブ部
４を介して直接的に内側円筒部２に伝達されて該内側円
筒部２を変形せしめ、従ってハブｌの内径が変化してし
まい、そのため内側円筒部２のリール台への嵌合状部が
変動してテープ走行性能に８影響を与えてしまったり、
回転付与軸との着脱が不具合になる。

目　　　的 本発明は、以上の点に鑑み、テープを回持に内側円筒部
２が変形しないようにしたテープリール用ハブを提供す
ることを目的としている６互−隻 この目的は、内周面に！Ｉｔｊ　Ｊ’Ｊ＋川の爪を備え
ていて且つリール台に嵌合し得る内＋！Ｉ１１円筒部と
、誇内側円筒部の外側にこれと同ノし・状に設けられて
いて且つテープが巻回されるべき外周面を備えている外
側円筒部と、該内側円筒部と外側円筒部とを連結せしめ
るウェブ部とから構成されているテープリール用ハブに
おいて、該ウェブ部が該内側円筒部と外側円筒部とをそ
の全周に亘って少なくとも等角度間隔に複数個所で連結
せしめるように配設されており且つ、ハブ半径方向に撓
み得るように、ハブ半径方向に対してハブ回転軸方向に
ずれて延びていることを特徴とする、テープ”リール用
ハブにより解決される。

実施例 以下図面に示した実施例に基づき本発明を説明すれば、
第１図において、１１は本発明によるテープリール用ハ
ブ、１２は内周面に駆動用の爪１２ａを備えていて且つ
図示しないリール台に嵌合する内側円筒部、１３は内側
円筒部１２の外側にこれと同心状に設けられていて１１
つテープＴが巻回されるべき外周面１３．′１を備えて
いる外側円筒部、１４は前記内側円筒部１２と外側円筒
部１３とをその全周に亘って少なくとも等角度ｒｕ１隔
に復数個所で連結せしめるウェブ部で、本実施例の場合
ハブ１１の半径方向外側に向って斜め下方に延びており
、液内側円筒部１２の肉１’Ｘと同しかそれより薄く形
成されている。

本発明実施例は以上のように（９成されているから、ハ
ブ１１の外側円筒部１３の外周面１３ａにテープＴｆＪ
＜巻回されて該外周面１．１　ａに矢印Ｂで示されてい
るようにハブ１１の回転軸に向う力が作用すると、ウェ
ブ部１４がハブＩＩの半径方向外イ！■に向って斜め一
ド方に延びていることから、ウェブ部１４は外側円筒部
１３と共に第１図に点線で示されているように変形する
ので、外側円筒部１３の外周面１３ａに作用する力は上
記ウェブ部１４の変形により吸収されるために、内側円
筒部１２が変形するようなことはない。

第２図は本発明の第二の実施例を示しており、２１はテ
ープリール用ハブ、２２は内周面に駆動用の爪２２ａを
備えていて且つ図示しないリール台に嵌合する内側円筒
部、２３は内側円筒部２２の外側にこれと同心状に設け
られていて且つテープＴが巻回されるべき外周面２３ａ
を備えている外側円筒部、２４は前記内側円筒部２２と
外側円筒部２３とをその全周に亘って少なくとも等角度
間隔に複数個所で連結せしめるウェブ部で、実質的にハ
ブ２１の半径方向に延びていて且つ途中にハブ回転軸方
向にずれた湾曲部２４ａを有しており、その肉厚は内側
円筒部２２の肉厚と同しかそれより薄く形成されている
。

この構成によれば、ハブ２１の外側円筒部２３の外周面
２３ａにテープＴが巻回されて該外周面２３ａに矢印Ｃ
で示されているようにハブ２１の回転軸に向う力が作用
すると、ウェブ部２４が途中にハブ回転軸方向にずれた
湾曲部２４ａを有していることから、外側円筒部２３が
内側に向って変形してもこの変形はウェブ部２４の湾曲
部２４ａが撓むことにより吸収されるので、内側円筒部
２２が変形するようなことはない。

また第４図及び第５図は他の実施例を示しており、第１
Ｉ２Ｉにおける斜めに延びているウェブ部１４の代りに
、第４図では屈曲することによりハブ回転軸方向にずれ
たウェブ部１５がまた第５図では折曲することによりハ
ブ回転軸方向にずれたウェブ部１６が各々備えられてお
り、その作用は第１図の実施例と同様である。さらに第
６図は別の実施例を示しており、３１はテープリール用
ハブ、３２は内周面に駆動用の爪３２ａを備えていて且
つ図示しないリール台に嵌合する内側円筒部、３３は内
側円筒部３２の外側にこれと同心状に設けられていて且
つテープＴが巻回されるべき外周面３３ａを備えている
外側円筒部、３４は前記内側円筒部３２と外側円筒部３
３とをその全周に亘って少なくとも等角度間隔に複数個
所で連結せしめるウェブ部で、そのハブ半径方向の断面
形状がハブ回転軸方向にずれたＶ字状になっており、そ
の肉厚は内側円筒部３２の肉厚と同しかそれより薄く形
成されている。尚、この断面形状はＶ字状に限らず例え
ばＷ字状であってもよい１以上の構成によれば、ハブ３
１の外０１１１円筒部３３の外周面３３ａにテープＴが
巻回されて該り（細円筒部３３ａに矢印りで示されてい
るようにハブ３１の回転軸に向う力が作用すると、外側
円筒部３３が内側に向って変形しても、この変形はウェ
ブ部３４が撓むことにより吸収されるので、内側円筒部
３２が変形するようなことはない。

λ１旦ＪＡＲ 以上述べたように本発明によれば、内側円筒部と外側円
筒部とを連結せしめるウェブ部をハブの半径方向に対し
てハブ回転軸方向にずれて延びているように形成したか
ら、ハブの外側円筒部の外周面にテープが巻回されて該
外周面にハブの回転軸に向う力が作用しても、外側円筒
部の変形はウェブ部の撓みまたは変形により吸収される
ので、内側円筒部が変形するようなことはなく、従って
内側円筒部は常に安定的にリール台に嵌合していて、テ
ープ走行性能に悪影響が及ぼされない等、極めて効果的
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるテープリール用ハブの一実施例の
断面図、第２図は本発明の第二の実施例の断面図、第３
図は従来のテープリール用ハブの一例を示す断面図、第
４図乃至第６図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 １．１１．’２１．３１・・・・テープリール用ハブ、
２．１２，２２．３２・・・・内側円筒部、３，１３゜
２３．３３・・・・外側円筒部、４．１４．１５．１６
．２４．３４・・・・ウェブ部。 ２１図 ↑２図 第３図 ？４　図 ？５図 牙６＠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 内周面に駆動用の爪を備えていて且つリール台に嵌合し
   得る内側円筒部と、該内側円筒部の外側にこれと同心状
   に設けられていて且つテープが巻回されるべき外周面を
   備えている外側円筒部と、該内側円筒部と外側円筒部と
   を連結せしめるウェブ部とから構成されているテープリ
   ール用ハブにおいて、 該ウェブ部が該内側円筒部と外側円筒部とをその全周に
   亘って少なくとも等角度間隔に複数個所で連結せしめる
   ように配設されており且つ、ハブ半径方向に撓み得るよ
   うに、ハブ半径方向に対してハブ回転軸方向にずれて延
   びていることを特徴とする、テープリール用ハブ。