JPS6176561A - 活性エネルギ−線硬化性被覆組成物 - Google Patents

活性エネルギ−線硬化性被覆組成物

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JPS6176561A
JPS6176561A JP19920284A JP19920284A JPS6176561A JP S6176561 A JPS6176561 A JP S6176561A JP 19920284 A JP19920284 A JP 19920284A JP 19920284 A JP19920284 A JP 19920284A JP S6176561 A JPS6176561 A JP S6176561A
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JP
Japan
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acid
active energy
polyester resin
acrylate
methacrylate
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JP19920284A
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Koichi Yamada
耕一 山田
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は活性エネルギー線硬化性被覆組成物、更に詳し
くは、鋼材の一時防錆に育用な活性エネルギー線硬化性
被覆組成物に関する。
[従来技術] 通常、鋼材(例えば鋼管)は、需要家に至るまでの期間
に鯖の発生により品質を損なうことのな0ように該期間
のみ一時的に保護皮膜を施されて(する。かかる目的の
ために被覆材としては、鉱油型の防錆剤、動植物油型の
防錆剤、水溶性l&l脂型の防錆剤等が使用されている
。しかし、従来使用されている防錆剤は必ずしも満足さ
れて0なc+、、I[]ち、鉱油型の防錆剤は、硬化乾
燥しな0ため被覆面がいつまでもベタつき、被覆処理後
の搬送および保管時または需要家での使用時等におし旭
でタレ落ちを生じて作業環境を汚染する。動植物油型の
防錆剤の場合は、一般に空気中での酸化重合(こより硬
化乾燥するため硬化に長時間を要すること、また防錆剤
の粘度調整のなめに配合されてt)る溶剤の揮発による
作業環境の汚染等の問題がある。
水溶性樹脂型の防錆剤の場合は、水分の蒸発を要するた
め熱源設備による乾燥硬化にかなりの時間を要し、高能
率のラインにおいては硬化不十分のまま結束梱包される
場合が多く、かかる場合には鋼材か相互の接触部で一体
に固着するため、需要家においてこれを開束、開梱する
時に上記接触部の皮膜が剥離したり、また未硬化の防錆
剤のタレによる被覆ムラや[J−ルスキッド通過時のス
キットマークにより防錆効果を著しく減し、鋼材の商品
価値を著しく下落させるという問題があった。
このような問題点を解決するために、紫外線、電子線等
の活性エネルギー線で硬化する防錆剤被覆組成物(以下
、活性エネルギー線硬化性組成物という)を鋼材表面に
塗布し、これに該活性エネルギー線を照射することによ
り瞬時に硬化皮膜を形成する方法が掲示されている(例
えば特開昭52〜142742号)。この活性エネルギ
ー線を使用する防錆処理方法では、鋼材に塗布された防
錆剤か搬送ロールに接するまでに硬化し乾燥皮膜を形成
するため、従来使用されている他の防錆剤に比べると、
皮膜のロール傷やスキブトマーク等が著しく改善される
しかしながら鋼材はその製造工程で種々の油が使用され
ている(例えばシームレス鋼管の場合を例にとると、鋼
管切断時に能率を向上させるため、あるいは鋼管の曲が
り矯正(ストレートナ−)処理時にローラーの焼付防止
のために油が使用されている)ので、鋼材表面にはこれ
らの油の層が形成されている。使用される油は種々のら
のが市販されているが、一般にはナフテン系やパラフィ
ン系の鉱油を界面活性剤で水中に乳化させたものか使用
されている。
このような油分が付着した鋼材に活性エネルギー線硬化
性組成物を塗装し硬化させた場合、(1)セツティング
時間がとれないため油分となじみにくい、加えて(2)
瞬時に硬化皮膜を形成するため硬化時の収縮による応力
が瞬時にかかることより、ハノキ等の塗面の異常現象を
起こしたり、充分な密着性が得られないという問題が生
ずる。これを解決するためには塗装面に鋼材の表面を出
来るだけ清浄にする必要があった。
そのためには、蒸気洗浄やアルカリ脱脂による方法が考
えられるが、これを連続ラインに組み込むには多大な設
備費や排水処理コストを要する。
また金属プランなどにより物理的に油分を除去する簡易
な方法では油分の除去の完全を期し難い。
[発明の目的] 本発明者らは、このような問題点を解消し、油類で汚染
された鋼材に対しても、その表面をl#浄化することな
く、そのままの状態において満足な防錆処理を行い得る
組成物の開発に鋭意研究を進めた結果、活性エネルギー
線によって硬化する組成物にあって、特定のポリエステ
ル樹脂を使用することによって目的が達せられることを
見出し、本発明を完成するにいたった。
従って、本発明の目的は、油類で汚染されていると否と
に関係なく、iutの一時防錆に有用な活性エネルギー
線硬化性被覆組成物を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の要旨は(Δ)多価アルコールと多塩基酸とを縮
合させて得られる、ガラス転移温度0℃以上、溶解度パ
ラメータ9.5〜11.5のポリエステル樹脂10〜4
0重量部、および(B)活性エネルギー線により反応を
起こす重合性不飽和基を宵する化合物60〜90重量部
を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化性鋼材一
時防錆用被覆組成物に存する。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
ポリエステル樹脂(A) 本発明で用いるポリエステル樹脂を構成する多価アルコ
ールの具体例としては、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール、1.2−
ブタンノオール、1.6−ヘキサンノオフル、1.5−
ペンタンノオール、ノエチレングリコール、ノプロビレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ポリエチレングリコール、ヒスフェノール
A、水素化ビスフェノールA1ビスフェノールノヒドロ
キノプロビルエーテル、ポリプロピレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パノ、トリスヒドロキンメチルアミノメタノ、ペンクエ
リスリトール、ノペンタエリスリトール等が挙げられる
上記ポリエステル樹脂を構成する他方の多塩基酸の具体
例としては、コノ−り酸、グルタル酸、アノピン酸、セ
パチン酸、無水マレイン酸、イタコノ酸、無水フタル酸
、イソフタル酸、オルトフタル酸、無水トリメチリット
酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸
、ヘキサヒドロフタル酸、ピロメリット酸等が挙げられ
る。
本発明にあっては、上記多価アルコールおよび多塩基酸
に加えて、必要に応して、ポリエステル樹脂の分子ff
1illl整のために、−価アルコール(ブタノール、
ラウリルアルコールなど)、−塩基酸(カプロン酸、カ
プリル酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、ベルミチノ酸、
ステアリン酸、オレイン酸、リン)酸、リノール酸、オ
レオステアリン酸、リンノール酸、アビエチン酸、安ω
、香酸、アクリル酸、メタクリル酸、チオグリコール酸
、ヒマノ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、トール浦脂肪酸、ヤ
ノ油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、アマニ油脂肪酸など
)を使用してもよい。また、所定の油長を与えるために
、油(大豆油、ヤノ油、アマニ油、ヒマノ油、サフラワ
ー油、桐油、トール油など)を使用してもよい。さらに
、エポキシ化合物(フェニルグリノノルエーテル、シェ
ル化学社製「力−ノユラE」、「エピコート828,1
004.1001」など)を使用することもてきる。こ
のエポキシ化合物は反応性がよいので、反応制御に用い
ることができ、また例えば「カーノユラE」は油長の調
整に用いることができる。モノエポキシ化合物は二価ア
ルコールと同様に機能させることができる。
目的とするポリエステル樹脂は、1種または2種以上の
各々の上記多価アルコール、多塩基酸および必要に応じ
てその他の原料成分を使用して、通常の方法で縮合する
ことによって得られる。例えば上述の原料成分配合物を
要すれば公知の酸触媒(例えばパラトルエンスルホン酸
等)と混合し、縮合可能な温度で反応生成物である水を
反応系外に除くことによって縮合を行うことができる。
この際、反応温度の制御および生成水の除去のため、通
常キノロール等の還流溶剤を用いるが、本発明に用いる
とき、溶剤の含量はその量が被覆組成物中の1〜2重量
%以下と少量である場合には問題ないが、それ以上の量
になると硬化性の低下を引起こす。従って、ポリエステ
ル樹脂合成時使用する溶剤Mは5重量%以下が好ましい
。また、このようにして合成されたポリエステル樹脂組
成物は、そのままでは、粘度が高く取扱い上不便である
ので、活性エネルギー線により反応を起こす重合性不飽
和基を何する化合物(例えば後述のアクリル酸アルキル
エステル等)で溶解してから使用に供することが望まし
い。
このようにして得られるポリエステル樹脂は、カラス転
位温度(Tg)0℃以上、溶解度ノくラメータ(SP)
9.5〜11.5であることが必要である。Tgが低ず
ぎると、被覆組成物の硬化皮膜への水の拡散が容易とな
り、防錆性が低下する。SPが低すぎると、活性エネル
ギー線により反応を起こす重合性不飽和基を有する化合
物との相溶性が悪くなり、均一な被覆組成物を得にくく
なり、一方高すぎると、油類が付着した鋼材への密着性
が低下し、所期の防錆効果が得られない。
なお、TgはT、  G、 FOX : Bull、 
 Am、  Phys、Soc、、1.No、3. p
、l 23(1956)の重量分率、Tgn:nモノマ
ーのホモポリマーのガラス転位温度)によって求めるこ
とができるが、ポリエステル樹脂の場合には、原料成分
のエステル化を考慮して、各原料成分のエステル(メチ
ルエステル、エチルエステル、酢酸エステルなど)の融
点、構造、過去のデータ等からtg点係数を求め、これ
をTgnとして使用して算出する。tg点係数の具体例
・無水フタル酸(30°C)、イソフタル酸(60℃)
、アノピン酸(−70°C)、大豆油脂肪酸(−25℃
)、大豆油(−20℃)、ヤノ油(−10’c)、エチ
レノグリコール(−20℃)、不才ペンチルグリコール
(06C)、トリメチロールプロパン(10℃)。
SPはP、八 Small:J、 Appl、 Che
m、 3(71)+953の式:S P =G −S/
M(ここでG=ΣG 1)(G :凝集エネルギー、G
I:各原子団の凝集エネルギー、S比重、M分子量)に
よって求めることができるが、その際のGを各原料成分
の総和として計算するため、各原料成分についてエステ
ル化反応を想定してG*を求める。合成したポリエステ
ル樹脂のGは、各原料成分のG*の総和を酸価より計算
した未反応分およびbase valueで補正して求
める。なお、G*につぃては、酸の場合G*=Gn−A
n−Bb、アルコールの場合、G*−〇n−Bb(An
:n原料成分のエステル化によるGの減少、Bb:ba
se valueSGn各原料成分のG)により求める
ことができる。上記An、 Bb、 Gnは、K、 L
、 Hoy:J  Pam1 Teck、  42.7
6(+970)の値により求めることができる。
本発明で用いるポリエステル樹脂は、OH価20〜12
0、数平均分子@(Mn) 1500〜5000の範囲
にあることが好ましい。OH価が低すぎると、表面清浄
な屑材であってらそれへの密着性が劣り、一方高すぎる
と、硬化皮膜の耐水性と耐食性が劣り、いずれの場合ら
所期の防錆効果が得られない。iか低すぎると、硬化皮
膜の強度が不足し、一方高すぎると、被覆組成物の粘度
が高くなり、通富の方法では塗装に困難をきたす。
一時防錆処理を施されたijl材は、需要家での使用時
にその皮膜が除去される。皮膜の除去方法としては、一
般に(1)燃焼による除去、(2)物理的除去(例・ノ
ヨブトブラスト)および(3)アルカリ水溶液による除
去が採用されている。
このうち、アルカリ水溶液による皮膜除去を採用する場
合には、上記ポリエステル樹脂の酸価を30〜120と
すればよい。
本発明で使用する、活性エネルギー線により反応を起こ
す重合性不飽和基を有する化合物としては、例えば、以
下に列挙する1分子当り重合性不飽和基を2個以上有す
る化合物(以下、多官能化合物と弥する)か挙げられる
(a)上記多塩基酸と過剰当量の上記多価アルコールと
を反応さ口て得られるヒドロキシル基を有するポリエス
テル化合物1モルに、2モル以上のアクリル酸またはメ
タクリル酸あるいはカルボキシル基を何するアクリル酸
またはメタクリル酸誘導体(例無水コハク酸1モルと2
−ヒドロキノエチルアクリレート1モルの反応生成物、
無水フタル酸1モルと2−ヒドロキノエチルアクリレー
ト1モルの反応生成物)を反応させて得られるポリエス
テルアクリレートまたはメタクリレート。
(b)上記多価アルコールと過剰当量の上記多塩基酸と
を反応させて得られるカルボキシル基を有するポリエス
テル化合物1モルに、2モル以上のモノヒドロキシル基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体(例 2
−ヒドロキノエチルアクリレート、2−ヒドロキノエチ
ルアクリレート)を反応させるか、またはエポキン基を
有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体(例・グリ
ッツルアクリレート、グリッツルアクリレート)を反応
させて得られるポリエステルアクリレートまたはメタク
リレート。
(C)ヒドロキシル基を存する化合物(例・エチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロ
パン、上記(a)項で述べたヒドロキシル基を有するポ
リエステル化合物)と過剰当量の多価イソシアネート化
合物(例 トリレンノイソンアネート、キンリレンノイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン1モ
ルとトリレンツイソシアネート3モルの反応生成物)と
の付加反応物に、その残存イソシアネート基に2分子以
上の割合で上記モノヒドロキシル基を育するアクリル酸
またはメタクリル酸誘導体を付加反応させて得られるポ
リウレタンアクリレートまたはメタクリレート。
(d)2分子以上のアクリル酸またはメタクリル酸ある
いは上記カルホキノル基を有するアクリル酸またはメタ
クリル酸誘導体とエボキノ化合物(例。
エピクロルヒドリンとヒスフェノールAの縮重合物)を
付加反応さゼて得られるエポキシアクリレートまたはメ
タクリレート。
(e) 1 、6−ヘキサンシオールノアクリレート、
ネオペンチルグリコールノアクリレート、1.10=デ
カンノオールノアクリレート、トリメチロールプロバン
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ノベンタエリスリトールへキサアクリレート、
1.6−ヘキサンノオールノメタクリレート、ネオペン
チルグリコールノアクリレート、1.10−デカンジオ
ールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレ
ート、ノペンタエリスリトールへキサメタクリレート、
エチレングリコールノアクリレート、ノエチレングリコ
ールノアクリレート、エチレングリコールノアクリレー
ト、ノエチレングリコールノメタクリレート、ノプロピ
レングリコールノアクリレート、ノプロピレノグリコー
ルノメタクリレート、トリエチレノグリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールノメタクリレート、ト
リプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール
ノアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポリ
エチレングリコールジメタクリレート。
本発明にあっては、かかる多官能化合物をINまたは2
種以上を使用することができる。また、活性エネルギー
線により反応を起こす重合性不飽和基を分子内に1個有
する単官能化合物の1種または2種以上を、上記の多官
能化合物と共に使用することもできる。単官能化合物は
、被覆組成物の粘度調整に有効であるが、硬化性を低下
させる傾向にあるので、併用する場合には多官能化合物
との量比を考慮する必要がある。好ましくは、多官能化
合物:単官能化合物の重量比が13〜21の範囲で併用
することが好ましい。
単官能化合物の具体例としては、アクリル酸アルキルエ
ステル(アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸イソプロピル、アクリル酸n−プロピル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸
ドデンル、アクリル酸ラウリルなど)、メタクリル酸ア
ルキルエステル(メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−プ
ロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸イソブ
チル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
n−オクチル、メタクリル酸ドデンル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸トリデ
ノルなど)、脂肪酸とオキノラノ構造を有するアクリル
酸またはメタクリル酸エステルモノマーとの付加反応物
(例えば、ステアリン酸とグリンジルメタクリレートの
付加反応物)、炭素数8以上のアルキル基を含むオギノ
ラノ化合物とアクリル酸まノこはメタクリル酸との付加
反応物(例えば、日本特許第583185号、同第60
9322号に記載のもの)、スチレン、α−メチルスチ
レン、0−メチルスチレン、鵡−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、アク
リル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル、アクリル酸ヒ
ドロキンアルキル(アクリル酸ヒドロキンエチル、アク
リル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチ
ルなど)、メタクリル酸ヒドロキソアルキル(メタクリ
ル酸ヒドロキシメチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル
、メタクリル酸ヒドロキンプロピル、メタクリル酸ヒド
ロキシブチルなど)、テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、シンク
ロペンテニルアクリレート、ツノクロペンテニルメタク
リレート、ノシクロペンテニルオキシエチルアクリレー
ト、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート、
ジシクロペンチルアクリレート、ジノクロペンチルメタ
クリレート、ジソクロペンチルオキンエチルアクリレー
ト、2−メトキンエチルアクリレート、2−メトキンエ
チルメタクリレート、2−エトキンエチルアクリレート
、2−エトキンエチルメタクリレート、ノプロピレング
リコールモノメヂルエ〜テルモノアクリレート、ノプロ
ビレングリコールモノメチルエーテルモノメタクリレー
ト、ノエチレングリコールモノメチルエーテルモノアク
リレート、ノエチレングリコールモノメチルエーテルモ
ノメタクリレート、トリエチレングリコールモノメチル
エーテルモノアクリレート、トリエチレングリコールモ
ノメチルエーテルモノメタクリレート)が挙げられる。
アルカリ脱膜性を要求される場合には、カルホキノル基
を有する多官能化合物(例えば上記(d)項で述べたエ
ボキノアクリレートに無水フタル酸なとの酸無水物を付
加させた化合物)あるいはカルホキノル基を存する単官
能化合物(例えば2−ヒドロキノエチルアクリレートに
テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水物を付加させた
化合物)を使用すればよい。
被覆組成物 本発明の被覆組成物は、ポリエステル樹脂の1種または
2肌以上10〜40重量部に対して活性エネルギー線に
より反応を起こす重合性不飽和基を有する化合物60〜
90重量部を配合すればよい。ポリエステル樹脂の配合
量が少なすぎると、油類が付着した鋼材での密着性が低
下し、一方過剰であると、配合後の被覆組成物の粘度が
高くなりすぎ、通常の塗装方法では塗装が困難となる。
本発明の被覆組成物にあっては、上記必須成分に加えて
、必要により、光増感剤、着色材、消泡剤、タレ防止剤
、表面調整剤、防錆剤、フィラー、溶剤等を硬化性や防
蝕性に悪影響を及ぼさない範囲で配合してもよい。光増
感剤は、活性エネルギー線として紫外線を採用する場合
に使用する。その具体例としては、ヘンジイン、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ヘンジインイソブチルエ
ーテル、ベンノル、ベンゾフェノン、2.2’−ノエト
キシアセトフェノン、2−メチルアントラキノン、2−
エチルアントラキノンが挙げられる。かかる増感剤は1
種または2種以上使用することができ、その添加量は、
被覆組成物中の重合性不飽和基を有する化合物に対して
01〜10重量%の割合であるのが好ましい。
本発明の被覆組成物は、上述の各成分を帛°法に従い混
合することによって得られる。そして、その粘度は25
℃で300〜5000cpsであることが望ましい。こ
のようにして得られる被覆組成物は鋼材に塗布しく塗布
量lO〜20μ)、その後直ちに活性エネルギー線を照
射して硬化させればよい。その塗布方法としては、刷毛
塗り、吹付は塗り等の通猟の方法の他に、特開昭57−
56068号に開示の苧装方法などら採用できる。活性
エネルギー線の発生源としては、高圧水銀灯、超高圧水
銀灯、メタルハライドランプ等の紫外線発生装置、電子
線加速器、コバルト60等のγ−徨源を採用てきる。
[発明の効果コ 以上の構成からなる被覆組成物によれば、従来の活性エ
ネルギー線硬化性組成物の欠点を解消し、油類で汚染さ
れた鋼オを表面FJ浄化することなく満足に一時防錆被
覆することがてきる。勿論、表面清浄な鋼(才に対して
もより一層満足に一時防錆被覆を行うことができる。
[実施例コ 次に参考例、実施例および比較例を挙げて本発明を具体
的に説明する。なお、部および%とあるは、特記しない
限り、各々重量部および重量%を意味する。
参考例1 加熱装置、攪拌機、還流装置、水分離器、精留塔および
温度計を備えた反応槽に、イソフタル酸4502部、ネ
オペンチルグリコール8.41部、トリメチロールプロ
パン787部、1カーノユラEj38.70部およびキ
ノロール50部を仕込み、加熱した。原料を融解させ、
攪拌を行った。温度を160℃から230℃へ3時間均
一速度て昇温させ、230℃で一定に保ち、2時間反応
を続行した。生成する縮合水は系外へ除去した。反応混
合物の酸価が8に達した時点て、反応を終了し、冷却し
た。
反応混合物の温度が80°Cに達した時点て、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート(固形分60%)61.5
1わよびハイドσキノノ0.15部を加えて、ポリエス
テル樹脂ワニス(樹脂分60%)を得た。
参考例2〜+1 第1表に示す原料を使用した点を除いて参曽例1と同し
方法で、ポリエステル樹脂ワニス(it詣分60%)を
合成した。得られた各々のポリエステル樹脂の特性値も
第1表に併せて示す。
実施例1〜7および比較例1〜4 各参考例て得られたポリエステル樹脂ワニスを使用し、
下記配合例に示す配合に従って各成分を室温で攪拌混合
して、被覆組成物を得た。
成   分           配合量(部)ポリエ
ステル樹脂ワニス       40030 J) ツノクロペンテニルアクリレート   10ベノゾイン
イソブチルエーテル     4一方、鉱油(スピンド
ル油)2部とアセトン98部からなる溶液に、キシレノ
で脱脂した黒皮鋼板(JIS  G  3101)を浸
漬したのち取り出し、室内で10分間程度放置して、鉱
油か均一に付着した黒皮鋼板を′A製した。この黒皮綱
板上イこ上記の各被覆組成物をバーコーター#18で塗
布し、直ちに2KW高圧水銀灯(集光型灯具を使用、8
0W/cm型ランプ、日本電池社製)の灯具下端より8
cmの位置をランプ長さ方向と直角に6m/分の速度で
通過させて紫外線照射を行い、皮膜を硬化させた。膜厚
15±3μ。
得られたLX!鋼板の外観の異状有無を目視検査し、さ
らに−次密着性および耐食性を測定した。
その結果を第2表に示す。
なお、 外観、皮膜外観の異状、例えば/%ツキ、ヘコミ等の発
生程度に従い、○、△、および×の3段階で評価する。
一次富青性皮膜に1mm幅のゴバノ目10(lを作り、
これに接着した粘着テープを剥離後、胴板上に残った皮
膜の数に従い、0(80%以上残)、△(50〜79%
残)、×(50%未満残)の3段階で評価する。
耐食性塩水噴霧試験(JIS  Z  2371)72
時間後の発錆面積百分率で示す。
実施例8〜I2および比較例5〜7 参考例1で得られたポリエステル樹脂ワニスを使用し、
第3表に示す配合に従って各成分を室温て登拌混合して
、被覆組成物を得た。
6被覆組成物を使用し、実施例1と同様にして鉱油が均
一に付着した黒皮U仮を被覆した。得られた披i’Q鋼
板の外観、−次密着性および耐食性を測定した。その結
果を第3表に示す。また、上記各被覆組成物を過剰(こ
鋼管上に供給し、該鋼管にこれより若干小径の孔を宵す
るゴム板を通して移動させてノブキ塗装を行い、これに
より均一な皮膜を得られるか否かについて試験した。そ
の結果、膜厚は、ゴム板の硬さ、厚み、材質等で管理可
能であるが、ある程度以上の粘度では所定の膜厚(IO
〜20μ)を得ることが声来ない。このツク゛キ塗装作
業性を空袋性として評価し、その結果を第3表に示す。
10〜20μの膜厚て塗装出来た場合をOとし、困難で
ある場合をその度合により△、×とする。
実施例13 参考例1で得られたポリエステル樹脂ワニスを使用し、
キノロールで表面清浄化した黒皮uFLを波頂対象物と
する以外は、実施例1と同様に実施した。その結果は下
記の通りてあった。
外観 一時密着性 耐食性

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)多価アルコールと多塩基酸とを縮合させて
    得られる、ガラス転移温度0℃以上、溶解度パラメータ
    9.5〜11.5のポリエステル樹脂10〜40重量部
    、および (B)活性エネルギー線により反応を起こす重合性不飽
    和基を有する化合物60〜90重量部を含むことを特徴
    とする活性エネルギー線硬化性鋼材一時防錆用被覆組成
    物。
  2. (2)ポリエステル樹脂がOH価20〜120を有する
    ものである上記第1項の組成物。
  3. (3)ポリエステル樹脂が数平均分子量1500〜50
    00を有するものである上記第1または2項の組成物。
  4. (4)ポリエステル樹脂が酸価30〜120を有するも
    のである上記第1〜3項のいずれかの組成物。
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