JPS6176557A - 自動車用プラスチック塗装部品 - Google Patents
自動車用プラスチック塗装部品Info
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- JPS6176557A JPS6176557A JP59196538A JP19653884A JPS6176557A JP S6176557 A JPS6176557 A JP S6176557A JP 59196538 A JP59196538 A JP 59196538A JP 19653884 A JP19653884 A JP 19653884A JP S6176557 A JPS6176557 A JP S6176557A
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- JP
- Japan
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- resin
- propylene
- primer
- coating
- conductive material
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- Granted
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はプラスチック部品用プライマー組成物、特に
車体用上塗塗料を塗装することを前提としたプラスチッ
ク部品用のプライマー組成物に関するものである。
車体用上塗塗料を塗装することを前提としたプラスチッ
ク部品用のプライマー組成物に関するものである。
(従来の技i)
従来、プラスチック部品、特に自動車用のプラスチック
部品の塗装は車体の塗装とは別塗装される方法と、車体
と一体塗装する方法がとられている。別塗装の場合は、
例えば全てのプラスチックに汎用的に用いられるポリウ
レタン樹脂系塗料から成るプライマーが塗布された後、
ポリウレタン系樹脂塗料から成る上塗りが塗布されてい
る。また一体塗装の場合は、ポリアミド樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等に付
着性を有し、かつ、自動車の車体を構成する鋼板に適し
た脂肪酸変性ぎりエステル噌脂、オイルフリーポリエス
テル樹脂、エポキシ変性ポリエステル樹脂、メラミン樹
脂を主組成とする車体用中塗塗料(例えば特開昭57−
98575号)が塗布され、中塗塗装後130 N15
0”Cで15〜40分焼付けが行われ、更にアミノアル
キド樹脂またはアミ/アクリル樹脂を主成分とする上塗
塗料を塗り、塗装後180〜150°Cで15〜40分
上塗り焼村社焼付けが行なわれ塗膜が構成されている。
部品の塗装は車体の塗装とは別塗装される方法と、車体
と一体塗装する方法がとられている。別塗装の場合は、
例えば全てのプラスチックに汎用的に用いられるポリウ
レタン樹脂系塗料から成るプライマーが塗布された後、
ポリウレタン系樹脂塗料から成る上塗りが塗布されてい
る。また一体塗装の場合は、ポリアミド樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等に付
着性を有し、かつ、自動車の車体を構成する鋼板に適し
た脂肪酸変性ぎりエステル噌脂、オイルフリーポリエス
テル樹脂、エポキシ変性ポリエステル樹脂、メラミン樹
脂を主組成とする車体用中塗塗料(例えば特開昭57−
98575号)が塗布され、中塗塗装後130 N15
0”Cで15〜40分焼付けが行われ、更にアミノアル
キド樹脂またはアミ/アクリル樹脂を主成分とする上塗
塗料を塗り、塗装後180〜150°Cで15〜40分
上塗り焼村社焼付けが行なわれ塗膜が構成されている。
そして上記上塗塗料組成としては次のようなものが用い
られている: (イ) アミノアルキド樹脂系1コート1ベーク型ソリ
ツドカラー、 (ロ) アミノアクリル樹脂系2コート1ベーク型ソリ
ツドカラー、 (ハ) アミノアクリルt51脂系1コート1ベーク型
メタリックカラー、 に) アミノアクリル樹脂系2コート1ベーク型メタリ
ツクカラー。
られている: (イ) アミノアルキド樹脂系1コート1ベーク型ソリ
ツドカラー、 (ロ) アミノアクリル樹脂系2コート1ベーク型ソリ
ツドカラー、 (ハ) アミノアクリルt51脂系1コート1ベーク型
メタリックカラー、 に) アミノアクリル樹脂系2コート1ベーク型メタリ
ツクカラー。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら前記別塗装の場合は大幅なコストの上昇が
伴われ、従って一体塗装が望ましいが前記のような従来
の塗装方法によっては、プラスチック部品にプライマー
塗布後、塗膜の硬い車体用上塗塗料が塗布されるために
、 (イ) 低温時に衝力くを受けた際に、塗装しない樹脂
素材に比較して塗装した樹脂の耐衝撃性が著しく低下し
、 (ロ)上記特性が、導電材をプライマーに混入すると耐
衝撃性の低下が助長される という問題点があった。
伴われ、従って一体塗装が望ましいが前記のような従来
の塗装方法によっては、プラスチック部品にプライマー
塗布後、塗膜の硬い車体用上塗塗料が塗布されるために
、 (イ) 低温時に衝力くを受けた際に、塗装しない樹脂
素材に比較して塗装した樹脂の耐衝撃性が著しく低下し
、 (ロ)上記特性が、導電材をプライマーに混入すると耐
衝撃性の低下が助長される という問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、プライマーを、プロピレン−エチレン共重
合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト共
重合してなる樹脂と導電材を固形分中に含有させた構成
とすることにより上記問題点を解決しようとするもので
ある。
合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト共
重合してなる樹脂と導電材を固形分中に含有させた構成
とすることにより上記問題点を解決しようとするもので
ある。
従ってこの発明はアミノアルキド樹脂またはアミ/アク
リル樹脂を主成分とする中塗りおよび/または上塗塗料
を塗り重ねることができる組成物テアって、プロピレン
−エチレン共重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水
物をグラフト共重合してなる樹脂50〜99重量%と導
電材50〜1重量%を固形分中に含有して成ることを特
徴とするプラスチック部品用プライマー組成物に関する
ものである。
リル樹脂を主成分とする中塗りおよび/または上塗塗料
を塗り重ねることができる組成物テアって、プロピレン
−エチレン共重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水
物をグラフト共重合してなる樹脂50〜99重量%と導
電材50〜1重量%を固形分中に含有して成ることを特
徴とするプラスチック部品用プライマー組成物に関する
ものである。
この発明において、プライマーの第1の必須成分はプ鴛
ピレンーエチレン共重合体にマレイン酸またはマレイン
酸無水物をグラフト共重合してなるポリオレフィン系樹
脂であり、プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸
またはマレイン酸無水物を共重合するには例えば特公昭
59−8282号公報に記載されているような公知の方
法が用いられる。
ピレンーエチレン共重合体にマレイン酸またはマレイン
酸無水物をグラフト共重合してなるポリオレフィン系樹
脂であり、プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸
またはマレイン酸無水物を共重合するには例えば特公昭
59−8282号公報に記載されているような公知の方
法が用いられる。
上記のようなポリオレフィン系樹脂としては、他にポリ
プロピレン樹脂素材用プライマーとして多く用いられて
いる塩素化ポリプロピレンやその変性品、あるいは塩素
化エチレン−酢酸ビニル共重合体がよく知られているが
、これらは塩素化によりポリマーのガラス転移点(T9
)が高くなり、衝撃緩和機能が劣る。またT9が−20
”Cを越える場合は、耐低温衝撃性が劣る。
プロピレン樹脂素材用プライマーとして多く用いられて
いる塩素化ポリプロピレンやその変性品、あるいは塩素
化エチレン−酢酸ビニル共重合体がよく知られているが
、これらは塩素化によりポリマーのガラス転移点(T9
)が高くなり、衝撃緩和機能が劣る。またT9が−20
”Cを越える場合は、耐低温衝撃性が劣る。
また、マレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト共
重合しないプロピレン−エチレン共重合体は上塗塗膜と
の付着性が劣り、耐ガソリン浸漬試験で界面剥離を生じ
る。
重合しないプロピレン−エチレン共重合体は上塗塗膜と
の付着性が劣り、耐ガソリン浸漬試験で界面剥離を生じ
る。
前記プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸または
マレイン酸無水物をグラフト共重合してなる樹脂は数平
均分子量がa、ooo〜70. OOOであり、好まし
ぐは5o、oooである。数平均分子量がa、ooo未
満では塗膜の強度が劣り、70,000を越える場合は
空気霧化塗装が不能になる。
マレイン酸無水物をグラフト共重合してなる樹脂は数平
均分子量がa、ooo〜70. OOOであり、好まし
ぐは5o、oooである。数平均分子量がa、ooo未
満では塗膜の強度が劣り、70,000を越える場合は
空気霧化塗装が不能になる。
第2の必須成分は導電材であり、導電材としては導電性
カーボンを用いる。導電性カーボンは公知のものを用い
ることができ、例えばキャポット社製パルカンX0−7
2(商品名)がある。
カーボンを用いる。導電性カーボンは公知のものを用い
ることができ、例えばキャポット社製パルカンX0−7
2(商品名)がある。
プライマーの固形分中に含まれるプロピレン−エチレン
共重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフ
ト共重合してなる樹脂の比率は50〜99重ffi%、
好ましくは60〜90重量%である。50重量%未満の
場合は、耐衝撃性が劣り、99重量%を越える場合は、
耐衝撃性の点では問題がないが、上塗りの静電塗装作業
性およびプライマーの指触乾燥性が劣る。
共重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフ
ト共重合してなる樹脂の比率は50〜99重ffi%、
好ましくは60〜90重量%である。50重量%未満の
場合は、耐衝撃性が劣り、99重量%を越える場合は、
耐衝撃性の点では問題がないが、上塗りの静電塗装作業
性およびプライマーの指触乾燥性が劣る。
また固形分中に含まれる導電性カーボンの比率は50〜
1重量%、好ましくは40〜10重ff1%である。1
重量%未満の場合はプライマーの導電性が小さく、上塗
りの静電塗装作業性が劣り、更にプライマーの指触乾燥
性が遅くなり、ごみの付着が多くなって美観を損ね、一
方50重量%を越える場合は、プライマー表面の凹凸が
著しくなり、上塗り外観性(平滑性)が劣る。
1重量%、好ましくは40〜10重ff1%である。1
重量%未満の場合はプライマーの導電性が小さく、上塗
りの静電塗装作業性が劣り、更にプライマーの指触乾燥
性が遅くなり、ごみの付着が多くなって美観を損ね、一
方50重量%を越える場合は、プライマー表面の凹凸が
著しくなり、上塗り外観性(平滑性)が劣る。
この発明における前記プライマーに用いる樹脂トシては
、プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸またはマ
レイン酸無水物をグラフト共重合してなる外7脂の他に
、その他のオレフィン系樹脂、エポキシ樹脂、アルキド
樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等を添加してもよい
が、コストを下ifる以外の効果はなく、耐衝撃性や上
塗り外観性の点で劣る。
、プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸またはマ
レイン酸無水物をグラフト共重合してなる外7脂の他に
、その他のオレフィン系樹脂、エポキシ樹脂、アルキド
樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等を添加してもよい
が、コストを下ifる以外の効果はなく、耐衝撃性や上
塗り外観性の点で劣る。
また、顔料としては導電性カーボンの他、通常のカーボ
ンブラック、二酸化チタン、亜鉛華、タルク、カオリン
、シアニンブルー等の着色顔料や体質顔料を併用するこ
とができる。
ンブラック、二酸化チタン、亜鉛華、タルク、カオリン
、シアニンブルー等の着色顔料や体質顔料を併用するこ
とができる。
更に添加剤として、シリコン系、非シリコン系添10剤
、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、
アクリル系表面調整剤、アマイド系ワックスなどを用い
ることができる。
、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、
アクリル系表面調整剤、アマイド系ワックスなどを用い
ることができる。
プライマー中の溶剤は、全ての有機溶剤を使用すること
が可能であるが、主体樹脂の溶解性と、指触乾燥性の点
でトルエンが好ましい。
が可能であるが、主体樹脂の溶解性と、指触乾燥性の点
でトルエンが好ましい。
この発明のブライマー組成物は公知の顔料と樹脂の分散
方法によって製造することができる。すなわち、導電材
、必要に応じて、他の顔料とプロピレン−エチレン共重
合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト共
重合してなる樹脂を混合し、ボールミルやロールミルで
分散せしめ、その後適宜、溶剤、添加剤、必要に応じて
他の樹脂を加え、均一に攪拌することによりプライマー
組成物が得られる。
方法によって製造することができる。すなわち、導電材
、必要に応じて、他の顔料とプロピレン−エチレン共重
合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト共
重合してなる樹脂を混合し、ボールミルやロールミルで
分散せしめ、その後適宜、溶剤、添加剤、必要に応じて
他の樹脂を加え、均一に攪拌することによりプライマー
組成物が得られる。
この発明において、プライマーの膜厚は1〜20μ、好
ましくは2〜8μであり、1μ未満では連続漠にならず
、また20μを越える場合は、塗装時に局部的な流れを
生ずるばかりか、コスト面でも不利益になる。
ましくは2〜8μであり、1μ未満では連続漠にならず
、また20μを越える場合は、塗装時に局部的な流れを
生ずるばかりか、コスト面でも不利益になる。
(実施例)
以下この発明を実施例および試験例により説明する。
実施例1〜4
〔プライマー用樹脂の@造〕
エチレン含有率が70モル%、数平均分子量が15、0
00のエチレン−プロピレン共重合体goo9、無水マ
レイン酸6.09と2,5−ジメチル−2,5−ジ(タ
ーシャリ−ブチルパーオキシ)ヘキシン−8の0.3り
を窒素置換した容器に入れて攪拌した後−軸型ニーダ−
にて250°Cで50秒間混練した後、トルエンを2,
500り加え、プロピレン−エチレン共重合体の無水マ
レイン酸グチ7ト共重合物Aを得た。分子量は15,5
00であった。
00のエチレン−プロピレン共重合体goo9、無水マ
レイン酸6.09と2,5−ジメチル−2,5−ジ(タ
ーシャリ−ブチルパーオキシ)ヘキシン−8の0.3り
を窒素置換した容器に入れて攪拌した後−軸型ニーダ−
にて250°Cで50秒間混練した後、トルエンを2,
500り加え、プロピレン−エチレン共重合体の無水マ
レイン酸グチ7ト共重合物Aを得た。分子量は15,5
00であった。
原料の酸として、無水マレイン酸の代りにマレイン酸を
用いる他は、上記と同様にしてプロピレン−エチレン共
重合体のマレイン酸グラフト共重合物Bを得た。分子量
は15,500であった。
用いる他は、上記と同様にしてプロピレン−エチレン共
重合体のマレイン酸グラフト共重合物Bを得た。分子量
は15,500であった。
第1表に示す実施例1〜4の配合組成物Ionをそれぞ
れディシルバーで十分混練し、次いでペイントシェーカ
ーで1時間混練した。得られた組成物にトルエンを添加
し、スプレー粘度を7オードカツプナ4で13秒(20
’C)とし、プライマーを製造した。
れディシルバーで十分混練し、次いでペイントシェーカ
ーで1時間混練した。得られた組成物にトルエンを添加
し、スプレー粘度を7オードカツプナ4で13秒(20
’C)とし、プライマーを製造した。
比較例1−舎
〔プライマーの製造〕
比較例として、第1表に示すようにエチレン−プロピレ
ン共重合体無水マレイン酸グラフト共重合物A1塩素化
ポリプロピレンO(東洋化成(株)製、商品名バードレ
ン18LL915%溶液、塩素化度26%)、塩素化ポ
リプロピレンD(山@国策バルブ(株)製、m品名スー
パークロン803M、30%溶液、塩素化度aO%)お
よび塩素化ポリプロピレンE(イーストマン社製、商品
名cpa4a−3,25%溶液)を用いたほかは実施例
1〜4と同様にしてプライマーを製造した。
ン共重合体無水マレイン酸グラフト共重合物A1塩素化
ポリプロピレンO(東洋化成(株)製、商品名バードレ
ン18LL915%溶液、塩素化度26%)、塩素化ポ
リプロピレンD(山@国策バルブ(株)製、m品名スー
パークロン803M、30%溶液、塩素化度aO%)お
よび塩素化ポリプロピレンE(イーストマン社製、商品
名cpa4a−3,25%溶液)を用いたほかは実施例
1〜4と同様にしてプライマーを製造した。
比較例5
車体用中塗塗料(日本油脂(株)製、商品名メラミ&1
シーラー、オイルフリーポリエステル1吉脂、エポキシ
耐層、メラミン樹脂を主たる樹脂成分とする)をプライ
マーとして用いた。
シーラー、オイルフリーポリエステル1吉脂、エポキシ
耐層、メラミン樹脂を主たる樹脂成分とする)をプライ
マーとして用いた。
試験例
プライマーとして実施例1〜4および比較例1〜5のプ
ライマーを上塗塗料として、車体用のアミノアルキド樹
脂糸塗料(日本油脂(株)製、商品名メラミ焦1赤)を
用い下記の如く試験用塗装板を作成した。
ライマーを上塗塗料として、車体用のアミノアルキド樹
脂糸塗料(日本油脂(株)製、商品名メラミ焦1赤)を
用い下記の如く試験用塗装板を作成した。
下記素材を1.1.1− )リクロロエタンで脱脂した
後、実施例1〜4、比較例1〜5の各プライマーを空気
霧化塗装し、次いで5分間放置した後、上塗を静電空気
霧化塗装し、140’Cで30分間焼き付は乾燥を行な
い、試験用塗装板を作成したプライマーの膜厚は5〜7
μm、上塗の膜厚は38〜40μmであった。これ等の
塗装板につき次の実験を行ない、得た結果を第2〜4表
に示す。
後、実施例1〜4、比較例1〜5の各プライマーを空気
霧化塗装し、次いで5分間放置した後、上塗を静電空気
霧化塗装し、140’Cで30分間焼き付は乾燥を行な
い、試験用塗装板を作成したプライマーの膜厚は5〜7
μm、上塗の膜厚は38〜40μmであった。これ等の
塗装板につき次の実験を行ない、得た結果を第2〜4表
に示す。
faJ耐低温衝撃性
(b)塗膜性能
(イノ 塗膜外 観
(り密着性
(ハ)耐湿性
に)耐熱性
□□□ノ耐ガソリン性
(C)静電塗装性
尚前記素材としては次のものを使用した。
(AJポリアミド(PA )回腸素材
6ナイロンあるいは6−6ナイロンをベースに、ガラス
t#維、タルク等の無機質を単独あるいは複合して5〜
40%充填して剛性を向上させ、更に耐衝撃性向上のた
めにエラストマを5〜20%ブレンドしたもの。
t#維、タルク等の無機質を単独あるいは複合して5〜
40%充填して剛性を向上させ、更に耐衝撃性向上のた
めにエラストマを5〜20%ブレンドしたもの。
(B)ポリブチレンテレフタレート(PBT ) 樹脂
素材耐衝撃性向上の手段として、ポリブタジェン、エチ
レンプロピレンゴム(EPR) 等のエラストマーを5
〜20%ブレンドした変性PBT l脂。
素材耐衝撃性向上の手段として、ポリブタジェン、エチ
レンプロピレンゴム(EPR) 等のエラストマーを5
〜20%ブレンドした変性PBT l脂。
(Cンボリカーボネー) (PC)樹脂素材pcfA脂
をベースに、耐熱性、耐薬品性を改良するために、PB
TR7J脂等を5〜40%ブレンドして変性した変性p
c崩脂。
をベースに、耐熱性、耐薬品性を改良するために、PB
TR7J脂等を5〜40%ブレンドして変性した変性p
c崩脂。
評価方法
((転)耐低温衝撃性
ハイレートインパクト試験(High Rate 工n
−paCt ’reSt ) 米国レオメ) IJツク社製RIT試験機を用い、撃心
が試料を打ち抜いた時の衝撃エネルギーを測定する(撃
心の移動速度は打ち抜きの前後で変化なく常に一定速度
に保たれる)。当該試験(−410°Cで衝撃速度11
.1 m/secの条件)においては降伏エネルギーが
10 Jou1以上であるこ七を条件とする。
−paCt ’reSt ) 米国レオメ) IJツク社製RIT試験機を用い、撃心
が試料を打ち抜いた時の衝撃エネルギーを測定する(撃
心の移動速度は打ち抜きの前後で変化なく常に一定速度
に保たれる)。当該試験(−410°Cで衝撃速度11
.1 m/secの条件)においては降伏エネルギーが
10 Jou1以上であるこ七を条件とする。
(b)塗膜性能
(イ)塗膜外観
屋内における昼光色螢光灯500ルックス以上である条
件下で、被検査面より約5QCm鰍れた位置より正常な
視力で外観検査を行う。
件下で、被検査面より約5QCm鰍れた位置より正常な
視力で外観検査を行う。
ただしふくれ、ピンホールなどの塗装欠陥は至近距離ま
たはななめ方向から行なってよい。
たはななめ方向から行なってよい。
(ロ)密 着性
X >片の孕膜面にマルチクロスカッターを用い素地に
軽く達する等間隔l amの平行線をたがいに直交させ
て引き、1間平方の正方形を100個つくる。この状態
で幅に余裕のあるセロハン粘着テープを密着させ上方に
一気に引きはがし、塗面のはがれの生じない正方形の数
を調べ、全数(100個)に対する割合として評価する
。
軽く達する等間隔l amの平行線をたがいに直交させ
て引き、1間平方の正方形を100個つくる。この状態
で幅に余裕のあるセロハン粘着テープを密着させ上方に
一気に引きはがし、塗面のはがれの生じない正方形の数
を調べ、全数(100個)に対する割合として評価する
。
(ハ)耐湿性
温度、湿度とも調整可能な密閉箱を使用し、試験片を温
度50.11:l’c、相対湿度98%以上に調整した
密閉箱に水平におき、24時間ごとにふくれの発生およ
びその変化の状態を調べ240時間まで行う。
度50.11:l’c、相対湿度98%以上に調整した
密閉箱に水平におき、24時間ごとにふくれの発生およ
びその変化の状態を調べ240時間まで行う。
に)耐熱性
試験片を90゛Cの恒温槽に500時間設置し、24時
間室温に放置した後、塗膜外観および変色、つや引は等
熱による塗装表面の変化を調べる。
間室温に放置した後、塗膜外観および変色、つや引は等
熱による塗装表面の変化を調べる。
(力耐ガソリン性
試験片の表面にガソリンを約0.3〜Q、5mt滴下し
、試験室に4時間放置した後、布でふきとり・ただちに
塗膜についてつや引け、しみ、変色、炊上、はがれおよ
びきれつなどの有無について調べる。
、試験室に4時間放置した後、布でふきとり・ただちに
塗膜についてつや引け、しみ、変色、炊上、はがれおよ
びきれつなどの有無について調べる。
(C)静電塗装性
(イ)帽着効率測定(TE)
試験片の表面にサランラップを巻き、静電塗装前後(焼
付後測定)の重量差より付着塗料重量を求め、吐出塗料
重量(固形分より算出)から効率を測定する。
付後測定)の重量差より付着塗料重量を求め、吐出塗料
重量(固形分より算出)から効率を測定する。
(ロ)塗装品JR確認(外観測定)
外観仕上りを標準板(エアースプレー)と目視により比
較し、膜厚をカット断面より測定する。
較し、膜厚をカット断面より測定する。
(発明の効果)
この発明のプライマー組成物はプロピレン−エチレン共
重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト
共重合してなる樹脂と導電材を特定の割合で含有する構
成としたため、アミノアルキド樹脂またはアミノアクリ
ル樹脂を主成分とする中塗および/または上塗塗料を塗
り重ねる際、上塗静電塗装が可能になり、得られた塗膜
は耐低温衝撃性が低下せず、また中塗塗装に代替するこ
とが可能となり、塗装工数コストが低減でき、ポリプロ
ピレン樹脂糸素材、ポリウレタン樹脂系素材等すべての
プラスチック素材用プライマーとして用いることができ
、自動車用プラスチック部品の一体塗装による塗膜の形
成に有効であるという効果が得られる。
重合体にマレイン酸またはマレイン酸無水物をグラフト
共重合してなる樹脂と導電材を特定の割合で含有する構
成としたため、アミノアルキド樹脂またはアミノアクリ
ル樹脂を主成分とする中塗および/または上塗塗料を塗
り重ねる際、上塗静電塗装が可能になり、得られた塗膜
は耐低温衝撃性が低下せず、また中塗塗装に代替するこ
とが可能となり、塗装工数コストが低減でき、ポリプロ
ピレン樹脂糸素材、ポリウレタン樹脂系素材等すべての
プラスチック素材用プライマーとして用いることができ
、自動車用プラスチック部品の一体塗装による塗膜の形
成に有効であるという効果が得られる。
特許出願人 日産自動車株式会社
同出願人 H本油脂株式会社
Claims (1)
- 1、アミノアルキド樹脂またはアミノアクリル樹脂を主
成分とする中塗りおよび/または上塗塗料を塗り重ねる
ことができるプラスチック部品用プライマー組成物であ
つて、プロピレン−エチレン共重合体にマレイン酸また
はマレイン酸無水物をグラフト共重合してなる樹脂50
〜99重量%と導電材50〜1重量%を固形分中に含有
して成ることを特徴とするプラスチック部品用プライマ
ー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59196538A JPS6176557A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 自動車用プラスチック塗装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59196538A JPS6176557A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 自動車用プラスチック塗装部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176557A true JPS6176557A (ja) | 1986-04-19 |
JPH0218691B2 JPH0218691B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=16359404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59196538A Granted JPS6176557A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 自動車用プラスチック塗装部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176557A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548260A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-05 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Surface-treating agent and its preparation |
JPS5736128A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-26 | Shinto Paint Co Ltd | Surface treating agent |
JPS5876265A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-09 | 本田技研工業株式会社 | ポリオレフイン系樹脂成形品に対する塗装用導電性プライマ− |
JPS58118809A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-15 | Showa Highpolymer Co Ltd | プロピレン系樹脂用プライマ−の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP59196538A patent/JPS6176557A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548260A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-05 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Surface-treating agent and its preparation |
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JPS58118809A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-15 | Showa Highpolymer Co Ltd | プロピレン系樹脂用プライマ−の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218691B2 (ja) | 1990-04-26 |
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