JPS6176418A - 発熱性リポ多糖体用吸着剤 - Google Patents
発熱性リポ多糖体用吸着剤Info
- Publication number
- JPS6176418A JPS6176418A JP59199296A JP19929684A JPS6176418A JP S6176418 A JPS6176418 A JP S6176418A JP 59199296 A JP59199296 A JP 59199296A JP 19929684 A JP19929684 A JP 19929684A JP S6176418 A JPS6176418 A JP S6176418A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyrogen
- adsorbent
- solution
- antibiotic
- removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は固定化したアミノグリコシド系抗生物質から成
る発熱性物質吸着剤およびそれを用いる発熱性物質の吸
着除去方法に関するものである。
る発熱性物質吸着剤およびそれを用いる発熱性物質の吸
着除去方法に関するものである。
発熱性物質の活性の本体はダラム陰性菌の表層のリポ多
糖(r−t’ s )を構成する多糖(PS)および糖
脂質部分(LipidA)であることが確認され、既に
化学合成も行なわれている。LPSの生理活性作用は免
疫増強活性、肉腫出血壊死発熱性など多様性に富むが製
剤@域においては。
糖(r−t’ s )を構成する多糖(PS)および糖
脂質部分(LipidA)であることが確認され、既に
化学合成も行なわれている。LPSの生理活性作用は免
疫増強活性、肉腫出血壊死発熱性など多様性に富むが製
剤@域においては。
主としてそれによってもたらされる発熱作用やショック
症状に強い感心が寄せられている。LPSはその耐熱性
および化学的安定性の為に製剤中に混入した場合の生理
的条件下での除去。
症状に強い感心が寄せられている。LPSはその耐熱性
および化学的安定性の為に製剤中に混入した場合の生理
的条件下での除去。
不活化は極めて困難であった。*願発明者らは生理的条
件下での発熱性物質の除去、不活化について検討した結
果、アミノ糖系抗生物質が発熱性物質と強い親和性を示
す事実をヒントに。
件下での発熱性物質の除去、不活化について検討した結
果、アミノ糖系抗生物質が発熱性物質と強い親和性を示
す事実をヒントに。
アミノ糖系抗生物質を不溶性担体に固定化させることに
よって得られた1、1判が発熱性物質の吸着除去に有用
である新規事実を発見し1本発明を完成した。
よって得られた1、1判が発熱性物質の吸着除去に有用
である新規事実を発見し1本発明を完成した。
アミノグリコシド系抗生物質はその構造から1) 、5
treptoseを含むもの(Streptomyci
n)2) 2−deoxystreptamine(
2−71’)95)を含むもの(KanamycinA
、 Kanamycin、B、 Gentamicin
、 Ribostamycinなど)1cin) の3稀に大別されるが、これらの作用機序は蛋白合成阻
害と細胞質膜傷害による殺菌であると考えられている。
treptoseを含むもの(Streptomyci
n)2) 2−deoxystreptamine(
2−71’)95)を含むもの(KanamycinA
、 Kanamycin、B、 Gentamicin
、 Ribostamycinなど)1cin) の3稀に大別されるが、これらの作用機序は蛋白合成阻
害と細胞質膜傷害による殺菌であると考えられている。
本発明の発熱性物質吸着剤はアミノグリコシド系抗生物
質と発熱性物質の親和性を利用するものであり、アガロ
ース、セルロース、カラス粒1合成ポリマーなどの不溶
性11°1体の選択お」:びリガンドである前記抗生物
質との結合方法d直接法1間接法など特に限定されるも
ので17i々く、既存の方法で行なうことができる。す
なわち1本発明の目的は担体固定化したアミノグリコシ
ド系抗生物質による発熱性物質吸着剤であり1本発明の
目的とする範囲を越えない発熱性物質の製造方法はナベ
て本発明に含まれる。
質と発熱性物質の親和性を利用するものであり、アガロ
ース、セルロース、カラス粒1合成ポリマーなどの不溶
性11°1体の選択お」:びリガンドである前記抗生物
質との結合方法d直接法1間接法など特に限定されるも
ので17i々く、既存の方法で行なうことができる。す
なわち1本発明の目的は担体固定化したアミノグリコシ
ド系抗生物質による発熱性物質吸着剤であり1本発明の
目的とする範囲を越えない発熱性物質の製造方法はナベ
て本発明に含まれる。
本発明を利用した発熱性物質含有離液からの発熱性物質
の具体的な吸着除去方法としてはパッチ法およびカラム
法があげられる。前者は本発明の発熱性物質吸着剤と発
熱性物質含有溶液を混合し、マグネチックスターラーに
より充分に撹拌した後1発熱性物質吸着剤吉溶液とを分
離することにより9発熱性物質を含ま々い溶液を得る方
法であり、後者は本発明の発熱性物質@着剤を充てんし
たカラムを発熱性物質含有酸液を通過させることにより
2発熱性物質を台筐ない溶液を1)Iる方法である。
の具体的な吸着除去方法としてはパッチ法およびカラム
法があげられる。前者は本発明の発熱性物質吸着剤と発
熱性物質含有溶液を混合し、マグネチックスターラーに
より充分に撹拌した後1発熱性物質吸着剤吉溶液とを分
離することにより9発熱性物質を含ま々い溶液を得る方
法であり、後者は本発明の発熱性物質@着剤を充てんし
たカラムを発熱性物質含有酸液を通過させることにより
2発熱性物質を台筐ない溶液を1)Iる方法である。
本発明を実施例に基つき具体的に説明するが。
木発Fl/]はこれらによって何ら限定されるもので目
ない。
ない。
実施例1゜
ブロムシアン活性化セファロース4B50meをI m
M塩酸21およびP H7,2の0.15 Mリン酸
緩衝液(カップリングバッファー)21!を用いてグラ
スフィルター上で洗浄した。次に硫酸バロモマイシン1
yをカップリングバッファ=100ml’に溶解した溶
液(T) と前述のブロムシアン活性化セファロース(
n)とを混合振盪し、室温で2時間反応させた後、(I
)と(n)を分離し、更に分離した(n)とPH8,0
,0,1Mのトリス塩酸緩衝液(1)Ioomeとを混
合振盪し、室温で2時間反応させた。(ロ)と(口1)
を分離した後2分離した(11)をカップリングバッフ
ァー21,05八(の塩化ナトリウムを含む酢酸緩衝液
21. カップリングバッファー21を用いて、この
順にグラスフィルター上で洗浄することにより発熱性物
質@着剤であるパロモマイシンセファロースヲ得り。
M塩酸21およびP H7,2の0.15 Mリン酸
緩衝液(カップリングバッファー)21!を用いてグラ
スフィルター上で洗浄した。次に硫酸バロモマイシン1
yをカップリングバッファ=100ml’に溶解した溶
液(T) と前述のブロムシアン活性化セファロース(
n)とを混合振盪し、室温で2時間反応させた後、(I
)と(n)を分離し、更に分離した(n)とPH8,0
,0,1Mのトリス塩酸緩衝液(1)Ioomeとを混
合振盪し、室温で2時間反応させた。(ロ)と(口1)
を分離した後2分離した(11)をカップリングバッフ
ァー21,05八(の塩化ナトリウムを含む酢酸緩衝液
21. カップリングバッファー21を用いて、この
順にグラスフィルター上で洗浄することにより発熱性物
質@着剤であるパロモマイシンセファロースヲ得り。
実施例2
実施例1で調製した発熱性物質吸着剤20meをパイロ
ジエンフリーの生理食塩液500 meを用いてグラス
フィルター上で洗浄した後、パイロジエンフリーのカラ
ムに充てんし、更にパイロジエンフリーの生理食塩液+
00meで洗浄した。
ジエンフリーの生理食塩液500 meを用いてグラス
フィルター上で洗浄した後、パイロジエンフリーのカラ
ムに充てんし、更にパイロジエンフリーの生理食塩液+
00meで洗浄した。
次KE、coli Of I l由来のI−P Sをパ
イロジエンフリーの生理食塩液に無菌的にl Ong/
meの割合で溶解した■、PS溶液を前記カラム中を
流下させた。その結果L P S溶液11の流出まで流
出液中にはLPSは検IBされなかった。LPSの検出
されなかった流出液を用いて硫酸パロモマイシンの′m
認試験であるニンヒドリン反応を行なったが流下液は青
紫色は呈さず、硫酸パロモマイシンは検出されなかった
。
イロジエンフリーの生理食塩液に無菌的にl Ong/
meの割合で溶解した■、PS溶液を前記カラム中を
流下させた。その結果L P S溶液11の流出まで流
出液中にはLPSは検IBされなかった。LPSの検出
されなかった流出液を用いて硫酸パロモマイシンの′m
認試験であるニンヒドリン反応を行なったが流下液は青
紫色は呈さず、硫酸パロモマイシンは検出されなかった
。
実施例8゜
セファロ−スCL −4B (ファルマシア社製)10
0meを精製水21で洗浄した後、5Mのリン酸ハッ7
y (1(2)TP04 ・8F120114.2
P 、KOII I 4p/100+++I’H20
) I OOmeに溶解し、マグネチックスクーラーで
かくけんしながら木水淋中で15分間冷却し、’/me
のア士トニトリルに溶解したブロムシアン14yを素早
く加えた後。
0meを精製水21で洗浄した後、5Mのリン酸ハッ7
y (1(2)TP04 ・8F120114.2
P 、KOII I 4p/100+++I’H20
) I OOmeに溶解し、マグネチックスクーラーで
かくけんしながら木水淋中で15分間冷却し、’/me
のア士トニトリルに溶解したブロムシアン14yを素早
く加えた後。
精製水で充分に洗浄して得たブロムシアン活性化架橋ア
ガロース50m1’(I)を硫酸リボスタマイシン2y
を繻解したp H7,2のリン酸緩衝液(n)200m
l!に懸濁させ室温で2時間反応させた。(I)と (
11)を分離した後、 (■)をPH7,6,0,1M
のトリス塩酸緩衝液(m)100m/と反応させ未反応
の活件基を不活化した後、 (■)と(m)を分離した
。 分離した(1)をP H7,2LD リン酸緩衝液
2/、0.5Mの塩化ナトリウムを含有するP H4,
0の酢酸緩衝液2jを用いてこの順にグラスフィルター
上で洗浄することにより発熱性物質吸着剤であるリポス
タマイシンセフ70−スCL−4Bt−得た。
ガロース50m1’(I)を硫酸リボスタマイシン2y
を繻解したp H7,2のリン酸緩衝液(n)200m
l!に懸濁させ室温で2時間反応させた。(I)と (
11)を分離した後、 (■)をPH7,6,0,1M
のトリス塩酸緩衝液(m)100m/と反応させ未反応
の活件基を不活化した後、 (■)と(m)を分離した
。 分離した(1)をP H7,2LD リン酸緩衝液
2/、0.5Mの塩化ナトリウムを含有するP H4,
0の酢酸緩衝液2jを用いてこの順にグラスフィルター
上で洗浄することにより発熱性物質吸着剤であるリポス
タマイシンセフ70−スCL−4Bt−得た。
実施例4
実施例3で得た発熱性物質吸着剤10m1’と注射用4
0%アルブミン溶液にl0ny/+++eの割合でE、
coli OI I I由来のLPSを溶解した溶液1
00meを混合し、室温で5時間振盪した後。
0%アルブミン溶液にl0ny/+++eの割合でE、
coli OI I I由来のLPSを溶解した溶液1
00meを混合し、室温で5時間振盪した後。
両者を分離し1分離したアルブミン溶液中のLPSの検
出を行なったが、この溶液からLPSは検出されなかっ
た。また、このアルブミン溶液を用いてリポスフマイシ
ンの確認試験を行なったがリポスフマイシンは検出され
なかった。
出を行なったが、この溶液からLPSは検出されなかっ
た。また、このアルブミン溶液を用いてリポスフマイシ
ンの確認試験を行なったがリポスフマイシンは検出され
なかった。
対照としてセファロースCL−4Bと前記LPS含有ア
ルブミン溶液を用いて同一の操作を行なったところ分離
後のアルブミン溶液からは+ 0 n p / meの
LPSが検出された。
ルブミン溶液を用いて同一の操作を行なったところ分離
後のアルブミン溶液からは+ 0 n p / meの
LPSが検出された。
手続補正書
昭和60年2月20日
特許庁長官殿 昭和GOf52月1
9日差出1、 事件の表示 昭和59年特許願第19
9296号2)発明の名称 発熱性物質吸着剤および
それを用いる発熱性物質除去方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 山形県長井市今泉lI454、代理人 住 所 氏 名 5 補正命令の日付 昭和60年1月29日6、補正
の対象 願書及び明細書 7 補正の内容 別紙のとおり 昭和60年12月19日
9日差出1、 事件の表示 昭和59年特許願第19
9296号2)発明の名称 発熱性物質吸着剤および
それを用いる発熱性物質除去方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 山形県長井市今泉lI454、代理人 住 所 氏 名 5 補正命令の日付 昭和60年1月29日6、補正
の対象 願書及び明細書 7 補正の内容 別紙のとおり 昭和60年12月19日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)固定化したアミノグリコシド系抗生物質から成るこ
とを特徴とする発熱性物質吸着剤 2)特許請求の範囲第1項記載の吸着剤と発熱性物質含
有溶液とを接触させた後両者を分離することを特徴とす
る発熱性物質除去方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199296A JPS6176418A (ja) | 1984-09-23 | 1984-09-23 | 発熱性リポ多糖体用吸着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199296A JPS6176418A (ja) | 1984-09-23 | 1984-09-23 | 発熱性リポ多糖体用吸着剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176418A true JPS6176418A (ja) | 1986-04-18 |
JPH0568450B2 JPH0568450B2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=16405444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59199296A Granted JPS6176418A (ja) | 1984-09-23 | 1984-09-23 | 発熱性リポ多糖体用吸着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002101084A3 (en) * | 2001-06-11 | 2003-02-20 | Applied Research Systems | Scintillation proximity assays for aminoglycoside binding molecules |
-
1984
- 1984-09-23 JP JP59199296A patent/JPS6176418A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002101084A3 (en) * | 2001-06-11 | 2003-02-20 | Applied Research Systems | Scintillation proximity assays for aminoglycoside binding molecules |
US7157239B2 (en) | 2001-06-11 | 2007-01-02 | Applied Research Systems Ars Holding N.V. | Method and kit for identifying and/or quantifying radiolabeled aminoglycoside binding molecules |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568450B2 (ja) | 1993-09-29 |
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