JPS6176323A - タイヤの加硫装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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- B29D2030/0667—Circulating the fluids, e.g. introducing and removing them into and from the moulds; devices therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はタイヤ等の加硫装置に関するものである。
(従来技術と問題点)
一般に、タイヤの加硫成形工程は、第8図に示すように
、加T&機の上型1と下型2とでなる金型3内に未加硫
の生タイヤ5を装填し、その内側にブラダ−6を挿入し
て該ブラダ−の膨張作用で金型内面にタイヤを押し付け
て型付けするとともに、ブラダ−6内に導入した加熱媒
体例えば加熱水で加熱する加熱工程1次いで冷却水を連
環供給させる冷却工程、最終にブラダ−抜去のための排
気工程を経て加硫が行われるのが一般的である。
、加T&機の上型1と下型2とでなる金型3内に未加硫
の生タイヤ5を装填し、その内側にブラダ−6を挿入し
て該ブラダ−の膨張作用で金型内面にタイヤを押し付け
て型付けするとともに、ブラダ−6内に導入した加熱媒
体例えば加熱水で加熱する加熱工程1次いで冷却水を連
環供給させる冷却工程、最終にブラダ−抜去のための排
気工程を経て加硫が行われるのが一般的である。
加熱工程から冷却工程に切り替えた時に、ブラダ−内に
残留している加熱水に所たに入ってきた冷却水が混ざる
ために冷却効果が悪くなり、又、熱損失が大きいのでエ
ネルギー効果が悪いという問題がある。
残留している加熱水に所たに入ってきた冷却水が混ざる
ために冷却効果が悪くなり、又、熱損失が大きいのでエ
ネルギー効果が悪いという問題がある。
一方、加熱媒体としてスチームを用いる方法では、ブラ
ダ−6内に供給したスチーム7がドレン8となって下部
に溜まるため、サイドウオール下部の温度上昇が遅れて
、その部分の加硫が不充分となり、タイヤ各部位間の加
硫量のバラツキが大きくなって品質の低下を招来すると
いう欠点があった。また、タイヤの加硫時間を決める場
合に、加硫の最も遅れるドレンの溜まったサイドウオー
ル部を基準としなければならないので、必然的に加硫時
間が長くなって生産性が低下するという問題もあった。
ダ−6内に供給したスチーム7がドレン8となって下部
に溜まるため、サイドウオール下部の温度上昇が遅れて
、その部分の加硫が不充分となり、タイヤ各部位間の加
硫量のバラツキが大きくなって品質の低下を招来すると
いう欠点があった。また、タイヤの加硫時間を決める場
合に、加硫の最も遅れるドレンの溜まったサイドウオー
ル部を基準としなければならないので、必然的に加硫時
間が長くなって生産性が低下するという問題もあった。
(発明の目的)
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、冷却効果
が損われず、熱損失が少なく、又、タイヤの加硫を均一
かつ高能率で行なうことのできるような加硫装置を提供
することを目的としている。
が損われず、熱損失が少なく、又、タイヤの加硫を均一
かつ高能率で行なうことのできるような加硫装置を提供
することを目的としている。
(発明の構成)
本発明にかかるタイヤの加硫装置は、タイヤが装填され
る金型と可撓性を有する袋状のブラダ−をそなえ、ブラ
ダ−を膨満させてタイヤを金型に押し付けつつ加硫を行
なうように構成したタイヤの加硫装置において、前記ブ
ラダ−の内部を2室に仕切る柔軟な弾性仕9J膜を設け
、該化91膜によって仕切られた2室にそれぞれ加熱媒
体または冷却媒体を流通させることのできる導入口と排
出口とを設けたことを特徴としている。
る金型と可撓性を有する袋状のブラダ−をそなえ、ブラ
ダ−を膨満させてタイヤを金型に押し付けつつ加硫を行
なうように構成したタイヤの加硫装置において、前記ブ
ラダ−の内部を2室に仕切る柔軟な弾性仕9J膜を設け
、該化91膜によって仕切られた2室にそれぞれ加熱媒
体または冷却媒体を流通させることのできる導入口と排
出口とを設けたことを特徴としている。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、本発明にかかる加硫装置の1例をあられすも
ので、この加硫装置10は金型11とブラダ−12をそ
なえ、金型11は上型11aと下型11bからなる。ブ
ラダ−12は、ブチルゴム等の柔軟な弾性材料で袋状に
形成され、昇降シリンダのピストンロッド13に取り付
けられた上部治具15と、下部治具IBによって支持さ
れている。上部治具15と下部治具1Bとの間には、ピ
ストンロッド13のまわりを囲むようにして筒状の弾性
仕切11119が設けられており、この仕切膜I9によ
ってブラダ−12の内部が2室I、Oに仕切られている
。この弾性仕切膜13は、例えばブチルゴムのようなり
リープが小さな配合のゴム材で製作されるエラストマー
膜で、厚さは5〜ioms程度とするのが好ましい0弾
性仕切jli19の上端部および下端部には、内外方向
に突出するフランジ部19a、Inが全周にわたってそ
れぞれ設けられている。一方、上部治具15と下部治具
IBには、上記弾性仕切H1111のフランジ部19a
。
ので、この加硫装置10は金型11とブラダ−12をそ
なえ、金型11は上型11aと下型11bからなる。ブ
ラダ−12は、ブチルゴム等の柔軟な弾性材料で袋状に
形成され、昇降シリンダのピストンロッド13に取り付
けられた上部治具15と、下部治具IBによって支持さ
れている。上部治具15と下部治具1Bとの間には、ピ
ストンロッド13のまわりを囲むようにして筒状の弾性
仕切11119が設けられており、この仕切膜I9によ
ってブラダ−12の内部が2室I、Oに仕切られている
。この弾性仕切膜13は、例えばブチルゴムのようなり
リープが小さな配合のゴム材で製作されるエラストマー
膜で、厚さは5〜ioms程度とするのが好ましい0弾
性仕切jli19の上端部および下端部には、内外方向
に突出するフランジ部19a、Inが全周にわたってそ
れぞれ設けられている。一方、上部治具15と下部治具
IBには、上記弾性仕切H1111のフランジ部19a
。
tabが嵌合する環状の凹部2G、21が設けられてお
り、上記弾性仕切11919は、第1図(b)に示す如
く、そのフランジ部19a、llbをこれら凹部2G、
21に嵌合させ、その上から押え板22.23を被せて
ボルト24で締着することにより上下の治具15,1B
に気密に固定されている。
り、上記弾性仕切11919は、第1図(b)に示す如
く、そのフランジ部19a、llbをこれら凹部2G、
21に嵌合させ、その上から押え板22.23を被せて
ボルト24で締着することにより上下の治具15,1B
に気密に固定されている。
下部治具1Bには、筒状の弾性仕切!119の内側の室
(I)に開口する供給口27と排出口28、および弾性
仕切膜18の外側の室(0)に開口する供給口30と排
出口31がそれぞれ穿設され、これらは内側供給管33
゛、内側排出管34、外側供給管35、外側排出管3B
にそれぞれ接続されている。なお、供給口(吹出口)2
7.30は、円周方向に゛沿って複数個設けておいても
よく、又、第9図のように円周方向に対し例えば右又は
左に45度程度の角度をつけて設けてお′l/)てもよ
い。
(I)に開口する供給口27と排出口28、および弾性
仕切膜18の外側の室(0)に開口する供給口30と排
出口31がそれぞれ穿設され、これらは内側供給管33
゛、内側排出管34、外側供給管35、外側排出管3B
にそれぞれ接続されている。なお、供給口(吹出口)2
7.30は、円周方向に゛沿って複数個設けておいても
よく、又、第9図のように円周方向に対し例えば右又は
左に45度程度の角度をつけて設けてお′l/)てもよ
い。
つぎに、この加硫装置の使用法について述べれば、先ず
従来の装置と同様に、下型11b’上に生タイヤ5“を
装填し、上型11aを閉塞しつつブラダ−12をシェニ
ビングし、全閉状態の金型11の内表面に生タイヤを押
しつける。そして、内側の室(I)の供給口27を通し
て弾性仕切111119の内側の室(I)に加硫媒体で
ある加熱水を導入しくこの′とき、バルブVtは開、バ
ルブv2は閉)、排出口29から排出することによって
加熱水を循環させる(バルブv4は開、バルブv3とv
6は閉)。
従来の装置と同様に、下型11b’上に生タイヤ5“を
装填し、上型11aを閉塞しつつブラダ−12をシェニ
ビングし、全閉状態の金型11の内表面に生タイヤを押
しつける。そして、内側の室(I)の供給口27を通し
て弾性仕切111119の内側の室(I)に加硫媒体で
ある加熱水を導入しくこの′とき、バルブVtは開、バ
ルブv2は閉)、排出口29から排出することによって
加熱水を循環させる(バルブv4は開、バルブv3とv
6は閉)。
この場合、供給口30からは何も供給せず、排出口31
は排気状態(大気圧)としておく(バルブv5は開)、
この状態では、第2図に示す如く弾性仕切19113が
膨満してブラダ−12内面に密着し、ブラダ−12を介
して生タイヤ5を金型11内面に押し付けて型付けする
とともに、加熱媒体である加熱水によって生タイヤ5の
加硫を進行させる。
は排気状態(大気圧)としておく(バルブv5は開)、
この状態では、第2図に示す如く弾性仕切19113が
膨満してブラダ−12内面に密着し、ブラダ−12を介
して生タイヤ5を金型11内面に押し付けて型付けする
とともに、加熱媒体である加熱水によって生タイヤ5の
加硫を進行させる。
所定時間加熱水による加熱を行なったら1次に冷却水を
仕切膜の外側の室(0)の供給口30からブラダ−12
内に供給しくバルブv1閉、バルブv2開)、排出口3
1から抜くことによって、冷却水を循環させる(バルブ
V4.V5閉、バルブV3開)、このとき、供給口27
からの加熱水の供給を止め(バルブvl閉)、タイヤ4
0にかかる圧力(加熱水の圧力)が冷却水圧力よりも低
くならないようにしながら、排出口28から残りの加熱
水を抜き、最終的には排気(大気圧)とする(バルブv
8開)0図中、43は流量を絞るオリフィスである。パ
ルプ■4は冷却水供給開始後一定時間経過後に開き、加
熱水を冷却水の圧力よりも低くならないようにオリフィ
ス43で流量を調節しつつ徐々に排出する。このときの
形状を第3図に示す。
仕切膜の外側の室(0)の供給口30からブラダ−12
内に供給しくバルブv1閉、バルブv2開)、排出口3
1から抜くことによって、冷却水を循環させる(バルブ
V4.V5閉、バルブV3開)、このとき、供給口27
からの加熱水の供給を止め(バルブvl閉)、タイヤ4
0にかかる圧力(加熱水の圧力)が冷却水圧力よりも低
くならないようにしながら、排出口28から残りの加熱
水を抜き、最終的には排気(大気圧)とする(バルブv
8開)0図中、43は流量を絞るオリフィスである。パ
ルプ■4は冷却水供給開始後一定時間経過後に開き、加
熱水を冷却水の圧力よりも低くならないようにオリフィ
ス43で流量を調節しつつ徐々に排出する。このときの
形状を第3図に示す。
タイヤが充分冷却するまで冷却水の循環を行なったら、
ブラダ−内への冷却水の供給を止め、残っている冷却水
を排出する。このようにしてタイヤの加硫と冷却を終え
たら金型11を開いてブラダ−12をタイヤ内から抜き
出し1次いでタイヤを取り外す、なお、場合によっては
加熱水を外側の室(0)に供給し、冷却水を内側の室(
I)に供給してもよい。
ブラダ−内への冷却水の供給を止め、残っている冷却水
を排出する。このようにしてタイヤの加硫と冷却を終え
たら金型11を開いてブラダ−12をタイヤ内から抜き
出し1次いでタイヤを取り外す、なお、場合によっては
加熱水を外側の室(0)に供給し、冷却水を内側の室(
I)に供給してもよい。
この加硫装置10では、加熱水と冷却水とが弾性仕切膜
19で仕切られた別々の室に供給され、両者が混ざり合
わないの÷、従来のものにくらべて冷却効果が損われず
、又、加熱水と冷却水とか混ざることなく加熱水を回収
できるので大半の熱エネルギーが回収される0弾性仕切
膜を介して熱伝導が行なわれるため、若干のエネルギー
ロスはあるが、加熱水と冷却水とが混ざり合うことによ
る熱損失にくらべると、そのエネルギーロスはきわめて
小さなものである。
19で仕切られた別々の室に供給され、両者が混ざり合
わないの÷、従来のものにくらべて冷却効果が損われず
、又、加熱水と冷却水とか混ざることなく加熱水を回収
できるので大半の熱エネルギーが回収される0弾性仕切
膜を介して熱伝導が行なわれるため、若干のエネルギー
ロスはあるが、加熱水と冷却水とが混ざり合うことによ
る熱損失にくらべると、そのエネルギーロスはきわめて
小さなものである。
つぎに、本実施例において加熱媒体としてスチームを用
いる場合は、バルブV12とvlのみを開き、供給口2
7から内側の室(I)にスチームを供給し、第2図に示
す如く弾性仕切@tSを膨満させて、ブラダ−12内面
に密着させる( v e、v <は閉)、ブラダ−12
は金型11内の生タイヤ5内面に密着し、スチームの熱
は生タイヤ5に伝達され、加硫が行なわれる。この状態
で一定時間(タイヤの種類等によって異なるが、例えば
10分間)経過して下部にドレンが溜まった頃に1弾性
仕切111113の内側へのスチームの供給を止めて弾
性仕切膜18とブラダ−12の間すなわち外側の室(0
)にスチームを供給する( V 1.V 3.V 4.
V 5閉、V2゜v 8.V 12開)、この操作によ
って弾性仕切膜19が第3図に示す如く収縮し、その内
部に溜まっていたドレンは排出され、タイヤ全体が均一
に加熱されるのである。加熱が終ったら冷却を行なって
、製品であるタイヤを加硫装置から取り出す。
いる場合は、バルブV12とvlのみを開き、供給口2
7から内側の室(I)にスチームを供給し、第2図に示
す如く弾性仕切@tSを膨満させて、ブラダ−12内面
に密着させる( v e、v <は閉)、ブラダ−12
は金型11内の生タイヤ5内面に密着し、スチームの熱
は生タイヤ5に伝達され、加硫が行なわれる。この状態
で一定時間(タイヤの種類等によって異なるが、例えば
10分間)経過して下部にドレンが溜まった頃に1弾性
仕切111113の内側へのスチームの供給を止めて弾
性仕切膜18とブラダ−12の間すなわち外側の室(0
)にスチームを供給する( V 1.V 3.V 4.
V 5閉、V2゜v 8.V 12開)、この操作によ
って弾性仕切膜19が第3図に示す如く収縮し、その内
部に溜まっていたドレンは排出され、タイヤ全体が均一
に加熱されるのである。加熱が終ったら冷却を行なって
、製品であるタイヤを加硫装置から取り出す。
第4図以降は異なる実施例をあられすもので。
弾性仕切膜13′をブラダ−と一体的に形成した例をあ
られす、すなわち、この加硫装置to′のブラダ−12
′は、第4図(a)に示すようにその内部の中間部に、
芯部に穴のあるドーナツ状の弾性仕切1918′が一体
的に設けられており、この弾性仕切膜18′は、その穴
19a’の周縁部が下部治具1Bに気密に固定される。
られす、すなわち、この加硫装置to′のブラダ−12
′は、第4図(a)に示すようにその内部の中間部に、
芯部に穴のあるドーナツ状の弾性仕切1918′が一体
的に設けられており、この弾性仕切膜18′は、その穴
19a’の周縁部が下部治具1Bに気密に固定される。
ブラダ−12’の内部は、この弾性仕切膜19′によっ
て上側の室(U)と下側の室(L)に仕切られている。
て上側の室(U)と下側の室(L)に仕切られている。
他の部分については、前例と同様である。
第4図(b)は、このブラダ−12′の成形方法を例示
するもので、円筒状の成形用空間を有する外型45の内
部に上下の中子48 、48 ’を入れ、これら中子4
B、46′と外型45との隙間にブチルゴム等の成形用
材料を入れ、圧縮成形を行なう、これによって、薄い弾
性仕切115119’を一体にそなえたブラダ−12”
が得られる。上側の中子4Bには円板状の突起48aが
設けられており、この部分が穴19a′となる。
するもので、円筒状の成形用空間を有する外型45の内
部に上下の中子48 、48 ’を入れ、これら中子4
B、46′と外型45との隙間にブチルゴム等の成形用
材料を入れ、圧縮成形を行なう、これによって、薄い弾
性仕切115119’を一体にそなえたブラダ−12”
が得られる。上側の中子4Bには円板状の突起48aが
設けられており、この部分が穴19a′となる。
なお、弾性仕切膜18′は、第4図のようにブラダ−1
2′と一体に成形せず、ブラダ−12′とは別個に成形
しておいて、あとで加硫接着することによって一体化し
てもよい。
2′と一体に成形せず、ブラダ−12′とは別個に成形
しておいて、あとで加硫接着することによって一体化し
てもよい。
この加硫装置1G’を用いて加硫を行なう場合は、先ず
下側の室(L)の供給口3Gから加熱水を供給し、排出
口31から排出させることによ゛って、加熱水を循環さ
せる。この状態では、第6V4に示すように弾性仕切膜
19’がブラダ−12′の上部内面に密着し、加熱水は
弾性仕切膜19′の下側に形成される下側の室(L)内
を循環する。これによってタイヤ5の加硫が行なわれる
。加熱水にiる加熱が終ったら、つぎに下側の室(L)
への加熱水の供給を止め、供給口27と排出口28を用
いて弾性仕切膜19′の°上側の室(U)に冷却水を循
環させる。このとき、弾性仕切1l1113’は、第7
5ii1に示す如くブラダ−12′の下部内面に密着し
、冷却水によるタイヤの冷却が行なわれる。上側の室(
U)で加熱を行ない、下側の室(L)で冷却を行なって
もよい、加熱と冷却を終えたタイヤは型内か”ら取り出
す。
下側の室(L)の供給口3Gから加熱水を供給し、排出
口31から排出させることによ゛って、加熱水を循環さ
せる。この状態では、第6V4に示すように弾性仕切膜
19’がブラダ−12′の上部内面に密着し、加熱水は
弾性仕切膜19′の下側に形成される下側の室(L)内
を循環する。これによってタイヤ5の加硫が行なわれる
。加熱水にiる加熱が終ったら、つぎに下側の室(L)
への加熱水の供給を止め、供給口27と排出口28を用
いて弾性仕切膜19′の°上側の室(U)に冷却水を循
環させる。このとき、弾性仕切1l1113’は、第7
5ii1に示す如くブラダ−12′の下部内面に密着し
、冷却水によるタイヤの冷却が行なわれる。上側の室(
U)で加熱を行ない、下側の室(L)で冷却を行なって
もよい、加熱と冷却を終えたタイヤは型内か”ら取り出
す。
本例でも、加熱水と冷却水とが弾性仕切膜19’によっ
て仕切られた別々の室にそれぞれ供給されるので、両者
が混ざり合うことがなく、したがって冷却効果が良く、
又、熱損失が少ない。
て仕切られた別々の室にそれぞれ供給されるので、両者
が混ざり合うことがなく、したがって冷却効果が良く、
又、熱損失が少ない。
本実施例において、スチームを用いて加熱を行なう場合
は、先ず供給口27からスチームを上側の室(U)に供
給する(第7図の状態)、一定時間加熱して室(U)内
にドレンが溜まったら、供給口27からのスチームの供
給を止め、今度は、供給口30からスチームを下側の室
(L)内に供給する。このとき、室(U)のスチームは
排出口29から排出される。これによって、弾性仕切膜
19”は第6図の状態となり、上側の室(U)に溜まっ
ていたドレンは排出口29(バルブv6を開けて排気状
態としておく)からスチームとともに排出され、引き続
き下側の室(L)内のスチームによって加熱が行なわれ
る。加熱が終了したら供給口30からのスチームの供給
を止め、供給口27と排出口23とを用いて冷却水を循
環させる。冷却の終了したタイヤは、金型!lから取り
出す。
は、先ず供給口27からスチームを上側の室(U)に供
給する(第7図の状態)、一定時間加熱して室(U)内
にドレンが溜まったら、供給口27からのスチームの供
給を止め、今度は、供給口30からスチームを下側の室
(L)内に供給する。このとき、室(U)のスチームは
排出口29から排出される。これによって、弾性仕切膜
19”は第6図の状態となり、上側の室(U)に溜まっ
ていたドレンは排出口29(バルブv6を開けて排気状
態としておく)からスチームとともに排出され、引き続
き下側の室(L)内のスチームによって加熱が行なわれ
る。加熱が終了したら供給口30からのスチームの供給
を止め、供給口27と排出口23とを用いて冷却水を循
環させる。冷却の終了したタイヤは、金型!lから取り
出す。
この場合も、加熱中にドレンを排出することができるの
で、タイヤを全体的に均一に加熱することができる。
で、タイヤを全体的に均一に加熱することができる。
(発明の効果)
以上に説明した如く、本発明は、タイヤの加硫を均一か
つ高能率に行なうことができ、しかも熱損失の少ないす
ぐれたものである。
つ高能率に行なうことができ、しかも熱損失の少ないす
ぐれたものである。
第1図Cta>は本発明にかかるタイヤの加硫装置の1
実施例をあられす一部を省略した断面図、同図(b)は
その要部の拡大図、第2図および第3図はその使用状態
をあられす断面図、第4図乃至第7図は異なる実施例を
あられすもので、第4図(a)、(b)はブラダ−の外
観図およびその成形法の説明図、第5図は加硫装置の断
面図、第6図および第7図はその使用状態をあられす断
面図、第8図は従来の加硫装置の断面図、第9図は下部
治具の平面図である。 t 、 to、 io”・・・加硫装置、5・・・タイ
ヤ、11・・・金型、12.12”・・・ブラダ−11
3・・・ピストンロッド、15・・・上部治具、tS・
・・下部治具、19.19’・・・弾性仕切膜、27.
30・・・供給口、29.31・・・排出口。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 菅 原 弘 志 又 19a(19b)
実施例をあられす一部を省略した断面図、同図(b)は
その要部の拡大図、第2図および第3図はその使用状態
をあられす断面図、第4図乃至第7図は異なる実施例を
あられすもので、第4図(a)、(b)はブラダ−の外
観図およびその成形法の説明図、第5図は加硫装置の断
面図、第6図および第7図はその使用状態をあられす断
面図、第8図は従来の加硫装置の断面図、第9図は下部
治具の平面図である。 t 、 to、 io”・・・加硫装置、5・・・タイ
ヤ、11・・・金型、12.12”・・・ブラダ−11
3・・・ピストンロッド、15・・・上部治具、tS・
・・下部治具、19.19’・・・弾性仕切膜、27.
30・・・供給口、29.31・・・排出口。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 菅 原 弘 志 又 19a(19b)
Claims (1)
- (1)タイヤが装填される金型と可撓性を有する袋状の
ブラダーをそなえ、このブラダーを膨満させてタイヤを
金型に押し付けつつ加硫を行なうように構成したタイヤ
の加硫装置において、前記ブラダーの内部を2室に仕切
る柔軟な弾性仕切膜を設け、該仕切膜によって仕切られ
た2室にそれぞれ加熱媒体または冷却媒体を流通させる
ことので■る供給口と排出口とを設けたことを特徴とす
るタイヤの加硫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199989A JPS6176323A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | タイヤの加硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199989A JPS6176323A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | タイヤの加硫装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176323A true JPS6176323A (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=16416938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59199989A Pending JPS6176323A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | タイヤの加硫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176323A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5020982A (en) * | 1987-12-29 | 1991-06-04 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Apparatus for vulcanizing elastomer product |
US5133914A (en) * | 1987-12-29 | 1992-07-28 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Method for vulcanizing elastomer product |
KR100509729B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2005-08-25 | 금호타이어 주식회사 | 트럭 및 버스용 그린 타이어 가류 매체 공급 방법 |
JP2008110583A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Alps Electric Co Ltd | 射出成形装置および射出成形方法 |
CN102658617A (zh) * | 2012-05-02 | 2012-09-12 | 三角轮胎股份有限公司 | 巨型工程子午线轮胎硫化方法 |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP59199989A patent/JPS6176323A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5020982A (en) * | 1987-12-29 | 1991-06-04 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Apparatus for vulcanizing elastomer product |
US5133914A (en) * | 1987-12-29 | 1992-07-28 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Method for vulcanizing elastomer product |
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CN102658617A (zh) * | 2012-05-02 | 2012-09-12 | 三角轮胎股份有限公司 | 巨型工程子午线轮胎硫化方法 |
CN102658617B (zh) * | 2012-05-02 | 2014-09-17 | 三角轮胎股份有限公司 | 巨型工程子午线轮胎硫化方法 |
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