JP7428875B2 - タイヤ加硫装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ加硫装置および方法に関し、さらに詳しくは、加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を排出した状態で加硫を行うタイヤ加硫装置および方法に関するものである。
タイヤ加硫工程では、閉型した加硫用モールドの中で加硫用ブラダを膨張させた状態にして、グリーンタイヤを所定温度で加熱するとともに所定圧力で押圧する。これにより、グリーンタイヤを形成している未加硫ゴムが加硫用モールドのタイヤ成型面で型付けされる。閉型した加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に不要な空気が残留していると、未加硫ゴムを十分に加圧および加熱できずに加硫故障の原因になることがある。
そこで、閉型した加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を吸引して加硫用コンテナの外部に排出する装置が提案されている(特許文献1、2参照)。このような不要な空気を確実に吸引するには、加硫用コンテナにシール材を配置して、不要な空気が存在している領域をこのシール材によって気密状態に維持する必要がある。
ところが、加硫用モールドの開閉を繰り返すことにより、シール材は加硫用モールドの開閉に伴って移動する部品によって擦られて損耗する。シール機能を確保するためには、シール材を点検、交換する頻度を高くする必要があるため、シール材のメンテナンス性を向上させるには改善の余地がある。
特開平4-197713号公報 特開2014-51032号公報
本発明の目的は、加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を排出した状態で加硫を行う際に、不要な空気が存在している領域を気密状態に維持するシール材のメンテナンス性を向上させるタイヤ加硫装置および方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ加硫装置は、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構と、この中心機構を囲むように設置される加硫用モールドと、この加硫用モールドが取り付けられる加硫用コンテナと、前記加硫用モールドの開閉機構と、前記加硫用モールドを閉型した際に前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持するシール材と、前記シール材により気密状態に維持された前記所定領域から前記加硫用コンテナの外部に空気を吸引する空気吸引機とを備えたタイヤ加硫装置において、前記タイヤ加硫装置の構成部品に形成されて上端または下端に開口部を有する平面視で環状のシール溝と、前記シール溝に対して相対的に上下移動して前記シール溝に前記開口部を通じて出入りする押圧部とを有し、前記シール溝は複数の前記構成部品に跨らずに単一の前記構成部品に断面凹状に形成されていて、前記シール溝には前記シール溝の溝深さよりも厚さが小さい前記シール材が配置されていて、前記加硫用モールドを開型および閉型する際に前記シール材に対して相対移動する移動部品に接触する前記シール材として、前記シール溝に進入した前記押圧部の下端または上端によって押圧される前記シール材だけが使用されて前記所定領域が気密状態に維持される構成にしたことを特徴とする。
本発明のタイヤ加硫方法は、加硫用コンテナに加硫用モールドを取り付けて、前記加硫用モールドを開型した状態で前記加硫用モールドの中にグリーンタイヤを横置き状態で配置し、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構を囲むように設置した前記加硫用モールドを閉型して前記グリーンタイヤを加硫する際に、シール材によって前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持して、前記グリーンタイヤと前記加硫用モールドとの間に存在している不要な空気を、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気吸引機により、気密状態に維持した前記所定領域から前記加硫用コンテナの外側に吸引するタイヤ加硫装置を用いたタイヤ加硫方法において、前記タイヤ加硫装置の構成部品に上端または下端に開口部を有して平面視で環状のシール溝を形成しておき、前記シール溝は複数の前記構成部品に跨らずに単一の前記構成部品に断面凹状に形成し、前記シール溝には前記シール溝の溝深さよりも厚さが小さい前記シール材を配置して、前記シール溝に対して相対的に上下移動して前記シール溝に前記開口部を通じて出入りする押圧部を設けて、前記加硫用モールドを開型および閉型する際に前記シール材に対して相対移動する移動部品に接触する前記シール材として、前記シール溝に進入した前記押圧部の下端または上端によって押圧される前記シール材だけを使用して前記所定領域を気密状態に維持することを特徴とする。
本発明によれば、前記タイヤ加硫装置の構成部品に上端または下端に開口部を有して平面視で環状のシール溝に前記シール材を配置しておき、前記加硫用モールドを閉型した際に前記開口部を通じて前記シール溝に進入した押圧部の下端または上端によって前記シール材を押圧することで前記所定領域が気密状態に維持される。即ち、前記加硫用モールドを開型および閉型する際に前記シール材に対して相対移動する移動部品に接触する前記シール材として、前記シール溝に進入した前記押圧部の下端または上端によって押圧される前記シール材だけが使用される。前記加硫用モールドの開閉を繰り返しても、前記シール材は前記押圧部の下端または上端によって繰り返し押圧されるだけなので、前記押圧部によって擦られることがほとんどなく、シール材の損耗を最小限に抑えることができる。これに伴い、シール機能を確保するために行うシール材の点検、交換の頻度を低くするには有利になるので、シール材のメンテナンス性が向上する。
加硫用モールドが閉型状態になっている本発明のタイヤ加硫装置の左半分を縦断面視で例示する説明図である。 図1の加硫用コンテナを平面視で例示する説明図である。 シール材を例示する斜視図である。 シール材の長手方向端部を側面視で例示する説明図である。 シール材の変形例を側面視で示す説明図である。 図1の加硫用モールドが開型状態になっているタイヤ加硫装置を例示する説明図である。 図6の加硫用コンテナを平面視で例示する説明図である。 図1の加硫用モールドとグリーンタイヤとの間の空気を吸引して加硫用コンテナの外部に排出している状態を例示する説明図である。 図1のグリーンタイヤの加硫後に、加硫用モールドと製造されたタイヤとの間に加硫用コンテナの外部から空気を注入している状態を例示する説明図である。 タイヤ加硫装置の別の実施形態の左半分を縦断面視で例示する説明図である。
以下、本発明のタイヤ加硫装置および方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示する本発明のタイヤ加硫装置1(以下、加硫装置1という)は、中心機構3と、中心機構3の上方で上下移動する上下移動板部2と、加硫用モールド7(以下、モールド7という)と、加硫用コンテナ10(以下、コンテナ10という)と、モールド7を閉型した際にコンテナ10の内部の所定領域を気密状態に維持するシール材Sと、シール材Sにより気密状態に維持された所定領域からコンテナ10の外部に空気を吸引する空気吸引機16とを備えている。この所定の領域は、コンテナ10に取り付けられて閉型した状態のモールド7と、モールド7の内側に配置されたグリーンタイヤTとの間を含む領域である。上下移動板部2は、モールド7の開閉機構として機能する。
コンテナ10は、コンテナ部品となる上部プレート11、下部プレート12、複数のセグメント13、コンテナリング14を有している。このコンテナ10にはセクショナルタイプのモールド7が取付けられている。モールド7は、円環状の上側サイドモールド7Aと、円環状の下側サイドモールド7Bと、平面視で円弧状の複数のセクタモールド7Cとを有している。上側サイドモールド7Aの下面の内周側端部には上側のビードリング8aが連接され、下側サイドモールド7Bの上面の内周側端部には下側のビードリング8aが連接されている。
加硫装置1はさらに、コンテナ10を構成するコンテナ部品11、12、14の所定箇所に形成されて上端開口部を有する平面視で環状のシール溝11a、12a、14aと、2つの押圧部2aおよび1つの押圧部14bとを有している。シール溝11aは上部プレート11の上面に形成され、シール溝12aは下部プレート12の外周面近傍に形成され、シール溝14aはコンテナリング14の内周面近傍に形成されている。それぞれのシール溝11a、12a、14aにはシール材Sが嵌め込まれて配置されている。
それぞれの押圧部2aは、上下移動板部2と一体化していて上下移動板部2の下方に突出している環状突起である。押圧部14bは、コンテナリング14と一体化していてコンテナリング14の外周面から下方に突出している環状突起である。それぞれの押圧部2a、14bはモールド7を開型する時に上方移動し、閉型する時に下方移動する。上下移動板部2のより内周側に配置された押圧部2aは、シール溝11aにその上端開口部を通じて出入りする。上下移動板部2のより外周側に配置された押圧部2aは、シール溝14aにその上端開口部を通じて出入りする。コンテナリング14に取り付けられた押圧部14bは、シール溝12aにその上端開口部を通じて出入りする。
下部プレート12の上面には、シール溝12aよりも内周側に別の環状のシール溝12bが形成されていて、このシール溝12bにもシール材Sが嵌め込まれて配置されている。このシール溝12bにはその上端開口部を通じて、下側のビードリング8aから下方に突出する環状の押圧部8bが進入している。この押圧部8bは下側のビードリング8aと一体化していて、モールド7を開型および閉型する時にシール溝12bに配置されたシール材Sに対して積極的に相対移動する移動部品ではなく、シール溝12bに進入したままの状態に維持される。
この実施形態では加硫装置1はさらに、コンテナ10の外部に配置された空気注入機17を備えている。空気注入機17としてはエアコンプレッサ等が用いられる。空気吸引機16および空気注入機17は、コンテナ10から外部に延在する連通配管18に切換弁15を介して接続されている。切換弁15を操作することで、空気吸引機16と空気注入機17にいずれか一方が選択的に、気密状態に維持される上述した所定領域に連通する構造になっている。空気注入機17は任意で設けることができる。
上下移動板部2は油圧シリンダ等によって上下移動する。中心ポスト3Aには上下に間隔をあけて円盤状のクランプ部6が取り付けられている。それぞれのクランプ部6には、円筒状の加硫用ブラダ5の上端部、下端部が把持されている。中心機構3は加硫用ブラダ5を上下に挿通している。
上側のクランプ部6と下側のクランプ部6の間の位置で、中心機構3の外周面には注入口4aおよび排出口4bが設けられている。注入口4aおよび排出口4bはそれぞれ、中心機構3を下方に延びる配管に接続されている。注入口4aからは加熱媒体や加圧媒体が加硫用ブラダ5に注入される。排出口4bからは加硫用ブラダ5の内部の流体(加熱媒体および加圧媒体)が外部に排出される。
グリーンタイヤTを加硫する際に、中心機構3を囲むようにコンテナ10が設置される。コンテナ10にはモールド7が取り付けられている。コンテナリング14は上下移動板部2に係合している。
上部プレート11の下面10a(後述する対向面10a)には、上側サイドモールド7Aの上面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。上部プレート11は図示されていない駆動手段によって、上下移動板部2(コンテナリング14)とは独立して上側サイドモールド7Aとともに上下移動する。下部プレート12の上面10a(後述する対向面10a)には、下側サイドモールド7Bの下面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。下部プレート12は不動状態で地盤ベースに固定されている。それぞれのセグメント13には、その内周面10a(後述する対向面10a)にセクタモールド7Cの外周面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。
それぞれのセクタモールド7C(セグメント13)は中心機構3を中心にして環状に配置されている。即ち、図2に例示するように、それぞれのセクタモールド7C(セグメント13)は、平面視で円環状に配置されていて、その円環状中心が一点鎖線CLで示されている。中心機構3(中心ポスト3A)は、円環状中心CLに配置されている。この円環状中心CLは、上側サイドモールド7Aおよび下側サイドモールド7Bの円環状中心になる。図1では加硫装置1の左半分が図示されているが、右半分も左半分と実質的に同じ構造である。
それぞれのセグメント13の外周面は、上方から下方に外周側に向かって傾斜している。それぞれのセグメント13には、その外周傾斜面に沿ってガイド溝が上下方向に延在している。
円筒状のコンテナリング14は、中心機構3(円環状中心CL)を中心にして配置されていて、それぞれのセグメント13の外周側で上下移動する。コンテナリング14の内周面は上方から下方に外周側に向かって傾斜している。コンテナリング14のこの内周傾斜面とそれぞれのセグメント13の外周傾斜面とは互いが対向するように配置される。
コンテナリング14の内周傾斜面には、複数のガイドキーが周方向に間隔をあけて配置されている。これらガイドキーは、コンテナリング14の内周傾斜面に沿って上下方向に延在している。それぞれのガイドキーは対応するセグメント13のガイド溝に係合していて、ガイドキー(コンテナリング14の内周傾斜面)とガイド溝(それぞれのセグメント13の外周傾斜面)とが摺動する構成になっている。この実施形態では、ガイド溝に係合するガイドキーによってそれぞれのセグメント13がコンテナリング14から吊り下げられる構成になっている。
モールド7には、タイヤ成型面9aとコンテナ部品11、12、13に対する取付け面9bとの間で連通するモールド内通気路8h(以下、通気路8hという)が延在している。通気路8hは、平面視で周方向に間隔をあけて複数本形成されている。通気路8hは、加硫工程において排気が必要とされるタイヤ成型面9aに開口して形成されている。
通気路8hについて詳述すると、上側サイドモールド7A、下側サイドモールド7Bにはそれぞれ、上下方向(厚み方向)に貫通する通気路8hが形成されている。それぞれのセクタモールド7Cには、平面視で半径方向(厚み方向)に貫通する通気路8hが形成されている。図面では通気路8hが大きく誇張されて記載されているが、いわゆるベントホールが通気路8hとなる。
コンテナ部品11、12、13には、取付け面9bに対向する対向面10aからコンテナ内通気路10h(以下、通気路10hという)が延在している。この通気路10hは、空気吸引機16に接続された連通配管18に連通する。通気路10hについて詳述すると、上部プレート11には、対向面10aから外周面に貫通する通気路10hが形成されている。下部プレート12には、対向面10aから外周面および外周面近傍の上面に貫通する通気路10hが形成されている。それぞれのセグメント13には、対向面10aから外周面に貫通する通気路10hが形成されている。コンテナリング14には、内周面(上部プレート11の外周面と接する面)から外周面に貫通する通気路10hが形成されている。
取付け面9bには周方向に延在する環状の周溝8gが形成されている。この周溝8gは、取付け面9bに開口するそれぞれの通気路8hを連通させる。この周溝8gに代えて或いは加えて、対向面10aに周方向に延在する環状の周溝を形成して、取付け面9bに開口するそれぞれの通気路8hを連通させることもできる。また、コンテナリング14の内周面(上部プレート11の外周面と接する面)にも環状の周溝8gが形成されていて、この内周面に開口するそれぞれの通気路10hを連通させる。この周溝8gを介してコンテナリング14に形成されている通気路10hと、上部プレート11に形成されている通気路8hとが連通している。モールド7が閉型されると、連通配管18とそれぞれの通気路8hとそれぞれの通気路8hに対応する通気路10hとが連通した状態になる。
シール材Sは例えば加硫ゴムにより形成されていて、いわゆるOリングなどを用いることができる。図3に例示するように、シール材Sとして、長手方向両端部Sa、Saを有して環状を形成する1本の紐状体を用いることもできる。シール材Sは中実でも中空(パイプ形状)でもよい。この紐状体のシール材Sは、長手方向一端が長手方向他端を超えて長手方向に延在して、上下にオーバーラップする部分を備えている。例えば、上下に複数段にオーバーラップしたコイル状のシール材Sを用いることもできる。
図4に例示するように、1本の紐状体のシール材Sの長手方向両端部Sa、Saどうしが上下にオーバーラップして配置されていて、かつ、長手方向両端部Sa、Saの厚さがこのシール材Sのオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定されている仕様にすることもできる。図4(A)に例示するシール材Sでは、長手方向両端部Sa、Saがそれぞれの端に向かって先細になる上下に傾斜した形状になっている。図4(B)に例示するシール材Sでは、長手方向両端部Sa、Saが厚さ方向に切り欠きを有するステップ状になっていて、互いの切り欠きどうしが組み合って上下に対向する形状になっている。図4(A)、(B)に例示するシール材Sでは、長手方向両端部Sa、Saが上下にオーバーラップしている部分の合計厚さが、オーバーラップしていない他の部位の厚さと実質的に同じになっていて、環状を形成しているシール材Sの厚さが周方向全周に渡って実質的に同じになっている。
図5に例示するようにシール材Sは、長手方向両端部を有する複数本の紐状体S1で構成して、これらの紐状体S1で環状を形成することもできる。周方向に隣り合う紐状体S1の長手方向端部どうしが上下にオーバーラップして環状のシール材Sを形成する。
それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分の厚さが、それぞれの紐状体S1のオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定されている仕様にすることもできる。図5(A)に例示するシール材Sでは、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分がそれぞれの端に向かって先細になる上下に傾斜した形状になっている。図5(B)に例示するシール材Sでは、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分が厚さ方向に切り欠きを有するステップ状になっていて、互いの切り欠きどうしが組み合って上下に対向する形状になっている。図5(A)、(B)のそれぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分の合計厚さが、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしていない他の部位の厚さと実質的に同じになっていて、環状を形成しているシール材Sの厚さが周方向全周に渡って実質的に同じになっている。
次に、この加硫装置1を用いてグリーンタイヤTを加硫する手順を説明する。
グリーンタイヤTを加硫する際には、モールド7が取付けられたコンテナ10を、中心機構3を囲むように設置する。そして、大きく型開したモールド7の内部にグリーンタイヤTを下側サイドモールド7Bの上に横倒し状態で配置する。このグリーンタイヤTは所定の保持内圧で膨張させた加硫用ブラダ5により保持される。
次いで、図6に例示するように、上方の待機位置にある上部プレート11とともに上側サイドモールド7Aを下方移動させ、上下移動板部2とともにコンテナリング14およびそれぞれのセグメント13を下方移動させる。この操作によって、それぞれのセグメント13を下部プレート12の上面に載置して、上部プレート11と下部プレート12の上下間にそれぞれのセグメント13を挟んだ状態にする。この状態では、図7に例示するようにそれぞれのセクタモールド7C(セグメント13)は平面視で拡径した位置に配置されている。
次いで、上下移動板部2とともにコンテナリング14を、図6の状態からさらに下方移動させる。これにより、それぞれのセグメント13の外周傾斜面が、下方移動するコンテナリング14の内周傾斜面により押圧される。その結果、図1、図2に例示するように、それぞれのセクタモールド7Cは円環状中心CLに対して近接移動して円環状に組み付けられてモールド7が閉型する。
モールド7を閉型すると、図1に例示するように、それぞれの通気路8h、10hと連通配管18とが自動的に連通した状態になる。そして、モールド7を閉型する際に下方移動する上下移動板部2の押圧部2aはそれぞれシール溝11a、14aに進入し、下方移動するコンテナリング14の押圧部14bはシール溝12aに進入する。それぞれのシール溝11a、14a、12aに配置されているシール材Sは、進入した押圧部2a、14aの下端によって押圧されてシール機能を発揮する。下部プレート12に形成されているシール溝12bに配置されているシール材Sは、モールド7を閉型する前からシール溝12bに進入している押圧部8bの下端によって押圧されていてシール機能を発揮している。
その結果、モールド7のタイヤ成型面9aとグリーンタイヤTとの間を含むコンテナ10の内部の所定領域は、連通配管18との接続を除いては、上下移動板部2のそれぞれの押圧部2a、コンテナリング14の押圧部14bおよびビードリング8aの押圧部8bの下端によって押圧されたシール材Sのシール機能によって気密状態になる。モールド7を開型および閉型する際にシール材Sに対して相対移動する移動部品に接触するシール材Sとしては、シール溝11a、14a、12aに進入した上下移動板部2のそれぞれ押圧部2aおよびコンテナリング14の押圧部14bの下端によって押圧されるシール材Sだけが使用されて所定領域が気密状態に維持される。
この状態で図8に例示するように、空気吸引機16を稼働させて、連通している通気路8h、10h、連通配管18を通じて、モールド7のタイヤ成型面9aとグリーンタイヤTとの間に存在している不要な空気aを吸引してコンテナ10の外部に排出する。尚、セグメント13とコンテナリング14との間など、部品どうしの間にすき間がある場合は、そのすき間を通じても不要な空気aは通気路10hに排出されて、結果的にコンテナ10の外部に除去される。尚、連通配管18を中心機構3の内部に延在させて設けて、この連通配管18を介して通気路8h、10hと空気吸引機16とを連通させる構成にすることもできる。
次いで、閉型したモールド7の中では、注入口4aから加熱媒体、加圧媒体を加硫用ブラダ5に注入して十分に膨張させて、グリーンタイヤTに所定の圧力を付加するとともに、所定の温度で加熱して加硫を行う。所定の加硫時間が経過するとグリーンタイヤTの加硫が完了して加硫された空気入りタイヤTaが完成する。
上述したようにこの加硫装置1によれば、モールド7を開型および閉型する際にシール材Sに対して相対移動する移動部品に接触するシール材Sとしては、シール溝11a、14aに進入したそれぞれの押圧部2aの下端によって押圧されるシール材Sとシール溝12aに進入した押圧部14bの下端によって押圧されるシール材Sとだけが使用されて所定領域が気密状態に維持される。そのため、モールド7の開閉を繰り返しても、シール溝11a、14a、12aに配置されているシール材Sは下方移動する押圧部2a、2a、14bの下端によって繰り返し下方に押圧されるだけである。押圧部2a、2a、14bがこれらのシール材Sをせん断変形させるようにこれらシール材Sに当接しないので、シール材Sが擦られることがほとんどなく、シール材Sの損耗を最小限に抑えることができる。これに伴い、これらシール材Sのシール機能を確保するために行うシール材Sの点検、交換の頻度を低くすることが可能になり、シール材Sのメンテナンス性が向上する。
この実施形態のように、シール材Sが長手方向両端部Sa、Saを有して環状を形成している1本の紐状体であり、長手方向一端が長手方向他端を超えて長手方向に延在して、上下にオーバーラップする部分を備えている仕様にするとよい。或いは、シール材Sが長手方向両端部Sa、Saを有して環状を形成している複数本の紐状体S1であり、周方向に隣り合う紐状体S1どうしが上下にオーバーラップしている仕様にするとよい。
シール材Sをこれらの仕様にすると、環状のシール溝11a、12a、12bの直径に対応させた環状のシール材S(Oリング)を用意する必要が無くなる。シール材Sを交換する場合は、環状のシール溝11a、12a、12bの周長に応じて適切な長さを有する1本の紐状体のシール材S、または、合計長さが適切な長さを満足する本数の紐状体S1を用意すればよい。それ故、シール材Sの調達が容易になり、シール材Sのメンテナンス性が益々向上する。少なくとも、モールド7を開型および閉型する際にシール材Sに対して相対移動する移動部品に接触するシール材Sには、長手方向両端部Sa、Saを有する紐状体を用いるとよい。
また、図4、図5に例示したように、シール材S(紐状体S1)のオーバーラップ部分の厚さをオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定すると、オーバーラップ部分の合計厚さが過大になることが回避されるので、環状を形成しているシール材Sの厚さの周方向位置でのばらつきが抑制される。これに伴い、所定範囲を確実に気密状態に維持するには有利になる。
不要な空気aを除去することで、グリーンタイヤTをタイヤ成型面9aに十分に押圧しつつ加熱することができる。それ故、加硫した製造されたタイヤTaには加硫故障が生じ難くなり、タイヤ品質を向上させるには有利になる。
また、不要な空気aを除去する目的で、加硫用ブラダ5を過度に膨張させる必要がなくなるという利点もある。さらには、加硫用ブラダ5の外面に空気抜き用の深い溝等を形成する必要がなくなるという利点もある。加硫用ブラダ5は、高温で膨張および収縮させて繰り返し使用するので、これら利点は、加硫用ブラダ5の損傷を抑えるには非常に有利なる。
グリーンタイヤTの加硫後には、モールド7を開型してタイヤTaを加硫装置1から取り出す。加硫完了の直後は、タイヤ成型面9aには加硫したタイヤTが密着している。そこで、この実施形態では、切換弁15を操作して空気注入機17を連通配管18に連通させる。そして、図9に例示するように空気注入機17を稼働させて、モールド7を閉型した状態で、連通している通気路8h、10hを通じて、モールド7のタイヤ成型面9aとタイヤTaとの間に空気aを注入する。これにより、タイヤTaをタイヤ成型面9aから剥がし易くなる。
この時、加硫用ブラダ5を収縮させて、タイヤTaのビード部の近傍で加硫用ブラダ5の外面とタイヤTaの内面との間に若干のすき間を形成できれば、注入した空気aが加硫用ブラダ5の外面とタイヤTaの内面との間に進入してタイヤTaから加硫用ブラダ5を剥がし易くなる。加硫用ブラダ5をタイヤTaから剥がして収縮させた後は、タイヤTaを加硫用ブラダ5から抜き出して加硫装置1から取り出す。
図10に例示するように、シール溝および押圧部の配置を先の実施形態とは異ならせることもできる。この実施形態では、上下移動板部2の下面に下端開口部を有する平面視で環状のシール溝2bが形成されていて、このシール溝2bにシール材Sが嵌め込まれて配置されている。このシール溝2bに対向して上部プレート11の上面には、上方に突出する平面視で環状の押圧部11bが形成されている。また、コンテナリング14の外周面側に下端開口部を有する平面視で環状のシール溝14aが形成されていて、このシール溝14aにシール材Sが嵌め込まれて配置されている。このシール溝14aに対向して下部プレート12の上面には、上方に突出する平面視で環状の押圧部12cが形成されている。これらのシール材Sはそれぞれのシール溝2b、14aから容易に落下して外れないようにそれぞれのシール溝2b、14aに対してより強固に嵌合される。
モールド7の開閉時には、この押圧部11b、12cはそれぞれ、対向するシール溝2b、14aの下端開口部を通じてシール溝2b、14aに出入りする。モールド7を閉型した際に、シール溝2b、14aに進入した押圧部11b、12cの上端によってシール材Sが押圧されてシール機能を発揮する。これらシール材Sはモールド7の開閉を繰り返しても、相対的に上方移動する押圧部11b、12cの上端によって繰り返し上方に押圧されるだけである。したがって、これらシール材Sはモールド7の開型および閉型の際にシール材Sに対して相対移動する押圧部11b、12cによって擦られることがほとんどなく、シール材Sの損耗を最小限に抑えることができる。これに伴い、これらシール材Sのシール機能を確保するために行うシール材Sの点検、交換の頻度を低くすることが可能になり、シール材Sのメンテナンス性が向上する。
上述したように本発明では、加硫装置1の構成部品に上端開口部または下端開口部を有する環状のシール溝が形成されていて、上下移動してその開口部を通じてシール溝に出入りする押圧部を有して、そのシール溝にシール材Sが配置されている構成にすることができる。そして、モールド7を開型および閉型する際にシール材Sに対して相対移動する移動部品に接触するシール材Sとして、シール溝に進入した押圧部の下端または上端によって押圧されるシール材Sだけが使用されて上述した所定領域が気密状態に維持される構成にする。即ち、押圧部は、加硫装置1の上下に対向する構成部品のいずれか一方に設ければよく、その押圧部が進入するシール溝は、加硫装置1の上下に対向する構成部品のいずれか他方に設ければよい。
本発明は、セクショナルタイプのモールド7に限定されず、互いに上下対向して配置される上側モールドと下側モールドとで構成される2つ割りタイプに適用することもできる。また、本発明は、空気入りタイヤに限らず、その他のタイヤTaを製造する場合にも適用できる。
1 タイヤ加硫装置
2 上下移動板部
2a 押圧部
2b シール溝
3 中心機構
3A 中心ポスト
4a 注入口
4b 排出口
5 加硫用ブラダ
6 クランプ部
7 加硫用モールド
7A 上側サイドモールド
7B 下側サイドモールド
7C セクタモールド
8a ビードリング
8b 押圧部
8g 周溝
8h モールド内通気路
9a タイヤ成型面
9b 取付け面
10 加硫用コンテナ
10a 対向面
10h コンテナ内通気路
11 上部プレート(コンテナ部品)
11a シール溝
11b 押圧部
12 下部プレート(コンテナ部品)
12a、12b シール溝
12c 押圧部
13 セグメント(コンテナ部品)
14 コンテナリング(コンテナ部品)
14a シール溝
14b 押圧部
15 切換弁
16 空気吸引機
17 空気注入機
18 連通配管
T グリーンタイヤ
Ta 加硫したタイヤ
a 空気
S シール材
S1 紐状体
Sa 長手方向端部

Claims (7)

  1. 筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構と、この中心機構を囲むように設置される加硫用モールドと、この加硫用モールドが取り付けられる加硫用コンテナと、前記加硫用モールドの開閉機構と、前記加硫用モールドを閉型した際に前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持するシール材と、前記シール材により気密状態に維持された前記所定領域から前記加硫用コンテナの外部に空気を吸引する空気吸引機とを備えたタイヤ加硫装置において、
    前記タイヤ加硫装置の構成部品に形成されて上端または下端に開口部を有する平面視で環状のシール溝と、前記シール溝に対して相対的に上下移動して前記シール溝に前記開口部を通じて出入りする押圧部とを有し、前記シール溝は複数の前記構成部品に跨らずに単一の前記構成部品に断面凹状に形成されていて、前記シール溝には前記シール溝の溝深さよりも厚さが小さい前記シール材が配置されていて、前記加硫用モールドを開型および閉型する際に前記シール材に対して相対移動する移動部品に接触する前記シール材として、前記シール溝に進入した前記押圧部の下端または上端によって押圧される前記シール材だけが使用されて前記所定領域が気密状態に維持される構成にしたことを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記シール材が長手方向両端部を有して環状を形成している1本の紐状体であり、長手方向一端が長手方向他端を超えて長手方向に延在して、上下にオーバーラップする部分を備えている請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 前記シール材の前記長手方向両端部どうしが上下にオーバーラップして配置されていて、かつ、前記長手方向両端部の厚さが前記シール材の他の部位の厚さよりも小さく設定されている請求項2に記載のタイヤ加硫装置。
  4. 前記シール材が長手方向両端部を有する複数本の紐状体で構成されて環状を形成していて、周方向に隣り合う前記紐状体の長手方向端部どうしが上下にオーバーラップしている請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  5. それぞれの前記紐状体の上下にオーバーラップしている部分の厚さが、それぞれの前記紐状体の他の部位の厚さよりも小さく設定されている請求項4に記載のタイヤ加硫装置。
  6. 加硫用コンテナに加硫用モールドを取り付けて、前記加硫用モールドを開型した状態で前記加硫用モールドの中にグリーンタイヤを横置き状態で配置し、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構を囲むように設置した前記加硫用モールドを閉型して前記グリーンタイヤを加硫する際に、シール材によって前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持して、前記グリーンタイヤと前記加硫用モールドとの間に存在している不要な空気を、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気吸引機により、気密状態に維持した前記所定領域から前記加硫用コンテナの外側に吸引するタイヤ加硫装置を用いたタイヤ加硫方法において、
    前記タイヤ加硫装置の構成部品に上端または下端に開口部を有して平面視で環状のシール溝を形成しておき、前記シール溝は複数の前記構成部品に跨らずに単一の前記構成部品に断面凹状に形成し、前記シール溝には前記シール溝の溝深さよりも厚さが小さい前記シール材を配置して、前記シール溝に対して相対的に上下移動して前記シール溝に前記開口部を通じて出入りする押圧部を設けて、前記加硫用モールドを開型および閉型する際に前記シール材に対して相対移動する移動部品に接触する前記シール材として、前記シール溝に進入した前記押圧部の下端または上端によって押圧される前記シール材だけを使用して前記所定領域を気密状態に維持することを特徴とするタイヤ加硫方法。
  7. 前記グリーンタイヤを加硫した後、前記加硫用モールドを閉型したままにして、前記シール溝に進入している前記押圧部の下端または上端によって前記シール材を押圧して前記所定領域を気密状態に維持した状態で、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気注入機により、前記グリーンタイヤを加硫して製造されたタイヤと前記加硫用モールドとの間に空気を注入する請求項6に記載のタイヤ加硫方法。
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