JPS6175883A - 各種光源下で色調の安定な黒色染色物を得る方法 - Google Patents

各種光源下で色調の安定な黒色染色物を得る方法

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JPS6175883A
JPS6175883A JP59196861A JP19686184A JPS6175883A JP S6175883 A JPS6175883 A JP S6175883A JP 59196861 A JP59196861 A JP 59196861A JP 19686184 A JP19686184 A JP 19686184A JP S6175883 A JPS6175883 A JP S6175883A
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康夫 白崎
信孝 山本
大磯 昭二
英範 今井
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は疎水性合成繊維を各種光源下で色調の安定な黒
色に染色する方法に関する。
「従来の技術」 疎水性繊維とりわけポリエステル繊維は、その優れた繊
維物性により、衣料用素材として欠く事のできない一犬
繊維に成長した。しかし染色加工色の中で量的に最も多
いフォーマルウェアー等の黒色染色において、各種の光
源下で安定した即ち光源のちがいによる色調変化のない
黒色染色物が得られ難いという欠点がある。例えば、デ
パート、商店での螢光燈下での黒と太陽光線下での黒と
が異ってみえるといった問屋がある。
又、ファッションンヨウ等で多用されるスポットライト
(これはタングステン燈による場合が多い)に照射され
た時、真黒であるはずの衣類が赤茶味の黒にみえ著しく
品位が劣ってみえるといった問題もある。
このような欠点を改良する為にC,I−Dispers
e60 、 C0I−Disperse green 
6.9等を黒色染料に配合したりダイアゾ型ブラック染
料を用いる方法等が試みられているがその効果は十分と
は言し・かたい。
黒色染色物が各種光源下で色調の安定した黒色にみえな
い理由は (1)黒色分散染料による染色物が可視光線(380〜
780nm)下で均一な吸収を示さず長波長側で反射を
生ずる。
(2)各種光源の分光放射量分布が異るため、光源によ
り各波長における反射量が異る等によるものと思われる
「発明が解決しようとする問題」 黒色分散染料による疎水性繊維の染色物が各種の光源下
で色調の安定した黒色を呈するような染色法の確立が望
まれている。
「問題点を解決するための手段」 各種光源下で色調の安定な黒色染色物を得ろための染色
法を見出すべく鋭意研究の結果疎水性合成繊維を黒色分
散染料により黒色に染色するに際し700 へ800n
mに最大吸収波長を有する水不溶性化合物を混合して染
色する事によって各種光源下での色調が安定している黒
色染色物がえられることを見出し本発明を完成させた。
疎水性合成繊維の黒色染料としては■ダイレクト型、■
ダイアゾ型の分散染料があるが本発明の方法を実施する
為にはダイレクト型の分散染料が好都合である。ダイレ
クト型分散染料としてハC−1,Disperse B
lue 79等のアゾ系ブルーを主成分とした配合品又
はCI Di 5pe−rse Blue 64等のア
ントラキノン糸ブルーを主成分とした配合品等があげら
れる。
又疎水性合成繊維材料としては二酢酸セルロースおよび
三酢酸セルロース繊維材料、ナイロン6、ナイロン66
のよ5なポリアミド繊維材料、および特にポリエチレン
テレフタレートのような芳香族ポリエステル繊維材料等
があげられる。
次に700〜800nmに最大吸収波長(λmax)を
有する水不溶性化合物としては、 ■ 式(1)で表わされるアントラキノン化合物■ 式
(2)若しくは(2)で表わされるナフタロシアニン化
合物 ■ 式(3)で表わされろナフトキノン化合物等があげ
られる。
式(IJ 〔式(1)においてX及びYのいずれも水素原子又はX
及びYのうちいずれか一方はニトロ基又はアミノ基を表
わし他方は水素原子を表わす。又几1は1〜3個の酸素
原子によって中断されていてもよい直鎖又は枝分れした
01〜16のアルキル基;シクロアルキル基;アルケニ
ル基;アラルキル基;アリールオキシアルキル基;C1
〜!2のアルキル基又はアルコキシ基を有していてもよ
いアリール基を、 R2は水素原子又はC1〜4のアル
キル基を表わす。〕で表わされるアントラキノン化合物
1式(2)若しくは(2) (R5)Q 〔式(21、(25においてR3、R4、Rs及びR6
は同−又は相異なる原子又は基であって水素原子、塩素
原子、置換されていてもよいスルホンアミド基又は置換
されていてもよいアミノメチル基を、0+p+q+ r
は同−又は相異なる数で1〜6の整数を、Meは金属原
子をそれぞれ表わす。〕 〔式(3)においてR7は水素原子、塩素原子、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基を表わす〕これらの化合物
は2種以上混合して用(・でもよい。70058000
mに最大吸収波長を有する前記水不溶性化合物は疎水性
繊維の染色に単独で使用してもカラーノくリューの小さ
く・緑色染色物しか得られないので疎水性繊維染色用色
素としては実用的価値が認められな(・。
しかるに黒色分散染料と混合して疎水性合成繊維を染色
する事により各種光源下で色調の安定した黒色染色物を
得ろ事が出来ると(・うことは全く予想されないことで
あった。
ダイレクト型黒色分散染料は通常分散剤により微粒子化
分散されているが、染料原体(原末)に対し前記化合物
を原体比1〜50%を望ましくは5〜30%を混合して
用し・る。混合する方法は染料原体を微粒子化処理する
時に前記の化合物を混合して同時に微粒子化してもよい
し、前記化合物だけをあらかじめ微粒子化処理しておい
てから混合してもよ(・。
又染浴調製時に分散染料と一緒に微粒子化された前記化
合物を加えてもよい。染色方法としては、浸染法、捺染
法、パッド法等の常法の方法によって行われる。
「実施例」 以下に実施例及び比較例をあげて本発明を具体的に説明
する。
又本文中の部及び%は重量部及び重量%を示すものとす
る。
実施例1゜ pH4,5(酢酸と酢酸ソーダで調整)の水150m1
に、次記染料を秤取しポリエステルのジョーゼット織布
51を加え130 ’Cで60分間染色した。
配合ブラック試作品(後記)・・・・・・10%owf
化合物1のペースト(後記)・・・・・・ 3%owf
染色布は、苛性ソーダ2g/1.ハイドロサルファイド
コンク2g/lを含む液中で80°Cで10分間の還元
的洗浄を行い水洗し乾燥した。
得られた染色布につき日立製307型カラーアナライザ
ーによる反射曲線を測定したところ第1図への如くであ
った。染色布は、長波長部の光が殆んど吸収されている
事が解った。この染色布を太陽光、各種の螢光燈、タン
グステン燈の下で観察してみたところ、各光源下で安定
した深みのある黒色を呈し光源による色調変化が認めら
れなかった0 化合物1ペーストは下記化合物 す (λmax 743 nmアセトン中)10部に分散剤
としてデモールN及びデモールCを各10部ずつ及び水
70部を加え、サンドグラインダーを用いて微粒子化し
準備されたものである。
又、配合ブラック試作品はダイレクト型分散染料の標準
的な処決であり下記組成物 CI Disperse Blue  291−− 6
部CI Disperse Violet  91 :
 1−−−・−−−5’CI Disperse Or
ange 73 ・−−−−−−−−−−■7部CI 
Disperse Orange 76−−曲−−−−
−−−3ttf モー /l/ N・曲曲曲・・・曲曲
・曲・・曲・・聞・10〃デモールC*・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・曲・・・1o〃100部 をサンドグラインダーを用いて微粒子化処理する事で得
た。
*アニオン分散剤(花王アトラス社製)比較例1゜ 黒色分散染料として、 配合ブラック試作品(前記)・・・・・・1部%owf
を秤取し、他は実施例1と同様に処理し染色布を得た。
得られた染色布の分布反射曲線は第1図Bの如く−t’
アった。この染色布は自然光下に比ベタングステン燈下
では赤茶味の黒色にみえ、光源のちがいによる色調変化
が大きいことが認められた。
実施f!i!+ 2゜ ポリエステルデシン布に下記糊 *  Kayalon Po1yester Blac
k RX−8F pastl 100 8部・ 化合物
2ペースト(後記)      3〃嚇水      
   29〃 計             100部をスクリーンを
用いて印捺し、100°Cで3分の中間乾燥処理を行い
、続いて175°Cで8分の高温蒸熱処理を行った。還
元洗浄を行い水洗し乾燥させた。えられた布は各種光源
下で色調の安定した黒色を呈した。
本 日本化薬層分散染料 100.0部 化合物2ペーストは下記化合物 (λmaX 743 nmアセトン中)10部に分散剤
としてデモールN及びデモールCを各10部ずつ及び水
70部を加え、サンドグラインダーを用いて微粒子化し
準備されたものである。
実施例3〜3毛 700〜800 nmに最大吸収波長を有する水溶性化
合物として下記の表1の化合物を微粒子化して染色浴に
添加して実施例2と同様の染色を行った。その結果いず
れの場合も各種光源下で色調の安定した黒色染色物を得
た。
く表−1〉 「発明の効果ゴ 本発明の方法により各種光源下において色調変化な与え
ないような疎水性合成繊維の黒色染色物を得る事ができ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はポリエステル布の黒色染色物の各波長での反射
率曲線である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)疎水性合成繊維を黒色に染色するに際し、700
    〜800nmに最大吸収波長を有する水不溶性化合物を
    混合して用いることを特徴とする染色法。
  2. (2)水不溶性化合物として式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式(1)においてX及びYのいずれも水素原子又はX
    及びYのうちいずれか一方はニトロ基又はアミノ基を表
    わし他方は水素原子を表わす。又R_1は1〜3個の酸
    素原子によって中断されていてもよい直鎖又は枝分れし
    たC_1_〜_1_6のアルキル基;シクロアルキル基
    ;アルケニル基;アラルキル基;アリールオキシアルキ
    ル基;C_1_〜_1_2のアルキル基又はアルコキシ
    基を有していてもよいアリール基を、R_2は水素原子
    又はC_1_〜_4のアルキル基を表わす。〕 で表わされる化合物を用いる特許請求の範囲第1項記載
    の染色法
JP59196861A 1984-09-21 1984-09-21 各種光源下で色調の安定な黒色染色物を得る方法 Granted JPS6175883A (ja)

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