JPS6175494A - 現金自動取引装置の操作誘導方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は現金自動取引装置の操作誘導方法に関し、特に
為替振込取引等における複雑な項目の一般不特定顧客に
よる入力操作を監視して、操作に不慣れな顧客と判断し
た場合、入力操作を詳細に画面表示して、操作に不慣れ
な顧客でも容易に入力操作を行なうことを可能にした現
金自動取引装置の操作誘導方法に関する。

〔発明の背景〕

現金自動取引装置を使用した為替振込取引処理方法とし
ては、例えば特開昭５８−２０８８７０号公報に示され
るように、・入力金額の限度額オーバー等の入力操作誤
り発生時の回復方法、あるいは入力操作時間監視による
タイムアウト発生時の回復方法として、最初から（取引
指定から）入力操作をやシ直させる方法が知られている
。この様な従来技術では、入力操作誤りＩるいは操作時
間タイムアットが発生すると、それまでに入力した媒体
等をすべて排出し、カード入力または取引指定より始ま
る最初の入力操作からやシ直さなければならず、特に老
人や身体障害者のように入力操作がスムーズに行なえな
い顧客等、入力操作に不慣れな人にとっては、最初に戻
って再び操作をや）直すことは大変な負担となる問題点
があった。

また最初から何度もやシ直すことは、それだけ長い時間
、現金自動取引装置をひとシの顧客が占有することにな
）、銀行側にとっても現金自動取引装置の稼動率低下と
なって好ましくなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、操作
に不慣れな一般不特定顧客の入力操作を速やかに検出し
て、通常の取引操作画面から更に単純なわかシ易い操作
画面に切シ替えることが可能な現金自動取引装置の操作
誘導方法を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の現金自動取引装置の操作誘導方法は、先ず磁気
カードに記録された入力操作に慣れた顧客か不慣れな顧
客かを表わす情報を読み出して、入力操作に慣れた顧客
か不慣れな顧客かを判断する。次に、入力操作に慣れた
顧客に対しては、通常の表示画面で入力操作を誘導し、
不慣れな顧客に対しては通常の表示画面よシも詳細な表
示画面で入力操作を誘導する。そして、磁気カードに記
録された情報から操作に慣れた顧客と判断して、通常の
表示画面で入力操作を誘導した結果、入力操作の誤プ回
数が所定値を越えた場合には、入力操作に不慣れな顧客
と再判断して詳細な表示画面の入力操作の誘導に切シ換
える。更に、入力操作中の誤り回数に応じて、磁気カー
ドの入力操作に慣れた顧客か不慣れな顧客かを表わす情
報を書き換えることを特徴としている。

〔発明の実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第１図は、本発明で用いる現金自動取引装置の外観を示
すものでアシ、同図に示す様に現金自動取引装置本体１
には、硬貨入出金装置２と、磁気カード挿入口兼御利用
明細票放出口３と、通帳挿入口４と、ガイダンス表示器
５と、操作ボタン６と、英数字およびカナ文字を入力す
るための整配列キーボード７と、紙幣預入口兼紙幣支払
口８と、硬貨支払口９と、硬貨預入口１０とが備えられ
ている。

第２図は、第１図に示す現金自動取引装置の一構成例を
示すものであシ、図示する様に、装置全体のユニットを
制御する制御部２０と、図示しない中実装置との間の通
信回線を制御する伝送制御部２１と、操作ボタン６およ
び整配列キーボード７を制御する操作制御部２２と、ガ
イダンス表示部詔と、伝票の発行およびカードのリード
／ライトを行なう伝票・カード部罠と、通帳印字部２５
と、紙幣人出金部２６と、硬貨人出金部がと、内部操作
パネル部囚と、フレキシブルディスク機構器と、装置全
体に電源を供給するための電源部（資）とから構成され
ている。

、第３図は本発明の現金自動取引装置の操作誘導方法に
おいて、標準的な一般顧客が為替振込取引を行なう場合
の取引全体の操作を示す７ｑ−チャートである。図示す
る様に、ステップ１４２で為替振込取引の選択を行ない
、ステップ１４３でカードの挿入を行なう。続いて、ス
テップ団で振込先銀行名・支店名・口座科目を内容とす
る振込先金融機関情報を入力し、ステップ７０で受取人
の口座番号・氏名・電話番号を内容とする受取人情報を
入力する。続いて、ステップ美で依頼人の氏名・電話番
号等の依頼人情報を入力する。以上の為替振込取引にお
ける複雑な入力操作が終了した後、ステップ１４１に示
す振込金額入力等の一連の入力処理を行なう。

第４図は本発明の現金自動取引装置の操作誘導方法にお
いて、老人や身体障害者等の入力操作に不慣れな顧客が
為替振込取引を行なう場合の取引全体の操作を示すフロ
ーチャートである。図示する様に、第４図に示すフロー
チャートが第３図に示すフローチャートと異なる点は、
第３図に示すステップ５０（振込先金融機関情報入力）
とステップ７０（受取人情報入力）とステップ９０（依
頼人情報入力）が、それぞれよシ詳細な入力操作を示す
ステップ５１〜５４、ステップ７１〜７３、ステップ９
１゜９２に分割されて、表示画面に指示されることであ
る。この様に、入力操作に不慣れな顧客の場合には、入
力操作をよ）細分化して、為替振込取引を円滑に行なう
様にしている。

次に、第３図に示すフローチャートと第４図に示すフロ
ーチャートの具体的な相違について説明する。第５図は
、第３図に示す標準的な一般顧客が振込先金融機関情報
を入力するステップ団の表示面５０ａの一具体′例を示
すものであシ、銀行番号・支店番号・口座番号の３つの
項目を１つの表示画面で入力するものである。これに対
し、第６図は、第４図に示す入力操作に不慣れな顧客が
、振込先金融機関情報を入力するステップ５１〜５４に
おける表示画面５１　ａ　−５４ａの一具体例を示すも
のである。表示画面５１ａは、銀行名のみを選択させる
ための表示画面、５２ａおよび５３ａは支店名を選択さ
せるための表示画面、５４ａは口座科目を選択させるた
めの表示画面を示す。

第７図は、第３図に示す標準的な一般顧客が受取人情報
を入力するときのステップ７０の表示画面７０ａの一具
体例を示すものであシ、受取人の口座番号・氏名・およ
び電話番号の３つの項目を１つの表示画面で入力するも
のである。これに対して、第８図は、第４図に示す入力
操作に不慣れな顧客が受取人情報を入力するステップ７
１〜７４における表示画面７１ａ〜７４ａを示すもので
ある。表示画面７１ａは受取人口座番号、７２ａは受取
人氏名、７３ａは受取人電話番号を入力させるための表
示画面を示す。

第９図は、第３図に示す標準的な一般顧客が依頼人情報
を入力するときのステップ匍の表示画面９０ａの一具体
例を示すものであシ、依頼人の氏名・電話番号の２つ０
項目を１つの表示画面で入力するものである。これに対
して、第１０図は、第４図に示す入力操作に不慣れ表顧
客が依頼人情報を入力するステップ９１．９２における
表示画面９１ａ、９２ａを示すものである。表示画面９
１ａは依頼人氏名、９２ａは依頼人電話番号を入力させ
るための表示画面を示す。

第１１図は本発明の現金自動取引装置の操作誘導方法の
一実施例を示すフローチャートである。図示する様に、
ステップ１４２において、取引選択の入力操作を行ない
為替振込取引を選択したとする。

次に、ステップ１４３において、磁気カードを挿入する
。ステップ１３１において、磁気カードに記録されてい
るガイダンス表示子の内容を読み取り、′″Ｏ”の場合
には入力操作に慣れた一般の原客と判断してステップ１
３５　Ｋ進み、１”の場合には入力操作に不慣れな顧客
と判断してステップ１３２に進む。ここで、磁気カード
に記録されたガイダンス表示子の内容は、銀行が顧客に
磁気カードを発行す゛る際に顧客の要望に応じて決定さ
れる。更に、後述する様に、磁気カード発行時に、入力
操作に不慣れであるとしてガイダンス表示子の内容を＠
１”とした場合でも、その後の現金自動取引装置の入力
操作から慣れていると判断されたときには、ガイダンス
表示子の内容を’Ｏ’に書き替える処理を行なう（ステ
ップ１３９）。又、磁気カード発行時に、入力操作に慣
れているとしガイダンス表示子の内容を１０″とした場
合でも、その後の現金自動取引装置の入力操作から不慣
れと判断されたときには、ガイダンス表示子の内容を１
１”に書き替える処理を行なう（ステップ１３８）。

第Ｕ図は、磁気カード記憶エリア内のガイダンス表示子
に意味付けをする場合の１例を示したものであシ、図中
１５０は磁気カードの全記憶エリアを示し、１５１がガ
イダンス表示子を示している。

ガイダンス表示子の内容が＠０１で操作に慣れた顧客と
判断され、ステップ１３５に進む場合には、第１３図に
示すフローチャートに従った処理が行なわれ、第５図・
第７図・第９図に示す表示画面５０ａ、　７０ａ、　９
Ｑａによって入力操作が行なわれる。即ち、入力操作に
慣れた一般顧客の場合には、第３図に示す様に、ステッ
プ園の振込先金融機関情報入力、ステップ７０の受取人
情報入力、ステップ匍の依頼人情報入力の順に入力操作
が行なわれる。

従って、第１３図において、先ずステップ１０１で振込
先金融機関情報の入力と判断され、ステップ１０３で表
示画面５０ａが表示される。次に、ステップ１０６でタ
イマがセットされ、振込先金融機関情報の入力操作に要
する時間の監視が開始される。次に、この段階では、振
込先金融機関情報が入力されるため、確認キーが押下さ
れることはなく、ステップ１０７からステップ１０８に
進む。ステップ１０８でデータキーが押下されると、ス
テップ１１２に進み、入力条件の判定が行なわれる。ス
テップ１１２における入力条件の判定とは、例えば数字
キーだけ押下すれ゛ば良いのに、カナ文字キーも押下さ
れている様な場合、これを排除するものである。ステッ
プ１１２で入力条件の判定がＹＥＳの場合、ステップ１
１５において表示画面上に設けられた置数エリア（表示
画面５０ａの〔・・・・・りのエリアではなく、入力デ
ータを一般に表示するエリアをいう。）にデータ表示が
行なわれる。顧客はこのデータ表示が正しいと判断した
場合、ステップ１０７で確認キーを押下する。そして、
ステップ１１１でデジットチェック等のシステム的な入
力条件の判定を行ない、ＹＥＳの場合に限ってステップ
１１４で表示画面５０ａ上の〔〕の中にデータ表示を行
なう。次に、第１１図のステップ１３６において、依頼
人情報の入力が完了したか否かが判定され、この段階で
は完了していないと判断されるため、再び第１３図に示
すステップ１０２にもどり、ステップ１０４で表示画面
７０ａの表示を行なう。そして、受取人情報の入力処理
を以上に記載した振込先金融機関情報の入力処理と全く
同様に行なう。この受取人情報の入力処理が終了すると
、同じく第１１図に示すステップ１３６によ）依頼人情
報の入力が完了していないと判断されるため、再びステ
ップ１０５にもどシ、表示画面９０ａの表示を行なう。

以上に記載した振込先金融機関情報入力処理や受取人情
報入力等の入力処理において、ステップ１０８でデータ
キーの押下が正常に行なわれなかった場合には（例えば
、入力桁数が少なかった場合や誤ったデータキーを押下
した場合等）、ステップ１０９で訂正キーを押下する。

次に、ステップ１１０でタイムアウトに至ったか否かを
判定し、タイムアットに至っていない場合、再びステッ
プ１０７を介してステップ１０８にもどシ、データキー
の押下を行なう。ステップ１０９で訂正中−の押下が行
なわれない場合には、ステップ１１３で入力データをク
リアし、再びステップ１０７を介してステップ１０８に
もどシ、データキーの押下を行なう。

ステップ１１０でタイムアットに至ったと判定された場
合には、ステップ１２３で操作ミスカウンタを１だけカ
ウントアツプし、ステップ１１７で操作ミスカウンタの
内容が規定値よシ大きいか否かを判定し、ＮＯの場合に
は再びステップ１０７を介してステップ１０８にもどシ
、データキーの押下を行なう。

又、ステップ１１１．１１２において、入力条件の判定
が行なわれ、ＮＯと判定された場合には、ステップ１１
６で操作ミスカウンタを１だけカウントアツプする。次
に、ステップ１１７で操作ミスカウンタの内容が規定よ
シ大きいか否かを判定し、ＮＯと判定された場合には再
びステップ１０７を介してステップ１０８にもどシ、デ
ータキーの入力を行なう。

ステップ１１７で操作ミスカウンタの内容が規定値よシ
大きいか否かを判定し、　ＹＥＳと判定された場合には
、次の様に処理される。即ち、振込先金融機関情報の入
力操作において、操作ミスカウンタの内容が規定値を越
えた場合には、ステップ１１８でＹＥＳと判定され、ス
テップ１２０において第６図に示す詳細な表示画面５ｉ
　ａ　ｐ　５２　ａ　＋　５３　ａ　＊　５４　ａに切
シ換えて入力操作を行なう。そして、ステップ１２１　
、１２２に進み、それぞれ詳細な表示画面７１ａ。

７２ａ、７３ａと表示画面９１ａ、９２ａによシ受取人
情報と依頼人情報の入力操作を行なう。受取人情報の入
力操作において操作ミスカウンタの内容が規定値を越え
た場合には、ステップ１１９でＹＥＳと判定され、ステ
ップ１２１　、１２２に進み、それぞれ詳細な表示画面
７１ａ、　７２ａ、　７３ａと表示画面９１ａ、９２ａ
により受取人情報と依頼人情報の入力操作を行なう。同
様に、依頼人情報の入力操作において、操作ミスカラン
夕の内容が規定値を越えた場合には、ステップ１２２に
進み、詳細な表示画面９１ａ、９２ａにより依頼人情報
の入力操作を行なう。

以上の処理によ）、依頼人情報の入力が完了し九場合に
は、第１１図に示すステップ１３６でＹＥＳと判断され
、ステップ１３７に進む。

又、第１１図に示すステップ１３１でガイダンス表示子
の内容が１１”と判定され、操作に不慣れな顧客と判断
された場合には、ステップ１３２　、１３３　。

１３４に進み、第６図に示す詳細な表示画面５１ａ。

５２ａ、　５３ａ、　５４ａ及び表示画面７１ａ、　７
２ａ、　７３ａ及び表示画面９１ａ、　９２ａ　Ｉ／Ｃ
よって、振込先金融機関情報・受取人情報・依頼人情報
の入力操作が行なわれる。

そして、次に、ステップ１３７に進む。

ステップ１３７において、操作ミスカウンタの内容が規
定値よシ大きいか否かが判定され、　ＹＥＳの場合には
ステップ１３８で磁気カードのガイダンス表示子の内容
を＠１”Ｋ書き換え、ＮＯの場合にはステップ１３９で
加”に書き換える。次に１ステツプ１４０　Ｋ進み、操
作ミスカクンタの内容をクリアし、第３図及び第４図に
その詳細を示している振込金額入力等のステップ１４１
の処理を行なう。

以上の説明から明らかな様に、この実施例によれば、磁
気カードにあらかじめ入力操作に不慣れな顧客か否かの
情報をガイダンス表示子として記録しておき、現金自動
取引装置の操作時にガイダンス表示子の内容を読み出し
て、操作に不慣れな顧客には入力操作の表示画面を一般
の入力操作を分割した詳細な画面とし、操作に慣れた顧
客には一般の入力操作を示す表示画面として、入力操作
のきめ細かいガイダンスを行なうことができる。

更に、上記ガイダンス表示子によって操作に慣れた顧客
と判断された場合でも、操作時間と操作誤りの回数を監
視することによシ、操作に不慣れな顧客と再判断された
場合には、入力操作の途中から詳細な表示画面に切シ換
えることができる。更に、磁気カードのガイダンス表示
子には入力操作に不慣れな顧客でｂる旨が記録されてい
るが、操作誤）の回数が少なく操作に慣れた顧客と判断
される場合には、上記磁気カードのガイダンス表示子の
内容を操作に慣れた顧客と書き換えることができる。逆
に、ガイダンス表示子には操作に慣れた顧客である旨が
記憶されているが、操作に不慣れと再判断された場合も
同様である。

〔発明の効果〕

以上に説明したように本発明によれば、操作に不慣れな
顧客の入力操作を速やかに検出して、操作に不慣れな顧
客に合った入力操作画面を表示して操作をスムーズに誘
導することができるため、老人や身体障害者等の顧客に
対するサービス向上を図ることができる。又、現金自動
取引装置の占有時間を短縮することができるため、現金
自動取引装置の稼動率向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で用いる現金自動取引装置の一例を示す
外観図、第２図は本発明で用いる現金自動取引装置の一
実施例を示すブロック図、第３図は入力操作に慣れた顧
客の為替振込取引操作を示すフローチャート、第４図は
入力操作に不慣れな顧客の為替取引操作を示すフローチ
ャート、第５図から第正図は為替取引操作時の入力操作
用の表示画面を示す図、第Ｕ図及び第１３図は本発明の
現金自動取引装置の操作誘導方法における為替振込取引
操作の一実施例を示すフローチャート、第ル図は磁気カ
ードの記録エリアにおけるガイダンス表示子の一例を示
す図である。 ｌ・・・現金自動取引装置本体、艶・・・制御部、２１
・・・伝送制御部、ｎ・・・操作制御部、田・・・ガイ
ダンス表示部、ス・・・伝票カード部、訪・・・通帳印
字部、２６・・・紙幣入出金部、γ・・・硬貨人出金部
、器・・・内部操作パネル部、器・・・フレキシブルデ
ィスク機構、（資）・・・電源部、５０ａ、　５１ａ、
　５２ａ＋　５３ａ、　５４ａ、　７０ａ、　ｎａ、　
７２ａ。 ７３　ａ　＊　９０ａ　ｅ　９１　ａ　Ｔ　９２　ａ・
・・表示一画面、１５０・・・磁気カードの全記録エリ
ア、　　１５１・・・ガイダンス表示子。 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第１図 第２因 第３図 第４区 第５図　　　　　　第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気カードに記録されたデータの読み取り・書き換えを
   行なうカード読み取り・書き換え装置と、入力操作を誘
   導するための表示装置と、入力操作を行なうための入力
   操作装置を備えた現金自動取引装置において、磁気カー
   ドに記録されている入力操作に慣れた顧客か不慣れな顧
   客かを表わす情報を読み出し、入力操作に慣れた顧客か
   不慣れな顧客かを判断し、慣れた顧客と判断した場合に
   は通常の表示画面で入力操作を誘導し、不慣れな顧客と
   判断した場合には通常の表示画面よりも詳細な表示画面
   で入力操作を誘導し、慣れた顧客と判断して通常の表示
   画面で入力操作を誘導した結果、入力操作の誤り回数が
   所定値を越えた場合には、入力操作に不慣れな顧客と再
   判断して詳細な表示画面に切り換え、更に入力操作中の
   誤り回数に応じて磁気カードの入力操作に慣れた顧客か
   不慣れな顧客かを表わす情報を書き換えることを特徴と
   する現金自動取引装置の操作誘導方法。