JPS6175204A - 雄ねじのねじ山の検査方法 - Google Patents
雄ねじのねじ山の検査方法Info
- Publication number
- JPS6175204A JPS6175204A JP19739784A JP19739784A JPS6175204A JP S6175204 A JPS6175204 A JP S6175204A JP 19739784 A JP19739784 A JP 19739784A JP 19739784 A JP19739784 A JP 19739784A JP S6175204 A JPS6175204 A JP S6175204A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- male screw
- valleys
- screw
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/24—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
- G01B11/2425—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures of screw-threads
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、例えば管の端部外表面に形成されたねじの
ような雄ねじのねじ山の長さおよびねじ山の頂に黒皮が
付着していない完全ねじ山の長さを、非接触で検査する
だめの、雄ねじのねじ山の検査方法に関するものである
。
ような雄ねじのねじ山の長さおよびねじ山の頂に黒皮が
付着していない完全ねじ山の長さを、非接触で検査する
だめの、雄ねじのねじ山の検査方法に関するものである
。
例えば管の端部外表面に形成されたねじのような雄ねじ
のねじ山の長さおよびねじ山の頂に黒皮が付着していな
い完全ねじ山の長さの検査に当っては、ねじ山9頂およ
び谷の1つ1つに対して、ねじ山の頂が完全出であるか
または黒皮であるかを検査し、そして、ねじ山の谷に正
しくねじが切られているか否かを検査しなければならな
い。
のねじ山の長さおよびねじ山の頂に黒皮が付着していな
い完全ねじ山の長さの検査に当っては、ねじ山9頂およ
び谷の1つ1つに対して、ねじ山の頂が完全出であるか
または黒皮であるかを検査し、そして、ねじ山の谷に正
しくねじが切られているか否かを検査しなければならな
い。
このような検査は、従来作業員の目視によって行なわれ
ていたため、作業員の疲労が犬きぐ、作業に長時間を必
要とするので非能率である上、誤判定することがあり確
実な検査が行なわれ難い問題がある。また、上記検査を
光学的に非接触で行なう方法もいくつか提案されてはい
るが、ねじ山の頂および谷の1つ1つに対して、上述し
たように、ねじ山の頂の黒皮の付着の有無、および、ね
じ山の谷に正しくねじが切られているか否かを検査して
、不良部分が管端から何番目の山または谷の、雄ねじの
円周方向のどこに発生しているかを確実に把握すること
により、ねじ山の長さ、および、ねじ山の頂に黒皮が付
着していない完全ねし山の長さを正確迅速に検査する方
法はまだ提案されていない。
ていたため、作業員の疲労が犬きぐ、作業に長時間を必
要とするので非能率である上、誤判定することがあり確
実な検査が行なわれ難い問題がある。また、上記検査を
光学的に非接触で行なう方法もいくつか提案されてはい
るが、ねじ山の頂および谷の1つ1つに対して、上述し
たように、ねじ山の頂の黒皮の付着の有無、および、ね
じ山の谷に正しくねじが切られているか否かを検査して
、不良部分が管端から何番目の山または谷の、雄ねじの
円周方向のどこに発生しているかを確実に把握すること
により、ねじ山の長さ、および、ねじ山の頂に黒皮が付
着していない完全ねし山の長さを正確迅速に検査する方
法はまだ提案されていない。
従って、この発明の目的は、雄ねじのねじ山の頂および
谷に生じた不良部分の位置を、ねじ山の頂および谷毎に
確実に検出し、ねじ山の長さ、および、ねじ山の頂に黒
皮が付着し−ていない完全ねじ山の長さを正確迅速に検
査することができる、雄ねじのねじ山の検査方法を提供
することにちる。
谷に生じた不良部分の位置を、ねじ山の頂および谷毎に
確実に検出し、ねじ山の長さ、および、ねじ山の頂に黒
皮が付着し−ていない完全ねじ山の長さを正確迅速に検
査することができる、雄ねじのねじ山の検査方法を提供
することにちる。
この発明は、
雄ねじを、その軸線を中心として所定速度で回転させな
がら、その軸線方向における前記雄ねじのねじ山の全表
面K、且つ、その円周方向における前記ねじ山の少なく
とも一部に、光線を、前記ねし山の頂および谷に完全に
投射し、 前記光線が投射された前記ねじ山の頂および谷によって
生ずる前記雄ねじの軸線方向の輝度分布を、前記雄ねじ
がその軸線を中心として1回転する間、前記ねし山の円
周方向に一部ピンチ毎に測定し、 このようにして測定された前記ねじ山の輝度分布パター
ンを、前記ねじ山の頂と谷とに区分して、前記ねじ山の
頂および谷の各々の輝度分布パターンを、前記ねじ山の
軸線方向における各頂および各谷毎に、前記ねじ山の円
周方向にわたって、前記一定ピッチ間隔で記録し、 このようにして記録された前記ねじ山の頂および谷の各
々の輝度分布パターンに基いて、前記雄ねじの軸線方向
における、前記ねじ山の長さ、および、前記ねじ山の頂
に黒皮が付着していない完全ねし山の長さを検量するこ
とに特徴を有するものである。
がら、その軸線方向における前記雄ねじのねじ山の全表
面K、且つ、その円周方向における前記ねじ山の少なく
とも一部に、光線を、前記ねし山の頂および谷に完全に
投射し、 前記光線が投射された前記ねじ山の頂および谷によって
生ずる前記雄ねじの軸線方向の輝度分布を、前記雄ねじ
がその軸線を中心として1回転する間、前記ねし山の円
周方向に一部ピンチ毎に測定し、 このようにして測定された前記ねじ山の輝度分布パター
ンを、前記ねじ山の頂と谷とに区分して、前記ねじ山の
頂および谷の各々の輝度分布パターンを、前記ねじ山の
軸線方向における各頂および各谷毎に、前記ねじ山の円
周方向にわたって、前記一定ピッチ間隔で記録し、 このようにして記録された前記ねじ山の頂および谷の各
々の輝度分布パターンに基いて、前記雄ねじの軸線方向
における、前記ねじ山の長さ、および、前記ねじ山の頂
に黒皮が付着していない完全ねし山の長さを検量するこ
とに特徴を有するものである。
この発明によって検査されるねじ山の長さとは、ねじ山
の端面より、3/4周以上切られている最終ねじ山の終
点(以下、「バーニシン二ポイント」という)までの長
さのことである。そして、設定されたねじ山の長さに対
応するねじ山数±1山が、合格判定基準とされている。
の端面より、3/4周以上切られている最終ねじ山の終
点(以下、「バーニシン二ポイント」という)までの長
さのことである。そして、設定されたねじ山の長さに対
応するねじ山数±1山が、合格判定基準とされている。
また、完全ねじ山の長さとは、ねじ山の端面より、黒皮
が付着していないねじ山の頂までの長さのことである。
が付着していないねじ山の頂までの長さのことである。
そして、検査区間内の黒皮が2山以内で且つ円周方向に
おける黒皮の長さが50ruR以下であることが、合格
判定基準とされている。
おける黒皮の長さが50ruR以下であることが、合格
判定基準とされている。
第1図は、この発明の方法に使用される装置の1つの実
施態様を示す概略説明図である。第1図に示すように、
その端面にねじ山2が切られた管状の雄ねじ1は、回転
手段3上に水平に載置され、そして、回転手段3によっ
て、その軸線を中心として、所定周速度で回転する。
施態様を示す概略説明図である。第1図に示すように、
その端面にねじ山2が切られた管状の雄ねじ1は、回転
手段3上に水平に載置され、そして、回転手段3によっ
て、その軸線を中心として、所定周速度で回転する。
雄ねじ1のねじ山2から所定間隔をあけて、その光線が
ねじ山2の頂および谷の両者に完全に投射される位置に
、光源4が設けられている。光源4は、その軸線方向に
おける雄ねじlのねじ山2の全表面に、そして、その円
周方向におけるねじ山2の表面の少なくとも一部に、光
線を均一に投射するためのスリット4aを有している。
ねじ山2の頂および谷の両者に完全に投射される位置に
、光源4が設けられている。光源4は、その軸線方向に
おける雄ねじlのねじ山2の全表面に、そして、その円
周方向におけるねじ山2の表面の少なくとも一部に、光
線を均一に投射するためのスリット4aを有している。
光源4は、その光軸l!2が、雄ねじ工の軸線elと直
交する位置に設けられている。
交する位置に設けられている。
光電変換器5は、雄ねじ1のねじ山2から所定間隔をあ
けて、ねじ山2の、光源4からの光線が投射された部分
子の表面の輝度の変動を測定し得る位置に設けられてい
る。
けて、ねじ山2の、光源4からの光線が投射された部分
子の表面の輝度の変動を測定し得る位置に設けられてい
る。
光電変換器5は、光源4からの光線が投射された部分2
′のねじ山2の頂および谷によって生ずる、雄ねじ1の
軸線方向における輝度分布を、雄ねじ1がその軸線を中
心として1回転する間、ねじ山2の円周方向に一部ピッ
チ例えば1ov1ピッチ毎に測定する。光電変換器5は
、その光軸e、が、雄ねじlの軸線11と直交する位置
において、光源4に近接して設けられている。6は、光
電変換器5によって測定された輝度分布を処理するため
の、輝度分布処理機構である。
′のねじ山2の頂および谷によって生ずる、雄ねじ1の
軸線方向における輝度分布を、雄ねじ1がその軸線を中
心として1回転する間、ねじ山2の円周方向に一部ピッ
チ例えば1ov1ピッチ毎に測定する。光電変換器5は
、その光軸e、が、雄ねじlの軸線11と直交する位置
において、光源4に近接して設けられている。6は、光
電変換器5によって測定された輝度分布を処理するため
の、輝度分布処理機構である。
第1図に示すように、雄ねじ1を回転手段3によって所
定周速度で回転させながら、光源4から光線を、雄ねじ
1のねじ山2の頂および谷に完全に投射する。光電変換
器5は、光源4から光線が投射された部分τの、ねじ山
2の頂および谷によって生ずる輝度分布を、雄ねじlの
1回転の間、一定ピンチ毎に測定する。
定周速度で回転させながら、光源4から光線を、雄ねじ
1のねじ山2の頂および谷に完全に投射する。光電変換
器5は、光源4から光線が投射された部分τの、ねじ山
2の頂および谷によって生ずる輝度分布を、雄ねじlの
1回転の間、一定ピンチ毎に測定する。
第2図は、上記によって測定された輝度分布とねじ山の
プロフィルの一例を示す説明図で、同図(至)は完全ね
じ山の場合、同図(匂は黒皮が頂に付着した不完全ねじ
山の場合である。第2図(至)かられかるように、完全
ねじ山の場合は、ねじ山2の頂2aおよび谷2bの輝度
は高く、斜面2cの輝度は低いので、その輝度分布は、
一定のピッチで均一な高低のサイクルを繰り返す。
プロフィルの一例を示す説明図で、同図(至)は完全ね
じ山の場合、同図(匂は黒皮が頂に付着した不完全ねじ
山の場合である。第2図(至)かられかるように、完全
ねじ山の場合は、ねじ山2の頂2aおよび谷2bの輝度
は高く、斜面2cの輝度は低いので、その輝度分布は、
一定のピッチで均一な高低のサイクルを繰り返す。
これに対して、第2図CB)かられかるように、黒皮が
頂に付着した不完全ねじ山の場合は、ねじ山2の頂2a
Kおける黒皮2dの輝度が低いので、ねじ山のピッチに
相当するピッチで高低のサイクルを繰り返す。従って、
黒皮が頂に付着したねじ山を簡単に検出することができ
る。
頂に付着した不完全ねじ山の場合は、ねじ山2の頂2a
Kおける黒皮2dの輝度が低いので、ねじ山のピッチに
相当するピッチで高低のサイクルを繰り返す。従って、
黒皮が頂に付着したねじ山を簡単に検出することができ
る。
この発明においては、上述のようにして光電変換器5に
よって検出されたねじ山の輝度分布パターンを、輝度分
布処理機構6において、ねじ山2の頂2aと谷2bとに
区分する。そして、第4図(4)に示すように、ねじ山
2の谷2bについて、ねじ山2の円周方向に一部ピッチ
毎に、谷2bの軸線方向の各々の輝度分布パターンを順
次記録し、且つ、第4図(8)に示すように、ねじ山2
の頂2aについて、ねじ山2の円周方向に一部ビソテ毎
に、頂2aの軸線方向の各々の輝度分布パターンを順次
記録する。第3図は、このときのねじ山2の一部の形状
である。第4図(至)において、○印は正常な谷を示し
、X印は谷が切られていない不良部分を示す。また、第
4図CB)において、○印は正常な頂を示し、X印は頂
に黒皮が付着した不良部分を示す。
よって検出されたねじ山の輝度分布パターンを、輝度分
布処理機構6において、ねじ山2の頂2aと谷2bとに
区分する。そして、第4図(4)に示すように、ねじ山
2の谷2bについて、ねじ山2の円周方向に一部ピッチ
毎に、谷2bの軸線方向の各々の輝度分布パターンを順
次記録し、且つ、第4図(8)に示すように、ねじ山2
の頂2aについて、ねじ山2の円周方向に一部ビソテ毎
に、頂2aの軸線方向の各々の輝度分布パターンを順次
記録する。第3図は、このときのねじ山2の一部の形状
である。第4図(至)において、○印は正常な谷を示し
、X印は谷が切られていない不良部分を示す。また、第
4図CB)において、○印は正常な頂を示し、X印は頂
に黒皮が付着した不良部分を示す。
このようにして、ねじ山2の円周方向に一部ビツテ毎に
全周にわたって記録された、谷2bの軸線方向の各々の
輝度分布パターンは、第5図(5)に示すように、軸線
方向の各谷毎のねじ山全周のテーブルにまとめられる。
全周にわたって記録された、谷2bの軸線方向の各々の
輝度分布パターンは、第5図(5)に示すように、軸線
方向の各谷毎のねじ山全周のテーブルにまとめられる。
従って、このテーブルから、谷が切られていない不良部
分は、ねじ山の軸線方向における何番目の谷で、ねじ山
の円周方向の何ピッチ目の谷であるかがわかる。
分は、ねじ山の軸線方向における何番目の谷で、ねじ山
の円周方向の何ピッチ目の谷であるかがわかる。
同様に、ねじ山2の円周方向に一部ピッチ毎に全周にわ
たって記録された、頂2aの軸線方向の各々の輝度分布
パターンは、第5図■ンに示すように、軸線方向の各項
毎のねじ山全周のテーブルにまとめられる。従って、こ
のチーグルから、頂に黒皮の付着した不良部分は、ねじ
山の軸線方向における何番目の頂で、ねじ山の円周方向
の何ピッチ目の頂であるかがわかる。
たって記録された、頂2aの軸線方向の各々の輝度分布
パターンは、第5図■ンに示すように、軸線方向の各項
毎のねじ山全周のテーブルにまとめられる。従って、こ
のチーグルから、頂に黒皮の付着した不良部分は、ねじ
山の軸線方向における何番目の頂で、ねじ山の円周方向
の何ピッチ目の頂であるかがわかる。
上述のようにして記録されたねじ山の谷のテーブルに基
いて、ねじ山の長さは次のようにして算出される。即ち
、第5図囚のテーブルに基いて、第6図に示す、第1ピ
ッチ目の1番目の谷から、パーニッシュポイントが検出
された谷までの間の距離l!2を、その台数から求める
。
いて、ねじ山の長さは次のようにして算出される。即ち
、第5図囚のテーブルに基いて、第6図に示す、第1ピ
ッチ目の1番目の谷から、パーニッシュポイントが検出
された谷までの間の距離l!2を、その台数から求める
。
そして、第1ピッチ目における管端から1番目の谷まで
の距離l、及び、バー二ツ7ユポイントが検出された谷
の、第1ピッチ目から、バーニッシュポイントが検出さ
れたピッチまでの距離e、を求め、上記l、と!!2と
e、との合計からねじ山の長さしを算出する。
の距離l、及び、バー二ツ7ユポイントが検出された谷
の、第1ピッチ目から、バーニッシュポイントが検出さ
れたピッチまでの距離e、を求め、上記l、と!!2と
e、との合計からねじ山の長さしを算出する。
また、前述のねじ山の頂のテーブルに基いて、完全ねじ
山の長さは次のようにして算出される。
山の長さは次のようにして算出される。
即ち、第5図(B)のテーブルに基いて、第7図に示す
、第1ピッチ目の1番目の頂から、黒皮が検出された頂
までの間の距離l!2′を、その項数から求める。
、第1ピッチ目の1番目の頂から、黒皮が検出された頂
までの間の距離l!2′を、その項数から求める。
そして、第1ピッチ目における、管端から1番目の頂ま
での距離l!1′及び、黒皮が検出された頂の、第1ピ
ッチ目から、黒皮が検出されたピンチまでの距離13′
を求め、上記l!1′とZ2/とl!3′との合計から
完全ねじ山の長さL′を算出する。
での距離l!1′及び、黒皮が検出された頂の、第1ピ
ッチ目から、黒皮が検出されたピンチまでの距離13′
を求め、上記l!1′とZ2/とl!3′との合計から
完全ねじ山の長さL′を算出する。
このようにして求められたねじ山の長さおよび完全ねじ
山の長さを、所定の長さと比較して、ねじ山の良、不良
を検査する。
山の長さを、所定の長さと比較して、ねじ山の良、不良
を検査する。
上述の検査に当り、ねじ山を切削したときの切削水が雄
ねじの下面に残留し、これを黒皮および谷不良と誤検出
することがある。そこで、このような切削水の残留は、
雄ねじの軸線方向全部にわたっては生じないことから、
上記のような、ねじ不良としての検出が、雄ねじの軸線
方向に対し部分的であって、再び正常なねじ山として検
出された場合は、ねじ山不良とは判定しない。また、切
削水の残留状態から、ねじ不良としての検出が、雄ねじ
の円周方向のあるピッチ目において、軸線方向に一線上
に生じ、軸線方向に扇状に生成していない場合は、ねじ
山不良とは判定しない。
ねじの下面に残留し、これを黒皮および谷不良と誤検出
することがある。そこで、このような切削水の残留は、
雄ねじの軸線方向全部にわたっては生じないことから、
上記のような、ねじ不良としての検出が、雄ねじの軸線
方向に対し部分的であって、再び正常なねじ山として検
出された場合は、ねじ山不良とは判定しない。また、切
削水の残留状態から、ねじ不良としての検出が、雄ねじ
の円周方向のあるピッチ目において、軸線方向に一線上
に生じ、軸線方向に扇状に生成していない場合は、ねじ
山不良とは判定しない。
以上説明したように、この発明の方法によれば、雄ねじ
のねじ山の頂および谷に生じた不良部分の位置を、ねじ
山の頂および谷毎に確実に検出し、ねじ山の長さおよび
ねじ山の頂に黒皮が付着していない完全ねじ山の長さを
、光学的に非接触で正確迅速に検査することができる工
業上澄れた効果がもたらされる。
のねじ山の頂および谷に生じた不良部分の位置を、ねじ
山の頂および谷毎に確実に検出し、ねじ山の長さおよび
ねじ山の頂に黒皮が付着していない完全ねじ山の長さを
、光学的に非接触で正確迅速に検査することができる工
業上澄れた効果がもたらされる。
第1図はこの発明の方法に使用される装置の1つの実施
態様を示す概略説明図、第2図はこの発明の方法に従っ
て測定された雄ねじのねじ山の輝度分布とねじ山のプロ
フィルの一例を示す説明図、第3図はねじ山の一部の形
状を示す概略正面図、第4図(4)は第3図に示したね
じ山の谷の輝度分布をこの発明の方法に従って記録した
図、第4図(B)は同じくねじ山の頂の輝度分布を記録
した図、第5図面は第4図(至)によって記録されたね
じ山の谷の不良部分の位置を示すテーブル、第5図CB
>は第4図CB)によって記録されたねじ山の頂の不良
部分を示すテーブル、第6図はねじ山の長さの求め方を
示す説明図、第7図は完全ねじ山の長さの求め方を示す
説明図である。図面において、1・・・雄ねじ、
2・・・ねじ山、2a・・・ねじ山の頂、 2b
・・・ねじ山の谷、2c・・・ねじ山の斜面、 2d・
・・黒皮、3・・・回転手段、 4・・・光源、
5・・・光電変換器、 6・・・輝度分布処理機構
。
態様を示す概略説明図、第2図はこの発明の方法に従っ
て測定された雄ねじのねじ山の輝度分布とねじ山のプロ
フィルの一例を示す説明図、第3図はねじ山の一部の形
状を示す概略正面図、第4図(4)は第3図に示したね
じ山の谷の輝度分布をこの発明の方法に従って記録した
図、第4図(B)は同じくねじ山の頂の輝度分布を記録
した図、第5図面は第4図(至)によって記録されたね
じ山の谷の不良部分の位置を示すテーブル、第5図CB
>は第4図CB)によって記録されたねじ山の頂の不良
部分を示すテーブル、第6図はねじ山の長さの求め方を
示す説明図、第7図は完全ねじ山の長さの求め方を示す
説明図である。図面において、1・・・雄ねじ、
2・・・ねじ山、2a・・・ねじ山の頂、 2b
・・・ねじ山の谷、2c・・・ねじ山の斜面、 2d・
・・黒皮、3・・・回転手段、 4・・・光源、
5・・・光電変換器、 6・・・輝度分布処理機構
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 雄ねじを、その軸線を中心として所定速度で回転させな
がら、その軸線方向における前記雄ねじのねじ山の全表
面に、且つ、その円周方向における前記ねじ山の少なく
とも一部に、光線を、前記ねじ山の頂および谷に完全に
投射し、 前記光線が投射された前記ねじ山の頂および谷によつて
生ずる前記雄ねじの軸線方向の輝度分布を、前記雄ねじ
がその軸線を中心として1回転する間、前記ねじ山の円
周方向に一定ピッチ毎に測定し、 このようにして測定された前記ねじ山の輝度分布パター
ンを、前記ねじ山の頂と谷とに区分して、前記ねじ山の
頂および谷の各々の輝度分布パターンを、前記ねじ山の
軸線方向における各頂および各谷毎に、前記ねじ山の円
周方向にわたつて、前記一定ピッチ間隔で記録し、 このようにして記録された前記ねじ山の頂および谷の各
々の輝度分布パターンに基いて、前記雄ねじの軸線方向
における、前記ねじ山の長さ、および、前記ねじ山の頂
に黒皮が付着していない完全ねじ山の長さを検査するこ
とを特徴とする、雄ねじのねじ山の検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19739784A JPS6175204A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 雄ねじのねじ山の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19739784A JPS6175204A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 雄ねじのねじ山の検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6175204A true JPS6175204A (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=16373824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19739784A Pending JPS6175204A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 雄ねじのねじ山の検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6175204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010523988A (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-15 | ファウ・ウント・エム・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 雄ねじを光学計測するための方法および装置 |
WO2013100004A1 (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | 新日鐵住金株式会社 | ねじ付き管の端部形状測定方法 |
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