JPS6173648A - 義歯安定剤 - Google Patents
義歯安定剤Info
- Publication number
- JPS6173648A JPS6173648A JP59196334A JP19633484A JPS6173648A JP S6173648 A JPS6173648 A JP S6173648A JP 59196334 A JP59196334 A JP 59196334A JP 19633484 A JP19633484 A JP 19633484A JP S6173648 A JPS6173648 A JP S6173648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- denture
- vinyl acetate
- acetate resin
- partially saponified
- saponified vinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は部分ケン化酢酸ビニル樹脂を用いた義歯安定剤
に関する。
に関する。
一般に義歯安定剤(では、次に掲げるよ5な性゛σを有
することが求めらjている。即ち、(1)容器よりL取
り出しが容易な柔軟性を有する小。
することが求めらjている。即ち、(1)容器よりL取
り出しが容易な柔軟性を有する小。
(2)無味、無臭、無害であり、口腔粘膜への刺激がな
い事。
い事。
(3)義歯への塗布が容易な事。
(4)適度のクッション効果を有し、使用感が良好な事
。
。
(5)義歯への適度な粘着力を有し、長時間使用可能な
事。
事。
(6)使用後に義歯からの剥離が容易な事。
等がある。本発明では特に上記(2)および(6)の点
に関し改良を行なうことを目的としている。
に関し改良を行なうことを目的としている。
従来技術とその問題点:
従来、酢酸ビニル樹脂とエタノールとを主成分とした義
歯安定剤が知られている。この義歯安定剤を使用した場
合、経時的に口腔内でエタノールが溶は出し、義歯安定
剤が同化してしまい使用感が悪化してしまう。また、エ
タノールはψ1ト敞臭を有するため、口腔粘膜を刺激し
使用者に不快lrQを与え、かつ、義歯への態形4゛1
、′を及ぼす欠点がある。
歯安定剤が知られている。この義歯安定剤を使用した場
合、経時的に口腔内でエタノールが溶は出し、義歯安定
剤が同化してしまい使用感が悪化してしまう。また、エ
タノールはψ1ト敞臭を有するため、口腔粘膜を刺激し
使用者に不快lrQを与え、かつ、義歯への態形4゛1
、′を及ぼす欠点がある。
さらに、酢酸ビニル樹脂とに+8FIを構成しているア
クリル樹脂とは相溶性が高いσ)で、使用後、汗歯に固
沼して取り除きが非常に困ffとなる欠点を有する。
クリル樹脂とは相溶性が高いσ)で、使用後、汗歯に固
沼して取り除きが非常に困ffとなる欠点を有する。
他の従来技術として、酢酸ビニル樹脂と可塑斉Iとを主
成分とした義歯安定斉Iも知られている。この義歯安定
剤はエタノールを含有していないため、それに伴なう欠
点は有していない。しかし、可塑剤(例えば、フタル酸
エステル)を含有するf、−メ、口腔内で可塑剤が溶出
でるため、人体に対する安全俳には問題がある。また、
酢酸ビニル樹脂を使用することによるアクリル樹脂との
相溶性に関イる欠点は上記従来技術のそれと同様である
。
成分とした義歯安定斉Iも知られている。この義歯安定
剤はエタノールを含有していないため、それに伴なう欠
点は有していない。しかし、可塑剤(例えば、フタル酸
エステル)を含有するf、−メ、口腔内で可塑剤が溶出
でるため、人体に対する安全俳には問題がある。また、
酢酸ビニル樹脂を使用することによるアクリル樹脂との
相溶性に関イる欠点は上記従来技術のそれと同様である
。
発明の目的:
本発明は特に無味、仮臭かつ無害であり、口腔粘膜への
刺激がなく、使用後に義歯からの剥離が容易な義歯安定
剤を提供するこ−とを目的とてる。
刺激がなく、使用後に義歯からの剥離が容易な義歯安定
剤を提供するこ−とを目的とてる。
発明の要点:
本発明の発明者等は従来0)欠点のないゃ・;、歯安定
剤を提供するため、鋭意研究を行なった結果、部分ケン
化酢酸ビニル樹脂を使用fれば従来品に優る性質を有す
る義歯安定剤が得られることを見出した。
剤を提供するため、鋭意研究を行なった結果、部分ケン
化酢酸ビニル樹脂を使用fれば従来品に優る性質を有す
る義歯安定剤が得られることを見出した。
部分ケン化酢酸ビニル樹脂はポリ酢酸ビニルをげん化し
て得た重合物で、 4OH2CHO[(÷ +0H2cHococ+、:+
で表ざハる。
て得た重合物で、 4OH2CHO[(÷ +0H2cHococ+、:+
で表ざハる。
n
lηポリ酢酸ビニル:ま疎水性であるがこれをケン化す
ることにより疎水性を′1児水性に近つけることか百[
能である。部分ケン化酢酸ビニルb7(脂゛liケン化
率5 no I%以上78mol%以下では水を含みや
すい状軽となる。
lηポリ酢酸ビニル:ま疎水性であるがこれをケン化す
ることにより疎水性を′1児水性に近つけることか百[
能である。部分ケン化酢酸ビニルb7(脂゛liケン化
率5 no I%以上78mol%以下では水を含みや
すい状軽となる。
78mol%以上では水溶性となる一部、5mol%未
満では実質的に疎水性である。水πなじむ性質の部分ケ
ン化酢酸ビニル樹脂を主成分として使用することにより
、口腔内の唾液により水分が常時補給されるため経時的
に固化せず、使用感が変化しない利点を有する。
満では実質的に疎水性である。水πなじむ性質の部分ケ
ン化酢酸ビニル樹脂を主成分として使用することにより
、口腔内の唾液により水分が常時補給されるため経時的
に固化せず、使用感が変化しない利点を有する。
また、このH9,j 1旨は水をJ然カロすることによ
って充分、可塑化できるため、従宋グ)酢酸ビニル位1
脂を可塑化するために必要であったエタノール又はフタ
ル酸エステル等を使用する必要がない。したがって、従
来1問題となっていTこエタノールによる口内粘膜への
刺激、臭気の心配およびフタル酸エステル等の体内への
流出による人体への悪影響について者t・シ、てる必要
が全くない。さらに、部分ケン化酢酸ビニル樹脂は少歯
(アクリル樹脂)と適度な親和性を且するため1.′、
歯に対して適度の粘着力を有し、かつ、使用後、義歯に
固着することなく容易に取り除くことができると−・つ
た従来にない効果を有しており、かつ、義歯への影響は
ない。
って充分、可塑化できるため、従宋グ)酢酸ビニル位1
脂を可塑化するために必要であったエタノール又はフタ
ル酸エステル等を使用する必要がない。したがって、従
来1問題となっていTこエタノールによる口内粘膜への
刺激、臭気の心配およびフタル酸エステル等の体内への
流出による人体への悪影響について者t・シ、てる必要
が全くない。さらに、部分ケン化酢酸ビニル樹脂は少歯
(アクリル樹脂)と適度な親和性を且するため1.′、
歯に対して適度の粘着力を有し、かつ、使用後、義歯に
固着することなく容易に取り除くことができると−・つ
た従来にない効果を有しており、かつ、義歯への影響は
ない。
本発明は≠シ書中部分ケン化酢酸ビニル附脂を含何する
義歯安定剤を提供する。
義歯安定剤を提供する。
本発明0)部分ケン化酢酸ビニル樹脂の平地重合度は1
00〜7000のものが使用でき、好ましくは200〜
1000であり、そのケン化率は5〜781)101%
〜 好ましくは20〜50mol%であることができる。
00〜7000のものが使用でき、好ましくは200〜
1000であり、そのケン化率は5〜781)101%
〜 好ましくは20〜50mol%であることができる。
本発明の義歯安定剤は軟化剤(溶剤)として20〜60
重量%の水、好ましくは25〜50重量%を使用できる
。
重量%の水、好ましくは25〜50重量%を使用できる
。
本発明の骨歯安定剤・πは炭駿カル/ウム、タルク又は
シリカのよ5な水不溶曲弾↑゛・シ物を0〜20重量%
、好ましくは5〜10車昭9C含むことができる。
シリカのよ5な水不溶曲弾↑゛・シ物を0〜20重量%
、好ましくは5〜10車昭9C含むことができる。
さらに、本発明の/Xr歯安定斉(lには各1・’a
u)ノif・h斉1)、例えばメチルパラベン、エチル
パラベン等を含ムことができる。また、色素を添加して
本よい。
u)ノif・h斉1)、例えばメチルパラベン、エチル
パラベン等を含ムことができる。また、色素を添加して
本よい。
次に本発明の実施例を示すが1本発明の範囲はそれらに
限定されるもσ)ではない。
限定されるもσ)ではない。
実施例1−3及び比較例1−ろ
表1VC示す処方をそjぞ1t7Jjl +JJ)下・
K iij;拌し均一な半流動体とし、これをチュー゛
ブ容?にに光」がすることにより義歯安定剤を製造した
。
K iij;拌し均一な半流動体とし、これをチュー゛
ブ容?にに光」がすることにより義歯安定剤を製造した
。
さらに、これら実、怖例1−ろの義歯安定剤について機
能評価を5つの項目にわたり官能試験により行なった。
能評価を5つの項目にわたり官能試験により行なった。
表1にその結果を総合計f+Tfiとともに示した。尚
、比較例として、酢酸ビニル樹脂とエタノールとを主成
分とした市販品(比較例1.2)および酢酸ビニル樹脂
と可塑剤とを主成分としγ二市販品(比較例3)を掲げ
た。
、比較例として、酢酸ビニル樹脂とエタノールとを主成
分とした市販品(比較例1.2)および酢酸ビニル樹脂
と可塑剤とを主成分としγ二市販品(比較例3)を掲げ
た。
表中0)各機能評価J〕基準j−1: −F’ rlt
:L7’lとおりである。
:L7’lとおりである。
○・・・良好
△・・普通
×・・・不良
比較例1−3の:f?歯安定剤−エ使用後、−°)(歯
からの取り除きが非常に困再であった。−万、実施例1
−3の義歯安定剤では特に、口腔粘膜への刺激、義歯へ
の%響がなく、使用後の剥離性は良好であった。
からの取り除きが非常に困再であった。−万、実施例1
−3の義歯安定剤では特に、口腔粘膜への刺激、義歯へ
の%響がなく、使用後の剥離性は良好であった。
(外5名)
手続補正書
昭和60年12月q日
Claims (3)
- (1)部分ケン化酢酸ビニル樹脂を含有することを特徴
とする義歯安定剤。 - (2)部分ケン化酢酸ビニル樹脂のケン化率が5mol
%以上78mol%以下である特許請求範囲第(1)項
記載の義歯安定剤。 - (3)部分ケン化酢酸ビニル樹脂の平均重合度は100
以上7000以下である特許請求範囲第(1)項又は第
2項記載の義歯安定剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59196334A JPS6173648A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 義歯安定剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59196334A JPS6173648A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 義歯安定剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173648A true JPS6173648A (ja) | 1986-04-15 |
Family
ID=16356099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59196334A Pending JPS6173648A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 義歯安定剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6173648A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62129210A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-11 | Kobayashi Seiyaku Kk | 義歯安定剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799511A (en) * | 1980-12-13 | 1982-06-21 | Lion Corp | Denture stabilizing agent |
-
1984
- 1984-09-19 JP JP59196334A patent/JPS6173648A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799511A (en) * | 1980-12-13 | 1982-06-21 | Lion Corp | Denture stabilizing agent |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62129210A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-11 | Kobayashi Seiyaku Kk | 義歯安定剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5599548B2 (ja) | 腐食性裏打ち部材を有するヒドロゲル組成物 | |
RU2190982C2 (ru) | Система доставки вещества для отбеливания зубов с использованием полоски материала, имеющего низкую жесткость на изгиб | |
KR20060015277A (ko) | 상 분리를 나타내는 하이드로겔 조성물 | |
JPS63161953A (ja) | 義歯安定剤組成物 | |
KR20050103491A (ko) | 치아 미백용 하이드로겔 조성물 | |
JP2007505135A5 (ja) | ||
JP5179150B2 (ja) | 新規な知覚鈍麻およびフッ素処理歯科用バーニッシュ | |
BRPI0618480A2 (pt) | artigos adesivos para dentaduras | |
KR102182976B1 (ko) | 치아 또는 치아 주변 조직 부착용 패치 | |
JPS6173648A (ja) | 義歯安定剤 | |
JPH0532535A (ja) | 被膜型皮膚保護剤 | |
JPH0742210B2 (ja) | 義歯用裏装剤 | |
JP4415209B2 (ja) | 義歯安定剤 | |
JPS62129210A (ja) | 義歯安定剤 | |
JPS60115505A (ja) | 歯科技術的、歯科医学的および関連目的のためのプラスチツクおよび/又は硬質物質の製造、その製造方法およびその使用 | |
JP2879900B2 (ja) | 義歯用裏装剤 | |
KR20020097297A (ko) | 드라이 타입의 치아 미백 패취 | |
JP3904279B2 (ja) | 義歯表面処理剤及び義歯洗浄剤 | |
JP4406786B2 (ja) | 義歯安定剤 | |
JPS649018B2 (ja) | ||
JP3202080B2 (ja) | 非付着性チューインガム | |
JP2747535B2 (ja) | 非付着性チューインガム | |
JP2617503B2 (ja) | 義歯安定剤 | |
JP2747533B2 (ja) | 非付着性チューインガム | |
JPS63146972A (ja) | 親水性粘着剤組成物 |