JPS6173479A - シエ−デイング補正方式 - Google Patents

シエ−デイング補正方式

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JPS6173479A
JPS6173479A JP59196097A JP19609784A JPS6173479A JP S6173479 A JPS6173479 A JP S6173479A JP 59196097 A JP59196097 A JP 59196097A JP 19609784 A JP19609784 A JP 19609784A JP S6173479 A JPS6173479 A JP S6173479A
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JP
Japan
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data
shading
signal
amplifier
converter
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JP59196097A
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English (en)
Inventor
Yukio Sakano
坂野 幸男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟亙九乱 本発明は原稿面を光走査することにより画情報を画素単
位で読み取るスキャナに係り、特にその読み取られた画
情報のシェーディング補正を行なわせる方式に関する。
従末肢朱 一般に、W、積面を光走査することにより画情報を画素
単位で読み取るスキャナにあっては、その光学系におけ
る光分布特性の不均一性またはCCDなどからなるライ
ンイメージセンサにおける各素子の感度のバラツキなど
に起因してイメージセンサの出力レベルが変動するいわ
ゆるシェーディングが生じてしまうため、その出力レベ
ルを一定にする入くシェーディング補正を行なわせる必
要がある。
従来、この種のシェーディング補正としては。
ラインイメージセンサに対応じたメモリ容量をもった記
憶部と、そのイメージセンサのAD変換出力と記憶部に
格納されているデータとを比較してそのうちの大きい方
の信号を出力させる比較部とを設けて、記憶部に比較部
からの比較結果にもとづいて副走査方向について各イメ
ージセンサ素子ごとの最大出力値を格納するようにし、
その記憶部の蓄積データをアドレスとして補正用ROM
から補正信号を読み出して乗算器に与え、そこでイメー
ジセンサのAD変換出力と所定の乗算処理をなすことに
よりシェーディング補正を行なわせるようにしている(
特開昭59−27675号公報参照)。
しかしこのようなシェーディング補正を行なわせるので
は、その精度を上げるためにはAD変換器の分解能すな
わちビット数を増やす必要があるとともに、乗算器の入
力ビツト数によってその出力精度が決まるものとなって
しまっている。特に乗算器が必要であるために高速での
処理を行なわせることが困難なものとなってしまってい
る。
1眞 本発明は以上の点を考慮してなされたもので。
簡単な手段をとることにより高速でのシェーディング補
正を精度良く行なわせることができるようにしたシェー
ディング補正方式を提供するものである。
1風 本発明ではその目的を達成するため、シェーディング情
報が格納される第1のメモリと、その第1のメモリから
読み出されるデータと補正対象の読取データとの組合せ
に応じたアドレスによってアクセスされる第2のメモリ
とを設け、第2のメモリには第1のメモリからの読出デ
ータに関連づけられて補正対象の読取データが補正され
た場合に相当するデータを予め格納し、その第2のメモ
リから読み出されたデータを補正データとするようにし
たものである。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
第2図はシェーディングを説明するためのラインイメー
ジセンサにおけるN個のCCDからなる主走査方向の出
力レベル特性を示すもので、シェーディングには主とし
て、■スキャナにおけるレンズ、光源の形状と照度分布
などの光学的バラツキによるもの、■光源の経時劣化、
温度特性による光源劣化によるもの、■CCDの感度の
バラツキの3つの要因がある。第2図との関係では、A
またはB特性の曲線は前記■の要因によるものであり、
A特性とB特性との差は前記■の要因によるものであり
、また曲線の拡大した凹凸は前記■の要因によるもので
ある。ここで、n−3、n−2、n−1,n、・・・は
CCDの配列順を示している。
第1図は本発明によるシェーディング補正方式を具体的
に実施するための構成例を示すもので、主走査方向にC
CDがライン状に配設されたラインイメージセンサ1か
ら時系列的に読み出される出力信号aをレベル増幅する
増幅器2と、その必要レベルに増幅された信号すをデジ
タル信号Cに変換するAD変換器3と、そのAD変換出
力すなわち原稿の読取データCに応してピークホールド
を行なってそのピークホールド信号fにしたがって増幅
器2のゲイン調整を行なわせる第1のビークホールド回
路4と、増幅器2の出力信号すのピークホールドを行な
ってそのピークホールド信号gをAD変換器3における
基準電圧として設定させる第2のピークホールド回路5
と、予め基準白色面を光走査することによって得られた
シェーディング情報が書き込まれており、読取データC
にしたがって所定のシェーディング情報dが読み出され
るRAM6と、予めシェーディング補正データが格納さ
れており、読取データCとシェーディング情報dとの組
合せに応して所定のシェーディング補正データeが読み
出されるROM7と、各部を所定のタイミングをもって
制御する制御部8とによって構成されている。
このように構成されたものにあって、いま原稿の読取り
に先がけて例えば圧仮における基準白色面を光走査する
と第2図中Aに示すような特性をもったシェーディング
情報が得られるのでそれをRAM 6に書き込む、そし
て副走査が進んで原稿の読取りが開始されるが、そのと
きの読取データCを先のシェーディング情報で補正する
ときにRAM6から信号dとして読み出して使用する。
またその際、ピークホールド回路4はシェーディング情
報をRAM5に書き込む動作に先だってそれ以前の基準
白色面を光走査したときのピークレベルを検出し、その
レベルを保持する。そのときのピークレベルに応じた出
力信号fにより増幅器2のゲインが調整され、シェーデ
ィング中特に前記■の光学系のバラツキ分によるものを
予め粗い精度で補正するべく、例えばピーク検出時には
第2図中B特性に示すようなレベルにあってもそれが増
幅されたのちにはA特性に示すようなレベルになるよう
にゲインXl!される。それによりAD変換器3の入力
レベルが適正化され、変換精度が向上することになる。
なお、その光学系のバラツキ分によるものを含めて精密
なシェーディング補正は本発明による本来のシェーディ
ング補正によって行なわれることになる。このようにし
てAD変換器3の入力レベルの適正化が行なわれると、
増幅器2のゲインはその状態を保持するように固定され
、以後シェーディング情報の書込みおよび原稿の画情報
の読取りがその状態で行なわれる。またその増幅器2の
ゲイン調整がなされた状態で基準白色面を光走査したと
きのピークレベルがピークホールド回路5により検出さ
れ、そのピークホールド信号gによりAD変換器3の基
準電圧が設定されろ0次いで、原稿の読取時にその読取
データCとRAM6から読み出されたシェーディング情
報dとによってROM7がアクセスされ、そのアドレス
に応じて読取データCとシェーディング情報dとの組合
せに応じたシェーディング補正データeが適宜読み出さ
れる。以上各部のシーケンスおよびタイミング制御、副
走査の制御などは制御部8から出される(目号群tにし
たがって適宜なされることになる。
本発明によるシェーディング方式の要点をシーケンス的
に列挙すると、以下のようになる。
(1)イメージセンサ出力を増幅する増幅器のゲインを
初期値に設定したうえで基準白色面を主走査方向に光走
査し、羊のとき得られるAD変換器の出力信号のピーク
値を検出し、その得られたピーク値にしたがって増幅器
のゲイン調整を行なう。
(2)その後少なくとも基準白色面の主走査方向の光走
査を1回行なわせて、そのとき得られる増幅器の出力信
号のピーク値を検出し、その得られたピーク値にしたが
ってAD変換器の基準電圧を設定する。
(3)その後基準白色面を少なくとも1回以上主走査方
向に光走査してそのとき得られるシェーディング情報を
RAMに書き込む。
(4)原稿読取時の各主走査ごとにそれと同期してRA
Mからシェーディング情報を読み出し、その読み出され
たシェーディング情報と原稿面の読取データとの組合せ
に応じてROMをアクセスしてシェーディング補正デー
タを得る。
第3図は増幅器2およびピークホールド回路4の具体的
な構成例を示すもので、ここではデジタル論理構成によ
りピーク値を検出保持する方式をとるとともに、前述の
ように増幅器2のゲイン調整は粗い精度でよいのでAD
変換出力6ビツトのうちの上位4ビツトの読取データを
ピークホールド回路4に与えてその回路構成の簡素化を
図るようにしている。
このように構成されたものにあって、まずコンパレータ
41は新規入力信号Cとそれまでラッチ43に保持して
いたピーク値cpとを比較し、その結果にしたがってセ
レクタ42のS端子にセレクト信号を与える。セレクタ
42はそれに応じて新規入力信号Cとそれまでのピーク
ホールド値CPとの何れかをセレクトしてラッチ43に
送出する。このときのセレクト条件としては、c ) 
c pならば信号Cをセレクトし、C≦cpならば信号
cpをセレクトすることになる。それによりラッチ43
は、新規入力信号Cがそれまでのピーク値cpよりも大
きいときにはそれを更新保持していく。以上の動作を主
走査ごとに順次くり返して行なわせ、その主走査ごとに
検出されるピーク値がラッチ43に逐次更新されながら
保持されていく。
次に主走査ごとに検出されたピーク値がラッチ44に転
送され、そのランチ出力が増幅器2にゲイン調整信号f
として与えられる。なお、各ラッチ43.44における
クロックt[、t3およびクリア信号t2.t4は制御
部7からケえられることになる。またゲイン調整信号f
は増幅器2のフィードバック抵抗の切換スイッチ(アナ
ログスイッチ)SWI〜SW4の各スイッチング信号と
なり、それら各スイッチSW1〜SW4のオン、オフ状
態の組合せにより演算増幅器21のフィードハック抵抗
の切換えを行なわせる。その際、ゲイン調整信号fは4
ビツトなので16通りにフィードバンク抵抗値を変化さ
せることができ、したがって演算増幅器21のゲインG
aが。
Ga=1+Rf’/R2 (Rfはフィードハック抵抗R3〜R7の終成抵抗値)
なので16段階に調整されることになる。
いま増幅器2のゲインGaを4ビット=16通りのゲイ
ン調整信号fとの関係で、 Ga5h L/f  (h 1は定数)とすることによ
り、基準白色面を光走査したときの増幅器2の出力信号
すのピーク値bF5をほぼ一定にすることができるよう
になる。すなわちゲイン初期値での各信号a、b、cを
それぞれa、。
b@ ”6、そのピーク値をair 、  b@r 、
  C〒 とし、さらにそのときの信号fをfoとする
と、f0=COF = bor= G a o ・ao
P(Gaoはゲイン初期値)となる。
次にその信号f により新たに設定されるゲインGal
は、 Gal:hl/fa となり、このゲイン状態で信号a6eに対する各信号b
r 、 CPは。
c、 ;br= G a 1−aoP 寺h 1 / f、 ・aar =hl/Qa。
となる。すなわち、d の大きさに係わらず、ゲ叩 イン調″Jl後にはa。rに対するす。rおよびCar
はほぼ一定値h l / G a oになる。しノーが
って。
G a 4 h 1 / E今1+Ff/R2を満足す
るように抵抗R2〜R7を設定すればよい。
また第4図はAD変換器3およびビークボールド回路5
部分の一構成例を示すもので、ここではAD変換器3に
より増幅器2の出力信号すを6ビントのデジタル信号C
に変換するようにしている。
またピークホールド回路5はコンパレータ51および演
算増幅器52からなっている。
いまAD変換器3における上、下限のリファレンス電圧
をVr+、Vr−とすると、 c = 64 X b / ((Vr+)   (Vr
−))レベルとなる。ここで、 0 < c < 1のとき  c=ooooo。
■≦c < 2のとき  c=ooo0012≦c <
 3のとき  c=ooo01063≦cく64のとき
c = 11111164≦Cのとき   c=111
111およびオーバフロー信号発生 となる。
またアナログスイッチSW5は制御部8からの制御(a
号t5にしたがってスイッチングされて。
Vr+がvlまたはglまたはg2に切り換えられるよ
うになっている。いま増幅器2のゲインを初期値に設定
して店f曽白色面を光走査するときには(V r +)
 =V Iに、また原稿の読取時には(Vr+)=gl
またはg2となるようにそれぞ1しりJり換えら1しる
またピークホールド回路5において、t6は保111シ
たビータ(直のりセフ1〜信号であり、また[7はピー
ク値検出の(1′効、無効を制御する(23号である。
VRはビーク111°Il;1の分割電圧をc2として
出力するもので、厳密にはglがビータ1直であるが、
ここでは便宜上g2をもピーク値として取り扱うことが
できるようにしている。ここでVRによるピーク値、=
 1の電圧分割をなす理由としては。
基準白色面またはECC前面光走査したときのピーク値
は演算増幅器52の出力glとなるが、その際ピーク値
g1は基準白色面または原稿面での光反射率のムラをも
含む値であり、基準白色面または原稿面の地肌濃度の代
表値としてはピーク値g1よりもむしろ濃度t1うをも
考えた濃度の平均値またはピーク値g1から濃度ムラ分
を差し引いた値の方がその後の信号処理の目的に合致す
るためである。そのためここではVRによりピーク値ビ
1の分割電圧g2をピーク値として取り扱うことができ
るようにしている。その場合、特し;基準白色面または
Jhi稿而の面類による地肌濃度ムラの程度に応じてV
Rによりglに対するg2の比を調有了する二とができ
るようにしている。しかして、制御信号t5〜t7によ
り、増幅器2のゲインを初期値に設定した状態での基f
<Q白色面の光走査時には(Vr+)=VLに、またそ
のゲイン調整後における基準白色面の光走査時には(v
r+)=gtで基準白色面のピーク値に、また原稿の読
取り時には(Vr+)=glで読取信号のピーク値すな
わち原稿地肌のピーク値に、あるいは(Vr+)=g2
にそれぞれAD変換器3における基準電圧にそれぞれ設
定される。
さらに第5図にRAM6およびROM 7部分の具体的
な一構成例を示している。
この構成にあって、まずシェーディング情報のRAM6
への書込時には基準白色面を光走査したときのライン・
イメージセンサ1の画素ごとの出力ra号に応じたデー
タCがRAM6のD i n端子に人力される。その際
、画素単位による各データ入力ごと(−制御部7から与
えられるアドレス制御信号18によりRA M Gの7
ドレソシングが行なわhるとともに、書込信号【9がR
AMGのWE端子に′テえられる。それにより主走査方
向における各画:l′!単位によるシェーディング情報
がRAM6にどき込まれることになる。次いで、原稿の
読取時における主走査方向の画S単位による各読取デー
タしがRO:vI 7のアドレス八〇−A5に与えられ
るとともに5その画素クロックに同期してRAM本体S
がアクセスさ!して先に得き込まれたシェーディング情
報dが読み出されてROM7のアドレス八〇〜A I 
Oに与えられ、原稿の読取データCとRA M 6から
読み出されたシェーディング情報日とで予めそれら各デ
ータの種々の組合せに応じたシェーディング補正値が格
納されたROM 7がアトレンジングされ、それに応じ
てROM7から所定のシェーディング補正48号eが読
み出されるっ なお、ここではデータCを6ビツト構成、データdを5
ビツト構成としている。すなわちRA M6は5ビツト
のものであり、データCの6ピントのうちの下位5ビツ
トのみが書き込まれるようにしている。これは基準白色
面を光走査して得られたシェーディング情報Cの電圧値
Vsは第7図(C)に示すようにピーク電圧V s p
に対して主走査方向の1ラインのなかでV s > V
 s p / 2となるように予めスキャナの光源、光
学系およびラインイメージセンサ1の特性が決定されて
おり。
したがってシェーディング情報Cは第6図に示すように
1〜6ルベルを6ビツトのバイナリコードで表すことが
できるが、実際にはVs≦Vsp/2すなわちレベルO
〜32の間のデータは発生しないのでレベル33〜64
の計32レベルのみでシェーディング情報Cを表現する
ことができるためである。したがって、最上位ビットb
5は常に1であるので、bo−b4の5ビツトでその3
2レベルを表現することができるようになる。第6図中
1点線で囲んだ部分がデータdとなる。
第7図および第8図は増幅イ(2のゲイン調整から原稿
の読取時におけるシェーディング補正までの動作右AD
変換器3の入力データb、その出力データ(・および基
準電圧Vr+に関連付けて説明するための各特性図を示
している。
第7VA(a)は増幅器2のゲインを初期値に設定した
状態での基僧白色面を光走査したときの増幅器2の出力
信号すを示しており、そのピーク値はVop、また(V
 r +) =V lである。同図(b)は増幅器2の
ゲイン調整がなされた状態での基皓白色面を光走査した
ときの増幅器2の出力信号すを示しており、そのピーク
値Vspは(a)の場合と異なり、 (V r +) 
= V 1に近いレベルとなっている。それはV s 
p IJ<V 1よりも小で、かつvlに近い値になる
ようにゲイン調整がなされているためである。このよう
にVr+、bの各レベルが大きいことは、AD変換器3
の精度の向上につながることになる。同図(c)は前記
ピーク値VSPに対してAD変換器3の基準電圧を(V
 r +) =V s pとして設定したうえでの基準
白色面を光走査したときの増幅器2の出力信号すを示す
もので、これがシェーディング情報Cとなる。このとき
のピーク値もほぼVspとなる。また主走査方向の1ラ
インにおいてb > V s p / 2となるように
予めスキャナの光源、光学系およびラインイメージセン
サ1の特性が決定されている。
同図(d)は原稿の読取時における増幅器2の出力信号
すを示すもので、その曲線は原稿の地肌濃度に対応し、
その原稿上の画情報はその濃度にしたがってその地肌濃
度曲線の下側にプロットされることになる。原稿の読取
時には第4図中のスイッチSWSの切換え状態により(
Vr+)=gl。
(V r +) = g 2の2つのモードがあるが、
(■r+)=g]のモードは基準白色面または原稿地肌
のピーク値をVr+とするものであり、また(Vr+)
=g2のモードは基準白色面または原稿地肌の濃度ムラ
を補正したピーク値をVr+とするものである。いま第
7図(d)の場合は(Vr+)=g2のモードに対応し
ており、したがってVr+は原稿地肌のピーク値Vrp
よりも小さい値になっている。原稿の地肌濃度は基べ(
白色面より高い濃度(反送率が低い)にあるためにVr
p(Vspの関係になっている。ここで、(Vr+)=
g2=ko−gl=koTVrpここでkOは定数であ
り、第4図中のVRにより適宜調整される値である。
いま第7図(c)における画素N1の位置における原稿
地肌の濃度に対応するデータbを、b=kl−Vrp(
klは定数) とし、その原稿上における画素N1位置が地肌ではなく
て文字上であり、そのときの濃度に対応するデータbを
b=に、2・c41=に2  (kl−Vrp)(、k
 2は定数、0≦に2≦1)としたとき、第7図(d)
の関係にあって縦軸をデータbでなくデータCすなわち
AD変換器3の出力信号で示したものが第8図の特性と
なる。
第8図てc=1.Oは正規化したものであり、c=1.
0=64(レベル) =111111  (バイナリ) ≧Vr+ (アナログレベル換算)゛ である。
また第8図で、 Cd は第7図(d)のM稿地肌の濃
度に、 C5は第7図(c)のシェーディング情報Cに
それぞれ対応している。さらにc41は第7図(a)の
kl・Vrpに、cslは第7図(c)のkl・Vsp
に、clは第7図(d)のに2X(k2・Vrp)にそ
れぞれ対応している。ここでC,L  が飽和している
のは、b≧Vr+でデータCが飽和するAD変換器3の
特性による。
ここで、clに対してそのシェーディング補正データを
cl’ とすると、 c 1’ =c 1/cs 1 となる。ライン上における画素N1に限らすn=1〜N
でのシェーディング補正データをC,′ とすると、 C’:C% /C怪 となる。特に第8図に示すような場合には。
c−’ = c、、 / C3t(0≦c、s / C
s?l< 1 )c%′=l(C1/C1%≧1) となる。すなわち、原稿地肌の濃度ムラ分はC%′=l
となるように、その濃度ムラ分を差し引いた残り分はC
%′=07L/C8,Lにそれぞれシェーディング補正
された二とになる。
一般的に、原稿地肌の濃度ムラ分を省略し。
C′=C/C5 で原稿の読取データCのシェーディング補正データC′
 を表すことになる。C3はもちろん基準白色面を光走
査したとき得られるシェーディング情報である。
第9図は原稿の反射率Rに対して増幅器2の出力信号b
(アナログ信号)、AD変換器3の出力信号C(デジタ
ル<8号)、その信号Cに対するシェーディング補正デ
ータC′およびROM7から読み出されるシェーディン
グ補正された原稿の読取データ信号eの関係を示す図で
、各軸R−b・c、c’ 、はそれぞれ反射率R1信号
す、信号C1信号c’  (c’ =c/c、)、信号
eの各正規化されたレベルを示している。
同図において、(Dはb=0.9Rの直線である。
これは実際にはR=1.O(反射率100%の反射面)
の基準白色面を用いずにR=0.9の反射面を使用して
いるためである。R軸上のRPは地肌濃度のピーク値が
Rpである原稿を示しており。
またΔRはその地肌濃度ムラ分を示し、第7図(d)に
おけるΔVに相当する。
ΔV=Vrp  (Vr+)= (1−ko)VrpR
pは原稿のf!11類により異なり1図中矢印へのよう
に変動する。Rclはピーク値Rpなる原稿上のある位
置における反射率を示している。また■はc=bの直線
であり、原稿地肌の濃度ムラを含まず、基準白色面また
は原稿地肌のピーク値をAD変換の基jli電圧とする
モード、すなわち第4図で(Vr+)=glのときのb
とCとの関係を示している。また■の特性は■の場合と
異なり、原稿地肌の濃度ムラ分を考慮して第4図で(V
 r +)=g2としたときのモード、すなわち第7図
(d)や第8図のモードでのbとCとの関係を示してい
る。ここで、 C=b/ko−b、  (0≦b≦kO−br)c=l
  (b>ko・br  ) ただし、k O= g 2 / g Lであり、またす
、はRpに対応し1図中の矢印A′はAに対応する。
また■の特性は、 e=5  (c’ )” /2 (0≦c’<0.2)
e= (9c’ −1)/8 (0,2≦C′≦1)で
ある。ここでc’=c/c5 は信号Cの補正データで
ある。c′は市況式によって表わされるが。
このC′に対応する信号は実際には現在せず、信号とし
てはeがROM7の出力信号となる。すなわち、c′の
関数eは、 c’=c/cs により、c/c5  の関数 e=F (c/cs) であり、原稿の読取データC、シェーディング情報c5
  に対して。
e=F (c/cs) ” (c/c、) 2X5/2 (0≦c / C5<
0.2)=s / cs X 9/ 8 1/ 8 (
0−2≦c / c5≦1)により計算した結果eを予
めROM7に格納しておき、実際の原稿の読取時にC,
CをROM7のアドレスとしてアクセスすることにより
シェーディング補正データeが得られることになる。
ここで、■の特性を原点を通る直線とすることによって
、 e=c’=c/cs なるシェーディング補正データeを得ることも勿論可能
であり、シェーディング補正としてはこれで充分なもの
となる。しかしくりの特性のようにC′く0.2で2乗
曲線となるようにしたのは、次の理由による。すなわち
、C’ <0.2はほぼRく0.2に対応し、反射率R
が小さいほどすなわち濃度が高いほど視覚による濃度階
調の識別力が低下し、また実際に原稿上に現れる濃度も
それが極端に高くなることがないなどの理由から、6ビ
ツト=64階調で表現するシェーディング補正データe
の階調数のうちで高い濃度範囲に割り当てる階調数を節
約し、実用上重要な濃度範囲に割り当てる階調数を多く
するためである。
第9図によれば1例えば■の特性に対しては、Rp−Δ
R≦R≦Rp なる反射率Rはe軸上ではa=1.0になる。またR=
Rdなる反射率は、■の特性ではe=eeLl−■の特
性ではe=eL2になる。
第10図は第9図からR−eの関係を抜き出したもので
、図中矢印Aは第9図の矢印Aに対応している。また■
′の特性は第9図の■に、■′は第9図の■にそれぞれ
対応している。
第11図は第9図の特性に関し、R軸にあってはR=大
(白い側)を左側に、R=小(黒い側)を右側に表した
ものであり、またe軸は64階調数を単位として階調0
を白側に1階調64を黒画1;それぞれ対応させている
。すなわち、R=0.9なる白に対する6ビツトのデー
タeは。
e=OO0000(バイナリ) となる。なお、第11図でもRP、■“、■′はそれぞ
れ第9図のRp、(9、■に、またAは第9図のAに対
応している。
肱釆 以上、本発明によるシェーディング補正方式にあっては
、簡単な手段により高速でのシェーディング補正を精度
良く行なわせることができるとともに、何ら別処理によ
ることなくガンマ補正をも同時に行なわせることができ
るという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシェーディング補正方式を具体的
に実施するための構成例を示すブロック図、第2図はラ
インイメージセンサによる原稿の読取データにおけるシ
ェーディング状態を示す特性図、第3図は同実施例にお
ける増幅器および第1のピークホールド回路の具体的な
構成例を示す回路図、第4図は同実施例におけるAD変
換器および第2のピークホールド回路の具体的な構成例
を示す回路図、第5図は同実施例におけるR A Mお
よびROM部分の回路構成図、第6図は同実施例におけ
るシェーディング情報の6ビツトのバイナリコード表を
示す表図、第7図(a)は増幅器ゲイン=初期値とした
ときの基準白色面走査時の増幅器出力特性図、同図(b
)はゲイン調整後におけろ増幅器出力特性図、同@””
 (’ c )はシェーディング情報の特性図、同図(
d)は原稿走査時の増幅器出力特性図、第8図は原稿走
査時のAD変換器の出力特性図、第9図は原稿の反射率
に対する各信号の特性図、第10図は原稿の反射率に対
する正規化されたシェーディング補正信号の特性図。 第11図は原稿の反射率に対する64レベル化されたシ
ェーディング補正信号の特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スキャナによる原稿の読取りに先かけて基準面を光
    走査したときのイメージセンサ出力信号に応じたピーク
    レベルによりイメージセンサ出力信号を増幅する増幅器
    のゲイン調整を行なわせる手段と、その増幅器のゲイン
    調整がなされた状態で基準面を光走査したときのイメー
    ジセンサ出力信号に応じたピークレベルによりAD変換
    器の基準電圧を設定する手段と、そのAD変換器の基準
    電圧が設定された状態で基準面を光走査したときのAD
    変換器の出力信号をシェーディング情報として第1のメ
    モリに書き込ませる手段と、原稿面を光走査したときの
    AD変換器の出力信号と第1のメモリから読み出された
    シェーディング情報とにより予めシェーディング補正デ
    ータが格納された第2のメモリをアクセスして所定のシ
    ェーディング補正データを得る手段とをとるようにした
    シェーディング補正方式。 2、スキャナによる原稿の読取りに先がけて基準面を光
    走査したときのイメージセンサ出力の増幅信号をAD変
    換するAD変換器の出力信号のピークレベルによりイメ
    ージセンサ出力信号を増幅する増幅器のゲイン調整を行
    なわせる手段と、その増幅器のゲイン調整がなされた状
    態で基準面を光走査したときの増幅信号のピークレベル
    によりAD変換器の基準電圧を設定する手段と、そのA
    D変換器の基準電圧が設定された状態で基準面を光走査
    したときのAD変換器の出力信号をシェーディング情報
    として第1のメモリに書き込ませる手段と、原稿面を光
    走査したときのAD変換器の出力信号と第1のメモリか
    ら読み出されたシェーディング情報とにより予めシェー
    ディング補正データが格納された第2のメモリをアクセ
    スして所定のシェーディング補正データを得る手段とを
    とるようにしたシェーディング補正方式。
JP59196097A 1984-09-19 1984-09-19 シエ−デイング補正方式 Pending JPS6173479A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314958A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Minolta Camera Co Ltd カラ−画像入力装置
JPH02131078A (ja) * 1988-11-11 1990-05-18 Asahi Kasei Micro Syst Kk 歪補正回路
JPH04120877A (ja) * 1990-09-11 1992-04-21 Matsushita Graphic Commun Syst Inc シェーディング歪補正装置

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