JPS6172473A - シエ−デイング補正方式 - Google Patents

シエ−デイング補正方式

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JPS6172473A
JPS6172473A JP59194475A JP19447584A JPS6172473A JP S6172473 A JPS6172473 A JP S6172473A JP 59194475 A JP59194475 A JP 59194475A JP 19447584 A JP19447584 A JP 19447584A JP S6172473 A JPS6172473 A JP S6172473A
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JP
Japan
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data
shading
read
shading correction
memory
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JP59194475A
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Inventor
Yukio Sakano
坂野 幸男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弦Jしえ野一 本発明は原稿面を光走査することにより画情報を画素単
位で読み取るスキャナに係り、特にその読み取られた画
情報のシェーディング補正を行なわせる方式に関する6 臓米亘亙 一般に、原稿面を光走査することにより画情報を画素貼
位で読み取るスキャナにあっては、その光学系における
光分布特性の不均一性またはCCDなどからなるライン
イメージセンサにおける各素子の感度のバラツキなどに
起因してイメージセンサの出力レベルが変動するいわゆ
るシェーディングが生じてしまうため、その出力レベル
を一定にするべくシェーディング補正を行なわせる必要
がある。
従来、この種のシェーディング補正としては。
ラインイメージセンサに対応したメモリ容量をも゛った
記憶部と、そのイメージセンサのAD変換出力と記憶部
に格納されているデータとを比較してそのうちの大きい
方の信号を出力させる比較部とを設けて、記憶部に比較
部からの比較結果にもとづいて副走査方向について各イ
メージセンサ素子とどの最大出力値を格納するようにし
、その記憶部の蓄積データをアドレスとして補正用RO
Mから補正信号を読み出して乗算器に与え、そこでイメ
ージセンサのAD変換出力と所定の乗算処理をなすこと
によりシェーディング補正を行なわせるようにしている
(特開昭59−27675号公報参照)。
しかしこのようなシェーディング補正を行なわイ せるのでは、その精度を上げるためにはAD変換器の分
解能すなわちビット数を増やす必要があるとともに1乗
算器の入力ビツト数によってその出力精度が決まるもの
となってしまっている。特に乗算器が必要であるために
高速での処理を行なわせることが困難なものとなってし
まっている。
l蝮 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡単な手
段をとることにより高速でのシェーディング補正を精度
良く行なわせることができるようにしたシェーディング
補正方式を提供するものである。
掴」乳 本発明ではその目的を達成するため、シェーディング情
報が格納される第1のメモリと、その第1のメモリから
読み出されるデータと補正対象の読取データとの組合せ
に応じたアドレスによってアクセスされる第2のメモリ
とを設け、第2のメモリには第1のメモリからの続出デ
ータに関連づけられて補正対象の読取データが補正され
た場合に相当するデータを予め格納し、その第2のメモ
リから読み出されたデータを補正データとするようにし
たものである。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
第2図はシェーディングを説明するためのラインイメー
ジセンサにおけるN個のCODからなる主走査方向の出
力レベル特性を示すもので、シェーディングには主とし
て、■スキャナにおけるレンズ、光源の形状と照度分布
などの光学的バラツキによるもの、■光源の経時劣化、
温度特性による光源劣化によるもの、■CCDの感度の
バラツキの3つの要因がある。第2図との関係では、A
またはB特性の曲線は前記■の要因によるものであり、
A特性とB特性との差は前記■の要因によるものであり
、また曲線の拡大した凹凸は前記■の要因によるもので
ある。ここで、n−3、n −2、n−1、n、・・・
はCCDの配列順を示している。
第1図は本発明によるシェーディング補正方式を具体的
に実施するための構成例を示すもので。
主走査方向にCG’Dがライン状に配設されたラインイ
メージセンサlから時系列的に読み出される出力信号a
をレベル増幅する増幅器2と、その必要レベルに増幅さ
れた信号すをデジタル信号Cに変換するAD変換器3と
、そのAD変換出力すなわち原稿の読取データCに応じ
てピークホールドを行なってそのピークホールド信号f
にしたがって増幅器2のゲイン調整を行なわせるピーク
ホールド回路4と、予め基準白色面を光走査することに
よって得られたシェーディング情報が書き込まれており
、読取データCにしたがって所定のシェーディング情報
dが読み出されるRAM5と、予めシェーディング補正
データが格納されており、読取データCとシェーディン
グ情報dとの組合せに応じて所定のシェーディング補正
データeが読み出されるROM6と、各部を所定のタイ
ミングをもって制御する制御部7とによって構成されて
いる。
このように構成されたものにあって、いま原稿の読取り
に先がけて例えば圧仮における基準白色面を光走査する
と第2図中Aに示すような特性をもったシェーディング
情報が得られるのでそれをRAM5に書き込む。そして
副走査が進んで原稿の読取りが開始されるが、そのとき
の読取データCを先のシェーディング情報で補正すると
きにRAM5から信号dとして読み出して使用する。ま
たその際、ピークホールド回路4はシェーディング情報
をRAM5に書き込む動作に先だってそれ以前の基準白
色面を光走査したときのピークレベルを検出し、そのレ
ベルを保持する。そのときのピークレベルに応じた出力
信号fにより増幅器2のゲインが調整され、シェーディ
ング中特に前記■の光学系のバラツキ分によるものを予
め粗い精度で補正するべく1例えばピーク検出時には第
2図中B特性に示すようなレベルにあってもそれが増幅
されたのちにはA特性に示すようなレベルになるように
ゲイン調整される。それによりAD変換器3の入力レベ
ルが適正化され、変換精度が向上することになる。なお
、その光学系のバラツキI 分によるものを含めて精密なシェーディング補正は本発
明による本来のシェーディング補正によって行なわれる
ことになる。このようにしてAD変換器3の入力レベル
の適正化が行なわれると、増幅器2のゲインはその状態
を保持するように固定され、以後シェーディング情報の
書込みおよび原稿の画情報の読取りがその状態で行なわ
れる。次いで、原稿の読取時にその読取データCとRA
M5から読み出されたシェーディング情報dとによって
ROM6がアクセスされ、そのアドレスに応じて読取デ
ータCとシェーディング情報dとの組合せに応じたシェ
ーディング補正データeが適宜読み出される。以上各部
のシーケンスおよびタイミング制御、副走査の制御など
は制御部7から出される信号群tにしたがって適宜なさ
れることになる。
本発明によるシェーディング方式の要点をシーケンス的
に列挙すると、以下のようになる。
(1)イメージセンサ出力を増幅する増幅器のゲインを
初期値に設定したうえで基準白色面を光走査し、そのと
き得られるAD変換出力のピーク値を検出する。
(2)少なくともその基準白色面の主走査を1回行なわ
せて、その得られたピーク値にしたがって増幅器のゲイ
ン調整を行なう。
(3)その後基準白色面を少なくとも1回以上主走査方
向に光走査してそのとき得られるシェーディング情報を
RAMに書き込む。
(4)原稿読取時の各主走査ごとにそれと同期してRA
Mからシェーディング情報を読み出し、その読み出され
たシェーディング情報と原稿面の読取データとの組合せ
に応じてROMをアクセスしてシェーディング補正デー
タを得る6 第3図は増幅器2およびピークホールド回路4の具体的
な構成例を示すもので、ここではデジタル論理構成によ
りピークを検出保持する方式をとるとともに、前述のよ
うに増幅器2のゲイン調整は粗い精度でよいのでAD変
換出力6ビツトのうちの上位4ビツトの読取データをピ
ークホールド回路4に与えるようにしている。
このように構成されたものにあって、まずコンパレータ
4Iは新規入力信号Cとそれまでラッチ43に保持して
いたピーク値Cpとを比較し、その結果にしたがってセ
レクタ42のS端子にセレクト信号を与える。セレクタ
42はそれに応じて新規入力信号Cとそれまでのピーク
ホールド値Cpとの何れかをセレクトしてラッチ43に
送出する。このときのセレクト条件としては、c > 
c pならば信号Cをセレクトし、C≦cpならば信号
cpをセレクトすることになる。それによりラッチ43
は、新規入力信号Cがそれまでのピーク値cpよりも大
きいときにはそれを更新保持していく。以上の動作を主
走査ごとに順次くり返して行なわせ、その主走査ごとに
検出されるピーク値がラッチ43に逐次更新されながら
保持されていく。
次に主走査ごとに検出されたピーク値がラッチ44に転
送され、そのラッチ出力が増幅器2にゲイン調整信号f
として与えられる。なお、各ラッチ43.44における
クロックt1.t3およびクリア信号t2、t4は制御
部7から与えられることになる。またゲイン調整信号f
は増幅器2の入・力抵抗切換スイッチ(アナログスイッ
チ)SWI〜SW4の各スイッチング信号となり、それ
ら各スイッチSW1〜SW4のオン、オフ状態の組合せ
により演算増幅器21の入力抵抗の切換えを行なわせる
。その際、ゲイン調整信号fは4ビツトなので16通り
に入力抵抗値を変化させることができ、したがって演算
増幅器21のゲインが16段階に調整されることになる
。ここでは16段階のゲインとして、に/16− K/
15− K/14、・・・K/3、K/2、K/lとし
て設定される。このときゲインはに/f  (fは16
レベル)の関係となる。
また第4図はAD変換器3の一構成例を示すもので、こ
こでは増幅器2の出力信号すを6ビツトのデジタル信号
Cに変換するようにしている。いまリファレンス電圧を
Vr+、Vr−としてアナログ、デジタルの性質を無視
して機能的に表現すると1 、a     c= (b  (Vr ))/ (帖′
刊−(V r −) )×64   (レベル) となる。ただし、C≦Vr−のときc=1.c≧Vr+
のときc=64(またはオーバフロー信号発生)である
6 また第4図で、アナログスイッチSW5は制御部7から
の制御信号t5にしたがってスイッチングされて、シェ
ーディング情報のRAM5への書込み期間中は制御信号
t5によりリファレンス電圧Vr−がV2となり、その
他の期間中はリファレンス電圧Vr+がGNDに接続さ
れるようになっている。それは後述するように、シェー
ディング情報書込時の精度を上げる目的で行なうもので
ある。
さらに第5図にRAM5およびROM6部分の具体的な
一構成例を示している。
この構成にあって、まずシェーディング情報のRAM5
への書込時には基準白色面を光走査したときのラインイ
メージセンサIの画素ごとの出力信号に応じたデータC
がRAM本体51のDin端子に入力される。その際、
画素単位による各データ入力ごとに制御部7から与えら
れるアドレス制御信号t6によりRAM本体51のアド
レッシングが行なわれる。同時にそれと同期して書込信
号t7がRAM本体51のWE端子に与えられ、それに
より主走査方向における各画素単位によるシェーディン
グ情報がRAM本体51に書き込まれることになる0次
いで、原稿の読取時における主走査方向の画素単位によ
る各読取データCがROM6に与えられるとともに、そ
の画素クロックに同期してアドレス制御信号t6により
RAM本体5Iがアクセスされて先に暑き込まれたシェ
ーディング情報dが読み出されてラッチ52に一時保持
される。そのラッチ52は、それにクロックt8が与え
られ、RAM本体51およびROM6にア′クセスタイ
ムの大きいものでも使用することができるように必要に
応じて設けられている。またこのラッチ52を設ける場
合には、読取データCとシェーディング情報dとの同期
をとるためにRAM本体51におけるアクセスのタイミ
ングを制御するようにしている。
次に、原稿の読取データCとRAM5から読み出された
シェーディング情報dとで予めそれら各データの種々の
組合せに応じたシェーディング補正値が格納されたRO
M6がアドレッシングされ、それに応じてROM6から
所定のシェーディング補正信号eが読み出される。ここ
では各データC1dともに6ビツト構成からなり、RO
M6のアドレスAO〜Allのなかで、読取データCを
アドレスAO−A5に対応させ、シェーディング情報d
をアドレスA6〜Allに対応させるようにしている。
なおこの実施例では、2000個のCODを主走査方向
に配設させたラインイメージセンサ1を使用し、RAM
5に2に×6ビツトの容量をもったものを、またROM
6に4KX6ビツトの容量をもったものをそれぞれ使用
している。
次にシェーディング情報dの精度について、第6図とと
もに以下説明する。
第6図は主走査方向の各画素1〜Nに対する濃度レベル
の特性を示している。
いま増幅器2のゲインが初期値に設定すなわち各スイッ
チSWI〜SW4が全てオフの状態になっているときに
はその増幅器2のゲインかに/16で、その状態で基準
白色面を光走査したときの読取データをBとする。その
読取データBのピーク値をBp、その最小値をBmとし
、例えばap=27、Bm=18が得られたとする。す
なわち。
この場合には読取データBが18〜17の10レベルの
範囲にあることになる。第7図に、10進数で表したレ
ベルを6ビツトおよび4ビツトの各バイナリによるデジ
タル値で表現したときの対照表を示している。第7図か
らBp=27を6ビツトのデジタル値で表すとBp=0
11010となり、またそのときのゲイン調整信号fは
そのピーク値BPの上位4ビツトでf=0110(レベ
ル7)となり、したがってそのときの増幅器2のゲイン
はに/7に調整される。
次いでシェーディング情報書込のための光走査を基準白
色面に対して行なったとき、増幅器2の入力信号aのレ
ベルはゲイン調整のための光走査時と同じく第6図中の
B特性のようになる。厳密、柿 には、基準白色面の光反射率のムラや電気系のノイズな
どのために多少の差異が生ずることになる6しかして、
そのときの基準白色面の読取データBに対してそれを増
幅する増幅器2のゲインかに/7に設定されているため
、そのときの増幅器2の出力信号すはBXK/7となる
。したがってBp=27に対する増幅器出力Bp′は。
Bp’ =BpxK/7=27に/7 となり、またBm=15に対する増幅出力Bm’は、 Bm’ =BmXK/7=18に/7 となる。Kの実際の値としてはに=16程度に設定すれ
ばよい6それは第3図の構成にあって、入力抵抗RO〜
R4および帰還抵抗Rfの各位を適宜選定することによ
り達成される。またに=16程度に設定するのは、その
ゲイン調整により例えば第6図中のB特性がA特性のよ
うに補正(あるいは正規化と考えてもよい)される場合
に、B11が最高のレベル64または64以下でそれに
近いレベルになるように意図するものである。例えば前
述のBp’ 、Bm’の各位では、 Bp/ =27に/7与61.7 Bm’  =18に/7:41.1 となる。
したがって、増幅器2のゲインが初期値での第6図中の
B特性で示す入力信号Bのピークホールド値BPによっ
てそのゲイン調整をなすことにより、以後図中B特性で
示す入力信号に対する増幅出力はA特性のように補正さ
れることになる。
なお第6図の場合に限らず1例えばB p=40の場合
には、Bp=lO0111、f=100 L(レベル1
0)となり、したがってこの場合にはBp’ =Bpx
K/f==64となるとともに、増幅器2のゲインかに
/f=16/loに調整される。
このようにピークホールド値BPに応じて増幅器2のゲ
インが調整され、その増幅出力Bp′は64またはそれ
以下で64に近いレベルに補正される。
しかして、第6図に示すように、B特性をもった入力信
号がA特性のように補正されることにより、レベルの分
解能が向上することになる。すなわち、B特性の場合に
はBp−8m+1=lOレベル、A特性の場合にはB 
p ’ −B m ’ + 1 = 22レベルとなり
、分解能が10レベルから22レベルに向上する。ただ
し、この場合における分解能はAD変換器3において6
ビツトすなわち64レベルにデジタル化したレベルで考
えている6次に、シェーディング情報書込時における分
解能の向上について以下説明する。
前述したようにAD変換器3におけるリファレンス電圧
Vr+、Vr−は、(Vr+)=Vl、(Vr−)=V
2で設定される。Vlは第6図に示す関係でV 2 <
 B m ’ を満足する適当な値であり、ここでは光
源の劣化、光学系またはCCDのバラツキなどによるシ
ェーディングが規定の範囲内のときに第6図中のA特性
におけるBm’のとり得る最小値より小さい値に選ばれ
ており、v2=V1/2の関係になっている。すなわち
、第6図におけるy軸の関係からいえば、V1=64レ
ベル、V2=32レベルとなる。
−このVl、v2に対するAD変換器3の出力レベルを
図示すると第6図中に示すVl軸のようになる。すなわ
ち、y軸での32〜64間にお番ブる32レベル分を1
〜64のレベルで表現したことになる。ここで、 3/Iコ2y−64(32<y≦64)yl=1(y≦
32) yl=64またはオーバフロー(y>64)となる。
このように(Vr−)=V2=V1/2の関係にするこ
とにより、y軸上での32レベル分がy1軸上では64
レベルになり、このことは分解能が2倍に向上したこと
を示している。別の観点がらみれば、同じ6ビツトでも
バイナリ表現すればy軸上では100000−1111
11の32レベル、yt軸上ではoooooo〜111
111の64レベルでA特性が表されることになり、y
軸上では6ビツトの中で5ビツト分しか分解能に寄与し
ないのに対して、yt軸上では6ビツト分、4 を全て用いるでいることになる。
°いま例えば、第6図でBp’  (y=61.7)を
y1座標であられせば、 BP’  (yl)=2X61.7−64=59.4と
なり、また Bm’  (yl)=2X41.1−64=18.2と
なり、したがって Bp’  (yl)−Bm’  (yl)+1:42と
なる。
すなわち、第6図に示すB特性ではBp−8m+1=1
0レベルであったものが、A特性に補正されることによ
りBp’ −Bm’ +1÷2ルベルに分解能が上がり
、さらにyl軸によるAD変換により42レベルにまで
分解能が上がっている。
第6図に示すy2軸は、yl軸でのレベル1〜64に相
当する分解能を得るべく、すなわちリファレンス電圧V
r−をGNDにおとしたままでAD変換を行なせる際に
yI#と同等の分解能を得るためにAD変換器3の分解
能を128レベルすなわち7ビツトを要することを示し
ている。
さらに、仮に8特性をA特性に補正するような増幅器2
のゲイン調整を行なわず、B特性のままでシェーディン
グ情報の書込みを行なわせる際にyl軸と同等の分解能
を得るためには、y2#の場合よりも多い例えば8ビツ
ト(256レベル)以上のレベルが必要となる。またそ
の際、ビット数を増した場合にILSB当りのSN比が
劣化するという問題も生ずる。しかして本発明では、前
述のようにAD変換器3のビット数を多くすることなく
高い分解能でシェーディング情報の取込みを行なわせる
ことができるようにしている。
このように、シェーディング情報書込時にAD変換器3
におけるリファレンス電圧Vr−を制御することによっ
てその分解能を向上させることができるようになる。そ
の場合、(Vr−)=V2=V1/2の関係はシェーデ
ィング情報書込時のみであり、原稿の読取時にはVr−
はGNDに接続されることになる。
次に、原稿の読取時にその読取データCとシェーディン
グ情報dとによりROM6がアクセスされて所定のシェ
ーディング補正データeが得られる過程について以下説
明する。
第5図において、原稿の読取データCは6ビツトからな
っており、そのデータをDCとする。またシェーディン
グ情報dは6ビツトで第6図のyl軸に対応しており、
そのデータをDylとする。
またそのデータDylに相当するy2軸上でのレベルを
DV2とする。さらにDc=(dc5.dc4、・・・
、dco)(dc5=MsB)、Dy1=(dy5、d
y4、・・・−dye)(dy5=MSB)の各ビット
と、ROM6におけるアドレスAO〜Allとの対応を
下記のようにする。
d c O= A 0 del=AL d c 5 = A 5 dyo=A7 iyl=A7 dy5=A11 この対応を以下アドレス(Dyl、DC)と表現する。
またROM6に格納されているシェーディング補正デー
タをDeとする。
以上において、アドレス(Dy 1.Dc)のROM6
におけるデータDeは。
De= (DcXl 28/Dy2)  (ランク)な
る計算式によって計算した結果がROM6に格納されて
いる。ここでデータDeは6ビツト構成とした。またア
ドレスとして与えられるデータDCは6ビツトであるが
、上記計算に使用するDCとしては6ビツトである必要
はない。さらにその計算式におけるDy2および128
の数も何ビットで表現されるべきかの制約はない。すな
わちその計算式における各要素およびその計算結果は高
い精度9例えば8ビツト+8ビツト=16ビツトの表現
というように、必要な精度またはビット数で計算し、そ
の結果のなかから上位6ビツトをデータDeとしてRO
M6に格納するようにしている。その際7ビツト目以下
の下位ビットにあっでは、ある一定数以上では切り上げ
1未満は切り、Ii 捨てるようにしている。
例えば、第6図でBF2をy2軸で表現すると、y2=
27 により。
BP’  (y2)=2X6L、7=123.4となる
いまBp′になる主走査方向の位置をNPとし、原稿の
読取時にそのNPの位置での読取データが例えばD c
 = 3.8レベルであったとき、ROM6のアドレス
とそのときの読出データDeを考えてみる。
まずROM6のアドレス(D y 1 + D c )
としては、 Dy1=59.4 (レベル):F11101ODc=
38 (レベル)=100101となり、したがってア
ドレス111010100101=(EC5)Hとなる
、ここで(EC5)1.lは16進表現である。
すなわち、NPでDc=38のときはROM6における
アドレス(EC5)、がアクセスされる。
そのアドレス(EC5)Hに対応するROM6の内容D
aは。
D e = D c X 128 / D y 2であ
り、かつDc=38、Dy2=123.4であるため。
De=38X128/123.4−:39 (レベル)
=100110 (バイナリ6ビツト)となる。
逆ニイえば−ROM6(7)7ドレス(EC5)Hに予
めデータ100110を書き込んでおけばよい。
このように本発明によるシェーディング補正方式によれ
ば、第6図の関係にあってB特性がA特性になるように
増幅器2のゲインを設定することにより、またyt軸の
導入によりシェーディング情報の分解能を有効に向上さ
せることができるようになり、さらにROM6に格納す
るデータとしてそれを予め計算により求めた精度の高い
ものとすることができるために、AD変換3の分解能(
ビット数)が少なくても高精度によるシェーディング補
正を行なわせることができるようになる。
また本発明にあっては、前述したシェーディング補正方
式の実施に際して任意の濃度特性をもったシェーディン
グ補正データDeを得ることができるようになる。
以下、それにつき説明する。
第8図(a)、(b)、(c)は種々の濃度変換特性(
ガンマ特性)の例をそれぞれ示すもので、原稿の読取ら
れた入力濃度レベルに対する出力濃度レベルの対応を示
している。
いま原稿の読取データDcの関数をF (Dc)とし、
ROM6におけるアドレス(Dyl、Da)の内容とし
て。
Da=F (Da) x l 28/Dy 2とするこ
とを考えてみる。
ここでF (Dc)=Dcであれば、そのときのDaの
内容は前述したシェーディング補正時におけるROM6
のデータ内容と同じであり、その場合における濃度特性
は第8図(a)に示すように直線状になる。その際、F
 (DC)=k l・DCとすれば(klは定数)、同
図(a)の特性でに1は直線の傾きを与えることになる
。また、例えばF (DC)=k 2 ・DC”とすれ
ば(k2は定数)、第8図(c)に示す2乗形の濃度特
性を得ることができるようになる。すなわち、F (D
a)なる関数に対して上式でDeを計算してその結果を
ROM6に格納するようにすれば任意の濃度特性をもっ
たシェーディング補正データDaが得ら九ることになる
いま、原稿のカラー画像の読取りを行なわせる場合につ
いて以下説明をする。
第9図はラインイメージセンサ1′における各CCDセ
ンサ部の配列を示しており、各センサ部は主走査方向に
R,G、Bの順に並んでいる。ここで、Rは赤色に、G
は緑色に、Bは青色にそれぞれ感度をもつセンサ部で、
このような各センサ部は例えばCODの受光面に各色フ
ィルタをそれぞれ配することにより得られる。これらR
−G。
Bの各センサ部の色フィルタを含む分光感度特性、4 
     は第10図に示すようになる。
しかして原稿のカラー画像の読取りをなすスキャナ側に
各色の分光感度が異なる性質があり、またその読み取ら
れたデータにもとすいてカラー画像の記録を行なわせる
プリンタ側にあってもインクやトナーなどに各色に特有
の分光特性を有している。したがって、記録時に色再現
性を良くする観点からしてR,G、Bに分解された各色
のデータに対してそれぞれ異なるガンマ補正をそれぞれ
行なわせる必要がある。それは例えば第8図(a)にお
ける直線の傾きをR,G、Bごとに異ならせることであ
る。
第11図はR,G、B各色のデータごとに処理するため
の具体的な構成例を示すもので、Rデータ分用(7)R
OM61.Gデータ分用(7)ROM62゜Bデータ分
用のROM63および3進カウンタ8からなっている。
また3進カウンタ8は、制御部からのクロックt5をカ
ウントし、各ROM61〜63にそれぞれチップセレク
ト信号3m、3m+1.3m+2  (m=0.1.2
− ・・−) を発生し。
また制御部からのクリア信号tloによりリセットされ
るようになっている。ここで、ROM61〜63および
Dc、Dylは第5図におけるものに対応している。
このように構成されたものにあって、いまラインイメー
ジセンサ1′の主走査方向における各センサ部の配列が
第9図に示すような場合、3進カウンタ8から出される
チップセレクト信号3mに応じてJM稿の読取データD
cおよびシェーディング情報oytの中からRデータ分
のみがROM61にそれぞれ読み込まれ、同じくチップ
セレクト信号3m+1に応じて原稿の読取データDaお
よびシェーディング情報oytの中からGデータ分のみ
がROM62にそれぞれ読み込まれ、チップセレクト信
号3m+2に応じて原稿の読取データDCおよびシェー
ディング情報Dy1の中からBデータ分のみがROM6
3にそれぞれ読み込まれることになる。
しかして各ROM61〜63には、それぞれ特有のガン
マ補正特性を有する下記式にしたがう計算結果によるデ
ータを予め格納するようにしておけば、シェーディング
補正のみならず所定にガンマ補正された処理データD 
e  (R) 、 D e’ (G)、De (B)が
それぞれ得られることになる。
Ds=F (DC)Xk/Dy 1  (kは定数)な
お、原稿のカラー画像を色分解して読み取る際、前述の
ようにR,G、Bの順にセンサを配列させることなく、
その他に例えば主走査う゛インごとに赤色フィルタ、緑
色フィルタ、青色フィルタをそれぞれ介した3回のスキ
ャンをなして色分解するような手段をとることも可能で
、そのような場合には第11図の3進カウンタ8の代わ
りに各色フィルタでのスキャンごとに各ROM61〜6
3を順次選択することができるような例えばデコーダな
どを設けるようにすればよい。
腹膜 以上、本発明によるシェーディング補正方式にあっては
、簡単な手段により高速でのシェーディング補正を精度
良く行なわせることができるとともに、何ら別処理によ
ることなくガンマ補正をも同時に行なわせることができ
るという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシェーディング補正方式を具体的
に実施するための構成例を示すブロック図、第2図はラ
インイメージセンサによる原稿の読取データにおけるシ
ェーディング状態を示す特性図、第3図は同実施例にお
ける増幅器およびピークホールド回路の具体的な構成例
を示す回路図、第4図は同実施例におけるAD変換器の
具体的な構成例を示す回路図、第5図は同実施例におけ
るRAMおよびROMの具体的な構成例を示す回路図、
第6図は同実施例におけるAD変換出力の出力レベル状
態を示す特性図、第7図は10進法で表したレベルを6
ビツトおよび4ビツトの各バイナリコードを表したとき
の対照表を示す表図、第8図(a)、(b)、(c)は
種々の濃度変換特性(ガンマ特性)の例をそれぞれ示す
特性図、第9図はラインイメージセンサにおける各セン
サ部の配列を示す図、第1O図はR,G、Bの各センイ サ部の色フィルタを含む分光感度特性を示す図。 第11図はR,G、B各色のデータごとにシェーディン
グ補正およびガンマ補正を行なわせるための具体的な構
成例を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シェーディング情報が格納される第1のメモリと、
    その第1のメモリから読み出されるデータと補正対象の
    読取データとの組合せに応じたアドレスによってアクセ
    スされる第2のメモリとを有し、第2のメモリには第1
    のメモリからの読出データに関連づけられて補正対象の
    読取データが補正された場合に相当するデータを予め格
    納し、その第2のメモリから読み出されたデータを補正
    データとするようにしたシェーディング補正方式。 2、第1のメモリがRAMであり、第2のメモリがRO
    Mであることを特徴とする前記第1項の記載によるシェ
    ーディング補正方式。 3、第1のメモリから読み出されるデータDsの関数F
    (Ds)と、補正対象の読取データDrの関数F(Dr
    )とに対して、第2のメモリから読み出されるデータD
    oが、 Do=K・F(Dr)/F(Dr) (Kは定数)であることを特徴とする前記第1項または
    第2項の記載によるシェーディング補正方式。
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