JPS617286A - 単離サポニン製造方法 - Google Patents

単離サポニン製造方法

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JPS617286A
JPS617286A JP59128829A JP12882984A JPS617286A JP S617286 A JPS617286 A JP S617286A JP 59128829 A JP59128829 A JP 59128829A JP 12882984 A JP12882984 A JP 12882984A JP S617286 A JPS617286 A JP S617286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybean
extract
soyasaponins
saponin
butanol
Prior art date
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Pending
Application number
JP59128829A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Oota
徹 太田
Tadao Hasegawa
忠男 長谷川
Takao Suzuki
隆雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kishimoto Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kishimoto Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大豆サポニンの用途は界面活性剤などの性質を有してい
るため化粧品等にまた食品あるいは医薬品などに巾広く
利用されている。
本発明は脱脂大豆種子をはじめとして加工大豆製品およ
び加工工程より生ずる産業廃棄物から5種の混合大豆サ
ポニンを分離し単離する単離サポニン製造方法に関する
発明である。
本発明は脱脂大豆種子をはじめとするすべてのその他の
加工大豆製品および大豆サポニンを含むと思われる大ヴ
製品製漬工程より生ずる大豆粕等の廃棄物を原料として
工業的に有利に混合大豆サポニンを精製分離した後、更
に5種類の大豆サポニンを個々に分離することを目的と
した大豆サポニンの単離サポニン製造方法に関する発明
である。
本願は、加工、半加工或は廃棄物等の大豆物質の粉末に
メタノールを加えて数時間加熱還流した溶液を遠心分離
して抽出液を採取し、該抽出液をn−ブタノールと水で
分配した後n−ブタノール層を採取し、採取した抽出液
をカラムクロマトグラフィーに吸着させた後、有機溶剤
にてサポニン以外の不純物をのぞいた溶剤を減圧濃縮し
て混合大豆サポニンを採取し、該5種類の混合大豆サポ
ニンを高速液体クロマトグラフィーで5種類の大豆サポ
ニンを保持時間の違いによって単離するようにしたもの
である。
・ 即ち、脱脂大豆種子、大豆加工品、大豆物質廃棄物
には多量の脂質が含まれているため予め有機溶媒で脂質
を除去しておくと高純度の混合大豆サポニンを得ること
ができる。
脂質除去としての有機溶剤にはアセトン、クロロホルム
、酢酸エチル、インプロピルアルコール、エチルエーテ
ル、ベンゼン、ヘキサン、又はこれらのiJ、1.合溶
剤を用いることができる。
抽出(′!、水又は低級アルコール或は水及び低級アル
コールで抽出する。抽出溶媒には例えばメタノール、エ
タノール、水性エタノールで抽出すると効率よく混合大
豆サポニンを得ることができる。
次いで得られた抽出液は遠心分離または濾過を行ない減
圧下で濃縮する。
前記の濃縮物に分配抽出法を用いることにより混合大豆
サポニンを分離できる。
この分配抽出法に用いられる有機溶剤は例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブタノ
ールナトのアルコール類、アセトンなどのケトン類、ク
ロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、石油エーテル
などの炭化水素類から選ばれる2種以上の互いに混じり
合わない溶剤系であって水も用いられる。
最も好ましい溶剤系は水とn−ブタノールである。
大豆サポニンを精製する他の方法にはカラムクロマトグ
ラフィーを用いる方法がある。
担体には例えばカラムクロマトグラフィー用シリカゲル
C−100などが用いられる。大豆サポニンをシリカゲ
ルに吸着させ溶出溶媒を順次変えて溶出させると大豆サ
ポニン以外の脂質等を除去でき、選択的に混合大豆サポ
ニンのみを得ることができる。
この溶出溶媒に用いられる有機溶剤には例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、n−7’タ
ノールナト(1)アルコール類、アセトンなどのケント
類、エチルエーテルなどのエーテル類、酢酸エチルなど
のエステル類、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素
類、石油エーテルなどの炭化水素類の単独有機溶剤ある
いはこれから選ばれる2種以上の有機溶剤を用いること
により5種類の混合大豆サポニン分画を得ることができ
る。
本願はこの571類の混合大豆サポニン分画より5種の
大豆サポニンを個々に単離する単離サポニン製造方法の
発明である。
混合大豆サポニンを単離するには高速液体クロマトグラ
フィーを用いて分取する。溶媒には可溶の何機溶剤また
は混合溶剤が用いられる。
例えばクロロホルム、メタノール及び水の混合溶剤、酢
酸エチル、メタノールの混合溶剤あるいはアセトニトリ
ルと水の混合溶剤、メタノール単独、メタノールと水を
用い大豆サポニンを吸着もしくは分配可能の充填剤、例
えば化学結合型シリカゲルなどを用いることにより単離
することができる。
こうして単離された大豆サポニンはそのま瓦製品として
扱うことができるが、水性メタノールあるいは水性エタ
ノールにより再結晶することにより高純度の単独の大豆
サポニンを得ることができる。
従って本発明は脱脂大豆種子、大豆加工品、大豆加工工
程に副生する廃棄物などから単独の大豆サポニンを高純
度で得ることができる点で工業的価値のきわめて大きい
ものである。
今、前記単離方法の実施例を述べる。
実施例[1] ■ 脱脂大豆種子、加工大豆製品、大豆粕および加工廃
棄物を凍結乾燥した後粉砕して粉末にした。
■ 前記粉末500gを51容量の三角フラスコに入れ
メタノール2.57を加え6時間加熱還流する。
■ 次いで遠心分離を行ないメタノール抽出液を採取し
、残有について同様のメタノール抽出を合計で3回行な
った。
■ これらのメタノール抽出液を合わせ減圧下で溶剤を
留去するとメタノール抽出エキス82gが得られた。
■ メタノール抽出エキス82gをn−ブタノール50
0 a/と水500 W/で分配し、n−ブタノール層
を採取する。
■ さらに前記の水層にn−ブタノールを500711
!加え分配をし、n−ブタノール層を採取し合計5回行
なう。
■ これらのブタノール抽出液を合わせ再び減圧下で溶
剤を留去すると25gのエキスが得られた。
■ エキス25gをメタノール100a/Kg解しカラ
ムクロストグラフィー(担体ニジリカゲル直径20口、
高さ50 cm )に重層し、ベンゼン571次いテク
ロロホルム57.クロロホルム/メタノール(4:1)
101゜そしてクロロホルム/メタノール(1:1)を
10!順次溶出させる。このクロロホルム/メタノール
(1:1)を減圧濃縮すると5種の混合大豆サポニン分
画1.25g得られた。
■ この5種の混合大豆サポニン分画1.25gを再び
メタノールに溶解させた後、該溶解溶液をアセトニトリ
ル:水=、=35:65の溶出溶媒に注入混合させ、こ
の混合溶液をマイクロボンダパック08を100g充填
材として充填させた逆相シリカゲルカラムクロマトクラ
フィー〔担体〕にて高速精製すると水に比較的溶は難い
大豆サポニン単体A:0.146gが保持時間1分40
秒にて分離され、以後水に比較的溶は難い順で2分後に
大豆サポニン単体B : 0.591g12分30秒後
に大豆サポニン単体C: 0.379g、4分後に大豆
サポニン単体D:0.026g及び9分15秒後に大豆
サポニン単体E = 0.108gを分離回収すること
ができた。
本願は叙上のように加工、半加工或は廃棄物等の大豆物
質の粉末にメタノールを加えて数時間加熱還流した溶液
を遠心分離して抽出液を採取し、該抽出液をn−ブタノ
ールと水で分配した後、n−ブタノール層を採取し、採
取した抽出液をカラムクロマトグラフィーに吸着させた
後、有機溶剤にてサポニン以外の不純物をのぞいた溶剤
を減圧濃縮して5種の混合大豆サポニンを採取し、該5
種の混合大豆サポニンを高速液体クロマトグラフィーで
5種類の大豆サポニンを保持時間の違いによって単離す
ることを特徴とするので良く所期の目的を達することが
できるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、加工、半加工或は廃棄物等の大豆物質の粉末に
    メタノールを加えて数時間加熱還流した溶液を遠心分離
    して抽出液を採取し、該抽出液をn−ブタノールと水で
    分配した後、n−ブタノール層を採取し、採取した抽出
    液をカラムクロマトグラフィーに吸着させた後、有機溶
    剤にてサポニン以外の不純物をのぞいた溶剤を減圧濃縮
    して5種の混合大豆サポニンを採取し、該5種の混合大
    豆サポニンを高速液体クロマトグラフィーで5種類の大
    豆サポニンを保持時間の違いによって単離することを特
    徴とする単離サポニン製造方法。
JP59128829A 1984-06-22 1984-06-22 単離サポニン製造方法 Pending JPS617286A (ja)

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