JPS6172640A - 光フアイバ用母材の製造方法 - Google Patents
光フアイバ用母材の製造方法Info
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- JPS6172640A JPS6172640A JP19387684A JP19387684A JPS6172640A JP S6172640 A JPS6172640 A JP S6172640A JP 19387684 A JP19387684 A JP 19387684A JP 19387684 A JP19387684 A JP 19387684A JP S6172640 A JPS6172640 A JP S6172640A
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- JP
- Japan
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- raw material
- dopant
- base material
- solenoid valve
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01413—Reactant delivery systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2203/00—Fibre product details, e.g. structure, shape
- C03B2203/30—Polarisation maintaining [PM], i.e. birefringent products, e.g. with elliptical core, by use of stress rods, "PANDA" type fibres
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- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、偏光光ファイ/へを得るためにドーパントを
楕円状にドーピングした光ファイバ用母材の製造方法に
関する。
楕円状にドーピングした光ファイバ用母材の製造方法に
関する。
[従来技術]
最近、断面が楕円状のコアを有する光ファイバや、コア
断面は真円状であるがクラッド断面が楕゛ 円状であ
る光ファイバ、さらには、コアおよびクラッド断面が真
円状であってクラッド部が応力付与層を有する偏光光フ
ァイバが開発されている。
断面は真円状であるがクラッド断面が楕゛ 円状であ
る光ファイバ、さらには、コアおよびクラッド断面が真
円状であってクラッド部が応力付与層を有する偏光光フ
ァイバが開発されている。
これらの偏光光ファイバは、入射偏波面が保存されると
いう特徴があるので、その利用分野が種々考えられ、ま
た研究されている。
いう特徴があるので、その利用分野が種々考えられ、ま
た研究されている。
しかし、上述の光ファイバは、コア部あるいはクランド
部の断面が楕円であったり、クランド部′ に
応力付与層を設けるなど、光ファイバの断面構造が従来
から開発されてきた光ファイバ(コア部、クラッド部と
も断面が真円状)の断面構造に較べて複雑であるので、
その製造方法も非常に複雑となる欠点かある。
部の断面が楕円であったり、クランド部′ に
応力付与層を設けるなど、光ファイバの断面構造が従来
から開発されてきた光ファイバ(コア部、クラッド部と
も断面が真円状)の断面構造に較べて複雑であるので、
その製造方法も非常に複雑となる欠点かある。
特に、断面が楕円状のコアを有する光ファイ/への製法
は、初めに断面が真円状のコア部を製造し、その後にコ
ア部を研磨して断面が楕円状の構造とするため、製造方
法や工程の複雑さと同時にイ!1られる光ファイバの光
学特性にも悪影響が及ぼされる。
は、初めに断面が真円状のコア部を製造し、その後にコ
ア部を研磨して断面が楕円状の構造とするため、製造方
法や工程の複雑さと同時にイ!1られる光ファイバの光
学特性にも悪影響が及ぼされる。
[Ll 的」
そこで1本発明の目的は、偏光光ファイバ用母材を簡単
に得ることができる光ファイバ用母材の製造方法を提供
することにある。
に得ることができる光ファイバ用母材の製造方法を提供
することにある。
[発明の構成]
かかる目的を達成するために、本発明では、気相軸付は
法によって偏光光ファイバ用母材を製造する。すなわち
1本発明では、一定の速度で回転しているターゲットの
軸方向に形成される多孔質母材が1回転する間において
、所定の角度毎にドーパント原料の供給をオン、オフな
どの形態で制御する。これによってドーパントが楕円形
にドーピングされた母材を製造することができる。
法によって偏光光ファイバ用母材を製造する。すなわち
1本発明では、一定の速度で回転しているターゲットの
軸方向に形成される多孔質母材が1回転する間において
、所定の角度毎にドーパント原料の供給をオン、オフな
どの形態で制御する。これによってドーパントが楕円形
にドーピングされた母材を製造することができる。
〔実 施 例]
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施するための装置の一実施例を示し
、ここで1はガラス微粒子合成トーチ(以下、単にトー
チと称す)、2はトーチ1からの酸水素炎、3は酸水素
炎2が吹きつけられる多孔質母材、4は母材3を付着し
て成長させていくためのターゲット、5はターゲット4
を回転させながら上下に移動させる駆動装置、6および
7はドーパント原料を含む2種以上のガラス形成原料ガ
スを発生させる原料をいれた容器である。8および9は
それぞれ原料容器6および7からの原料供給用配管、1
0は配管9に挿設した電磁弁、11は電磁弁10に取り
付けた排気用配管である。12は駆動装置5の回転速度
を測定する回転計、13は回転計12からの出力を供給
され、多孔質11t、材3の回転に同期して、電磁弁1
0の開閉を制御する信号を発生させる信号出力器、14
は多孔質母材3の近傍に配置した排気管である。
、ここで1はガラス微粒子合成トーチ(以下、単にトー
チと称す)、2はトーチ1からの酸水素炎、3は酸水素
炎2が吹きつけられる多孔質母材、4は母材3を付着し
て成長させていくためのターゲット、5はターゲット4
を回転させながら上下に移動させる駆動装置、6および
7はドーパント原料を含む2種以上のガラス形成原料ガ
スを発生させる原料をいれた容器である。8および9は
それぞれ原料容器6および7からの原料供給用配管、1
0は配管9に挿設した電磁弁、11は電磁弁10に取り
付けた排気用配管である。12は駆動装置5の回転速度
を測定する回転計、13は回転計12からの出力を供給
され、多孔質11t、材3の回転に同期して、電磁弁1
0の開閉を制御する信号を発生させる信号出力器、14
は多孔質母材3の近傍に配置した排気管である。
気相軸付は法では、トーチ1にガラス原料、例えば5i
Gi。と、屈折率を調整するためのドー/<ントの原料
として、例えばゲルマニウム、リン。
Gi。と、屈折率を調整するためのドー/<ントの原料
として、例えばゲルマニウム、リン。
チタン、アルミニウム、ボロン等の/\ロゲン化物ある
いはフッ素化合物を供給してガラス微粒子を生成し、こ
れを回転するターゲ・ント4の端面に付着し、ターゲッ
ト4の軸方向に堆積させて多孔質母材3を形成する。こ
の種従来の方法では、ドーパントが円形状にドーピング
されるが、本発明においては、電磁弁lOにより、ドー
パント原料の供給をオン、オフさせることによって、ド
ーパントを楕円形にドーピングさせることができる。
いはフッ素化合物を供給してガラス微粒子を生成し、こ
れを回転するターゲ・ント4の端面に付着し、ターゲッ
ト4の軸方向に堆積させて多孔質母材3を形成する。こ
の種従来の方法では、ドーパントが円形状にドーピング
されるが、本発明においては、電磁弁lOにより、ドー
パント原料の供給をオン、オフさせることによって、ド
ーパントを楕円形にドーピングさせることができる。
このような構成によれば、多孔質母材3が1回転する間
に電磁弁IOを任意所望のタイミングで開閉作動させる
ことができるので、ドーパントを楕円形にドーピングす
ることができる。
に電磁弁IOを任意所望のタイミングで開閉作動させる
ことができるので、ドーパントを楕円形にドーピングす
ることができる。
たとえば、原料容器6にS+0文4、原料容器7にGe
C!;Lsをそれぞれ充填し、各原料を配管8および9
によってトーチ1に供給して多孔質母材3を作製し、そ
の際に、多孔質母材3の回転に同期させて、電磁弁10
の開閉を、たとえば第2図のまうに90’毎に作動させ
た場合を第3図(A)〜(D)について説明する。
C!;Lsをそれぞれ充填し、各原料を配管8および9
によってトーチ1に供給して多孔質母材3を作製し、そ
の際に、多孔質母材3の回転に同期させて、電磁弁10
の開閉を、たとえば第2図のまうに90’毎に作動させ
た場合を第3図(A)〜(D)について説明する。
第3図(A)〜(D)は、81図において多孔質母材3
の堆積面を下部から見た概略図であって、第2図に示し
た80度毎に電磁弁lOの開閉を作動させた状態と対応
している。すなわち、第3図(A)は多孔質母材4が0
0〜90°まで回転した図、第3図(B)は80°〜
180°、第3図(C)は180°〜270°、第3図
(o) i±270°〜360°まで回転した図である
。
の堆積面を下部から見た概略図であって、第2図に示し
た80度毎に電磁弁lOの開閉を作動させた状態と対応
している。すなわち、第3図(A)は多孔質母材4が0
0〜90°まで回転した図、第3図(B)は80°〜
180°、第3図(C)は180°〜270°、第3図
(o) i±270°〜360°まで回転した図である
。
まず、電磁弁10が閉の状態にある第3図(A)では、
多孔質母材4がO〜90°まで回転する間はドーパント
原料が供給されず、S i02のみか多孔質母材3の堆
積面に堆積される。次に、電磁弁IOが開の状態である
第3図CB)では、ドーパント・1 原料が供給さ
れる。ここで、ドーパント原料はGeC’l 4である
から5i02とGeO2が固溶して堆積される。同様に
、電磁弁IOが閉の状態である第3図(C)では5iO
zのみが堆積され、電磁弁10が開の状態である第3図
(D)では5i02 とGeO2が堆積される。この動
作を多孔質母材製造が終了するまで連続して行うことに
より、屈折率を高めるだめのドーパントとしてのGeO
□が楕円状にドーピングされ、かつ長手方向にその形状
が保たれた偏光光ファイバ用母材を製造できる。
多孔質母材4がO〜90°まで回転する間はドーパント
原料が供給されず、S i02のみか多孔質母材3の堆
積面に堆積される。次に、電磁弁IOが開の状態である
第3図CB)では、ドーパント・1 原料が供給さ
れる。ここで、ドーパント原料はGeC’l 4である
から5i02とGeO2が固溶して堆積される。同様に
、電磁弁IOが閉の状態である第3図(C)では5iO
zのみが堆積され、電磁弁10が開の状態である第3図
(D)では5i02 とGeO2が堆積される。この動
作を多孔質母材製造が終了するまで連続して行うことに
より、屈折率を高めるだめのドーパントとしてのGeO
□が楕円状にドーピングされ、かつ長手方向にその形状
が保たれた偏光光ファイバ用母材を製造できる。
北側では80°毎に電磁弁の開閉を作動させたが、第4
図(A)に示すように 135°回転する間は電磁弁L
Oを閉にし、続いて45°回転する間に電磁弁10を開
にする動作を繰り返し行うことにより。
図(A)に示すように 135°回転する間は電磁弁L
Oを閉にし、続いて45°回転する間に電磁弁10を開
にする動作を繰り返し行うことにより。
第4図(B)に示すように楕円率の一層大きなコア部を
形成することができる。
形成することができる。
次に、第5図に示すように、電磁弁10の開閉を多孔質
fn材3が45°回転する毎に作動させた場合を第6図
(A)〜(H)について説明する。
fn材3が45°回転する毎に作動させた場合を第6図
(A)〜(H)について説明する。
第6図(A)〜(H)は多孔質母材3が1回転する間に
GeO2がドーピングされる様子を示す概略図であって
、第6図(A)は06−・45°、第6図(B)は45
°〜80°、第6図(C)は90°〜 135°、第6
図(0)は135°〜180°、第6図(E)は180
°〜225°、第6図(F)は225°〜270°、第
6図(G)は270°〜315°、第6図(H)は31
5°〜360°までそれぞれ回転した状態を示す。
GeO2がドーピングされる様子を示す概略図であって
、第6図(A)は06−・45°、第6図(B)は45
°〜80°、第6図(C)は90°〜 135°、第6
図(0)は135°〜180°、第6図(E)は180
°〜225°、第6図(F)は225°〜270°、第
6図(G)は270°〜315°、第6図(H)は31
5°〜360°までそれぞれ回転した状態を示す。
まず、電磁弁10が閉の状態にある第6図(A)では、
多孔質母材3が00〜45°まで回転する間にGeC文
。は供給されず、従って5102のみが堆積される。電
磁弁10が開の状態にある第6図(B)では、45°〜
90°まで回転する間にGeCfL4が供給され、Si
O□とGeO2が堆積される。同様に電磁弁10が閉の
状態にある第6図(C)では5i02のみが、電磁弁1
0が開の状態である第6図(D)ではSiO□とGeO
2が堆積される。この動作を繰り返すことにより、Ge
O2が十字形にドーピングされた偏光光ファイバ用母材
を製造できる。
多孔質母材3が00〜45°まで回転する間にGeC文
。は供給されず、従って5102のみが堆積される。電
磁弁10が開の状態にある第6図(B)では、45°〜
90°まで回転する間にGeCfL4が供給され、Si
O□とGeO2が堆積される。同様に電磁弁10が閉の
状態にある第6図(C)では5i02のみが、電磁弁1
0が開の状態である第6図(D)ではSiO□とGeO
2が堆積される。この動作を繰り返すことにより、Ge
O2が十字形にドーピングされた偏光光ファイバ用母材
を製造できる。
このように、本発明においては、多孔質m材が1回転す
る間に電磁弁の開閉を任意所望に設定することにより、
断面が種々の形状を有する楕円コアを製造することがで
きる。
る間に電磁弁の開閉を任意所望に設定することにより、
断面が種々の形状を有する楕円コアを製造することがで
きる。
以上、本発明について説明したが、本発明によって才古
密にドーパン!・がドーピングされた楕円形を形成する
には、多孔質母材3の回転数を3〜15rpmにするの
が好ましい0回転数がこれ以下の場合には多孔質母材を
安定に製造するのが難しくなり、またこれ以上になると
、ドーパントが拡散し、多孔質m材の断面に対してほぼ
一様にドーパントがドーピングされるようになる。
密にドーパン!・がドーピングされた楕円形を形成する
には、多孔質母材3の回転数を3〜15rpmにするの
が好ましい0回転数がこれ以下の場合には多孔質母材を
安定に製造するのが難しくなり、またこれ以上になると
、ドーパントが拡散し、多孔質m材の断面に対してほぼ
一様にドーパントがドーピングされるようになる。
また、ドーパント原料をオン、オフさせるための電(a
弁lOとしては三方弁構造のものを使用し、電磁弁lO
か閑の状m1、すなわちドーパント原料の供給が停Wさ
れるときには、第1図に示した排気に連結する配管11
よりドーパント原料を排気するのが好適である。この動
作は、常に一定圧力のドーパント原料をトーチ1に供給
するためであり、弔に二方弁であると電磁弁lOの開閉
のたびに圧力が変化し、この結果、ドーパントのドーピ
ング量が変化するおそれがある。
弁lOとしては三方弁構造のものを使用し、電磁弁lO
か閑の状m1、すなわちドーパント原料の供給が停Wさ
れるときには、第1図に示した排気に連結する配管11
よりドーパント原料を排気するのが好適である。この動
作は、常に一定圧力のドーパント原料をトーチ1に供給
するためであり、弔に二方弁であると電磁弁lOの開閉
のたびに圧力が変化し、この結果、ドーパントのドーピ
ング量が変化するおそれがある。
さらに電磁弁lOの取り付は位置はトーチ1側にできる
だけ近い配管部分が好ましい。逆にトーチ1と;[心弁
10の配管距離が長いと、電磁弁lOを閉にしても、配
管内に残存するドーパント原本:1が流れ出ることにな
り、ドーパントの分!iiの精密性が損なわれてしまう
。
だけ近い配管部分が好ましい。逆にトーチ1と;[心弁
10の配管距離が長いと、電磁弁lOを閉にしても、配
管内に残存するドーパント原本:1が流れ出ることにな
り、ドーパントの分!iiの精密性が損なわれてしまう
。
さらにまた、電磁弁10による原料ガスの供給は、上述
したオン、オフに限られず、供給量を連続的に変化させ
るように制御してもよい。
したオン、オフに限られず、供給量を連続的に変化させ
るように制御してもよい。
次に本発明の具体例について説明する。
実施例1
第1図の装置において、原本;1容器6にSi0文。、
原料容器7にGeC見4を充填し、 Arキャリアによ
ッテ5iCuaを120cc/分、GeCl4を40c
c/分、さらにまた火炎形成用ガスとしてのH2を3.
2!;L/分、 02を6立/分、 Arキャリアを
Q、7JIL /分の割合でトーチ1に供給した。
原料容器7にGeC見4を充填し、 Arキャリアによ
ッテ5iCuaを120cc/分、GeCl4を40c
c/分、さらにまた火炎形成用ガスとしてのH2を3.
2!;L/分、 02を6立/分、 Arキャリアを
Q、7JIL /分の割合でトーチ1に供給した。
ターゲットの回転数を6rpm、電磁弁の開閉を第2図
に示したように00〜9o0までは閉、J
90°〜 180°までは開、 1800〜27o0ま
では閉、 270°〜360 °までは開となるように
設定して多孔質母材を製造した。このようにして、長さ
40’cI11.直径50φの多孔質母材を製造した後
、このHj材を電気炉内で脱水・透明ガラス化した。こ
こで、脱水条件としては温度を1050℃、雰囲気をH
e(5文/分)とC9,z (50cc/分)とし、
透明ガラス化条件としては温度を1500°C9雰囲気
をHe(5立/分)とした。
に示したように00〜9o0までは閉、J
90°〜 180°までは開、 1800〜27o0ま
では閉、 270°〜360 °までは開となるように
設定して多孔質母材を製造した。このようにして、長さ
40’cI11.直径50φの多孔質母材を製造した後
、このHj材を電気炉内で脱水・透明ガラス化した。こ
こで、脱水条件としては温度を1050℃、雰囲気をH
e(5文/分)とC9,z (50cc/分)とし、
透明ガラス化条件としては温度を1500°C9雰囲気
をHe(5立/分)とした。
得られた母材の楕円率を測定したところ。
GeO2がドープされたコア部のX軸とY軸の比は40
%であった。また、この母材をジャケット加工した後に
ファイバ化した結果、複屈折性は10−5、損失はl
dB/km (波長1.3島ff1)以下であった。
%であった。また、この母材をジャケット加工した後に
ファイバ化した結果、複屈折性は10−5、損失はl
dB/km (波長1.3島ff1)以下であった。
研磨工程を含む従来の方法で製造したファイバの損失は
2〜3 dB/kmであり、従来法に較べ良好な結果が
得られた。
2〜3 dB/kmであり、従来法に較べ良好な結果が
得られた。
実施例2
実施例1において、電磁弁の開閉を第4図(A)に示し
たように定め、1/2回転のうち、135°は閉、45
°のみが開となるように設定して、この動作をa続して
行って多孔質母材を製造した。その結果、コア部の楕円
率が85%、複屈折性が5Xlθ′のファイバが得られ
た。なお、損失は実施例1と同じであった。従来技術で
製造したファイバの複屈折性は10−5程度であり、実
施例2の結果は複屈折性および損失特性ともに従来法よ
り良好であった。
たように定め、1/2回転のうち、135°は閉、45
°のみが開となるように設定して、この動作をa続して
行って多孔質母材を製造した。その結果、コア部の楕円
率が85%、複屈折性が5Xlθ′のファイバが得られ
た。なお、損失は実施例1と同じであった。従来技術で
製造したファイバの複屈折性は10−5程度であり、実
施例2の結果は複屈折性および損失特性ともに従来法よ
り良好であった。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明では、多孔質母材が1回転
する間に、所望の角度毎にドーパント形成原料ガスの供
給を制御することによって楕円コアを形成するが、本発
明によれば1次のような効果を発揮することができる。
する間に、所望の角度毎にドーパント形成原料ガスの供
給を制御することによって楕円コアを形成するが、本発
明によれば1次のような効果を発揮することができる。
l)研磨工程が必要とされた従来法に比較して、非常に
簡単に楕円コアを製造できる。
簡単に楕円コアを製造できる。
2)研磨工程によって生じる散乱損失や構造不整損失を
なくすことができるため、損失特性の低減化を図ること
ができる。
なくすことができるため、損失特性の低減化を図ること
ができる。
3)楕円コアの楕円率を制御でき、従って複屈折性を従
来法による場合よりも大きくすることができる。
来法による場合よりも大きくすることができる。
第1図は本発明を実施するための装置の一実施例を示す
概略図、 第2図は本発明における多孔質母材の回転に応じての電
磁弁の開閉の一例を示す図、 第3図(A)〜(El)は第2図に示した電磁弁開閉に
よってドーパントがドーピングされる様子を示す模式図
、 第4図(A)は本発明における多孔質母材の回転に応じ
ての電磁弁の開閉の他の例を示す図、第4図(B)は第
4図(A)に示した電磁弁開閉によってドーパントがド
ーピングされる様子を示す模式図。 第5図は同じく本発明における電磁弁開閉のさらに他の
例を示す図。 第6図(A)〜()I)は第5図に示した電磁弁開閉に
よってドーパントを十字形にドーピングする一実施例の
模式図である。 l・・・ガラス微粒子合成トーチ。 2・・・酸水素炎、 3・・・多孔質母材、 4・・・ターゲット、 5・・・回転および上下駆動装置、 6.7・・・原料容器、 8.8・・・原料供給用配管、 lO・・・電磁弁、 +1・・・排気用配管、 12・・・回転計、 13・・・電磁弁開閉信号出力器、 14・・・排気管。
概略図、 第2図は本発明における多孔質母材の回転に応じての電
磁弁の開閉の一例を示す図、 第3図(A)〜(El)は第2図に示した電磁弁開閉に
よってドーパントがドーピングされる様子を示す模式図
、 第4図(A)は本発明における多孔質母材の回転に応じ
ての電磁弁の開閉の他の例を示す図、第4図(B)は第
4図(A)に示した電磁弁開閉によってドーパントがド
ーピングされる様子を示す模式図。 第5図は同じく本発明における電磁弁開閉のさらに他の
例を示す図。 第6図(A)〜()I)は第5図に示した電磁弁開閉に
よってドーパントを十字形にドーピングする一実施例の
模式図である。 l・・・ガラス微粒子合成トーチ。 2・・・酸水素炎、 3・・・多孔質母材、 4・・・ターゲット、 5・・・回転および上下駆動装置、 6.7・・・原料容器、 8.8・・・原料供給用配管、 lO・・・電磁弁、 +1・・・排気用配管、 12・・・回転計、 13・・・電磁弁開閉信号出力器、 14・・・排気管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ドーパント原料ガスを含む2種以上のガラス形成原
料ガスをガラス微粒子合成トーチに供給してガラス微粒
子を合成し、該ガラス微粒子を回転するターゲットの軸
方向に付着、堆積させて棒状の多孔質ガラス体を形成す
る光ファイバ用母材の製造方法において、 前記ターゲットを回転させ、当該ターゲットが1回転す
る間に、所定の角度毎に前記ガラス微粒子合成トーチへ
の前記ドーパント原料ガスの供給を制御することを特徴
とする光ファイバ用母材の製造方法。 2)特許請求の範囲第1項記載の光ファイバ用母材の製
造方法において、前記ターゲットの回転数は3〜15r
pmであることを特徴とする光ファイバ用母材の製造方
法。 3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の光ファ
イバ用母材の製造方法において、前記ガラス微粒子合成
トーチへの前記ドーパント原料ガスの供給が停止された
ときには、該ドーパント原料ガスを排気することを特徴
とする光ファイバ用母材の製造方法。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
に記載の光ファイバ用母材の製造方法において、前記ガ
ラス微粒子合成トーチへの前記ドーパント原料ガスの供
給の制御を前記ガラス微粒子合成トーチの近傍で行うこ
とを特徴とする光ファイバ用母材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19387684A JPS6172640A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 光フアイバ用母材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19387684A JPS6172640A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 光フアイバ用母材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172640A true JPS6172640A (ja) | 1986-04-14 |
JPH0338218B2 JPH0338218B2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=16315214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19387684A Granted JPS6172640A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 光フアイバ用母材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6172640A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141438A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバ母材の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19387684A patent/JPS6172640A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141438A (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバ母材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338218B2 (ja) | 1991-06-10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |