JPS6170589A - 表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば電子計算機からの出力を、陰極線管
の表示画面上に文字、図形、イメージ、グラフィックパ
ターン等によって表示する場合の表示方式に関するもの
である。

〔従来の技術〕

第３図は従来の表示方式を実現するための表示装置を示
すブロック構成図である。図において、１はビットマツ
プメモリ部であり、例えば複数の矩形イメージパターン
を保持している。２は表示制御部であり、この表示制御
部２は、ビットマツプメモリ部１内における各矩形イメ
ージパターンの位置及びサイズ、この各矩形イメージパ
ターンの中から各々切り出されて陰極線管６の表示画面
上に表示されている部分の位置及びサイズ、ならびに重
ね合わせ表示のための表示優先度と、各切り出し矩形イ
メージパターン部（以下、切夛出し部分と略記する）が
転送されるべきスクリーンメモリ部３上の位置、及びこ
のスクリーンメモリ部３上で矩形イメージパターンを囲
む枠の枠幅を表示制御情報として保持しており、スクリ
ーンメモリ部３へ転送されるべき領域を表示する。３は
スクリーンメモリ部であり、陰極線管６の表示画面ドツ
トに対応してイメージパターンを記憶している。４は領
域判別部（ダイレクト・メモリ・アクセスコントローラ
部）であり、表示制御部２からの指示にしたがって該当
する領域をスクリーンメ１　　モリ部３の特定の位置へ
転送する。５は特定のタイミングにし九がって上記スク
リーンメモリ部３から読み出した表示パターンからビデ
オ信号を発生させるビデオ制御部である。

第４図ないし第９図は、それぞれ第３図の表示装置にお
いて、切り出し位置表示方式を説明するための図である
。第４図に示す様に、ビットマツプメモリ部１内忙矩形
イメージパターン７が記憶されており、その中から切り
出された切り出し部分８は、第５図に示す様なスクリー
ンメモリ部３に転送、記憶され、陰極線管６の表示画面
上−表示されている。矩形イメージパターン７中の切り
出し部分８の位置は、切り出し部分８と共に表示される
横方向位置表示部９と縦方向位置表示部１０の中忙、そ
れぞれ第５図の矢印１１．１２で示されている。例えば
、横方向位置を示す矢印１１は、切り出し部分８の矩形
イメージパターン７中の横方向の相対位置を示すもので
あって、切り出し部分８が、第４図の左端の位置１３に
あれば、矢印１１は横方向位置表示部９の左端に表示さ
れ、切り出し部分８が、第４図の右端の位置１４にあれ
ば、矢印１１は横方向位置表示部９の右端に表示される
。また、縦方向位置表示部１０において、縦方向位置を
示す矢印１２の場合も同様である。

〔発明が解決し様とする問題点〕

上記の様な従来の表示方式では、矩形イメージパターン
７中の切り出し部分８の相対位置は、２個の矢印１１．
１２から類推することができるものの直観的には把握し
づらく、シかも、切り出し部分８の大きさに関する情報
が表示されていないために、利用者は現在表示されてい
る部分について、全体の矩形イメージパターン７中に占
める割合を知ることができないという問題点があった。

またこの事実から、第４図において、切り出し部分８を
矩形イメージパターン７中で位置１３から位置１４に変
更（スクロール）すると、第６図に示す様に、その全体
に占める割合が大である場合と、第７図に示す様に、そ
の全体に占める割合が小である場合とを比較した時、実
際の移動距離を、第６図で示すＸｌ、第７図で示すＸ２
とすれば、上記各図から明らかな様にＸｌ〈Ｘ２である
。ところが、利用者に対して表示されている表示画面（
第６図の場合の表示画面を第８図とし、第７図の場合の
表示画面をＷＪ９図とする）上の矢印１５の移動距離で
みると、この移動距離を、第８図で示すＸ３．　第９　
図”ｔ’示ｆＸ４　、！：　”ｔしＪｄ、Ｘ３〉Ｘ４ト
ナシ、上記した場合と比べて移動距離の大小が逆転して
しまい、この結果、利用者の混乱を招く恐れがあるとい
う問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、矩形イメージパターン内の切り出し部分の相対位
置と大きさを、この切り出し部分と共に、切り出し位置
表示として２次元的な図で表示することにより、利用者
が切り出しに関する位置や大きさの情報を直観的に把握
できる様にした表示方式を得ることを目的とするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る表示方式は、表示位置において、メモリ
部内の矩形イメージパターンから切り出され、表示装置
の表示画面に表示されている部分の矩形イメージパター
ン内の相対位置と大きさを、表示装置の表示画面に表示
されている部分に付随して２次元的に簡略表示するもの
である。

〔作用〕

この発明の表示方式においては、矩形イメージパターン
から切り出された切り出し部分の相対位置と大きさを、
この切り出し部分と共に、切り出し位置表示情報をもっ
て２次元的に表示することにより、利用者が切り出しに
関する位置や大きさの情報を直観的に把握することがで
きる。

〔実施例〕

第１図及び第２図は、それぞれこの発明の一実施例であ
る表示方式を実現するための表示装置において、切り出
し位置表示方式を説明するための図である。各図におい
て、スクリーンメモリ部３及び切り出し部分８は、上記
第５図に示したものと同一のものである。１６は、矩形
イメージパターン７（第４図参照）中の切り出し部分８
の相対位置と大きさを、利用者に対して知らせるための
切り出し位置表示部分である。１７ＩＩｉ切り出し位６
　　置表示部分１６中の切り出し部分相当部である。

第４図に示す様な矩形イメージパターン７と切り出し部
分８の位置関係・大小関係が縮小されて、第１図に示す
様な切り出し位置表示部分１６とその中の切り出し部分
相当部１７の位置関係・大小関係として表示されている
。この関係は、第３図に示す表示制御部２中に蓄えられ
ている切り出し部分８の位置とサイズ、矩形イメージパ
ターン７の位置とサイズの各情報を用いて容易に計算で
きる。また、切り出し部分相当部１７の色をスクリーン
メモリ部３０色と同一色にすることにより、第２図に示
す様に、矩形イメージパターン７から切り出されずに全
体が表示された場合には、切り出し位置表示部分１６と
背景の境界がなくなり、利用者には切り出し位置表示部
分１６を結果的に見せなくすることもできる。

なお、゛上記実施例では、切り出し部分８の枠の右上に
切り出し位置表示部分１６ｆ、設けた場合を示し九が、
切り出し部分８に付随していればいずれの位置に設けて
も良い。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、表示装置において、矩
形イメージパターンから切り出された切り出し部分の相
対位置と大きさ金、この切り出し部分と共に、切り出し
位置表示情報をもって２次元的に表示する様にしたので
、利用者は切り出しに関する位置や大きさの情報を直観
的に把握することが容易にでき、このため、切り出し位
置を変更（スクロール）したり、切９出し部分の大きさ
を変更（拡大、縮小）する時に、有力な情報源としても
活用できるなどの優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、それぞれこの発明の一実施例であ
る表示方式を実現するための表示装置において、切り出
し位置表示方式を説明するための図、第３図は従来の表
示方式を実現するための表示装置を示すブロック構成図
、第４図ないし第９図は、それぞれ第３図の表示装置に
おいて、切り出し位置表示方式を説明するための図であ
る。 図において、７・・・矩形イメージパターン、８・・・
切り出し部分、１６・・・切り出し位置表示部分、１７
・・・切り出し部分相当部である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の矩形イメージパターンを保持する第１のメ
   モリ部と、表示装置の表示画面のドットに対応してイメ
   ージパターンを記憶する第２のメモリ部と、前記第１及
   び第２の各メモリ部間に挿入され、この第１のメモリ部
   内の所定のイメージパターンの１部又は全部を切り出し
   て前記第２のメモリ部内の所定の位置に転送する領域判
   別部と、イメージパターン及びこのイメージパターンを
   囲む枠に関する表示制御情報を保持する表示制御部と、
   特定のタイミングにしたがつて前記第２のメモリ部から
   読み出した表示パターンからビデオ信号を発生させるビ
   デオ制御部から構成される表示装置において、前記第１
   のメモリ部内の矩形イメージパターンの内で前記第２の
   メモリ部と重複する部分、すなわち前記矩形イメージパ
   ターンから切り出され、前記表示装置の表示画面に表示
   されている部分の矩形イメージパターン内の相対位置と
   大きさを、前記表示装置の表示画面に表示されている部
   分に付随して２次元的に簡略表示することを特徴とする
   表示方式。
2. （２）前記矩形イメージパターンから切り出された部分
   の相当位置の色を、前記表示装置の表示画面の色と同一
   色にすることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   表示方式。