JPS6170137A - 気体軸受装置 - Google Patents

気体軸受装置

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JPS6170137A
JPS6170137A JP19238784A JP19238784A JPS6170137A JP S6170137 A JPS6170137 A JP S6170137A JP 19238784 A JP19238784 A JP 19238784A JP 19238784 A JP19238784 A JP 19238784A JP S6170137 A JPS6170137 A JP S6170137A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
air
bearing
turbine
impeller
Prior art date
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Pending
Application number
JP19238784A
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English (en)
Inventor
Kaoru Katayama
薫 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS6170137A publication Critical patent/JPS6170137A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、気体軸受装置、例えば自動車用ターボチャー
ジャ、ガスタービン等に使用される気体軸受装置の改良
に関する。
(従来の技術) 従来の気体軸受装置、特にターボ機械に使用される空気
軸受装置としては、例えば第2図に示すようなものがあ
る(「温情」第15S第9号p、595〜p、601、
十合晋−著“日本における気体軸受実用化の現況”19
70年刊行、参照)。このものは膨張タービンに静圧空
気軸受装置を適用した例であり、図中1はタービンを、
2はコンプレッサのインペラをそれぞれ示し、これらの
タービン1とインペラ2とは共通回転軸であるシャフト
3により一体に結合されている。また、4はタービンハ
ウジングであり、5はコンプレッサハウジングを示し、
両ハウジング4.5はシャフト3が遊嵌されたセンタハ
ウジング6により係合されている。センタハウジング6
の内部には、シャフト3との間にわずかな間隙を形成す
るジャーナル軸受7と、インペラ2例のシャフト3端部
に配されるスラスト軸受8と、が嵌合、固定され°(お
り、これらの両軸受7.8にはそれぞれ絞り9.10を
有する圧縮空気の給気孔11.12が形成されている。
また、13はこれらの給気孔11.12に接続した給気
管であり、圧縮空気は供給源(図外)から給気管13及
び給気孔11.12を通ってシャフト3であるいはイン
ペラ2と軸受7.8との間隙に供給される。そして、こ
れらの間隙に供給された圧縮空気は図外の排気管を介し
てハウジング4.5.6の外部に放出される。
したがって、該空気軸受装置は、圧縮空気(加圧空気)
を回転体との軸受面に供給することで、軸受部材から回
転体(特にシャフト3)を浮上させ、潤滑油による粘性
抵抗に比して極めて小さな摩擦抵抗下で該回転体を回転
自在に支持するものである。
(発明が解決すべき問題点) しかしながら、このような従来の空気軸受装置にあって
は、高温(例えば800℃)の排気ガスにさらされるタ
ービン1から熱がシャフト3に伝達されシャフト3は高
温となるのに対して、外気にさらされるセンタハウジン
グ6及びこのハウジング6に固着されたジャーナル軸受
7は外気に熱が奪われてシャフト3に比較して低温とな
り、その結果、シャフト3との熱膨張差により上記シャ
フト3と軸受7との間隙が挟まり、高速回転時の振動等
によりシャフト3と軸受7とが摺接して、これらの摩耗
、焼付き、さらには、破損が生じるおそれがあった。
(発明の目的) そこで、本発明はシャフト内部に螺旋状の溝を形成し、
シャフト回転時該溝のポンプ作用によりシャフトを冷却
することにより、シャフトとハウジングとの間隙を初期
設定値に常に保持し、前記摩耗、焼付き、破損の忌れを
未然に防止することをその目的としている。
(問題点を解決すべき手段) 本発明は、このような問題点を解決するためになされた
ものであって、インペラとタービンとを結合するシャフ
トがハウジング内に所定の間隙を有して挿入され、この
間隙に作動気体を充填して前記シャフトを回転自在に支
持する気体軸受装置において、前記シャフトを円筒体で
構成し、該円筒体の内部に螺旋状の溝を形成するととも
に、前記ハウジングの吸気入口と円筒体の中空部とを連
通させる吸気孔を前記インペラに形成し、かつ前記中空
部とハウジング外部とを連通させる排気孔を前記タービ
ン側のシャフトに形成したものである。
(作用) 前記のような構成を有する本発明にあっては、シャフト
の高速回転時、螺旋状の溝のポンプ作用によって常温の
空気が吸気孔より吸い込まれて中空部内を通って排気孔
より排気されるため、シャフトがこの空気により冷却さ
れる。
したがって、シャフトと軸受とは略一定の温度差を保持
するので、シャフトと軸受との間隙は初期設定値に常に
保持されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るターボチャージャに適用した気体
軸受装置の一実施例を示す図である。なお、圧縮気体と
しては圧縮空気が用いられる。まず、構成から説明する
と、第1図において、21は機関の排気ガスにより回転
駆動される排気タービン(羽根車)であり、22は吸気
コンプレッサのホイール、すなわちインペラである。こ
れらのタービン21とインペラ22とは共通回転軸、す
なわちシャフト23により結合されている。また、上記
タービン21はタービンハウジング24内に、インペラ
22はコンプレッサハウジング5内に、それぞれ回転自
在にわずかな間隙を有して収容されており、これらの両
ハウジングu125を連結するセンタハウジングあ内に
は上記シャフト詔が遊嵌されている。センタハウジング
26の両端部は円板状のスラスト軸受r128によって
前記ハウジング24,25に結合され、該スラスト軸受
n228の間には(センタハウジング26の内部には)
略円筒状のジャーナル軸受29が嵌合、固定されている
。また・該ジャーナル軸受29およびスラスト軸受27
.28と上記シャフト23との間には所定のく例えば1
0μ)間隙30が形成されている。また、ジャーナル軸
受29には絞り31Aを有する給気孔31が複数個形成
されており、該軸受29とシャフト23との間の前記間
隙30には、圧縮空気源(図外)に接続された給気管3
2より該給気孔31を介して所定圧力の圧縮空気が供給
される。また、この給気管nは上記各スラスト軸受27
.28に形成した給気孔33.34にも連通しており、
圧縮空気はこれらの給気孔33.34を通って各スラス
ト軸受27、詔とタービン21、インペラ22との間隙
にも所定圧力で供給される。なお、これらの気孔31、
羽、34にはそれぞれ絞り3]A、33A、34Aが形
成されている。
35は上記間隙30に接続された軸受圧縮空気の排気管
である。
ここで、前記シャフト23は円筒体で形成され、その中
空部36内には外周に螺旋状の溝37Aが形成された棒
状体mが軸方向に延在して圧入。
固定されている。螺旋状の溝37Aは棒状体37の成さ
れており、この溝37Aは、棒状休所がシャツ1−23
と一体回転する時、空気を吸い込むポンプの作用を行う
。また、シャツ)23はその一端がタービン21の内端
面に固着され、その他端が円筒状部材羽のフランジ部3
8Aの一端に固着されている。このフランジ部38Aの
他端は前記インペラnの内端面に固着されており、円筒
状部材38の円筒部38Bはインペラ22の中央部に嵌
入されている。したがって、円筒状部材38内には吸気
孔39が形成され、この吸気孔39はその一端がインペ
ラ22に、その他端が前記中空部あに、それぞれ開口し
ている。また、タービン21側のシャツ)23にはその
円周方向に複数個の排気孔40が形成されており、この
排気孔40はその一端が中空部36に、その他端が前記
間隙30に、それぞれ開口している。また、前記スラス
ト軸受rには排気孔40から排気される空気を大気中に
放出する排出孔41が形成されており、この排出孔41
を介してタービンハウジング24の外部と間隙30とは
連通している。したがって、螺旋状の溝37A内に吸入
された空気は排気孔40、間隙30を介して排出孔41
から大気中に放出される。
次に作用を説明する。
ターボチャージャは、機関からの高温(約800℃)の
排気ガスによりタービン21が回転駆動されると、この
タービン21とシャフト詔で連結されたインペラ22も
一体に回転して吸入外気を圧縮して機関に供給する。こ
の場合、シャフト23の外周面の間隙30及びタービン
21、インペラ22との間隙には、給気管32より各給
気孔31.33.34を通って所定圧力の圧縮空気が供
給される。その結果、タービン21、インペラ22及び
シャフト23からなる回転体は各軸受面より浮上して極
めて低摩擦下に高速で回転する。また、上記各間隙(3
0等)は軸受としての負荷能力を増大するために例えば
10μ程度にまで微小に形成されている。
このとき、排気ガスの熱は一方ではタービン21からシ
ャフト23に伝達され、シャフト詔は高温となる。他方
ではこの熱はタービンハウジング24、スラスト軸受部
からセンタハウジング冗およびジャーナル軸受29に伝
達されるが、センタハウジング託は直接外気にさらされ
ているため、該ハウジング26および軸受29の温度は
シャフト羽のそれに比較して低温となる。したがって、
シャフト23と軸受29とには温度差が発生する。しか
しながら、この実施例にあっては、シャフト詔に中空部
36を形成し、中空部36に螺旋状の溝37Aが形成さ
れた棒状体37を圧入するとともに中空部あとコンプレ
ッサハウジング25の入口とを連通ずる吸気孔39をイ
ンペラn内に形成し、さらにシャフト詔のタービン側に
排気孔40を形成したため、シャフト23の高速回転時
、螺旋状の溝37Aがポンプ作用をしてコンプレッサハ
ウジング25の吸気入口から常温の空気が吸気孔39を
介して吸い込まれ、この空気は溝37A内を通って排気
孔40および排出孔41を介して外気に放出される。こ
の場合、コンプレッサハウジング25内に流入する吸気
の流入方向に向かつて吸気孔39がインペラ22に形成
されているため、空気の吸入作用が効果的に行われる。
したがって、この常温の空気によってシャフト23が冷
却される。さらに、このときW旋状の溝37Aがフィン
として作用するので、冷却表面積が増大しシャフト23
は一層冷却されることになる。すなわち、この実施例に
あっては、例えば従来の水冷方式等の装置に比較して極
めて簡単な構成で軸受29とシャフト23とは略一定の
温度差を保持することができる。この結果、シャフト2
3と軸受29との熱変位量は略同等となり、これらの間
隙30とは初期設定値109に常に保持される。よって
、シャフト23と軸受29との固体接触による摩耗、焼
付きを防止することができる。なお、この発明はシャフ
トを円筒体で形成したため、圧縮空気を用いる静圧型気
体軸受装置に限らす動圧型気体軸受装置にも適用できる
(効果) 以上説明してきたように、本発明によれば極めて簡単な
構成で充填される間隙を常に初期I 設定値に保持でき、回転軸と軸受部との固体接触による
これらの摩耗、焼付き、さらには軸受装置自体の破損を
完全に防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る気体軸受装置の一実施例を示すそ
の断面図、第2図は従来の気体軸受装置を示すその断面
図である。 21−・・・−タービン、 22−・−・−インペラ、 23−・・・−シャフト、 房、25.26−−−・・ハウジング、30−−・−間
隙、 36−・・−中空部、 37A・・・−螺旋状の溝、 39−・・吸気孔、 40−一・−排気孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インペラとタービンとを結合するシャフト がハウジング内に所定の間隙を有して挿入され、この間
    隙に作動気体を充填して前記シャフトを回転自在に支持
    する気体軸受装置において、前記シャフトを円筒体で構
    成し、該円筒体の内部に螺旋状の溝を形成するとともに
    、前記ハウジングの吸気入口と円筒体の中空部とを連通
    する吸気孔を前記インペラに形成し、且つ前記中空部と
    ハウジングの外部とを連通する排気孔を前記シャフトの
    タービン側に形成したことを特徴とする気体軸受装置。
JP19238784A 1984-09-12 1984-09-12 気体軸受装置 Pending JPS6170137A (ja)

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JP19238784A JPS6170137A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 気体軸受装置

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JP19238784A JPS6170137A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 気体軸受装置

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JPS6170137A true JPS6170137A (ja) 1986-04-10

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JP19238784A Pending JPS6170137A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 気体軸受装置

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