JPS616974A - 原稿読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に用いる原稿読み取り装置に
係り、特に原稿が読み取り位置で浮き上がるような事故
をなくし、富に良好な読み取りを行えるようにした原稿
読み取り装置に関する。

例えばファクシミリ装置を用いて、原稿を離れた場所に
送信する場合、原稿読み取り装置を用いてその原稿を光
学的に読み取り、その光学的に読み取った情報を電気信
号に変換して、電話回線を利用して送信するようにして
いる。

このような原稿読み取り装置に於いて、原稿がＡＯサイ
ズ、またはＡｌサイズのように大面積の原稿になると、
この原稿を読み取る読み取りヘッドに用いるライン状の
電荷結合素子（ＣＯＤ）は、複数個組み合わせて用いる
必要があり、特にこの組み合わせたＣＣＤ間の境界部分
で読み取った原稿の像がその境界部分で抜けたり、位置
ずれを生じたりしないような原稿読み取り装置が要望さ
れている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の原稿読み取り装置の斜視図で、図示する
ように相互に回転方向の異なる一対のゴム製の搬送用６
０−ラ１によって挟まれた原稿２は、この搬送用ローラ
１の回転によって用紙ガイド３上に沿って矢印への方向
に搬送される。一方用紙ガイド３上には、原稿２を介し
て２個のアレイ状のＣＣＤ４Ａ、４Ｂと、２個の集光レ
ンズ５八、５Ｂと螢光灯よりなる光源６とで構成した読
み取りヘッド７が設置され、この光源６より照射された
光が、用紙ガイド３上の原稿２上で反射する光を、集光
レンズ５八、５Ｂで集光し、ＣＯＤ４Ａ、４Ｂを用いて
検知して原稿２の情報を読み取っている。

ところで原稿のサイズがＡＯサイズや、Ａ１サイズのよ
うに大面積の原稿になると、この大面積の原稿の総ての
領域より反射された反射光を検知する程度に、大面積の
ＣＯＤを製造することが困難であるので、図示するよう
にＣＯＤを複数個組み合わせて読み取りヘッドを形成し
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような原稿読み取り装置に於いて、原稿２を搬送用
ローラ１を用いて搬送する場合、第５図に示すようにこ
の原稿２の中央の部分が反ったり、あるいは第６図に示
すようにこの原稿２が弛むような問題点を生じる。

このように原稿の中央が反ったり、弛んだりすると、第
４図、および第７図で示すようにＣＣＤ４八で読み取ら
れる原稿面の領域８と、ＣＣＤ４Ｂで読み取られる原稿
面の領域９とのつなぎ目の箇所Ｃで、第７図に示すよう
に原稿面２が点線１０の位置まで位置ずれを起こすよう
になり、このようなつなぎ目の箇所Ｃで原稿面に位置ず
れを生しると、第８図に示すように例えばＢの文字を読
み取った場合、この文字の中央の部分の像が抜けて読み
取られなくなって、縦に細長い形状となり、正確に原稿
の情報が読み取れない問題点を生じる。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は、原稿を搬送する搬送用ローラと、ｌｕｌ
！送用ローラ間に設置された用紙ガイドと、該用紙ガイ
ド上に設置され、原稿面を照射する光源と原稿面からの
反射光を集光する複数のレンズと前記反射光を検知する
複数のラインセンサで構成される読み取りヘッドとから
なり、前記搬送用ローラで原稿を用紙ガイド上に搬送し
ながら、各ラインセンサで読み取り得る原稿の読み取り
領域をつなぎ合わせて原稿を読み取る原稿読み取り装置
に於いて、前記原稿の供給ローラ側で、かつ前記各ライ
ンセンサの読み取り領域の境界に近接した位置に、原稿
を、前記用紙ガイドに押圧する手段を設けた本発明の原
稿読み取り装置により解決される。

〔作用Ｊ 即ち、本発明の原稿読み取り装置は、原稿のそれぞれの
単一のＣＯＤ４Ａ、４Ｂで読み取られる領域のつなぎ目
に当たる部分Ｃを、原稿の下側の用紙ガイドに押圧する
手段を設けることで、原稿の浮き」−がりを防止し、こ
れによってＣＣＤから原稿面までの距離がそのつなぎ目
で変動するのを防ｄ二し、これによって原稿の情報に忠
実な高信頼度の読み取りが実現できるようにしたもので
ある。

〔実施例〕

以下、図面を用いて本発明の一実施例につき詳細に説明
する。

第１図は本発明の原稿読み取り装置の一実施例を示す概
略図で、第２図は第１図の要部斜視図である。

第１図、および第２図に示すように本発明の原稿読み取
り装置は、搬送用ローラｌで搬送されてきた原稿用紙２
の上記つなぎ目の部分Ｃの位置に近接して、この原稿用
紙２を用紙ガイド３に押圧するための前記搬送用ローラ
１より直径の小さい加圧ローラ２１が設置されている。

この加圧ローラ２１は、用紙ガイド３上に設けられたガ
イド板２２より伸び、かつ駆動し得るアーム２３に備え
つけられた回転軸２４により回転駆動するようなる。

この加圧ローラ２１は原稿用紙２が矢印入方向に移動し
７て、ＣＣＤ４ＡとＣＣＤ４Ｂで原稿が読み取られる直
前の位置で原稿用紙２を加圧するように調整しておけば
、原稿２の浮き上がり防止に効果的である。またこの原
稿用紙のＣＣＤで読み取られるつなぎ目の部分のみ、加
圧ローラ２１を用いて原稿用紙を用紙ガイドに押圧して
おけば、原稿用紙の周辺が多少浮き上がったとしても−
１集光レンズの焦点深度によって、読み取られる像が焦
点ずれを生しることがない。

このような本実施例の原稿読み取り装置を用いて原稿を
読み取る場合に付いて述べると、第１図、および第２図
に示すように搬送用ローラ１を用いて原稿２を用紙ガイ
ド３上を沿わせるようにして搬送する。次いで原稿２が
ＣＣＤ４ＡとＣＣＤ４Ａで読み取られる位置の近傍に到
達した時、ガイド板２２上のアーム２３を駆動させて、
加圧ローラ２】を原稿２上に押圧する。すると原稿２は
用紙ガイド３上に加圧されるので、原稿２に反りとか弛
み等が発注しなくなり、上記ＣＣＤ４Ａ、およびＣＣＤ
４Ｂから原稿２の表面までの距離が一定となるので、上
記ＣＣＤで読み取られる原稿面のつなぎ目の部分で読み
取られた像が位置ずれするような現象が防止される。

また本発明の第２の実施例について第３図の概略図を用
いて説明する。

第３図に示すように、本実施例においては、第１の実施
例の代わりに原稿用紙２を押圧する手段として弾力性の
あるゴム板３１等を、上部のガイド板２２より張り出す
ようにして原稿用紙２０つなぎ目の位置に加圧している
点にある。

このような本発明の原稿読み取り装置を用いれば、原稿
の浮き上がりを防止することができるので、ＣＣＤで読
み取られた原稿のつなぎ目が位置ずれりることかなくな
り、高信頼度の原稿の読み取りが出来る利点がある。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の原稿読み取り装置によれば、
複数のＣＣＤで読み取られる原稿のつなぎ目の位置を加
圧機構でガイド板に押圧しているので、その原稿のつな
ぎ目の位置で原稿の浮き上がりが防止でき、そのためＣ
ＣＤで読みとられた原稿のつなぎ目が位置ずれするよう
な現象が無くなるので、高信頼度の原稿の読み取りが実
現できる。

そのため、このような原稿読み取り装置をファクシミリ
装置の原稿読み取りに利用すれば、高信頼度の送信がで
きる効果を生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原稿読み取り装置の第１の実施例を示
す概略図、 第２図は第１図の要部を示す斜視図、 第３図は本発明の原稿読み取り装置の第２の実施例を示
す概略図、 第４図は従来の原稿読み取り装置を示す斜視図、第５図
、および第６図は従来の原稿読み取り装置を用いた場合
の不都合を示ず概略図、第７図は第４図の要部拡大図、 第８図は従来の原稿読み取り装置で読め取った文字を示
す概念図である。 図に於いて、１は搬送用ローラ、２は原稿、３は用紙ガ
イド、４Ａ、４ＢはＣＣＤ　、　５Ａ、５Ｂは集光レン
ズ、６は光源、２１は加圧ローラ、２２はガイド板、２
３はアーム、２４は回転軸、３１は押さえ板、Ａは原稿
用紙の移動方向を示す矢印、Ｃは読み取り領域のつなぎ
目部分を示す。 第　１　図 ４ハ 第２図 ４β

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿を搬送する搬送用ローラと、搬送用ローラ間に設置
   された用紙ガイドと、該用紙ガイド上に設置され、原稿
   面を照射する光源と原稿面からの反射光を集光する複数
   のレンズと前記反射光を検知する複数のラインセンサで
   構成される読み取りヘッドとからなり、前記搬送用ロー
   ラで原稿を用紙ガイド上に搬送しながら、各ラインセン
   サで読み取り得る原稿の読み取り領域をつなぎ合わせて
   原稿を読み取る原稿読み取り装置に於いて、前記原稿の
   供給ローラ側で、かつ前記各ラインセンサの読み取り領
   域の境界に近接した位置に、原稿を、前記用紙ガイドに
   押圧する手段を設けたことを特徴とする原稿読み取り装
   置。