JPS6168265A

JPS6168265A - サ−マルヘツド

Info

Publication number: JPS6168265A
Application number: JP18974184A
Authority: JP
Inventors: Fujio Moriguchi; 森口　冨士夫
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1984-09-12
Filing date: 1984-09-12
Publication date: 1986-04-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〉本発明は、サーマルヘッドに関するものであり、特に、
傾きのない図形を印字できるようにしたシリアルプリン
タに用いるサーマルヘッドに関するものである。

（従来の技術）第２図は従来のシリアルプリンタの要部の斜視図を示す
。図にＪ５いて、１は円筒状のプラテンであり、そのま
わりに、直接感熱紙２が巻回されている。該直接感熱紙
２は所定以上の熱が印加されると、その部分が黒又は他
の色に発色するように加工された特殊紙である。

前記プラテン１に対向して、サーマルｌ＼ツド３がＭｎ
されている。このサーマルヘッド３はキャリッジ４に固
定されている。該キャリッジ４には、前記プラテン１の
軸に平行な貫通孔が形成されており、この貫通孔を、前
記プラテン１の軸に平行でかつ図示されていないシリア
ルプリンタ本体に両端が固定された案内棒５が通ってい
る。また、キャリッジ４にはワイヤ６が固定されている
。このワイヤ６はキャリッジ駆動系７ａおよび７ｂによ
り、印字時には矢印ａ方向へ回動され、１ラインの印字
が終了した後サーマルヘッドをホームポジションに戻す
ときは、前記矢印ａとは逆方向に回動される。また、プ
ラテン１は前記サーマルヘッド３がホームポジションに
戻されている間に、駆動装置（３ａ　、　８ｂにより所
定母回転し直接感熱紙２を副走査方向に所定８紙送りす
る。

第３図は、前記サーマルヘッド３の正面図を示す。図に
おいて、１０は基板であり、該基板１０上に図示された
パターンの共通電極１１、一端が該共通電極１１に接続
され、他端が電極Ａ１〜ＡＯに接続された発熱体１２が
形成されている。電極Ａ１−八〇のそれぞれに印字パル
スが印加されると、電流はこれらの各電極Ａｌ〜八〇の
それぞれから発熱体１２を通って共通電極１１へ流れる
。

この時発熱体１２は発熱する。

ところで、前記発熱体１２の全てに、一度に電力を供給
すると、大きな容量の電源が必要となる。

このため、従来は、第４図に示されているように、電極
Ａ１〜Ａｎに接続された発熱体１２の１個毎に時分割的
に電力を印加するようにしている。又は、電極Ａ　ｌ−
Ａ　ｎを数個単位で複数組に分割し、各粗角に時分割で
電力を印加するようにしている。

今、サーマルヘッド３を停止させた状態で第４図に示さ
れる印字パルスを第３図の電？４　Ａ　ｔ〜Ａｎに印加
して縦方向の直線を描かせると、第５図（ａ　）に示さ
れているような縦方向に傾きのない直線を直接感熱紙２
上に描くことができる。しかしながら、実際のシリアル
プリンタにおいては、サーマルヘッド３は印字時に前記
矢印ａ方向（第１図参照）に連続的に移動している。こ
のため、第５図（ｂ）に示されているように、直接感熱
紙２上には同図（ａ　）のような真・直ぐな直線が描か
れずに、下方へ行く程サーマルヘッドの移動方向に傾い
た線となる。

なお、上記の従来例は、プラテン１上に直接感熱紙２を
巻いた例で説明したが、直接感熱紙２に代えて前通紙を
設け、該普通紙とサーマルヘッド３との間にインクドナ
ーフィルムを設けた感熱転写方式であってもよい。

（発明が解決しようとする問題点）上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
。

寸なわら、シリアルプリンタにおいては、印字時にサー
マルヘッドがスキャンされるため、印字された図形がＬ
下に傾くという問題があった。この問題を解決するため
に、従来、サーマルヘッド３本体をキャリッジ４に対し
て傾けて取付けることが考えられたが、サーマルヘッド
３をキャリッジ４に適正な角度で取付けることは難しく
、かつ再現性に乏しいという問題があった。

本発明は、前ｊホの問題点を解決するためになされたも
のである。

（問題点を解決するための手段および作用）前記の問題
点を解決するために、本発明は、絶縁基板上に形成され
た共通電極と、該共通電極に電気的に接続された複数国
の発熱体と、該発熱体の各々に選択的に電力を供給する
ために、各々の発熱体に個別に接続された複数個の電極
とを有し、印字時にスキャンされるサーマルヘッドにお
いて、前記発熱体の中心線をサーマルヘッドの基板軸線
に対して、該スキャン速度に応じた角度θだけ傾斜させ
た点に特徴がある。

（実施例）以１；に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例のサーマルヘッドの平面図で
ある。

第１図において、第３図と同一の符号は同−物又は同等
物を示す。

本実施例が第３図の従来例と異なる所は、発熱体１２の
中心線を共通電極１１に対して、すなわち、１４板イづ
１線に対して、角度θをもたせて配列した点である。な
お、電極Ａ１〜Ａｎには、第４図に示したと同様の印字
信号が時分割で印加される。

今、発熱体１２の基板軸線と平行な成分の長さを！とじ
、一番上の位置にある発熱体と一番下の位置にある発熱
体間の該基板軸線と垂直方向の長さをΔ！とすると、下
式が成立する。

ΔＪｊａｎ　＃　ニーまた、サーマルヘッド３のスキャン速度をＶとし、電極
Ａ１からＡｎまで印字パルスを印加するに要する時間、
すなわち、印字パルスの印加周期をＴ（第３図参照）と
して、上記Δ！が次式を満足するようにする。

Δｊ　＝　ｖＴ上記の２つの式から、前記角度θを求めると、下記のよ
うになる。

上記のような、中心線が基板軸線に対して角度θだけ傾
けられた発熱体を有する本実施例のサーマルヘッドを、
例えば、第２図のシリアルプリンタに用いると、サーマ
ルヘッドが速度Ｖでスキャンされることによって惹起さ
れる図形の傾きは補正される。すなわち、前記電極へ１
〜八〇に第４図に示されている印字パルスを印加して縦
方向の直線を描かせた時、第５図（ａ　）に示されてい
るのと同様の傾きのない図形が１ｑられる。

な（１３、前記の実施例においては、前記発熱体の傾き
を前記の値θにしたが、本発明はこれに限定されず、そ
の近辺であってもよいことは勿論である。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。

（１）　　発熱体のパターンを印（１；す等の手段で形
成できるので、正確に共通電極に対して角度θだけ１頃
けることができる。

（２）　　上記と同じ理由により、再現性がある。

（３）　　本発明のり°−マルヘッドによって印字され
た図形は傾さ′がなく、自然感がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のサーマルヘッドの平面図、
第２図は従来のシリアルプリンタの一例を示す斜視図、
第３図は従来のサーマルヘッドの平面図、第４図はサー
マルヘッドに時分割的に印加される印字パルスの一例を
示すタイムヂレート、第５図（ａ　）　　（ｂ　）はそ
れぞれ記録紙上に印字されたパターンの一例を示ず図で
ある。１・・・プラテン、２・・・直接感熱紙、３・・・サー
マルヘッド、４・・・キャリッジ、５・・・案内棒、６
・・・ワイヤ、１０・・・基板、１１・・・共通電極、
１２・・・発熱体代理人弁理士　　平木通人　外１名第　　１　　図第　　　２　　　図第６図　　　　　第　４　図第　　　５　　　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）絶縁基板上に形成された共通電極と、該共通電極
に電気的に接続された複数個の発熱体と、該発熱体の各
々に選択的に電力を供給するために、各々の発熱体に個
別に接続された複数個の電極とを有し、印字時にスキャ
ンされるサーマルヘッドにおいて、前記発熱体の中心線
をサーマルヘッドの基板軸線に対して、該スキャン速度
に応じた角度θだけ傾斜させたことを特徴とするサーマ
ルヘッド。
（２）前記発熱体の基板軸線方向の配列長さをｌ、スキ
ャン速度をＶ、印字パルスの印加周期をＴとするとき、
前記角度θを下記の値にしたことを特徴とする前記特許
請求の範囲第１項記載のサーマルヘッド。 θ＝ｔａｎ＾−＾１ｖ・Ｔ／ｌ