JPS616661A - 磁性体分散型マイクロキヤリア - Google Patents

磁性体分散型マイクロキヤリア

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JPS616661A
JPS616661A JP59125284A JP12528484A JPS616661A JP S616661 A JPS616661 A JP S616661A JP 59125284 A JP59125284 A JP 59125284A JP 12528484 A JP12528484 A JP 12528484A JP S616661 A JPS616661 A JP S616661A
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JP
Japan
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carrier
lower alkyl
formulas
hydrogen atom
toner
Prior art date
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Application number
JP59125284A
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English (en)
Inventor
Kunio Shigeta
邦男 重田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/107Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
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    • G03G9/10882Binder is obtained by reactions only involving carbon-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電記鎌法、静電印刷法等にお
いて形成される静電潜像または磁気潜像を現像するため
に用いられるキャリアに関し、さらに詳しくは磁性体分
散型マイクはキャリアに関するものである。
〔従来技術〕
現在において、成る画像情報から可視画像全形成するた
めに、電子写真法等の静電潜像または磁気潜像を経由す
る方法が広く利用されている。例えば電子写真法の一例
によれば、帯電工程及び露光工程によって光導電性感光
体よ9成る静電荷像支持体に形成された静電荷像をトナ
ーと称する検電性着色粒子よ9成る現像剤によシ現像し
、このトナー像を通常は転写材に転写して定着せしめて
可視画像を得る。
斯かる静電潜像または磁気潜像の現像に用いられる現像
剤には、トナーとキャリアとが混合されて成るいわゆる
二成分系現像剤と、磁性体を含有する磁性トナーより成
シキャリアと混合されずに単独で用いられるいわゆる一
成分系現像剤とがあるが二成分現像剤を用いる方式にお
いては、トナーとキャリアとを機械的に攪拌することに
よってトナーを摩擦帯電せしめるので、キャリアの特性
、攪拌の条件等を選定することによシ、トナーの帯電極
性及び帯電量を相当程度制御することが可能であシ、こ
の点で一成分系現像剤よシも優れている。
斯かる二成分系現像剤を用いる現像法としては、磁気ブ
ラシ法、カスケード法などがあフ、このうち磁気ブラシ
法が好ましく用いられている。この磁気ブラシ法とは、
現像剤搬送担体上に磁気力によシブラシ状に起立した穏
よシなる現像剤層を形成し、この現像剤層を潜像担持体
の表面に摺擦せしめて潜像にトナー粒子を付着せしめて
現像を行なう方法である。
このような磁気ブラシ法に用いられる二成分系現像剤と
しては、従来、平均粒径が約十数μmのトナー粒子と平
均粒径が約70〜200μmの磁性キャリア粒子とよフ
なるものが一般的であフ、また斯かる二成分系現像剤に
よる現像においてはトナーのみが消費されることから、
現像剤中のトナー濃度が変化して画質を低下させる問題
点があシ、このため現像剤中にトナーを補給してトナー
濃度が許容できる一定範囲内となるように制御すること
が必要である。
しかしながら、上述したような、トナーに比して大径の
キャリアを含む二成分系現像剤においては、トナー濃度
の許容幅が小さくてトナー濃度の制御に非常に高度な技
術を要し、このためトナー濃度を制御するための装置が
高価になる問題点を有している。しかも、キャリアが大
径であるためにブラシ状に起立せしめた現像剤の穂が不
可避的に荒くなシ、このため潜像の現像がムラのある再
現性の劣ったものとなシ、高品質の画像が得られにくい
問題点がある。
このようなことから、磁性体微粒子をバインダー樹脂中
に分散含有せしめて構成した、小径のキャリアが開発さ
れた(特開昭54−66134号)。
斯かるキャリアを用いた二成分系現像剤によれば、同量
の大径のキャリアに比べてキャリア粒子全体の表面積が
増大するため、トナー粒子とキャリア粒子との摩擦接触
の機会が増えトナー濃度の変化に起因する画質の変動が
小さくなシ、それだけトナー濃度の許容幅が広くなって
トナー濃度の制御が容易となる。しかもブラシ状に起立
せしめた現像剤の穂がキャリア粒子の小径化に伴なって
繊細で軟らかくなシ、このためムラのないしかも細線再
現性の優れた鮮鋭な画像を形成することができる可能性
がある。
しかしながら、このような小径のキャリアを含む現像剤
においては、トナー物質例えばトナーのバインダー樹脂
中に誉有される荷電制御物質がキャリア粒子表面に付着
すると、キャリアの摩擦帯電能力が不安定となって、ト
ナーに所期の帯電電荷を付与せしめることができず、こ
のためカプリが発生し易く、シかも画像濃度が低下し、
鮮明な画像が得られない欠点がちシ、この結果キャリア
を長期間繰返して使用に供することが困難であシ、結局
キャリアの耐久性が小さくキャリアを小径化したことに
よる利益を十分に得ることができない問題点を有してい
る。
〔発明の目的〕
本発明は以上の如き事情に基いてなされたものであって
、その目的は、カプリが発生せずしかも高い濃゛度でか
つ鮮明な可視画像を長期間安定して得ることができる磁
性体分散型マイクロキャリアを提供することにある。
〔発明の構成〕
以上の目的は、バインダー樹脂中に磁性体微粉末が分散
された平均粒径が10〜50μmの粒子粉末であってか
つ当該バインダー樹脂中に下記一般式(I)乃至儀で示
されるアミノトリフェニルメタン系化合物が含有される
ことを特徴とする磁性体分散型マイクロキャリアによっ
て達成される。
一般式(I) (但し、枦、R16は、各々互に同 一でも異なっていてもよい、水素 原子、ハロゲン、低級アルキル基 または低級アルコキシ基を表わし、 ♂、枦 B17 、几3は各々互に同一でも異なってい
てもよい、水素原 子、置換若しくは未置換の低級ア ルキル基または置換若しくは未置 換のアリール基を表わす。)を宍 わし、 Y   は、水素原子または水酸基を表わし、m、桓角
R”は、各々互に同一でも異なっていてもよい、水素原
子、置換若しくは未 置換の低級アルキル基または置換 若しくは未置換のアリール基を表 わし、 t、W は、各々互に同一でも異なっていてもよい、水
素原子、ハロゲン、低級 アルキル基または低級アルコキシ 基を表わし、 B7. 匿Bl;IB:12は、各々互に同一でも異な
っていてもし、B′、 B20は、各々互に同一でも異
なっていてもよい、水素原子 または低級アルキル基を表わt。) を表わし、 B9 、 B10 は、各々互に同一でも異なっていて
もよい、水素原子または低級アルキ ル基を表わし、 髪は、アニオンを表わす。〕 以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては、バインダー樹脂中に磁性体微粉末を
分散含有せしめると共に、前記一般式(I)乃至0で示
されるアミノトリフェニルメタン系化合物(以下単に「
アミノトリフェニルメタン系化合物」という。)を前記
バインダー樹脂中に含有せしめて平均粒径が10〜50
μmの粒子粉末よシなる磁性体微粉末マイクロキャリア
を構成する。
前記アミノトリフェニルメタン系化合物の使用割合は、
特に制限されるものではないが、キャリアの100重量
部に対して好ましくは0.1〜5重量部、特に好ましく
は0.5〜3重量部である。
前記アミノトリフェニルメタン系化合物としては、例え
ば下記の構造式で示されるものを代表的なものとして挙
げることができるが、これらに限定されるものではない
例示化合物 (I−1) 1i3u   L:n5 H2 (I−7) (I−14) (I−15,) (I−20)    。、。
(I9〕 (n−3) (I[−5) 1N開昭Gl−GGGI (6) (IF−7) (n−10) く n−14) (II−16) (I[l−1) (El−2) (■−a) (I−6) (I[[−7) 本発明キャリアのバインダー樹脂としては、例えばスチ
レン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレンなどの
スチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシルなどのα−メ
チレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;アクリロニト
リル、メタアクリロニトリルなどのビニルニトリル類;
2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジンなどのビニル
ピリジン類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチル
エーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン
、ビニルエチルケトン、メチルイソプロペニルケトン女
どのビニルケトン類;エチレン、プロピレン、イソプレ
/、フタジエン等の不飽和炭化水素類およびその/SS
ログ化物、クロロプレンなどの・・ロゲン系不飽和炭化
水素類などの単量体による重合体あるいは、これら単量
体を2種以上組み合わせて得られる共重合体、およびこ
れらの混合物、あるいは、例えばロジン変性フェノール
ホルマリン樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、セルロース樹
脂、ポリエーテル樹脂などの非ビニル縮合系樹脂あるい
はこれらと前記ビニル系樹脂との混合物を挙げることが
できる。
本発明キャリアに用いられる磁性体微粉末としては、磁
場によってその方向に強く磁化する物質、例えばフェラ
イト、マグネタイトをはじめとして、鉄、コバルト、ニ
ッケルなどの強磁性を示す金属、わるいはこれらの金属
を含む合金または化合物、強磁性元素を含まないが適当
に熱処理することによって強磁性を示すようになる合金
、例えばマンガン−銅−アルミニウムモジくハマンガン
ー銅−錫などのホイス2−合金とよばれる種類の合金ま
たは二酸化クロム等の微粉末を挙げることができる。斯
かる磁性体微粉末はその平均粒径が0.05〜3μm程
度であるのが望ましく、またこの磁性体微粉末の含有量
は、バインダー樹脂100重量部に対して好ましくは2
0〜300 重量部であシ、特に好ましくは50〜15
0重量部でおる。
本発明キャリアの製造法としては、従来公知の一般的な
トナーの製造法をそのまま適用することができる。即ち
、例えばバインダー樹脂と、磁性体微粉末と、アミノト
リフェニルメタン系化合物と、その他必要に応じて添加
される添加剤とをボールミルなどを用いて予備混合して
均一に混合分散せしめる。次いで加熱ロールを用いて練
肉し、その後、冷却して粉砕する。次いで所望の粒径の
キャリアを得るため必要に応じて分級し、平均粒径が1
0〜50μmのキャリアを製造する。
本発明キャリアの平均粒径は10〜50μmであ九好ま
しくは15〜40μmであシ、その粒径は揃っているこ
とが好ましい。
また本発明キャリアはその形状が球形でおることが流動
性を向上せしめることができる点で好ましく、このよう
な球形のキャリアを得る方法としては、例えば前記の如
き製造法にしたがって得られる粉砕されたキャリア粒子
をさらに例えば公知のスプレードライヤー法等を用いて
熱風中に噴霧することにより、キャリア粒子の表面を瞬
間的に溶融せしめて表面張力によってキャリア粒子を球
形化せしめる方法が好適である。
また本発明キャリアの他の製造法としては、磁性体微粉
末及びアミノトリフェニルメタン系化合物の存在下でバ
インダー樹脂の単量体成分を重合して重合体を形成する
方法を挙げることができ、この方法は工業的に安定であ
シかつ製造が容易である点で好ましい。具体的には例え
ば次のような方法を挙げることができる。
0)窒素気流下温度60〜120℃で無溶媒状態で通常
の塊状重合を行なう方法。
(ロ)窒素気流下温度60〜120℃の水中で、例えば
ゼラチン、澱粉、ポリビニルアルコール、硫酸バリウム
、硫酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、
リン酸カルシウム、タルク、粘!本珪酸、又は金属酸化
物の粉末等の分散剤の存在下で通常の方法による懸濁重
合を行なう方法。
(ハ)ドブクルベンゼンスルホン酸ソーダ、アルキルス
ルフエート型アニオン乳化剤、ドデシルスルホン酸ソー
ダ等の界面活性剤の存在下水性重合開始剤を用い窒素気
流下温度40〜90℃で通常の方法による乳化重合を行
なう方法。
に)窒素気流下温度60〜120℃で適当な溶媒(例え
ばベンゼン、キシレン、エタノール、メチルエチルケト
ン)で希釈した状態で通常の方法による溶液重合を行な
う方法。
このような方法によシキャリアを製造する場合において
は使用する磁性体微粉末はpHが6以上のものが好まし
い。また最も好ましい製造法は懸濁重合を用いた上記(
ロ)の方法である。
またキャリア粒子の表面に磁性体微粉末がむき出しの状
態で露呈する場合には、キャリア粒子の摩擦帯電特性が
磁性体微粉末の摩擦帯電性によシ悪影響を受けることが
あるので、磁性体微粉末をバインダー樹脂中に含有せし
める前に当該磁性体微粉末の表面を予め樹脂あるいは高
級脂肪酸で被覆するのが望ましい。このような目的で使
用する仁とができる高級脂肪酸としては、例えばステア
リン酸、パルオチン酸、オレイン酸などがあシ、これら
の高級脂肪酸をトリクロロエチレン、ジクロロエタンな
どの有機溶媒に溶解した溶液に磁性体微粉末を浸漬処理
することによシ簡単に被覆を行なうことができる。
また本発明キャリアはそのガラス転移温度(Tg)は少
なくとも60℃以上であることが好ましく、ガラス転移
温度が低いとキャリア同士の摩擦、キャリアと現像器の
器壁との摩擦などで発熱した場合に当該キャリアが粘着
性を帯びるようになシ、流動性が悪くなる。尚本発明キ
ャリアは、共に用いられるトナーに対し、通常の使用条
件で、絶対値で5〜40マイクロクー四ン/lの電荷を
与えるものであることが好ましい。
本発明キャリアと共に二成分系現像剤を構成するトナー
は、バインダー樹脂中に着色剤などのトナー成分を分散
せしめて成るものであシ、とこにバインダー樹脂として
は、種々の熱可塑性樹脂が用いられる。その具体例とし
ては、例えば、スチレン、バ9り0ロスチレン、α−メ
チルスチレンなどのスチレン類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸
ンウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸シウリル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシルなどのα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステ
ル類;アクリロニトリル、メタアクリロニトリルなどの
ビニルニトリル類;2−ビニルピリジン、4−ビニルピ
リジンなどのビニルピリジン類;ビニルメチルエーテル
、ビニルインブチルエーテルなどのビニルエーテル類;
ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、メチルイソ
プロペニルケトンなどのビニルケトン類;エチレン、プ
ロピレン、イソプレン、ブタジェン等の不飽和炭化水素
類およびそのハロゲン化物、クロロプレンなどのハロゲ
ン系不飽和炭化水素類などの単量体による重合体あるい
は、これら単量体を2種以上組み合わせて得られる共重
合体、およびこれらの混合物、あるいは、例えばロジン
変性フェノールホルマリン樹脂、油変性エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ボリイきド樹脂
、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂などの非ビニル縮
合系樹脂あるbはこれらと前記ビニル系樹脂との混合物
を挙げることができる。
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、ニグロシ
ン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロー
ムイエロー、タルト2マリンブルー、メチレンブルー、
ローズベンガル、フタロシアニンブルー、またはこれら
の混合物を挙げることができる。着色剤以外のトナー成
分としては、荷電制御剤、オフセット防止剤、流動性向
上剤などがあシ、また必要に応じて磁性体微粉末が含有
されていてもよい。
斯かるトナーは従来公知のトナーの製造方法によって得
ることができ、平均粒径が20μm以下、特に8〜12
μmのトナーが好ましい。
本発明キャリアを用いて二成分系現像剤を構成する場合
における当該キャリアとトナーとの混合比は特に眼定さ
れるものではないが、当該混合比C()ナー重量÷キャ
リア重量)が次式で表わされる範囲内にあることが好ま
しい。
ρCρC ρT :トナー密度 ρC:キャリア密度 さらに好ましくは次式で表わされる範囲内である。
ρCρC 〔発明の作用効果〕 本発明キャリアは以上のようなものであシ、バインダー
樹脂中に磁性体微粉末が分散含有された小径の粒子であ
ってしかも当該バインダー樹脂中に特定のアミノトリフ
ェニルメタン系化合物が含有されているので、キャリア
が優れた正の摩擦帯電性を有するものとなシ、従ってト
ナーを十分な電荷量で反対極性に帯電せしめることがで
きてトナー粒子の潜像への付着性を良好なものとするこ
とができる。そしてキャリアーが上述したように優れた
摩擦帯電性を有するものであるので、トナーに特に荷電
制御剤を含有せしめることが全く不要となるか若しくは
必要とされる場合であっても少量とすることができ、こ
のためキャリアの表面を汚染する原因が実質上なくなる
こととなシ、この結果キャリアの優れた摩擦帯電特性が
変動することがないのでトナーの帯電が長期間安定した
ものとなシ、結局、キャリアを小径化したことによる利
益即ち、■二成分系現像剤におけるトナー濃度の許容幅
が大きくてトナー補給が容易となること、■現像剤層に
おけるブラシ状の穏が緻密で軟かくなシムラのない高品
質の画像を得ることが可能となること、などの利益を得
ながら、高い濃度でカプリのない鮮明な画像を長期間安
定して形成することが可能となる。
以上において、キャリア物質がトナー粒子表面に付着す
ることが考えられるが、キャリアは繰返し使用に供され
るものであってキャリア表面のトナー物質の付着が大き
く問題となるのに対し、トナーは画像の形成と共に消費
されるものであるため、仮にトナー粒子の表面にキャリ
ア物質が付着したとしてもこれによる影響は小さくて実
質上問題とはならない。
〔発明の実施例〕
以上本発明の具体的実施例について説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚「部」
は「重量部」を表わす。
実施例1 スチレンとメタクリル酸メチルとメタクリル酸n−ブチ
ルとを重量比50:20:30で重合せしめて得られた
スチレン−メタクリル酸メチル−メタクリル酸n−ブチ
ル共重合体50部と、マグネタイト[マピコブラックB
L−8PJ(チタン工業社製)50部と、例示化合物(
I−3)2部とを混合して約24時間ボールミルにかけ
た後、熱ロールを用いて混練し、冷却後粉砕し、次いで
得られた粉末を熱風中に噴霧せしめて乾燥した後、分級
して平均粒径25μmの球形の本発明キャリアを製造し
た。
このキャリアの85部と、電子写真複写機rU−Bix
1600J(小西六写真工業社製)用のトナーの15部
とを混合して二成分系現像剤を調製し、この現像剤を用
いて電子写真複写機rU−Bix1600Jによシ実写
テストを行なったところ、得られた画像はエツジ効果や
カプリのない濃度がきわめて高い鮮明なものであった。
また5万回の連続複写を行なったところ最初から最後ま
で安定して変わらない良好な画像を得ることができた。
実施例2 実施例1における例示化合物(I−3)の代ゎシに例示
化合物(II−3)を使用した#デがは実施例1と全く
同様にして本発明キャリアを製造した。
このキャリアを用いて実施例1と同様にして現像剤を調
製し実写テストを行なったところ実施例1と同様に良好
な結果が得られた。
実施例3 実施例1における例示化合物(I−3)の代ゎりに例示
化合物(I−9)を使用したほかは実施例1と同様にし
て本発明キャリアを製造した。
このキャリアを用いて実施例1と同様にして現像剤を調
製し実写テストを行なったところ実施例1と同様に良好
な結果が得られた。
比較例1 実施例1における例示化合物(I−3)の代わシに「オ
イルブラックSO」(オリエント化学社#りを使用した
ほかは実施例1と同様にして比較用キャリアを製造した
このキャリアを用いて実施例1と同様にして現像剤を調
製し実写テストを行なったところ、初期の画像において
若干のカプリはあったもののエツジ効果がなく濃度の高
いものであったが、3万回の連続複写後においてはカブ
リが著しくなシ、画像濃度が低下して耐久性の劣ったも
のでおった。
実施例4 1.2重量%のポリビニルアルコール水溶液中に、マグ
ネタイト「マビコブラックBL−100J(チタン工業
社製)150部とスチレン50部とメタクリル酸メチル
15部とアクリル酸n−ブチル35部と例示化合物(I
−11)2部と過酸化ベンゾイル1部を入れてこれをT
K本モジナイザー(特殊工業社製)で300Orpmで
攪拌しながら90℃に昇温して6時間重合し、重合完結
後重合体粒子をν別し乾燥することによシ平均粒径20
μmの本発明キャリアを製造した。
一方スチレンーメタクリル酸メチルーメタクリル酸n−
ブチル共重合体(重量比50:20:30)100部と
、カーボンブラック[モーガルLJ(キャボット社製)
10部と、低分子量ポリプロピレン「ビスコール660
PJ (三洋化成工業社製)3部とをボールミルによシ
混合し、混線、粉砕、分級を行ない、平均粒径10μm
のトナーを製造した。
このトナーの20部と前記キャリアの80部とを混合し
て現像剤を調製した。
この現像剤を用いて電子写真複写機j−U−Bix30
00J (小西六写真工業社製)改造機によシ実写テス
トを行なったところ、得られた画像はエツジ効果やカブ
リのない高濃度の鮮明なものであシ、60000回の連
続複写後においても画質の劣化はなかった。
実施例5 スチレンとメタクリル酸メチルとアクリル酸n−ブチル
とを重量比75:10:15で重合せしめて得られたス
チレン−メタクリル酸メチル−アクリル酸n−ブチル共
重合体60部と、マグネタイト「戸田カラー EPT−
500J (戸田工業社製)40部と、例示化合物(I
−5)2部とを混合して約24時間ボールミルにかけた
後、熱ロールを用いて混練し冷却後粉砕して得られた粉
末を熱風中に噴霧せしめて乾燥した後、分級して平均粒
径20μmの本発明キャリアを製造した。
このキャリアを用いて実施例4と同様にして現像剤を調
製し実写テストを行なったところ、実施例4と同様に良
好な複写画像が得られた。
比較例2 実施例5における例示化合物(III−5)の代わシニ
「ニグロシンベースEX J (オリエント化学社製)
を使用したほかは実施例5と同様にして比較用キャリア
を製造した。
このキャリアを用いて実施例5と同様にして現像剤を調
製し実写テストを行なったところ、得られた画像はカプ
リのある画像濃度が低いものてらった。
実施例6 実施例1における例示化合物(I−3)の代わシに例示
化合物(■−1)を使用したtlかは実施例1と全く同
様にして本発明キャリアを製造した。
このキャリアを用いて実施例5とし一僧にして現像剤を
調製し実写テストを行なったところ実施例1と同様に良
好な結果が得られた。
比較例3 実施例5において使用したスチレン−メタクリル酸メチ
ル−アクリル酸n−ブチル共重合体2部と例示化合物(
III−5)0.01 部をメチルエチルケトンに溶解
させた被覆液によシ流動化ベッド法を用いて球形鉄粉1
’−DSF−135CJ (同和鉄粉工業社製)100
部を被覆して、膜厚約2μmの比較用キャリアを製造し
た。
このキャリアの98部と実施例4において使用したトナ
ーの2部とを混合して現像剤を調製し、実施例4と同様
に実写テストを行なったところ、画像にム2が発生し、
また実写テストの多数回に亘る繰返しにおいては、得ら
れた画像の画質が変動して不安定なものであった。
代理人 弁理士 大 井 正 彦 手続補正書(自発) 昭和60年9月4日 特許庁長官  宇 賀  道 部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第125284号 2、発明の名称 磁性体分散型マイクロキャリア 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称
  (I27)小西六写真工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 (I)明細書の特許請求の範囲の欄 (2)l)明細書第9頁第5行および第12頁第6行〜
第7行中「四)乃至(■)」を「(I)および(■)」
と訂正する。
2)同第9頁〜第10頁中「一般式(■)」および「一
般式(■)」で示される構造式を削除する。
3)同第10頁第7行〜第12頁第3行中「〔一般式(
I)乃至(TV)・・・・・・を表ず。〕」を下記のよ
うに訂正する。
[〔一般式(I)および(II)において、(但し、R
7,R10は、水素原子。
ハロゲン、低級アルキル基ま たは低級アルコキシ基を表わ し、Ra、 R9,1r11.R+2は各々互に同一で
も異なっていてもよ い、水素原子、置換若しくは 未置換の低級アルキル基また は置換若しくは未置換のアリ ール基を表わす。)を表わし、 Y      は、水素原子または水酸基を表わし、 R’、I+”、R3,R’  は、各々互に同一でも異
なっていてもよい、水素原子、置換若 しくは未置換の低級アルキル 基または置換若しくは未置換 のアリール基を表わし、 R’、 Ra     は、各々互に同一でも異なって
いてもよい、水素原子、ハロゲ ン、低級アルキル基または低 級アルコキシ基を表わし、 Xeは、アニオンを表わす。〕」 4)同第23頁中r(lll−1) Jで示される構造
式から第26頁中r(TV−3)Jで示される構造式ま
でを削除する。
5)同第40頁下から第3行〜第43頁第1行中「実施
例5・・・・・・ものであった。」を削除する。
2、特許請求の範囲 1)バインダー樹脂中に磁性体微粉末が分散された平均
粒径が10〜50μmの粒子粉末であってかつ当該バイ
ンダー樹脂中に下記一般式(I)、t5.にμ(I[)
で示されるアミノトリフェニルメタン系化合物が含有さ
れることを特徴とする磁性体分散型マイクロキャリア。
一般式(I) 〔一般式(I)および(II)において、(但し、R?
、Rloは、水素原子 ハロゲン、低級アルキル基ま たは低級アルコキシ基を表わ し、Ra、 R9,R11,R12は各々互に同一でも
異なっていてもよ い、水素原子、置換若しくは 未置換の低級アルキル基また は置換若しくは未置換のアリ ール基を表わす。)を表わし、 Y     は、水素原子または水酸基を表わし、 pl、Rg、R3,R4は、各々互に同一でも異なって
ぃてもよい、水素原子、置換若 しくは未置換の低級アルキル 基または置換若しくは未置換 のアリール基を表わし、 R5,R6は、各々互に同一でも異なっていてもよい、
水素原子、ハロゲ ン、低級アルキル基またはイチ 級アルコキシ基を表わし、 X○は、アニオンを表わす。〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)バインダー樹脂中に磁性体微粉末が分散された平均
    粒径が10〜50μmの粒子粉末であってかつ当該バイ
    ンダー樹脂中に下記一般式( I )乃至(IV)で示され
    るアミノトリフェニルメタン系化合物が含有されること
    を特徴とする磁性体分散型マイクロキャリア。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔一般式( I )乃至(IV)において、 Arは、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等
    があります▼ (但し、R^1^3、R^1^6は、各々互に同一でも
    異なっていてもよい、水素原子、ハロゲン、低級アルキ
    ル基または低級アルコキシ基を表わし、R^1^4、R
    ^1^5、R^1^7、R^1^8は各々互に同一でも
    異なっていてもよい、水素原子、置換若しくは未置換の
    低級アルキル基または置換若しくは未置換のアリール基
    を表わす。)を表わし、 Yは、水素原子または水酸基を表わし、 R^1、R^2、R^3、R^4は、各々互に同一でも
    異なっていてもよい、水素原子、置換若しくは未置換の
    低級アルキル基または置換若しくは未置換のアリール基
    を表わし、 R^5、R^6は、各々互に同一でも異なっていてもよ
    い、水素原子、ハロゲン、低級アルキル基または低級ア
    ルコキシ基を表わし、 R^7、R^8、R^1^1、R^1^2は、各々互に
    同一でも異なっていてもよい、水素原子、ハロゲン、低
    級アルキル基または▲数式、化学式、表等があります▼
    (但し、R^1^9、R^2^0は、各々互に同一でも
    異なっていてもよい、水素原子または低級アルキル基を
    表わす。)を表わし、 R^9、R^1^0は、各々互に同一でも異なっていて
    もよい、水素原子または低級アルキル基を表わし、 X^■は、アニオンを表わす。〕
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358361A (ja) * 1986-08-29 1988-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤用キヤリヤ
JPH0273261A (ja) * 1988-09-09 1990-03-13 Canon Inc 静電荷像現像用磁性トナー
US4925762A (en) * 1987-08-17 1990-05-15 Basf Aktiengesellschaft Carrier for reprography and production of this carrier
US5061585A (en) * 1986-12-05 1991-10-29 Hoechst Aktiengesellschaft Blue coloring agent for electro-photographic copying processes with positive control action
US7442481B2 (en) 2004-04-27 2008-10-28 Xsys Print Solutions Us Llc Charge control agent

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