JPS616535A - 風呂用給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴槽への給湯を断続すると共に、その給湯を
入浴用設定温度で行なう注湯状態とそれよりも高温の設
定温度で行なう追焚状態とに給湯状態を切換える給湯操
作部を設け、人為操作部からの指令に基づいて前記給湯
操作部を自動操作する制御装置を設けた風呂用給湯装置
に関する。

〔従来技術〕

従来、上記風呂用給湯装置において、第８図に示すよう
に、リモートコントローラ（＋１）に備えられた注湯運
転スイッチ０荀をＯＮ操作して入浴用設定温度での給湯
、いわゆる注湯を開始した後に、その注湯を設定時間で
自動的に停止するタイマー（ＴＭ）を設け、もって、温
度設定具−及びタイマー作動時間設定具（１，８’）に
より入浴用設定温度を所望の温度に調節し、かつ、タイ
マー作動時間を適宜設定すること釦より注湯運転ヌイツ
チθ鴫に対するＯＮ換作だけで浴槽（５）へのお湯張り
を自動的に完了できるようにしていた。

つて加熱する熱交換器、 （１４’）は、リモートコントローラ（０）からの人為
指令と、給湯温度センサー０２）、及び、給水検出セン
サー（ｌ埼からの情報とに基づいて、給湯を断続すると
共に％給湯状態を注湯状態と高温給湯する追焚状態とに
切換えるべく、がスパーナ（２）を自動的に点火消火操
作し、かつ、給水制御バルブ（８）及び燃料制御バルブ
（１０）を自動操作する制御装置である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述従来構成のものＫあっては、タイマ
ーによる自動お湯張りを行なうに際して、注湯運転スイ
ッチをＯＮ　Ｆ作する時点で既に浴槽内に残湯があった
場合、タイマーによる給湯停止時点で浴槽の貯留水位が
所望の満水位となり、かつ、その貯留水濃度が所望の沸
き上げ温度となるようにするためには、操作者が予じめ
残湯量及び残湯温度を判断して、それを見込んだ状態で
タイマーの作動時間、及び、給湯時の入浴用設定温度を
設定しなければならず、それら判断を伴なう設定操作が
棒めて悟雑な操作であった。　夕、人為的な判断である
がだめに誤設定を招き易く、その結果、タイマーによる
給湯停止時の貯留水位、及び、貯留水濃度が所望の満水
位、及び沸き上が１１）　？Ａ度と大巾に相違し、入浴
に際して改めて水位、及び、ン晶度調節をしなければな
らない等、操作性、及び、自動お湯張性能面で未だ教養
の余地があった。

本発明の目的は、自動お湯張りの制御形態に対する改良
で、不確定要素である残湯に司因した上述問題を安全性
を高く維持しながら解消する点にある。

〔問題を解決するだめの手段〕

本発明による風呂用給湯装置の特徴構成は、浴槽内の貯
留水位を検出するセンサー、及び、その貯留水濃度を検
出するセンサーを設け、前記浴槽への給湯を断続すると
共に、その給湯を入浴用設定湿度で行なう注湯状態とそ
れよりも高温の設定温度で行なう追焚状態とに給湯状態
を切換える給湯操作部を自動操作する制御装置に対して
、前記両センサーからの情報に基づいて貯留状部が下記
を状態（イ）〜に）のいづれにあるかを判別する手段、 （イ）　検出貯留水位が設定低水位未満である状態。

（ロ）検出貯留水位が前記設定低水位以上で設定満水位
未満であり、かつ、検出貯留水位度が前記入浴用設定温
度未満である状態。

（ハ）検出貯留水位が前記設定低水位１臥上で前記設定
満水位未満であり、かつ・１、検出貯留水ン品度・が前
記入浴用設定温度以上である状態。

に）検出貯留水位が前記設定満水位以上である状態。

及び、前記判別手段による判別結果に基づいて、前記（
イ）状態、゛並びに、前記（ハ）状態の時に前記注湯状
態を実行すると共に、前記（ロ）状態の時に前記追焚状
態を実行し、かつ、前記に）状態となった時に給湯を停
止するように、人為操作部からの給湯開始指令受信時点
から前記給湯操作部を操作する出力手段を備えさせであ
ることにあり、その作用、効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまり、給湯開始時点において浴槽内に残湯が少しでも
ある場合、先ず、追焚状態を実行して貯留水温片を入浴
用設定温度まで上昇させた後に、貯留水位が設定満水位
となるまで注湯状態を実行すれば、最も簡単に所望満水
位で所−壁温度のお湯張りを行なえるのであるが、浴槽
が空状態あるいはそれに近い状態にあるときに追焚用の
熱湯を吐出供給することが危険であることから、〔解決
手段〕の項で述べた制御形態を採用することで、給湯開
始時点において貯留水位が設定低水位未満〔（イ）状態
〕であるときには先ず注湯状態を実行ζせて、貯留水位
を追焚状態が安全上可能となる設定低水位まで自動的に
高める。

そして、その／回目の注湯状態の実行完了後か、あるい
は、給湯開始時点で既に貯留水位（残湯）が設定低水位
以上であるかによって貯留状態が（ｔｌＱ状態であると
きには、追焚状態を実行させて貯留水温片を入浴用設定
温ｒ！Ｆまでｆ−速に高め、それによって不確定要素で
ある残湯の量的、並びに、温度的影響を解消し、その後
、貯留状態が（ハ）状態に移行するに伴ない再度注湯状
態を実行させて貯留水位を設定満水位まで高め、設定満
水位に至った時点〔に）状態〕ズ給湯を自動的に停止さ
せるのである。

〔発明の効果〕

上述の結果、残湯の量及び温度を人為的に判断し、その
残湯状態を見込んで給湯時間をタイマー設定することや
給湯温度を設定するという煩わしい人為操作を省くこと
ができ、移湯伏態にかかわらず単なる給湯開始指令の発
信操作だけで、貯留水位が所望満水位に適切に一致し、
かつ、沸き上げ貯留水温片が所望温度に適切に一致した
理想的なお湯張りを自動的に、かつ、安全性高く行なえ
る実用性に優れた風呂用給湯装置を提供し得るに至った
。

〔実施例〕

第１図は、風呂用給湯装置の概略構造を示し、フィンチ
ューブ型の水加熱用熱交換器（１）とそれを加熱するメ
インガスバーナ（２）とを備えた加熱部（３）を屋外設
置すると共に、熱交換器（１）の給湯管路（４）を浴槽
（５）の下部に付設した温水吐出器（５）に接続し、も
って、給水路（７）からの供給水を加熱部（３）で所定
温度層で加熱して浴槽（５）に吐出供給するように構成
しである。

前記給水路（７）に給水制御パルプ（８）を、かつ、メ
インガスバーナ（２）に対する燃料供給路（９）Ｋ燃料
制御バルブＱＯＩを夫々介装すると共に、浴室に設けた
リモートコントローラロＤからの指令、前記給湯管路（
４）Ｋ付設した給湯温度センサー０７Ｉからの給温温度
情報、及び、給水路（７）Ｋ付設した水流検出センサー
α３からの給水情報に基づいて、メインガスバーナ（２
）の点火、消火操作、及び、Ｉ前記両制御パルプ＋８１
　、　Ｑ１）の操作を自動的に行なう制御装置αＯを設
け、もって下記ｆＡ）〜［Ｃ１の如き給湯状態を現出す
るように構成しである。

囚　リモーＦコントローフαυに備えた注湯運転スイッ
チａ９をＯＮ操作することＫよ勺、給水量が予じめ設定
された注湯用大流量となるように先ず、給水制御パルプ
（８）が開き操作される。　そして、水流検出センサー
０３）による給水開始検出に基づいて燃料制御パルプａ
Ｑが開かれ、かつ、メインガスバーナ（２）が着火され
ると共に、リモートコントローフ山）に備えられた給温
温度設定具αｅにより人為的に設定された温度（ＴＬ）
　Ｉ／Ｃ給湯温度が維持さり、るように給湯温度センサ
ーｔ１２からの情報をフィードバックしながら燃料制御
パルプ（１０Ｉが開度制御されてメインバーナ（２）の
加熱能力が自動的に調節され、もって、注湯運転スイッ
チＱ５）をＯＦＦ操作するまで浴槽（５）に対して入浴
用設定温度（ＴＬ）での＃湯、すなわち、注湯状態が継
続される。

ｆＢｌ　　浴槽（５）内に貯留水がある状態で、リモー
トコントローラｆｆ１ｌＫ備えられた追焚運転スイッチ
０ηをＯＮ操作することにより、給水量が予じめ設定さ
れた追焚用小流量となるように給水制御バルブ（８）が
開かれると共に、前述（５）の場合と同様に、水流検出
センサー（１３）による給水開始検出に基づいて燃料制
御バルブＱＯ）が開かれ、かつ、メインガスバーナ（２
）が着火さｈ５る。　そして、給湯温度を予じめ固定的
に設定された例えば９ｇ０ｃという高温の追焚用設定温
度（ＴＩ（）Ｋ維持するように給湯温度センサーα２か
らの情報をフィードバックしながら燃料制御バルブ１０
１が開度制御され、もって、迫焚用運転スイッチ０７）
をＯＦＦ操作するまで、浴槽（５）白灯留水を加熱する
ための高温度（ＴＨ）での給湯、すなわち、追焚状態が
継続される。

（ＣＩ　　リモートコントローラＧ旧（備えられた自動
風呂運転スイッチ０秒をＯＮ操作することにょシ、前述
囚の注湯状態、及び、（Ｂｌの追焚状態が交互に１かつ
、自動的に実行され、最終的に浴槽（５）の貯留水位が
ほぼ設定満水位（Ｗｔ　Ｓ　＞となり、かつ、別途セン
サー（社）による検出貯留広温度が前記温度設定具０６
１にょう設定された入浴用設定温度（Ｔｒ、）となった
時点で給湯が自動的に停止される。　すなわち、入浴の
ためのお湯張シ操作の全てが自動風呂運転スイッチＱ８
１に対するＯＮ操作だけで自動的に行なわれる。

上述＋ＣＩにおける自動風呂運転を行なうための制御構
成を説明すると、浴槽（５）下部に１浴槽内貯留水の水
位が前記吐出器（５）よシも上位のとき、つまシ、吐出
器（５）からの追焚用熱湯吐出が安全上可能な設定低水
位（ＷＬ１／）よシも貯留水位が上位のときＫＯＨする
第１水位スイッチｏＩを付設し、かつ、浴槽（５）上部
に、浴槽内貯留水の水位が入浴に適した設定満水位（Ｗ
Ｌｓ）よりも上位のときにＯＮする第２水位スイッチ［
株］を付設すると共に、同じく浴槽内部に、浴槽（５）
内の貯留水の温度（１）を検出するセンサー（社）を付
設し、もって、それら水位スイッチ０９．（イ）、及び
、貯留水温度センサー２１＋からの情報に基づいた前記
制御装置α小による自動制御で、前記自動風呂運転スイ
ッチＱ８１のＯＮ操作時点から上記第１ないし第りモー
ド（１〜ＩＶ　）をその順に優先的に実行するように構
成しである。（第２図参照）（１）第１モード・・・・
・・第１水位スイッチ０９）がＯＦＦ状態である場合、
それがＯＮ状態となるまで前述囚と同様の注湯状態を実
行する。

（１１）　　第２モード・・・・・・第１モード（１）
の実行に継続して、あるいは、自動風呂運転スイッチａ
Ｆ！ＩのＯＮ操作時点で既に第１水位スイッチ０９１が
ＯＮ状態にある場合には第１モード（１）を省略して、
前記貯留水温度センサー勾による検出温度グ）が前記入
金用設定温度（ＴＬ）となるまで前述ｆＢｌと同様の追
焚状即を実行する。

（１１Ｄ　　第一モード・・・・・・第２モード（４）
の実行完了後、前記第２水位スイッチでかＯＮ状態とな
るまで、前述第１モード（１）と同様に再度注湯状態を
実行する。

０■　　第１モード・・・・・・第３モード０１１）の
実行完了後、貯留水温度センサー（社）による検出温度
（Ｔ）が前記入浴用設定温度（Ｔｒ、）となるまでＩｉ
Ｔ述第コモード（１１）と同様の追焚状態を再度実行し
た後、給湯運転を停止する。　又、第３モード（１１０
の実行完了時点において貯留水温度センサー圓による検
出温度（１）が既に入浴用設定温度（ＴＬ）以上であれ
ば第３モード０１１）を省略して給湯運転を停止する。

以上要するに、第１モード（１）においてそれ以後の追
焚に対する安全を確保し、第一モード（１１）において
、自動運転開始時点における残湯の温度面、及び、水量
面での影響を迅速に解消し、第３モード（Ｉｌ１）にお
いて入浴に適した設定満水位（ＷＬ　！　）を確保する
と共に、第りモード（ＩＶ）において、給湯中の自然放
熱によシ温度低下した貯留水を、オーバーフローを回避
しながら迅速に入浴用設定温度（ＴＬ）まで高め、最終
的に、はぼ設定満水位（ＷＬｓ）で、かつ、入浴に適し
た温度（ＴＬ）の満水状態を精度良く得られるようにし
である。

尚、リモートコントローラαＤにおいて、図中＠は所望
設定時間後に自動風呂運転開始指令を発信させるための
タイマーに対する時間設定具であシ、又、＠は、人為設
定された入浴用設定温度（ＴＩ、）をデジタル表示する
表示盤、並びに、例はデジタルタイマーである。

〔別実施例〕

前記入浴用設定温度（ＴＬ）を調節自在にするに代えて
、固定的な設定温度としても良く、又、前記追焚用設定
温度（ＴＨ）を調節自在にしても良い。

自動風呂運転において第ｔモード（ｌｖ）を省略しても
良い。

浴槽貯留水の水位（ＷＩｊが設定低水位（ＷＴ、１）以
下であるか否か、あるいは、設定満水位（ＷＬｓ）以下
であるか否かを検出するに、前述実施例の如く、貯留水
位（ＷＬ）が夫々の設定水位（ＷＬ１）。

（ＷＬａ）に至った時にＯＮ作動する各別の水位スイッ
チα９．■を用いるに代えて、貯留水位（ＷＬ）を連続
的に検出する７個の水位センサーを設け、その検出結果
に基づいて貯留水位（ｗｒ、）が設定低水位（ＷＬ、）
以下であるか否か、及び、設定満水位（ＷＬ、）以下で
あるか否かを判別するようにする等、種々の水位検出構
成を採用でき、それら水位検出構成を総称して水位セン
サーσ９．■と称する。

又、制御装置αｌ］いて、水位センサーα９゜■及び、
貯留水温度センサーｍ＋からの情報に基づいて、水位面
並びに温度面で貯留状態を判別する具体的回路構成、及
び、その判別結果に基づいて、各制御パルプ（８）、α
Ｃ等から成る給湯操作部を自動操作する具体的出力回路
構成は、夫々各種の構成変更が可能であシ、それら回路
構成を総称して判別手段（１４Ａ）、及び、出力手段（
１４Ｂ）と称する。

設定満水位（ｗｔ、ｇ）を人為的に適宜変更できるよう
Ｋしても良い。

更に、給水路αηからの水を加熱して、浴槽（５）に吐
出供給するための加熱部（３）の具体的構成も種々の改
良が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例を示し、第１図は、
概略全体系統図、第２図は、自動風呂運転のフローシー
トである。　第８図は、従来例を示す概略全体系統図で
ある。 （５）・・・・・・浴槽、（８）、顛・・・・・・給湯
操作部、ａト・・・・・人為操作部、（１４１・・・・
・・制御装置、（１４Ａ）・・・・・・判別手段、（１
４Ｂ）・・・・・・出力手段、［１９＋　、□□□・・
・・・・水位センサー、（２］）・・・・・・貯留水温
度センサー、（ＴＬ）・・・・・・入浴用設定温度、（
ＴＨ）・・・・・・追焚用設定温度、＋Ｔ＋・・・・・
・検出温度、（ＷＬ１）・・・・・・設定低水位、（Ｗ
ＬＩ）・・・・・・設定満水位、（ＷＬ）・・・・・・
検出貯留水位。 代理人　　弁理士　　北　　村　　　　　修第　１　図 第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］浴槽（５）への給湯を断続すると共に、その給湯
   を入浴用設定温度（Ｔ＿Ｌ）で行なう注湯状態とそれよ
   りも高温の設定温度（Ｔ＿Ｈ）で行なう追焚状態とに給
   湯状態を切換える給湯操作部（８）、（１０）を設け、
   人為操作部（１１）からの指令に基づいて前記給湯操作
   部（８）、（１０）を自動操作する制御装置（１４）を
   設けた風呂用給湯装置であって、前記浴槽（５）内の貯
   留水位を検出するセンサー（１９）、（２０）、及び、
   その貯留水温度を検出するセンサー（２１）を設け、そ
   れら両センサー（１９）、（２０）、（２１）からの情
   報に基づいて貯留状態が下記４状態（イ）〜（ニ）のい
   づれにあるかを判別する手段（１４Ａ）、（イ）検出貯
   留水位（ＷＬ）が設定低水位（ＷＬ＿１）未満である状
   態。 （ロ）検出貯留水位（ＷＬ）が前記設定低水位（ＷＬ＿
   １）以上で設定満水位（ＷＬ＿２）未満であり、かつ、
   検出貯留水温度（Ｔ）が前記入浴用設定温度（Ｔ＿Ｌ）
   未満である状態。 （ハ）検出貯留水位（ＷＬ）が前記設定低水位（ＷＬ＿
   １）以上で前記設定満水位（ＷＬ＿２）未満であり、か
   つ、検出貯留水温度（Ｔ）が前記入浴用設定温度（Ｔ＿
   Ｌ）以上である状態。 （ニ）検出貯留水位（ＷＬ）が前記設定満水位（ＷＬ＿
   ２）以上である状態。 及び、前記判別手段（１４Ａ）による判別結果に基づい
   て、前記（イ）状態、並びに、前記（ハ）状態の時に前
   記注湯状態を実行すると共に、前記（ロ）状態の時に前
   記追焚状態を実行し、かつ、前記（ニ）状態となった時
   に給湯を停止するように、前記人為操作部（１１）から
   の給湯開始指令受信時点から前記給湯操作部（８）、（
   １０）を操作する出力手段（１４Ｂ）を前記制御装置（
   １４）に備えてある風呂用給湯装置。 ［２］前記判別手段（１４Ａ）が、前記（ニ）状態にお
   いて検出貯留水温度（Ｔ）が前記入浴用設定温度（Ｔ＿
   Ｌ）未満である（ホ）状態を判別する手段であり、前記
   出力手段（１４Ｂ）が、前記（ホ）状態の時に給湯停止
   に優先して前記追焚状態を実行するように前記給湯操作
   部（８）、（１０）を操作する手段である特許請求の範
   囲第［１］項に記載の風呂用給湯装置。