JPS6164798A - 流動性の改良された高密度の粒状洗剤の製法 - Google Patents

流動性の改良された高密度の粒状洗剤の製法

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JPS6164798A
JPS6164798A JP18559184A JP18559184A JPS6164798A JP S6164798 A JPS6164798 A JP S6164798A JP 18559184 A JP18559184 A JP 18559184A JP 18559184 A JP18559184 A JP 18559184A JP S6164798 A JPS6164798 A JP S6164798A
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detergent
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忠雄 松本
均 谷本
後藤 卓雄
吉隆 中谷
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度でしかも流動性に優れた粉末洗剤の製
法に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
従来より家庭で使用される洗剤は、生産性が良好で、消
費者が使用する際に、取り扱いやすくしかも溶解性の良
いことが求められ、そのため噴霧乾燥法によって製造さ
れた粉末洗剤が大部分であった。ここで、取り扱い易さ
とは、粉末の自由流動性が高く固結し難いこと、および
粉塵の発生が無い事を指す。
しかし乍ら、近年、省資源的観点での合理性、および消
費者の持ち運び易さといった便利性から、高密度の粉末
洗剤への需要が高まってきている。高密度とは、粉末の
見掛は比重が0.5g/cm3以上を指す。従来の噴霧
乾燥法によって、このように高密度の粉末洗剤を得る事
は極めて困難である。
このような粉末洗剤を得る試みは、例えば特開昭48−
61511.特開昭53−36508、特開昭58−1
32093.特開昭51−67302、特開昭57−1
59898.および特開昭57−17300等に見られ
る。併し特開昭48−61511では高濃度の界面活性
剤を含むスラリーを乾燥後、造粒しても、粉末の流動性
が悪く消費者にとっての便利性が充分では無い。特開昭
53−36508では有機原料と無機原料を、乾式で混
合しているが、ここで開示されているアニオン性界面活
性剤の乾燥物は、工業的に安価に製造するのは困難で、
後に詳述する本発明に比較すると経済的に劣るといわざ
るを得ない。
特開昭58−132093では基本的にその組成に制約
があるために、−触性に欠けるきらいがある。
特開昭51−67302では、非押し出し造粒法、特に
商品名マルメライザーによって、噴霧乾燥した粉末洗剤
を高密度化する製造法が開示されており、本発明の先駆
をなす技術ではあるが、このような造粒法では、粉末の
流動性が元の粉末洗剤より悪くなり、消費者にとっての
便利性が不充分となる。
特開昭57−159898.特開昭57−17300で
は、無機原料を主体とするスラリーを噴霧乾燥し、それ
に非イオン性界面活性剤を吸収させたものである。しか
しながら日本での洗濯条件に於いて、消費者に好まれる
豊かな泡だちを示す配合組成とするためには、陰イオン
性界面活性剤または液状の非イオン性界面活性剤乃至そ
れらの両者を用いる事が望ましいが、その場合、粉末の
流動性が著しく悪化するという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の技術的背景から、良好な流動性を示す高密度の粉
末洗剤を製造するために研究を行った結果、以下に述べ
る本発明を完成した。
本発明は、少なくとも1種の界面活性剤と少なくとも1
種のビルグーを含有する噴霧乾燥された洗剤粒子を、ア
ルミノ珪酸塩その他の表面改質剤の存在の下で造粒処理
を行う事によって、高密度でしかも流動性に優れた粉末
洗剤を製造することを特徴とする。
一般に噴霧乾燥された洗剤粒子の見掛は比重は0.4 
g/cm3以下で、平均粒子径が200〜1000μm
程度であって、直接、高密度の洗剤粒子を得ることは困
難である。
他方、噴霧乾燥法は、熱的に不安定な成分以外は、水分
を多量に含むアニオン性界面活性剤を始めとする種々の
原料を含む任意の組成について容易に乾燥できる利点を
有する。従って、噴霧乾燥された洗剤粒子を加工して、
高密度でしかも流動性の優れた粒子を得る製造法の確立
が望まれていた。
噴霧乾燥された洗剤粒子から高密度でしかも流動性の優
れた粒子を得るには、一旦、噴霧乾燥粒子を破砕したり
、噴霧乾燥された中空粒子を押し潰し、次いで適当なバ
インダーを加えて造粒するか、あるいは洗剤自身の粘着
性を利用して造粒する方法が考えられる。
しかしながら、この場合、バインダーあるいは洗剤自身
の粘着性のために、得られた粒子は粘着性が高く、望ま
ルい流動性の粉末を得る事は出来ない。本発明者等はア
ルミノ珪酸塩その他の表面改質剤の存在の下で洗剤の噴
霧乾燥生成物の造粒処理を行う事によって、目的を達成
できることを見出し、本発明に至ったものである。
表面改質剤としては、アルミノ珪酸塩が洗濯時にカルシ
ウムイオン捕捉剤として働くので望ましい。特に−次粒
子の平均粒子径が10μm以下のアルミノ珪酸塩が望ま
しい。表面改質剤としては、アルミノ珪酸塩の外に、平
均粒子径が10μm以下の、二酸化珪素、ベントナイト
タルク、クレイのような無機微粉末を使う事ができる。
また、平均粒子径が10μm以下の金属石鹸も同様に使
う事ができる。
表面改質剤は、噴霧乾燥された洗剤粒子100重量部に
対して0.5〜35重量部を用いる事により目的を達成
する0表面改質剤が0.5重量部未満では、良好な流動
性を示す粉末を得る事が困難であり、また35重量部を
越えると、流動性が低下し、また不必要にバインダーの
量を増加しないと粉塵が発生し消費者の使用感を損なう
恐れがある。
更にその高密度洗剤粒子の見掛は比重は0.5g/cm
3以上、好ましくは0.5〜1.2g/cn+3である
ことが望ましい、これ以上に見掛は比重が大きいと粉末
の溶解性に悪影響を与える傾向が見られるからである。
しかも、平均粒子径は200から800μmであること
が望ましい。何故なら200μm未満の平均粒子径では
粉塵の発生が見られ、また、800μmを越えると溶解
性が悪化する傾向が見られるからである。
本発明で用いる事のできる界面活性剤には次のような物
がある。
1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖
又は分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサ
イドあるいはブチレンオキサイドあるいはエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.
970.1の比であるいはエチレンオキサイド/ブチレ
ンオキサイド=0.1/9.9〜9.910.1の比で
付加したアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩 3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩 4)平均lO〜20の炭素原子を1分子中に有するオレ
フィンスルホン酸塩 5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアル
カンスルホン酸塩 6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽和
又は不飽和脂肪酸塩 7)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオ
キサイドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレ
ンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレン
オキサイド=0.1/9.9〜9.910.1の比であ
るいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド=0.
1/9.9〜9,910.1の比で付加したアルキル又
はアルケニルエーテルカルボン酸塩 8)下記の式で表わされるα−スルホ脂肪酸塩又はエス
テル R−C)Ic(hY 菱 03Z (式中Yは炭素数1〜3のアルキル基又は対イオン、Z
は対イオンである。Rは炭素数10〜20のアルキル基
又はアルケニル基を表わす。) 9)下記一般式で表わされるアミノ酸型界面活性剤 ゛ (ここでR,I は炭素数8〜24のアルキル基又はア
ルケニル基を、R2°は水素又は炭素数1〜2のアルキ
ル基を、R、l はアミノ酸残基を、Xはアルカリ金属
又はアルカリ土類金属イオンを示す。) II&12   R1’ −Co−N(CH*) 、l
−C00XR、1 (R,”+ RZ′及びXは前述の通り。nは1〜5の
整数の示す。) (R1’ は前述の通り。mは1〜8の整数を示す。)
(R1’、R3′及びXは前述の通り。R4は水素又は
炭素数1〜2のアルキル又はヒドロキシアルキル基を示
す、) (Rt’、R3’及びXは前述の通り、Rsは炭素数6
〜28のβ−ヒドロキシアルキル又はβ−ヒドロキシア
ルケニル基を示す。) (R3’、R5及びXは前述の通り。)10)平均炭素
数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し、1
〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシ
エチレンアルキル又はアルケニルエーテル 11)平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜2
0モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル 12)平均炭素数lθ〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイドを付
加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル 13)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付加
したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル 14)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイドと
ブチレンオキサ−イドを付加した非イオン性活性剤(エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は0.1/9.9〜9.910.1)
15)下記の一般式で表される高級脂肪酸アルカノール
アミド又はそのアルキレンオキサイド付加物 i・・” 11、。
(式中R0”は炭素数10〜20のアルキル基又はアル
ケニル基であり、R+□”はH又はCH2であり、n3
は1〜3の整数、醜、は0〜3の整数である。) 16)平均炭素数10〜20の脂肪酸とシg糖から成る
ショ糖脂肪酸エステル 17)平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンから
成る脂肪酸グリセリンモノエステル18)下記の一般式
で表わされるアルキルアミンオキサイド i・・。
R,3’−Ni2 )1.。
(式中RI3’は炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Rt4”+ RISoは炭素数1〜
3のアルキル基である。) 19)下記の一般式で示されるベタイン型両性活性剤 tt (ここでRt、は炭素数8〜24のアルキル又はアルケ
ニル又はβ−ヒドロキシアルキル又はβ−ヒドロキシア
ルケニル基、R2□は炭素数1〜4のアルキル基、h、
は炭素数1〜6のアルキル又はヒドロキシアルキル基を
示す。)(CJ40) n2H (ここでR11及びり、は前述の通り。ngは1−〜2
0の整数を示す、) (ここでR21及びRoは前述の通り。RZ4 は炭素
数2〜5のカルボキシアルキル又はヒドロキシアルキル
基を示す。) 20)下記一般式で示されるスルホン酸型両性界面活性
剤 I3 (ここでR11は炭素数3〜24のアルキル又はアルケ
ニル基、R+zは炭素数1〜4のアルキル基、RI3は
炭素数1〜5のアルキル基、RI4は炭素数1〜4のア
ルキル又はヒドロキシアルキル基を示す、) RI& (ここでRo及びR+aは前述の通り。RIl+R4は
炭素数8〜24又は1〜5のアルキル又はアルケニル基
を示す、) (CJJ)nlH (ここでR11及びRI4は前述の通り、+11は1〜
20の整数を示す、) 21)リン酸エステル系活性剤 11kL1  アルキル(又はアルケニル)酸性リン酸
エステル (R’O)、%・−P−(1)、・ (R’は炭素数8〜24のアルキル基、又はアルケニル
基、n゛十翔’ ” 3 + n ’ =1〜2)魚2
 アルキル(又はアルケニル)リン酸エステル (R’O)、・−P−(OH)、・ (R’は前述の通り、n“+−”=3.n”−1−〜3
) 11h3  アルキル(又はアルケニル)リン酸エステ
ル塩 ■ (R’0)、・−P−(OM”)、・ (RZ n’+−1は前述の通り、ioはNa、 K。
Ca) 22)下記の一般式で示されるカチオン界面活性剤 (ここでR1”* R1’s RlZ R&’のうち少
なくとも1つは炭素数8〜24のアルキル又はアルケニ
ル基、他は炭素数1〜5のアルキル基を示す XIはハ
ロゲンを示す、) (ここでRIZ RlZ R2°及びX”は前述の通り
、)(ここでR,”、R1′及びX″は前述の通りa 
R,1は炭素数2〜3のアルキレン基、n、は1〜20
の整数を示す、) 界面活性剤の含有量は10〜70重量%、好ましくは2
5〜50重量%である。
また、本発明で用いる事のできる無機ビルグー類には次
の様な物赤ある。
炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダなどのア
ルカリ性塩、芒硝などの中性塩、オルソリン酸塩、ピロ
リン酸塩、トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメ
タリン酸塩、フィチン酸塩などのリン酸塩の外板下のア
ルミノケイ酸塩も含むことができる。
!lh1  次式で示される結晶性アルミノケイ酸塩x
’ (M、@0又はM’O) ・Altoz ・y’ 
(Sing) ・w’ (H2O)゛(式中、7はアル
カリ金属原子、「はカルシウムと交換可能なアルカリ土
類金属原子、X“。
y”、賀° は各成分のモル数を表わし、一般的には、
0.7≦X°≦1.5 、’ o、a≦y°≦6、−゛
は任意の整数である。) ぬ2 洗浄剤ビルグーとしては、特に次の一般式で示さ
れるものが好ましい。
Na、0 ・AllOs ’ n5iO1+ wHz。
(ここで、nは1.8〜3.0 、鰐は1〜6の数を表
わす、) 隘3 次式で示される無定形アルミノケイ酸塩x(Mx
O) j A1*Os ’ y(SiOz) ’ w(
HxO)(式中、Mはナトリウム及び/又はカリウム原
子を表わし、x、  y、 wは次の微値範囲内にある
各成分のモル数を表わすものである。
0.7≦X≦1.2 1.6≦y≦2.8゛ Wは0を含む任意の正数) −4次式で示される無定形アルミノケイ酸塩X(?bO
) ’ AIto3・Y(SiOx) ’ Z(P!O
s) ” (d (HtO)(式中、iはNa又はKを
、X、Y、Z、−は次の数値の範囲内にある各成分のモ
ル数を表わす。
0.20 ≦X ≦1.10 0.20≦Y≦4.OO o、ooi≦2≦0.80 一:Oを含む任意の正数) 更に、本発明では次のような添加物を用いることができ
る。
(1)  二価金属イオン捕捉剤 1) エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,2
−)ジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−
ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,
1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキ
シ−1゜2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン
酸等のホスホン酸塩。
2)2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−
ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メ
チルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸塩。
3) アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸塩。
4) ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、
ジエチレントリアミン五酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩; 5) ?リアクリル酸、ボリアコニ7ト酸、ポリイタコ
ン酸、ポリシトラコン酸、ポリフマル酸、ポリマレイン
酸、ポリメタコン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
、ポリビニルホスホン酸、スルホン化ポリマレイン酸、
無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体、無水マレイ
ン酸−スチレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニ
ルエーテル共重合体、無水マレイン酸−エチレン共重合
体、無水マレイン酸−エチレンクロスリンク共重合体、
無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸
−アクリロニトリル共重合体、無水マレイン酸−アクリ
ル酸エステル共重合体、無水マレイン酸−ブタジェン共
重合体、無水マレイン酸−イソプレン共重合体、無水マ
レイン酸と一酸化炭素から誘導されるポリ−β−ケトカ
ルボン酸、イタコン酸、エチレン共重合体、イタコン酸
−アコニット酸共重合体、イタコン酸−マレイン酸共重
合体、イタコン酸−アクリル酸共重合体、マロン酸−メ
チレン共重合体、メタコン酸−フマル酸共重合体、エチ
レングリコール−エチレンテレフタレート共重合体、ビ
ニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、1−ブテン−2
,3,4−トリカルボン酸−イタコン酸−アクリル酸共
重合体、第四アンモニウム基を有するポリエステルポリ
アルデヒドカルボン酸、エポキシコハク酸のcis−異
性体、ポリ(N、N −ビス(カルボキシメチル)アク
リルアミドコポリ (オキシカルボン酸)、デンプンコ
ハク酸あるいはマレイン酸あるいはテレフタル酸エステ
ル、デンプンリン酸エステル、ジカルボキシデンプン、
ジカルボキシメチルデンプン、カルボキシルメチルセル
ロース、コハク酸エステルなどの高分子電解質。
6)ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、冷水可溶性ウレタン化ポリビニ
ルアルコールなどの非解離高分子。
7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシ
メチルオキシコハク酸、シクロペンクン−1,2,3,
4−テトラカルボン酸、テトラヒドロフラン−1,2,
3,4−テトラカルボン酸、テトラヒドロフラン−2,
2,5,5−テトラカルボン酸、クエン酸、乳酸、酒石
酸、シラ糖、ラクトース、ラフィノースなどのカルボキ
シメチル化物、ペンタエリスリトールのカルボキシメチ
ル化物、グルコン酸のカルボキシメチル化物、多価アル
コールあるいは$1類と無水マレイン酸あるいは無水コ
ハク酸との縮合物、オキシカルボン酸と無水マレイン酸
あるいは無水コハク酸との縮合物、メリット酸で代表さ
れるベンゼンポリカルボン酸、エタン−1,1,2,2
−テトラカルボン酸、エテンー1.1,2.2−テトラ
カルボン酸、ブタン−1,2,3,4−テトラカルボン
酸、プロパン−1,2,3−ト17カルボン酸、ブタン
−1,4−ジカルボン酸、シュウ酸、スルホコハク酸、
デカン−1,1〇−ジカルボン酸、スルホトリカルバリ
ル酸、スルホイタコン酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸
、グルコン酸、0MO3,l;ルターMなどの有機酸塩
(2)  再汚染防止剤 更に再汚染防止剤として次に示す化合物の1種又は2種
以上を組成物中に0.1〜5%含有することができる。
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースなど。
(3)漂白剤 過炭酸ソーダ、過炭酸ソーダ、硫酸ナトリウム過酸化水
素付加体など。
(4)  酵素(本来的酵素作用を洗浄行程中になす酵
素である。) 酵素の反応性から分類すると、ヒドロラーゼ類、ヒドラ
ーゼ類、オキシドレダクターゼ類、デスモラーゼ類、ト
ランスフェラーゼ類及びイソメラーゼ類が挙げられるが
、本発明にはいずれも適用できる。特に好ましいのはヒ
ドロラーゼ類であり、プロテアーゼ、エステラーゼ、カ
ルボヒドラーゼ及びヌクレアーゼが含まれる。
プロテアーゼの具体例は、ペプシン、トリプシン、キモ
トリプシン、コラ−ゲナーゼ、ケラチナーゼ、エラスタ
ーゼ、スプチリシン、BPN、パパイン、プロメリン、
カルボキシメチル化物A及びB、アミノペプチターゼ、
アスパーギロペプチターゼA及びBである。
エステラーゼの具体例は、ガストリックリパーゼ、パン
クレアチックリパーゼ、植物リパーゼ類、ホスホリパー
ゼ類、コリンエステラーゼ類及びホスホターゼ類がある
カルボヒドラーゼは、セルラーゼ、マルターゼ、サッカ
ラーゼ、アミラーゼ、ペクチナーゼ、リゾチーム、α−
グリコシダーゼおよびβ−グリコシダーゼが挙げられる
(5)  青味付剤 各種の青味付剤も必要に応じて配合できる。
例えば次の構造のものが奨用される: (式中りは青色乃至紫色のモノアゾ、ジスアゾ又はアン
トラキノン系色素残基を表わし、X及びYは水酸基、ア
ミノ基、水酸基、スルホン酸基、カルボン酸基、アルコ
キシ基で置換されていることもある脂肪族アミノ基、ハ
ロゲン原子、水酸基、スルホン酸基、カルボン酸基、低
級アルキル基、低級アルコキシ基で置換されていること
もある芳香族アミノ基又は環状脂肪族アミノ基である。
Rは水素原子又は低級アルキル基である。ただし、Rが
水素原子を表わす場合であって■X及びYが同時に水酸
基又はアルカノールアミノ基を表わす場合並びに■X及
びYのいずれか一方が水酸基であり、他方がアルカノー
ルアミノ基である場合を除<onは2以上の整数を表わ
わす、) ■ Y (式中、Dは青色乃至紫色のアゾ又はアントラキノン系
色素残基を表わし、X及びYは同−又は相異なるアルカ
ノールアミノ残基又は水酸基を表わす、) (6)  ケーキング防止剤 パラトルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、酢
酸塩、スルホコハク酸塩、タルク、微粉末シリカ、粘土
、カルシウム−シリケート(例えばJohns Man
vil1社のマイクロセルなど)、酸化マグネシウム等
(7)  酸化防止剤 第3ブチルヒドロキシトルエン、4.4’−ブチリデン
ビス−(!3−第3ブチルー3−メチルフェノール)、
2.2°−ブチリデンビス−(−第3ブチル−4−メチ
ルフェノール)、モノスチレン化クレゾール、ジスチレ
ン化クレゾール、モノスチレン化フェノール、ジスチレ
ン化フェノール、111”−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン等の酸化防止剤。
(8)  螢光染料 4.4′−ビス−(2−スルホスチリル)−ビフェニル
塩、4.4゛−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリ
ル)−ビフェニル塩、2−(スチリルフェニル)ナフト
チアゾール誘導体、4,4゛−ビス(トリアゾール−2
−イル)スチルベン誘導体、ビス(トリアジニルアミノ
)スチルベンジスルホン酸誘導体の1種又は2種以上を
、組成物中に0〜1重量%含有することができる。
(9)  光活性化漂白剤 スルホン化アルミニウムフタロシアニン、スルホン化亜
鉛フタロシアニンの1種又は2種を組成物中に0〜0.
2重量%含有することができる。
01 香料 本発明で用いることのできるバインダーにはカルボキシ
メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリアク
リル酸ソーダの如きポリカルボン酸塩等の水溶性ポリマ
ー溶液、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸
モノエタノールアミド、脂肪酸ジェタノールアミドなど
の非イオン性界面活性剤、珪iソーダ水溶液、水等を挙
げることができる。
本発明の実施に当たうては噴霧乾燥された棒剤粒子−次
の様に得ることが出来る。即ち、熱的に不安定な!料、
例えば酵素や漂白剤、及び乾燥の不必要な無機ビルグー
、例えば炭酸ナトリウムや硫酸ナトリウムを除き、乾燥
が必要な陰イオン性界面活性剤溶液やアルミノ珪酸塩の
スラリー、螢光染料、色素等からなるスラリーを噴霧乾
燥するン噴霧乾燥した粒子の粘着性が強い場合には、洗
剤スラリーに炭酸ナトリウムや硫酸ナトリウム、珪酸ソ
ーダ、その他を混合することは任意である。
噴霧乾燥された洗剤粒子の見掛は比重と粒子径は問わな
い、その水分は12%以下が好ましい。それ以上に水分
があると、造粒後の粒子の流動性に悪影響を及ぼす。
次に本発明の方法における造粒処理について説明する0
本発明における造粒処理法には、基本的に次の二つの手
法がある。
i 圧縮/解砕法 噴霧乾燥された洗剤粒子を、ロールの間を通して板状に
圧縮成形したり、ブロッダーによって1〜30IIII
I+の柱状に圧縮成形した後、表面改質側の存在の下で
粉砕または解砕により造粒を行う、圧縮成形は噴霧乾燥
された洗剤粒子の微粉末に、バインダーを加えながら転
勤造粒することによってもできる。
本性に於いて、圧縮成形する際にミ噴霧乾燥生成物以外
の洗剤の他の無機原料又は(及び)有機原料を混合して
もよい。
ii  攪拌造粒法 噴霧乾燥された洗剤粒子の微粉末に、表面改質剤の存在
の下でバインダーを加えながら撹拌造粒する。洗剤粒子
の微粉末とは、平均粒子径が125ミクロン以下の物を
指し、必要な場合にはあらかじめ噴霧乾燥された粒子に
機械的な力を加えて粉砕して得ることができ゛る。攪拌
造粒には、レディゲミキサー(遠心拡散造粒機)のよう
な連続式、あるいはハイスピードミキサー(攪拌転勤造
粒機)やヘンシェルミキサー(高速攪拌混合機)のよう
なバッチ式のいずれもが使用できる。
本性に於いて、攪拌造粒する際に洗剤の他の無機原料又
は(及び)有機原料を混合してもよい。
本発明によって製造された洗剤粒子は、次の二つの特徴
を併せ持つ事により、他の製法による洗剤粒子と容易に
区別出来る。
その一つは、粒子表面が、表面改質剤によって覆われて
いる点にあり、電子顕微鏡での観察により容易に確認出
来る。
もう一つの特徴は、機械的に破壊された噴霧乾燥粒子に
よって、本発明の洗剤粒子が構成されていることである
。これは、エチルアルコールに洗剤粒子を浸せきすると
、本発明の洗剤粒子は微粉末となって分散するのに対し
、車に噴霧乾燥された衣料用洗剤の粒子はこのようには
分散しないことから容易に確認出来る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示すが、これら実施例は本発明
を制限するものでは無い。
実施例1 次に示す組成の洗剤を噴霧乾燥した。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 35  重量部ア
ルキル硫酸エステル塩      10   “炭酸ナ
トリウム          21.5  〃珪酸ナト
リウム           7  〃アルミノ珪酸ナ
トリウム      14〃硫酸ナトリウム     
      3  〃非イオン性界面活性剤     
  3.5〃水分               6 
 〃得られた洗剤粒子の平均粒径は600μmで、見掛
は比重は0.31g/−であった。
この洗剤粒子100重量部をエクストルーダー(不二バ
ウダル株式会社製)で直径3IIIIllの円柱状に圧
密化した。圧密化した洗剤100重量部に対し、平均粒
径2.7μmのアルミノ珪酸塩を10重量部の割合で加
えながら、目開き1 、5mmのスクリーンを取付けた
フィッッミル(Fitzpatrick社、米国)によ
り破砕造粒を行った。
この様にして得た洗剤の見掛は比重、平均粒径、流動性
を測定し、他の実施例及び比較例と共に表1に示した。
ここで、粉末の流動性は、JIS K 3362に規定
された見掛は比重測定用のホッパーから、100Nの粉
末が流出するのに要する時間を測定し、その時間が短い
程、流動性が良いと判定する。
実施例2 次に示す組成の洗剤を噴霧乾燥した。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 35  重量部ア
ルキル硫酸エステル塩      10〃炭酸ナトリウ
ム           30〃珪酸ナトリウム   
        7  〃アルミノ珪酸ナトリウム  
     9  〃硫酸ナトリウム         
  3  〃水分               6 
 〃得られた洗剤粒子の平均粒径は500μm、見掛は
比重は0.34g/−であった。この洗剤粒子100重
量部に対し、非イオン性界面活性剤5重量部を加えてV
ブレンダーで混合した後、実施例と同様に圧密化した0
次に、この圧密化した洗剤100重量部に、実施例1に
使用した物と同じアルミノ珪酸塩を30重量部の割合で
加えながら、実施例1と同様に破砕造粒を行った。
実施例3 実施例1に使用した噴霧乾燥された洗剤粒子100重量
部をハイスピードミキサー(深江工業株式会社製)に入
れ、10分間攪拌粉砕し、見掛は比重0.43g/ld
、平均粒径110μmになった。次いで、2重量部の水
と、平均粒径2.7μmのアルミノ珪酸塩微粉末を4重
量部加え、攪拌造粒を行った後、16メツシユの篩で粗
粒子を除いた。
実施例4 実施例3において、アルミノ珪酸塩微粉末の代わりに、
20mμ(0,02μm)の粒径の二酸化珪素微粉末を
1重量部用いた。
実施例5 実施例3において、アルミノ珪酸塩微粉末の代わりに、
同じアルミノ珪酸塩2重量部と平均粒径の1.5μmの
タルク微粉末2重量部とを合わせて用いた。
実施例6 実施例2に使用した噴霧乾燥洗剤粒子を用いて実施例3
と同様な方法で造粒を行った。ここでバインダーは非イ
オン界面活性剤4.6重量部、表面改質剤は平均粒子径
2.7μmのゼオライト微粉末17重量部を用いた。造
粒後16メツシユの篩で粗粒子を除いた後、比重、平均
粒子径、流動性を測定した。測定値は表2に示す。
比較例1 実施例1に於いて、表面改質剤を加えることなく、破砕
造粒を行った。
比較例2 実施例3に於いて、アルミノ珪酸塩を40重量部加え、
攪拌造粒を行った。
比較例3 実施例1に用いた噴霧乾燥粒子をハイスピードミキサー
に100重量部仕込み、実施例3と同様な方法でバイン
ダーとして水2重量部のみを加えて、表面改質剤を加え
ることなく造粒を行った。造粒後、16メツシユの篩で
粗粒子を除いた後、比重、平均粒子径、流動性を測定し
た。
以上実施例及び比較例から明らかな様に本発明の製法に
よって、高密度でしかも流動性に優れた粒状洗剤を得る
ことができた。
表     1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1種の界面活性剤と少なくとも1種のビ
    ルダーを含有する洗剤の噴霧乾燥生成物を、表面改質剤
    の存在の下に造粒処理を行う事を特徴とする流動性の改
    良された高密度の粒状洗剤の製法。 2 表面改質剤がアルミノ珪酸塩である特許請求の範囲
    第1項記載の製法。 3 アルミノ珪酸塩が1次粒子の平均径が10μm以下
    のものである特許請求の範囲第2項記載の製法。 4 表面改質剤が平均径が10μm以下の二酸化珪素、
    ベントナイト、タルク、クレイのような無機微粉末であ
    る特許請求の範囲第1項記載の製法。 5 表面改質剤が平均径が10μm以下の金属石鹸であ
    る特許請求の範囲第1項記載の製法。 6 噴霧乾燥生成物100重量部に対し表面改質剤が0
    .5から35重量部である特許請求の範囲第1項乃至第
    5項の何れか1項に記載の製法。 7 噴霧乾燥生成物以外の粉末あるいは粒状の無機原料
    又は(及び)有機原料を添加して同時に造粒処理を行う
    特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れか1項に記載の
    製法。
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