JPS6164700A - 自走車の走行用油圧回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自走車の走行用油圧回路に関するものである
。

（従来技術） 従来より、高所作業車等の自走車において、走行条件に
応じて自前的に走行速度を制御したいという要求がある
。

（３！明の目的） 本発明は、走行条件等に応じて、走行速度を自動的に制
御することかできる自走車の走行用油圧回路を提供する
ことを目的とする。

（発明の開示） 本発明は、設定圧まではタンデムポンプよりののみの圧
油を油圧モータに供給し、他方のポンプをアンロードさ
せ、低速走行可能としたことを特徴とするものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。

第１図において、１は自走車である高所作業車で、走行
台車２に旋回台６が旋回可−能に搭載され、該旋回台３
にプーム４の基端が枢着されている。

プーム４は、旋回台５との間に介設された起伏シリンダ
（図示せず）Ｋより起伏角度か制御されるとともに、伸
縮シリンダ（図示せず）が内蔵されてその長さが可変の
多段伸縮式に形成され、その先端プーム４の先端に作業
台５が装着されている。

作業台５は、その連結部材５ａがプーム先端に回動目在
に枢着されるとともに、連結部材５ａと先端プーム４ａ
との間に従動側の平衡シリンダ（図示せず）が介設され
、この平衡シリンダはプーム４と旋回台６との間に介設
された駆＃Ｊ側の平衡シリンダ（図示せず）Ｋ連係され
、前記プーム４の起伏動作に対応して作業台５が常時水
平状態を維持するように構成されている。

また、旋回台６及び作業台５には、それぞれ操作部６．
７が設けられている。　前記旋回台６の後ｆ！６ＶＣは
エンジン邪８が配設され、その下側にカウンタウェイト
９が取付けられている。

上記走行台車２０車輪２ａは、減速機付油圧モータ１１
にて回転制御されるようになっており、該油圧モータ１
１は、第２図に示すように、油圧制御回路１２ｔ’Ｃ連
係され、それによって、走行条件等に応じて、走行速度
を制御できるように構成されている。

上記油圧ダ」副回路１２は、基不的には、エンジン１６
によって＃Ａ動され第１及び第２チエツク弁　′１４．
１５を介して合流接続される第１ポンプ１６ａ及び第２
ポンプ１６ｂからなるタンデムポンプ１６と、該タンデ
ムポンプ１６の吐出側に配設され異なる設定圧を有する
第１及び＠２リリーフ弁１８．１９と、前記第２ポンプ
１６ｂの吐出側の圧油が設ボ値以上に達すると、第１１
ＪＩＪ−７弁１８を作動させ第１ポンプ１６ａをアンロ
ードさせるアンロード弁２０と、タンデムポンプ１６か
らの吐出圧油を減圧弁２１を介して切換制御して油圧モ
ータ１１に供給する電磁比例制御弁２２を侮える。　こ
の制御弁２２は、走行台車２を前進させる前進位ｗ２２
　ａと、停止させる中立位置２２ｂと、後退させる後退
位ａ　２２　ｃとを有する４ボ一ト５位置形である。

また、タンデムポンプ１６からの圧油量か所定以上にな
ると、紡ｉＣ亀ニルを１納植「弁２ｚｎＭｉ雁１算・謳
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御弁２２と並列に４ボ一ト３位置形の電磁切換弁２４が
設けられ、タンデムポンプ１６よりの圧油量か多い場合
に、前記Ｔ！Ｌ磁比例制御弁２２とともＶＣ該亀磁切桑
弁２４を介して圧油が油圧モータ１１に供給されるよう
になっている。　この電磁切換弁２４も、前記制御弁２
２に対応して、前進位ｊｔ２４ａ、中立位置２４ｂ及び
後退位１ｔ２４ａを有する。

前記第１リリーフ弁１８のベント回路には、２ボ一ト２
位置形の電磁弁２５か連係されている。

この電磁弁２５は、開位置２５ａと閉位１１２５ｂとを
有し、切換制御することにより第１リリーフ弁１８が制
御され、高速走行と低速走行とが選択可能となっている
。

続いて、上記油圧制御回路１２の動作について説明する
。

高速走行する場合には、先ず、電磁弁２５を励磁して閉
位ｆｆ１２５ｂとし、第１リリーフ弁１８がアンロード
弁２０（例えば設定圧７０　ｋｑ　／　ｃｌｌつにて制
御されるようにし、エンジン１３０回転数を例えば１２
０−Ｏｒ　ｐ　ｍでもってタンデムポンプ１６を駆動す
る１　タンデム旨ンプ１６の第１ピンプ１６ａは例えば
５２　ｃ　ａ　／　ｒ　ｅ　ｖ、　ｓ第２ポンプ１６ｂ
は例えば３５ｃｃ／ｒｅ篤であるから、送油能力は８７
’　ｃ　ａ　／　ｒ　ｅ　ｖ、である。

しかして、電磁比例制御弁２２を前進位置２２ａ又は後
退位ｒＩｔ２２　ａとし、油圧モータ１１への流量を徐
々に増加すると、２　ｋ　ｍ　／　ｈまで増速される。

ごの状態では、前記制御弁２２は全開となっている。

その後、電磁切換弁２４も前進位置２４ａ又は後退位置
２４ａに切換え、エンジン１６の回転数を徐々に上昇さ
せることにより、４　ｋ　ｍ　／　ｈまで増速すること
ができる。

このようにして、高速走行が可能となる。

一方、低速走行する場合には、先ず、電磁弁２５を消磁
状態として閣僚ａ　２５　ｍとする。　すると、リリー
フ弁１８が作動して第１ポンプ１６ｍをアンロードさせ
るので、タンデムポンプ１６の送油能力が＠２ポンプ１
６ｂのみに依存し、６５ｃ　ａ　／　ｒ　＠篤となる。

その結果、前記比例制御弁２２を前進位１１１２２８又
は後退位ｌｔ２２　ｏとして、油圧モータ１１への流量
を徐々に増大しても、１ｋｍ／ｈ程度まで増速するだけ
である（エンジン回転数１２００ｒｐｆｆｉ）。

しかして、エン・ジン１６の回転数を１２００ｒｐｍか
ら２４００ｒｐｍへと徐々に増加すると、２ｋ　ｍ　／
　ｈまで増速することができる。

これによって、高出力の低速走行が可能となる。

なお、タンデムポンプ１６の吐出側の圧力が例えば１７
５１１９／ｄ′以上となる場合には、第２リリーフ弁１
９（設定圧：１７５１ｖ、八めが作動し、圧油かリリー
フされる。

なお、上記電磁比例制御弁２２、電磁切換弁２４及び電
磁弁２５の切換制御、並びにエンジン１６０回転数の制
御は、両操作邪６，７にて行うことができ、作業者が速
度コントロールするようになっている。

また、高速走行中において、例えば平地走行から坂道走
行に移行する場合、小石等に乗り上げ、それを乗り越え
る必要かある場合などには、走行台車２０車輪２＆を駆
動する油圧モータ１１に高負荷が作用し、高圧となり、
圧力が７Ｑｋｇ／ｃｍ’を越えると、アンロード弁２０
　（設定圧ニア０に９７ｃｓ／）により＠１リリーフ弁
１８が自動的に作動し、第１ポンプ１６ａをアンロード
させる。

それによって、高出力での低速走行となり、坂道走行や
、小石を乗り越えることなどが容易にできる。

（発明の効果） 本発明は上記のように構成したから、タンデムポンプ、
リリーフ弁、アンロード弁及び電磁比例制御弁の組合せ
により、工〉ジン出力を大きくすることなく効率的な速
度制御を行うことができる〇

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は高所作業車の側
面図、第２図は高所作業車の走行を制御する油圧制御回
路を示す図である。 １・・・・高所作業車、２・・・・走行台車、７・・・
・操ｔ［，１３・・・・エンジン、１６−・・・タンデ
ムポンプ、１６＆・・・・第１ポンプ、１６ｂ・・・・
第２ポンプ、１８．１９・・・・リリーフ弁、２０・・
・・アンロード弁、２２・−・・電磁比例制（至）弁、
ン４・・・・電磁切換弁、２５・・・・電磁弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エンジンによって駆動され、異った設定圧を有するリリ
   ーフ弁をそれぞれの吐出回路に配設するとともに、チェ
   ック弁を介して合流接続されるタンデムポンプと、前記
   タンデムポンプのうち一方のポンプの吐出回路の圧油が
   所定圧以上に達すると、他方のポンプの吐出回路に配設
   されたリリーフ弁を作動させ、他方のポンプをアンロー
   ドさせるアンロード弁と、前記タンデムポンプからの吐
   出圧油を切換制御して走行用油圧モータに供給する電磁
   比例制御弁と、前記電磁比例制御弁と並列に配設され、
   前記タンデムポンプの吐出圧油を走行用油圧モータに供
   給する電磁切換弁とよ りなり、前記アンロード弁で設定された圧油に達すると
   他方のポンプをアンロードさせて低速走行させ、それ未
   満ではタンデムポンプの圧油を合流させて高速走行させ
   る一方、エンジン回転数増加に伴うポンプ吐出量の増大
   を、前記電磁比例制御弁とともに、電磁切換弁の切換制
   御により行なうようにしたことを特徴とする、自走車の
   走行用油圧回路。