JPS5847283Y2 - 油圧駆動作業機のモ−タ回路 - Google Patents

油圧駆動作業機のモ−タ回路

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JPS5847283Y2
JPS5847283Y2 JP352280U JP352280U JPS5847283Y2 JP S5847283 Y2 JPS5847283 Y2 JP S5847283Y2 JP 352280 U JP352280 U JP 352280U JP 352280 U JP352280 U JP 352280U JP S5847283 Y2 JPS5847283 Y2 JP S5847283Y2
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JP
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circuit
valve
motor
pressure
accumulator
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JP352280U
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喜美男 熊谷
武 山口
健次郎 神谷
壮太郎 田中
昌充 標
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日立建機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧ショベル、クローラクレーン、トラックク
レーン等の油圧駆動作業機の旋回または走行系を構成す
るモータ回路に係り、ことにキャビテーションの発生を
良好に防止することのできる油圧駆動作業機のモータ回
路に関する。
油圧駆動作業機には各種あるが、その一つとして以下に
おいては油圧ショベルを例に挙げて説明を釦となう。
第1図は油圧ショベルの外観形状を示す側面図である。
この油圧ショベルは大別して上部旋回体31と、下部走
行体32と、アタッチメント34とから成っている。
上部旋回体31は旋回篩33を介して下部走行体32に
連結され、油圧モータの駆動力で旋回するようになって
いるな3下部走行体32にも別の油圧モータが装着され
てトリ、この油圧モータの駆動力によって下部走行体3
2は推進する。
第2図はこの油圧ショベルの従来のモータ回路を示す油
圧回路図である。
図において1は原動機2ばこの原動機1によって駆動さ
れる主ポンプである。
主ポンプ2から吐出される圧油は方向切換弁3で方向制
御され、ブレーキ弁5を経てモータ6を駆動する。
モータ6は所定の旋回体あるいは走行体を旋回または推
進させるものである。
したがってモータ6の出力軸には現実には旋回体または
走行体、すなわち慣性体が接続されるが、ここでは説明
を簡単にするために、該出力軸にはこれらの慣性体に代
えてフライホイール16が装着されるものとする。
方向切換弁3はパイロット弁8で制御され、その圧源は
原動機1によって駆動されるパイロットポンプγである
パイロット弁8のレバー8bをたとえばA方向に操作
すると、このパイロット弁8に組込1れた減圧弁8aが
作動し、回路Bに圧がたち、方向切換弁3を切換えるの
で、主ポンプ2の圧油は回路Cを経てブレーキ弁5に入
る。
回路Cの圧油ば、カウンタバランス弁5aを通ってモー
タ6の駆動側回路である回路りに入り、モータ6を介し
てモータ6の被駆動側回路である回路りに入る。
ところが、回路びと回路Cとはカウンタバランス弁5a
のチェック弁で遮断されているので1回路Cの圧油は回
路りへ流れるとともに、チェック弁20aを通って室E
内に流れる。
このため、カウンタバランス弁5aが図示の状態から右
方へ切換えられ、室E’内の油が絞り21′aを通って
回路Cに流れ、方向切換弁3を介してタンク10に連通
され、これによってモータ6が回転する。
また、パイロット弁8のレバー8bをA′方向に操作し
た場合は、回路B′に圧がたち、方向切換弁3を切換え
るので、回路C′の圧油は回路D′に流れるとともに、
チェック弁20′aを通って室E′内に流れ、室E内の
油が絞り21aを通って回路Cに流れ、モータ6が逆回
転する。
なお、絞り21a、2faはカウンタバランス弁5aが
急速に切換わるのを防止するためのものである。
ここでパイロット弁8のレバー8bを中立位置に戻すと
、方向切換弁3も中立位置になる。
したがって回路Cの圧が除去され、カウンタバランス弁
5aも中立位置になり、回路りの圧もタンク圧になる。
ところで、モータ6の負荷であるフライホイール16は
一転しており、回転エネルギが蓄えられているので、回
路りの圧が無くなっても回転し続けようとする。
すなわちモータ6はポンプ作用をし、モータ6の被駆動
側回路である回路り駒に油を吐出する状態になる。
カウンタバランス弁5aは中立位置にあり、回路D′と
回路C′とはチェック弁で遮断されているので、回路D
′の圧油はリリーフ弁5b’より吹いて回路りへ流れる
すなわちモータ6にはブレーキがかかり、フライホイー
ル16に蓄積した回転エネルギはリリーフ弁5 b’で
油圧エネルギとして徐々に棄てられ、ついにモータ6の
回転は停止する。
な1第2図にトいて、4は主ポンプ回路に設けたリリー
フ弁、5bはブレーキ弁5を構成するリリーフ弁、8a
′はパイロット弁8を構成するもう一つの減圧弁、9は
パイロットポンプ回路に設けたリリーフ弁、10はタン
クである。
上述した従来のモータ回路にトける作用を1とめると次
のようになる。
すなわち、パイロット弁8のレバー8bをAから中立位
置に戻すと、回路りが高圧側から低圧側へ、回路D′が
低圧側から高圧側に切換わる。
この過程で、モータ6は回路りから油を吸入することに
なるが、回路の流路低抗やカウンタバランス弁5aの切
り換えタイミング等の要因により、回路りは一時的に極
端に圧力が下がり、負圧またばそれに近い状態になる。
その結果、モータ6の吸入側すなわち回路り側にキャビ
テーションが発生し、モータ6の吐出側すなわち回路D
9Ilに大きな脈動圧を生じる。
第4図はこの従来のモータ回路にかけるブレーキ圧特性
を示すグラフで、カウンタバランス弁5aの切り換え時
のモータ6の吐出側、すなわちブレーキ圧が発生する回
路D′の圧力と時間との関係を示している。
この図から従来のモータ回路にあっては、ブレーキ圧の
立ち上り後、大きな脈動圧が現われていることがわかる
この脈動圧の発生はモータ6の断続的回転と、旋回ある
いは走行ブレーキ性能の低下を招く。
したがって従来の油圧ショベルにあっては、その全体が
停止に到る1でガタガタと振動し、運転者に不快感を与
えやすい不具合があった。
な釦、このような不具合を防止するために従来タンクよ
りチェック弁を介して吸入側に油を吸込捷せてキャビテ
ーションを防止しようとする提案がなされているが、こ
の提案にあっては瞬時に発生する吸入側回路の圧力降下
に対してタイミングよく追従させることが難かしく、そ
れ故、十分なキャビテーション防止効果を奏するとは言
い難い。
本考案はこのような従来技術にトける実情に鑑みてなさ
れたもので、その目tm、キャビテーションの発生を良
好に防止できる油圧駆動作業機のモータ回路を提供する
ことにある。
この目的を達成するために本考案は、パイロットポンプ
にアキュムレータを接続したことを骨子としてトリ、パ
イロットポンプの圧油を有効に利用して主回路のキャビ
テーションの発生を防止するようにしたことを特徴とし
ている。
以下、本考案を図百に基づいて詳述する。
なト上記と同様、以下にトいても油圧駆動作業機の一例
として油圧ショベルを挙げて説明ff、$−こなう。
第3図は本考案の油圧駆動作業機たとえば油圧ショベル
のモータ回路の一実施例を示す油圧回路図である。
なむこの図にお゛いて、前述の第2図に示す部材と同一
の部材は同じ符号で示しである。
第3図にトいて、13はパイロットポンプTに接続した
アキュムレータ、11はパイロットポンプ1とアキュム
レータ13との間に介設され、パイロット圧源の定常化
を釦となう絞り弁、12は絞り弁11とアキュムレータ
13との間に介設され、パイロット圧を減圧する減圧弁
である。
14a。14a′はそれぞれチェック弁である。
チェック弁14aはアキュムレータ13と回路りとの間
に介設され、チェック弁14a′はアキュムレータ13
と回路D′との間に介設しである。
なト15はアキュムレータ回路の安全弁として設けたリ
リーフ弁である。
このように構成したモータ回路に釦ける作用は以下のと
むりである。
すなわち原動機1を駆動すると、パイロットポンプTが
回転し、このパイロットポンプTからの圧油ば、絞り弁
11.減圧弁12を介してアキュムレータ13に貯えら
れる。
;/z釦従来、パイロットポンプγは通常一定の流量の
圧油を吐出し、レバー8bを操作していないとき、ある
いは操作中でも圧油の一部がリリーフ弁9からたとえば
50に4/cwtの圧力でタンク10に排出され、結局
、相当量の圧油が活用されない11捨てられていた。
本考案ではこのパイロットポンプ7の圧油を有効に利用
している。
ところでパイロット弁8のレバー8bを操作して方向切
換弁3を切換えると、カウンタバランス弁5aが切換え
られ、主ポンプ2の圧油がモータ6に送られ、モータ6
は回転する。
このときの回路Du管路抵抗、各弁の抵抗などにより、
通常IO〜2oKy/cr!程度の圧力となる。
捷た減圧弁12の設定圧を’ OKf/crAとすれば
、アキュムレータ13にばLOKg/lstの圧力の圧
油を貯えることができる。
このような状態にお・いて回路りまたは回路D′の圧が
アキュムレータ13の蓄圧よりも低くなると、アキュム
レータ13から回路りまたは回路D′に瞬時に圧油が流
れる。
今の場合、アキュムレータ13に貯えられた圧油は、レ
バー8bが中立に戻されてカウンタバランス弁5aが閉
じ、回路りの圧力が降下したときに直ちにチェック弁1
4aを介して回路りに押込1れる。
これによって回路りに釦けるキャビテーションの発生は
良好に防止される。
第5図は本考案のモータ回路に釦けるブレーキ圧特性を
示すグラフで、ブレーキ圧が発生する回路D′の圧力と
時間との関係を示している。
この図から明らかなように、本考案のモータ回路におい
ては、ブレーキ圧の立ち立り後に脈動圧をほとんど生じ
ない。
なお・アキュムレータ13は方向切換弁3の切換え時に
作動するので、その動作は間欠的であるが、絞り弁11
を設けであるので、その前流であるパイロット弁8には
その影響が油圧変動して現われることがない。
またチェック弁14 a 、 14 a’は、回路り、
D寮高圧の場合(7)7キユムレータ13への圧油の逆
流を防止して釦り、リリーフ弁15とともにアキュムレ
ータ回路を保護している。
以上述べたように本考案は、パイロットポンプに接続さ
れるアキュムレータを設け、このアキュムレータとモー
タの駆動側回路あるいは被駆動側回路をチェック弁を介
して接続した構成であるので、これらの駆動側回路ある
いは被駆動側回路にトけるキャビテーションの発生を防
止でき、以下に列挙する効果を奏する。
■ ブレーキ時の運転操作性が著しく向上する。
■ ブレーキ時の異常な振動、騒音がなくなり、運転者
に不快感を与えることがない。
■ 油圧系の寿命とくにモータの寿命が延びる。
■ 従来、無駄に捨てられていたパイロットポンププの
圧油を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧駆動作業機の一例として挙げた油圧ショベ
ルの外観形状を示す側面図、第2図は従来の油圧駆動作
業機たとえば油圧ショベルのモータ回路を示す油圧回路
図、第3図は本考案の油圧駆動作業機たとえば油圧ショ
ベルのモータ回路の一実施例を示す油圧回路図、第4図
は第2図に示す従来のモータ回路ニ釦けるブレーキ圧特
性を示すグラフ、第5図は第3図に示す本考案のモータ
回路にトけるブレーキ圧特性を示すグラフである。 1・・・原動機、2・・・主ポンプ、3・・・方向切換
弁、5・・・ブレーキ弁、6・・・モータ、γ・・・パ
イロットポンプ、8・・・パイロット弁、11・・・絞
り弁、12・・・減圧弁。 13・・・アキュムレータ、 14a、14a′ ・・・チェック弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原動機によって駆動される主ポンブトよびパイロ7)ポ
    ンプと、上記主ポンプによって駆動されるモータと、そ
    のモータを制御するための方向切換弁と、その方向切換
    弁と上記モータとの間に設けられたブレーキ弁と、上記
    パイロットポンプに接続され、上記方向切換弁を制御す
    るパイロット弁とを有する油圧駆動作業機のモータ回路
    にかいて、上記パイロットポンプに接続されたアキュム
    レータと、そのアキュムレータと上記パイロット弁との
    間に介設された絞り弁と、その絞り弁と上記アキュムレ
    ータとの間に介設された減圧弁と、上記モータの駆動側
    回路トよび被駆動側回路のそれぞれと上記アキュムレー
    タとを接続する回路に、上記モータの各回路から上記ア
    キュムレータ側に油が流入しないように介設されたチェ
    ック弁とを備えたことを特徴とする油圧駆動作業機のモ
    ータ回路。
JP352280U 1980-01-18 1980-01-18 油圧駆動作業機のモ−タ回路 Expired JPS5847283Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56106205U JPS56106205U (ja) 1981-08-18
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ID=29600286

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JP352280U Expired JPS5847283Y2 (ja) 1980-01-18 1980-01-18 油圧駆動作業機のモ−タ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008395A1 (en) * 1989-12-04 1991-06-13 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Hydraulic motor driving circuit device

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