JPS6164041A - マグネトロン構体装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マグネトロ７本体と、同本体に結合された枠
形継鉄を含む磁気回路構成部材とからなるマグネトロン
構体を、前記枠形継鉄の部分て電子レンジ筐体または導
波管等の被装着物に装着するためのとシ付は手段を与え
るマグネトロン構体装着装置に関する。

従来例の構成とその問題点 従来、前述のようなマグネトロン構体を電子レンジ筐体
または導波管等の被装着物に装着する場合、ねじ止めに
よるとり付けが一般的な方法とされてきた。しかし、枠
形継鉄に予め数本のボルトを突出形成せしめ、このボル
トを被装着物の小孔に挿通してナンドで締めつける装着
作業や、交換時の前記六ノドを緩めるマグネトロン構体
とシ外し作業は容易でなかった。また、長時間【わたる
使用でねじ止め部に緩みを生じるようなことがあると、
電磁波の装置列漏出という危険な結果を招くおそれがあ
る。

発明の目的 したがって本発明の目的とするところは被装着物に対す
るマグネトロン構体の着脱を確実かつ簡便に行なうこと
のできるマグネトロン構体装着装置を提供することにあ
る。

発明の構成 本発明によると、マグネトロン構体を装着する被装着物
に、マグネトロン本体の電磁波放出端子を貫通させる貫
通孔と、前記貫通孔を中心とする円周上に前記貫通孔を
はさんで対向配置され枠形継鉄の天板部の両側縁を抱持
する第１および第２の鉤状部と、前記貫通孔を中心とす
る円周上に前記貫通孔をはさんで対向配置され前記天板
部の両側縁に当接する第１および第２の膨出部とを有せ
しめるのであシ、これを以下図面に示した実施例ととも
に詳しく説明する。

実施例の説明 第１図に示すようにマグネトロン本体１は、電磁波放出
端子２を有し、上部の環状永久磁石３゜下部の環状永久
磁石４および断面口字状の枠形継鉄５からなる磁気回路
部材と一体に結合され、周知のマグネトロン構体を形成
している。ただし、６はマグネトロン本体、１の陽極部
にとりつけられた放熱フィン、７は金属細線の編組体か
らなる環状のガスケット、８はマグネトロン本体１の陰
極端子および同端子に接続されたＬＣフィルタ回路部材
を収容するシールドケースを示す。

枠形継鉄６の天板部５ａ上に位置するように描かれてい
る金属板９は、マグネトロン構体を装着する被装着物側
のものであって、電子レンジの筐体または導波管の一部
分であってもよい。いずれにしても、金属板９には第２
図および第３図にも示すように、マグネトロン本体１の
電磁波放出端子２を貫通させる貫通孔１０が設けられて
いるほか、貫通孔１０を中心とする単一または２つの円
周１１上に第１および第２の鉤状部１２．１３ならびに
第１および第２の膨出部１４．１５が設けられている０
ただし、第１および第２の鉤状部１２゜１３は貫通孔１
０をはさんで対称に対向配置されており、第１および第
２の膨出部１４．１５は貫通孔１ｏをはさんで対称に対
向配置されている。

円周１１の直径は枠形継鉄５の天板部５ａの両側縁間距
離よシも若干大きく設定されている。また、金属板９の
両側部９ａ　、　９ｂは下方へ段状に折シ曲げられてい
る。したがって、マグネトロン構体の天板部６ａを金属
板９に対して第１図図示のような回転角にずらして重ね
合わせた状態では、第１および第２の鉤状部１２．．１
３ならびに第１および第２の膨出部１４．１５が天板部
５＆から離隔している。しかし、この状態から天板部５
ａに対して金属板９を押圧しながら時計方向へ回転させ
ると、あるいは金属板９に対して天板部５ａを押圧しな
がら反時計方向へ回転させると、第１および第２の鉤状
部１２．１３が天板部５ａの両側縁を抱持し、第１およ
び第２の膨出部１４　、１５が天板部５ａの両側縁に当
接してロックされる。

そしてこのとき、金属板９の両側部ｓａ、ｓｂが天板部
５ａの折り曲げ部に当接して係合するので、前記ロック
がよシ完全なものとな゛る。なお、第１および第２の膨
出部１４．１５はプレス加工により得たものであり、い
ぼ状のものであってもよいが、第６図に示すような断面
形状を有している。

また、第１および第２の鉤状部１２．１３は金属板９の
切シ起しにより形成してもよい。

前記ロックの状態を第６図に示す。被装着物へたる金属
板９とマグネトロン構体とは、前者の第１および第２の
鉤状部１２．１３が後者の枠形継鉄６の天板部５ａを抱
持することによって一体に結合されるのであり、それは
前述のように前者と後者とを相対的にねじ込むように約
４６０回転させるだけの操作で達成される。そして、金
属板９の第１および第２の膨出部１４．１５および両側
部９ａ、ｓｂが天板部５ａの４辺に当接することによっ
て完全なロック状態が得られるので、マグネ）ｏン構体
の被装着物に対する着脱が簡易化される。

第７図に示す実施例では、前述のような構成に加えて、
第３および第４の鉤状部１７．１８を金属板９に有せし
め、これによって天板部５ａの折シ曲げ辺側２か所を抱
持せしめる構成となしている。この場合、マグネトロン
構体はその天板部の４辺の４か所（４隅近傍）で被装着
物たる金属板９の鉤状部によって抱持されるので、より
確実な結合効果を得ることができる。

発明の効果 本発明は前述のように構成されるので、被装着物に対す
るマグネトロン構体の着脱を確実かつ簡便ならしめ得る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したマグネトロン構体装着装置の
装着前の状態を示す斜視図、第２図は同装置の被装着物
たる金属板の平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ’　断面
図、第４図は第２図のＢ−Ｂ’断面図、第５図は第２図
のＣ−Ｃ’　断面図、第６図は同装置の装着状態を示す
要部の斜視図、第７図は本発明の他の実施例の要部の斜
視図である。 １・・・・・・マグネトロン本体、２・・・・・・電磁
波放出端子、５・・・・・・枠形継鉄、９・・・・・・
金属板、１２，１３゜１６．１７・・・・・・鉤状部、
１４．１５・・・・・・膨出部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マグネトロン本体と、同本体に結合された枠形継鉄を含
   む磁気回路構成部材とからなるマグネトロン構体を装着
   する被装着物に、前記マグネトロン本体の電磁波枚出端
   子を貫通させる貫通孔と、前記貫通孔を中心とする円周
   上に前記貫通孔をはさんで対向配置され前記枠形継鉄の
   天板部の両側縁を抱持する第１および第２の鉤状部と、
   前記貫通孔を中心とする円周上に前記貫通孔をはさんで
   対向配置され前記天板部の両側縁に当接する第１および
   第２の膨出部とを有せしめたことを特徴とするマグネト
   ロン構体装着装置。