JPS616300A - 電着浴の管理方法 - Google Patents
電着浴の管理方法Info
- Publication number
- JPS616300A JPS616300A JP12538484A JP12538484A JPS616300A JP S616300 A JPS616300 A JP S616300A JP 12538484 A JP12538484 A JP 12538484A JP 12538484 A JP12538484 A JP 12538484A JP S616300 A JPS616300 A JP S616300A
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- JP
- Japan
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- alcohol
- bath
- bath liquid
- liquid
- electrodeposition
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、密閉式電着塗装方式において電着浴に生ずる
微生物の発生を防止する電着浴の管理方法に関する。
微生物の発生を防止する電着浴の管理方法に関する。
近年、電着塗装方法は、塗装環境の改善や省力化および
塗膜性能の向上を計る点から注目され、広く採用される
ようになったが、水質汚濁防止法に基づく水質規Ｉ１１
の強化に伴い、被塗物を洗浄した洗浄水をそのまま河川
へ放出することが許されなくなったため、電着浴液を限
外濾過し、その２戸液を放出することとし、一部のＰ液
をもって被塗物を洗浄して電着浴槽に戻す密閉方式が採
用されることになった。
塗膜性能の向上を計る点から注目され、広く採用される
ようになったが、水質汚濁防止法に基づく水質規Ｉ１１
の強化に伴い、被塗物を洗浄した洗浄水をそのまま河川
へ放出することが許されなくなったため、電着浴液を限
外濾過し、その２戸液を放出することとし、一部のＰ液
をもって被塗物を洗浄して電着浴槽に戻す密閉方式が採
用されることになった。
しかしこれによって、電着浴にはミクロコツカス、ノぐ
チルス、ラフトノぞチルス、シュードモナス、フラボバ
クテリウムなどの菌や黴、酵母などの微生物が繁殖し、
その繁殖が原因となって浴中の塗料成分が凝集し、製品
に付着して塗膜不良を生ずる外、浴液のｐＨ１液比抵抗
の低下を来して安定性を損ね、電着性能を低下し生産性
を著しく阻害している。
チルス、ラフトノぞチルス、シュードモナス、フラボバ
クテリウムなどの菌や黴、酵母などの微生物が繁殖し、
その繁殖が原因となって浴中の塗料成分が凝集し、製品
に付着して塗膜不良を生ずる外、浴液のｐＨ１液比抵抗
の低下を来して安定性を損ね、電着性能を低下し生産性
を著しく阻害している。
従来このような電着浴中に発生する微生物を跨ぐ方法と
して、昭和５５年特許公開公報第１２２８９５号、昭和
５５年特許公開公報第１２１８３３号および昭和５８年
特許公開公報第８１９９６号に記載された、オゾンを用
いる方法や殺菌燈による殺菌方法があるが、これらは特
別な設備を要する欠点があり、まだ、電着浴へ殺菌剤を
直接投与する方法も、実際面では殺菌剤の殆んどが微生
物の殺菌に対しては一過性のため殺菌剤の投与量を必要
以上に多くする必要があり、費用が嵩むと共に１投与を
重ねるに従って殺菌剤および生存菌、死滅菌の電着浴内
蓄積速度が増大し、液比抵抗の低下を生ずると共に電着
不良を生ずる欠点がある。
して、昭和５５年特許公開公報第１２２８９５号、昭和
５５年特許公開公報第１２１８３３号および昭和５８年
特許公開公報第８１９９６号に記載された、オゾンを用
いる方法や殺菌燈による殺菌方法があるが、これらは特
別な設備を要する欠点があり、まだ、電着浴へ殺菌剤を
直接投与する方法も、実際面では殺菌剤の殆んどが微生
物の殺菌に対しては一過性のため殺菌剤の投与量を必要
以上に多くする必要があり、費用が嵩むと共に１投与を
重ねるに従って殺菌剤および生存菌、死滅菌の電着浴内
蓄積速度が増大し、液比抵抗の低下を生ずると共に電着
不良を生ずる欠点がある。
本発明者は、上記の問題を解決するため鋭意研究した結
果、炭素数３から６のアルコールの存在が電着浴の安定
に著しい効果のあることを見い出し本発明を完成した。
果、炭素数３から６のアルコールの存在が電着浴の安定
に著しい効果のあることを見い出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、電着浴槽から限外濾過器を用いて浴
液をろ過し、濃縮された浴液は電着浴槽へ、ろ液の一部
は被塗物の洗浄に用いられたのち電着浴槽へ戻される密
閉式電着塗装方式を用いるの発生を防止する電着浴の管
理方法である。
液をろ過し、濃縮された浴液は電着浴槽へ、ろ液の一部
は被塗物の洗浄に用いられたのち電着浴槽へ戻される密
閉式電着塗装方式を用いるの発生を防止する電着浴の管
理方法である。
本発明の浴管理方法は、浴液および焼津水中に予め所定
量のアルコールを含有せしめて作業を開始するか、もし
くは微生物が発生して浴液のｐＨや液比抵抗の低下ある
いは凝集物または腐敗臭をしむるものである。
量のアルコールを含有せしめて作業を開始するか、もし
くは微生物が発生して浴液のｐＨや液比抵抗の低下ある
いは凝集物または腐敗臭をしむるものである。
本発明で用いる炭素数３〜６のアルコールとしては、例
えばイソプロピルアルコール、第３ブチルアルコール、
正プロピルアルコール、第２ブチルアルコール、正アミ
ルアルコール、活性アミルアルコール、イソアミルアル
コール、正アミルアルコール、メチルアミルアルコール
、シクロヘキサノール、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレンクリコールモノエチルエーテル、
３−メトキシブタノール、エチレンクリコールモくシ ツブチルエーテル、嶽者アセトンアルコール等で以下実
施例をもって本発明を説明する。
えばイソプロピルアルコール、第３ブチルアルコール、
正プロピルアルコール、第２ブチルアルコール、正アミ
ルアルコール、活性アミルアルコール、イソアミルアル
コール、正アミルアルコール、メチルアミルアルコール
、シクロヘキサノール、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレンクリコールモノエチルエーテル、
３−メトキシブタノール、エチレンクリコールモくシ ツブチルエーテル、嶽者アセトンアルコール等で以下実
施例をもって本発明を説明する。
例中のチは重量％を示す。
実施例１〜５
すでに微生物が繁殖し、腐敗臭のあるアニオン電着浴液
Ａを用いて、イソプロピルアルコールの含有量が１％、
２％、３チ、４チ、５％となる如くイソプロピルアルコ
ールを添加調整し、蓋付きのガラス瓶にそれぞれ５００
２入れ密栓した後、３０℃±１℃の保温器に放置し、微
生物の生菌数および浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を見た
。微生物の生菌数の変化を第１表に１浴液のｐＨ、液比
抵抗の変化を第２表に示す。
Ａを用いて、イソプロピルアルコールの含有量が１％、
２％、３チ、４チ、５％となる如くイソプロピルアルコ
ールを添加調整し、蓋付きのガラス瓶にそれぞれ５００
２入れ密栓した後、３０℃±１℃の保温器に放置し、微
生物の生菌数および浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を見た
。微生物の生菌数の変化を第１表に１浴液のｐＨ、液比
抵抗の変化を第２表に示す。
実施例６．７
実施例１〜５に用いたと同様なアニオン電着浴液Ａ Ｋ
、エチレングリコールモノエチルエーテルを実施例１〜
５と同様な方法で１％、３％となる如く添加調整し、ガ
ラス瓶に入れ密栓し、保温器に放置した。微生物の生菌
数の変化を第１表に、浴液のＰＨ、液比抵抗の変化を第
２表に示す。
、エチレングリコールモノエチルエーテルを実施例１〜
５と同様な方法で１％、３％となる如く添加調整し、ガ
ラス瓶に入れ密栓し、保温器に放置した。微生物の生菌
数の変化を第１表に、浴液のＰＨ、液比抵抗の変化を第
２表に示す。
は実施例６．７と全く同様に処理した。微生物の生菌数
を第１表に、浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を第２表に示
す。
を第１表に、浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を第２表に示
す。
比較例
実施例１〜９の比較として、実施例１〜９に用いたと同
様なアニオン電着浴液Ａをガラス瓶に入れ密栓し、保温
器に放置し、微生物の生菌数の変化、浴液のｐＨ１液比
抵抗の変化を調べた。微生物の生菌数の変化を第１表に
、浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を第２表に示す。
様なアニオン電着浴液Ａをガラス瓶に入れ密栓し、保温
器に放置し、微生物の生菌数の変化、浴液のｐＨ１液比
抵抗の変化を調べた。微生物の生菌数の変化を第１表に
、浴液のｐＨ、液比抵抗の変化を第２表に示す。
（以下余白）
第１表、第２表に示すごとく、実施例はいづれも微生物
の生菌数を減少し、これに伴い浴液のｐＨおよび液比抵
抗が安定する。
の生菌数を減少し、これに伴い浴液のｐＨおよび液比抵
抗が安定する。
以上の如く、本発明の浴管理法によれば、浴液に生ずる
微生物の繁殖が防止され、安定した電着塗装を行うこと
ができる。
微生物の繁殖が防止され、安定した電着塗装を行うこと
ができる。
Claims (1)
- 電着浴槽から限外ろ過器を用いて浴液をろ過し、濃縮さ
れた浴液は電着浴槽へ、ろ液の一部は被塗物の洗浄に用
いられたのち電着浴槽に戻される密閉式電着塗装方式を
用いる電着塗装において、電着浴液に、炭素数３ないし
６のアルコールを０．５〜５重量％含有せしめて微生物
の発生を防止する電着浴の管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12538484A JPS616300A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 電着浴の管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12538484A JPS616300A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 電着浴の管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS616300A true JPS616300A (ja) | 1986-01-11 |
Family
ID=14908798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12538484A Pending JPS616300A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 電着浴の管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS616300A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03264690A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Trinity Ind Corp | 隔膜電極装置の極液管理方法 |
| JP2012192405A (ja) * | 2004-06-23 | 2012-10-11 | Ashland Licensing & Intellectual Property Llc | 超音波を用いた電着プロセスで利用される液体を処理するための装置と方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49101413A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-09-25 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP12538484A patent/JPS616300A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49101413A (ja) * | 1972-10-13 | 1974-09-25 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03264690A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Trinity Ind Corp | 隔膜電極装置の極液管理方法 |
| JP2012192405A (ja) * | 2004-06-23 | 2012-10-11 | Ashland Licensing & Intellectual Property Llc | 超音波を用いた電着プロセスで利用される液体を処理するための装置と方法 |
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