JPS616217A - アルミニウム基複合材料の製造法 - Google Patents
アルミニウム基複合材料の製造法Info
- Publication number
- JPS616217A JPS616217A JP59126362A JP12636284A JPS616217A JP S616217 A JPS616217 A JP S616217A JP 59126362 A JP59126362 A JP 59126362A JP 12636284 A JP12636284 A JP 12636284A JP S616217 A JPS616217 A JP S616217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- composite material
- alloy
- ceramic
- mixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 31
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 71
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 11
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 claims description 12
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 24
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 25
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 description 21
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 11
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 5
- 229910000737 Duralumin Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 3
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 3
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000001192 hot extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- IUVCFHHAEHNCFT-INIZCTEOSA-N 2-[(1s)-1-[4-amino-3-(3-fluoro-4-propan-2-yloxyphenyl)pyrazolo[3,4-d]pyrimidin-1-yl]ethyl]-6-fluoro-3-(3-fluorophenyl)chromen-4-one Chemical compound C1=C(F)C(OC(C)C)=CC=C1C(C1=C(N)N=CN=C11)=NN1[C@@H](C)C1=C(C=2C=C(F)C=CC=2)C(=O)C2=CC(F)=CC=C2O1 IUVCFHHAEHNCFT-INIZCTEOSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000005551 mechanical alloying Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセラミック粉末で分散強化した複合材料に関す
る。
る。
金属マトリックスに比弾性率、比強度、耐熱性等の優れ
たSiC,!3i3N4.At2C13,TiO2など
のセラミックス粉末を複合させた複合材料は、その優れ
た材料特性のため、種々の製造技術が試みられている。
たSiC,!3i3N4.At2C13,TiO2など
のセラミックス粉末を複合させた複合材料は、その優れ
た材料特性のため、種々の製造技術が試みられている。
その中でも出発原料を互いに粉末として、混合、成形す
る方法は、所望形状に成形できかつ欠陥なく、加工性に
富んだ複合材料を工業的に安価に製造できる可能性を持
っている。
る方法は、所望形状に成形できかつ欠陥なく、加工性に
富んだ複合材料を工業的に安価に製造できる可能性を持
っている。
以上のような粉末法で複合材料を製造する場合、複合材
料の特性を十分引出すためには、強化相であるセラミッ
クス粉末粒子を均一分散させなければならない。そのた
め均一分散を得る方法を得る混合法が複合材料を製造す
る時の技術的問題点となっている。
料の特性を十分引出すためには、強化相であるセラミッ
クス粉末粒子を均一分散させなければならない。そのた
め均一分散を得る方法を得る混合法が複合材料を製造す
る時の技術的問題点となっている。
一般に金属粉やセラミック粉に限らず、粉末の混合はW
型やV型混合機に代表されるように粉末を撹拌すること
で行なわれている場合が多い、この方法では粉末の粒径
、形状、比重に差があると均一分散を得ることが難しい
、セラミックス粉末で分散強化したアルミニウム(A1
)基複合材料を製造する場合、A1合金粉とセラミック
ス粉末を混合することが不可欠である。
型やV型混合機に代表されるように粉末を撹拌すること
で行なわれている場合が多い、この方法では粉末の粒径
、形状、比重に差があると均一分散を得ることが難しい
、セラミックス粉末で分散強化したアルミニウム(A1
)基複合材料を製造する場合、A1合金粉とセラミック
ス粉末を混合することが不可欠である。
複合材料に必要なセラミックス粉末としては、S r
C、S + 3N a 、^12Q3.TiO,,など
のサブミクロン層数μmオーダの微粉末で体積百分率で
10%〜40%程度の割合でA1合金粉と混合しなけれ
ばならない、^)合金粉末を市販されているアトマイズ
粉(325メー。
C、S + 3N a 、^12Q3.TiO,,など
のサブミクロン層数μmオーダの微粉末で体積百分率で
10%〜40%程度の割合でA1合金粉と混合しなけれ
ばならない、^)合金粉末を市販されているアトマイズ
粉(325メー。
シュ以下)とした場合、41合金粉末とセラミックス粉
末をW型、V型混合機で均一混合することは、粒径、比
重、粉末形状等の差異により不可能とされている。特に
セラミックス粉末が微粉であるため、従来の混合法では
、セラミックス粒子の凝集体が残存し、それを成形して
得られる複合材料内に欠陥として導入される結果、特性
の著しい低下を招くことになる。
末をW型、V型混合機で均一混合することは、粒径、比
重、粉末形状等の差異により不可能とされている。特に
セラミックス粉末が微粉であるため、従来の混合法では
、セラミックス粒子の凝集体が残存し、それを成形して
得られる複合材料内に欠陥として導入される結果、特性
の著しい低下を招くことになる。
本発明は強化相であるセラミックス粉末粒子をA1合金
マトリックス中に均一分散した複合材料の製造方法に関
するものである。本発明による製造方法は、出発原料を
粉末として秤量、混合圧粉成形、熱開成形というプロセ
スで構成されており、混合時に高エネルギーミルを使用
することで均一な混合粉末を製造し、それを圧粉、成形
することを特徴としている。
マトリックス中に均一分散した複合材料の製造方法に関
するものである。本発明による製造方法は、出発原料を
粉末として秤量、混合圧粉成形、熱開成形というプロセ
スで構成されており、混合時に高エネルギーミルを使用
することで均一な混合粉末を製造し、それを圧粉、成形
することを特徴としている。
本発明で使用するAl基複合材料用のマトリックス金属
の組成としては、純アルミでもアルミニウム合金でも特
に支障はないが、一般に高強度を目的とするため、ジュ
ラルミン、超ジュラルミン系統の組成が選ばれ、具体的
にはAA規格の2000番合金、8000番合金、70
00番合金等が適する。高強度、高剛性を考えると、ジ
ュラルミン系統が適当で、たとえば8081合金を用い
たものは強度レベルは中のL程度であるが、加工性、耐
食性にすぐれていることからマトリックスとして好まし
い。
の組成としては、純アルミでもアルミニウム合金でも特
に支障はないが、一般に高強度を目的とするため、ジュ
ラルミン、超ジュラルミン系統の組成が選ばれ、具体的
にはAA規格の2000番合金、8000番合金、70
00番合金等が適する。高強度、高剛性を考えると、ジ
ュラルミン系統が適当で、たとえば8081合金を用い
たものは強度レベルは中のL程度であるが、加工性、耐
食性にすぐれていることからマトリックスとして好まし
い。
木製法に用いられるA1合金粉の粒度は325メツシユ
(44μm)以下を目安とする。市販の7トマイズ粉の
325メンシユ以下の粉末に相当し、粒度としては数#
Lm〜44μmの範囲にある。A1合金粉末を2〜3μ
mの平均粒径の微粉を用いて混合する方法もあるが、コ
スト、AI粒粉末爆発などの危険性のため、市販の32
5メツシユ以下のアトマイズ粉を利用する方がよい。そ
の場合、均一混合が難しい(A1合金粉とセラミックス
粉の粒径差)ため、本製法を用いるメリットがある。し
かし、この方法でも均一混合するには粉末の粒度に限界
があるので、混合できるA1合金粉の粒度範囲としては
数μm〜60ルm程度が妥当である。
(44μm)以下を目安とする。市販の7トマイズ粉の
325メンシユ以下の粉末に相当し、粒度としては数#
Lm〜44μmの範囲にある。A1合金粉末を2〜3μ
mの平均粒径の微粉を用いて混合する方法もあるが、コ
スト、AI粒粉末爆発などの危険性のため、市販の32
5メツシユ以下のアトマイズ粉を利用する方がよい。そ
の場合、均一混合が難しい(A1合金粉とセラミックス
粉の粒径差)ため、本製法を用いるメリットがある。し
かし、この方法でも均一混合するには粉末の粒度に限界
があるので、混合できるA1合金粉の粒度範囲としては
数μm〜60ルm程度が妥当である。
本発明においては原料粉末の混合時における高エネルギ
ーミルの使用は、混合に加えられるエネルギーを高め、
圧着、粉砕の起る条件下で混合を行なうものである。そ
のような条件下でAI粒粉末セラミックス粉末を混合す
れば、Wi性変形するA1粒子の表面にセラミックス粒
子が圧着され、金属粒子表面をセラミックス粒子で被っ
た複合粉末が得られる。この混合粉を熱開成形(ホット
プレス、熱間押出)すればAIマトリックス中にセラミ
ックスが均一分散した複合材料が製造できる。
ーミルの使用は、混合に加えられるエネルギーを高め、
圧着、粉砕の起る条件下で混合を行なうものである。そ
のような条件下でAI粒粉末セラミックス粉末を混合す
れば、Wi性変形するA1粒子の表面にセラミックス粒
子が圧着され、金属粒子表面をセラミックス粒子で被っ
た複合粉末が得られる。この混合粉を熱開成形(ホット
プレス、熱間押出)すればAIマトリックス中にセラミ
ックスが均一分散した複合材料が製造できる。
この高エネルギーミルとしては、ボールミル、振動ミル
、アトライター等がある。高エネルギーという意味は、
原料粉末に加えられるエネルギーが高く、個々の粒子が
変形、粉砕をおこすような状態下で行なうことを意味し
ている。そのエネルギーを加える媒体はポールであった
り、ディスクであったりしても良く、また駆動方式が回
転であったり、振動であったりしても良く、装置の構造
は特に制限を受けるものではない、混合粉を製造する時
の条件を制御することでA1合金粉の表面をセラミック
ス粒子で被覆した複合粉を製造することが可能である。
、アトライター等がある。高エネルギーという意味は、
原料粉末に加えられるエネルギーが高く、個々の粒子が
変形、粉砕をおこすような状態下で行なうことを意味し
ている。そのエネルギーを加える媒体はポールであった
り、ディスクであったりしても良く、また駆動方式が回
転であったり、振動であったりしても良く、装置の構造
は特に制限を受けるものではない、混合粉を製造する時
の条件を制御することでA1合金粉の表面をセラミック
ス粒子で被覆した複合粉を製造することが可能である。
また混合時間が長くなればA1合金粉の粉砕、圧着が始
まり、メカニカル・アロイングの状態に到達するが、本
製造法ではA1合金粉の表面へのセラミックス粒子の圧
着を特徴とし、A1合金粉の粉砕、凝集の起る条件での
混合は生産性の低下を招き、その分散性への効果も大差
ないことから、本発明ではそこまで要求していない。
まり、メカニカル・アロイングの状態に到達するが、本
製造法ではA1合金粉の表面へのセラミックス粒子の圧
着を特徴とし、A1合金粉の粉砕、凝集の起る条件での
混合は生産性の低下を招き、その分散性への効果も大差
ないことから、本発明ではそこまで要求していない。
次に成形加工方法について説明する。
複合材料の原料であるA1合金粉末とセラミックス粉末
との均一混合粉末の熱間成形法としてはHIP、ホット
プレス、熱間押出、熱間鍛造等が利用できる。通常はあ
らかじめ圧粉成形体を準備しておき、これを最終的な形
状に加工する。たとえば、混合粉末材料を大気雰囲気も
しくはアルゴン気流中でホットプレス法により密度比が
真密度の80〜85%になるようにプリフォームビレッ
トを製造し、しかる後にそのビレットを熱間押出成形す
ることで棒材、板材等を成形することができる。
との均一混合粉末の熱間成形法としてはHIP、ホット
プレス、熱間押出、熱間鍛造等が利用できる。通常はあ
らかじめ圧粉成形体を準備しておき、これを最終的な形
状に加工する。たとえば、混合粉末材料を大気雰囲気も
しくはアルゴン気流中でホットプレス法により密度比が
真密度の80〜85%になるようにプリフォームビレッ
トを製造し、しかる後にそのビレットを熱間押出成形す
ることで棒材、板材等を成形することができる。
成形加工はプリフォームも含めて500〜fi20℃の
熱間で行なうのが良い、プリフォームは冷間でも可能で
あるが、冷間では圧粉が不充分で亀裂が発生し易く、最
終製品の特性も良いものが得られない、最終成形は熱間
加工が必須である。
熱間で行なうのが良い、プリフォームは冷間でも可能で
あるが、冷間では圧粉が不充分で亀裂が発生し易く、最
終製品の特性も良いものが得られない、最終成形は熱間
加工が必須である。
予備成形の条件は、混合粉末を圧粉して密度比が真密度
の80〜95%程度のビレットに成形することを目的と
し、粉末原料をダイス中に充填してσ= lokgf
/ mm″以上の応力を負荷する。温度は500〜55
0℃程度が良い。
の80〜95%程度のビレットに成形することを目的と
し、粉末原料をダイス中に充填してσ= lokgf
/ mm″以上の応力を負荷する。温度は500〜55
0℃程度が良い。
最終成形は上記ビレットを用いて熱間成形加工するので
あるが、加工に必要な条件としては残留気孔を消滅させ
、はぼ真密度に近い成形体を製造し、金属拡散を促進さ
せる点にある。従って成形温度としてはマトリックス金
属の融点直下で液相を生じないで、しかも金属拡散が活
発になる550〜620℃の範囲を狙い、マトリックス
A1合金の組成により適宜選択すれば良い。
あるが、加工に必要な条件としては残留気孔を消滅させ
、はぼ真密度に近い成形体を製造し、金属拡散を促進さ
せる点にある。従って成形温度としてはマトリックス金
属の融点直下で液相を生じないで、しかも金属拡散が活
発になる550〜620℃の範囲を狙い、マトリックス
A1合金の組成により適宜選択すれば良い。
成形圧力は10kg f / m rn’以上あれば充
分である。
分である。
セラミックス混合による成形条件の変化については、セ
ラミックスの種類よりもその粉末の粒度もしくは形状に
よって混合粉の成形性に差異を生じる。一般に微粉にな
ると圧縮性や成形性が悪くなり、同じ荷重で成形しても
密度比が異なるし、最適加工荷重も異なる結果となる。
ラミックスの種類よりもその粉末の粒度もしくは形状に
よって混合粉の成形性に差異を生じる。一般に微粉にな
ると圧縮性や成形性が悪くなり、同じ荷重で成形しても
密度比が異なるし、最適加工荷重も異なる結果となる。
本発明を用いる効果よして、原料粉末に市販のA1合金
粉(アトマイズ粉)とセラミックス微粉を用いても、十
分均一分散した複合材料を製造できることにある。そし
てその方法自体、乾式で高エネルギーミルで混合するた
め、簡便であり、生産性の高いという利点があり、安価
に品質、特性の安定した粒子分散型A1基複合材料を製
造できるところに大きな効果がある。
粉(アトマイズ粉)とセラミックス微粉を用いても、十
分均一分散した複合材料を製造できることにある。そし
てその方法自体、乾式で高エネルギーミルで混合するた
め、簡便であり、生産性の高いという利点があり、安価
に品質、特性の安定した粒子分散型A1基複合材料を製
造できるところに大きな効果がある。
本製造法によって製造された複合材料はセラミックス粒
子(S+C,5t3N4.Al2O3,T+02etc
)の均一分散によって、比剛性、比強度とも上昇する
結果、材料の軽量化が可能になると同時にセラミックス
の耐熱性や耐摩耗性といった性質を複合材料とすること
でA1合金に持たせることができるという点に大きな効
果がある。
子(S+C,5t3N4.Al2O3,T+02etc
)の均一分散によって、比剛性、比強度とも上昇する
結果、材料の軽量化が可能になると同時にセラミックス
の耐熱性や耐摩耗性といった性質を複合材料とすること
でA1合金に持たせることができるという点に大きな効
果がある。
実施例
A1合金粉として6061合金の窒素アトマイズ粉(3
25メツシユ以下)を用い、セラミックス粉末としてS
iC粉末(α型)を用いた。 SiC粉末は0.1μm
−10gmの粒度の範囲にある。
25メツシユ以下)を用い、セラミックス粉末としてS
iC粉末(α型)を用いた。 SiC粉末は0.1μm
−10gmの粒度の範囲にある。
SiC粉末をA1合金粉に対して体積百分率で20%に
なるように秤量し、A1合金粉とともに振動ミルの中に
入れた。混合時に壁面へのA1粉末の付着を防止するた
め、エタノールを2ml/ 100g程度入れた。振動
ミルで1回100gの粉末を回転数180Or、p。
なるように秤量し、A1合金粉とともに振動ミルの中に
入れた。混合時に壁面へのA1粉末の付着を防止するた
め、エタノールを2ml/ 100g程度入れた。振動
ミルで1回100gの粉末を回転数180Or、p。
−で5分間混合した。混合時間はA1粉末の表面にSi
C粒子が付着し始め、均一混合状態になる条件に設定し
た。
C粒子が付着し始め、均一混合状態になる条件に設定し
た。
混合粉末のSEに写真を第3図に示す。
得られた混合粉末を円筒の型の中に入れ、 585〜5
80℃の温度で密度比92%に圧粉成形し、押出用ビレ
ットに成形した。
80℃の温度で密度比92%に圧粉成形し、押出用ビレ
ットに成形した。
次にこのビレットを530〜580℃の温度で熱闘押出
を行ない、 3mm厚で32(巾) X3!50 (長
さ)lIIlの板に成形した。
を行ない、 3mm厚で32(巾) X3!50 (長
さ)lIIlの板に成形した。
第1図に以上の方法で製造した複合材料の金属組織写真
を、第2図に従来の混合法(V型混合機)で製?Aされ
た粉末を使用した複合材料の金属組織写真を比較して示
しである0本発明法によって製造された複合材料は、強
化相であるSiCの分散状態がすぐれており、SiCの
凝集体は消滅し、その効果が認められるam この本製造法による複合材料の機械特性を表1に示す、
比較のため8081合金粉末を使用して上記と同一条件
で成形した板の特性を併記する。
を、第2図に従来の混合法(V型混合機)で製?Aされ
た粉末を使用した複合材料の金属組織写真を比較して示
しである0本発明法によって製造された複合材料は、強
化相であるSiCの分散状態がすぐれており、SiCの
凝集体は消滅し、その効果が認められるam この本製造法による複合材料の機械特性を表1に示す、
比較のため8081合金粉末を使用して上記と同一条件
で成形した板の特性を併記する。
表 1 複合材料の特性
8081合金を使用し、上記と同じ条件で製造したもの
と比較して本発明によるものはヤング率で30%向し、
降伏、引張強さで20%向上しており、粒子分散の効果
が認められる。
と比較して本発明によるものはヤング率で30%向し、
降伏、引張強さで20%向上しており、粒子分散の効果
が認められる。
工0
第1図は本発明によって得られた複合材料の金属組織を
示す図、第2図は従来法による複合材料の金属組織を示
す図、第3図は本発明による混合粉末の粒子構造を示す
図である。 特許出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精− 算 1 1fi v−,2町
示す図、第2図は従来法による複合材料の金属組織を示
す図、第3図は本発明による混合粉末の粒子構造を示す
図である。 特許出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精− 算 1 1fi v−,2町
Claims (1)
- アルミニウム合金粉末とセラミック粉末を高エネルギー
ミルで混合し、次いで該混合粉末を圧粉成形し、次いで
熱間成形加工することを特徴とするアルミニウム基複合
材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59126362A JPS616217A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | アルミニウム基複合材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59126362A JPS616217A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | アルミニウム基複合材料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616217A true JPS616217A (ja) | 1986-01-11 |
Family
ID=14933305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59126362A Pending JPS616217A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | アルミニウム基複合材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0240251A2 (en) * | 1986-04-02 | 1987-10-07 | The British Petroleum Company p.l.c. | Preparation of composites |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP59126362A patent/JPS616217A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0240251A2 (en) * | 1986-04-02 | 1987-10-07 | The British Petroleum Company p.l.c. | Preparation of composites |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111957967B (zh) | 一种3d打印制备多尺度陶瓷相增强金属复合材料的方法 | |
US20040137218A1 (en) | Particulate reinforced aluminum composites, their components and the near net shape forming process of the components | |
CN113088733B (zh) | 一种Ti-W异构金属-金属复合材料及其制备方法 | |
US5865912A (en) | SiC-reinforced aluminum alloy composite material | |
US5384087A (en) | Aluminum-silicon carbide composite and process for making the same | |
CN114836661A (zh) | 双尺度陶瓷颗粒增强铝基复合材料及其制备方法 | |
CN111424195B (zh) | 一种细化剂、其制备方法、其应用、铝合金及其细化方法 | |
JPH0625386B2 (ja) | アルミニウム合金粉末及びその焼結体の製造方法 | |
JPS616217A (ja) | アルミニウム基複合材料の製造法 | |
JPH0633164A (ja) | 窒化物分散Al合金部材の製造方法 | |
JPH02259029A (ja) | アルミナイドの製造法 | |
CN115592129B (zh) | SiC颗粒增强铝合金复合材料的SLM成型方法 | |
JPH10245642A (ja) | アルミニウム基超微細粒子酸化物複合材の製造法 | |
JPS6140724B2 (ja) | ||
JPS63274746A (ja) | セラミックス強化アルミニウム複合材料の製造方法 | |
JPH03215601A (ja) | 溶射用Cr↓3C↓2―NiCr系複合粉末製造法 | |
JPH055138A (ja) | チタン合金複合材料 | |
JPH10195560A (ja) | 高耐熱性アルミニウム合金の製造方法および粒子圧着体の製造方法 | |
JPS63277728A (ja) | アルミニウム基複合材料の製造方法 | |
JPS642178B2 (ja) | ||
JPH07207302A (ja) | AlN分散型アルミニウム合金複合材料の製造方法 | |
JPS63130732A (ja) | 高密度Ti焼結合金の製造方法 | |
JPH05239506A (ja) | 金属粉末焼結体の製造方法 | |
JP2876506B2 (ja) | 焼結を伴う鋳造による材料改質方法、及び鋳造材料 | |
JPH0364578B2 (ja) |