JPS6161766B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6161766B2 JPS6161766B2 JP58149274A JP14927483A JPS6161766B2 JP S6161766 B2 JPS6161766 B2 JP S6161766B2 JP 58149274 A JP58149274 A JP 58149274A JP 14927483 A JP14927483 A JP 14927483A JP S6161766 B2 JPS6161766 B2 JP S6161766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dough
- compressed
- dough forming
- pressing
- forming device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000008961 swelling Effects 0.000 claims description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 3
- 235000013550 pizza Nutrition 0.000 description 29
- 206010039509 Scab Diseases 0.000 description 7
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 5
- 235000012396 frozen pizza Nutrition 0.000 description 5
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 4
- 235000019640 taste Nutrition 0.000 description 4
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 2
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000007688 Lycopersicon esculentum Nutrition 0.000 description 1
- 240000003768 Solanum lycopersicum Species 0.000 description 1
- 241000209140 Triticum Species 0.000 description 1
- 235000021307 Triticum Nutrition 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 235000015218 chewing gum Nutrition 0.000 description 1
- 229940112822 chewing gum Drugs 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 235000013312 flour Nutrition 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003032 molecular docking Methods 0.000 description 1
- 235000015067 sauces Nutrition 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C11/00—Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
- A21C11/02—Embossing machines
- A21C11/04—Embossing machines with cutting and embossing rollers or drums
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21D—TREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
- A21D13/00—Finished or partly finished bakery products
- A21D13/40—Products characterised by the type, form or use
- A21D13/41—Pizzas
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
この発明はピザなどの皮(クレスト)として用
いることができるドウ形成法及びドウ形成装置に
関する。
いることができるドウ形成法及びドウ形成装置に
関する。
ピザは、美味で、便利で、準備が容易なので、
非常に一般的な食品である。冷凍ピザを購入し
て、家庭で短時間再加熱してから食べられるよう
になつている。冷凍ピザは非常に一般的な食品で
あるが、これらを食する人に可成りの抵抗があ
る。何故ならば、ピツツエリアでのピザや家庭で
粉(小麦粉)、水、トマトソース、肉のような基
本的な原料から作つたピザとは比較にならないか
らである。換言すれば、冷凍ピザは、味よりは便
利であるということで、しばしば、購入されるも
のである。
非常に一般的な食品である。冷凍ピザを購入し
て、家庭で短時間再加熱してから食べられるよう
になつている。冷凍ピザは非常に一般的な食品で
あるが、これらを食する人に可成りの抵抗があ
る。何故ならば、ピツツエリアでのピザや家庭で
粉(小麦粉)、水、トマトソース、肉のような基
本的な原料から作つたピザとは比較にならないか
らである。換言すれば、冷凍ピザは、味よりは便
利であるということで、しばしば、購入されるも
のである。
出来上りの冷凍ピザに対する購入者の抵抗は、
一般に、焼いた後の皮(クラスト)の品質にあ
る。まず、ピザの皮は、工場でほぼ円形のドウ
(小麦、その他必要なものを水でねり合わせたも
の)を予め焼いて、ピザ・トツピングを載せ、急
冷したものであつて、販売迄貯蔵されている。購
入者は、再加熱すると、これらの予め焼かれた皮
は焼いている内にかりかりの状態にならないか焼
いた後、硬くなつたり、容易にくだき易くなつた
り、クラツカーのようになつたりしにくかつた。
このような購入者の抵抗に対して、多くのピザ製
造者は、ピザのトツピングをのせる前に油で揚げ
るというピザの皮を開発した。揚げたピザの皮
は、購買者や製造に関連した多くの問題を解決す
るものではあつたが、なおも不具合な点がある。
一般に、焼いた後の皮(クラスト)の品質にあ
る。まず、ピザの皮は、工場でほぼ円形のドウ
(小麦、その他必要なものを水でねり合わせたも
の)を予め焼いて、ピザ・トツピングを載せ、急
冷したものであつて、販売迄貯蔵されている。購
入者は、再加熱すると、これらの予め焼かれた皮
は焼いている内にかりかりの状態にならないか焼
いた後、硬くなつたり、容易にくだき易くなつた
り、クラツカーのようになつたりしにくかつた。
このような購入者の抵抗に対して、多くのピザ製
造者は、ピザのトツピングをのせる前に油で揚げ
るというピザの皮を開発した。揚げたピザの皮
は、購買者や製造に関連した多くの問題を解決す
るものではあつたが、なおも不具合な点がある。
本件の発明者の研究で、ピザの形状をしたドウ
を揚げると、大きな剥離部が生じることがあるこ
とが判つた。剥離した部分では、ピザの皮は、2
層に分かれ、それらの間に大きな空間ができてし
まう。更に、本件の発明者(以下、「我々」とい
う。)は、剥離していない大きな部もピザの中に
残り得、ここでは全然分離が生じていないことも
判つた。大きな剥離部分は、しばしば、調理し過
ぎになり、非常にかさかさになるし、その大きさ
もかなりなものになる。他方、大きな非剥離部分
はかなりの量の油を吸収して、調理不足になり、
柔かになる。非剥離部分が油つぽい性質を持ち、
油つぽい味になる。我々は、剥離部分と非剥離部
の分布や大きさは制御出来ないと思つていたの
で、揚げた皮は或る購入者にとつて受け入れ難い
ものと考えていた。しかし、確かに、剥離部分の
分布と大きさを制御することによつてピザの皮の
味と構造とを改善する必要がある。
を揚げると、大きな剥離部が生じることがあるこ
とが判つた。剥離した部分では、ピザの皮は、2
層に分かれ、それらの間に大きな空間ができてし
まう。更に、本件の発明者(以下、「我々」とい
う。)は、剥離していない大きな部もピザの中に
残り得、ここでは全然分離が生じていないことも
判つた。大きな剥離部分は、しばしば、調理し過
ぎになり、非常にかさかさになるし、その大きさ
もかなりなものになる。他方、大きな非剥離部分
はかなりの量の油を吸収して、調理不足になり、
柔かになる。非剥離部分が油つぽい性質を持ち、
油つぽい味になる。我々は、剥離部分と非剥離部
の分布や大きさは制御出来ないと思つていたの
で、揚げた皮は或る購入者にとつて受け入れ難い
ものと考えていた。しかし、確かに、剥離部分の
分布と大きさを制御することによつてピザの皮の
味と構造とを改善する必要がある。
我々は、ある程度の押型を押しつけて特別の押
型をつけたドウを形成することによつて剥離部分
と非剥離部分の寸法、形状及び分布が非常に厳密
に制御されることを発見した。剥離を制御する
と、これらに関連した調理の程度、揚げの工程か
ら得られる脂肪量、味及び口当りを制御できるこ
とになる。
型をつけたドウを形成することによつて剥離部分
と非剥離部分の寸法、形状及び分布が非常に厳密
に制御されることを発見した。剥離を制御する
と、これらに関連した調理の程度、揚げの工程か
ら得られる脂肪量、味及び口当りを制御できるこ
とになる。
米国特許第3303796号は、チユーインガムやキ
ヤンデーのような菓子の材料から三次元形状にロ
ール・プレスすることによつて動物や人間の姿の
ような三次元形状のものを作り出すことを教示し
ている。米国特許第3765909号は、冷凍ピザを押
付型装置内で押しつけることによつてピザの皮に
刻み目をつけてパイ部分を形成する工程を教示し
ている。米国特許第3962751号は、刻み目付け装
置を用い、刻み目付け位置内で肉パテイのような
食品に刻み目をつける方法を教示しており、この
刻み目付け装置は、障害物に当つた時に曲るプラ
スチツク材製の歯で構成され、パテイを貫通する
か途中迄突きささるかするようになつている。米
国特許第4170659は、ポンチ孔を用いた板状ドウ
を特殊の容器に入れること(これを「ドツクす
る」という。)を教示しており、揚げる際にこれ
らのポンチ孔の囲りにピザの皮の上下面を接続す
るかなり固い部分を形成するようになつている。
この公知例は、更に、ドツクされた皮を金属スク
リーンの下で調理している間押えることによつ
て、皮の品質を向上させることができることを教
示している。米国特許第4208441は、平板状のド
ウのような食品を、無端コンベア上に設けられて
板状ドウを完全に囲いその剥離を制御する複数の
ポケツト付合せ調整アイロンを含む調理装置で調
理する方法を教示している。米国特許第4308286
号は、金属網のような網形の間に閉じ込めながら
ドウを揚げるという、ドツクをしない、無孔の重
ね合せの食品を製造する方法を教示しており、こ
の網目は、原料のドウの厚さにほぼ等しい間隔を
有し、網目の寸法をこのようにすることによつ
て、油で揚げている間ドウの剥離を制御するよう
になつている。
ヤンデーのような菓子の材料から三次元形状にロ
ール・プレスすることによつて動物や人間の姿の
ような三次元形状のものを作り出すことを教示し
ている。米国特許第3765909号は、冷凍ピザを押
付型装置内で押しつけることによつてピザの皮に
刻み目をつけてパイ部分を形成する工程を教示し
ている。米国特許第3962751号は、刻み目付け装
置を用い、刻み目付け位置内で肉パテイのような
食品に刻み目をつける方法を教示しており、この
刻み目付け装置は、障害物に当つた時に曲るプラ
スチツク材製の歯で構成され、パテイを貫通する
か途中迄突きささるかするようになつている。米
国特許第4170659は、ポンチ孔を用いた板状ドウ
を特殊の容器に入れること(これを「ドツクす
る」という。)を教示しており、揚げる際にこれ
らのポンチ孔の囲りにピザの皮の上下面を接続す
るかなり固い部分を形成するようになつている。
この公知例は、更に、ドツクされた皮を金属スク
リーンの下で調理している間押えることによつ
て、皮の品質を向上させることができることを教
示している。米国特許第4208441は、平板状のド
ウのような食品を、無端コンベア上に設けられて
板状ドウを完全に囲いその剥離を制御する複数の
ポケツト付合せ調整アイロンを含む調理装置で調
理する方法を教示している。米国特許第4308286
号は、金属網のような網形の間に閉じ込めながら
ドウを揚げるという、ドツクをしない、無孔の重
ね合せの食品を製造する方法を教示しており、こ
の網目は、原料のドウの厚さにほぼ等しい間隔を
有し、網目の寸法をこのようにすることによつ
て、油で揚げている間ドウの剥離を制御するよう
になつている。
この発明の目的は、焼いている内にドウの剥離
を生じさせることのないドウに押型を形成するド
ウ形成方法及びその装置を提供することにある。
を生じさせることのないドウに押型を形成するド
ウ形成方法及びその装置を提供することにある。
ドウ形成装置は、板状のドウを、切目をつけず
に油で揚げる前に、このドウの所望の部分を選択
的に押圧するのに用いられる。このピザ・ドウ形
成装置は、複数個の突出した長物の押型部を具備
する。この押型部は、板状ドウに押入されると、
格子状の押圧された長細い筋ができる。そして、
これらの筋は、相互に連続しておらず(すなわ
ち、切れており)、もし格子の線が延びて連続し
ているならば、交差する部分が押されないままに
なつており、そしてこれらの部分が、ドウが揚げ
られた時に圧縮されない大膨出部を形成する部分
になつている。望ましい実施例では、この大膨出
部分形成部を大略平行四辺形とし、格子線上沿つ
て配列し、隣接するもの同志を横方向にずらして
ある。これら押型部の隣接端部は、格子の交点部
に、複数の圧縮されない小膨出部分形成部が形成
される程度に離間している。
に油で揚げる前に、このドウの所望の部分を選択
的に押圧するのに用いられる。このピザ・ドウ形
成装置は、複数個の突出した長物の押型部を具備
する。この押型部は、板状ドウに押入されると、
格子状の押圧された長細い筋ができる。そして、
これらの筋は、相互に連続しておらず(すなわ
ち、切れており)、もし格子の線が延びて連続し
ているならば、交差する部分が押されないままに
なつており、そしてこれらの部分が、ドウが揚げ
られた時に圧縮されない大膨出部を形成する部分
になつている。望ましい実施例では、この大膨出
部分形成部を大略平行四辺形とし、格子線上沿つ
て配列し、隣接するもの同志を横方向にずらして
ある。これら押型部の隣接端部は、格子の交点部
に、複数の圧縮されない小膨出部分形成部が形成
される程度に離間している。
本発明の原理に基づいて構成される望ましい実
施例は、複数の突出した押型部を有し、これが板
状ドウに押圧された時にドウに圧縮された部分と
圧縮されない部分とを形成する。圧縮部分の面積
は非圧縮部分の面積の6%乃至12%である。
施例は、複数の突出した押型部を有し、これが板
状ドウに押圧された時にドウに圧縮された部分と
圧縮されない部分とを形成する。圧縮部分の面積
は非圧縮部分の面積の6%乃至12%である。
本発明の一実施例においては、ピザ・ドウ形成
装置は長手方向軸のまわりに回転する軸を有す
る。この軸に回転ローラが設けられ上記長手軸の
まわりに回転できるようになつている。この回転
ローラに複数の突出した長細の押型部が設けられ
ている。
装置は長手方向軸のまわりに回転する軸を有す
る。この軸に回転ローラが設けられ上記長手軸の
まわりに回転できるようになつている。この回転
ローラに複数の突出した長細の押型部が設けられ
ている。
他の実施例においては、ピザ・ドウ形成装置も
長手方向軸のまわりに回転する軸を有する。この
軸に複数の押型羽根が設けられている。そしてこ
れらの押型羽根は複数の突出した長細の押型部を
有する。
長手方向軸のまわりに回転する軸を有する。この
軸に複数の押型羽根が設けられている。そしてこ
れらの押型羽根は複数の突出した長細の押型部を
有する。
以下、図面を参照し実施例に基づいて本発明を
説明する。なお、全図を通じ、同一又は類似の部
品、部分については同一番号を用いてある。
説明する。なお、全図を通じ、同一又は類似の部
品、部分については同一番号を用いてある。
第1図において、10は、ピザ・ドウ形成装置
である。以下、簡単のため、単に形成装置と呼
ぶ。形成装置10は、長手方向軸14の回りに回
転する軸11を有する。円筒形ローラ12が軸1
1を取り付けており、長手方向軸14の回りに回
転可能になつそいる。円筒ローラ12は外周面1
2aを有する。この外周面12aは複数個の長細
で突出した押型部13を有する。第2図に示すよ
うに、これらの長細の押型部13は、側壁面13
a,13b,13c,13dを有する。これらの
うち、側壁面13a,13bはほぼ平面を成して
おり、側壁面13c,13dは彎曲している(す
なわち、横断面がほぼ半円形になつている)。
である。以下、簡単のため、単に形成装置と呼
ぶ。形成装置10は、長手方向軸14の回りに回
転する軸11を有する。円筒形ローラ12が軸1
1を取り付けており、長手方向軸14の回りに回
転可能になつそいる。円筒ローラ12は外周面1
2aを有する。この外周面12aは複数個の長細
で突出した押型部13を有する。第2図に示すよ
うに、これらの長細の押型部13は、側壁面13
a,13b,13c,13dを有する。これらの
うち、側壁面13a,13bはほぼ平面を成して
おり、側壁面13c,13dは彎曲している(す
なわち、横断面がほぼ半円形になつている)。
軸11、円筒ローラ12及び押型部13は、一
体物のステンレス鋼から機械加工によつて製造す
るとよい。ステンレス鋼は、耐久性があり、硬
く、安定しており、かつ形成装置10を頻繁に洗
浄しても腐食の問題が生じないからである。一体
物の金属からの盛上つた形状を機械加工する方法
は公知である。もつとも、例えば、アルミニウム
のような適当な材料を使用してもよい。更に、形
成装置10の各部分を別々に製造して公知の方法
で組み立ててやつてもよい。
体物のステンレス鋼から機械加工によつて製造す
るとよい。ステンレス鋼は、耐久性があり、硬
く、安定しており、かつ形成装置10を頻繁に洗
浄しても腐食の問題が生じないからである。一体
物の金属からの盛上つた形状を機械加工する方法
は公知である。もつとも、例えば、アルミニウム
のような適当な材料を使用してもよい。更に、形
成装置10の各部分を別々に製造して公知の方法
で組み立ててやつてもよい。
第2図は、円筒ローラ12の外周面12aの一
部の展開図である。押型部13は、円筒ローラ1
2の外周面12aに格子模様を形成する。便宜
上、押型部13を格子模様に沿うように配列して
ある。しかし、この配列は、本発明を制限的に解
せしめるものではない。押型部13は、全体をみ
れば、格子状か、互いに離れた網目かジグザグの
線のように見える。第1の系列の格子線15(第
2図の右上りの仮想線)は、概ね互いに平行であ
る。又、第2の系列の格子線16(第2図の左上
りの仮想線)も互いに平行である。そして第1の
系列の格子線15は第2の系列の格子線16と交
つている。1本の格子線に沿つた長細の押型部1
3は隣接した物同志が横方向にずれている。この
横方向のずれDは、一つの押型部13の、隣接す
る押型部側の平面側壁面13aの延長とこの隣接
する押型部13の対応面との間の距離として第2
図に示されている。すなわち、側壁面13aの仮
想延長面と隣りの押型部13の側壁面13bとの
間の距離が横方向のずれDということになる。こ
の横方向のずれDは、0.2乃至0.8センチメート
ル、望ましくは0.4乃至0.6センチメートルであ
り、第2図の実施例においては、0.5センチメー
トルであればなおよい。この横方向のずれDがあ
ることによつて、押型部13がシート状ドウ17
(第10図)に折れ目をつけることがなくなる。
押型部13がずれていないと、圧縮された部分1
8(第10図)がクラツカーに生じるような脆弱
な線を作ることになる。横方向のずれDはこの脆
弱な線が生じることを防止し、揚げた後(焼いた
後)強い皮を形成する。
部の展開図である。押型部13は、円筒ローラ1
2の外周面12aに格子模様を形成する。便宜
上、押型部13を格子模様に沿うように配列して
ある。しかし、この配列は、本発明を制限的に解
せしめるものではない。押型部13は、全体をみ
れば、格子状か、互いに離れた網目かジグザグの
線のように見える。第1の系列の格子線15(第
2図の右上りの仮想線)は、概ね互いに平行であ
る。又、第2の系列の格子線16(第2図の左上
りの仮想線)も互いに平行である。そして第1の
系列の格子線15は第2の系列の格子線16と交
つている。1本の格子線に沿つた長細の押型部1
3は隣接した物同志が横方向にずれている。この
横方向のずれDは、一つの押型部13の、隣接す
る押型部側の平面側壁面13aの延長とこの隣接
する押型部13の対応面との間の距離として第2
図に示されている。すなわち、側壁面13aの仮
想延長面と隣りの押型部13の側壁面13bとの
間の距離が横方向のずれDということになる。こ
の横方向のずれDは、0.2乃至0.8センチメート
ル、望ましくは0.4乃至0.6センチメートルであ
り、第2図の実施例においては、0.5センチメー
トルであればなおよい。この横方向のずれDがあ
ることによつて、押型部13がシート状ドウ17
(第10図)に折れ目をつけることがなくなる。
押型部13がずれていないと、圧縮された部分1
8(第10図)がクラツカーに生じるような脆弱
な線を作ることになる。横方向のずれDはこの脆
弱な線が生じることを防止し、揚げた後(焼いた
後)強い皮を形成する。
第10図は、形成装置10で押型がつけられて
いるがまだ油で揚げられていない状態の板状ドウ
17の平面図を示す。板状ドウ17は、形成装置
10の押型部13がこのドウ17に接続するに至
つた位置に対応するドウ17の複数の圧縮部分1
8を有する。ドウ17は、これらの圧縮部分18
以外は圧縮されないままになつている。これらの
圧縮部分18は、一個一個の長細で、全体として
格子模様を成す。この格子模様は、必らず、円筒
ローラ12の外周面12aに設けられた押型部1
3の格子模様と同じになる。長細の圧縮部分は、
全体をみれば、格子状か、ジグザグ又は分離した
線から成る網目のように見える。第1の系列の格
子線115(第10図の右上りの線)及び第2の
系列の格子線116(第10図の左上りの線)
は、それぞれ第2図の第1の系列の格子線15及
び第2の系列の格子線16に対応する。
いるがまだ油で揚げられていない状態の板状ドウ
17の平面図を示す。板状ドウ17は、形成装置
10の押型部13がこのドウ17に接続するに至
つた位置に対応するドウ17の複数の圧縮部分1
8を有する。ドウ17は、これらの圧縮部分18
以外は圧縮されないままになつている。これらの
圧縮部分18は、一個一個の長細で、全体として
格子模様を成す。この格子模様は、必らず、円筒
ローラ12の外周面12aに設けられた押型部1
3の格子模様と同じになる。長細の圧縮部分は、
全体をみれば、格子状か、ジグザグ又は分離した
線から成る網目のように見える。第1の系列の格
子線115(第10図の右上りの線)及び第2の
系列の格子線116(第10図の左上りの線)
は、それぞれ第2図の第1の系列の格子線15及
び第2の系列の格子線16に対応する。
これらの格子線115,116は、仮想線であ
つて、ドウ18の圧縮部分の配列及び相対位置を
知るための助けにするために描いたものである。
ドウの圧縮部分18の寸法、形状は長細の押型部
13に同じである。ドウの圧縮部分18は互いに
接続しておらず、格子線115と格子線116が
交わる部分は圧縮されない。
つて、ドウ18の圧縮部分の配列及び相対位置を
知るための助けにするために描いたものである。
ドウの圧縮部分18の寸法、形状は長細の押型部
13に同じである。ドウの圧縮部分18は互いに
接続しておらず、格子線115と格子線116が
交わる部分は圧縮されない。
ドウの圧縮部分18によつて囲まれた部分は、
複数の圧縮されない大きな膨出部分形成部19に
なつている。ドウの長細の圧縮部分18は、格子
を形成し、これらの格子が、実質的に膨出部形成
部分19を囲繞している。これらの膨出部分形成
部19は、概ね平行四辺形になつているとよい。
複数の圧縮されない大きな膨出部分形成部19に
なつている。ドウの長細の圧縮部分18は、格子
を形成し、これらの格子が、実質的に膨出部形成
部分19を囲繞している。これらの膨出部分形成
部19は、概ね平行四辺形になつているとよい。
ドウの長細の圧縮部分18は、格子線の交点の
部分が離れており、ここに十分な複数の別の膨出
部分形成部20が形成されるようになつている。
部分が離れており、ここに十分な複数の別の膨出
部分形成部20が形成されるようになつている。
ドウ17の圧縮部分の面積は、ドウ17の圧縮
されていない部分の面積の6%乃至12%である。
この面積比が約6%乃至10%であるのが良く、8
%であると更に望ましい。
されていない部分の面積の6%乃至12%である。
この面積比が約6%乃至10%であるのが良く、8
%であると更に望ましい。
第11図に、板状ドウ17の圧縮されていない
部分(非圧縮部分)の厚さをTで示し、圧縮部分
18の厚さをT′で示す。研究の結果T′は厚さT
の6%乃至12%であると良いことが判明した。こ
の比は6%乃至10%であるとなおよい。しかし、
これら以外の値も最適条件からは落ちるけれども
使用することができる。
部分(非圧縮部分)の厚さをTで示し、圧縮部分
18の厚さをT′で示す。研究の結果T′は厚さT
の6%乃至12%であると良いことが判明した。こ
の比は6%乃至10%であるとなおよい。しかし、
これら以外の値も最適条件からは落ちるけれども
使用することができる。
第3図に、押型部13の高さをHで示すが、そ
の大きさは、約0.6センチメートルである。尤も
他の適当な値の高さにしてもよい。ここで必要と
されることは、高さHは、押型機の外周面12a
をドウ17に接触させずに押型部13が圧縮部分
18となるべき部分を圧縮するに足りる大きさに
なつていることだけである。
の大きさは、約0.6センチメートルである。尤も
他の適当な値の高さにしてもよい。ここで必要と
されることは、高さHは、押型機の外周面12a
をドウ17に接触させずに押型部13が圧縮部分
18となるべき部分を圧縮するに足りる大きさに
なつていることだけである。
押圧部13は、長さが1.6センチメートル乃至
2.6センチメートル、幅が0.2センチメールル乃至
0.4センチメートルであるとよい。圧縮されてい
ない膨出部形成部分19における隣り合つた圧縮
部分18の隣接端間の最小間隔は1.0センチメー
トル乃至1.5センチメートルである。この間隔は
1.2センチメートル乃至1.3メートルであるとなお
良い。大きい方の膨出部形成部分19の面積は10
乃至15平方センチメートルであり、これが12.0平
方センチメートル乃至14.5平方センチメートルで
あるとなお良い。交点部の膨出部分形成部20の
面積は1.2平方センチメートル乃至2.5平方センチ
メートルであり、1.8乃至2.2平方センチメートル
であるとなお良い。これ以外の値も最適条件から
落ちるけれども使用することができる。
2.6センチメートル、幅が0.2センチメールル乃至
0.4センチメートルであるとよい。圧縮されてい
ない膨出部形成部分19における隣り合つた圧縮
部分18の隣接端間の最小間隔は1.0センチメー
トル乃至1.5センチメートルである。この間隔は
1.2センチメートル乃至1.3メートルであるとなお
良い。大きい方の膨出部形成部分19の面積は10
乃至15平方センチメートルであり、これが12.0平
方センチメートル乃至14.5平方センチメートルで
あるとなお良い。交点部の膨出部分形成部20の
面積は1.2平方センチメートル乃至2.5平方センチ
メートルであり、1.8乃至2.2平方センチメートル
であるとなお良い。これ以外の値も最適条件から
落ちるけれども使用することができる。
第4乃至6図に他の実施例を示す。30はピ
ザ・ドウ形成装置であり、軸31を有する。
ザ・ドウ形成装置であり、軸31を有する。
複数の円板部材32bが軸31に架設されてい
る(第5,6図)。円板部材32bは中心孔を有
し、これに軸31が挿入されている。複数の押型
用羽根32が円板部材32bに固定されている。
スペーサ33が隣接する円板部材32b間に配設
されている。これらのスペーサ33は、中心孔を
有し、これに軸31が挿入されている。押型用羽
根32にスペーサ33を組み付けたものが、2個
のカラー34によつて軸31の所定位置に固定さ
れる。カラー34は、止めねじ35によつて軸3
1に固定される。羽根32に押型部32aが接続
されている。
る(第5,6図)。円板部材32bは中心孔を有
し、これに軸31が挿入されている。複数の押型
用羽根32が円板部材32bに固定されている。
スペーサ33が隣接する円板部材32b間に配設
されている。これらのスペーサ33は、中心孔を
有し、これに軸31が挿入されている。押型用羽
根32にスペーサ33を組み付けたものが、2個
のカラー34によつて軸31の所定位置に固定さ
れる。カラー34は、止めねじ35によつて軸3
1に固定される。羽根32に押型部32aが接続
されている。
第4,5,6図に示した形成装置30の押型部
32aの寸法及び位置関係は、第1,2,3図に
示した形成装置10の押型部13と同様である。
従つて、板状ドウ17につけられる押型跡はいず
れの実施例でも同様である。
32aの寸法及び位置関係は、第1,2,3図に
示した形成装置10の押型部13と同様である。
従つて、板状ドウ17につけられる押型跡はいず
れの実施例でも同様である。
以上の実施例に用いた形成装置10及び30
は、押型部13及び32aを回転させながら、そ
の下方を板状のドウ17を通過させこれを押圧す
るために用いられるがピザ・ドウ形成装置を第2
図の展開図に示すような平面を持つものとしても
よい。この場合は、形成装置を直線往復動させ、
その下に位置された板状ドウを押すようにする。
は、押型部13及び32aを回転させながら、そ
の下方を板状のドウ17を通過させこれを押圧す
るために用いられるがピザ・ドウ形成装置を第2
図の展開図に示すような平面を持つものとしても
よい。この場合は、形成装置を直線往復動させ、
その下に位置された板状ドウを押すようにする。
形成装置10を板状ドウ17に押しつけると、
格子状のドウの圧縮部分18が形成されるが、こ
の場合、ドウの圧縮部分18は連続しておらず、
格子の交点部分は圧縮されないし、又、圧縮部分
18は膨出部分形成部19を囲むことになる。ド
ウ17に形成された格子模様は押型部13の格子
模様によつて決められる。このようにして出来上
つた板状ドウ17は適切な大きさに切断され、次
いで油で揚げられる。揚げられてできたピザの皮
を第7図に示す。この皮21は板状ドウ17の大
膨出部分形成部19に対応する一連の大膨出部分
22を有する。交点部の小膨出部分23は、板状
シート17の交点部の小膨出部分20に対応す
る。
格子状のドウの圧縮部分18が形成されるが、こ
の場合、ドウの圧縮部分18は連続しておらず、
格子の交点部分は圧縮されないし、又、圧縮部分
18は膨出部分形成部19を囲むことになる。ド
ウ17に形成された格子模様は押型部13の格子
模様によつて決められる。このようにして出来上
つた板状ドウ17は適切な大きさに切断され、次
いで油で揚げられる。揚げられてできたピザの皮
を第7図に示す。この皮21は板状ドウ17の大
膨出部分形成部19に対応する一連の大膨出部分
22を有する。交点部の小膨出部分23は、板状
シート17の交点部の小膨出部分20に対応す
る。
この揚げられた皮21は外見、寸法及び形状が
非常に均一である。押型部13の寸法及び間隔並
びに圧縮部分の非圧縮部分に対する比率を組み合
わせることによつて非常に均一なこの皮が得られ
る。
非常に均一である。押型部13の寸法及び間隔並
びに圧縮部分の非圧縮部分に対する比率を組み合
わせることによつて非常に均一なこの皮が得られ
る。
第8図に示すように、大膨出部分22は内腔部
22aを有する。又、第9図に示すように、交点
部の小膨出部分23も内腔部23aを有する。圧
縮部18と板状ドウ17とがうまく組み合つて内
腔部22a,23aの寸法及び形状を制御する。
圧縮部分の厚さT′が非圧縮部分の厚さTの12%
を超えると、揚げたピザの皮21に開いた部分が
できて、剥離が生じるし、外見が均一でなくな
る。又、この比が6%よりも小さくなると、大膨
出部分22が完全な形でなくなり、均一さもなく
なる。なお、最適条件の場合よりも落ちることに
なるが、上記の比率が6%乃至12%以外の範囲も
適用できる。
22aを有する。又、第9図に示すように、交点
部の小膨出部分23も内腔部23aを有する。圧
縮部18と板状ドウ17とがうまく組み合つて内
腔部22a,23aの寸法及び形状を制御する。
圧縮部分の厚さT′が非圧縮部分の厚さTの12%
を超えると、揚げたピザの皮21に開いた部分が
できて、剥離が生じるし、外見が均一でなくな
る。又、この比が6%よりも小さくなると、大膨
出部分22が完全な形でなくなり、均一さもなく
なる。なお、最適条件の場合よりも落ちることに
なるが、上記の比率が6%乃至12%以外の範囲も
適用できる。
上記の説明に照して、この発明については他の
変形例があることも明らかである。そして、上記
の説明は本発明を明瞭に開示するために特別の実
施例について行なつた。従つて、本発明は、上述
の実施例に及び上記の特別の寸法・形状を有する
要素を使用することに限定されるものではない。
本発明の技術的範囲内の変形例はすべて本発明に
属する。
変形例があることも明らかである。そして、上記
の説明は本発明を明瞭に開示するために特別の実
施例について行なつた。従つて、本発明は、上述
の実施例に及び上記の特別の寸法・形状を有する
要素を使用することに限定されるものではない。
本発明の技術的範囲内の変形例はすべて本発明に
属する。
第1図は、本発明に基づくピザ・ドウ形成装置
の一実施例の斜視図、第2図は第1図の形成装置
の外周面の一部の展開図、第3図は第2図の3−
3線に沿う断面図、第4図は、他の実施例の正面
部、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第
6図は第3図の6−6線図に沿う縦断面図、第7
図は本発明に基づいて成形され揚げられたピザの
皮の斜視図、第8図は第7図の8−8線に沿う断
面図、第9図は第7図の9−9線に沿う断面図、
第10図は本発明に基づいて成形された板状ドウ
の平面図、第11図は第10図の11−11線に
沿う断面図である。 10……ピザ・ドウ形成装置、11……軸、1
2……円筒ローラ、12a……外周面、13……
押型部、13a,13b,13c,13d……側
壁面、14……長手軸、15,16……格子線、
17……板状ドウ、18……圧縮部分、19……
大膨出部分形成部、20……小膨出部分形成部、
21……皮(クラスト)、22……大膨出部分、
22a……内腔部、23……小膨出部分、23a
……内腔部、30……ピザ・ドウ形成装置、31
……軸、32……押型用羽根、32a……押型
部、32b……円板部材、33……スペーサ、3
4……カラー、35……止めねじ、D……横方向
のずれ、H……押型部の高さ、T……非圧縮部分
の厚さ、T′……圧縮部分の厚さ。
の一実施例の斜視図、第2図は第1図の形成装置
の外周面の一部の展開図、第3図は第2図の3−
3線に沿う断面図、第4図は、他の実施例の正面
部、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第
6図は第3図の6−6線図に沿う縦断面図、第7
図は本発明に基づいて成形され揚げられたピザの
皮の斜視図、第8図は第7図の8−8線に沿う断
面図、第9図は第7図の9−9線に沿う断面図、
第10図は本発明に基づいて成形された板状ドウ
の平面図、第11図は第10図の11−11線に
沿う断面図である。 10……ピザ・ドウ形成装置、11……軸、1
2……円筒ローラ、12a……外周面、13……
押型部、13a,13b,13c,13d……側
壁面、14……長手軸、15,16……格子線、
17……板状ドウ、18……圧縮部分、19……
大膨出部分形成部、20……小膨出部分形成部、
21……皮(クラスト)、22……大膨出部分、
22a……内腔部、23……小膨出部分、23a
……内腔部、30……ピザ・ドウ形成装置、31
……軸、32……押型用羽根、32a……押型
部、32b……円板部材、33……スペーサ、3
4……カラー、35……止めねじ、D……横方向
のずれ、H……押型部の高さ、T……非圧縮部分
の厚さ、T′……圧縮部分の厚さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 板状ドウに、複数の長細の圧縮部分を格子の
形状にかつ該格子の交点部分が圧縮されないよう
に離間して形成し、該圧縮部分によつて囲まれる
ドウの部分を圧縮されない大膨出部分に形成した
ことを特徴とするドウ形成法。 2 前記圧縮部は長手方向が前記格子の線上に概
ね沿うと共に隣りのものから横方向にずれが生じ
るように配列したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のドウ形成法。 3 前記大膨出部分は、実質的に平行四辺形にな
るように前記圧縮部分を配列したことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のドウ
形成法。 4 前記大膨出部分は、10平方センチメートル乃
至15平方センチメートルの面積を有するように形
成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第3項のいずれかの1に記載のドウ形成
法。 5 前記圧縮部分は、長さ大略1.6センチメート
ル乃至2.6センチメートル、幅0.2センチメートル
乃至0.4センチメートルを有するように形成する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれかの1に記載のドウ形成法。 6 前記圧縮部分の隣接する端部間の間隔をこれ
ら端部間に圧縮されない小膨出部を形成する大き
さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第5項のいずれかの1に記載のドウ形成
法。 7 前記端部間の間隔を大略1.0センチメートル
乃至1.5センチメートルとしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかの
1に記載のドウ形成法。 8 前記圧縮部分の隣接する端部間の間隔を1.2
センチメートル乃至1.3センチメートルとしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のドウ
形成法。 9 前記圧縮部分の厚さを該非圧縮部分の厚さの
12%以下にしたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のドウ形成法。 10 前記圧縮部分の厚さを前記非圧縮部分の厚
さの概ね6乃至10%にしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載のドウ形成法。 11 連続した外面を有する基部と;該外面から
突出すると共に交点部がドウを圧縮しない程度に
互いに離間され、間にドウ大膨出部分形成部を形
成するように格子の形状に配列された複数の長細
の押型部とを具備することを特徴とするドウ形成
装置。 12 前記押型部は概ね前記格子の線上に沿うと
共に隣りのものから横方向にずらされて配列され
たことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
載の形成装置。 13 前記ドウ大膨出部分成形部は実質的に平行
四辺形になるように前記押型部を配設したことを
特徴とする特許請求の範囲第11項又は第12項
に記載のドウ形成装置。 14 前記ドウ大膨出部分成形部の面積は概ね10
平方センチメートル乃至15平方センチメートルに
なるように前記押型部を配設したことを特徴とす
る特許請求の範囲第11項ないし第13項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 15 前記押型部は長さが概ね1.6センチメート
ル乃至2.6センチメートル、幅が0.2センチメート
ル乃至0.6センチメートルであることを特徴とす
る特許請求の範囲第11項ないし第14項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 16 前記押圧部の隣接する端部間の間隔をこれ
ら端部間にドウ小膨出部分形成部を形成する大き
さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第11
項ないし第15項のいずれかの1に記載のドウ形
成装置。 17 前記押圧部の隣接する端部間の間隔を概ね
1.0センチメートル乃至1.5センチメートルとした
ことを特徴とする特許請求の範囲第11項ないし
第16項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 18 前記端部間の間隔を1.2センチメートル乃
至1.3センチメートルとしたことを特徴とする特
許請求の範囲第17項に記載のドウ形成装置。 19 前記押型部はアルミニウム製であることを
特徴とする特許請求の範囲第11項ないし第18
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 20 前記押型部はステンレス鋼製であることを
特徴とする特許請求の範囲第11項ないし第18
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 21 軸と;該軸に同軸に設けられ該軸の中心軸
のまわりに回転可能の円筒ローラと;該円筒ロー
ラの外周面から突出すると共に交点部がドウを圧
縮しない程度に互いに離間され、間にドウ大膨出
部分形成部を形成するように格子の形状に配列さ
れた複数の長細の押型部とを具備することを特徴
とするドウ形成装置。 22 前記押型部は概ね前記格子の線上に沿うと
共に隣りのものから横方向にずらされて配列され
たことを特徴とする特許請求の範囲第21項に記
載の形成装置。 23 前記ドウ大膨出部分形成部は実質的に平行
四辺形になるように前記押型部を配設したことを
特徴とする特許請求の範囲第21項又は第22項
に記載のドウ形成装置。 24 前記ドウ大膨出部分成形部の面積は概ね10
平方センチメートル乃至15平方センチメートルに
なるように前記押型部を配設したことを特徴とす
る特許請求の範囲第21項ないし第23項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 25 前記押型部は長さが概ね1.6センチメート
ル乃至2.6センチメートル、幅が0.2センチメート
ル乃至0.6センチメートルであることを特徴とす
る特許請求の範囲第21項ないし第24項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 26 前記押圧部の隣接する端部間の間隔をこれ
ら端部間にドウ小膨出部分形成部を形成する大き
さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第21
項ないし第25項のいずれかの1に記載のドウ形
成装置。 27 前記押圧部の隣接する端部間の間隔を概ね
1.0センチメートル乃至1.5センチメートルとした
ことを特徴とする特許請求の範囲第21項ないし
第26項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 28 前記端部間の間隔を1.2センチメートル乃
至1.3センチメートルとしたことを特徴とする特
許請求の範囲第27項に記載のドウ形成装置。 29 前記押型部はアルミニウム製であることを
特徴とする特許請求の範囲第21項ないし第27
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 30 前記押型部はステンレス鋼製であることを
特徴とする特許請求の範囲第21項ないし第27
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 31 軸と、該軸を中心として放射状に突出する
と共に、円周方向外方に突出し長細の断面を持つ
押型部を有する押型羽根の複数の組と、該軸と該
押型羽根との間に設けられたスペーサとを具備
し、該押型部を、交点部がドウを圧縮しない程度
に該押型部の相隣接する端部間を離間させかつ該
押型部が間にドウの大膨出部分形成部を形成する
ように格子の形状に配設したことを特徴とするド
ウ形成装置。 32 前記押型部は概ね前記格子の線上に沿うと
共に隣りのものから横方向にずらされて配列され
たことを特徴とする特許請求の範囲第31項に記
載の形成装置。 33 前記ドウ大膨出部分形成部は実質的に平行
四辺形になるように前記押型部を配設したことを
特徴とする特許請求の範囲第31項又は第32項
に記載のドウ形成装置。 34 前記ドウ大膨出部分成形部の面積は概ね10
平方センチメートル乃至15平方センチメートルに
なるように前記押型部を配設したことを特徴とす
る特許請求の範囲第31項ないし第33項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 35 前記押型部は長さが概ね1.6センチメート
ル乃至2.6センチメートル、幅が0.2センチメート
ル乃至0.6センチメートルであることを特徴とす
る特許請求の範囲第31項ないし第34項のいず
れかの1に記載のドウ形成装置。 36 前記押圧部の隣接する端部間の間隔をこれ
ら端部間にドウ小膨出部分形成部を形成する大き
さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第31
項ないし第35項のいずれかの1に記載のドウ形
成装置。 37 前記押圧部の隣接する端部間の間隔を概ね
1.0センチメートル乃至1.5センチメートルとした
ことを特徴とする特許請求の範囲第31項ないし
第35項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 38 前記端部間の間隔を1.2センチメートル乃
至1.3センチメートルとしたことを特徴とする特
許請求の範囲第37項に記載のドウ形成装置。 39 前記押型部はアルミニウム製であることを
特徴とする特許請求の範囲第31項ないし第37
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 40 前記押型部はステンレス鋼製であることを
特徴とする特許請求の範囲第31項ないし第37
項のいずれかの1に記載のドウ形成装置。 41 板状ドウの外面を形成する基部と、該板状
ドウに格子の形状にかつ該格子の交点部分が圧縮
されないように離間した長細の圧縮部分を形成す
るため該基部から突出し交点部分が離間した格子
状の複数の押型部とを有し、該押型部の面積が該
基部の該押型部を除いた部分の面積の6%乃至12
%であることを特徴とするドウ形成装置。 42 前記押型部の面積が前記基部の該押圧部を
除いた部分の面積の6%乃至10%であることを特
徴とする特許請求の範囲第41に記載のドウ形成
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US41388682A | 1982-09-01 | 1982-09-01 | |
US413886 | 1989-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985249A JPS5985249A (ja) | 1984-05-17 |
JPS6161766B2 true JPS6161766B2 (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=23639077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58149274A Granted JPS5985249A (ja) | 1982-09-01 | 1983-08-17 | ドウ形成法及びドウ形成装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0105582B1 (ja) |
JP (1) | JPS5985249A (ja) |
CA (1) | CA1217973A (ja) |
DE (1) | DE3368494D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19643712C2 (de) * | 1996-10-23 | 2002-06-06 | Oetker Nahrungsmittel | Verfahren zur Herstellung einer Backware mit Zonen unterschiedlichen Teigvolumens und danach hergestellte Backware |
ITLI20100002A1 (it) * | 2010-03-16 | 2011-09-17 | Ettore Corsi | Metodo per riformare i biscotti prodotti col metodo della rotativa, mediante opportuni dispositivi, allo scopo di renderli simili a biscotti prodotti manualmente e con doppia friabilita'. |
FR3091148B1 (fr) * | 2018-12-31 | 2021-09-24 | Jensen Industrial Ltd | Ustensile de cuisine permettant de travailler une pâte, de type rouleau ou incluant un rouleau |
EP3915380A1 (de) | 2020-05-28 | 2021-12-01 | Leeo Tech AG | Vorrichtung und verfahren zum aufbereiten einer rohteigware |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE353730C (de) * | 1922-05-27 | Robert Wilhelm Kloth | Teigausstechwalze | |
US1566771A (en) * | 1925-12-22 | perky | ||
FR343469A (fr) * | 1903-05-29 | 1904-10-07 | Angelo Mantegazza | Machine pour la fabrication des pates d'italie |
US2099614A (en) * | 1936-02-05 | 1937-11-16 | Jack Lapidus | Stamping and embossing machine and in particular biscuit making machines |
US2195346A (en) * | 1938-01-05 | 1940-03-26 | Verheij Hendrik | Machine for making loaves |
FR1127405A (fr) * | 1954-12-18 | 1956-12-17 | Cylindre pour le travail du caoutchouc, des matières plastiques, synthétiques et de tous autres matériaux | |
IT1051635B (it) * | 1975-12-17 | 1981-05-20 | Ferrero & C Spa P | Procedimento ed impianto per la produzione su scala industriale di prodotti di sostanza alimentare realizzati secondo forme sostanzialmente piane e presentanti uno spessore sostanzialmente costante |
US4170659A (en) * | 1977-07-18 | 1979-10-09 | The Pillsbury Company | Fried dough product and method |
-
1983
- 1983-07-22 CA CA000433030A patent/CA1217973A/en not_active Expired
- 1983-08-09 DE DE8383304588T patent/DE3368494D1/de not_active Expired
- 1983-08-09 EP EP83304588A patent/EP0105582B1/en not_active Expired
- 1983-08-17 JP JP58149274A patent/JPS5985249A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1217973A (en) | 1987-02-17 |
DE3368494D1 (en) | 1987-02-05 |
JPS5985249A (ja) | 1984-05-17 |
EP0105582A1 (en) | 1984-04-18 |
EP0105582B1 (en) | 1986-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4606923A (en) | Method for embossing dough resulting in the control of blistering, taste, and texture of fried pizza crusts | |
US5968570A (en) | Folded pastry product | |
US9999231B2 (en) | Device and method for making an irregular dough product | |
US4661361A (en) | Method of making a pizza | |
US4275082A (en) | Frozen puff pastry and edible insert combination and process | |
DE69621440T2 (de) | Teller für pizza und dazu gehörendes verfahren | |
US20100005975A1 (en) | Multi-level cavitied bun molds | |
US3677769A (en) | Multitextured and patterned doughs | |
JPH09512442A (ja) | 畝付き生地構造及び畝付き生地構造を製造する方法 | |
JPS6250109B2 (ja) | ||
JPS6161766B2 (ja) | ||
WO1992015199A1 (de) | Einseitig weit geöffnete hohlgebäcke mit elastischen, gleichmässigen, dünnen wänden | |
JP6168560B2 (ja) | 煎餅食品,煎餅食品の製造方法及び成形型 | |
US7923048B2 (en) | Segmented pizza crust system | |
CA1226757A (en) | Method for embossing dough resulting in the control of blistering, taste, and texture of fried pizza crusts | |
JPS59130128A (ja) | ピツツア・ドウの製造法及びピツツア・ドウ | |
JP2538780B2 (ja) | 縁付クラフトの製造方法 | |
JP3067929B2 (ja) | 逆円錐型可食性容器の製造方法 | |
KR102050516B1 (ko) | 피자도우용 몰드, 이를 이용한 피자도우 제조방법, 피자도우 및 피자 | |
US7914836B2 (en) | Pizza with segmented crust | |
JP3127540U (ja) | ファーストフード | |
JPH02182144A (ja) | 電子レンジ用ピザクラスト | |
JPH0513606B2 (ja) | ||
CN110637856A (zh) | 一种鸡蛋灌饼坯及其加工方法 | |
JP3043315U (ja) | パイ生地を台にしたピザ |