JPS6161743B2 - - Google Patents
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- JPS6161743B2 JPS6161743B2 JP13272480A JP13272480A JPS6161743B2 JP S6161743 B2 JPS6161743 B2 JP S6161743B2 JP 13272480 A JP13272480 A JP 13272480A JP 13272480 A JP13272480 A JP 13272480A JP S6161743 B2 JPS6161743 B2 JP S6161743B2
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/64—Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
- H04M1/65—Recording arrangements for recording a message from the calling party
- H04M1/652—Means for playing back the recorded messages by remote control over a telephone line
Description
【発明の詳細な説明】
本願は高速度で受信用テープを再生可能の遠隔
聴取付留守番電話装置に関するものである。従来
留守番電話装置に遠隔聴取機能のついたものを所
有者が遠隔地からこれを遠隔操作する場合には、
先ず受信用テープを高速度に捲戻して或る地点か
らこれを再生状態とし、そのさいにはカセツトテ
ープを通常の速度(4.75cm)で再生し、これを所
有者が直接受話器から聴取していたのである。し
かしながらこの種装置が普及して所有者が遠隔地
或いは外国等からもこの装置を遠隔操作するよう
な場合には通話料金が重要な問題となる。このた
め情報をコンデンスして高速度を送る装置が同一
出願人によつて既に特願昭55−130884号(特開昭
57−54458号公報)によつて提起されている。こ
れは受信用テープのリモコン再生に余り時間がか
からないと判断した場合には通常の速度で直接再
生聴取することができるが、上記再生に可成り時
間がかかると思われた場合にはこれを高速度で再
生して自己の所有する別のテープレコーダーに一
旦これを蓄積し、あとでゆつくり時間をかけて聞
けるように、所有者が高速再生によるか低速再生
によるかをその時の状況に応じて選択することを
可能ならしめたものであり、その選択は、リモコ
ン信号により受信用テープを捲戻した時点で留守
番電話装置から発生する警報音中に送出するリモ
コン信号の種類によつて選択するものであるが、
本願発明はこの高速再生か低速再生かの選択手段
を改良したものであつて、本願発明の目的は応答
用メツセージ送出中に遠隔操作をなす時は、受信
用録音体を一旦戻した後これを高速再生すること
ができ、応答用メツセージが終つて受信用録音体
が録音状態中に遠隔操作する時は、これを一旦戻
した後通常速度で再生し所有者が直接これを聴取
することを可能ならしめることにある。 次にその実施例につき具体的構造及び作用を説
明する。 図において端子L1,L2は電話回線、LTは
ライントランス、T−1は応答用語が吹込まれて
いるエンドレス状の応答用テープであり、始点
(終点)には導体箔P−1が貼付され、このP−
1を検出する電極が図示のCP−2,CP−3であ
る。また上記T−1の中間部には穴が設けられて
おり、この穴を検出するための電極がSP−1,
CP−1である。これらの検出手段はこの他にも
公知の他の手段があり、これを採用してもよいこ
とは勿論である。 またM1は上記応答用テープT−1を駆動する
ためのモータ、RPH−1及びEH−1は上記T−
1用の録再ヘツド及び消去ヘツドである。またT
−2は受信用メツセージを録音するための受信用
録音体としての受信用テープであり、RPH−2
及びEH−2は、このT−2用の録再ヘツド及び
消去ヘツドである。またM2は上記T−2の駆動
用モータである。またAMP−1は上記応答用テ
ープT−1用の増幅回路、AMP−2は上記T−
2用の増幅回路、AMP−3はリモコン信号用の
増幅回路である。またY−1,Y−2,Y−5,
Y−Rはリレーであり、その接点は例えばy1-1の
ように図示されている。また1は呼出信号を検出
するためのリンギングアンプ、2は後述のリモコ
ン時に3のテープカウンターを「000」にリセツ
トするためのテープカウンターリセツト回路、3
はテープカウンターであり前記受信用テープT−
2に連動し、後述のリモコン時にリモコン点(リ
モコンをかけたT−2上の位置)を検出するため
に用いられる。また4は前記モータM2用のモー
タ速度制御回路であり、電源端子に電源が供給
された状態で低速端子がHレベルになると出力
端子に低電圧、例えば1.5Vの直流が出力され
前記モータM2を低速で、即ち前記受信用テープ
を低速で駆動し、高速端子がHレベルになると
出力端子に高電圧、例えば4Vの直流が出力さ
れ前記モータM2を低速の4倍のスピードで駆動
するものであり、これはトランジスタとツエナー
ダイオードで構成された公知のものである。また
5は後述のリモコン時における捲戻時において前
記受信用テープT−2の始点を検出すると、その
出力端子QからHレベルの信号を出力する始点検
出回路である。また7は微分回路である。また
IC−1,IC−3はRS型のフリツプフロツプ、IC
−2はアンドゲート、またIC−4,IC−5はア
ナログスイツチでありコンントロール端子3がH
レベルの間1と2が導通するものである。また
BATは電源、SW1は電源スイツチ、Fはリモコ
ン信号を検出するためのフイルター回路である。 次に、不特定多数である第3者から着信があつ
た場合の具体的な作用について述べる。 端子L1,L2に呼出信号が着信するとコンデ
ンサーC1、ライントランスLTを介してリンギ
ングアンプ1を検出し、トランジスターQ1をオ
ンとし負荷のリレーY−1を付勢する。こゝでリ
レーY−1の接点y1-1、ライントランスLTを介
してループが形成され呼出信号は鳴止む。同時に
接点y1-2により各回路に電源を供給する。即ち
y1-2,yr−2,y2-2,y5-1(T−1が正規の始点
にある場合には導体箔P−1、電極CP−2,CP
−3を介してリレーY−5は通電しているので接
点y5-1は黒丸側に倒れている)を介してモータM
1が通電し、応答用テープT−1を矢印の方向に
駆動する。T−1が駆動され導体箔P−1が電極
CP−2,CP−3を通過するとリレーY−5の通
電は解除され、接点y5-1は実線のように白丸側に
倒れ、上記モータM1は後述のT−1が一周する
までの間、上記接点y5-1を介して駆動される。か
つ上記リレーY−5の通電が解除されると電源、
リレーY−5、抵抗R2,R1を介して加わるバ
イアスにより上述のように付勢されたリレーY−
1を動作状態に保持する。 さて、上述のように応答用テープT−1の走行
が開始すると、T−1に予め吹込まれている応答
用語が録再ヘツドRPH−1で再生され、増幅回
路AMP−1で増幅されライントランスLTを介し
て回線に送出される。次に応答用語の再生が終了
すると、前述のようにT−1に設けられた穴が電
極SP−1とCP−1を導通するとリレーY−2が
通電し、接点y2-1によりリレーY−2は自己保持
し、接点y2-2によりモータ速度制御回路4に給電
する。こゝで始点検出回路5は後述されるリモコ
ン時以外では動作しないように接続されているの
で、その出力端子QはLレベルであり、よつてア
ナログスイツチIC−4,IC−5のコントロール
端子3はLレベルであり、IC−4,IC−5はオ
フであり、よつて上記モータ速度制御回路4の低
速端子はプルアツプ抵抗R6によりHレベルで
あり、また高速端子はプルダウン抵抗R7によ
りLレベルであるから、前述のようにその出力端
子には低レベルの直流電圧、例えば1.5Vが出
力され、モータM2を低速(標準のスピードであ
つてもよい)で駆動する。そこで受信用テープT
−2を低速で駆動し、ライントランスLTを介し
て入力される第3者からの受信用メツセージを増
幅回路AMP−2、録再ヘツドRPH−2を介して
上記のT−2に録音する。この録音は前述の応答
用テープT−1が一周するまでの間継続する。即
ちT−1が一周して導体箔P−1が電極CP−
2,CP−3を短絡すると、前述の抵抗R2,R
1のバイアス回路がアースされるのでトランジス
ターQ1がオフとなり負荷のリレーY−1を復旧
させる。こゝで接点y1-1によりループが開放さ
れ、接点y1-2によりモータ速度制御回路4、即ち
モータM2への給電が解除され受信用テープT−
2の走行は停止する。同時に接点y5-1が黒丸側に
倒れるのでモータM1への給電が解除されるので
応答用テープT−1は、導体箔P−1が電極CP
−2,CP−3と接触した状態で、その走行を停
止する。こゝで本装置は完全な待機状態に復旧し
たことになり、上述の動作を反復することにより
受信用テープT−2に受信用メツセージが蓄積さ
れる。 次に所定者による遠隔地からのリモコン操作に
ついて説明する。こゝで本装置では応答用テープ
T−1の再生中にリモコン信号を送出すると受信
用テープT−2を高速(例えば低速の場合の4倍
の速度)で再生し、応答用語の再生が終了し、前
述のように受信用テープT−2が録音状態で走行
している間にリモコン信号を送出すると耳でその
内容を聞きとれるような低速で受信用テープT−
2を再生する。まず高速でT−2を再生する場合
について述べる。そのために前述のように遠隔地
から本装置を呼出し、応答用テープT−1の再生
中に特定のリモコン信号を送出する。このリモコ
ン信号はライントランスLT、増幅回路AMP−
3、フイルター回路Fを介してフリツプフロツプ
IC−1をセツトし、このIC−1の出力によりリ
レーY−Rを動作状態に保持し、同時にテープカ
ウンタ−リセツト回路2によりテープカウンタ−
3を「000」にリセツトし、このテープカウンタ
−にリモコン点、即ちリモコンを開始した受信用
テープT−2の位置をこのテープカウンタ−3に
記憶させておく。同時に上記IC−1の出力によ
りリモコン保持回路6をセツトし、その出力によ
り抵抗R3を介してリレーY−1を保持する。こ
れは前述のように応答用テープT−1が一周する
と抵抗R2を介して加わつていたバイアスが断に
なるので、このようになつてもリモコン聴取に支
障のないようにするためである。またリモコン信
号により微分回路7を介してアンドゲートIC−
2の入力端子2がL、IC−2の入力端子1はT
−1の再生中は接点y2-1によりHであるからIC−
2の出力3はLとなりフリツプフロツプIC−3
をセツトするので、はL、QはHに保持され
る。これについては後述される。さて、上述のよ
うにリモコン信号によりフリツプフロツプIC−
1がセツトされると、公知の捲戻回路により受信
用テープT−2を捲戻す。T−2の捲戻音により
リモコンがかかつたことの確認ができたらリモコ
ン信号を切る。回転スイイツチR−SWはT−2
のリール台(図示せず)に連動し、始点まで捲戻
されると上記の回転スイツチR−SWが止まるの
で始点検出回路5の出力QがLからHになり、こ
れがアナログスイツチIC−4,IC−5のコント
ロール端子3をHにし、IC−4,IC−5がオン
となり、このIC−4,IC−5を介してIC−3の
(L)がモータ速度制御回路4の低速端子に、
IC−3のQ(H)が高速端子に接がるので、
は否定のみ生き出力端子の直流電圧は高電
圧となりモータM2を高速に駆動し、受信用テー
プT−2を低速の4倍で再生する。 従つて遠隔地の所有者は4倍速度のテープレコ
ーダを受話口に結合して1/4の時間で録音し、後
に低速で再生すればよい。さて、T−2の捲戻中
はテープカウンタ−3は逆回転し、再生中は正回
転し、前述のリモコン点に達すると「000」にな
る。この時、テープカウンタ−3に内蔵の接点を
介してHレベルの信号を出力し、リモコン保持回
路6をリセツトする。これにより抵抗R3,R1
を介して加わつていたバイアスが断になるのでト
ランジスターQ1、リレーY−1がオフとなり、
接点y1-1によりループを開放し、復旧した接点
y1-2,yr−2によりモータ速度制御回路4への給
電が断になるのでモータM2が止まり受信用テー
プT−2の走行が停止する。同時に接点y1-2によ
り給電が解除されるとフリツプフロツプIC−
1,IC−3、始点検出回路5がリセツトされ、
本装置は完全な待機状態に復旧する。 次に、低速度でリモコン再生を行う場合につい
て述べる。前述のように、この場合、本装置が録
音状態に切換わつてからリモコン信号を送出す
る。前述のように録音状態ではリレーY−2が動
作状態に保持されており、その接点y2-1は黒丸側
に倒れている。従つて、この状態でリモコン信号
を送出しても、アンドゲートIC−2の入力端子
1はプルアツプ抵抗R4によつてHであるから、
リモコン信号により前述のように微分回路7から
のパルスによりIC−2の入力端子2が瞬間的に
LになつてもIC−2の出力端子3はHで変わら
ず、従つ前述の高速再生の場合とは異なりフリツ
プフロツプIC−3をセツトすることはできな
い。従つて、前述のように捲戻しによりT−2の
始点を検出した後にアナログスイツチIC−4,
IC−5がオンになつた時にはモータ速度制御回
路4の低速端子はH、高速端子はLであるか
らモータM2とT−2は低速で駆動され、T−2
に録音されている受信用メツセージを電話線を介
して受話器から直線聞取ることができる。このよ
うにしてT−2がリモコン点に達すると前述のよ
うに本装置は待機状態に復旧する。 以上のように本願発明は特開昭57−54458号公
報に記載の発明と異なり、該発明が受信用テープ
を捲戻した時点において、高速で再生するか低速
で再生するかを選択していたのに比べ、本願は応
答用メツセージ中にリモコンをかければ受信用録
音体を高速再生することができるが、受信用メツ
セージ録音中にリモコンをかければ受信用録音体
は低速再生されるようにしたものであり、特開昭
57−54458号公報記載の発明と比べて使用者の好
みに応じてその使用方法をリモコンをかける最初
の時点において選択することを可能ならしめたも
のであり特開昭57−54458号公報記載の発明とは
異なる作用効果を有するものである。
聴取付留守番電話装置に関するものである。従来
留守番電話装置に遠隔聴取機能のついたものを所
有者が遠隔地からこれを遠隔操作する場合には、
先ず受信用テープを高速度に捲戻して或る地点か
らこれを再生状態とし、そのさいにはカセツトテ
ープを通常の速度(4.75cm)で再生し、これを所
有者が直接受話器から聴取していたのである。し
かしながらこの種装置が普及して所有者が遠隔地
或いは外国等からもこの装置を遠隔操作するよう
な場合には通話料金が重要な問題となる。このた
め情報をコンデンスして高速度を送る装置が同一
出願人によつて既に特願昭55−130884号(特開昭
57−54458号公報)によつて提起されている。こ
れは受信用テープのリモコン再生に余り時間がか
からないと判断した場合には通常の速度で直接再
生聴取することができるが、上記再生に可成り時
間がかかると思われた場合にはこれを高速度で再
生して自己の所有する別のテープレコーダーに一
旦これを蓄積し、あとでゆつくり時間をかけて聞
けるように、所有者が高速再生によるか低速再生
によるかをその時の状況に応じて選択することを
可能ならしめたものであり、その選択は、リモコ
ン信号により受信用テープを捲戻した時点で留守
番電話装置から発生する警報音中に送出するリモ
コン信号の種類によつて選択するものであるが、
本願発明はこの高速再生か低速再生かの選択手段
を改良したものであつて、本願発明の目的は応答
用メツセージ送出中に遠隔操作をなす時は、受信
用録音体を一旦戻した後これを高速再生すること
ができ、応答用メツセージが終つて受信用録音体
が録音状態中に遠隔操作する時は、これを一旦戻
した後通常速度で再生し所有者が直接これを聴取
することを可能ならしめることにある。 次にその実施例につき具体的構造及び作用を説
明する。 図において端子L1,L2は電話回線、LTは
ライントランス、T−1は応答用語が吹込まれて
いるエンドレス状の応答用テープであり、始点
(終点)には導体箔P−1が貼付され、このP−
1を検出する電極が図示のCP−2,CP−3であ
る。また上記T−1の中間部には穴が設けられて
おり、この穴を検出するための電極がSP−1,
CP−1である。これらの検出手段はこの他にも
公知の他の手段があり、これを採用してもよいこ
とは勿論である。 またM1は上記応答用テープT−1を駆動する
ためのモータ、RPH−1及びEH−1は上記T−
1用の録再ヘツド及び消去ヘツドである。またT
−2は受信用メツセージを録音するための受信用
録音体としての受信用テープであり、RPH−2
及びEH−2は、このT−2用の録再ヘツド及び
消去ヘツドである。またM2は上記T−2の駆動
用モータである。またAMP−1は上記応答用テ
ープT−1用の増幅回路、AMP−2は上記T−
2用の増幅回路、AMP−3はリモコン信号用の
増幅回路である。またY−1,Y−2,Y−5,
Y−Rはリレーであり、その接点は例えばy1-1の
ように図示されている。また1は呼出信号を検出
するためのリンギングアンプ、2は後述のリモコ
ン時に3のテープカウンターを「000」にリセツ
トするためのテープカウンターリセツト回路、3
はテープカウンターであり前記受信用テープT−
2に連動し、後述のリモコン時にリモコン点(リ
モコンをかけたT−2上の位置)を検出するため
に用いられる。また4は前記モータM2用のモー
タ速度制御回路であり、電源端子に電源が供給
された状態で低速端子がHレベルになると出力
端子に低電圧、例えば1.5Vの直流が出力され
前記モータM2を低速で、即ち前記受信用テープ
を低速で駆動し、高速端子がHレベルになると
出力端子に高電圧、例えば4Vの直流が出力さ
れ前記モータM2を低速の4倍のスピードで駆動
するものであり、これはトランジスタとツエナー
ダイオードで構成された公知のものである。また
5は後述のリモコン時における捲戻時において前
記受信用テープT−2の始点を検出すると、その
出力端子QからHレベルの信号を出力する始点検
出回路である。また7は微分回路である。また
IC−1,IC−3はRS型のフリツプフロツプ、IC
−2はアンドゲート、またIC−4,IC−5はア
ナログスイツチでありコンントロール端子3がH
レベルの間1と2が導通するものである。また
BATは電源、SW1は電源スイツチ、Fはリモコ
ン信号を検出するためのフイルター回路である。 次に、不特定多数である第3者から着信があつ
た場合の具体的な作用について述べる。 端子L1,L2に呼出信号が着信するとコンデ
ンサーC1、ライントランスLTを介してリンギ
ングアンプ1を検出し、トランジスターQ1をオ
ンとし負荷のリレーY−1を付勢する。こゝでリ
レーY−1の接点y1-1、ライントランスLTを介
してループが形成され呼出信号は鳴止む。同時に
接点y1-2により各回路に電源を供給する。即ち
y1-2,yr−2,y2-2,y5-1(T−1が正規の始点
にある場合には導体箔P−1、電極CP−2,CP
−3を介してリレーY−5は通電しているので接
点y5-1は黒丸側に倒れている)を介してモータM
1が通電し、応答用テープT−1を矢印の方向に
駆動する。T−1が駆動され導体箔P−1が電極
CP−2,CP−3を通過するとリレーY−5の通
電は解除され、接点y5-1は実線のように白丸側に
倒れ、上記モータM1は後述のT−1が一周する
までの間、上記接点y5-1を介して駆動される。か
つ上記リレーY−5の通電が解除されると電源、
リレーY−5、抵抗R2,R1を介して加わるバ
イアスにより上述のように付勢されたリレーY−
1を動作状態に保持する。 さて、上述のように応答用テープT−1の走行
が開始すると、T−1に予め吹込まれている応答
用語が録再ヘツドRPH−1で再生され、増幅回
路AMP−1で増幅されライントランスLTを介し
て回線に送出される。次に応答用語の再生が終了
すると、前述のようにT−1に設けられた穴が電
極SP−1とCP−1を導通するとリレーY−2が
通電し、接点y2-1によりリレーY−2は自己保持
し、接点y2-2によりモータ速度制御回路4に給電
する。こゝで始点検出回路5は後述されるリモコ
ン時以外では動作しないように接続されているの
で、その出力端子QはLレベルであり、よつてア
ナログスイツチIC−4,IC−5のコントロール
端子3はLレベルであり、IC−4,IC−5はオ
フであり、よつて上記モータ速度制御回路4の低
速端子はプルアツプ抵抗R6によりHレベルで
あり、また高速端子はプルダウン抵抗R7によ
りLレベルであるから、前述のようにその出力端
子には低レベルの直流電圧、例えば1.5Vが出
力され、モータM2を低速(標準のスピードであ
つてもよい)で駆動する。そこで受信用テープT
−2を低速で駆動し、ライントランスLTを介し
て入力される第3者からの受信用メツセージを増
幅回路AMP−2、録再ヘツドRPH−2を介して
上記のT−2に録音する。この録音は前述の応答
用テープT−1が一周するまでの間継続する。即
ちT−1が一周して導体箔P−1が電極CP−
2,CP−3を短絡すると、前述の抵抗R2,R
1のバイアス回路がアースされるのでトランジス
ターQ1がオフとなり負荷のリレーY−1を復旧
させる。こゝで接点y1-1によりループが開放さ
れ、接点y1-2によりモータ速度制御回路4、即ち
モータM2への給電が解除され受信用テープT−
2の走行は停止する。同時に接点y5-1が黒丸側に
倒れるのでモータM1への給電が解除されるので
応答用テープT−1は、導体箔P−1が電極CP
−2,CP−3と接触した状態で、その走行を停
止する。こゝで本装置は完全な待機状態に復旧し
たことになり、上述の動作を反復することにより
受信用テープT−2に受信用メツセージが蓄積さ
れる。 次に所定者による遠隔地からのリモコン操作に
ついて説明する。こゝで本装置では応答用テープ
T−1の再生中にリモコン信号を送出すると受信
用テープT−2を高速(例えば低速の場合の4倍
の速度)で再生し、応答用語の再生が終了し、前
述のように受信用テープT−2が録音状態で走行
している間にリモコン信号を送出すると耳でその
内容を聞きとれるような低速で受信用テープT−
2を再生する。まず高速でT−2を再生する場合
について述べる。そのために前述のように遠隔地
から本装置を呼出し、応答用テープT−1の再生
中に特定のリモコン信号を送出する。このリモコ
ン信号はライントランスLT、増幅回路AMP−
3、フイルター回路Fを介してフリツプフロツプ
IC−1をセツトし、このIC−1の出力によりリ
レーY−Rを動作状態に保持し、同時にテープカ
ウンタ−リセツト回路2によりテープカウンタ−
3を「000」にリセツトし、このテープカウンタ
−にリモコン点、即ちリモコンを開始した受信用
テープT−2の位置をこのテープカウンタ−3に
記憶させておく。同時に上記IC−1の出力によ
りリモコン保持回路6をセツトし、その出力によ
り抵抗R3を介してリレーY−1を保持する。こ
れは前述のように応答用テープT−1が一周する
と抵抗R2を介して加わつていたバイアスが断に
なるので、このようになつてもリモコン聴取に支
障のないようにするためである。またリモコン信
号により微分回路7を介してアンドゲートIC−
2の入力端子2がL、IC−2の入力端子1はT
−1の再生中は接点y2-1によりHであるからIC−
2の出力3はLとなりフリツプフロツプIC−3
をセツトするので、はL、QはHに保持され
る。これについては後述される。さて、上述のよ
うにリモコン信号によりフリツプフロツプIC−
1がセツトされると、公知の捲戻回路により受信
用テープT−2を捲戻す。T−2の捲戻音により
リモコンがかかつたことの確認ができたらリモコ
ン信号を切る。回転スイイツチR−SWはT−2
のリール台(図示せず)に連動し、始点まで捲戻
されると上記の回転スイツチR−SWが止まるの
で始点検出回路5の出力QがLからHになり、こ
れがアナログスイツチIC−4,IC−5のコント
ロール端子3をHにし、IC−4,IC−5がオン
となり、このIC−4,IC−5を介してIC−3の
(L)がモータ速度制御回路4の低速端子に、
IC−3のQ(H)が高速端子に接がるので、
は否定のみ生き出力端子の直流電圧は高電
圧となりモータM2を高速に駆動し、受信用テー
プT−2を低速の4倍で再生する。 従つて遠隔地の所有者は4倍速度のテープレコ
ーダを受話口に結合して1/4の時間で録音し、後
に低速で再生すればよい。さて、T−2の捲戻中
はテープカウンタ−3は逆回転し、再生中は正回
転し、前述のリモコン点に達すると「000」にな
る。この時、テープカウンタ−3に内蔵の接点を
介してHレベルの信号を出力し、リモコン保持回
路6をリセツトする。これにより抵抗R3,R1
を介して加わつていたバイアスが断になるのでト
ランジスターQ1、リレーY−1がオフとなり、
接点y1-1によりループを開放し、復旧した接点
y1-2,yr−2によりモータ速度制御回路4への給
電が断になるのでモータM2が止まり受信用テー
プT−2の走行が停止する。同時に接点y1-2によ
り給電が解除されるとフリツプフロツプIC−
1,IC−3、始点検出回路5がリセツトされ、
本装置は完全な待機状態に復旧する。 次に、低速度でリモコン再生を行う場合につい
て述べる。前述のように、この場合、本装置が録
音状態に切換わつてからリモコン信号を送出す
る。前述のように録音状態ではリレーY−2が動
作状態に保持されており、その接点y2-1は黒丸側
に倒れている。従つて、この状態でリモコン信号
を送出しても、アンドゲートIC−2の入力端子
1はプルアツプ抵抗R4によつてHであるから、
リモコン信号により前述のように微分回路7から
のパルスによりIC−2の入力端子2が瞬間的に
LになつてもIC−2の出力端子3はHで変わら
ず、従つ前述の高速再生の場合とは異なりフリツ
プフロツプIC−3をセツトすることはできな
い。従つて、前述のように捲戻しによりT−2の
始点を検出した後にアナログスイツチIC−4,
IC−5がオンになつた時にはモータ速度制御回
路4の低速端子はH、高速端子はLであるか
らモータM2とT−2は低速で駆動され、T−2
に録音されている受信用メツセージを電話線を介
して受話器から直線聞取ることができる。このよ
うにしてT−2がリモコン点に達すると前述のよ
うに本装置は待機状態に復旧する。 以上のように本願発明は特開昭57−54458号公
報に記載の発明と異なり、該発明が受信用テープ
を捲戻した時点において、高速で再生するか低速
で再生するかを選択していたのに比べ、本願は応
答用メツセージ中にリモコンをかければ受信用録
音体を高速再生することができるが、受信用メツ
セージ録音中にリモコンをかければ受信用録音体
は低速再生されるようにしたものであり、特開昭
57−54458号公報記載の発明と比べて使用者の好
みに応じてその使用方法をリモコンをかける最初
の時点において選択することを可能ならしめたも
のであり特開昭57−54458号公報記載の発明とは
異なる作用効果を有するものである。
図は本願の実施例の要部の回路図である。
L1,L2は局線、LTはライントランス、T
−1は応答用テープ、T−2は受信用テープ、Y
−1,Y−2、Y−5,Y−Rはリレー、1はリ
ンギングアンプ、3はテープカウンタ−、4はモ
ータ速度制御回路、5は始点検出回路、Fはフイ
ルター回路、M1,M2はモータ。
−1は応答用テープ、T−2は受信用テープ、Y
−1,Y−2、Y−5,Y−Rはリレー、1はリ
ンギングアンプ、3はテープカウンタ−、4はモ
ータ速度制御回路、5は始点検出回路、Fはフイ
ルター回路、M1,M2はモータ。
Claims (1)
- 1 電話の着信に自動的に応対し、受信用録音体
に発呼者のメツセージを録音してこれを所有者が
遠隔地から遠隔操作によつて聴取することができ
る遠隔聴取付留守番電話装置が、応答用メツセー
ジの送出中に所有者が遠隔操作用信号を送出した
さいには、受信用録音体を高速に戻してこれを再
生する場合に前記受信用録音体を通常の再生速度
の数倍の速度で高速駆動して所有者側に送出する
ことができ、所有者が前記応答用メツセージの送
出後受信用録音体が録音状態で駆動された後に遠
隔操作信号を送出する場合には、受信用録音体を
一旦高速で戻した後には通常の再生速度でこれを
再生して所有者に送出することができることを特
長とする高速度再生可能の遠隔聴取付留守番電話
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13272480A JPS5757063A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Automatic answering telephone set with tape for remote hearing reproduced in high speed |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13272480A JPS5757063A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Automatic answering telephone set with tape for remote hearing reproduced in high speed |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5757063A JPS5757063A (en) | 1982-04-06 |
JPS6161743B2 true JPS6161743B2 (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15088093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13272480A Granted JPS5757063A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Automatic answering telephone set with tape for remote hearing reproduced in high speed |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5757063A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3323909A1 (de) * | 1983-07-02 | 1985-01-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Stabile siliconemulsionen |
JPS6091751A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 留守番電話装置 |
JPS6096650A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | Toray Silicone Co Ltd | シリコ−ン水性エマルジヨン組成物の製造方法 |
US4874547A (en) * | 1985-04-02 | 1989-10-17 | Dow Corning Corporation | Bi-modal silicone emulsions, silicone emulsification process and emulsions therefrom |
CA1260795A (en) * | 1985-04-02 | 1989-09-26 | Dipak Narula | Emulsification process and emulsions therefrom |
US4618642A (en) * | 1985-05-02 | 1986-10-21 | Dow Corning Corporation | Silicone water-based caulking material |
US4618645A (en) * | 1985-05-24 | 1986-10-21 | Dow Corning Corporation | Method of producing aqueous latex of crosslinked polydiorganosiloxane |
DE3525127A1 (de) * | 1985-07-13 | 1987-01-15 | Grundig Emv | Anrufbeantworter |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP13272480A patent/JPS5757063A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5757063A (en) | 1982-04-06 |
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