JPS6160410B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6160410B2 JPS6160410B2 JP56095572A JP9557281A JPS6160410B2 JP S6160410 B2 JPS6160410 B2 JP S6160410B2 JP 56095572 A JP56095572 A JP 56095572A JP 9557281 A JP9557281 A JP 9557281A JP S6160410 B2 JPS6160410 B2 JP S6160410B2
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- JP
- Japan
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- helicoid
- screw
- spring
- backlash
- thread
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Links
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/026—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses using retaining rings or springs
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学機器のレンズ用ヘリコイド部材に
関し、特に、合成樹脂材料によつて一体成形する
ヘリコイド部材におけるヘリコイドネジのガタを
防止することのできるレンズ用ヘリコイド部材の
提供を目的とするものである。
関し、特に、合成樹脂材料によつて一体成形する
ヘリコイド部材におけるヘリコイドネジのガタを
防止することのできるレンズ用ヘリコイド部材の
提供を目的とするものである。
合成樹脂材料にて一体成形したヘリコイドにお
けるネジ山精度上の欠陥を解消する目的から、第
1〜4図示のヘリコイド部材が特開昭56−9710号
(特願昭54−85174号)公報所載の光学機器に於け
るレンズ用ヘリコイド部材が提案された。
けるネジ山精度上の欠陥を解消する目的から、第
1〜4図示のヘリコイド部材が特開昭56−9710号
(特願昭54−85174号)公報所載の光学機器に於け
るレンズ用ヘリコイド部材が提案された。
しかして、第1図示のヘリコイド部材は、ヘリ
コイド筒部1の外周にヘリコイドネジ2を螺設す
るとともにこのヘリコイドネジ2のピツチを一部
微小に変化せしめたa部を設け、プラスチツク材
料にて一体成形することにより構成したものであ
る。
コイド筒部1の外周にヘリコイドネジ2を螺設す
るとともにこのヘリコイドネジ2のピツチを一部
微小に変化せしめたa部を設け、プラスチツク材
料にて一体成形することにより構成したものであ
る。
かゝるヘリコイド部材の場合には、ヘリコイド
ネジ2に螺合する部材間の噛合において、ヘリコ
イドネジ2の成形加工時の寸法誤差や、摩耗して
ガタが生じても、上記一部の微小に異なる部分a
によりガタを吸収することができるようにしたも
のである。
ネジ2に螺合する部材間の噛合において、ヘリコ
イドネジ2の成形加工時の寸法誤差や、摩耗して
ガタが生じても、上記一部の微小に異なる部分a
によりガタを吸収することができるようにしたも
のである。
第2図のヘリコイド部材は、ヘリコイド筒部1
の外周にヘリコイドネジ2を螺設するとともにこ
のヘリコイドネジ2の一部にリード角の微小に異
なる部分bを設け、プラスチツク材料により一体
成形することにより構成したものである。
の外周にヘリコイドネジ2を螺設するとともにこ
のヘリコイドネジ2の一部にリード角の微小に異
なる部分bを設け、プラスチツク材料により一体
成形することにより構成したものである。
このヘリコイド部材における場合には、当該リ
ード角の微小に異なる部分bにより吸収すること
により、ガタの発生を防止せんとするものであ
る。
ード角の微小に異なる部分bにより吸収すること
により、ガタの発生を防止せんとするものであ
る。
第3図のヘリコイド部材は、ヘリコイド筒部1
にヘリコイドネジ2を螺設する点については同一
であるが、このヘリコイドネジ2の一部に他と異
なつたネジ山形状を有する部分c(他のネジ山の
幅より広い幅のネジ山を設けてある)を設けたも
ので、当該部分cによつて、ガタを吸収し、ガタ
の発生を防止せんとする。
にヘリコイドネジ2を螺設する点については同一
であるが、このヘリコイドネジ2の一部に他と異
なつたネジ山形状を有する部分c(他のネジ山の
幅より広い幅のネジ山を設けてある)を設けたも
ので、当該部分cによつて、ガタを吸収し、ガタ
の発生を防止せんとする。
さらに、第4図はヘリコイド部材に設けるヘリ
コイドネジの部分的な拡大図で、かゝる構成の場
合には、ヘリコイドネジ2のネジ山の一部に、ネ
ジリードに沿つて溝3を設けることにより構成し
た場合を示し、当該溝3により、ネジ山に矢印方
向に対する弾性を付与することにより、ネジがス
ラスト方向に押圧された場合の反力によつてガタ
を防止せんとしたものである。
コイドネジの部分的な拡大図で、かゝる構成の場
合には、ヘリコイドネジ2のネジ山の一部に、ネ
ジリードに沿つて溝3を設けることにより構成し
た場合を示し、当該溝3により、ネジ山に矢印方
向に対する弾性を付与することにより、ネジがス
ラスト方向に押圧された場合の反力によつてガタ
を防止せんとしたものである。
しかるに、これらのヘリコイド部材の各構成に
は以下のような欠点が存在するものである。
は以下のような欠点が存在するものである。
(1) ピツチ、リード角あるいはネジ山形状を一部
変化せしめて構成しても、ヘリコイドネジに対
して螺合する部材のネジが、ヘリコイドネジの
上記ピツチ、リード角あるいはネジ山形状の変
化部分に対しても噛合摺動するため、ヘリコイ
ドネジに摩耗を生じた場合には、上記ピツチ、
リード角あるいはネジ山形状の異なる部分も同
様に摩耗を生じ、ヘリコイドの摩耗によるガタ
は防止することができない。
変化せしめて構成しても、ヘリコイドネジに対
して螺合する部材のネジが、ヘリコイドネジの
上記ピツチ、リード角あるいはネジ山形状の変
化部分に対しても噛合摺動するため、ヘリコイ
ドネジに摩耗を生じた場合には、上記ピツチ、
リード角あるいはネジ山形状の異なる部分も同
様に摩耗を生じ、ヘリコイドの摩耗によるガタ
は防止することができない。
(2) ヘリコイドネジの一部に、その形状等の異な
る部分を設けることは、螺合摺動操作の点から
は螺合有効部分全域が均等に摺動しないことか
ら、ピツチ、リード角、ネジ山形状の異なる部
分のネジ山の摩耗が早くなる。
る部分を設けることは、螺合摺動操作の点から
は螺合有効部分全域が均等に摺動しないことか
ら、ピツチ、リード角、ネジ山形状の異なる部
分のネジ山の摩耗が早くなる。
従つて、ヘリコイドの回転トルクについては
所期の設定置を維持しにくいものとなる。
所期の設定置を維持しにくいものとなる。
(3) 温度変化によるネジピツチの変化を、ガタ吸
収部分で吸収することについては、通常のネジ
部も変形すると同時に上記ガタ吸収部分のネジ
部も同様に変形を起すので、実際上、上記吸収
部分のネジ形状の設定は、ヘリコイドの回転ト
ルク設定と相俟つて相当困難である。
収部分で吸収することについては、通常のネジ
部も変形すると同時に上記ガタ吸収部分のネジ
部も同様に変形を起すので、実際上、上記吸収
部分のネジ形状の設定は、ヘリコイドの回転ト
ルク設定と相俟つて相当困難である。
さらに、金型に変形量を見込んで、ガタ吸収
部分のネジと通常のネジ部の形状寸法を設定す
ることは非常に困難である。
部分のネジと通常のネジ部の形状寸法を設定す
ることは非常に困難である。
(4) ヘリコイドのネジ山に溝を設け、ネジ山に弾
性を付与した構成を含む、上記各ガタ吸収部分
は、その他の部分に比較して噛合のクリアラン
スが小さいから、ヘリコイドの回転トルクは重
くなる。
性を付与した構成を含む、上記各ガタ吸収部分
は、その他の部分に比較して噛合のクリアラン
スが小さいから、ヘリコイドの回転トルクは重
くなる。
従つて、ガタ吸収部分に螺合する噛合長さ
が、ヘリコイドの繰り出し、入れによつて変化
する場合はヘリコイドの回転トルクを一定にす
ることができず、回転ムラの発生を否めない。
が、ヘリコイドの繰り出し、入れによつて変化
する場合はヘリコイドの回転トルクを一定にす
ることができず、回転ムラの発生を否めない。
(5) ヘリコイドのネジ山に溝を設け、弾性を付与
した構成の場合は、通常ヘリコイドネジの形状
は、ネジ山の高さが、1mm程度、ネジ山の幅は
0.7mm程度であることからして、溝を設けてネ
ジ山の曲げ弾性を使うには、寸法の選定範囲が
あまりにも少なさ過ぎ、バネ定数を自由に設定
することができない。
した構成の場合は、通常ヘリコイドネジの形状
は、ネジ山の高さが、1mm程度、ネジ山の幅は
0.7mm程度であることからして、溝を設けてネ
ジ山の曲げ弾性を使うには、寸法の選定範囲が
あまりにも少なさ過ぎ、バネ定数を自由に設定
することができない。
従つて、ヘリコイドの回転トルクを適正にす
ることを前提とした場合に、溝の形状を決定す
ることは非常に困難である。
ることを前提とした場合に、溝の形状を決定す
ることは非常に困難である。
因て、本発明は、以上の欠点なく、所期の作用
効果を有効裡に得られるレンズ用ヘリコイド部材
を提供せんとするもので、以下には本発明のレン
ズ用ヘリコイド部材の実施例を図面とともに詳述
する。
効果を有効裡に得られるレンズ用ヘリコイド部材
を提供せんとするもので、以下には本発明のレン
ズ用ヘリコイド部材の実施例を図面とともに詳述
する。
第5,6図は本発明レンズ用ヘリコイド部材の
第1実施例を示す平面図および一部縦断側面図で
ある。
第1実施例を示す平面図および一部縦断側面図で
ある。
11はヘリコイド筒部で、このヘリコイド筒部
11の外周には3分割して断続するヘリコイドネ
ジ14を設けるとともに各ヘリコイドネジ14間
の断部20にガタ止メ用バネ12を突設してあ
る。
11の外周には3分割して断続するヘリコイドネ
ジ14を設けるとともに各ヘリコイドネジ14間
の断部20にガタ止メ用バネ12を突設してあ
る。
また各バネ12の支点となるヘリコイド筒部1
1の外周からの突設段部15より、このヘリコイ
ド筒部11の光軸と平行方向に開放端12aを延
設することにより構成してある。
1の外周からの突設段部15より、このヘリコイ
ド筒部11の光軸と平行方向に開放端12aを延
設することにより構成してある。
さらに、各ガタ止メ用バネ12の背面側にはヘ
リコイド筒部11の壁面を、このバネ12の長さ
方向に沿つて凹設したニゲミゾ13を設けること
により、各バネ12がラジアル方向に撓んだ時に
底着きを起すことがないように構成してある。
リコイド筒部11の壁面を、このバネ12の長さ
方向に沿つて凹設したニゲミゾ13を設けること
により、各バネ12がラジアル方向に撓んだ時に
底着きを起すことがないように構成してある。
そして、各ガタ止メ用バネ12は、ヘリコイド
ネジ14のネジ有効径と同一か、若干高く形成し
てある。
ネジ14のネジ有効径と同一か、若干高く形成し
てある。
以上の構成から成るレンズ用ヘリコイド部材は
合成樹脂材料により一体成形したものである。
合成樹脂材料により一体成形したものである。
第7,8図は本発明の第2実施例を示し、ヘリ
コイド筒部11に3分割して断続するヘリコイド
ネジ14を設け、各断部20にそれぞれガタ止メ
用バネ16を設けることにより構成することは上
記実施例と同様であるが、各ガタ止メ用バネ16
については、ヘリコイド筒部11の外周面からの
突設段部17から開放端16aを、上記実施例の
延設方向に換えて、ヘリコイド筒部11の光軸と
直交方向に延設することにより構成したものであ
る。
コイド筒部11に3分割して断続するヘリコイド
ネジ14を設け、各断部20にそれぞれガタ止メ
用バネ16を設けることにより構成することは上
記実施例と同様であるが、各ガタ止メ用バネ16
については、ヘリコイド筒部11の外周面からの
突設段部17から開放端16aを、上記実施例の
延設方向に換えて、ヘリコイド筒部11の光軸と
直交方向に延設することにより構成したものであ
る。
図中、18は上記実施例のニゲミゾ13に相当
するニゲミゾである。
するニゲミゾである。
尚、上記各実施例におけるガタ止メ用バネ1
2,16、についてはヘリコイドネジ14を3分
割した断部20にそれぞれ突設したものである
が、ヘリコイドネジ14を3分割する場合に限定
されず、2分割あるいは4分割等の分割数によつ
て、あるいは等分の間隔の断部20にも限定され
ず、ヘリコイドネジ14を断続的に形成する構成
は、単に、上記各ガタ止メ用バネ12,16、の
それぞれを突設するに足るスペース分だけ切断し
た構成により実施することができる。
2,16、についてはヘリコイドネジ14を3分
割した断部20にそれぞれ突設したものである
が、ヘリコイドネジ14を3分割する場合に限定
されず、2分割あるいは4分割等の分割数によつ
て、あるいは等分の間隔の断部20にも限定され
ず、ヘリコイドネジ14を断続的に形成する構成
は、単に、上記各ガタ止メ用バネ12,16、の
それぞれを突設するに足るスペース分だけ切断し
た構成により実施することができる。
しかも、各実施例におけるガタ止メ用バネ数に
ついても、当然のことながら限定されずヘリコイ
ド筒部11の光軸と平行あるいは直交する方向に
限らず、光軸に対して任意の方向、角度をつけて
実施するほか、上記各ガタ止メ用バネ12,1
6、を任意に組み合せて、あるいは、いずれか一
種のガタ止メ用バネによつて実施する場合にも、
それぞれのガタ止め用バネについての方向を、そ
れぞれ換えて実施する場合等の設計変更例を挙げ
ることができる。
ついても、当然のことながら限定されずヘリコイ
ド筒部11の光軸と平行あるいは直交する方向に
限らず、光軸に対して任意の方向、角度をつけて
実施するほか、上記各ガタ止メ用バネ12,1
6、を任意に組み合せて、あるいは、いずれか一
種のガタ止メ用バネによつて実施する場合にも、
それぞれのガタ止め用バネについての方向を、そ
れぞれ換えて実施する場合等の設計変更例を挙げ
ることができる。
さて、上記各構成から成る、ガタ止メ用バネ1
2,16、を備えるレンズ用ヘリコイド部材のヘ
リコイドネジ14に螺合する部材、通称ナカヘリ
がこのヘリコイドネジ14に噛合しながら摺動す
る場合、ナカヘリのネジ山が各ガタ止メ用バネ1
2,16、を押圧し、ラジアル方向に曲げの弾性
変形を起させる。
2,16、を備えるレンズ用ヘリコイド部材のヘ
リコイドネジ14に螺合する部材、通称ナカヘリ
がこのヘリコイドネジ14に噛合しながら摺動す
る場合、ナカヘリのネジ山が各ガタ止メ用バネ1
2,16、を押圧し、ラジアル方向に曲げの弾性
変形を起させる。
従つて、両者が噛合摺動状態にある時は、常に
ガタ止メ用バネ12,16、の作用、反作用の力
によつて、結果的に両者が互いに押圧し続ける状
態を呈し、ヘリコイドネジ14のガタは防止され
る。
ガタ止メ用バネ12,16、の作用、反作用の力
によつて、結果的に両者が互いに押圧し続ける状
態を呈し、ヘリコイドネジ14のガタは防止され
る。
因に、本発明のレンズ用ヘリコイド部材によれ
ば、以下の如き作用、効果を得られるものであ
る。
ば、以下の如き作用、効果を得られるものであ
る。
(1) 曲げ弾性を備えるバネ部をヘリコイド筒部の
外周に突設することにより、合成樹脂材料によ
り一体成形した場合の、ヘリコイドネジの成形
後の精度が低く、ヘリコイドガタを生ずるネジ
形状であつても、これに噛合う部材を、上記バ
ネ部によつて押圧することができ、ヘリコイド
ガタを無くすことができる。
外周に突設することにより、合成樹脂材料によ
り一体成形した場合の、ヘリコイドネジの成形
後の精度が低く、ヘリコイドガタを生ずるネジ
形状であつても、これに噛合う部材を、上記バ
ネ部によつて押圧することができ、ヘリコイド
ガタを無くすことができる。
(2) 突設するバネ部は、ヘリコイド筒部とともに
一体成形することができ、ヘリコイド筒とバネ
部間に設ける空隙およびバネ部の開放端を成形
金型の中子の抜き方向に形成できるので成形金
型が高価にならず、従つて成形コストは変わら
ず、量産することができる。
一体成形することができ、ヘリコイド筒とバネ
部間に設ける空隙およびバネ部の開放端を成形
金型の中子の抜き方向に形成できるので成形金
型が高価にならず、従つて成形コストは変わら
ず、量産することができる。
(3) 成形加工だけで、成形後のヘリコイドネジ精
度が低くても組立後にヘリコイドガタを無くす
ることができるので、即ち、ラツプ工程が不要
となるので組立工数の低減ができる。
度が低くても組立後にヘリコイドガタを無くす
ることができるので、即ち、ラツプ工程が不要
となるので組立工数の低減ができる。
(4) バネ部は断続するヘリコイドネジの断部等ヘ
リコイド筒部の外周に設けるものでスペースの
点からも設計上の自由度が大きく、ヘリコイド
の回転トルクを適正化する事に対して、容易に
対処することができる。
リコイド筒部の外周に設けるものでスペースの
点からも設計上の自由度が大きく、ヘリコイド
の回転トルクを適正化する事に対して、容易に
対処することができる。
(5) ヘリコイドネジが摩耗してネジのガタが増加
しても、あらかじめバネ部は曲げの反力で押圧
作用をしているのでヘリコイドの回転トルク変
動を小さく抑え込むことができる。ヘリコイド
ネジが摩耗してもガタ防止の効果は維持するこ
とができるのである。
しても、あらかじめバネ部は曲げの反力で押圧
作用をしているのでヘリコイドの回転トルク変
動を小さく抑え込むことができる。ヘリコイド
ネジが摩耗してもガタ防止の効果は維持するこ
とができるのである。
(6) バネ部はヘリコイドネジとそれに噛合う部材
のネジの噛合長さの大小にかかわらず、即ちヘ
リコイドの繰出し入れにかかわらず一定の押圧
力を与えることができるので、ヘリコイドの回
転ムラを生じない。
のネジの噛合長さの大小にかかわらず、即ちヘ
リコイドの繰出し入れにかかわらず一定の押圧
力を与えることができるので、ヘリコイドの回
転ムラを生じない。
(7) 金型設計においては成形収縮によるヘリコイ
ドネジのピツチずれに対しては成形収縮率を見
込むことが不要である。金型加工においてはヘ
リコイドネジのピツチは一定であるから従来の
方法で加工でき工数の増加は生じない。
ドネジのピツチずれに対しては成形収縮率を見
込むことが不要である。金型加工においてはヘ
リコイドネジのピツチは一定であるから従来の
方法で加工でき工数の増加は生じない。
(8) 温度変化によるヘリコイドネジピツチの変化
についても常温時と何ら変ることなく本発明の
バネ部により解決することができる。
についても常温時と何ら変ることなく本発明の
バネ部により解決することができる。
第1〜4図は従来のヘリコイド部材の構成を示
し、第1〜3図はヘリコイド筒部の一部の平面
図、第4図はヘリコイドネジ部の一部を拡大して
示す斜視図、第5〜9図は本発明の実施例を示
し、第5図はヘリコイド部材の平面図、第6図は
一部縦断側面図、第7図は第5図とは別の実施例
を示す平面図、第8図は第7図の一部縦断側面図
である。 11……ヘリコイド筒部、12……ガタ止メ用
バネ、12a……開放端、13……ニゲミゾ、1
4……ヘリコイドネジ、15……突設段部、16
……ガタ止メ用バネ、17……突設段部、18…
…ニゲミゾ。
し、第1〜3図はヘリコイド筒部の一部の平面
図、第4図はヘリコイドネジ部の一部を拡大して
示す斜視図、第5〜9図は本発明の実施例を示
し、第5図はヘリコイド部材の平面図、第6図は
一部縦断側面図、第7図は第5図とは別の実施例
を示す平面図、第8図は第7図の一部縦断側面図
である。 11……ヘリコイド筒部、12……ガタ止メ用
バネ、12a……開放端、13……ニゲミゾ、1
4……ヘリコイドネジ、15……突設段部、16
……ガタ止メ用バネ、17……突設段部、18…
…ニゲミゾ。
Claims (1)
- 1 合成樹脂を材料としてヘリコイド筒部とヘリ
コイドネジを一体成形加工したレンズ用ヘリコイ
ド部材の外周に、ヘリコイドネジのガタを防止す
るバネ部を設けるように構成したレンズ用ヘリコ
イド部材において、前記バネ部は前記ヘリコイド
筒部の外周を分割して断続したヘリコイドネジ間
に、ヘリコイドネジのネジ有効径より大きい径を
有しかつヘリコイド筒部とバネ部間に空隙を設け
るとともに開放端を備えた片持ちとしてヘリコイ
ド筒部に一体成形により構成し、ヘリコイド筒部
のラジアル方向に曲げの弾性力を付与したことを
特徴とするレンズ用ヘリコイド部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9557281A JPS57210304A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Helicoid member for lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9557281A JPS57210304A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Helicoid member for lens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57210304A JPS57210304A (en) | 1982-12-23 |
JPS6160410B2 true JPS6160410B2 (ja) | 1986-12-20 |
Family
ID=14141302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9557281A Granted JPS57210304A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Helicoid member for lens |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57210304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180120110A1 (en) * | 2015-07-01 | 2018-05-03 | Shin Sung C&T Co., Ltd. | Mems link mechanism used for gyroscope |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004264657A (ja) | 2003-03-03 | 2004-09-24 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ鏡筒 |
JP2012022122A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Kantatsu Co Ltd | 光学系レンズモジュール及びその組付方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120007A (en) * | 1979-03-09 | 1980-09-16 | Canon Inc | Lens barrel moving mechanism |
JPS569710A (en) * | 1979-07-05 | 1981-01-31 | Canon Inc | Helicoid member for lens in optical apparatus |
-
1981
- 1981-06-20 JP JP9557281A patent/JPS57210304A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20180120110A1 (en) * | 2015-07-01 | 2018-05-03 | Shin Sung C&T Co., Ltd. | Mems link mechanism used for gyroscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57210304A (en) | 1982-12-23 |
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