JPS6159271A - ストロボ電子ビ−ム装置 - Google Patents

ストロボ電子ビ−ム装置

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JPS6159271A
JPS6159271A JP59181913A JP18191384A JPS6159271A JP S6159271 A JPS6159271 A JP S6159271A JP 59181913 A JP59181913 A JP 59181913A JP 18191384 A JP18191384 A JP 18191384A JP S6159271 A JPS6159271 A JP S6159271A
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JP
Japan
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signal
pulse
electron beam
wiring
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP59181913A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ozaki
一幸 尾崎
Yoshiaki Goto
後藤 善朗
Akio Ito
昭夫 伊藤
Toshihiro Ishizuka
俊弘 石塚
Kazuo Okubo
大窪 和生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6159271A publication Critical patent/JPS6159271A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 この発明は、保11FIを被ったIC内部の電圧波形を
測定するための、ストロボ電子ビーム装置に関する。
(2)°技術の背景 VLSIの発展とともに大規模な論理回路の各ゲート出
力の電圧の論理的な状態あるいは入力に対する出力の電
圧波形、あるいはアナログ回路の各節点の電圧波形を高
速かつ無接触で調べることは重要視され、最近電子ビー
ム装置を用いて電子ビームをIC内部配線に投射し、放
出される2次電子ビームのエネルギー分布から内部配線
の電圧を測定する技術が注目を集めている。
しかし、ICの表面を保護するために、製造工程の最後
ではIC表面に保護膜をかぶせるので。
すでに保護膜を付けたICを保護膜を除去せずに配線電
圧を測定する技術の確立が要請されている。
(3)従来技術とその欠点 従来は照射電子ビームのエネルギーを高くして保護膜付
■Cの電圧コントラストを観測していたが、MOSディ
バイスの場合ディバイスが破壊されてしまうという問題
があった。
ストロボ法を利用して低ビームエネルギー、低ビーム電
流で電圧コントラストを観測する手法も提案されている
が、EBパルス照射の制御等が繁雑でハードウェア構造
が非常に複雑であるという欠点を有していた。
(4)発明の目的 本発明は電子ビーム装置に係り、特に保護膜を被ったI
C内部例えば、ディジタル論理回路の各ゲート出力やア
ナログ回路の各節点の時間変化に対する電圧波形、ある
いは、論理回路の各ゲート出力の状態の二次元的な電圧
像を簡便に観測するため、IC繰り返しクロックを2つ
に分岐し、一方にプリチャージタイミング用遅延、もう
一方にEBパルス照射タイミング用遅延を与えることに
よってプリチャージと2次電子信号取得を交互に行うス
トロボ電子ビーム装置を提供するものである。
(5)発明の構成 上記目的は1本発明によればストロボ機能を設けた電子
ビーム装置において、基準位相におけるプリチャージと
任意の測定位相における2次電子信号のサンプリングを
交互に行う手段を設けたことを特徴とする電子ビーム装
置を提供することで達成される。
(6)発明の実施例 本発明のストロボ電子ビーム装置を図面を参照して説明
する。
本発明のストロボ電子ビーム装置の構成を第1図に示す
。第1図において、電子ビーム鏡筒1内で電子銃から電
子ビーム(EB)パルスゲート3を介して投射された電
子ビームパルス5は、偏向コイル4によって適当な方向
に偏向されて試料室2内にある被検IC6内部の内部配
線の表面に当てられる。電子ビーム(EB)パルス5が
投射されると内部配線表面から2次電子7が放出される
ので、これを2次電子検出器で検出し、アナログ2次電
子信号121を出力する。信号処理回路13はこのアナ
ログ2次電子信号121を増幅し標本化し量子化してデ
ィジタル信号に変換すると同時に制御用計算機14にそ
のディジタルデータ131を転送したり制御用計算機の
制御下でS/N比を上げるために各標本点近傍のディジ
タル信号を加算平均するための機能も含んでいる。
前記被検IC6はICドライバ8によって電源電圧や入
力電圧が供給されるとともにクロック信号も供給される
と、クロ7り信号の各クロック周期において与えられた
入力論理ある入力変化に従って各ゲートの出力が変化し
、その変化の状態あるいは定常的な論理状態がそのゲー
ト出力に接続された配線に伝搬することになる。
EBパルスゲート制御回路9は被検IC6に供給される
クロック信号と同じIC繰り返しクロック信号81を前
記ICドライバ8から受け、制御用計算機14からの分
周率指定信号141を解読して後述す−る理由のために
そのクロック信号に対する分周クロック信号をつくると
ともにその分周クロック信号をプリチャージ用とEBパ
ルス照射用の2つに分岐するための回路である。そして
この回路9は、プリチャージ用信号φ0とそれよりもτ
時間だけ遅延されたEBパルス照射用信号φ1とのOR
信号としてのドライバ駆動信号91を出力し、これをE
Bパルスゲートドライバ10に与えると、EBパルスゲ
ートドライバ10は制御計算機14からの指示信号14
2の制御の下でEBパルスゲート3を制御してまずプリ
チャージ用信号φ0でEBパルス5をプリチャージ用と
して発生し、それよりもτ時間だけ遅延されてEBパル
ス照射信号φiで再びEI3パルス5を発生ずることに
なる。
この時、前者のプリチャージ用信号φ0によるEBパル
ス5によって被検IC6の配線上の保護膜表面がプリチ
ャージされる。
それから7時間後にEBパルス照射信号φ1によるEB
パルス5によって被検IC6の配線から放出される2次
電子7のエネルギーを検出して。
その配線の電圧の変化や各配線の二次元的な電圧状態を
観察する。偏向制御回路11は、制御用計算機からの座
標等の制御データ143を受けて偏向コイル4を駆動し
て、EBパルス5を被検IC6の任意の場合に投射でき
るように制御する。また1本発明の電子、ビー、ム装置
において最も重要な部分である信号処理回路13とEB
パルスゲート制御回路9との間では、信号処理回路13
が処理中のときには制御回路9にクロック信号81を入
力しないようにゲート信号132を与えて、 EBパル
ス5の投射を禁止するようにし、配線の電圧波形を観察
するときには制御回路9から発生する2次電子信号取得
用のEBパルス照射信号φ1の位相を少しずつ移動させ
ることになるので、このφ1をストローブ信号92とし
て2次電子信号121のAD変換時におけるサンプリン
グ用のタイミングとして信号処理回路13に与えている
このように本発明の電子ビーム装置は、保護膜を被った
IC内部の配線の電圧波形や電圧像を簡単に観測するた
めに、IC繰り返しクロック81あるいはそれを分周し
たクロックを2つに分岐し。
一方にプリチャージタイミング用遅延、もう一方をEB
パルス照射タイミング用遅延を与えることによってプリ
チャージと2次電子信号取得を交互に行うことに特徴が
ある。
次に、第1図の電子ビーム装置において最も重要である
EBパルスゲート制御回路9と信号処理回路13を詳細
に説明する。
EBパルスゲート制御回路を第2図に示す。
EBパルスゲート制御回路では、まず【Cドライバ8か
らのIC周期クロ7り81を分周回路93によって分周
する。分周回路93は制御用計算機14からの分周率指
定データ141−1を基にIC周期クロックを分周する
。分周しないとすれば9分周器の出力である分周クロッ
ク97はIC繰り返しクロック信号81と同じ周期とな
る。この分周クロ7り97は2つに分岐され、2つの遅
延回路95.94によってそれぞれ遅延され、プリチャ
ージタイミング設定用の信号φOとEBパルス照射用信
号φCとして、それぞれ950と92に出力される。こ
のとき、その遅延時間はそれぞれ、遅延時間指定データ
141−1と141−3として制御用計算機14から遅
延回路95゜96に与えられる。これらのプリチャージ
用信号φo(950)とそれよりもτ時間だけ遅れたE
Bパルス照射用信号φ+(92)はOR回路96で統合
されてEBパルスゲートドライバ駆動信号91として出
力される。このEBパルスゲート制御回路において、も
し、クロック信号81が分周されないとき、プリチャー
ジ用信号φ0から1時間後にEBパルス照射信号φIが
出力されたとすると、φ0によるプリチャージ用EBパ
ルス5とφ1による2次電子信号取得用EBパルス5及
びこれらに対するアナログ2次電子信号121の関・係
は、第4図に示すようになる。
すなわち、プリチャージ用位相φ0を0とするとプリチ
ャージ用EBパルス5はIC繰り返しクロック81とほ
ぼ同じタイミングで照射され、EBパルス照射用の信号
φ1によるEBパルス5はそれよりもτ時間遅延されて
照射されている。この場合プリチャージ用EBパルスの
照射によってアナログ2次電子信号波形Aが発生し、そ
れから時間τ後に実際に取得すべき2次電子信号波形B
が発生することになる。
しかし、IC繰り返しクロック信号81を分周しないま
まであると、φ0とφ1の時間差τが小さい場合には、
アナログ2次電子信号121の波形AとBとが重なり合
ってしまうことがある。そこで第5図に示すように、E
Bパルスゲート制御回路9内の分周回路93において、
IC繰り返しクロック信号81を3分周してできる分周
クロック97に対してプリチャージ用信号φ0を元のク
ロック81の第1番目の周期内で発生させ、 EBパル
ス照射用信号φ1をクロック信号81の第2番目の周期
内で発生させるようにすれば、アナログ2次電子信号1
21のプリチャージに対する信号波形Aとディジタルデ
ータ取得用信号波形Bとが重なり合わないようにするこ
とができる。分周器93でI(JJり返しクロック信号
81を分周することは、これ以外の目的にもいろいろと
利用できる。
次に、第3図を参照して信号処理回路13について詳細
に説明する。信号処理回路13ではEBパルス5によっ
て被検IC6から放出された2次電子7を検出する検出
器12から出力されるアナログ2次電子信号121を増
幅器133で増幅し。
その出力をAD変換器136に入力する。AD変換器1
36は、増幅された゛アナログ2次電子信号を、ディジ
クル信号に変換する。このとき、アナログ信号をサンプ
リングするタイミングを指定するために、EBパルスゲ
ート制御回路13内で生成されたEBパルス照射用信号
φ1のストローブ信号92を、遅延回路134で適当に
遅延した信号135がサンプリング信号としてAD変換
器136に入力される。AD変換されたディジタル2次
電子信号は加算平均処理回路137に入力される。ここ
では、EBパルス照射信号φ1の位相を固定したままで
EBパルスを照射して得られるディジタル2次電子信号
の加算平均が計算され位相φ、Iに対するデータとなる
。このように加算平均すれば、信号に対するS/N (
信号雑音比)が向上することになる。
この信号処理回路13は制御用計算1a14の制御下に
あり、計算機」4からスタート信号144−3を入力し
て信号処理を開始し、遅延回路134に対してストロー
ブ信号92の遅延時間を指定するデータ(144−1)
や加算平均処理回路137に対してその加算回数を指定
するデータ(144−2)が与えられ、計算された加算
平均。
すなわち、被検ICの配線電圧に対応するディジタルデ
ータ131が加算平均処理回路 137から制御用計算
機14で転送され、計算機14内で適当にディジタル処
理されて表示されることになる。
(7)発明の効果 このように1本発明はストロボ機能を設けた電子ビーム
装置において、基準位相におけるプリチャージと任意の
測定位相における2次電子信号のサンプリングを交互に
行う手段を設けることによって、保護膜付ICの配線電
圧をプリチャージした後に測定でき、極めて簡単な構造
で、その電圧の時間的変化およびIC表面上にある二次
元的な空間にある各部の電圧状態を精度高く観測するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は上記
実施例のうちEBパルス制御回路の具体的ブロック図、
第3図は上記実施例のうち信号処理回路の具体的ブロッ
ク図、第4図及び第5図はEBパルスとアナログ2次電
子信号の関係を示すタイミングチャートである。 5・・・電子ビームパルス、    6・・・被検IC
,?・・・2次電子、    9・・・EBパルスゲー
ト制御回路、    13・・・信号処理回路、   
 14・・・制御用計算機。 第1図 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストロボ機能を設けた電子ビーム装置において、
    基準位相におけるプリチャージと任意の測定位相におけ
    る2次電子信号のサンプリングを交互に行う手段を設け
    たことを特徴とする電子ビーム装置。
  2. (2)被検ICに投射する電子ビームをプリチャージ用
    電子ビームと測定用電子ビームに分離し前記プリチャー
    ジ用電子ビームを被検ICに投射後前記測定用電子ビー
    ムを被検ICに投射する制御回路と、前記被検ICへの
    電子ビーム投射後放出される2次電子ビームから得られ
    る2次電子信号を前記測定用電子ビームが被検ICに投
    射されるタイミングでサンプリング処理しかつ前記制御
    回路と相互に制御しあう信号処理回路と、前記制御回路
    と前記信号処理回路を制御する制御用計算機を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のストロボ電
    子ビーム装置。
JP59181913A 1984-08-31 1984-08-31 ストロボ電子ビ−ム装置 Pending JPS6159271A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620096U (ja) * 1992-02-25 1994-03-15 佐々木硝子株式会社 光る置物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620096U (ja) * 1992-02-25 1994-03-15 佐々木硝子株式会社 光る置物

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