JPS6158961B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6158961B2
JPS6158961B2 JP54166823A JP16682379A JPS6158961B2 JP S6158961 B2 JPS6158961 B2 JP S6158961B2 JP 54166823 A JP54166823 A JP 54166823A JP 16682379 A JP16682379 A JP 16682379A JP S6158961 B2 JPS6158961 B2 JP S6158961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
tap
series
unit
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54166823A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5690510A (en
Inventor
Ichiro Tanaka
Yoshiaki Ikeda
Masayoshi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP16682379A priority Critical patent/JPS5690510A/ja
Publication of JPS5690510A publication Critical patent/JPS5690510A/ja
Publication of JPS6158961B2 publication Critical patent/JPS6158961B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/02Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、単巻変圧器に関し、殊に輸送の制
限から複数個に分割される単相単巻変圧器の結線
方法に関するものである。
一般に、大容量の単相単巻変圧器は、輸送制限
等の理由から複数個の単位変圧器に分割して製造
し、据付時に適宜結線を行つている。
従来、第1図に示すような単相単巻変圧器を二
分割構成とし、それらの間の結線を行う場合、第
2図に示すように、同一構成の単位変圧器A,B
を2個製作し、これらの単位変圧器A,Bを並列
接続するものであつた。すなわち、単位変圧器
A,Bは、夫々鉄心10に三次巻線12、分路巻
線14、直列巻線16およびタツプ巻線18を巻
回配置した構成からなり、各三次巻線12と分路
巻線14は夫々並列接続すると共に直列巻線16
とタツプ巻線18とは各単位変圧器毎に直列接続
してこれらを互いに並列接続するものである。こ
のような巻線配置の単巻変圧器においては、1―
2次間%インピーダンス電圧傾向は、第3図に示
すように、タツプ位置により相当変化が大きいこ
とは周知の通りである。すなわち、第3図から明
らかなように、%インピーダンス電圧は、最高タ
ツプで大きく、最低タツプで小さくなつている。
このため、最高タツプでは漏れ磁束が大きくな
り、周辺構造物の局部過熱が問題になる。また、
最低タツプでは、短絡時の電磁機械力が大きくな
る。また、従来の分割した単位変圧器は全ての巻
線を備えるため、構造を小型化するにも限度があ
り、輸送制限を克服するのに充分満足すべきもの
ではなかつた。
そこで、本発明者等は、前述した従来技術の問
題点を全て克服すべく種々検討並びに試作を重ね
た結果、単相単巻変圧器において、2分割した単
位変圧器の直列巻線およびタツプ巻線を直列接続
すると共に分路巻線を並列接続し、タツプ巻線と
三次巻線とを夫々別の単位変圧器のみに構成配置
することにより、1―2次間の%インピーダンス
電圧傾向が最高タツプ、中央タツプ、最低タツプ
で殆んど変化せず、このため従来問題とされた最
高タツプでの余分な漏れ磁束や最低タツプでの短
絡時の電磁機械力等による問題を改善することが
できる。
従つて、本発明の目的は、複数個に分割される
各単位変圧器の構造を簡略かつ小型化すると共に
1―2次間の%インピーダンス電圧が各タツプ位
置において変化しないよう各単位変圧器の巻線を
接続してなる単巻変圧器を提供するにある。
前記の目的を達成するため、本発明において
は、複数個に分割した単位変圧器の各巻線を相互
に接続してなる単巻変圧器において、各単位変圧
器にそれぞれ直列巻線と分路巻線とを配置し、各
単位変圧器の直列巻線を相互に直列接続すると共
に各単位変圧器の分路巻線を相互に並列接続し、
さらにいずれかの単位変圧器にタツプ巻線を設け
てこのタツプ巻線と直列巻線とを相互に直列接続
することを特徴とする。
次に、本発明に係る単巻変圧器の実施例につき
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、第1図および第2図に示す従
来の単巻変圧器と同一の構成部分については、同
一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
第5図および第6図は、単相単巻変圧器の結線
および巻線の配置を夫々示すものである。すなわ
ち、本実施例はタツプ範囲±10%の場合を示し、
一方の単位変圧器20Aは鉄心10に三次巻線1
2、分路巻線14および約60%の巻数を有する直
列巻線16を巻回配置し、また他方の単位変圧器
20Bは鉄心10に分路巻線14、約40%の巻数
を有する直列巻線16およびタツプ巻線18を巻
回配置した構成からなり、各単位変圧器20A,
20Bの直列巻線16,16はタツプ巻線18と
共に全て直列に接続し、分路巻線14,14は並
列に接続し、そして三次巻線は単独で外部へ接続
導線を導出したものである。
このように構成配置された本実施例に係る単相
単巻変圧器の1―2次間%インピーダンス電圧
は、第7図に示すように、最高タツプ、中央タツ
プおよび最低タツプ間において略平担となる傾向
を示す。
以下、実施例により、本実施例に係る単相単巻
変圧器が第7図に示す特性を有する点につき実証
する。
実験例 第6図に示す実施例に基づき、容量1〔F〕、
1次電圧110〜100R〜90〔V〕、2次電圧50〔V〕
の単巻変圧器を設定し、単位変圧器20A,20
Bの直列巻線16,16を60%と40%とにし、そ
の他の各巻線のターン数を第8図に示すように規
定して結線した。
単位変圧器の容量分担について 〔最高タツプにおける容量分担〕 単位変圧器20Aの容量分担は、 直列巻線において1/110×30=30/110とな
る。
アンペアターンの法則から分路巻線も30/110と
な る。
単位変圧器20Bの容量分担は、 直列巻線において1/110×20=20/110 タツプ巻線において1/110×10=10/110と
なる。
アンペアターンの法則から分路巻線は、直列巻
線+タツプ巻線の容量となるから、 20/110+10/110=30/110となる。
〔中央タツプにおける容量分担〕
単位変圧器20Aの容量分担は、 直列巻線において1/100×30=30/100とな
る。
アンペアターンの法則から分路巻線も30/100と
な る。
単位変圧器2Bの容量分担は、 直列巻線において1/100×20=20/100 タツプ巻線において0となる。
アンペアターンの法則から分路巻線は20/100と
な る。
〔最低タツプにおける容量分担〕
単位変圧器20Aの容量分担は、 直列巻線において1/90×30=30/90となる。
アンペアターンの法則から分路巻線も30/90とな る。
単位変圧器20Bの容量分担は、 直列巻線において1/90×20=20/90 タツプ巻線において1/90×(−10)=−10/9
0 アンペアターンの法則から分路巻線は、直列巻
線+タツプ巻線の容量となるから、 20/90−10/90=10/90となる。
各巻線間の%インピーダンス電圧について 単位変圧器20Aにおいて(直列―分路)間を
100%とし、単位変圧器20Bにおいて(直列―
分路)間を100%とし、単位変圧器20Bにおい
て(直列―分路)間を55%とすれば、 (直列―タツプ)間は約60% (分路―タツプ)間は約130%となる。
以上から1―2次間の%インピーダンス電圧を
計算すると次の通りである。
〔最高タツプにおける%インピーダンス電圧〕
〔中央タツプにおける%インピーダンス電圧〕 〔最低タツプにおける%インピーダンス電圧〕 以上の結果から、中央タツプにおける%インピ
ーダンス電圧を100とすれば、各タツプの偏差値
は次の通りである。
最高タツプ…12.40×100/11.20=111 中央タツプ… 100 最低タツプ…12.35×100/11.20=110 従つて、本発明によれば、1―2次間の%イン
ピーダンス電圧は、タツプ変位をどのように選択
しても大幅な変化をしないことが諒解されよう。
なお、前述の実験例において、変圧器の%イン
ピーダンス電圧値に関して、単位変圧器20Aを
100%、単位変圧器20Bを55%と仮定したが、
単位変圧器20A,20Bは夫々別鉄心であるた
め、これらの数値は前記実験例の成立に際して余
り問題とならない。
また、%インピーダンス電圧の計算は、次式に
示す回路法によるものである。
Z=Σk・Pi・Pj・Zij 但し、 Z:求めようとする端子からみた%インピーダン
ス電圧 Pi,Pj:端子容量を1〔F〕とした場合の第i,
第j巻線の容量比 Zij:端子容量ペースにおける第i,第j巻線間
の%インピーダンス電圧 k:第i,第jのアンペアターンが 〃 逆向きなら+1 〃 同方向なら−1 次に、比較実験例を挙げて、本発明に係る単巻
変圧器との特性につき比較する。
比較実験例 前記実験例と同様に、容量1〔F〕、1次電圧
110〜100R〜90〔V〕、2次電圧50〔V〕の単巻変
圧器を設定し、第4図に示すような、標準配置
〔鉄心10、分路巻線14、直列巻線16、タツ
プ巻線18〕の構成とする。
この場合の1―2次間%インピーダンス電圧
は、定格時の%インピーダンス電圧を100とする
と、最高タツプでは約110、最低タツプでは約90
に変化することは周知の通りである。これらの値
に単巻変圧器特有の巻数分比を乗じると、各タツ
プにおける%インピーダンス電圧は次の通りであ
る。
最高タツプ…(110−50/110)×110=32.7
% 中央タツプ…(100−50/100)×100=25.0
% 最低タツプ…(90−50/90)×90=17.8% そこで、中央タツプの%インピーダンス電圧を
100とすれば、各タツプの偏差値は次の通りであ
る。
最高タツプ 32.7×100/25=130.8 中央タツプ 100 最低タツプ 17.8×100/25=71.2 従つて、従来の単巻変圧器によれば、1―2次
間の%インピーダンス電圧は、タツプ位置により
大幅に変化することが確認される。
前述した本発明に係る単巻変圧器の実験例と従
来の単巻変圧器の比較実験例から明らかな通り、
本発明の単巻変圧器によれば、次のような多くの
優れた効果を得ることができる。
1―2次間の各タツプにおける%インピーダ
ンス電圧特性が平坦となることから、従来のも
のと比べて余分な漏れ磁束対策が不要となり、
漂遊損が低減する。従つて、損失が減少するの
で冷却器の必要も少なくなる。一方、短絡時の
機械力が小さくなり、巻線の心線断面積を減少
することができると共に相対的に巻線の量を削
減することができ、小形化できる。このため、
輸送を極めて容易化することができる。
三次巻線は、結合される単位変圧器のいずれ
か一方に1個設ければよく、製作工数の削減と
製作作業の短縮を図ることができる。
単位変圧器の巻線個数が減少することによ
り、余分な絶縁寸法をとる必要がなくなり、単
位変圧器のコンパクト化並びに製造コストの低
減化を達成することができる。
単位変圧器を相互に接続するに際し、接続リ
ードの本数が低減する(従来は5本必要であつ
たが本発明では3本で済む)ので、接続用ダク
トがコンパクトとなり、内部に充填するための
使用油量を低減することができる。
以上、本発明の好適な実施例として、単相単巻
変圧器を2分割した場合について説明したが、三
相単巻変圧器においても三相器を2分割とする場
合にも本発明を実施することができる。また、単
相変圧器にも応用することができるばかりでな
く、2分割以外の複数分割についても応用可能で
ある。さらに、本実施例においては、高圧側タツ
プ切換結線について説明したが、低圧側タツプ切
換結線についても同様に達成することができるこ
とは勿論である。
なお、本発明の精神を逸脱しない範囲内におい
て種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単相単巻変圧器の巻線結線図、
第2図は従来の2分割された各単位変圧器の巻線
配置図、第3図は第2図に示す従来の単相単巻変
圧器の各タツプ位置における%インピーダンス電
圧特性線図、第4図は比較実験例として使用した
従来の単位変圧器の巻線配置図、第5図は本発明
に係る単巻変圧器の一実施例を示す単相単巻変圧
器の巻線結線図、第6図は本発明に係る単巻変圧
器の一実施例を示す2分割された各単位変圧器の
巻線配置図、第7図は第6図に示す本発明に係る
単位変圧器の各タツプ位置における%インピーダ
ンス電圧特性線図、第8図は本発明に係る単巻変
圧器の実験例に使用する単相単巻変圧器の巻線結
線図である。 10…鉄心、12…三次巻線、14…分路巻
線、16…直列巻線、18…タツプ巻線、20
A,20B…単位変圧器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個に分割した単位変圧器の各巻線を相互
    に接続してなる単巻変圧器において、各単位変圧
    器にそれぞれ直列巻線と分路巻線とを配置し、各
    単位変圧器の直列巻線を相互に直列接続すると共
    に各単位変圧器の分路巻線を相互に並列接続し、
    さらにいずれかの単位変圧器にタツプ巻線を設け
    てこのタツプ巻線と直列巻線とを相互に直列接続
    することを特徴とする単巻変圧器。
JP16682379A 1979-12-24 1979-12-24 Autotransformer Granted JPS5690510A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16682379A JPS5690510A (en) 1979-12-24 1979-12-24 Autotransformer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16682379A JPS5690510A (en) 1979-12-24 1979-12-24 Autotransformer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5690510A JPS5690510A (en) 1981-07-22
JPS6158961B2 true JPS6158961B2 (ja) 1986-12-13

Family

ID=15838321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16682379A Granted JPS5690510A (en) 1979-12-24 1979-12-24 Autotransformer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5690510A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342106A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 Fuji Electric Co Ltd 単相単巻負荷時タツプ切換変圧器
JPS645394A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Hi Tech Lab Inc Automatic power controller for induced load
JPH0715852B2 (ja) * 1991-07-29 1995-02-22 有限会社東電工 単巻変圧器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5690510A (en) 1981-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2535554A (en) Close-coupled electrical transformer
US4547721A (en) Transformer structure
JPS6158961B2 (ja)
US1376011A (en) Electric apparatus
EP1887588A1 (en) Prism-type electrical converter for the generation, transmission, distribution and supply of electric current, and production method thereof
JPS5923455B2 (ja) 3巻線変圧器
US3621428A (en) Electrical windings and method of constructing same
US4471334A (en) On-load tap-changing transformer
JPS59134808A (ja) 負荷時タツプ切換変圧器
CN219286184U (zh) 变压器调压绕组和变压器
US3710292A (en) Electrical windings
JPS5846047B2 (ja) 負荷時タツプ切換単巻変圧器
US3624577A (en) Tapped multilayer winding for electrical inductive apparatus
JPS5918659Y2 (ja) 三相空心リアクトル
JPH0241855Y2 (ja)
US2989685A (en) Regulating transformer
US3832660A (en) Transformer having an electrically symmetrical tapped winding
JPH06310350A (ja) 異容量負荷三相単相スコット結線変圧器
JPS6325484B2 (ja)
JPS6252931B2 (ja)
JPS607456Y2 (ja) 誘導電器巻線
JP3218607B2 (ja) モールド変圧器巻線
JPH05159948A (ja) 負荷時タップ切換単相単巻変圧器
JPS6216529B2 (ja)
JPS59964B2 (ja) 大容量変圧器巻線