JPS5918659Y2 - 三相空心リアクトル - Google Patents

三相空心リアクトル

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JPS5918659Y2
JPS5918659Y2 JP6139880U JP6139880U JPS5918659Y2 JP S5918659 Y2 JPS5918659 Y2 JP S5918659Y2 JP 6139880 U JP6139880 U JP 6139880U JP 6139880 U JP6139880 U JP 6139880U JP S5918659 Y2 JPS5918659 Y2 JP S5918659Y2
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JP
Japan
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air
core reactor
phase
core
reactor
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JP6139880U
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JPS56162628U (ja
Inventor
一敞 三沢
Original Assignee
日新電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無結合空心リアクトル、特に3相空心リアクト
ルの配置に関する考案である。
第1図には空心リアクトル1,2.3を同軸に3段に積
んだ3相空心リアクトルの例が示される。
11.12.21,22.31.32はそれぞれ空心リ
アクトル1.2.3の端子であり、4は空心リアクトル
間および対地間の絶縁支持物である。
このような配置によるときは隣接相聞の相互インダクタ
ンスが大きくなり、特にコンデンサと各相空心リアクト
ルとをそれぞれ接続して高調波フィルターを構成する場
合は、各相を流れる高調波電流が刻々と変るため、他相
電流の影響が相互インダクタンスを通じて刻々変る残留
電圧としてフィルタ一端子間に現われ、しかもこのよう
な残留電圧はりアクドルのタップ等で調整することはで
きない。
各空心リアクトルの軸方向高さをその直径に比べてかな
り大きくすれば隣接相聞の相互インダクタンスを減少さ
せることが可能であるが、同じリアクタンス値に対して
導体量を増加させる必要があり、使用導体量の増加によ
り電力損失も増加して経済的に不利であり、このような
りアクドルを3段積に構成するときは構造的に不安定な
面も生じてくる。
また第1図のような3段積を廃し、第2図のように各相
空心リアクトル1.2.3を正三角形状に配置する構成
もある。
この場合、相互インダクタンスははるかに小さくなるが
、括付面積が増大し、結線も複雑になるという欠点があ
る。
本考案におては上述のような3相空心リアクトルの各相
リアクトル配置における欠点に鑑み、第1図に示す縦に
3段積みのりアクドルのうち中央相の空心リアクトル2
を水平方向にずらして配置することに特徴を有するもの
である。
第3図、第4図は前述の考えに基づく1実施例の縦断面
図および上面図を示すものである。
図において空心リアクトル1および3は同軸上に上下に
配置され、その中間部分において空心リアクトル2が前
記軸線より直垂方向、従って両空心リアクトル1,3に
平行にずらして配置される。
この空心リアクトル1゜3の軸線のよりのずらしによる
変位距離については後述する。
空心リアクトル3は例えば、磁器またはエポキシ樹脂よ
りなる絶縁支持物4で支持され、中間に変位して配置さ
れる空心リアクトル2は空心リアクトル3のコイル上面
を支持点とする絶縁支持物4″および補助支持物5およ
び絶縁支持物4′により絶縁支持される。
また、空心リアクトル1は空心リアクトル3のコイル上
面を支持点として補助支持物5および絶縁支持物4′よ
りなる支持物および空心リアクトル2のコイル上面を支
持点とする絶縁支持物4によって絶縁支持される。
6はリアクトル3よりの引出線で゛あり、リアクトル2
の中を垂直に通される。
これらの絶縁支持物4゜4’、4//と補助支持物5よ
りなる絶縁支持個所についてはその設計により複数個新
設けられ、荷重の適当な分配が行われる。
表1に空心リアクトル1と2とのそれぞれの中心軸の軸
間距離による相互インダクタンスM 12の変化および
空心リアクトル1と3の相互インダクタンスM13の値
が示される。
こ・で、各空心リアクトルの寸法は平均半径70 cm
、高さ62cm、厚み62cmでコイル間距離は92c
m(但し垂直方向)である。
なおLは自己インダクタンスで゛ある。
表1が示すように軸間距離が増加するに従いM12/L
は減少する。
これに対してM工、/Lは変化するところがないが、例
えば、M1□/Lは軸間距離150〜180cmの間で
M13/ Lの1.6の数値と同じになるところがあり
、設計により調整することができる。
本実験例では上述のように平均半径70 cmのコイル
を用いているが、軸間距離を140 cmとすれば、M
1□/Lは2.6%程度となり、大巾に相間のM02/
LおよびM13/ Lの平衝を改善することができ、従
ってフィルターにおける他相高調波の影響を緩和するこ
とができる。
以上述べた本考案の構成によれば、相互インダクタンス
の点では第1図に示す従来のものより大巾に改善され、
まさ第2図に示すように各空心リアクトルを平面的に配
置したものよりよりすくない占有面積で、実質的には遜
色のない3相空心リアクトルが得られ、極めて実用的な
考案ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の三相空心リアクトルの1例を示し、第2
図は相互結合の殆んどない三相空心リアクトルの例を示
し、第3図、第4図は本考案の三相空心リアクトルの1
実施例を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3個の空心リアクトルを縦積みした三相リアクトルにお
    いて、中央部の空心リアクトルの位置を水平方向にずら
    してなる三相空心リアクトル。
JP6139880U 1980-05-01 1980-05-01 三相空心リアクトル Expired JPS5918659Y2 (ja)

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FI69944C (fi) * 1984-06-27 1986-05-26 Kone Oy Saett att placera drosslar med luftkaerna
JP5521430B2 (ja) * 2009-08-06 2014-06-11 富士電機株式会社 電力変換装置のリアクトル配置構造

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