JPS6158737B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6158737B2 JPS6158737B2 JP8771882A JP8771882A JPS6158737B2 JP S6158737 B2 JPS6158737 B2 JP S6158737B2 JP 8771882 A JP8771882 A JP 8771882A JP 8771882 A JP8771882 A JP 8771882A JP S6158737 B2 JPS6158737 B2 JP S6158737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hot water
- water supply
- water heater
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 112
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24D—DOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
- F24D17/00—Domestic hot-water supply systems
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複数の小径給湯器から成る給湯装置
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
給湯負荷が広範囲に変動する場合の給湯装置と
しては、大容量（給湯出力が大きい）給湯器を用
い、電子式制御器と三方弁で給湯温度を制御する
方式に代わり、自動式温度調節弁によつて制御さ
れる小型給湯器を複数台並列に接続配置して高出
力の装置とする方式が提案されている。後者の方
式は前者の方式に較べて電源を必要とせず、比較
的安価でもあるため多用される傾向にあるが、次
のような問題がある。すなわち、各給湯器の負荷
は各々の機器の流水抵抗に逆比例して与えられる
ことになるため、負荷が大きい場合、給湯温度の
制御は可能であるが、全体の負荷が小さくなると
個々の機器に対する負荷が小さくなり（同一の給
湯器で構成した場合、個々の給湯器の負荷は全体
の給湯器数分の１となる。） 個々の機器の制御範囲以下となつて制御不能ま
たは不安定となつてしまう。
しては、大容量（給湯出力が大きい）給湯器を用
い、電子式制御器と三方弁で給湯温度を制御する
方式に代わり、自動式温度調節弁によつて制御さ
れる小型給湯器を複数台並列に接続配置して高出
力の装置とする方式が提案されている。後者の方
式は前者の方式に較べて電源を必要とせず、比較
的安価でもあるため多用される傾向にあるが、次
のような問題がある。すなわち、各給湯器の負荷
は各々の機器の流水抵抗に逆比例して与えられる
ことになるため、負荷が大きい場合、給湯温度の
制御は可能であるが、全体の負荷が小さくなると
個々の機器に対する負荷が小さくなり（同一の給
湯器で構成した場合、個々の給湯器の負荷は全体
の給湯器数分の１となる。） 個々の機器の制御範囲以下となつて制御不能ま
たは不安定となつてしまう。
この発明の目的は、前記した従来技術の欠点を
解消し、広範囲の制御性を有する改良された給湯
装置を提供することにある。
解消し、広範囲の制御性を有する改良された給湯
装置を提供することにある。
このような目的は、この発明によれば、個々の
給湯器の給水側に定流量弁を設けて給湯器単体の
過負荷を防ぐ一方、次に負荷を与える給湯器の給
水側に差圧制御弁を設け、負荷に応じて台数制御
させることによつて達成できる。
給湯器の給水側に定流量弁を設けて給湯器単体の
過負荷を防ぐ一方、次に負荷を与える給湯器の給
水側に差圧制御弁を設け、負荷に応じて台数制御
させることによつて達成できる。
以下この発明を図面を参照して説明するに、第
１図は同じ出力の小型給湯器２台を用いて大出力
の給湯装置とした場合を示している。各々の給湯
器Ａ及びＢは夫々熱交換器１と、その熱媒出口５
側に設けられた温度調節弁６から成つている。し
かして温度調節弁６は熱交換器１の給湯口３側に
セツトされた感温部からの検出信号により作動し
て熱交換器１に対する熱媒流量を調節し、設定さ
れた給湯温度、例えば60℃が得られる制御機能を
有している。従つて各々の給湯器Ａ及びＢは給水
されゝば自動的に給湯温度が制御できるようにな
つている。
１図は同じ出力の小型給湯器２台を用いて大出力
の給湯装置とした場合を示している。各々の給湯
器Ａ及びＢは夫々熱交換器１と、その熱媒出口５
側に設けられた温度調節弁６から成つている。し
かして温度調節弁６は熱交換器１の給湯口３側に
セツトされた感温部からの検出信号により作動し
て熱交換器１に対する熱媒流量を調節し、設定さ
れた給湯温度、例えば60℃が得られる制御機能を
有している。従つて各々の給湯器Ａ及びＢは給水
されゝば自動的に給湯温度が制御できるようにな
つている。
このような構成の給湯器ＡとＢは並列に接続配
置され、２倍の給湯量が得られるようになつてい
るが、各給湯器Ａ及びＢの給水側には夫々定流量
弁７が設置され、給水圧が変動しても夫々の制御
範囲内の最大流量が得られるようになつている。
しかして一方の給湯器Ｂの給水口２側には差圧制
御弁８が設置されている。この差圧制御弁８の導
圧管は給水量に応じた差圧が発生する箇所、例え
ば給湯器Ａの給水口と給湯口につながれている。
この差圧制御弁８の作動設定値は定流量弁７の設
定値の流量が流れたときに前記２点間に発生する
差圧と同じ値とするが、それ以下の値であつても
差支えない。
置され、２倍の給湯量が得られるようになつてい
るが、各給湯器Ａ及びＢの給水側には夫々定流量
弁７が設置され、給水圧が変動しても夫々の制御
範囲内の最大流量が得られるようになつている。
しかして一方の給湯器Ｂの給水口２側には差圧制
御弁８が設置されている。この差圧制御弁８の導
圧管は給水量に応じた差圧が発生する箇所、例え
ば給湯器Ａの給水口と給湯口につながれている。
この差圧制御弁８の作動設定値は定流量弁７の設
定値の流量が流れたときに前記２点間に発生する
差圧と同じ値とするが、それ以下の値であつても
差支えない。
給湯器３台を並列に接続した場合においては、
その３台目の給湯器における給水口側に２台目の
給水器Ｂの場合と同様に定流量弁７及び差圧制御
弁８が設置される。以後の追加の給湯器において
も同様である。
その３台目の給湯器における給水口側に２台目の
給水器Ｂの場合と同様に定流量弁７及び差圧制御
弁８が設置される。以後の追加の給湯器において
も同様である。
斯かる構成において、給湯口３を開き給湯負荷
がかゝると、給湯器Ｂは差圧制御弁８によつて給
水路が断たれているため、給湯器Ａに上水が流れ
ると共に熱媒が流れ、温度がコントロールされた
状態で給湯が開始される。
がかゝると、給湯器Ｂは差圧制御弁８によつて給
水路が断たれているため、給湯器Ａに上水が流れ
ると共に熱媒が流れ、温度がコントロールされた
状態で給湯が開始される。
ここで給湯器Ａ及びＢの温度制御が給湯量３
／minまで不安定であるとすれば、給湯の温度
は３／minまでは不安定であるが、それ以上か
ら定流量弁７による設定値までは安定となる。こ
の間、給湯器Ａの給水口と給湯口の間には流体抵
抗によつて差圧が生ずるが、この差圧は給湯器Ｂ
の差圧制御弁８に導かれている。
／minまで不安定であるとすれば、給湯の温度
は３／minまでは不安定であるが、それ以上か
ら定流量弁７による設定値までは安定となる。こ
の間、給湯器Ａの給水口と給湯口の間には流体抵
抗によつて差圧が生ずるが、この差圧は給湯器Ｂ
の差圧制御弁８に導かれている。
ここで給湯負荷が定流量弁７の設定値を越えた
場合、差圧制御弁８が作動し、給湯器Ｂの給水路
が開くので、給湯器Ｂにも上水が流れると共に熱
媒が流れ、給湯器Ｂからも給湯が行なわれる。こ
の場合、給湯器Ｂはそのときの給湯負荷から給湯
器Ａの最大給湯量を差し引いた給水量に対して温
度制御され、給湯は両給湯器Ａ及びＢからの温水
の混合温水となる。
場合、差圧制御弁８が作動し、給湯器Ｂの給水路
が開くので、給湯器Ｂにも上水が流れると共に熱
媒が流れ、給湯器Ｂからも給湯が行なわれる。こ
の場合、給湯器Ｂはそのときの給湯負荷から給湯
器Ａの最大給湯量を差し引いた給水量に対して温
度制御され、給湯は両給湯器Ａ及びＢからの温水
の混合温水となる。
ここで、給湯器Ｂの給湯量が３／min以下の
場合、給湯器Ｂからの給湯の温度は不安定である
が、その温水は給湯器Ａからの多量の温水に混合
されるためその温度変化は給湯器Ａからの温水に
吸収され、負荷に対する給湯の温度を乱すような
ことはない。このことは、給湯器Ａ及びＢの最大
流量が夫々15／minとした場合、その安定範囲
は３〜30／min（３台の場合３〜45／min）
となり、単に２台を並列接続した場合の６〜30
／min（３台の場合９〜45／min）に較べて
給湯温度の制御範囲が広がつたことを意味してい
る。
場合、給湯器Ｂからの給湯の温度は不安定である
が、その温水は給湯器Ａからの多量の温水に混合
されるためその温度変化は給湯器Ａからの温水に
吸収され、負荷に対する給湯の温度を乱すような
ことはない。このことは、給湯器Ａ及びＢの最大
流量が夫々15／minとした場合、その安定範囲
は３〜30／min（３台の場合３〜45／min）
となり、単に２台を並列接続した場合の６〜30
／min（３台の場合９〜45／min）に較べて
給湯温度の制御範囲が広がつたことを意味してい
る。
因に標準出力50000Kcal／ｈの小型給湯器２台
を用いて100000Kcal／ｈの給湯装置とした場合
についてその給湯量を変えた場合の給湯温度の変
化を見てみても、この発明による場合、第２図に
線Ｔで示すように、単に２台を並列に接続した場
合（第３図）に較べて安定範囲が広いことが判
る。尚、この場合の50000Kcal／ｈの標準条件は
給水温度５℃、給水量15.2／min、給湯温度60
℃、熱媒入口温度90℃、熱媒出口温度40℃、熱媒
流量16.6／minである。
を用いて100000Kcal／ｈの給湯装置とした場合
についてその給湯量を変えた場合の給湯温度の変
化を見てみても、この発明による場合、第２図に
線Ｔで示すように、単に２台を並列に接続した場
合（第３図）に較べて安定範囲が広いことが判
る。尚、この場合の50000Kcal／ｈの標準条件は
給水温度５℃、給水量15.2／min、給湯温度60
℃、熱媒入口温度90℃、熱媒出口温度40℃、熱媒
流量16.6／minである。
以上の説明から明らかなようにこの発明による
装置は定流量弁により１台当りの最大負荷を限定
し、差圧制御弁により負荷時の差圧を検出して次
の給湯器を作動させるものであるから負荷に応じ
た運転台数制御が可能であるだけでなく、給湯温
度制御範囲を広げることができる利点がある。
装置は定流量弁により１台当りの最大負荷を限定
し、差圧制御弁により負荷時の差圧を検出して次
の給湯器を作動させるものであるから負荷に応じ
た運転台数制御が可能であるだけでなく、給湯温
度制御範囲を広げることができる利点がある。
尚、前の例では同じ出力の給湯器を用いた場合
を示したが、定流量弁、差圧制御弁を選ぶことに
より出力の異なる給湯器の組み合わせも可能であ
る。また、この発明は給湯負荷が与えられるとメ
インバーナに着火する制御する方式となつている
ガス瞬間湯沸器の複数台で構成する場合にも適用
することができる。
を示したが、定流量弁、差圧制御弁を選ぶことに
より出力の異なる給湯器の組み合わせも可能であ
る。また、この発明は給湯負荷が与えられるとメ
インバーナに着火する制御する方式となつている
ガス瞬間湯沸器の複数台で構成する場合にも適用
することができる。
第１図はこの発明に係る給湯装置の一例を示す
系統図、第２図はこの発明に係る給湯装置の一例
の制御特性を示すグラフ、第３図は従来の給湯装
置の制御特性を示すグラフである。 １：熱交換器、２：給水口、３：給湯口、４：
熱媒入口、５：熱媒出口、６：温度調節弁、７：
定流量弁、８：差圧制御弁、Ａ及びＢ：給湯器。
系統図、第２図はこの発明に係る給湯装置の一例
の制御特性を示すグラフ、第３図は従来の給湯装
置の制御特性を示すグラフである。 １：熱交換器、２：給水口、３：給湯口、４：
熱媒入口、５：熱媒出口、６：温度調節弁、７：
定流量弁、８：差圧制御弁、Ａ及びＢ：給湯器。
Claims (1)
- １ 小型の給湯器を複数台並列に接続配置して成
る給湯装置において、前記給湯器はその給水側に
夫々定流量弁を有し、１台を除く残余の給湯器の
給水側には給水量に応じた差圧に基づいて作動す
る差圧制御弁が設けられていることを特徴とする
給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57087718A JPS58205027A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57087718A JPS58205027A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58205027A JPS58205027A (ja) | 1983-11-29 |
| JPS6158737B2 true JPS6158737B2 (ja) | 1986-12-12 |
Family
ID=13922678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57087718A Granted JPS58205027A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58205027A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5930997B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-06-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 給湯システム |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP57087718A patent/JPS58205027A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58205027A (ja) | 1983-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0875254A (ja) | 流体加熱機の台数制御方法 | |
| JPS6158737B2 (ja) | ||
| JPH0411771B2 (ja) | ||
| JPS6144111Y2 (ja) | ||
| JPH0113016B2 (ja) | ||
| JPS593662B2 (ja) | 太陽熱利用給湯装置 | |
| JP3244991B2 (ja) | 燃焼異常検知機能付きガス湯沸器 | |
| JP4304714B2 (ja) | 流体加熱機の台数制御方法 | |
| JP4641277B2 (ja) | 連結給湯システム | |
| JP2555851B2 (ja) | 給湯器 | |
| JP2990861B2 (ja) | 給湯機 | |
| JP3110579B2 (ja) | １缶２回路式給湯機 | |
| JPS61114048A (ja) | 給湯装置 | |
| JPH0674558A (ja) | 給湯機 | |
| JPH0233003Y2 (ja) | ||
| JP3115437B2 (ja) | 給湯器の燃焼制御方法 | |
| JPS60240948A (ja) | 給湯器 | |
| JPS6235575B2 (ja) | ||
| JPS62252848A (ja) | 給湯器 | |
| JP2988875B2 (ja) | 瞬間湯沸器 | |
| JPH01114616A (ja) | 給湯器 | |
| JPH109596A (ja) | 給湯暖房装置 | |
| JPS58102054A (ja) | 給湯装置 | |
| JPS61268943A (ja) | ガス瞬間式給湯機 | |
| JPH1114144A (ja) | 給湯装置の過流出防止処理方法 |