JPS6158378B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6158378B2
JPS6158378B2 JP55082808A JP8280880A JPS6158378B2 JP S6158378 B2 JPS6158378 B2 JP S6158378B2 JP 55082808 A JP55082808 A JP 55082808A JP 8280880 A JP8280880 A JP 8280880A JP S6158378 B2 JPS6158378 B2 JP S6158378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adf
copying machine
collator
repeat
originals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55082808A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5710130A (en
Inventor
Toshio Shimizu
Tokuzo Kaneda
Shigeo Kurotaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8280880A priority Critical patent/JPS5710130A/ja
Publication of JPS5710130A publication Critical patent/JPS5710130A/ja
Publication of JPS6158378B2 publication Critical patent/JPS6158378B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/625Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
    • G03B27/6264Arrangements for moving several originals one after the other to or through an exposure station

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写システムに関する。
複写機により作成された多数の複写紙を効率よ
く処理できるようにするため、この複写機に、例
えばコレータ、紙折機、複写紙綴じ合せ機等を接
続し、全体として一つの複写システムを構成する
ことは従来より広く行われている。
一方、複写機の自動高速化の要求に対処するた
め、複写機本体内に原稿を自動送りする自動原稿
送り装置(所謂ADF)を、複写機に付設するこ
とも周知である。この自動原稿送り装置(以下、
ADFという)は、一枚又は数枚の原稿を複写機
本体内に間欠的に送り込むようになつている。こ
の場合、従来のADFにおいては、この間欠的な
給紙動作が、その最初の動作を除いて、複写機の
原稿受け入れ準備が完了したときに該複写機から
生ぜしめられる信号によつて、開始されるように
なつている。ところがADFがこのような形態で
作動を開始すると、複写機に周辺機器が接続され
これが用いられた場合、この周辺機器がその所定
の作業(例えばコレータであれば丁合作業)を終
了しないうちに複写機からADFへ外部給紙スタ
ート信号が入力され、ADFが動作を開始してし
まうことがあるため、周辺機器に誤動作を来たす
恐れがある。たとえば、複写機と周辺機器とが連
動して原稿のジヤムを検知するジヤム検知装置が
設けられている場合には、ADFが上述の如く作
動を開始するように構成されていると、このジヤ
ム検知装置が誤動作し、ジヤム発生の事実がない
にもかかわらず、ジヤム発生信号が生ぜしめられ
てしまう恐れがある。
上記不都合を除去するために、周辺機器がその
所定の作業を終了したときに、周辺機器から外部
給紙スタート信号がADFに入力されるように構
成することも考えられるが、このように構成する
と、周辺機器は必要に応じて使用されるものであ
るため、これが用いられていないときには、外部
給紙スタート信号を生ぜしめることが不可能とな
る。
本発明は上述した従来の欠点を除去することの
できる複写システムを提供しようとするものであ
り、以下に本発明の有利な実施例を図面に従つて
説明する。
尚、図示した実施例は、複写機としてジアゾ複
写機を用い、周辺機器としてコレータを用いた複
写システムを例示するものである。
そこで先ず、本発明の理解のため、複写機とコ
レータの概略構成及びその動作例を説明しよう。
第1図に示す複写システムは、ジアゾ複写機1
と、これに接続され、必要に応じて用いられるコ
レータ2とを有し、複写機1には、原稿を自動送
りするためのADF3が付設されている。
複写機本体内の給紙部4から送り出された複写
紙5は、複写紙搬送ベルト6によつて矢印A方向
に搬送される。一方、ADF3から送り出された
原稿7は、原稿搬送ベルト8により矢印B方向に
搬送され、かく搬送された原稿7と複写紙5と
は、符号Cで示す重合部にて互いに重ね合せら
れ、かく重合された重合体は、露光ベルト9によ
つて、露光部10へ送られる。
露光部10には、露光ベルト9に当接する露光
シリンダ11が位置し、原稿と複写紙との重合体
が、露光シリンダ11の周面を搬送されるとき、
シリンダ11に内設された光源12により露光さ
れる。次いで、この重合体は2つの分離タンク1
3,14によつて、原稿7と複写紙5とに再び分
離され、かく分離された複写紙は現像装置15へ
搬送されここで現像処理を受け、排出部16から
複写機本体外へ排出される(矢印D)。一方、複
写紙5から離された原稿7は分離ベルト17及び
リピートベルト18により矢印E方向に送られ
る。各ベルト6,8,9,17,18に付した矢
印は、それぞれ各ベルトの駆動走行方向を示す。
リピートベルト18における原稿搬送路の適所
に、切換ガイド部材19が設けられ、このガイド
部材19は実線で示す第1位置と鎖線で示す第2
位置とに切換駆動されるようになつている。
一枚の原稿から一枚のコピーを得る所謂ワンツ
ーワン動作が行われるときには、上記の如くして
リピートベルト18により矢印E方向に搬送され
る原稿が切換ガイド部材19に至つたとき、この
ガイド部材19は実線で示す第1の位置を占めて
おり、このためこの原稿5はこのガイド部材19
により排紙ローラ対20に向けて案内され、排紙
トレー21へ排出される。ところが、一枚の原稿
から複数のコピーを得る所謂リピート動作が行わ
れるときには、ガイド部材19は、鎖線で示す第
2の位置に回動され、従つて、原稿7は引き続き
リピートベルト18によつて搬送され、次いで再
度原稿搬送ベルト8により重合部Cへ送られ、給
紙部4から送られた他の複写紙と重合されて、先
に説明した動作を繰り返す。この動作を繰り返す
ことによつて、図示していないリピートダイヤル
に設定された回数だけ原稿が露光部10を通過
し、一枚の原稿から設定数だけの複写紙が得られ
る。このようにリピート動作時には、原稿は第1
図にループ状の鎖線Fで示したりリピート路を循
環し、所定回数循環し終えたとき、この原稿は、
第1の位置に切換えられた切換ガイド部材19に
よつて排紙トレー21へ排出される。
上記説明では、一枚の原稿を複写処理する場合
を説明したが、ADF3を用いて多数の原稿を複
写処理するときには、或る原稿の複写処理を終え
た後、引続きADFから次の原稿が送り出される
ようになつている。この場合、一枚の原稿を複写
機1で処理し、その処理を終えてから次の一枚の
原稿をADFから送り出すようにしたとすれば、
迅速な複写処理は望めない。そこで、図示した複
写機においては、リピート動作が行われるとき
も、数枚の原稿をADF3より複写機本体内に送
り込み、これら原稿を連続的に処理し、この一連
の処理を終了した後、次の数枚の原稿を同様に複
写機本体に送り込んで、これを処理するようにし
ている(ワンツーワン動作の場合には、原稿はそ
の処理後、連続的に排紙トレー21に排出される
ので、ADF3より多数の原稿を連続的に複写機
本体内に送り込んでも特に不都合を生ずることは
なく、従つてワンツーワン動作では、この原稿連
続送り込みが行われる)。この場合、リピート動
作時には、数枚の原稿がリピート路Fを循環する
ことになるが、このリピート路の長さは一定して
いるため、連続して循環させ得る原稿の枚数には
限度がある。また原稿の長さによつても、この原
稿の枚数は制限される。そこで、本例ではB4版
の原稿の場合には、連続して2枚の原稿をADF
より送り込んで、これを連続して処理でき、B4
版より長さの小さなA4版の原稿については、こ
れを連続して3枚ADF3より送り出し、これを
処理できるようにリピート路Fの長さが設定され
ている場合を考えることにする。
さて、既述の如くして複写画像を形成された複
写紙は排出部16から排出されるのであるが、上
述の如くリピート動作が行われ、しかも処理すべ
き原稿の数が多いときには、排出部16から排出
された多数の複写紙を、ADF3に最初に堆積さ
れた原稿の順序と同じ順序に整理する作業を人手
によつて行つたとすれば、その作業は大変煩らわ
しい。この丁合作業を自動的に行わせるものが、
コレータ2であり、次にこのコレータの構成を説
明しよう。
第1図に示すように、コレータ2の本体内には
多数のシートスタツカー21乃至21oが上下
方向に配列され、これらスタツカーに対向して偏
向装置22が上下方向に移動可能に配置されてい
る。23はシート搬送ベルトであり、このベルト
23は矢印G方向に駆動される。尚、上記シート
スタツカーの数nは、複写機にてリピート動作で
きる最大回数の数に一致する。
複写機の排出口16から排出された複写紙はコ
レータ2に搬入されると、ほぼ水平に位置するシ
ート搬送装置24によつて矢印H方向に送られ、
次いでシート搬送ベルト23によつて下方へ搬送
される。このとき、偏向装置22が所定のシート
スタツカーに対向して位置しており、この偏向装
置22により、複写紙は所定のシートスタツカー
へ排出される。
ここで複写機1とコレータ2とのより具体的な
動作を明らかにするために、複写されるべき多数
のB4版原稿が先ず二枚ADFより送り出され、し
かも各原稿からn枚の複写紙を得る場合の動作を
考えてみる。先ず、ADF3の図示していないメ
インスイツチがオンされると、ADF3の給紙手
段によつて、互いに前後し且つ所定の間隔にあけ
て二枚の原稿が連続して送り出される(第2図に
おいて、Xはメインスイツチのオン信号、Yはオ
フ信号を示す)。そしてこれら二枚の原稿群は、
複写機における既述のリピート路Fを既述の形態
で循環し、n回だけ露光シリンダ11を通過し、
その都度露光作用を受ける。その結果、二枚の原
稿のそれぞれから、n枚の複写紙が得られ、これ
ら複写紙は複写機からコレータへ搬入される。そ
の場合、二枚の原稿のうちの一枚目の原稿から得
られた複写紙と二枚目の原稿から得られた複写紙
とが互いに相前後して順次コレータ2へ搬入され
る。そして一番初めと二番目の複写紙がコレータ
2に搬送されてくるときには、偏向装置22は、
最上位のシートスタツカー21に対向して位置
しており、これにより一番初めの複写紙とそれに
続く二枚目の複写紙とが、この偏向装置22に案
内されて、最上位のシートスタツカー21に排
出される。次いで偏向装置22は、次のシートス
タツカー21に対向する位置まで下降し、引き
続き送られてくる二枚の複写紙をこのスタツカー
21に排出せしめる。同じ動作を順次繰り返し
て偏向装置22がn番目のスタツカー21oに二
枚の複写紙を排出し終えると、この偏向装置22
は最上位のスタツカー21まで上昇する。尚、
ADF3から所定枚数の原稿、この場合には二枚
の原稿が送り出されると、外部給紙ストツプ信号
Iが生ぜしめられ(第2図)、これがADF3へ入
力され、これによりADF3は、そのメインスイ
ツチがオンされているにもかかわらず、その動作
を停止され、二枚以上の原稿がADFより送り出
されることは阻止される。
他方、複写機本体内の二枚の原稿が、各原稿か
らn枚の複写紙が得られるだけ、リピート路Fを
循環されると、後に詳しく説明するリピートカウ
ント装置から、後述する一致信号が生ぜしめら
れ、これによつて、切換ガイド部材19を作動せ
しめるソレノイド(図示せず)が付勢されて切換
ガイド部材19が実線で示す第1の位置へ回動
し、原稿は順次排紙トレー21へ排出される。
かくして、最初の二枚の原稿の処理を終える。
次いで次の二枚の原稿を処理するのであるが、こ
の目的のために、ADF3を再度作動させる必要
がある。この場合、最初の二枚の原稿の処理を終
えないうちに、次の原稿が複写機本体内に送り込
まれてしまうと、原稿同志が重合され、複写機の
動作に支障を来たす恐れがある。かかる点を考慮
して、最初の二枚の原稿群がリピート路F外へ排
出されたときに、リピート動作終了信号を生ぜし
め、この信号によりADF3の作動を開始させる
方法が考えられる。事実、従来のADFにおいて
は、この方法によつてその作動を再開するように
していた。ところがこのように構成すると、既に
その概略を説明したように、コレータの正常な作
動が阻害される恐れを生ずる。この点をより詳細
に説明しておこう。
第1図から判るように、コレータ2の入口25
から、最下位のシートスタツカー21oまでの距
離はかなり長く、このため、複写機にて複写処理
を施された複写紙が最下位のシートスタツカー2
oに達するまでにはかなりの時間がかかる。従
つて、もしも最初の二枚の原稿がリピート路外に
出たときに、次の二枚の原稿をADFより送り出
して、その複写処理を開始したとすれば、最初の
二枚の原稿から得られた複写紙の最後の複写紙
と、次の原稿群から得られた複写紙の最先の複写
紙との距離は比較的短かくなる結果、偏向装置2
2が最初の二枚の原稿から得られた複写紙に対す
る作業を終えないうちに、即ち偏向装置22が丁
合作業を終えて最上位のシートスタツカー21
に戻りきらないうちに、次の原稿から得られた複
写紙がシート搬送ベルト23により下方へ向けて
搬送されてきてしまう恐れがある。かかる事態が
生じれば、この複写紙を所定のシートスタツカー
に排出させることは困難となり、或いは複写紙の
搬送トラブルを起こすことも考えられる。
最初の二枚の原稿がリピート路を出たときに、
ADFの作動を再開させると、上述の如き不都合
が生ずる外、次の如き重大な不都合が起こる可能
性もある。
即ち、一般にコレータ2には、その内部で複写
紙がジヤムトラブルを起こしたとき、これを検知
してそれに対処できるように、ジヤム検知装置が
設けられており、この装置は大略以下の如く構成
されている。
例えば既述の最初の二枚の原稿がADF3から
複写機本体1内に送り込まれると、該本体1の原
稿入口付近に設けられた第1スイツチSW1が、
これら原稿の先端によりその数だけ、即ち2回作
動され、その回数が図示していない記憶装置に記
憶される。そして、この二枚の原稿から得られた
複写紙がコレータ2の各シートスタツカー21
乃至21oにそれぞれ排出されるとき、偏向装置
22に設けられた第2スイツチSW2が各スタツ
カーに排出される複写紙によつて作動される。即
ち、例えば最上位のスタツカー21に二枚の複
写紙が排出されるときに、第2スイツチSW2は
これら二枚の複写紙で二度作動され、この回数
と、先に説明した記憶装置に記憶された回数と
が、図示していない照合装置によつて照合され、
これら回数が一致したとき、ジヤム発生の事実が
無いことを確認することができる。一方、何らか
の理由で複写紙が複写機又はコレータの内部でジ
ヤムを起こしたときには、その複写紙はシートス
タツカー21に送られてくることはなく、従つ
て記憶装置に記憶された回数と第2スイツチSW
2の作動回数が一致することはない。このとき、
ジヤム発生信号が生ぜしめられ、オペレータがジ
ヤム発生の事実を知ることができる。このような
動作が各シートスタツカー21乃至21oに複
写紙が排出される毎に行われ、更にn番目のスタ
ツカー21oに二枚の複写紙を排出し終え、偏向
装置22が最上位のスタツカー21に上昇する
時、記憶装置の記憶枚数がリセツトされる。とこ
ろがこの場合、最初の二枚の原稿群がリピート路
Fを出たときに、次の原稿群をADFより送り出
すように構成すると、次のような重大な不都合を
生ずる可能性がある。
即ち、次の原稿群がADFより送り出されたと
きには、この原稿についても、第1スイツチSW
1がその枚数を検知して、これを記憶装置が記憶
する。ところが、ADFからの次の原稿群の送り
出しタイミングを上述の如く行うと、次の原稿群
の枚数を記憶装置が記憶したときには、最初の原
稿群により得られた複写紙の一部が未だシートス
タツカーに排出され終えておらず、コレータ内の
搬送路を搬送されている事態が生ずる(これは、
既述のようにコレータ入口から最下位シートスタ
ツカーまでの距離が長いことに起因する)。つま
り最初にADFからリピート路Fへ送り込まれる
原稿の枚数は二枚であるが、これら原稿の処理後
にADFから送られる原稿の数が二枚であつたと
すると、後に給紙される二枚の原稿がADFを出
てしまえば、既述の記憶装置のリセツト以前に該
原稿が第1スイツチSW1により検知され、四枚
(二枚+二枚)の枚数が記憶装置に記憶される。
その後、最初の二枚の原稿から得られた複写紙が
シートスタツカーに排出されると、複写紙がジヤ
ムトラブルを起こしていなければ、第2スイツチ
SW2は二度作動されることになるが、このとき
には既に記憶装置には四枚の枚数が記憶されてい
る。かくして、複写紙のジヤムが発生していない
にもかかわらず、記憶枚数とシートスタツカーへ
の排出枚数が不一致となり、ジヤム発生信号が生
ぜしめられる結果となる。
上に例示した2つの不都合を除去するには、コ
レータ2において丁合作業が終了した後に、
ADFより次の原稿群を送り出すようにすればよ
いと言える。ところが、コレータの如き周辺機器
は、必要に応じて用いられるものであり、例えば
複写機をワンツーワン形態で動作させたような場
合には、コレータを用いれば、かえつてその作業
が面倒となる。従つて画一的に、コレータにおけ
る丁合作業終了後に、ADFより次の原稿群を送
り出すようにすることは不適当である。
そこで、本発明に係る構成では、第2図に明示
する如く、コレータを用いられたときには、これ
が丁合作業を終了したとしきに生ぜしめられる丁
合終了信号Jを、ADFの作動を開始させる外部
給紙スタート信号KとしてADFに入力させるこ
とができると共に、コレータが用いられていない
ときには、複写機1で生ぜしめられるリピート動
作終了信号Lを外部給紙スタート信号Kとして
ADF3に入力させることができるようにスイツ
チ手段26が設けられている。即ち、コレータ2
が用いられていないときには、スイツチ手段26
は、複写機側の接点Mに切換えられ、コレータ2
が用いられているときには、コレータ2側の接点
Nに切換えられる。かくして、コレータを使用す
るとしも又は使用しないときも、複写機とコレー
タとより成る複写システムを正しく作動させるこ
とができる。
さて、ここで丁合終了信号Jを生ぜしめるため
の具体的構成例を説明しておこう。
第3図に示す第1カム27は、コレータ2に反
時計方向に回転可能に支承されている。カム27
の周面には突起28が設けられ、カム27の周辺
には、第3スイツチSW3が配置されている。第
3図に示した突起28の位置が、該突起の初期位
置である。所定枚数の原稿がリピート路Fを循環
し、その所定回数の循環動作をほぼ終えたとき、
先に簡単に説明し、後に詳しく説明する一致信号
がリピートカウント装置から生ぜしめられる。こ
のとき、第1カム27が反時計方向に回転を開始
し、突起28がその初期位置から反時計方向に移
動して、所定の時間を経過すると、突起28が第
3スイツチSW3を作動させ、丁合終了信号Jが
生ぜしめられる。この場合、突起28が第3スイ
ツチSW3を作動させたとき、コレータ2の偏向
装置22が丁度最下位のシートスタツカー21o
に所定枚数の複写紙を排出し終えるように、突起
28の初期位置から、スイツチSW3の位置まで
の距離Ooが定められている。逆に言えば、偏向
装置22がその丁合作業を全て終えたとき、第3
スイツチSW3が作動されて、丁合終了信号Jが
発せられるのである。そしてこの信号Jは、接点
Nに切換えられたスイツチ手段26を介して
ADF3への外部給紙スタート信号KとしてADF
へ入力され、ADFが次の原稿群の給送を開始す
る。かくして、コレータにおける丁合作業終了後
に、原稿が送り出されるので、既述のトラブルは
生じない(尚、偏向装置が最下位シートスタツカ
ー21oから最上位シートスタツカー21に戻
るまでに、或る時間を必要とするが、この時間は
短時間であるため、その間に、次の原稿群から得
られた複写紙が最上位シートスタツカー21
まで送られてくるようなことはない)。
以上の説明では、リピート回数がn回であり、
従つてコレータ2の最下位シートスタツカー21
oにまで複写紙が排出されるのであるが、リピー
ト回数がn回よりも少ないときには、それに応じ
た数のシートスタツカーにだけ複写紙が排出され
ることになる。例えば、n−1回のリピートが行
われるときには、下から二番目のシートスタツカ
ー21o-1にまで複写紙が排出され、最下位のシ
ートスタツカー21oには排出されない。従つて
リピート回数に応じて、コレータ入口25から最
後に複写指を排出するスタツカー位置までの距離
が異なることになり、これに合せて丁合作業終了
信号を生ぜしめる必要がある。これに対処するた
め、第3スイツチSW3は、第1カム28の周方
向に移動可能となつており、例えばn−1回のリ
ピートでは、第3スイツチSW3は鎖線で示す位
置まで移動され、このときの第3スイツチSW3
と、初期位置に存するときの突起28との距離O
o-1は、距離Oo短かく、突起28が鎖線で示すス
イツチSW3の位置に来たとき、偏向装置22が
シートスタツカー21o-1に所定枚数の複写紙を
排出し終えるようになつている。同様にして、リ
ピート回数に応じて、第3スイツチSW3はその
都度移動される。尚、第1カム27は1回転する
と、その作動を停止して、次の動作開始に備え
る。
さてコレータ2が用いられない場合には、複写
機1にてリピート動作が完全に終了したときにリ
ピート動作終了信号が生ぜしめられ、これによつ
てADF3が次の作動を開始するのであるが、こ
の目的のために、既に簡単に説明したリピートカ
ウント装置が用いられる。以下、これの具体例を
詳細に説明する。
このリピートカウント装置は、複写機の適所に
設けられていると共に第4図に示した第2カム3
0を有し、この第2カム30の周辺には、その突
起31によりオン・オフされる第4スイツチSW
4が設けられている。第4図においても、ここに
示した突起31の位置が、該突起31の初期位置
である。
既述の如くして、ADF3から最初の原稿群が
複写機本体内に送り込まれると、そのうちの最先
端の原稿の先端で既述の第1スイツチSW1がオ
ンされ、これによつて第4図に示す第2カム30
が反時計方向に回転を開始し、従つてその突起3
1がその初期位置から反時計方向に移動する。そ
して上記最先端原稿の先端が第1図に符号Pで示
す位置にまで至つたとき、第2カム30の突起3
1が第4スイツチSW4の位置に至り、該突起3
1が第4スイツチSW4を作動させるようになつ
ている。そして第1スイツチSW1から露光部1
0を経てPの位置に至るまでの距離は、リピート
路Fの長さに一致している。このため、原稿がリ
ピート路Fを循環し始めると、上記最先端原稿の
先端がPの位置へ至る毎に第4スイツチSW4が
オンされて、この信号(リピートカウント信号)
が図示していないリピートカウンタ回路に入力さ
れ、原稿リピート回数がカウントされる。一方、
オペレータが定めたリピート回数は予めリピート
カウンタ回路に記憶されており、第4スイツチ
SW4により入力されるリピートカウント信号の
数が予め記憶されたリピート回数と一致すれば、
先にも説明した一致信号が発せられる(尚、コレ
ータが用いられているときにはこの一致信号によ
つて、第3図に示した第1カム27が回転を開始
する。そして、この一致信号により、切換ガイド
部材19が実線で示す第1の位置に切換えられ
て、原稿がリピート路外へ排出されるが、これに
ついては既に説明した)。さて、上述の如くして
一致信号が生ぜしめられたときには、原稿群のう
ちの最先端原稿の先端が位置Pに存していること
になり、複数の原稿は未だリピート路F中に存し
ていることになる。従つて、一致信号が発せられ
たときに、ADF3を作動させて、原稿の再給送
を開始すれば、未だリピート路中に存する原稿群
と、新たに給送された次の原稿群とが混乱する恐
れがある。そこで、図示した構成では、上記一致
信号が生ぜしめられた後に第2カム30が更に一
回転して再度第4スイツチSW4が突起31によ
り作動されたときに生ずる信号と、上記一致信号
とが共に生ぜしめられたときに、リピート動作終
了信号L(第2図)が発せられ、これに接点Mに
切換えられたスイツチ手段26を介して、ADF
の外部給紙スタート信号として該ADFに入力さ
れ、これによつてADFが作動を始めるようにな
つている。かくして次の原稿群がADFより送り
出され、上述した動作が繰り返される。このよう
に、コレータを用いないときも、既述の如き不都
合を伴うことなく、複写機を作動させることがで
きる。
以上、本発明の有利な実施例を説明したが、本
発明はこの実施例に限定されず、各種改変するこ
とができる。例えば、複写機としてはジアゾ複写
機以外の電子複写機であつてもよいし、また周辺
機器としては、コレータ以外の複写紙綴じ合せ
機、紙折機であつてもよい。また同種の或いは異
種の周辺機器を連続的に接続して複写システムを
構成した場合にも、本発明を支障なく適用でき
る。ただこの場合には、最終段の周辺機器から
ADFへ外部給紙スタート信号を入力させるよう
にすることが望ましい。このようにすれば、複写
機及び全周辺機器の動作が完全に或いはほぼ完全
に終了したときに、ADFがその動作を開始する
ので、複写システム全体が誤動作を起こすことは
ない。また上述した実施例における丁合終了信号
は、偏向装置が最上位のシートスタツカーの位置
に戻つたときに作動されるスイツチによつて、生
ぜしめるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した複写システムの概略
説明図、第2図は本発明の構成例を説明するブロ
ツク図、第3図は丁合終了信号を発生させるため
の装置を示す正面図、第4図はリピートカウント
装置の一部を示す正面図である。 1……複写機、3……自動原稿送り装置、7…
…原稿、26……スイツチ手段、I……外部給紙
ストツプ信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複写機本体に原稿を自動送りする自動原稿送
    り装置3を備えた複写機1と、該複写機に接続さ
    れて必要に応じて用いられる周辺機器2とを含む
    複写システムにおいて、 前記周辺機器2が用いられていないといきには前
    記複写機のリピート動作終了信号Lが外部給紙ス
    タート信号Kとして前記自動原稿送り装置3に入
    力され、前記周辺機器2が用いられているときは
    該周辺機器の作業終了信号Jが外部給紙スタート
    信号Kとして前記自動原稿送り装置3に入力され
    るように、前記外部給紙スタート信号Kの入力源
    を切換えるスイツチ手段26を設けたことを特徴
    とする前記複写システム。
JP8280880A 1980-06-20 1980-06-20 Copying system Granted JPS5710130A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8280880A JPS5710130A (en) 1980-06-20 1980-06-20 Copying system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8280880A JPS5710130A (en) 1980-06-20 1980-06-20 Copying system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5710130A JPS5710130A (en) 1982-01-19
JPS6158378B2 true JPS6158378B2 (ja) 1986-12-11

Family

ID=13784704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8280880A Granted JPS5710130A (en) 1980-06-20 1980-06-20 Copying system

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5710130A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5986550A (ja) * 1982-11-06 1984-05-18 Ricoh Co Ltd ソ−タ−の連結方式
JPH0665697B2 (ja) * 1986-02-27 1994-08-24 ニッポン高度紙工業株式会社 フレキシブルな耐熱性樹脂組成物
JP2549217Y2 (ja) * 1990-07-04 1997-09-30 昭和電線電纜株式会社 高圧バスダクトの壁貫通部

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421735A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Canon Inc Pedestal for copier and the like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421735A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Canon Inc Pedestal for copier and the like

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5710130A (en) 1982-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01127556A (ja) シート取扱い装置
JPH0614208B2 (ja) 事前振り分け複写装置
JPS59163250A (ja) 原稿供給装置
JPH11147662A (ja) コンパイラからコピーシートを排出する方法
US5499091A (en) Image forming apparatus having a counting device to facilitate two-sided copying
JPH03179463A (ja) 画像形成装置の制御方法
JPS6158378B2 (ja)
JPH04197686A (ja) 紙処理装置
JP4235333B2 (ja) シート材処理装置
JP3556421B2 (ja) 画像形成装置
JP3276016B2 (ja) 複写機のマルチジョブ制御装置
US20220073304A1 (en) Sheet processing apparatus
JPS6175768A (ja) 複写機等の用紙排出装置
JPH05169875A (ja) 画像形成後処理装置
JPS6162070A (ja) 電子複写機
JPS6218464B2 (ja)
JPH06199468A (ja) 複写装置
JPS6033572A (ja) 画像形成装置
JP3522480B2 (ja) 自動原稿給送装置を備えた画像形成装置
JPS6025066Y2 (ja) 複写機に於ける複写紙受け装置
JPH022141B2 (ja)
JPS61144667A (ja) 複写機の制御方式
JPH028169A (ja) 複写方法および複写装置
JPH04101895A (ja) 記録制御装置
JPH07120090B2 (ja) 複写機