JPS615812A

JPS615812A - 化粧単位

Info

Publication number: JPS615812A
Application number: JP60075482A
Authority: JP
Inventors: ジアン・ルイ、ゲレ
Original assignee: LOreal SA
Current assignee: LOreal SA
Priority date: 1984-04-11
Filing date: 1985-04-11
Publication date: 1986-01-11
Also published as: GB2158703A; DE3513025A1; IT8567339A1; DE3513025C2; GB8509113D0; CA1233141A; BE902152A; IT8567339A0; IT1184069B; US4671689A; GB2158703B; IT8553214V0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、化粧単位、ことにマスカラとも呼ばれるまつ
げ用の補強剤によりまつげを化粧するようにした化粧単
位に関する。

普通のマスカラ塗布器は、マスカラを入れるためと、こ
のためを閉じるようにした取りはずし自在のキャップと
を備えている。このキャップは、その一体の柄部分の端
部に取付けたブラシを操作することのできる取手を構成
する。ための閉じた位置では、柄部分とこれに働するブ
ラシとは、ため内に入込んでいる。柄部分をためから取
出すときはぐ若干量のマスカラがブラシに付着する。次
でこのマスカラはまつげに施すことができる。

一般にブラシは、単一の唇状部により周縁部を仕切った
ほぼ円形の穴を介してため内に入込む。

この唇状部の機能は、ため内でブラシに付着した余分の
化粧剤を除くために、ブラシの剛毛にぬぐい作用を加え
ることである。この円形の穴の直径は、剛毛の先端で測
ったブラシの最小直径より小さくて、ためからブラシを
取出すときに、この穴を仕切る柔軟な唇状部によりブラ
シにぬぐい作用を加えることができるようにしなければ
ならない。

この同じ場合に、柄部分がブラシ外径に少くとも等しい
直径を持つものとすれば、ぬぐい唇状部により化粧側内
に入込む柄部分の部分を確実にぬぐう。

唇状部を越えた後ブラシが急速に釈放されることにより
、化粧剤の飛散を伴い、使用者を不快にしマスカラ用の
ための口が詰まる。この障害を防ぐように米国特許第４
，４（１３，６２４号明細書には、柔軟なぬぐい唇状部
により普通の方法で第１のぬぐい作用を受けた後、プラ
ンは同様に柔軟性を持つ第２の唇状部の高さ位置を通る
ことにより第２のぬぐい作用を受ける。これ等の２つの
ぬぐい作用の間にブラシの剛毛は、伸張室内でふたたび
正常な位置になる。この伸張室は、ブラシが最良の条件
のもとて２回目に容易にぬぐわれるように２つのぬぐい
唇状部の間に配置しである。

この二重のぬぐい作用は又、ドイツ特許第２．７２２，
２６２号明細書にも記載しである。とくにこのドイツ特
許明細書の第５図の実施例によれば、第１のぬぐい作用
は柔軟な唇状部により行われ、又第２のぬぐい作用は化
粧剤用のための入口に配置した比較的剛性を持つ環状の
穴の開口を仕切る内縁部により生ずる。

一定容積の伸張室を設けた装置の障害は、全部の場合に
ぬぐい作用がつねに２回行われるから、ブラシが比較的
強いぬぐい作用を受けることによって生ずる。使用者は
少くとも強い方のぬぐい作用と弱いぬぐい作用との間で
選択するのが有利であり、化粧しようとする壕っけの性
質又は使用者の希望に従ってブラシに或は多い或は少い
化粧剤を付着させるようＫすることができる。

このために本発明は、ブラフ支持柄部６）の’ｓｈ”ｊ
　）、用のダクトをために支えた栓内に配置し、柔軟な
唇状部を設けた普通のぬぐい部片と前記栓の隣接端部と
の間の距離を変えることのできる前記したような化粧単
位を提供するものである。すなわち使用者したとえば２
つの末端位置間すなわちこの距離が零の位置とこの距離
が伸張室の生成にχ・１応する位置との間を選択するこ
とができる。この場合ぬぐい作用は２段階で行われる。

ぬぐい唇状部に隣接する栓の端部は第２のぬぐい作用高
さ位置を構成する。この二重ぬぐい作用の利点は前記し
た通シである。とくに第２のぬぐい作用により、入口ダ
クトの下壁に対し第１のぬぐい作用を受けた後ブラシに
認められる余分な化粧剤の付着を避けることができる。

このような化粧剤は乾燥してぬぐい唇状部に「煙突」を
生成しやすい。さらにブラシ支持柄部分をため内にふた
たび導入するときは、柄部分になおわずかな化粧剤が残
っていねばこの化粧剤は入口ダクトの底部にもどりにく
い。

この化粧剤は、第１及び第２のぬぐい区域の間に位置す
る空間内に留まり、引続いて本化粧単位を使用する間に
第２のぬぐい作用で捕捉される。又柄部分を使用後にた
め内にふたたび導入するときは、ため内に含まれる空気
の圧縮によりブラシに残る化粧剤が柄部分に沿いもはや
入口ダクトの底部でなくて前記空間内ではねかかる。こ
の場合この空間内に残る化粧剤は文法の使用中に第２の
ぬぐい作用で捕捉される。

伸張室を設けない場合には本発明の第１の実施例によれ
ばこの状態で栓をその下端部が柔軟な唇状部に当たるこ
とができるようにしである。この場合ぬぐい作用は、栓
の剛性の内縁部により転移段階を伴わないで前記下端部
により行われる。又第２の実施例ではぬぐい作用は、栓
が柔軟なぬぐい唇状部により仕切った口を経て入込み又
この栓が十分に後退できるという条件のもとで、この栓
の下縁部だけによって行われるようにしである。

すなわちこの第２の実施例により使用者は、この第２実
施例ではぬぐい部分として栓の下縁部だけしか使わない
から前記第１実施例で生ずるよりも一層弱いぬぐい作用
を生ずることができる。この第２の実施例の場合には伸
張室を設けてない場合に、栓の下縁部だけにより行われ
るぬぐい作用と前記第１実施例の場合と同じようにして
行われるぬぐい作用との間で選択することもできる。

本発明の目的は、流体状又はペースト状の化粧剤用のた
めと、このために取付けた取りはずし自在のキャップと
、このキャップに一体にほぼその軸線に沿って配置され
このキャップに対して突出する柄部分と、この柄部分の
延長部分で前記キャップとは反対の側の柄部分端部に取
付けたプランとを備え、このプラ／がぬぐい部片の唇状
部により周縁部を仕切った穴により前記ため内に入込む
ようにし、前記唇状部が休止状態にあるときに前記穴が
自由状態における前記ブラシの横断面より小さい横断面
を持ち、前記ために取付けられ前記ぬぐい部片の唇状部
の化粧剤を入れてない側に配置した栓に入口ダクトを形
成し、この入口ダクトの縦方向軸線を前記ブラシが前記
ため内に入込む前記穴の軸線にほぼ同じにし、前記ぬぐ
い部片から最も遠く離れた前記入口ダクトの穴が自由状
態における前記ブラシの横断面より大きい横断面を持つ
よう圧した、とくにまつけ用の化粧単位において、栓及
びぬぐい部片がこのぬぐい部片の前記栓の隣接端部に接
触する第１の位置と前記ぬぐい部片の唇状部を前記栓の
隣接端部から間隔を隔て前記のぬぐい部片及び枠間に伸
張室を構成するようにした第２の位置との間で可変の相
対位置を持ち、前記ぬぐい部片に最も近い入口ダクト穴
が自由状態におけるブラシの横断面より小さい横断面を
柚つようにした化粧単位にある。

本発明化粧単位の特定の実施例によれば、ぬぐい部片は
固定され、このぬぐい部片に対して栓を口Ｊ動にしであ
る。

栓は、ブラシを導入するための口に漏れ止めの状態に取
付けるのが有利である。

なお本発明によれば、ぬぐい部片は、これをため内に保
持するスリーブを備えている。このスリーブは、ための
上部部分に緊密に連関し又このために外部締付け７ラン
ジを設けるのが有利である。

栓は前記スリーブに漏れ止めの状態で滑動するように取
付ける。

なお本発明によればぬぐい部片は、ぬぐい唇状部を形成
する内周縁部を持つ環状の座板を備えている。ぬぐい部
片をスリーブにより支えるようにする場合には、このぬ
ぐい部片は、ぬぐい唇状部を支える環状座板により底部
を形成したためと同じ直径を持つ円筒形スリーブにより
構成するのが有利である。

ぬぐい部片を固定する場合には、栓がその協働するため
の口に対して滑動ｎ６に取付けられるように栓を可動に
するが、だめに一体の外部支持面に当たるようになるこ
とのできる止め片を持ちための外側に突出する部分によ
りためからの栓抜き出しに対応する方向への栓の移動を
制限するのが有利である。この場合ために固定の支持面
は、ための口にスリーブの支持フランジの外周縁部によ
り構成するのがよい。この場合栓は前記スリーブ内で漏
れ止めの状態で滑動する。栓に設ける止め片は、ための
上部部分を囲みこのためから突出する枠部分に取付けた
カラーの内壁の少くとも１つの突出部により構成するの
がよい。ため内で滑動する栓の部分とつばとための上部
部分とは、円形の横断面を持つのが有利である。前記た
め上部部分は外部に複数条の縦方向みぞを形成しである
。

これ等の各みぞけそれぞれカラーの突出部を受入れるこ
とができる。

ぬぐい部片が固定されこのぬぐい部片に対して栓が可動
な場合には、本化粧単位は、ぬぐい部片に対する２つの
枠位置の各一方を使用者に指示する指示部片を備えるの
が有利である。前記したようにための上部部分を囲むカ
ラーを設ける場合には、前記の指示部片は、カラーに取
付けられための外壁に設けた対向マークに対応すること
のできる少くとも１個の指針により構成するのが有利で
ある。

ための口に対して滑動する栓を設ける場合には、この栓
にそのぬぐい部片とは反対の側の端部の近＜Ｋ１′ため
へのキャップの取付けを確実にするようにこのキャップ
に取付けた部片に補形的な部片を設けるのが有利である
。

ぬぐい唇状部は、柔軟な弾性的に変形できる唇状部が有
利である。

第１の実施例では、唇状部はため底部に向って狭まる円
すい台形の形状を持つ。第２の実施例によれば唇状部は
、ブラシがため内に入込む穴の軸線に直交する平面に配
置した環状座板の内周縁部により形成する。

さらにこのぬぐい唇状部の有利な特性によれば、ぬぐい
唇状部は少くとも１つの半径方向のみぞ穴を形成しであ
る。とくにぬぐい唇状部は、−その内周縁部に互に規則
正しい間隔を隔てた複数個の互にｔ丘ホ同じ半径方向の
みぞ穴を持つようにしである。

さらＫぬぐい唇状部により仕切る口は柄部分の横断面に
対し等しいか又はわずかに小さい横断面を持ち、ための
内容物に接触した柄部分の部分を唇状部により確実にぬ
ぐうことができるようＫするのが有利である。

本化粧単位の他の特性によれば入口ダクトは円すい台形
にしである。

本発明の有利な特性によれば、栓及びぬぐい部片の間の
前記した第１の位置で栓の自由唇状部がぬぐい唇状部の
周縁部により仕切った穴内に入込みこの唇状部を後退さ
せることができるようにしである。この位置では使用者
は栓のこの剛性の縁部だけによりぬぐい作用ができる。

この場合栓は、ぬぐい唇状部に向い進行的に狭まる横断
面を持ち栓の自由縁部が前記した口を容易に越えられる
ようＫするのが有利である。

以下本発明化粧単位の実施例を添付図面について詳細に
説明する。

第１図、第２図、第６図及び第４図に示した本発明によ
る化粧単位２（１０）はまつげに対するマスカラの塗布
用に使うものである。化粧単位２（１０）は第１図に示
した閉じた位置では、円筒形のマスカラ用のため２０２
により構成した下部部分と、ため２０２とほぼ同じ直径
を持つ同様に円筒形のキャップ２（１３により形成した
上部部分とを持つ円筒形の棒状体に形成しである。

ため２０２はたとえば、ポリプロピレンの成形、射出成
形射出吹込み成形により、又は押出し吹込み成形により
、又は吹込み成形の場合ポリ塩化ビニールにより形成す
る。

ため２０２は、その上部区域に一方を他方の上部に位置
させた２つのマーク２３２．２３３を設けである。各マ
ーク２３２，２３３は、高温状Ｗにおける型打ち又はセ
リグラソイ−によりため２０２の外面にマーク付けする
ことにより得られそれぞれ項の形状に合致させる。下部
マーク２３２を構成する環は上部マーク２３３を構成す
る項より高さが大きい。さらにため２０２はその上縁部
の付近の内側［２つの周辺ビード２０４ａ、２０４ｂを
形成しである。

ため２０２の外壁は、その端縁部と第２のマーり２３３
の付近との間でため２０２の周辺に互に規則正しい間隔
を隔てた複数条の軸線方向のみぞ２３４を形成しである
。各みぞ２３４の機能については後述する。

ため２０２の口には円筒形のスリーブ２１６を固定しで
ある。スリーブ２１６の外壁ＶＣは、ため２０２のビー
ド２０４ａ、２０４ｂと協働するようにした２条の環状
みぞ２３５ａ、２３５ｂを切欠いである。スリーブ２１
６はその上端部を直角に折返して、ため２０２の自由縁
部に乗る環状のフランジ２３６を構成するようにしであ
る。７ランジ２３６はこの縁部を越えて突出しこの縁部
の高さ位置に環状の支持面２３７を構成するようにしで
ある。さらに７ランジ２３６の外周縁部２３８は、ため
２０２に向って広がる円すい台形にしである。

スリーブ２１６はその下部部分をぬぐい部片２１３に連
結しである。ぬぐい部片２１３は、柔軟なぬぐい唇状部
２１５によりスリーブ２１６の外側で周縁部を仕切った
円形の穴２１４を持つ環状の座板により構成しである。

ぬぐい唇状部２１５は、ため２０２の底部に向って狭ま
る円すい台形の形状を持ち、半径方向面に配置され唇状
部２１５に一層高いたわみ性を与えるようにしたみそ穴
２１５ａを形成しである。

スリーブ２１６内には栓２０５を滑動するように取付け
である。栓２０５は、たとえばポリプロピレンの成形に
より得られ円筒形の管状体に形成しである。この管状体
の外側に向って広がる円すい台形の内壁は入口ダクト２
１２を仕切る。入口ダクト２１２の縦方向軸線は、栓２
０５の外側の軸線とはは同じである。

ダクト２１２の最小直径は、休止状態におけるブラシ２
２４の最小直径より小さく、口２１４の直径にはげ等し
い。

栓２０５はその下部区域内の外部に２つの周辺密封環２
３９ａ、２３９ｂを形成しである。栓２０５及びスリー
ブ２１６間を密封するにはスリーブ２１６の内壁に形成
するビードを同じようにして設ければよい。この場合枠
２０５の対応する側はなめらかである。

栓２０５ｕその上端部の付近の外部に、キャップ２（１
３をため２０２に取付けるためにキャップ２（１３に形
成した対応するねじ２２２に協働するようにしたねじ２
０６を形成しである。

栓２０５はそのため２０２の上方に突出する部分にねじ
２０６の下方に環状の７ランジ２４０を形成しである。

フランジ２４０はその周辺部を直角に折曲げ円筒形のカ
ラー２４１を構成するようＫしである。カラー２４１′
はため２０２の上部部分を囲むようになる。カラー２４
１は内部に、相互に９０°の間隔を隔てた４個の突起２
４２を形成しである。各突起２４２は、カラー２４１の
内壁にほぼ直交する扁平な頂面と、７ランジ２３６の周
縁部２３８と同じ向きを持つ傾斜した底側部とを備えて
いる。

ため２０２への栓２０５の取付は位置では、各突起２４
２はため２０２の各みぞ２３４内にはまり栓゛２０５が
ため２０２に対して回動しないようにしである。

さらにカラー２４１はその下縁部に沿い互に対向する２
個の指針を備えている。これ等の指針の機能については
後述する。

キャ・ノブ２（１３は第５図、第６図及び第７図の本化
粧単位のキャップ３０６と同様な構造を持つ。

キャン−１’２（１３には、第５図ないし第７図の柄部
分３２３１びブラシ３２４と同様にブラシ２２４を取付
けた柄部分２２３を設けである。すなわち第５図に明ら
かなようにキャップ３（１３は、キャップ３（１３の穴
に圧力ばめしたカプセル３１９を内部に備えている。カ
プセル３１９ｉ”ｔ、すそＳ＋３２１が延びる円筒形外
壁を持つ本体３２０から成っている。すそ部分３２１は
、キャップ３（１３の穴の隣接する内側に当たるように
なる。すそ部分３２１の自由縁部はキャップ３（１３の
自由縁部と同じ高さ位置にある。すそ部分３２１は、栓
拠形成したおねじ３０６と協働するよう拠しためねじ３
２２を形成してちる。

カプセル３１９の軸＃にはカプセル３１９と一体の枢部
分３２３を配置しである。柄部分３２３ハ、キャラ、ｙ
’３（１３の外側に突出しブラシ３２４に終っている。

ブラシ３２４は、本化粧単位の閉じた位置ではため３０
２内に入込む。柄部分３２３に連結したブラン３２４の
端部の反対側の端部は、この位置ではため３０２の底部
の付近に達する。

キャップ３（１３がブラシ３２４を容易に操作すること
のできる取手を形成するのは明らかである。

本体３２０の環状の側部に対し、キャップ３（１３の口
から操作できる環状の密封片３２５を当てがっである。

柄部分３２３の横断面は、唇状部３１５の自由縁部によ
り仕切った穴の横断面に等しいか又はこれよりわずかに
大きい。又前記柄部分横断面は、栓３０５の底部の穴の
横断面よりわずかに小さい。

ブラシ２２４は、柄部分２２３の軸線に配置した心材２
２６を備えている。心材２２６は、針金を折り返し次で
より合わせこのようにして二重にすることにより形成さ
れ、心材２２６のまわシに半径方向の剛毛２２７をつる
巻形に配置して止めである。休止状態におけるブラシ２
２４の最小直径は剛毛２２７の先端で測ると、自由下端
部で測った唇状部２１５の内径より大きい。さらに前記
ブラシ直径が又栓２０５の下部穴の直径より大きいのは
・明らかである。

この第１の実施例による本単位の組立ては、フランジ２
３６がため２０２の上縁部に当たるまでスリーブ２１６
をため２０２の口に導入すればよいから、極めて簡単で
ある。この位置では各ビード２０４ａ、２０４ｂは対応
するみぞ２３９　ａ。

２３９ｂ内に入込む。

これに次で栓２０５をため２０２の上方に持来しスリー
ブ２１６内に導入する。突起２４２をフランジ２３２の
後方に押込む。この押込みは、７ランジ２３６の周縁部
２３８の輪郭と各突起２４２の輪郭とにより容易に行わ
れ、各突起２４２はため２０２のみぞ２３４内にそれぞ
れはまるようになる。このときには栓２０５は軸線方向
の並進により単に滑動するだけである。この場合各突起
２４２は各みぞ２３４内で案内される。この場合栓２０
５は、これがぬぐい部片２１３に接触する第６図の位置
を占める。この位置では柔軟性の唇状部２１５により又
並進しないで栓２０５の底部の剛性の内縁部によりブラ
シ２２４の単一のめぐい作用だけしか行うことができな
い。或は栓２０５は、ビーＹ２４２が支持面２３７に当
たり伸張室２１８を形成する第２図の位置を占める。こ
の場合ぬぐい作用は次の通りである。

ブラン２２４をため２０２から抜き出すときは、ブラ／
２２４は次次に、柔軟性唇状部２１５により第１のぬぐ
い作用を受け、次で伸張室２１８内でふたたび正常な直
径になシ、栓２０５の底部の内縁部により第２のぬぐい
作用を受ける。第２図はブラン２２４の中間位置を示す
。ブラン２２４の剛毛２２７は室２１８内でふたたび休
止状態になる。

ブラン２２４のぬぐい作用は、この作用が２回以上行わ
れるから、栓２０５の前回位置におけるよりも著しい。

これ等の条件のもとで、使用者は、使用後に、余分のマ
スカラを付けてないブラシ支持柄部分をふたたび導入す
る。さらに使用者が柄部分２２３をため２０２内にふた
たび導入するときは、プラン２２４０近くで柄部分２２
３に残ることのちる化粧剤は、場合により唇状部２１５
によりダクト２１２の底部に達しないで室２１８内にも
どされる。さらに柄部分２２３をため２０２内にふたた
びもどすときＫは、ブラシ２２４に残るマスカラがため
２０２の空気がブラシ２２４により圧縮されるので柄部
分２２３に沿って生ずるはね上がりは、室２１８内で起
るだけでありダクト２１２の底部には達しない。例等か
の理由で室２１８内に残る化粧剤は、引続く使用時の第
２のぬぐい作用で必ず捕捉される。

第６図の位置では指針２４３は、弱いぬぐい作用に次で
の比較的濃厚な化粧作用を指示する広いバンドによｐ構
成した下部マーク２３２の前方に位置するようになる。

第２図の位置では指針２４３は、強いぬぐい作用に次で
の比較的薄い化粧作用を表わす狭いバンドにより構成し
た上部マーク２３３の前方に位置するようになる。すな
わち使用者は、第１図に示した矢印Ｆに沿いカラー２４
１を単に移動させるだけで個個の必要に応じて２個所の
位置の間で選定することができる。

次に第５図、第６図及び第７図には本発明の第２の実施
例による化粧単位を示しである。この化粧単位の各部分
は、第１図ないし第４図の化粧単位の各対応部品を表わ
すのに使った参照数字に対して１（２１）を加えた参照
数字により表わしである。

この第２の実施例による化粧単位３（１０）は第１の実
施例による化粧単位２（１０）に比べて、ぬぐい唇状部
３１５の構造と栓３０５の内端部の構造とが異っている
。

ぬぐい部片３１３は、ぬぐい唇状部３１５を構成する内
周縁部を持つ半径方向の環状座板から成っている。ぬぐ
い唇状部３１５は複数の半径方向みぞ穴３１５ａを形成
しである。各みそ穴３１５ａは、第６図に明らかなよう
にすべて互に同じであり唇状部３１５により仕切った穴
の周辺で互に規則正しい間隔を隔てている。

唇状部３１５の休止状態では前記の穴は自由状態におけ
るブラン３２４の最小直径より小さい直径を持つ。

栓３０５に関してはこの栓はその外形が唇状部３１５０
近くで、唇状部３１５に向い進行的に減小する横断面を
持つ。すなわち栓３０５には、後述する機能を持つテー
パ付き自由縁部３０５ａを設けである。

第５図ないし第７図の化粧単位の操作は第１図ないし第
４図の化粧単位の操作に比べて、第７図の末端位置で栓
３０５はその剛性の下部自由縁部３０５ａが柔軟性の唇
状部３１５により仕切った穴内に入込むことを除いて同
様である。唇状部３１５は、各みぞ穴３１５ａの存在に
より容易に後退する。使用者はこの場合これ等の条件の
もとて第１図ないし第４図の化粧単位の栓２０５及びぬ
ぐい唇状部２１３の同様な相対位置で得られるぬぐい作
用より弱いぬぐい作用が得られる。その理由はこの場合
ぬぐい部が栓３０５の内周縁部３０５ａだけにより構成
されるからである。

なお本発明によれば支持面２３７，３３７は、だめ２０
２，３０２の自由縁部に当たる環状フランジ２３６，３
３６の突出部によυ構成し７ないで、フランジ２３６，
３３６の高さ位置のすぐ下側でため２０２，３０２の外
側壁の外側に成形した止め輪により構成してもよい。こ
の場合フランジ２３６．３３６はため２０２，３０２の
外側壁に対して突出する必要はもはやない。又第２の実
施例で、栓３０５がその縁部３０５ａによ）唇状部３１
５に当たるようになる栓３０５の中間位置を設けてもよ
い。この位置は、第１の実施例の化粧単位の唇状部２１
５に対する栓２０５の同様な位置で得られるようなぬぐ
い作用に対応する。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明化粧単位の第１の実施例の正面図、第２
図及び第６図は第１図の化粧単位をそのグラ／支持柄部
分をためから抜き出す途中で栓をそれぞれ高い位置及び
低い位置にして拡大して示す部分軸断面図、第４図は第
２図のＩＶ−ＩＶ線に沿う拡大断面図である。第５図は
本化粧単位の第２の実施例をその栓を最上部位置にして
示す部分軸断面図、第６図は第５図のｖ＋　−Ｖｌ線に
沿う断面図、第７図は第５図の化粧単位をその栓を最下
部位置にして示す部分軸断面図である。２（１０）．３（１０）・・化粧単位、２０２，３０ま
ため、２（１３，３（１３・・キヤツジ、２０５，３０
５・・・栓、２１２．３１２・・・入口ダクト、２１３
゜３１３・・・ぬぐい部片、２１５，３１５・・・唇状
部、２１８．３１８・・・伸張室、２２３，３２３・・
柄部分、２２４，３２４・　プラン図面（２）浄書（内容に変更ないＦＩＧ、５　　　　　　　　　ＦＩＧ、　７手　続　補
　正　書　（方式）％式％

Claims

【特許請求の範囲】

（１）流体状又はペースト状の化粧剤用のためと、この
ために取付けた取りはずし自在のキャップと、このキャ
ップに一体にほぼその軸線に沿って配置されこのキャッ
プに対して突出する柄部分と、この柄部分の延長部分で
前記キャップとは反対の側の柄部分端部に取付けたブラ
シとを備え、このブラシがぬぐい部片の唇状部により周
縁部を仕切った穴により前記ため内に入込むようにし、
前記唇状部が休止状態にあるときに前記穴が自由状態に
おける前記ブラシの横断面より小さい横断面を持ち、前
記ために取付けられ前記ぬぐい部片の唇状部の化粧剤を
入れてない側に配置した栓に入口ダクトを形成し、この
入口ダクトの縦方向軸線を前記ブラシが前記ため内に入
込む前記穴の軸線にほぼ同じにし、前記ぬぐい部片から
最も遠く離れた前記入口ダクトの穴が自由状態における
前記ブラシの横断面より大きい横断面を持つようにした
、とくにまつげ用の化粧単位において、栓及びぬぐい部
片がこのぬぐい部片の前記栓の隣接端部に接触する第１
の位置と前記ぬぐい部片の唇状部を前記栓の隣接端部か
ら間隔を隔て前記のぬぐい部片及び栓間に伸張室を構成
するようにした第２の位置との間で可変の相対位置を持
ち、前記ぬぐい部片に最も近い入口ダクト穴が自由状態
におけるブラシの横断面より小さい横断面を持つように
したことを特徴とする化粧単位。
（２）ぬぐい部片を固定し、このぬぐい部片に対して栓
を可動にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項記載の化粧単位。
（３）栓を、ためのブラシを導入する口に漏れ止めの状
態に取付けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項及び第（２）項のいずれかに記載の化粧単位。
（４）ぬぐい部片に、このぬぐい部片をため内に保持す
るスリーブを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
（１）項ないし第（３）項のいずれかに記載の化粧単位
。
（５）ぬぐい部片を支えるスリーブをために固定して取
付けたことを特徴とする特許請求の範囲第（２）項及び
第（４）項に記載の化粧単位。
（６）スリーブをための上部部分に緊密に連関させ、前
記スリーブに前記ために取付ける外部フランジを設け、
前記スリーブ内に栓を漏れ止めの状態で滑動するように
取付けたことを特徴とする特許請求の範囲第（５）項記
載の化粧単位。
（７）ぬぐい部片を、ぬぐい唇状部を形成する内周縁部
を持つ環状の座板により構成したことを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項ないし第（６）項のいずれかに記
載の化粧単位。
（８）ぬぐい部片を、ぬぐい唇状部を支える環状の座板
により底部を形成したためと同軸の円筒形のスリーブに
より構成したことを特徴とする特許請求の範囲第（４）
項及び第（７）項記載の化粧単位。
（９）栓をその協働するための口に対して滑動するよう
に取付け、前記ためから突出する部分に、前記ためから
の抜け出しに対応する方向における前記栓の移動を制限
するように前記ためと一体の外部支持面に当たることの
できる止め片を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
第（２）項及び第（３）項記載の化粧単位。
（１０）ためと一体の支持面を前記ための口のスリーブ
の支持フランジの外周縁部により構成し、栓が前記スリ
ーブ内で漏れ止めの状態で滑動するようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第（９）項記載の化粧単位。
（１１）栓に設ける止め片を、ための上部部分を囲みこ
のための外側に突出する前記栓の部分に取付けたカラー
の内壁の少くとも１個の突起により構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第（９）項又は第（１０）項のい
ずれかに記載の化粧単位。
（１２）ため内で滑動する栓の部分と、カラーと、前記
ための上部部分とが円形の横断面を持ち、前記ための上
部部分に、それぞれカラーの１個の突起を受入れること
のできる複数条のみぞを外側に形成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第（１１）項記載の化粧単位。
（１３）ぬぐい部片に対する栓の２つの位置の各一方を
使用者に指示する指示部片を備えたことを特徴とする特
許請求の範囲第（２）項記載の化粧単位。
（１４）指示部片を、カラーに取付けられための外壁に
取付けたマークに対向するようになることのできる少く
とも１個の指針により構成したことを特徴とする特許請
求の範囲第（１１）項及び第（１２）項記載の化粧単位
。
（１５）栓にそのぬぐい部片とは反対側の端部の近くに
、ためにキャップを確実に取付けるように、このキャッ
プに取付けた部片に補形的な部片を設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第（９）項ないし第（１４）項のい
ずれかに記載の化粧単位。
（１６）ぬぐい唇状部を柔軟な弾性的に変形自在な唇状
部にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項な
いし第（１５）項のいずれかに記載の化粧単位。
（１７）ぬぐい唇状部がための底部に向って狭まる円す
い台の形状を持つようにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項ないし第（１６）項のいずれかに記載
の化粧単位。
（１８）ぬぐい唇状部を、ブラシがため内に入込む穴の
軸線に直交する平面に配置した環状の座板の内周縁部に
より形成したことを特徴とする特許請求の範囲第（７）
項ないし第（１６）項のいずれかに記載の化粧単位。
（１９）ぬぐい唇状部に、少くとも１つの半径方向のみ
ぞ穴を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項ないし第（１８）項のいずれかに記載の化粧単位。
（２０）ぬぐい唇状部に、互にほぼ同じで前記唇状部の
内周縁部で互に規則正しい間隔を隔てた複数の半径方向
のみぞ穴を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
（１９）項記載の化粧単位。
（２１）ぬぐい唇状部により仕切った穴が柄部分の横断
面に対し等しいか又はわずかに小さい横断面を持つよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項ない
し第（２０）項のいずれかに記載の化粧単位。
（２２）入口ダクトを円すい台形にしたことを特徴とす
る特許請求の範囲第（１）項ないし第（２１）項のいず
れかに記載の化粧単位。
（２３）栓及びぬぐい部片の間の第１の位置で、前記栓
の自由縁部がぬぐい唇状部により周縁部を仕切った穴内
に入込みこの唇状部を後退させることができるようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項ないし第
（２２）項のいずれかに記載の化粧単位。
（２４）栓が、ぬぐい唇状部に向い進行的に狭まる外形
横断面を持つようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第（２３）項記載の化粧単位。