JPS6158019B2 - - Google Patents
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- JPS6158019B2 JPS6158019B2 JP12654578A JP12654578A JPS6158019B2 JP S6158019 B2 JPS6158019 B2 JP S6158019B2 JP 12654578 A JP12654578 A JP 12654578A JP 12654578 A JP12654578 A JP 12654578A JP S6158019 B2 JPS6158019 B2 JP S6158019B2
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- exposure
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- photometry
- circuit
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- 238000005375 photometry Methods 0.000 claims description 23
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 6
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、TTL測光方式の自動露出制御装置
を備えたカメラにおける露出倍数表示装置に関す
る。
を備えたカメラにおける露出倍数表示装置に関す
る。
すでに自動露出制御装置を備えたカメラにおい
て、測光値に基く露光量よりもさらに多くまたは
少く露光量を与え得るようにした露出倍数補正撮
影装置(所謂オーバーライド露出)および、その
設定露出倍数をフアインダー内に表示するように
した表示装置が提案されている。公知の露出倍数
表示装置は、撮影者が設定した露出倍数の数値そ
のものがフアインダー内に表示されるように構成
されている。一般に数値表示においては、表示さ
れた数値を読取り、その意味を判断するという認
織動作が要求される。一方、カメラにおいてはフ
アインダー内に表示される情報量が多くなる程、
表示情報はなるべく感覚的に簡単に把握できるこ
とが望ましい。
て、測光値に基く露光量よりもさらに多くまたは
少く露光量を与え得るようにした露出倍数補正撮
影装置(所謂オーバーライド露出)および、その
設定露出倍数をフアインダー内に表示するように
した表示装置が提案されている。公知の露出倍数
表示装置は、撮影者が設定した露出倍数の数値そ
のものがフアインダー内に表示されるように構成
されている。一般に数値表示においては、表示さ
れた数値を読取り、その意味を判断するという認
織動作が要求される。一方、カメラにおいてはフ
アインダー内に表示される情報量が多くなる程、
表示情報はなるべく感覚的に簡単に把握できるこ
とが望ましい。
また、露出倍数の設定は従来は経験的な勘に頼
つており、例えば被写体の輝度差が大きすぎる場
合に露出倍数の値を決定することは初心者にとつ
て困難であつた。
つており、例えば被写体の輝度差が大きすぎる場
合に露出倍数の値を決定することは初心者にとつ
て困難であつた。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので
平均測光手段、スポツト測光手段、数字表示手
段、ドツト表示手段および露出倍数設定手段を設
け、両測光手段の一方の測光値に応じた露出情報
を上記数字表示手段で数値表示し、設定された露
出倍数情報とこの一方の測光値に対する他方の測
光値の差に応じた露出段数差情報とを上記数字表
示手段との相対的位置関係において異なる表示態
様で上記ドツト表示手段上に表示するようにした
ことを特徴としている。
平均測光手段、スポツト測光手段、数字表示手
段、ドツト表示手段および露出倍数設定手段を設
け、両測光手段の一方の測光値に応じた露出情報
を上記数字表示手段で数値表示し、設定された露
出倍数情報とこの一方の測光値に対する他方の測
光値の差に応じた露出段数差情報とを上記数字表
示手段との相対的位置関係において異なる表示態
様で上記ドツト表示手段上に表示するようにした
ことを特徴としている。
本発明の表示装置によれば表示情報を感覚的に
簡単に把握でき、また複数の情報の間の相互関係
を容易に把握でき、撮影者は円滑に撮影を行うこ
とができる。
簡単に把握でき、また複数の情報の間の相互関係
を容易に把握でき、撮影者は円滑に撮影を行うこ
とができる。
以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細を説
明する。第1図は、本発明の一実施例を示すブロ
ツク回路図で、この回路が適用されるカメラは、
絞り優先・TTL測光方式の露出時間自動制御機
能を有する。第1図の回路における表示信号は表
示装置により第2図に示すように表示される。さ
て、第1図において、1はフアインダー視野の比
較的広い領域に対応する被写界からの光を測光す
る平均測光回路で該回路に含まれる受光素子に入
射する光の強度の対数に比例する電圧を出力す
る。2は、フアインダー視野の比較的狭い特定領
域(例えば第2図の円24内の部分)に対応する
被写界からの光を測光するスポツト測光回路で該
回路に含まれる受光素子に入射する光の強度の対
数に比例する電圧を出力する。輝度が一様な被写
界に対しては、平均測光回路1とスポツト測光回
路2の出力電圧は等しくなるように両者は調整さ
れている。3は平均測光値とスポツト測光値とを
選択的にアナログ・デイジタル変換器4に入力す
る切換えスイツチで、実際にはマルチプレクサな
どの半導体素子により構成されるアナログスイツ
チが用いられ、周期的に切換えられる。A−D変
換器4は前記2つの測光回路1,2からスイツチ
3を介して交互に送られて来るアナログ電圧をデ
イジタル値に変換する。5は、A−D変換器4の
デイジタル出力値を交互にラツチ6,7に送り込
むための切換えスイツチで、実際にはANDゲー
ト等の論理回路により構成される。該スイツチ5
は、平均測光値に基づいた露出時間の制御が行わ
れる平均測光モードの場合には、A−D変換され
た平均測光値がラツチ6に、スポツト測光値がラ
ツチ7に入力されるように切換えられ、スポツト
測光値に基づいた露出時間の制御が行われるスポ
ツト測光モードの場合には、上記の場合と反対
に、ラツチ6にスポツト測光値が、ラツチ7に平
均測光値が入力されるように切換えられるように
構成される。ラツチ6,7は、A−D変換器4が
変換動作を終了する毎にスイツチ5を介して入力
されるデイジタル信号をラツチする。したがつ
て、ラツチ6,7は絶えず測光値を更新して行く
が、撮影者のスイツチ操作による指令によりラツ
チ状態を保持せしめうるようにも構成される。
明する。第1図は、本発明の一実施例を示すブロ
ツク回路図で、この回路が適用されるカメラは、
絞り優先・TTL測光方式の露出時間自動制御機
能を有する。第1図の回路における表示信号は表
示装置により第2図に示すように表示される。さ
て、第1図において、1はフアインダー視野の比
較的広い領域に対応する被写界からの光を測光す
る平均測光回路で該回路に含まれる受光素子に入
射する光の強度の対数に比例する電圧を出力す
る。2は、フアインダー視野の比較的狭い特定領
域(例えば第2図の円24内の部分)に対応する
被写界からの光を測光するスポツト測光回路で該
回路に含まれる受光素子に入射する光の強度の対
数に比例する電圧を出力する。輝度が一様な被写
界に対しては、平均測光回路1とスポツト測光回
路2の出力電圧は等しくなるように両者は調整さ
れている。3は平均測光値とスポツト測光値とを
選択的にアナログ・デイジタル変換器4に入力す
る切換えスイツチで、実際にはマルチプレクサな
どの半導体素子により構成されるアナログスイツ
チが用いられ、周期的に切換えられる。A−D変
換器4は前記2つの測光回路1,2からスイツチ
3を介して交互に送られて来るアナログ電圧をデ
イジタル値に変換する。5は、A−D変換器4の
デイジタル出力値を交互にラツチ6,7に送り込
むための切換えスイツチで、実際にはANDゲー
ト等の論理回路により構成される。該スイツチ5
は、平均測光値に基づいた露出時間の制御が行わ
れる平均測光モードの場合には、A−D変換され
た平均測光値がラツチ6に、スポツト測光値がラ
ツチ7に入力されるように切換えられ、スポツト
測光値に基づいた露出時間の制御が行われるスポ
ツト測光モードの場合には、上記の場合と反対
に、ラツチ6にスポツト測光値が、ラツチ7に平
均測光値が入力されるように切換えられるように
構成される。ラツチ6,7は、A−D変換器4が
変換動作を終了する毎にスイツチ5を介して入力
されるデイジタル信号をラツチする。したがつ
て、ラツチ6,7は絶えず測光値を更新して行く
が、撮影者のスイツチ操作による指令によりラツ
チ状態を保持せしめうるようにも構成される。
8は、開放絞りからプリセツトされた絞りまで
の間の段数に対応するデイジタル信号が出力され
るプリセツト絞り信号発生回路である。9は用い
られるフイルムの感度に対応するデイジタル信号
が出力されるフイルム感度信号発生回路である。
10は、ラツチ6、プリセツト絞り信号発生回路
8、およびフイルム感度信号発生回路9からの信
号を写真学的に演算し、これら3つの信号によつ
て決まる露出時間に対応する信号を算出する演算
回路である。演算された露出時間信号はラツチ1
1で保持される。尚、演算回路10は、ラツチ6
の測光値が更新される毎に演算を繰り返す。
の間の段数に対応するデイジタル信号が出力され
るプリセツト絞り信号発生回路である。9は用い
られるフイルムの感度に対応するデイジタル信号
が出力されるフイルム感度信号発生回路である。
10は、ラツチ6、プリセツト絞り信号発生回路
8、およびフイルム感度信号発生回路9からの信
号を写真学的に演算し、これら3つの信号によつ
て決まる露出時間に対応する信号を算出する演算
回路である。演算された露出時間信号はラツチ1
1で保持される。尚、演算回路10は、ラツチ6
の測光値が更新される毎に演算を繰り返す。
12はラツチ11からの信号を表示装置13の
表示に適した信号に変換するデコーダである。表
示装置13は、7セグメント素子によりシヤツタ
ー速度を数字表示する。
表示に適した信号に変換するデコーダである。表
示装置13は、7セグメント素子によりシヤツタ
ー速度を数字表示する。
14は、設定される露出倍数に応じたデイジタ
ル信号を出力する露出倍数信号発生回路で、出力
される信号は後述の点滅制御回路を介して表示装
置21に送られ、また、演算回路15に入力され
る。演算回路15は、ラツチ11のシヤツター時
間信号を設定された露出倍数に応じた信号に変換
するための演算回路である。例えば設定された露
出倍数が“×2”であればラツチ11の信号が示
すシヤツター時間の2倍の時間に相当する信号が
算出される。16は、演算回路15の演算結果を
保持するラツチである。演算回路15における演
算は、シヤツターレリーズ指令に基づいて実行さ
れる。17は、シヤツター開きとともにラツチ1
6に保持されたシヤツター時間信号に対応するシ
ヤツター時間の形成を行い、該シヤツター時間の
経過後にシヤツター閉じ起動用電磁石(Mg)の
励磁を遮断すべき信号を発する時間形成回路であ
る。尚、ラツチ16におけるシヤツター時間信号
は対数量であり、したがつて時間形成回路17は
デイジタル回路により構成される公知の対数伸張
回路が用いられる。また、演算回路10,15に
は加減算回路が用いられる。
ル信号を出力する露出倍数信号発生回路で、出力
される信号は後述の点滅制御回路を介して表示装
置21に送られ、また、演算回路15に入力され
る。演算回路15は、ラツチ11のシヤツター時
間信号を設定された露出倍数に応じた信号に変換
するための演算回路である。例えば設定された露
出倍数が“×2”であればラツチ11の信号が示
すシヤツター時間の2倍の時間に相当する信号が
算出される。16は、演算回路15の演算結果を
保持するラツチである。演算回路15における演
算は、シヤツターレリーズ指令に基づいて実行さ
れる。17は、シヤツター開きとともにラツチ1
6に保持されたシヤツター時間信号に対応するシ
ヤツター時間の形成を行い、該シヤツター時間の
経過後にシヤツター閉じ起動用電磁石(Mg)の
励磁を遮断すべき信号を発する時間形成回路であ
る。尚、ラツチ16におけるシヤツター時間信号
は対数量であり、したがつて時間形成回路17は
デイジタル回路により構成される公知の対数伸張
回路が用いられる。また、演算回路10,15に
は加減算回路が用いられる。
18は、ラツチ6の測光値に対するラツチ7の
測光値の段数差を算出する演算回路で、減算はラ
ツチ7の内容が更新される毎に行われる。19は
減算回路18の算出結果を保持するラツチであ
る。20は、ラツチ19の段数差信号を表示装置
21の表示形式に適した信号に変換するデコーダ
である。表示装置21は、第2図に示すようにフ
アインダ視野23の右側中央部に配された7セグ
メント表示装置13の上下に一列に配された発光
ダイオード群21a〜21e,21a′〜21e′を
表示手段として構成される。発光ダイオード21
aは表示装置13で表示されるシヤツター速度よ
り1段分速い信号を示す。発光ダイオード21
a′は反対に1段分遅い信号を示す。以下、各隣り
合う発光ダイオードの間は1段分に対応する。発
光ダイオード21eは、ラツチ7の信号がラツチ
6に対して6段またはそれ以上シヤツター速度に
して速い場合に点灯される。発光ダイオード21
e′は上記と反対の場合に点灯される。
測光値の段数差を算出する演算回路で、減算はラ
ツチ7の内容が更新される毎に行われる。19は
減算回路18の算出結果を保持するラツチであ
る。20は、ラツチ19の段数差信号を表示装置
21の表示形式に適した信号に変換するデコーダ
である。表示装置21は、第2図に示すようにフ
アインダ視野23の右側中央部に配された7セグ
メント表示装置13の上下に一列に配された発光
ダイオード群21a〜21e,21a′〜21e′を
表示手段として構成される。発光ダイオード21
aは表示装置13で表示されるシヤツター速度よ
り1段分速い信号を示す。発光ダイオード21
a′は反対に1段分遅い信号を示す。以下、各隣り
合う発光ダイオードの間は1段分に対応する。発
光ダイオード21eは、ラツチ7の信号がラツチ
6に対して6段またはそれ以上シヤツター速度に
して速い場合に点灯される。発光ダイオード21
e′は上記と反対の場合に点灯される。
次に、露出倍数信号とラツチ19の段数差信号
が同時的に表示される表示装置21に関連する表
示制御回路部より具体的な回路を第3図において
説明する。第2図に示す発光ダイオード群による
ドツト表示装置において、露出倍数とラツチ19
の段数差信号が2個の発光ダイオードにより同時
に表示されると(例えば発光ダイオード21aと
21a′の2個が同時に点灯されるような場合)、
いずれの方が露出倍数の情報であるのか判からな
い。そこで露出倍数が表示される発光ダイオード
の方を点滅点灯せしめ露出倍数と段数差との情報
の区別ができるようにしている。第3図におい
て、25は露出倍数の設定に応じて切換えられる
スイツチで、露出倍数×4、×2、×1、×1/2、×
1/4に対して接点25a,25b,25e,25
c,25dがそれぞれ対応し、設定により選ばれ
た接点には“1”の電圧信号が与えられる。26
は選ばれた露出倍数情報を演算回路15に適した
形の信号に変換するエンコーダである。27a〜
27dはANDゲートで、各々の人力の一つは共
通に端子29に接続され各々の他の入力端子は、
接点25a,25b,25c,25dとそれぞれ
接続されている。端子29は、不図示のパルス生
成部よりパルスが与えられる。このパルスは、露
出倍数情報が表示される発光ダイオードを点滅点
灯させるもので、その周期は例えば0.5秒くらい
に定められている。28a〜28dは排他的OR
回路で、2つの入力端子に与えられている信号が
“0”と“1”というように異なる場合に“1”
を出力し、2つの入力信号が“0”と“0”また
は“1”と“1”というように同一の場合に
“0”を出力する。これら排他的OR回路28a〜
28dのそれぞれの入力の一方は、AND回路2
7a〜27dの出力と接続され、入力の他方はデ
コーダ20の出力端子20b′,20a′,20a,
20bと接続されている。デコーダ20の出力接
続20c〜20e,20c′〜20e′は排他的OR
回路を介することなく発光ダイオード21c〜2
1e,21c′〜21e′とそれぞれ接続されてい
る。排他的OR回路28a,28b,28c,2
8dの各出力端子は発光ダイオード21b′,21
a′,21a,21bとそれぞれ接続されている。
これら発光ダイオードのカソードはスイツチ30
を介して接地されている。スイツチ30は表示不
要時に開放される。ここで排他的OR回路を用い
る理由は次の如くである。即ち、例えば段数差信
号に応じてデコーダ20の出力端子20b′から
“1”が出力され、発光ダイオード21b′が点灯
される状態において、露出倍数×4が選ばれ、同
じ発光ダイオード21b′が点滅点灯の対象とされ
る場合に、露出倍数の方を優先表示するためであ
る。排他的OR回路の入力の一方に“0”と
“1”の信号が交互に入力されると、入力の他方
が“0”か“1”のいずれかに固定されていれば
“0”と“1”の信号が交互に出力され、したが
つて発光ダイオードは点滅点灯され露出倍数の情
報が優先的に表示される。
が同時的に表示される表示装置21に関連する表
示制御回路部より具体的な回路を第3図において
説明する。第2図に示す発光ダイオード群による
ドツト表示装置において、露出倍数とラツチ19
の段数差信号が2個の発光ダイオードにより同時
に表示されると(例えば発光ダイオード21aと
21a′の2個が同時に点灯されるような場合)、
いずれの方が露出倍数の情報であるのか判からな
い。そこで露出倍数が表示される発光ダイオード
の方を点滅点灯せしめ露出倍数と段数差との情報
の区別ができるようにしている。第3図におい
て、25は露出倍数の設定に応じて切換えられる
スイツチで、露出倍数×4、×2、×1、×1/2、×
1/4に対して接点25a,25b,25e,25
c,25dがそれぞれ対応し、設定により選ばれ
た接点には“1”の電圧信号が与えられる。26
は選ばれた露出倍数情報を演算回路15に適した
形の信号に変換するエンコーダである。27a〜
27dはANDゲートで、各々の人力の一つは共
通に端子29に接続され各々の他の入力端子は、
接点25a,25b,25c,25dとそれぞれ
接続されている。端子29は、不図示のパルス生
成部よりパルスが与えられる。このパルスは、露
出倍数情報が表示される発光ダイオードを点滅点
灯させるもので、その周期は例えば0.5秒くらい
に定められている。28a〜28dは排他的OR
回路で、2つの入力端子に与えられている信号が
“0”と“1”というように異なる場合に“1”
を出力し、2つの入力信号が“0”と“0”また
は“1”と“1”というように同一の場合に
“0”を出力する。これら排他的OR回路28a〜
28dのそれぞれの入力の一方は、AND回路2
7a〜27dの出力と接続され、入力の他方はデ
コーダ20の出力端子20b′,20a′,20a,
20bと接続されている。デコーダ20の出力接
続20c〜20e,20c′〜20e′は排他的OR
回路を介することなく発光ダイオード21c〜2
1e,21c′〜21e′とそれぞれ接続されてい
る。排他的OR回路28a,28b,28c,2
8dの各出力端子は発光ダイオード21b′,21
a′,21a,21bとそれぞれ接続されている。
これら発光ダイオードのカソードはスイツチ30
を介して接地されている。スイツチ30は表示不
要時に開放される。ここで排他的OR回路を用い
る理由は次の如くである。即ち、例えば段数差信
号に応じてデコーダ20の出力端子20b′から
“1”が出力され、発光ダイオード21b′が点灯
される状態において、露出倍数×4が選ばれ、同
じ発光ダイオード21b′が点滅点灯の対象とされ
る場合に、露出倍数の方を優先表示するためであ
る。排他的OR回路の入力の一方に“0”と
“1”の信号が交互に入力されると、入力の他方
が“0”か“1”のいずれかに固定されていれば
“0”と“1”の信号が交互に出力され、したが
つて発光ダイオードは点滅点灯され露出倍数の情
報が優先的に表示される。
次に、以上の回路構成における動作を説明す
る。今、平均測光モードが選ばれていてラツチ6
には平均測光値が、またラツチ7にはスポツト測
光値が取り込まれる状態にあるとする。不図示の
電源スイツチ(公知の如く、シヤツターボタン押
進の第1段階または、フイルム巻上げレバーの引
出しに応じて閉じられる)の投入により、各回路
部は電源供給状態にあるとする。また、露出倍数
は第3図におけるスイツチ25の接点25bが選
ばれ露出が1段分オーバに与えるように設定され
ているとする。さて、ある被写界に対して用いら
れるフイルムの感度情報、プリセツト絞り情報お
よび平均測光値とに基づく演算回路10の出力が
シヤツター時間にして1/500秒であるとする。こ
のシヤツター時間信号は、まず7セグメントによ
る表示装置13において数字500として表示され
る。一方、演算回路15において1/500秒×2の
1/250秒のシヤツター時間信号として算出され
る。他方、第3図において“×2”の露出倍数の
設定により“1”の信号はANDゲート27bに
入力されると該ゲート27bからは端子29に入
力されるパルスが出力され、これを受けて排他的
OR回路28bから“1”と“0”が交互するパ
ルスが出力される。こうして発光ダイオード21
a′が点滅点灯される。撮影者は、フアインダーに
おいて平均測光値によるシヤツター時間1/500秒
を示す数字“500”とともに点滅点灯する発光ダ
イオード21a′を同時的に見ることになり、実際
に制御されるシヤツター時間は1/500秒より1段
分遅いものであることが確認される。さらに、平
均測光と同時的に測光されるスポツト測光値が平
均測光値に比べ3段分だけシヤツター時間に換算
して遅い場合、デコーダ20の出力端子20c′か
ら“高”の電圧が出力され発光ダイオード21
c′が連続的に点灯され、スポツト測光値が平均測
光値より3段分だけ低く、被写界におけるスポツ
ト測光領域は被写界の平均レベルより3段分暗い
ことが示される。このようにして、平均測光値
と、これに対するスポツト測光値領域の明るさ
と、露出倍数の情報とが同時的に、かつ互いの関
連において感覚的に示されている。従来、露出倍
数の設定は、経験的な勘に頼つていたが、上述の
表示装置によれば、露出倍数を量的な根拠に基づ
いて定めることができ、その設定状態が平均測光
値とスポツト測光値との関連において示されるか
らきわめて便利となる。
る。今、平均測光モードが選ばれていてラツチ6
には平均測光値が、またラツチ7にはスポツト測
光値が取り込まれる状態にあるとする。不図示の
電源スイツチ(公知の如く、シヤツターボタン押
進の第1段階または、フイルム巻上げレバーの引
出しに応じて閉じられる)の投入により、各回路
部は電源供給状態にあるとする。また、露出倍数
は第3図におけるスイツチ25の接点25bが選
ばれ露出が1段分オーバに与えるように設定され
ているとする。さて、ある被写界に対して用いら
れるフイルムの感度情報、プリセツト絞り情報お
よび平均測光値とに基づく演算回路10の出力が
シヤツター時間にして1/500秒であるとする。こ
のシヤツター時間信号は、まず7セグメントによ
る表示装置13において数字500として表示され
る。一方、演算回路15において1/500秒×2の
1/250秒のシヤツター時間信号として算出され
る。他方、第3図において“×2”の露出倍数の
設定により“1”の信号はANDゲート27bに
入力されると該ゲート27bからは端子29に入
力されるパルスが出力され、これを受けて排他的
OR回路28bから“1”と“0”が交互するパ
ルスが出力される。こうして発光ダイオード21
a′が点滅点灯される。撮影者は、フアインダーに
おいて平均測光値によるシヤツター時間1/500秒
を示す数字“500”とともに点滅点灯する発光ダ
イオード21a′を同時的に見ることになり、実際
に制御されるシヤツター時間は1/500秒より1段
分遅いものであることが確認される。さらに、平
均測光と同時的に測光されるスポツト測光値が平
均測光値に比べ3段分だけシヤツター時間に換算
して遅い場合、デコーダ20の出力端子20c′か
ら“高”の電圧が出力され発光ダイオード21
c′が連続的に点灯され、スポツト測光値が平均測
光値より3段分だけ低く、被写界におけるスポツ
ト測光領域は被写界の平均レベルより3段分暗い
ことが示される。このようにして、平均測光値
と、これに対するスポツト測光値領域の明るさ
と、露出倍数の情報とが同時的に、かつ互いの関
連において感覚的に示されている。従来、露出倍
数の設定は、経験的な勘に頼つていたが、上述の
表示装置によれば、露出倍数を量的な根拠に基づ
いて定めることができ、その設定状態が平均測光
値とスポツト測光値との関連において示されるか
らきわめて便利となる。
尚、撮影に際し所望の構図を定めた場合、スポ
ツト測光領域は、フアインダー視野内に例えば第
2図の如く円24で示される特定部分となる。そ
こで所望の構図内における任意部分のスポツト測
光を行う場合は、まず、所望の構図を定めて、平
均測光値を手動操作指令によりラツチ6にラツチ
し、以後データを更新することなく保持せしめ、
ついで、任意の部分に測光マーク24を合わせる
ようにすればよい。こうすれば保持された平均測
光値に対する段数差として測光マーク24に合わ
された領域の明るさの情報が遂次示される。また
必要に応じて手動操作指令によりラツチ7をラツ
チ状態にしてスポツト測光値を保持せしめてもよ
い。
ツト測光領域は、フアインダー視野内に例えば第
2図の如く円24で示される特定部分となる。そ
こで所望の構図内における任意部分のスポツト測
光を行う場合は、まず、所望の構図を定めて、平
均測光値を手動操作指令によりラツチ6にラツチ
し、以後データを更新することなく保持せしめ、
ついで、任意の部分に測光マーク24を合わせる
ようにすればよい。こうすれば保持された平均測
光値に対する段数差として測光マーク24に合わ
された領域の明るさの情報が遂次示される。また
必要に応じて手動操作指令によりラツチ7をラツ
チ状態にしてスポツト測光値を保持せしめてもよ
い。
更に、ラツチ6の方にスポツト測光値をまたラ
ツチ7の方に平均測光値を入力せしめると、スポ
ツト測光値に基づいて露出時間の自動制御が行わ
れるようになるが、この場合の動作は、上述の平
均測光モードの動作から容易に推察することがで
きるので説明は省略する。
ツチ7の方に平均測光値を入力せしめると、スポ
ツト測光値に基づいて露出時間の自動制御が行わ
れるようになるが、この場合の動作は、上述の平
均測光モードの動作から容易に推察することがで
きるので説明は省略する。
以上、説明した如く本発明によれば露出倍数設
定状態が平均測光値とスポツト測光値との関連に
おいて感覚的に簡単に把握でき便利である。
定状態が平均測光値とスポツト測光値との関連に
おいて感覚的に簡単に把握でき便利である。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク回
路図、第2図は、表示部の一実施例を示すフアイ
ンダー視野図、第3図は、第1図における表示装
置に関連する部分のより具体的な回路を示す回路
図である。 1……平均測光回路、2……スポツト測光回
路、4……A−D変換器、6,7,11,16,
19……ラツチ回路、8……プリセツト絞り信号
発生回路、9……フイルム感度信号発生回路、1
0,15……加減演算回路、12,20……デコ
ーダ、13,21……表示回路装置、14……露
出倍数信号発生回路、17……シヤツター時間形
成回路、18……減算回路、22……点滅制御回
路、23……フアインダー視野、24……スポツ
ト測光マーク、26……エンコーダ、27……
AND回路、28……排他的OR回路。
路図、第2図は、表示部の一実施例を示すフアイ
ンダー視野図、第3図は、第1図における表示装
置に関連する部分のより具体的な回路を示す回路
図である。 1……平均測光回路、2……スポツト測光回
路、4……A−D変換器、6,7,11,16,
19……ラツチ回路、8……プリセツト絞り信号
発生回路、9……フイルム感度信号発生回路、1
0,15……加減演算回路、12,20……デコ
ーダ、13,21……表示回路装置、14……露
出倍数信号発生回路、17……シヤツター時間形
成回路、18……減算回路、22……点滅制御回
路、23……フアインダー視野、24……スポツ
ト測光マーク、26……エンコーダ、27……
AND回路、28……排他的OR回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 TTL測光方式のカメラにおいて、平均測光
手段と、スポツト測光手段と、両測光手段の測光
値のうち一方の測光値に基づく露出情報を算出す
る露出情報演算手段と、上記一方の測光値に対す
る他方の測光値の差に応じた露出段数差情報を算
出する段数差情報演算手段と、フアインダー視野
の一辺の中央部または中央部付近に前記露出情報
演算手段の出力に基づく露出情報を数字表示する
数字表示手段と、多数のドツト表示素子からな
り、フアインダー視野の上記露出情報が表示され
る一辺に沿つて上記露出情報の数字表示の両側に
列状に視認され選択的に表示されるドツト表示手
段と、手動設定された露出倍数の情報を出力する
露出倍数情報設定手段と、該露出倍数情報および
露出段数差情報を前記数字表示手段との相対的位
置関係において異なる表示態様で同時に表示する
よう前記ドツト表示手段を制御する表示制御手段
とを備えたことを特徴とする露出情報表示装置。 2 表示制御手段は、露出倍数情報を点滅表示
し、露出段数差情報を連続表示する特許請求の範
囲第1項記載の露出情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12654578A JPS5552039A (en) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | Exposure information display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12654578A JPS5552039A (en) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | Exposure information display device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5552039A JPS5552039A (en) | 1980-04-16 |
JPS6158019B2 true JPS6158019B2 (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=14937827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12654578A Granted JPS5552039A (en) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | Exposure information display device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5552039A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585024U (ja) * | 1981-05-18 | 1983-01-13 | 旭光学工業株式会社 | カメラにおける露出倍数警告表示機構 |
JPS58200229A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-21 | Copyer Co Ltd | ジアゾ複写機の制御装置 |
AR241612A1 (es) * | 1984-08-06 | 1992-09-30 | Alberto Cibils Madero | Una disposicion fotometrica interactiva aplicable en instrumentos en los que se determina la velocidad y apertura del diafragma en base a la potencia luminica del objeto de la toma. |
JPS61177443A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-09 | Canon Inc | カメラの外部表示装置 |
JP2007274598A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 撮像装置および撮影条件表示方法 |
-
1978
- 1978-10-13 JP JP12654578A patent/JPS5552039A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5552039A (en) | 1980-04-16 |
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