JPS6157847A - 電界効果型湿度センサ - Google Patents

電界効果型湿度センサ

Info

Publication number
JPS6157847A
JPS6157847A JP59182088A JP18208884A JPS6157847A JP S6157847 A JPS6157847 A JP S6157847A JP 59182088 A JP59182088 A JP 59182088A JP 18208884 A JP18208884 A JP 18208884A JP S6157847 A JPS6157847 A JP S6157847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
humidity sensor
humidity
moisture
fet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59182088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0415903B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Inami
井波 靖彦
Masanori Watanabe
昌規 渡辺
Masaya Hijikigawa
正也 枅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP59182088A priority Critical patent/JPS6157847A/ja
Priority to US06/763,691 priority patent/US4638346A/en
Priority to GB08521432A priority patent/GB2163902B/en
Priority to DE19853530758 priority patent/DE3530758A1/de
Publication of JPS6157847A publication Critical patent/JPS6157847A/ja
Publication of JPH0415903B2 publication Critical patent/JPH0415903B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/414Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/283Means for supporting or introducing electrochemical probes
    • G01N27/286Power or signal connectors associated therewith

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は、MOS型或はMTS型等の電界効果型トラン
ジスタ(以下単にFETと略す)素子のゲート絶縁膜近
傍に水蒸気或は水分の吸脱着によってインピーダンス等
電気的特性の変化する感湿体を形成し、該感湿体で湿度
変化をFETのゲート作用変化として把えるいわゆる電
界効果トランジスタ型湿度センサ(以下、FET型湿度
センサと称す)に関するものである。
〈発明の技術的背景〉 検出しようとする物理量との化学的或は物理的相互作用
によって静電容量や電気伝導度或は静電電位等の電気的
変化を生ずる感応体とFET素子とを糾み合せて、検出
しようとする物理量をFET素子のゲート作用変化とし
て把えるいわゆるFET型センサは、FET素子の有す
る高い入力インピーダンスとその増幅作用を巧みに利用
することにより高出力でかつ小形のセンサとなるもので
あり、エレクトロニクス技術との適合性を考慮した場合
、非常に好ましいセンサである。
特に、FET素子のゲート絶縁膜の上に感応体を形成し
た構造からなるFET型センサは、素子寸法も小さく設
定することができ、かつ同一基板上に極めて多くの素子
を形成することが可能であるため、実用」二も、コスト
面でも好ましい形態を有する。
しかしこの場合、通常の単体FET素子の場合以」二に
FET素子の動作の安定性ひいてはFET型センサとし
ての出力の安定性や特性の再現性の確保に留意する必要
がある。即ち、目的とするセンサの種類によって、感応
体の材料は勿論作製方法も大きく異なるために、通常の
単体FET素子の形体とは違った配慮が必要であり、F
ET素子の動作特性も感応体材料及びその作製方法によ
って大幅に変化する。特に、感応体材料によっては、多
量の不純物やイオンを含有していることあるいはFET
素子」二に感応体を形成する工程において感応体とゲー
ト絶縁膜等の界面に不純物やイオンが混入する可能性が
通常の単体FET素子を形成する場合に比べて極めて高
いことなどが原因となって、FET素子の動作特性用に
はFET型センサの出力特性が不安定となり易い。更に
、ガスセンサや湿度センサ等のいわゆる雰囲気センサを
FET型センサとして構成する場合には、外雰囲気に直
接センサ素子がさらされることから、外雰囲気からの不
純物の混入や拡散によってもFET特性の変動や劣化を
招く。このように感応体材料中の不純物やイオン或は作
製工程中もしくは使用中に混入する不純物やイオンがF
ET素子の動作特性やセンサ出力に与える影響を抑制し
、長期間安定した出力特性を呈するFET型センサとす
ることは、ガスセンサ、湿度センサ、イオンセンサ、バ
イオセンサまたは赤外線センサ等々の各種センサのFE
T化における共通課題である。特に、FET型のガスセ
ンサ、湿度センサ、イオンセンサ及びバイオセンサにお
いては、感応体と被検知体七の直接的な相互作用が必要
であるためパッケージ等によってセンサ素子を覆うこと
ができないだげに、上記問題の解決は極めて重要である
」−記問題の解決策の1つとしてイオンや水分の拡散係
数の小さい窒化シリコン膜をゲート絶縁嘆として使用し
たりFET素子表面を窒化シリコン膜で被覆する等の素
子構造が開発されているが、長期間の安定性の点で問題
があり、必ずしも充分ではない。
以」−のような問題点を解決するために、本出願人は先
に二重ゲート電極構造のFET型センサを特願昭59−
23598号「電界効果型センサ」として提案している
。また雰囲気中の湿気或いは水蒸気に感応して、電気抵
抗値或は電気容量が変化する感湿祠料としては、従来よ
り■酸化鉄(Fe203またはFe304)、酸花錫(
S n 02 )などの金属酸化物の焼結体或いは金属
酸化膜を用いたもの、■親水性高分子膜酸いは高分子電
解質を用いたもの、■塩化ソリチウムLiCj?)など
の電解質塩を用いたもの、■吸湿性樹脂酸いは吸湿性高
分子膜などに炭素などの導電性粒子または繊維を分散さ
せたものなどが知られている。
一般に、金属酸化物及び親水性高分子膜を用いた感湿素
子は、広い感湿範囲を有する反面、素子の抵抗値が相対
湿度の値に対応して指数関数的に変化する。また金属酸
化物を用いた感湿素子は、耐熱性に優れ、感湿応答速度
が速い特徴を有する反面素子の抵抗値が高く且つ比較的
大きな抵抗温度依存性を有するなどの欠点を有している
。特に、金属酸化物焼結体に於いては、感湿特性が構造
因子に大きく左右されるため感湿特性の再現性或いは互
換性が充分でないなどの欠点を有する。塩化リチウムな
どの電界質塩を用いた感湿素子は検出し得る湿度範囲が
狭(、特に高湿度雰囲気中に長時間素子を放置すると電
解質塩が溶出または稀釈されるために感湿特性が著しく
劣化するなどの理由で、高湿度雰囲気の測定には利用す
ることができない。さらに吸湿性樹脂などに導電性粒子
或いは繊維などを分散させた感湿素子は、高湿度雰囲気
中では急峻な抵抗変化を生じる反面低湿度雰囲気中では
感度がなく、広範な湿度領域の検知には利用することが
できない。また親水性高分子膜或は高分子電界質膜を用
いた感湿素子では、感湿範囲が広く且つ感湿応答速度が
速く、また素子構造及び素子作製方法が比較的簡単なた
め、低コスト化し易いなどの特徴を有する反面、従来の
ものは特に耐湿耐水性が悪く、素子の寿命に問題があっ
た。
以」二のような感湿材についての問題点を解決するため
に、本出願人は既に酢酸酪酸セルロース架橋膜を利用し
た感湿材料を特願昭59−46321号として提案して
いる。
〈発明の目的〉 本発明は、以上のような背景に基づいてなされたもので
あり、二重ゲート電極構造のFET素子と、感湿材とし
て酢酸酪酸セルロース架橋膜とを一体的に結合させるこ
とによって相対湿度0%から100%までの全湿度範囲
にわたって出力特性が得られしかも出力特性が相対湿度
に対して優れた直線性を有し、出力の経時変化(ドリフ
ト)がなく、感湿特性に於ける吸湿過程と脱湿過程の差
(ヒステリシス)が小さく、高温高温等耐環境性に対す
る信頼性に優れたFET湿度センサを提供することを目
的とするものである。
〈実施例1〉 第1図は本発明の1実施例を示すFET型湿度センサの
構造断面図である。第2図は同センサの動作原理を説明
するための等価回路図である。
本実施例におけるFET素子は、MOS型のnチャンネ
ルFETで、p型のシリコン基板1表面付近に燐を拡散
することによってn型のソース2とドレイン3を並設し
て形成している。シリコン基板1上にはソース2及びド
レイン3てスルホールを有する二酸化シリコン膜5が被
覆されている。
ゲート絶縁膜は、ソース2とドレイン3を結ぶシリコン
基板I」二に堆積された二酸化シリコン膜(5102)
5の窒化シリコン@(Si3N4)7との2重積り膜か
らなり、窒化シリコン膜7は更にソース2及びドレイン
3に片端が接触してシリコン基板1及び二酸化シリコン
膜5上に堆積された電極用導体膜6の」−面をも被覆し
、FET素子の保護膜としての機能も兼ねている。ゲー
ト絶縁膜5.7上には感湿体9と透湿性のゲート電極膜
10が積層されるが、ここで感湿体9と窒化シリコン膜
7との界面には導電性膜から成るブロッキング膜8を挿
入した構造となっている。ブロッキング膜8は感湿体9
に対して後述するドリフト解除用の電圧を印加する補助
電極となるものである。
感湿体9は、酢酸酪酸セルロースに、架橋剤としてイソ
シアネート系化合物を夫々10:1の重量比で混合した
ものを、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート溶液に溶解し、この溶液をブロッキング膜8の上に
コーティングした後通風乾燥させさらに100℃〜20
0℃の温度で熱処理することにより架橋した感湿膜を形
成して用いる。
また透湿性ゲート電極膜10としては厚さ約10OAの
金蒸着膜を、またブロッキング膜8としては厚さ約2.
00OAの金又はアルミニウム蒸着膜を用いた。但し、
これらの素子構成材料は必ずしも上述のものに限定され
るものではなく、その他の適当な材料に代替することは
当然に可能である。またFET素子はMOS型り、外の
MIS型等を使用することもできる。
次に第2図の等価回路図に従って」−記構酸を有するF
ET型湿度センサの動作原理と特徴を説明する。等価回
路図に於いて、容iCs及びC4は夫々第1図に於ける
感湿体9と2層ゲート絶縁膜5.7の静電容量を示す。
又、RLはドレイン電極6と直列に結合したロード抵抗
を示し、RB はブロッキング膜8と直列に結合した抵
抗を示す。
まず、FET型湿度センサの基本動作に関する説明を容
易にするために、ブロッキング膜8が無く感湿体9が直
接ゲート絶縁膜5,7に接して形成されている場合、即
ち等価回路図に於いて抵抗体RBがない場合について述
べる。
透湿性のゲート電極膜10に印加する電圧をhとし、F
ET素子の閾値電圧をvthとすると、ドレイン電流I
Dは次式によって与えられる。
イゼし、(1)式に於いてJLnはキャリア移動度、■
、及びWは夫々FETのチャンネル長及びチャンネル幅
を示す。また、Cはゲート絶縁膜の静電容量C1と感湿
体9の静電容量C8を直列結合した場合の静電容量であ
り、 と書き表わされる。従って、感湿体9の静電容量Csが
外雰囲気中の湿度に応じて変化することによって、VA
 一定の条件下で、ドレイン電流ID変化として湿度を
検知することができる。
以」二がFET型湿度センサの基本的な動作原理である
。しかしながら、上述の動作に於いては当然のことなが
ら感湿体9の両面に直流的な電位差が存在するために、
特に感湿体9中になんらかの不純物イオンが存在してい
る場合には、電界によってこれら不純物イオンの移動、
再配列並びに局在化が生じる。その結果、FET素子の
チャンネル部に素子特性面で顕著な影響を与え、閾値電
圧vthの変動を引き起し、FET素子の動作特性ひい
ては湿度センサとしての出力信号の経時変化(ドリフト
)の大きな原因となる。感湿体9と透湿性ゲート電極膜
10との界面及びゲート絶縁膜5.7との界面に不純物
イオンが存在する場合に於いても同様な現象が生じる。
しかも、先に述べた様に、外雰囲気からの不純物イオン
の混入も避けることが困難であり、従って]−記問題を
解決することはFET型湿度センサに於いては極めて重
要な課題である。
上述した問題を基本的に解決し、長期間安定したFET
型湿度センサを得るために、本実施例のFET型湿度セ
ンサの構造的な特徴は第1図に示した様に、感湿体9と
ゲート絶縁膜5,7との間に導電性ブロッキング膜8を
介設したことにある。
そして第2図の等価回路図に示すようにブロッキング膜
8と感湿体9の表面に被着した透湿性ゲート電極膜10
とを抵抗RBを介して結合し、印加電圧vAを直流型E
VA (DC)とこれに重畳する周波数fの交流電圧V
A (AC)とすることによって、FET素子の駆動を
行なう。直流の印加電圧VA(DC)がゲート絶縁膜の
耐圧より充分小さく、ゲート絶縁膜によるリーク電流が
ない場合には、ブロッキング膜8にかかる実効的なゲー
) iJ 圧VG (D直流成分Vc(DC)はVA(
DC)と等しくなって感湿体9の両面に直流的な電位差
は生じない。このために先に述べた不純物イオンの移動
、再配列、局在化等の現象は抑止され更にブロッキング
膜8の存在によってこれら不純物イオンのゲート絶縁膜
中への拡散が阻1にされる。しかしこの場合、常にVG
(DC)はVA (DC)に等しいため、vA (DC
)のみによっては湿度センサとして動作しないことも勿
論である。直流印加電圧VA (DC)は、FET素子
のID〜■6特性において最適バイアス電圧を与える機
能を果す。湿度センサとして、駆動するため即ち感湿体
の静電容量Csの湿度による変化を検知するためには交
流の印加電圧VA(AC)を必要とする。
周波数fにおける感湿体のインピーダンス;(2πfC
s)  に比べて充分大きな抵抗値を有する抵抗RBを
ブロッキング膜8と透湿性ゲート電極膜10との間に結
合した場合には、RBは無視することかでき、V6の交
流成分V6 (AC)は次式によって与えられる。
v6(AC) −−VA (AC)   −−−−−・
[31Cs+Ci 即ち、一定の振幅をもったVA(AC)の印加条件下に
於いて、VG(AC)は、感湿体の静電容量Csの値に
よって変化するため、湿度センサとしての出力信号をド
レイン電流IDの交流振幅として取り出すと七ができる
第3図に上記実施例のFET型湿度センサの出力対相対
湿度特性を示す。尚、第3図は固定抵抗RB及びRLを
夫々IOMΩ、IKflとし、vA(DC)=5V 、
VA  (AC)−100mVrms(IOKHz)で
駆動した時の室温での出力対相対湿度特性の実測例であ
る。
次に、本実施例に係るFET型湿度センサの出力安定性
を示す実験例として室内放置した素子の放置時間と相対
湿度60%におけるセンサ出力との関係を実測し第4図
に示す。尚、第4図には比較のためにブロッキング膜8
を用いた場合(A)とブロッキング膜8を用いずに感湿
体9を直接ゲート絶縁膜7の」二に形成した場合(B)
の夫々について放置時間対出力の関係を示した。但し、
画素子の駆動条件及び測定条件は同一とし、夫々のセン
サ出力は、初期値を規準とした。第4図に見られる如(
、ブロッキング膜8の効果は極めて大きく、センサ出力
は長期間安定に保たれることが実証された。又FET素
子の特性、例えばドレイン電流(ID)対ドレイン電圧
(VD8)特性やドレイン電流(ID)対ゲート電圧(
■6)特性についても、経時変化がなく特性の再現性も
極めて優れていることが確認された。一方、ブロッキン
グ膜8を用いない場合、即ち第4図の(B)の場合には
FET素子の■ゎ−vD5特性及びID−■6特性共に
大きな経時変化を生じ、特性の再現性も極めて悪いもの
であった。しかも、v6の0N−OFF℃     或
はV6の極性をいったん逆に印加するなどの操作を行な
うことによってもFETのID−vゎ、特性或はID 
 ’G特性は、初期特性と大幅に異なる現象が観測され
ることから、感湿体中或は感湿体とゲート絶縁膜界面に
存在する不純物イオンの電界による移動や再分布(再配
列)の効果がFET素子の特性に顕著な影響を与えてい
るものと解釈される。
また、本実施例のFET型湿度センサについて耐環境信
頼性を調べるため、高温高湿(60℃、90〜95%R
H)雰囲気放置試験を行ったところ1,000時間以」
二を経過しても感湿特性に変化は認められなかった。
〈実施例2〉 感湿体9として、酢酸醋酸セルロースに架橋剤としてジ
カルボン酸を夫々5:2の重量比で混合したものを、ジ
メチルスルホキシドに適当な粘度となるよう(こして溶
解し、この溶液をブロッキング膜8の上にコーティング
した後通風乾燥させ、さらに100℃〜200℃の温度
で熱処理することにより得られる架橋膜を形成して用い
、他は実施例1と同様の方法でFET型湿度センサを作
製した。本実施例に於いても、実施例1と同様、感湿特
性は相対湿度0%から100%まで全湿度範囲にわたっ
て得られ、しかも出力特性が相対湿度に対して優れた直
線性を有することが確S忍された。
また高温高湿雰囲気放置試験(60℃、90〜95%R
H)、l000時間においても、その感湿特性に変化は
認められなかった。
〈実施例3〉 感湿体9として、酢酸酪酸セルロースに架橋剤としてエ
ポキシ系化合物を夫々5:2の重量比で混合したものを
ジメチルスルホキシドに適当な粘度になるように溶解し
、ブロッキング膜8の上にコーティングした後通風乾燥
させ、さらに100℃〜200℃の温度で熱処理して得
られる架橋膜を形成して用い、他は実施例1と同様の方
法でFET型湿度センサを作製した。本実施例に於いて
も実施例1及び2と同等の良好な結果を得た。
〈発明の効果〉 以上詳述したように本発明によるFET型湿度センサは
次に示すような実用」二極めて有益な特性を有する。
(1)全相対湿度範囲(0%〜100%RH)にわたっ
て、高い出力が安定して得られる。
(2)  出力−相対湿度特性は優れた直線性を示す。
(3)  出力の経時変化(ドリフト)がない。
(4)高温高湿度雰囲気においても高い信頼性が得られ
る。
その他、感湿特性のヒステリシスが小さい、応答時間特
性が速い、等の優れた特性を有するとともに、作製プロ
セスについても特に本感湿材はホトリングラフィ、プラ
ズマエツチングで微細パターン化が可能で、全工程シリ
コンテクノロジー、半導体プロセスで作製できるため、
小型化、低価格化を図ることができる。
また本センサと信号処理回路等周辺回路を一体化したワ
ンチップデバイスの実現も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の実施例を示すFET型
湿度センサの構造断面図と等価回路図である。 ゛”         (國 湿度特性図、第4図は出力の経時変化を示す特性図であ
る。図中の曲線Aは第1図のFET型湿度センサについ
ての実測値を示し、曲線Bは比較のために、ブロッキン
グ膜を用いない場合のFET型湿度センサの実測値を示
す。 1・・・シリコン基L2−・ソース、3・・・ドレイン
、5・・・二酸化シリコン膜、7・・°窒化シリコン膜
、8・・ブロッキング膜、9・・・感湿体、10・・・
ゲート電極膜。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)CC :J12  図 謁対湿虐(%RH) 第3 図 放置時間(HOLIR) 卒4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水蒸気または水分の吸脱着によって静電容量または
    電気伝導度が変化する感湿体を電界効果型素子のゲート
    絶縁膜に重ねて層設して成る電極構造を有する電界効果
    型湿度センサにおいて、前記感湿体として、酢酸酪酸セ
    ルロースにイソシアネート基を2つ以上有する化合物、
    エポキシ基を2つ以上有する化合物、カルボキシ基を2
    つ以上有する化合物またはカルボン酸の酸無水物のいず
    れか1種以上を添加して架橋した膜を用いたことを特徴
    とする電界効果型湿度センサ。 2、ゲート絶縁膜と感湿体の界面に該感湿体のドリフト
    解除用電圧を印加する補助電極が介設されている特許請
    求の範囲第1項記載の電界効果型湿度センサ。 3、電界効果型素子がMOS型又はMIS型のトランジ
    スタである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の電界
    効果型湿度センサ。
JP59182088A 1984-08-29 1984-08-29 電界効果型湿度センサ Granted JPS6157847A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59182088A JPS6157847A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電界効果型湿度センサ
US06/763,691 US4638346A (en) 1984-08-29 1985-08-08 Field effect transistor-type moisture sensor
GB08521432A GB2163902B (en) 1984-08-29 1985-08-28 Field effect transistor-type moisture sensor
DE19853530758 DE3530758A1 (de) 1984-08-29 1985-08-28 Feuchtigkeitssensor vom feldeffekttransistortyp

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59182088A JPS6157847A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電界効果型湿度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6157847A true JPS6157847A (ja) 1986-03-24
JPH0415903B2 JPH0415903B2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=16112150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59182088A Granted JPS6157847A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電界効果型湿度センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4638346A (ja)
JP (1) JPS6157847A (ja)
DE (1) DE3530758A1 (ja)
GB (1) GB2163902B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001069225A1 (fr) * 2000-03-16 2001-09-20 Mitsui Chemicals, Inc. Detecteur d'humidite du type a capacite
JP2006084417A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Canon Inc センサおよびその製造方法
KR100949546B1 (ko) * 2007-12-06 2010-03-25 한국전자통신연구원 단층 정열형 다공성 금속 산화물 가스 센서 및 그 제조 방법
KR101983551B1 (ko) * 2017-12-18 2019-05-29 한밭대학교 산학협력단 토양수분센서 디바이스용 고분자 봉지 산화물 박막 트랜지스터

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8322418D0 (en) * 1983-08-19 1983-09-21 Emi Ltd Humidity sensor
NL8602368A (nl) * 1986-09-18 1988-04-18 Tno Opnemer voor het bepalen van verontreinigingen in weefsel.
US4816130A (en) * 1987-07-02 1989-03-28 Becton, Dickinson And Company Blood electrolyte sensors including crosslinked polyetherurethane membranes
DE3811047A1 (de) * 1988-03-31 1989-10-12 Draegerwerk Ag Fuehler zur kapazitiven messung des druckes in gasen
IT1224606B (it) * 1988-10-10 1990-10-04 Eniricerche Spa Sensore chimico monolitico a membrana ione selettiva di tipo chemfet eprocedimento per la sua realizzazione
JPH02150754A (ja) * 1988-11-30 1990-06-11 Toshiba Corp 感応素子の製造方法
JP3001104B2 (ja) * 1989-10-04 2000-01-24 オリンパス光学工業株式会社 センサー構造体及びその製造法
US5533393A (en) * 1995-01-13 1996-07-09 Honeywell Inc. Determination of dew point or absolute humidity
DE10110471C2 (de) * 2001-03-05 2003-12-18 Siemens Ag Alkoholsensor nach dem Prinzip der Austrittsarbeitsmessung
JP2003004683A (ja) * 2001-06-15 2003-01-08 Denso Corp 容量式湿度センサ
US6724612B2 (en) 2002-07-09 2004-04-20 Honeywell International Inc. Relative humidity sensor with integrated signal conditioning
WO2007036922A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Timothy Cummins An integrated electronic sensor
CN102854229A (zh) * 2004-04-02 2013-01-02 硅实验室公司 集成电子传感器
US8357958B2 (en) * 2004-04-02 2013-01-22 Silicon Laboratories Inc. Integrated CMOS porous sensor
DE102004019604A1 (de) 2004-04-22 2005-11-17 Siemens Ag Verfahren zur Minimierung von Querempfindlichkeiten bei FET-basierten Gassensoren
DE102004019638A1 (de) * 2004-04-22 2005-11-17 Siemens Ag FET-basierter Sensor zur Detektion von insbesondere reduzierenden Gasen, Herstellungs- und Betriebsverfahren
DE102004019641B4 (de) * 2004-04-22 2009-10-01 Micronas Gmbh FET-basierter Gassensor
DE102004019640A1 (de) 2004-04-22 2005-11-17 Siemens Ag Verfahren zur Erhöhung der Selektivität von FET-basierten Gassensoren
US7619242B2 (en) * 2005-02-25 2009-11-17 Xerox Corporation Celluloses and devices thereof
WO2006097566A1 (en) * 2005-03-18 2006-09-21 Avantone Oy Methods and arrangements for acquiring and utilising enhanced electronic conduction in an organic thin film transistor
EP1707951A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-04 Micronas GmbH Gassensitiver Feldeffekttransistor zur Detektion von Schwefelwasserstoff
EP1707952A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-04 Micronas GmbH Gassensitiver Feldeffekttransistor mit Luftspalt und Verfahren zu dessen Herstellung
DE502006007514D1 (de) * 2005-04-01 2010-09-09 Micronas Gmbh Verfahren zur Signalauslesung an einem gassensitiven Feldeffekttransistor
US20080191716A1 (en) * 2007-02-08 2008-08-14 International Business Machines Corporation On-Chip Real-Time Moisture Sensor For and Method of Detecting Moisture Ingress in an Integrated Circuit Chip
US7571637B2 (en) * 2007-10-29 2009-08-11 International Business Machines Corporation Design structure for an on-chip real-time moisture sensor for and method of detecting moisture ingress in an integrated circuit chip
DE102009038709B4 (de) * 2009-08-25 2017-05-11 Infineon Technologies Austria Ag Halbleiterbauelement mit dielektrischem Schichtstapel
US9086368B2 (en) * 2011-02-24 2015-07-21 International Business Machines Corporation Non-destructive determination of the moisture content in an electronic circuit board using comparison of capacitance measurements acquired from test coupons, and design structure/process therefor
US8669131B1 (en) 2011-09-30 2014-03-11 Silicon Laboratories Inc. Methods and materials for forming gas sensor structures
US9164052B1 (en) 2011-09-30 2015-10-20 Silicon Laboratories Inc. Integrated gas sensor
US8852513B1 (en) 2011-09-30 2014-10-07 Silicon Laboratories Inc. Systems and methods for packaging integrated circuit gas sensor systems
US8691609B1 (en) 2011-09-30 2014-04-08 Silicon Laboratories Inc. Gas sensor materials and methods for preparation thereof
TWI477848B (zh) * 2012-04-10 2015-03-21 E Ink Holdings Inc 電子裝置
DE102012017205A1 (de) * 2012-08-31 2014-03-27 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Prüfen von auf die Haut eines Patienten aufzubringenden Sensoren zum Erkennen von Flüssigkeit oder Feuchtigkeit
KR101967478B1 (ko) * 2012-12-07 2019-08-13 롯데정밀화학 주식회사 내오염성이 개선된 아세틸화 셀룰로오스 에테르의 제조방법 및 이로부터 얻은 아세틸화 셀룰로오스 에테르
EP3259581B1 (en) 2015-02-17 2020-01-29 Honeywell International Inc. Humidity sensor and method for manufacturing the sensor
EP3244201B1 (en) * 2016-05-13 2021-10-27 Honeywell International Inc. Fet based humidity sensor with barrier layer protecting gate dielectric

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756746A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Hitachi Ltd Humidity sensitive semiconductor element
JPS57141546A (en) * 1981-01-19 1982-09-01 Commissariat Energie Atomique Method of manufacturing capacitive hygrometer having thin dielectric and hygrometer obtained thereby

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3983527A (en) * 1973-08-14 1976-09-28 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Humidity-sensitive sensor
JPS56746A (en) * 1979-06-15 1981-01-07 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor integrated circuit
US4397714A (en) * 1980-06-16 1983-08-09 University Of Utah System for measuring the concentration of chemical substances
US4562725A (en) * 1982-07-31 1986-01-07 Shimadzu Corporation Moisture sensor and a process for the production thereof
GB8322418D0 (en) * 1983-08-19 1983-09-21 Emi Ltd Humidity sensor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756746A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Hitachi Ltd Humidity sensitive semiconductor element
JPS57141546A (en) * 1981-01-19 1982-09-01 Commissariat Energie Atomique Method of manufacturing capacitive hygrometer having thin dielectric and hygrometer obtained thereby

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001069225A1 (fr) * 2000-03-16 2001-09-20 Mitsui Chemicals, Inc. Detecteur d'humidite du type a capacite
JP2006084417A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Canon Inc センサおよびその製造方法
JP4560362B2 (ja) * 2004-09-17 2010-10-13 キヤノン株式会社 センサおよびその製造方法
KR100949546B1 (ko) * 2007-12-06 2010-03-25 한국전자통신연구원 단층 정열형 다공성 금속 산화물 가스 센서 및 그 제조 방법
KR101983551B1 (ko) * 2017-12-18 2019-05-29 한밭대학교 산학협력단 토양수분센서 디바이스용 고분자 봉지 산화물 박막 트랜지스터

Also Published As

Publication number Publication date
DE3530758C2 (ja) 1987-08-13
GB2163902B (en) 1988-06-08
JPH0415903B2 (ja) 1992-03-19
DE3530758A1 (de) 1986-09-04
US4638346A (en) 1987-01-20
GB8521432D0 (en) 1985-10-02
GB2163902A (en) 1986-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6157847A (ja) 電界効果型湿度センサ
US5431883A (en) Detector for the detection of chemical species or photons using a field effect transistor
US5279795A (en) Extended range chemical sensing apparatus
JPS60242354A (ja) Fet型センサ
US20060148118A1 (en) Fabrication of array pH sensitive EGFET and its readout circuit
JPH0240973B2 (ja)
US20070000778A1 (en) Multi-parameter sensor with readout circuit
JPH0242429B2 (ja)
JPS60168044A (ja) 感湿素子
Chou et al. Fabrication and application of ruthenium-doped titanium dioxide films as electrode material for ion-sensitive extended-gate FETs
JPH0374947B2 (ja)
JPS60188835A (ja) 感湿素子
Chang et al. Development of FET-type reference electrodes for pH-ISFET applications
Fomenko et al. The influence of technological factors on the hydrogen sensitivity of MOSFET sensors
CN111141795A (zh) 湿度传感器芯片、制作方法、检测系统及使用方法
US8148756B2 (en) Separative extended gate field effect transistor based uric acid sensing device, system and method for forming thereof
Chen et al. The fabrication and characterisation of ion-sensitive field-effect transistors with a silicon dioxide gate
JPS60194345A (ja) 電界効果型センサの駆動方法
JP2546340B2 (ja) 感湿素子およびその動作回路
JPS60168043A (ja) Fet型センサ
JPS58167951A (ja) 塩素イオンセンサ
JPS6189553A (ja) 集積化酵素fet
TWI485400B (zh) 氯離子感測系統
JPH04181150A (ja) 脂質膜型匂いセンサ
JPH02249962A (ja) Fetセンサ