JPS6157627B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6157627B2
JPS6157627B2 JP8592879A JP8592879A JPS6157627B2 JP S6157627 B2 JPS6157627 B2 JP S6157627B2 JP 8592879 A JP8592879 A JP 8592879A JP 8592879 A JP8592879 A JP 8592879A JP S6157627 B2 JPS6157627 B2 JP S6157627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
screen
halftone
original
size
Prior art date
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Expired
Application number
JP8592879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5611457A (en
Inventor
Yoshinobu Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8592879A priority Critical patent/JPS5611457A/ja
Publication of JPS5611457A publication Critical patent/JPS5611457A/ja
Publication of JPS6157627B2 publication Critical patent/JPS6157627B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、網原版からこれとは異なる網原版を
作成する方法に関し、さらに詳しくは、網原版を
原稿とし、これと絵柄が同じで、これとは大き
さ、スクリーン線数、網点の形状もしくは角度等
の少なくとも一つが異なる任意の網原版を作成す
る方法に関する。 通常、網原版(網ポジ及び網ネガ)は、オリジ
ナルの透過もしくは反射原稿を色分解して分解ネ
ガもしくは分解ポジを作成し、これをコンタクト
スクリーンを介して網撮りすることにより仕上り
寸法に作製される。あるいは、上記原稿から色分
解と同時に網撮りすることにより仕上り寸法に作
製される。さらにこの仕上り寸法の網原版(複
数)を所定位置に貼込み、これを一枚の写真感光
材料に反転焼付けさせて、仕上り寸法の一枚原版
を作製することが多い。(尚、本明細書における
網原版という語はこのような一枚原版をも当然含
む概念で用いる。) 上記の如き一般的な網原版の作成法に対して、
オリジナルの原稿に基づくことなく、既に網撮り
された一定の網原版から、これと絵柄が同じで、
これとは大きさ、線数、網点の形状もしくは角度
等の少なくとも一つが異なる網原版を作成するこ
とが必要とされる場合がある。いわゆる流用原版
の場合である。このような一例としては、たとえ
ば、図鑑、美術全集等をA4版で製版、印刷し、
出版した後、A4版の網原版を用いて版サイズを
A5版に変更して製版、印刷し、これを再度出版
する場合がある。このような場合、従来行なわれ
ている方法には、一旦、元の版サイズで多色刷
りを行ない、得られた印刷物をオリジナルの原稿
として、これから上記通常の方法により所定の網
原版を作成する方法、製版カメラにより単純に
元の網原版を所定の版サイズに縮小(いわゆる、
目縮め)もしくは拡大(いわゆる、目伸ばし)す
る方法がある。 しかしながら、上記の方法の場合、工程が極
めて多くなる他、元の網原版のスクリーン線数も
しくは角度と使用するコンタクトスクリーンの線
数もしくは角度を調整してモワレの発生を防止し
なければならないため作業上繁雑となるなど種々
の欠点があつた。また、上記の方法の場合、元
の網原版に比して作成される網原版の調子が硬く
なる(コントラストが高くなる)傾向があり、同
一調子を再現した網原版を作成するのは難しいと
いう欠点があつた。さらに、目縮めの場合、作成
された網原版は元の網原版に比して、スクリーン
線数が細かくなる。たとえば、上記例示の如く
A4版をA5版に縮小するケースでは、0.707倍に縮
小することになるため、元の網原版が175線/イ
ンチならば作成される網原版では248線/インチ
になる。ところが、一般的にスクリーン線数が細
線になる程印刷での調子再現が不安定になるた
め、目縮め可能な範囲には限界があるなどの欠点
があつた。 さらに、たとえば、150線/インチの平版用網
ポジから、同サイズで100線/インチの平版用網
ポジを作成したい場合には、オリジナル原稿又は
分解ポジもしくはネガを入手して製版するか、上
記の方法によるしかなく、これらの方法は極め
て作業が繁雑であるが、元の網原版から直接製版
することによる工程の簡略化は全く不可能であつ
た。 本発明は上記種々の欠点を解消するために鋭意
研究の結果見い出したものであつて、その目的と
するところは網原版を原稿とし、これと絵柄が同
じで、これとは大きさ、スクリーン線数、網点の
形状もしくは角度等の少なくとも一つが異なる任
意の網原版を直接作成することにある。 すなわち、本発明は、凸版用、平版用またはグ
ラビア用網原版を原稿とし、製版カメラの原稿架
に前記網原版とそのレンズ側に密着させた拡散シ
ートを配し、一方上記製版カメラの手元架の吸着
板には写真感光材料とそのレンズ側に密着させた
コンタクトスクリーンとを配した後、上記製版カ
メラのレンズの絞り値を64以上して所望の倍率で
上記原稿を撮影し、次いで露光済みの上記写真感
光材料を現像、定着することを特徴とする、網原
版からこれとは異なる網原版を作成する方法を要
旨とする。 このような本発明の方法によれば、レンズの絞
り値が64以上であること及び拡散シートの光拡散
効果により原稿の網原版の絵柄の解像性はほとん
ど損うことなく、該網原版の網点パターンのみを
一旦ぼかして消し、同時に任意のコンタクトスク
リーンを介して写真感光材料に所望の網点パター
ンを焼き付けることができる。この結果、モワレ
の発生を解消し、かつ極めて簡単な操作により網
原版を原稿としてこれとは異なる網原版を作成す
ることが可能となる。 以下、上記の本発明について詳細に説明する。 まず、本発明において用いる製版カメラは、通
常の網撮りに使用されるものをそのまま適用する
ことができる。また、本発明において原稿とする
網原版には、凸版用、平版用、グラビア用のいず
れをも適用可能である。該網原版は製版カメラの
原稿架に固定する。本発明の方法では原稿架に拡
散シートを取りつけると同時にレンズの絞り値を
64以上にすることにより原稿の網原版の網点パタ
ーンを一旦ぼかして消すことを行なうため、該網
原版としてはスクリーン線数の細かい方が望まし
い。この点からして、本発明の方法を適用するの
に好ましいのは100線/インチ以上、特に好まし
いのは133線/インチ以上の網原版である。 ここで拡散シートは光の透過率が50〜90%程度
のものから、原稿のスクリーン線数、撮影倍率、
製版カメラに使われているレンズの性能、レンズ
の絞値などに従つて適宜選択することができ、た
とえばマツト化フイルム、拡散ガラスなどが挙げ
られる。具体的には富士写真フイルム社製フジタ
ツクマツト(180μ)などが用いられる。 レンズの絞り値は、開放から二段階絞り込んだ
値16程度が最も解像性が良いため、通常の網撮り
作業ではこの値又はその前後の値で撮影が行なわ
れている。従つて、上記絞り値16よりもかけはな
れて小さい、あるいは大きい場合には絵柄の
解像性が低下してくるために通常の網撮り作業に
は全く使用されない。 本発明は上記の現象を逆に利用するものであつ
て、上記の場合に相当するものである。尚、上
記の場合にも本発明と同様の効果を得ることが
できるのであるが、絞り値を小さくして開放に近
づけると、露光時間を極端に短くしなければなら
ず、露光コントロールが困難となり実際の作業上
好ましくない。上記の場合に相当する本発明で
は通常の網撮りの場合に比して同じ光源を用いた
とするとレンズを絞り込んだ分だけ露光時間が長
くなるが、この結果、露光コントロールがしやす
くなる。尚、上記の網原版のスクリーン線数との
関係では、原稿となる網原版のスクリーン線数が
細かければ、網点パターンを、それほどぼかさな
くても消すことができるので、絞り値もそれほど
大きくしなくてもよい。本発明における最適の絞
り値は64以上の範囲で選択しうるが、露光時間の
関係及び絵柄のシヤープさを損わないためには64
〜128であることが望ましい。 次に、本発明において使用するコンタクトスク
リーンは、作成すべき網原版に応じて通常の網撮
りに用いる平版用、凸版用もしくはグラビア用の
ものから任意に選択することができる。一方、写
真感光材料にはリス型フイルムを使用する。上記
コンタクトスクリーンとリス型フイルムとは、そ
れぞれの乳剤面を内向して密着させ、コンタクト
スクリーンをレンズ側に向けて製版カメラの手元
架の吸着板に固定する。 上記のように、原稿架に網原版、手元架の吸着
板にコンタクトスクリーンと写真感光材料とを配
した後、レンズの絞り値を64以上にして所望の倍
率で撮影する。この撮影には特別の操作は必要と
せず、露光量を適当に調整する他は通常の網撮り
に準じて行なうことができる。さらに上記の撮影
による露光済みの写真感光材料は常法により現
像、定着して網原版を作成する。 上記の撮影には通常の網撮りの場合と同様に、
オフスクリーン露光、フラツシユ露光等を適宜行
なうことができる。 上記撮影により元の網原版と作成される網原版
とはポジ―ネガの関係が反転する。すなわち、元
が網ポジであれば網ネガが作成され、元が網ネガ
であれば網ポジが作成される。従つて、たとえ
ば、網ポジから網ポジを作成するには、元の網ポ
ジを一旦反転焼付けして網ネガを作り、この網ネ
ガを原稿として上記本発明の方法を行なうか、あ
るいは元の網ポジを原稿として本発明の方法を行
なつた後、得られた網ネガを反転焼付けして網ポ
ジを作成する。 以上の説明で明らかなように、本発明の方法で
は原稿の網原版の網点パターンを拡散シートと絞
り操作で一旦消してしまうので非常に簡便かつ短
時間に、元の網原版と絵柄が同じで、これとは構
成要素の異なる網原版を作成することができる。 また、網点パターンを消す手段として、拡散シ
ートの使用及び絞り操作を併用しているため、
各々の手段を単独に用いるよりも網点パターンを
消す効果は大きく、スクリーン線数の荒い網原版
でも原稿として使用可能である。 具体的には次のような例を挙げることができ
る。 1 元の網原版とは大きさが同じでスクリーン線
数が異なる網原版の作成。 2 元の網原版とはスクリーン線数が同じで大き
さの異なる網原版の作成。 3 平版用又は凸版用網原版からグラビア用網原
版の作成。 4 元の網原版とはスクリーン角度の異なる網原
版の作成。 5 グラビア用網原版から平版用又は凸版用網原
版の作成。 6 網点の形状が四角い、いわゆるスクエアドト
(角点)の平版用網原版から網点の形状がいわ
ゆる砂目状の平版用網原版の作成。 上記の場合はあくまでも例示であつて、本発明
は一旦、元の網原版の網点パターン拡散シートと
絞り操作により消してしまうのであるから、上記
の例示に何ら限定されることなく、使用するコン
タクトスクリーンと倍率を変更することによつ
て、元の網原版と同じ絵柄で、これとは大きさ、
スクリーン線数、網点の形状もしくは角度等の少
なくとも一つが異なる網原版を任意に作成しうる
ことは容易に理解されよう。 次に、実施例を示してさらに本発明を具体的に
説明する。 実施例 A4サイズ、133線/インチ、平版用網ポジ(黄
版用、赤版用、藍版用、墨版用の四版)を常法に
よりプリンターにより密着反転して網ネガを作成
した。次いで、製版カメラ(大日本スクリーン社
製、C−560−G)の原稿架に乳剤面をレンズ側
に向けた上記網ネガとそのレンズ側に密着させた
拡散シート(富士写真フイルム社製フジタツクマ
ツト(180μ))を取り付けた。 一方、製版カメラの手元架の吸着板には、リス
型フイルム(富士写真フイルム社製、フジVO−
100)とコンタクトスクリーン(コダツク社製鎖
状スクリーン、150線/インチ、ネガタイプ)と
を、それぞれの乳剤面を内向させて密着し、コン
タクトスクリーンをレンズ側に向けて取り付け
た。上記においてコンタクトスクリーンはそのス
クリーン角度が原稿の網ポジのスクリーン角度に
次の表に示すように、30度加わるように配置し
た。尚、表中、原稿の網ポジ
【表】 のスクリーン角度は絵柄を正向において測定し、
コンタクトスクリーンのスクリーン角度は乳剤面
を正向において測定した。なお、それぞれの数値
は第一象限の数値を示す。 しかる後、レンズ(日本光学社製、アポニコー
ル:F480mm)の絞り値を90とし、倍率0.707倍で
四版とも撮影した。光源にはキセノンランプ
(1.5kW×4灯)を用い原稿架との距離を約30cm
にして、四版とも主露光を19秒間行ない、オフス
クリーン露光を1秒間、さらにフラツシユ露光を
18秒間(基礎フラツシユ量20秒)を行なつた。 上記撮影により露光済みのリス型フイルムを常
法により現像、定着してA5サイズ、150線/イン
チの平版用網ポジ(四版)を得た。この網ポジを
用いて作成したオフセツト刷版により印刷したと
ころ、モワレは発生せず、調子の再現も元の網ポ
ジから同様の工程を経て印刷したものとほとんど
違わなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 凸版用、平版用またはグラビア用網原版を原
    稿とし、製版カメラの原稿架に前記網原版とその
    レンズ側であつて前記網原版に密着させた拡散シ
    ートを配し、一方上記製版カメラ手元架の吸着板
    には写真感光材料とそのレンズ側に密着させたコ
    ンタクトスクリーンとを配した後、上記製版カメ
    ラのレンズの絞り値を64以上128程度以下にして
    所望の倍率で上記原稿を撮影し、次いで露光済み
    の上記写真感光材料を現像、定着し、上記原稿と
    は絵柄が同じで大きさ、スクリーン線数、網点の
    形状もしくは角度の少なくとも一つが異なる任意
    の網原版を作成することを特徴とする網原版の作
    成方法。
JP8592879A 1979-07-09 1979-07-09 Preparation of screen process original plate Granted JPS5611457A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8592879A JPS5611457A (en) 1979-07-09 1979-07-09 Preparation of screen process original plate

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Publications (2)

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JPS5611457A JPS5611457A (en) 1981-02-04
JPS6157627B2 true JPS6157627B2 (ja) 1986-12-08

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