JP2630786B2 - 縮小拡大写真製版システム - Google Patents
縮小拡大写真製版システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、写真製版システムに関し、特に頁物の印刷
に適した写真製版システムに関する。
に適した写真製版システムに関する。
「従来技術およびその問題点」 オフセット印刷用の刷版を作成するための写真製版シ
ステムは従来、等倍撮影、密着(等倍)露光が一般的で
あった。すなわち版下をリスフィルムに等倍撮影し、こ
れをPS版(オフセット印刷用刷版となる感光材料すべて
をいう)上に密着露光し、これを現像して刷版を得るも
のである。頁物の場合、一枚の台紙上に、版下を撮影し
たリスフィルムを面付枚数(8面付なら8枚、16面付な
ら16枚)所定の順番で並べて面付けし、これをPS版に密
着露光する。ところがこの従来の写真製版システムは、
版下をリスフィルム上に等倍撮影し、これをさらにPS版
に密着露光するためフィルムのコストが高く、またこれ
の保管のためのスペース、コストもまた高いという問題
があった。さらに面付作業の作業性が悪く、熟練者に頼
らざるを得ない。
ステムは従来、等倍撮影、密着(等倍)露光が一般的で
あった。すなわち版下をリスフィルムに等倍撮影し、こ
れをPS版(オフセット印刷用刷版となる感光材料すべて
をいう)上に密着露光し、これを現像して刷版を得るも
のである。頁物の場合、一枚の台紙上に、版下を撮影し
たリスフィルムを面付枚数(8面付なら8枚、16面付な
ら16枚)所定の順番で並べて面付けし、これをPS版に密
着露光する。ところがこの従来の写真製版システムは、
版下をリスフィルム上に等倍撮影し、これをさらにPS版
に密着露光するためフィルムのコストが高く、またこれ
の保管のためのスペース、コストもまた高いという問題
があった。さらに面付作業の作業性が悪く、熟練者に頼
らざるを得ない。
このような背景から既に、版下を縮小撮影し、これを
拡大して自動的にPS版上に露光(面付)する縮小拡大写
真製版システムも一部提案され、実用化されている。と
ころが従来提案されている縮小拡大写真製版システム
は、使用フィルムを35mmフィルムとし、このフィルム上
に、原稿サイズに応じて変化させる縮小倍率で、原稿を
撮影し、次にこのフィルム上の原稿像を、製版される本
等の大きさに応じた拡大投影倍率でPS版上に投影するも
のであった。
拡大して自動的にPS版上に露光(面付)する縮小拡大写
真製版システムも一部提案され、実用化されている。と
ころが従来提案されている縮小拡大写真製版システム
は、使用フィルムを35mmフィルムとし、このフィルム上
に、原稿サイズに応じて変化させる縮小倍率で、原稿を
撮影し、次にこのフィルム上の原稿像を、製版される本
等の大きさに応じた拡大投影倍率でPS版上に投影するも
のであった。
つまり従来の拡大縮小写真製版システムにおける技術
思想は、原稿のサイズに関係なく、一定の大きさのフィ
ルム(35mmフィルム)上に原稿像を作り、これを求めら
れる本等印刷物の大きさに応じて、拡大投影するという
ものである。したがって撮影倍率および投影倍率を可変
とすることは不可欠である。このような技術思想に基づ
く縮小拡大写真製版システムは、異なるサイズの原稿か
ら同一サイズの原稿像を作り、これを異なる大きさの本
にして出版する場合には便利であり、実際、辞書、小
説、電話帳、漫画等の線画のみからなる印刷物には利用
されている。異なる大きさの本にして出版するという点
は、特に漫画において、雑誌で出版される大きいサイズ
を、後に単行本として小さいサイズで出版する事実を考
えるとよく理解できる。
思想は、原稿のサイズに関係なく、一定の大きさのフィ
ルム(35mmフィルム)上に原稿像を作り、これを求めら
れる本等印刷物の大きさに応じて、拡大投影するという
ものである。したがって撮影倍率および投影倍率を可変
とすることは不可欠である。このような技術思想に基づ
く縮小拡大写真製版システムは、異なるサイズの原稿か
ら同一サイズの原稿像を作り、これを異なる大きさの本
にして出版する場合には便利であり、実際、辞書、小
説、電話帳、漫画等の線画のみからなる印刷物には利用
されている。異なる大きさの本にして出版するという点
は、特に漫画において、雑誌で出版される大きいサイズ
を、後に単行本として小さいサイズで出版する事実を考
えるとよく理解できる。
ところがこの従来のシステムにおいては、その対象が
上記のような線画のみからなる印刷物に限られてしま
う。その理由は、PS版上での解像力を問題とすることな
く、同一のフィルム上に、ある範囲の大きさの原稿を、
その大きさに応じた縮小倍率で撮影し、これを自由な拡
大倍率でPS版上に投影するからである。
上記のような線画のみからなる印刷物に限られてしま
う。その理由は、PS版上での解像力を問題とすることな
く、同一のフィルム上に、ある範囲の大きさの原稿を、
その大きさに応じた縮小倍率で撮影し、これを自由な拡
大倍率でPS版上に投影するからである。
「発明の目的」 本発明はしたがって、縮小拡大写真製版システムにお
いて、網点写真等の精密な版下の頁物の印刷に十分利用
できるシステムを得ることを目的とする。
いて、網点写真等の精密な版下の頁物の印刷に十分利用
できるシステムを得ることを目的とする。
また本発明は、現在のPS版の解像力、フィルムの解像
力、および縮小撮影レンズおよび拡大投影レンズの対倍
率解像力減衰率とを勘案して、1/4倍(4倍)程度の縮
小拡大倍率によって、一般的な印刷物の画線の解像力で
ある30本/mm程度が得られ、かつ133線/inch程度の網点
写真を再現性よく得られる縮小拡大写真製版システムを
得ることを目的とする。
力、および縮小撮影レンズおよび拡大投影レンズの対倍
率解像力減衰率とを勘案して、1/4倍(4倍)程度の縮
小拡大倍率によって、一般的な印刷物の画線の解像力で
ある30本/mm程度が得られ、かつ133線/inch程度の網点
写真を再現性よく得られる縮小拡大写真製版システムを
得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、精密な版下を再現するためにPS版上におい
て必要とされる解像力を欠くべからざるものとして捕
え、これに実際のフィルムの解像力と、原稿およびフィ
ルムサイズとを勘案して、縮小撮影時の縮小倍率および
拡大投影時の拡大倍率を固定して設定したことを特徴と
している。
て必要とされる解像力を欠くべからざるものとして捕
え、これに実際のフィルムの解像力と、原稿およびフィ
ルムサイズとを勘案して、縮小撮影時の縮小倍率および
拡大投影時の拡大倍率を固定して設定したことを特徴と
している。
本発明のシステムが従来のシステムと比較して決定的
に違う点は、PS版上での必要解像力を絶対に守るべき最
初のパラメータとして捕えた点、および設定した縮小倍
率および拡大投影倍率は、固定されたものであって、フ
ィルムサイズは勿論固定され、原稿サイズも固定、また
は狭い範囲に限定されている点にある。
に違う点は、PS版上での必要解像力を絶対に守るべき最
初のパラメータとして捕えた点、および設定した縮小倍
率および拡大投影倍率は、固定されたものであって、フ
ィルムサイズは勿論固定され、原稿サイズも固定、また
は狭い範囲に限定されている点にある。
「発明の実施例」 以下図面に基づいて本発明方法を説明する。まず第4
図、第5図について、縮小拡大写真製版システムの概念
を説明する。このシステムは、本出願人が別途特許出願
しているシステムである。第4図は縮小撮影カメラ100
による版下撮影の概念図、第5図は同拡大投影殖版機20
0によるPS版への投影の概念図である。レンズ300は、こ
の縮小撮影カメラ100および拡大投影殖版機200に共用さ
れる。この共用レンズ300には、436nm(g−line)を含
む狭い波長の光のみを透過する干渉フィルタ301が一体
に設けられている。g−lineは、縮小撮影カメラ100の
フィルム21の感光域中にあり、かつ拡大投影殖版機200
の照明光源である超高圧水銀灯201の分光分布中には、
このg−lineが含まれている。
図、第5図について、縮小拡大写真製版システムの概念
を説明する。このシステムは、本出願人が別途特許出願
しているシステムである。第4図は縮小撮影カメラ100
による版下撮影の概念図、第5図は同拡大投影殖版機20
0によるPS版への投影の概念図である。レンズ300は、こ
の縮小撮影カメラ100および拡大投影殖版機200に共用さ
れる。この共用レンズ300には、436nm(g−line)を含
む狭い波長の光のみを透過する干渉フィルタ301が一体
に設けられている。g−lineは、縮小撮影カメラ100の
フィルム21の感光域中にあり、かつ拡大投影殖版機200
の照明光源である超高圧水銀灯201の分光分布中には、
このg−lineが含まれている。
縮小撮影カメラ100は、照明ランプ22によって照明さ
れた版下23を共用レンズ300によって縮小し、フィルム2
1上に撮影する。23aはその撮影像(駒)を示す。この
際、干渉フィルタ301は、照明ランプ22による照明光か
らg−lineのみを透過して、その透過光によって、版下
23の像23aが形成されることとなる。このフィルム21上
の版下23の撮影像23aには、共用レンズ300による歪曲収
差が含まれている。
れた版下23を共用レンズ300によって縮小し、フィルム2
1上に撮影する。23aはその撮影像(駒)を示す。この
際、干渉フィルタ301は、照明ランプ22による照明光か
らg−lineのみを透過して、その透過光によって、版下
23の像23aが形成されることとなる。このフィルム21上
の版下23の撮影像23aには、共用レンズ300による歪曲収
差が含まれている。
フィルム21上には、所定の順序で頁物の複数の版下23
が撮影されて撮影像23aが形成され、撮影終了後、現像
される。
が撮影されて撮影像23aが形成され、撮影終了後、現像
される。
現像されたフィルム21上の各版下23の撮影像23aは、
次に拡大投影殖版機200によって、PS版25上に拡大露光
され、PS版25上に製版像23bが形成される。この拡大露
光は、超高圧水銀灯201によって照明されたフィルム21
(版下23の撮影像23a)を、版下23を撮影する際に縮小
撮影カメラ100において用いた共用レンズ300により撮影
して行なう。すると撮影像23aに含まれている、撮影時
の共用レンズ300による歪曲収差が、打ち消されてPS版2
5上に投影されることとなる。したがって製版像23bは版
下23の像を忠実に再現した像となる。
次に拡大投影殖版機200によって、PS版25上に拡大露光
され、PS版25上に製版像23bが形成される。この拡大露
光は、超高圧水銀灯201によって照明されたフィルム21
(版下23の撮影像23a)を、版下23を撮影する際に縮小
撮影カメラ100において用いた共用レンズ300により撮影
して行なう。すると撮影像23aに含まれている、撮影時
の共用レンズ300による歪曲収差が、打ち消されてPS版2
5上に投影されることとなる。したがって製版像23bは版
下23の像を忠実に再現した像となる。
この歪曲収差の打ち消しのためには、縮小撮影時の倍
率を1/αとしたとき、拡大投影時の倍率をαとすること
が最も好ましい。PS版25上へ投影される像23bの大きさ
と、版下23の実際の大きさとが同一となり、縮小撮影時
の光路と拡大投影時の光路とが、方向を逆にして全く同
一となるからである。
率を1/αとしたとき、拡大投影時の倍率をαとすること
が最も好ましい。PS版25上へ投影される像23bの大きさ
と、版下23の実際の大きさとが同一となり、縮小撮影時
の光路と拡大投影時の光路とが、方向を逆にして全く同
一となるからである。
また超高圧水銀灯201はg−lineを含んでいて、干渉
フィルタ301はg−lineを透過し、他の光をカットする
から、PS版25上の版下23の製版像23bは、色収差のない
像となる。
フィルタ301はg−lineを透過し、他の光をカットする
から、PS版25上の版下23の製版像23bは、色収差のない
像となる。
この拡大投影殖版機200によるPS版25上への版下23の
投影露光は、拡大投影殖版機200とPS版25を相対的に所
定の軌跡で平面移動させることにより、一枚のPS版25上
に、例えば8面付なら8枚の版下23の製版像23bを頁物
としての所定の配列で露光して行なわれる。
投影露光は、拡大投影殖版機200とPS版25を相対的に所
定の軌跡で平面移動させることにより、一枚のPS版25上
に、例えば8面付なら8枚の版下23の製版像23bを頁物
としての所定の配列で露光して行なわれる。
8枚の製版像23bの露光の終了したPS版25は、次に現
像され、刷版として完成される。
像され、刷版として完成される。
なお拡大投影殖版機200において、202は超高圧水銀灯
の反射笠、203はコンデンサレンズである。
の反射笠、203はコンデンサレンズである。
例えば以上のように構成される縮小拡大写真製版シス
テムにおいて、本発明は、PS版上での必要解像力を基
に、、フィルムの解像力、およびフィルムと原稿のサイ
ズから、縮小撮影時の縮小倍率および拡大投影時の拡大
倍率を固定して設定するのである。以下の説明において
は、説明を具体的にするために、現在の技術水準におい
て妥当な具体的数値を上げるが、本発明はこれらの数値
に限定されるものではない。
テムにおいて、本発明は、PS版上での必要解像力を基
に、、フィルムの解像力、およびフィルムと原稿のサイ
ズから、縮小撮影時の縮小倍率および拡大投影時の拡大
倍率を固定して設定するのである。以下の説明において
は、説明を具体的にするために、現在の技術水準におい
て妥当な具体的数値を上げるが、本発明はこれらの数値
に限定されるものではない。
本発明の縮小拡大写真製版システムにおいては、一般
的な印刷物を印刷しようとする場合にPS版25上で必要な
解像力を、前述の数値を用いて30本/mm程度とする。こ
の解像力を実現するべく、他の要素を勘案して、縮小撮
影倍率および拡大投影倍率を設定するのである。
的な印刷物を印刷しようとする場合にPS版25上で必要な
解像力を、前述の数値を用いて30本/mm程度とする。こ
の解像力を実現するべく、他の要素を勘案して、縮小撮
影倍率および拡大投影倍率を設定するのである。
そこで、現在のフィルムの解像力について検討する
と、ロールフィルムの中で最高の解像力を持つマイクロ
フィルムの解像力は、300本/mm程度であるが、これは高
コントラストの被写体を対象とし、乳剤の性能を最高に
発揮させたときの値であって、発明者の実験によれば約
220本/mmであった。よってこの220本/mmの解像力をフィ
ルム側での基準解像力とする。
と、ロールフィルムの中で最高の解像力を持つマイクロ
フィルムの解像力は、300本/mm程度であるが、これは高
コントラストの被写体を対象とし、乳剤の性能を最高に
発揮させたときの値であって、発明者の実験によれば約
220本/mmであった。よってこの220本/mmの解像力をフィ
ルム側での基準解像力とする。
したがってフィルム上で220本/mmの像を拡大してPS版
25上で30本/mmの像とするためには、拡大投影レンズを
理想レンズ(減衰率1.0)として、7.3x(220/30)以下
の拡大倍率で撮影しなければならない。なお説明を簡単
にするために、拡大投影殖版機の拡大倍率と、縮小撮影
カメラの縮小撮影倍率とは、相互に逆数の関係(拡大倍
率をαとすると、縮小倍率は1/α)にあるとする。
25上で30本/mmの像とするためには、拡大投影レンズを
理想レンズ(減衰率1.0)として、7.3x(220/30)以下
の拡大倍率で撮影しなければならない。なお説明を簡単
にするために、拡大投影殖版機の拡大倍率と、縮小撮影
カメラの縮小撮影倍率とは、相互に逆数の関係(拡大倍
率をαとすると、縮小倍率は1/α)にあるとする。
いま7.3x以下の拡大倍率((1/7.3)x以上の縮小倍
率)として、4x((1/4)x)、2x((1/2)x)および
1xを考えると、それぞれ版下を縮小してフィルム上に撮
影し、次にこのフィルム上の像を拡大してPS版25上で30
本/mmの像とするためには、縮小撮影レンズと拡大投影
レンズの対倍率減衰率は、それぞれ0.74、0.52、および
0.37となる。対倍率減衰率は、撮影時と投影時の二回影
響する。拡大投影殖版機のレンズと縮小撮影レンズの解
像力減衰率は便宜上同一であるとしている。この関係を
示したのが第2図で、この対倍率減衰率をプロットした
のが、第1図の実線のグラフaである。
率)として、4x((1/4)x)、2x((1/2)x)および
1xを考えると、それぞれ版下を縮小してフィルム上に撮
影し、次にこのフィルム上の像を拡大してPS版25上で30
本/mmの像とするためには、縮小撮影レンズと拡大投影
レンズの対倍率減衰率は、それぞれ0.74、0.52、および
0.37となる。対倍率減衰率は、撮影時と投影時の二回影
響する。拡大投影殖版機のレンズと縮小撮影レンズの解
像力減衰率は便宜上同一であるとしている。この関係を
示したのが第2図で、この対倍率減衰率をプロットした
のが、第1図の実線のグラフaである。
他方縮小撮影レンズとして、F2.8/50mmのマクロレン
ズを用い、色収差の影響を除去するためにg−lineフィ
ルタを用い、解像力が最も高くなるF5.6に絞り、縮小倍
率を変化させてフィルム上に撮影したところ、軸上の性
能は縮小倍率(1/8.3)xのときフィルム上で180本/mm
の解像力、同(1/4.2)xのとき170本/mm、同1xのとき1
00本/mmであった。このときの縮小撮影レンズの解像力
減衰率は、計算上それぞれ0.82、0.77、および0.45であ
る。
ズを用い、色収差の影響を除去するためにg−lineフィ
ルタを用い、解像力が最も高くなるF5.6に絞り、縮小倍
率を変化させてフィルム上に撮影したところ、軸上の性
能は縮小倍率(1/8.3)xのときフィルム上で180本/mm
の解像力、同(1/4.2)xのとき170本/mm、同1xのとき1
00本/mmであった。このときの縮小撮影レンズの解像力
減衰率は、計算上それぞれ0.82、0.77、および0.45であ
る。
次にこれらのフィルムをそれぞれ拡大投影殖版機によ
り、8.3x、4.2x、1xしてPS版25上に拡大露光したとこ
ろ、PS版25上での解像力はそれぞれ、17本、32本、40本
/mmであった。このPS版25上での解像力を倍率換算し、
実際のフィルム上での解像力との比をとると、それぞれ
0.78、0.79、および0.4であり、この数値が拡大投影殖
版機側でのレンズの解像力減衰率である。この関係を第
3図に示す。そして以上の実際の縮小時および拡大時の
解像力減衰値を平均し、その平均値をプロットしたのが
第1図の破線のグラフbである。
り、8.3x、4.2x、1xしてPS版25上に拡大露光したとこ
ろ、PS版25上での解像力はそれぞれ、17本、32本、40本
/mmであった。このPS版25上での解像力を倍率換算し、
実際のフィルム上での解像力との比をとると、それぞれ
0.78、0.79、および0.4であり、この数値が拡大投影殖
版機側でのレンズの解像力減衰率である。この関係を第
3図に示す。そして以上の実際の縮小時および拡大時の
解像力減衰値を平均し、その平均値をプロットしたのが
第1図の破線のグラフbである。
第1図の実線はしたがって、PS版25上での必要解像力
と、フィルムの実際の解像力とから求めた、縮小撮影レ
ンズおよび拡大投影レンズの計算上の対倍率解像力減衰
率aであり、同破線は、フィルムの実際の解像力と、縮
小撮影レンズでこのフィルム上に撮影され拡大投影レン
ズでPS版25上に形成された像の実際の解像力とから求め
た、縮小撮影レンズおよび拡大投影レンズの実際の対倍
率解像力減衰率bであって、両者は交わっている。
と、フィルムの実際の解像力とから求めた、縮小撮影レ
ンズおよび拡大投影レンズの計算上の対倍率解像力減衰
率aであり、同破線は、フィルムの実際の解像力と、縮
小撮影レンズでこのフィルム上に撮影され拡大投影レン
ズでPS版25上に形成された像の実際の解像力とから求め
た、縮小撮影レンズおよび拡大投影レンズの実際の対倍
率解像力減衰率bであって、両者は交わっている。
本発明は、縮小撮影倍率および拡大投影倍率を設定す
るに当り、実際の対倍率解像力減衰率bの方が計算上の
レンズの対倍率解像力減衰率aより大きい倍率であっ
て、可及的に大きい縮小倍率を、縮小(拡大)倍率とし
て用いるのである。そうすれば目的とするPS版上での解
像力を最も効果的な縮小拡大率で得ることができる。
るに当り、実際の対倍率解像力減衰率bの方が計算上の
レンズの対倍率解像力減衰率aより大きい倍率であっ
て、可及的に大きい縮小倍率を、縮小(拡大)倍率とし
て用いるのである。そうすれば目的とするPS版上での解
像力を最も効果的な縮小拡大率で得ることができる。
以上の例の場合、縮小撮影時に(1/4)xより僅かに
大きい縮小倍率において、実線aと破線bが交わってお
り、よって例えば(1/4)xの撮影倍率(4xの拡大倍
率)を設定すれば、PS版25上で30本/mmの解像力が得ら
れ、133線/inch程度の網点写真をよく再現できる刷版が
得られることとなる。
大きい縮小倍率において、実線aと破線bが交わってお
り、よって例えば(1/4)xの撮影倍率(4xの拡大倍
率)を設定すれば、PS版25上で30本/mmの解像力が得ら
れ、133線/inch程度の網点写真をよく再現できる刷版が
得られることとなる。
この縮小倍率は、フィルムのコスト、保管コストを考
慮すると、大きい程好ましいようであるが、(1/4)x
という倍率は、入手できるフィルムサイズからしても最
も好ましいものである。すなわち頁物は、B5版から最大
でもA4版(297mm×210mm)が多く、A4版を1/4に縮小す
ると、74.25mm×42.5mmとなる。このサイズは、ロール
フィルムの規格物では、幅61mmのブローニサイズおよび
幅70mmのサイズが使用可能である。なかでも70mm幅によ
ると、フィルム送りにパーフォレーションを利用するこ
とができ、フィルム送りが安定するため、長尺フィルム
を用いることができる。よって一度に大量の版下を撮影
するこの種の頁物の縮小拡大写真製版システムとして、
特に好ましい。70mm幅のフィルムにA4を撮影するには、
第5図のように、横長にして撮影する。
慮すると、大きい程好ましいようであるが、(1/4)x
という倍率は、入手できるフィルムサイズからしても最
も好ましいものである。すなわち頁物は、B5版から最大
でもA4版(297mm×210mm)が多く、A4版を1/4に縮小す
ると、74.25mm×42.5mmとなる。このサイズは、ロール
フィルムの規格物では、幅61mmのブローニサイズおよび
幅70mmのサイズが使用可能である。なかでも70mm幅によ
ると、フィルム送りにパーフォレーションを利用するこ
とができ、フィルム送りが安定するため、長尺フィルム
を用いることができる。よって一度に大量の版下を撮影
するこの種の頁物の縮小拡大写真製版システムとして、
特に好ましい。70mm幅のフィルムにA4を撮影するには、
第5図のように、横長にして撮影する。
なお前述のように、縮小撮影倍率と拡大投影倍率は、
相互に逆数の関係にあることが最も好ましいが、両者の
間に若干のずれがあっても実用上支障のないことは明ら
かであり、版下およびフィルムサイズに応じて、倍率の
若干の変更が可能であることは勿論である。
相互に逆数の関係にあることが最も好ましいが、両者の
間に若干のずれがあっても実用上支障のないことは明ら
かであり、版下およびフィルムサイズに応じて、倍率の
若干の変更が可能であることは勿論である。
「発明の効果」 以上のように本発明の縮小拡大写真製版システムは、
PS版上での必要解像力を維持すべく、フィルム解像力お
よびフィルムと原稿のサイズを勘案して、縮小撮影倍率
および拡大投影倍率を固定して設定したので、高解像度
を要求される、精密な網点写真等を含む頁物について、
縮小拡大写真製版システムを利用することが可能とな
り、したがってより広範囲な頁物印刷物を縮小拡大シス
テムで印刷することが可能となる。
PS版上での必要解像力を維持すべく、フィルム解像力お
よびフィルムと原稿のサイズを勘案して、縮小撮影倍率
および拡大投影倍率を固定して設定したので、高解像度
を要求される、精密な網点写真等を含む頁物について、
縮小拡大写真製版システムを利用することが可能とな
り、したがってより広範囲な頁物印刷物を縮小拡大シス
テムで印刷することが可能となる。
第1図は本発明の縮小拡大倍率の設定方法を説明する、
縮小撮影および拡大投影レンズの計算上および実際の対
倍率減衰率を示したグラフ、第2図は縮小撮影および拡
大投影レンズ系の計算上の対倍率減衰率の計算手順を示
す説明図、第3図は同実際の対倍率減衰率の測定手順を
示す説明図、第4図、第5図は縮小拡大写真製版システ
ムの原理を示すもので、第4図は縮小撮影カメラによる
撮影状態、第5図は拡大投影殖版機による投影状態をそ
れぞれ示す斜視図である。 21……フィルム、22……照明ランプ、23……版下、23a
……撮影像、23b……製版像、25……PS版、100……縮小
撮影カメラ、200……拡大投影殖版機。
縮小撮影および拡大投影レンズの計算上および実際の対
倍率減衰率を示したグラフ、第2図は縮小撮影および拡
大投影レンズ系の計算上の対倍率減衰率の計算手順を示
す説明図、第3図は同実際の対倍率減衰率の測定手順を
示す説明図、第4図、第5図は縮小拡大写真製版システ
ムの原理を示すもので、第4図は縮小撮影カメラによる
撮影状態、第5図は拡大投影殖版機による投影状態をそ
れぞれ示す斜視図である。 21……フィルム、22……照明ランプ、23……版下、23a
……撮影像、23b……製版像、25……PS版、100……縮小
撮影カメラ、200……拡大投影殖版機。
Claims (3)
- 【請求項1】版下を縮小撮影カメラによってフィルム上
に縮小撮影し、この縮小撮影した版下の像を拡大投影殖
版機により拡大投影してPS版に露光する縮小拡大写真製
版システムにおいて、 PS版上での必要解像力を基に、フィルムの解像力、およ
びフィルムと原稿のサイズから、縮小撮影時の縮小倍率
および拡大投影時の拡大倍率を固定して設定したことを
特徴とする縮小拡大写真製版システム。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項の縮小拡大写真製版
システムにおいて、最大原稿サイズがA4版、フィルムが
70mm幅のフィルムであり、このフィルム上に横長にして
最大A4版の原稿を写し込むことを特徴とする縮小拡大写
真製版システム。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項の縮小拡大写真製版
システムにおいて、縮小撮影時の撮影倍率が1/4倍であ
り、拡大投影時の投影倍率が4倍である縮小拡大写真製
版システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286927A JP2630786B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 縮小拡大写真製版システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286927A JP2630786B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 縮小拡大写真製版システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01129257A JPH01129257A (ja) | 1989-05-22 |
| JP2630786B2 true JP2630786B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=17710761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62286927A Expired - Fee Related JP2630786B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 縮小拡大写真製版システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2630786B2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP62286927A patent/JP2630786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01129257A (ja) | 1989-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |