JPS6157485B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6157485B2
JPS6157485B2 JP7197680A JP7197680A JPS6157485B2 JP S6157485 B2 JPS6157485 B2 JP S6157485B2 JP 7197680 A JP7197680 A JP 7197680A JP 7197680 A JP7197680 A JP 7197680A JP S6157485 B2 JPS6157485 B2 JP S6157485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
casing
attached
length
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7197680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56167914A (en
Inventor
Akira Takenaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP7197680A priority Critical patent/JPS56167914A/ja
Publication of JPS56167914A publication Critical patent/JPS56167914A/ja
Publication of JPS6157485B2 publication Critical patent/JPS6157485B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコントロールケーブルの加工方法に関
するものである。自動車、機器等において操作力
の遠隔伝達に用いるコントロールケーブルの原型
的構造は、第1図のように、可撓性筒体のケーシ
ング2端部に固着した端末具4A,4Bを機械台
枠等に固定してケーシング2を湾直自在に配索す
ると共に、その内孔に鋼素線を多数捻回構成した
可撓性ケーブル1を挿通し、ケーブル1の作用時
の最大作用ストローク、即ち遊動長(5+6)を
満す条件において、その端部に成形した係止具3
A,3Bをそれぞれ操作端、被操作端に係止して
作用する構成である。以上のコントロールケーブ
ルにおける従来の加工方法は第2,3図示のよう
に、まずケーブル1を所定長に切断して端部に鋼
素線の撚りを戻した膨出部7を形成し、膨出部7
を埋めるように円柱状の係止具3Aをダイカスト
成形する。即ち係止具3Aの形状に中空部を穿設
し上下2個に分割される鋳込み型8のケーブル案
内溝9にケーブル1の端末近傍を挿着すると共
に、係止具とケーブルの結合強度を考慮して膨出
部7中心を前記型の図示左右の中心線10に概ね
一致させた状態に視覚によつて位置ぎめしたのち
溶融亜鉛を流入し成形する。一方所定長に切断し
たケーシングの一端に内孔を有する雄ねじ状の端
末具4Aを嵌合し、その外周をかしめ加工して両
者を係着し、更に他端を所定形状の成形型要部に
挿着把持して樹脂製端末具4Bを射出成形する。
しかるのち、前記の加工を施したケーブル1ケー
シング2を組合せ、前記加工におけるケーブルお
よびケーシングの総長バラツキを調整して完成後
の正確な遊動長を確保するため、図示L1および
L2の長さを規制して図示点線の余剰ケーブルを
剪断廃棄する遊動長切断工程を施す。更に剪断面
のケーブル端部に前記係止具3Aと同一手段によ
つて膨出部を形成し、係止具3Bを成形する方法
である。以上の従来方法において、係止具3A,
3B成形時の前記のケーブル挿着位置のバラツ
キ、および端末具4A,4Bの固着、成形の際の
影響による総長Lの分布は避けられず、必然的に
係止具とケーブル膨出部7の相対的係合位置が分
布して両者の結合強度がバラツキ、使用時にその
結合が離脱して操作力伝達機能を瞬時に喪失する
危険があると共に、正確な遊動長を満すため前記
遊動長切断は必須工程として存在し、概ね10粍の
ケーブル損失と加工工数の増加を招く欠点が指摘
される。
本発明は以上の欠点を解消する新規加工方法を
提供するものである。
以下第1図示のコントロールケーブル構造にお
ける本発明実施例の第4,5図を参照し、本発明
の方法をプロセスに従つて説明する。まずケーブ
ル1は前記遊動長剪断量を見込まない正確な長さ
に切断され、その端部を鋼素線の撚りを捩した状
態の膨出部7と、膨出部7に連続してケーブル1
の外径に略同一直径の頚部11を形成し、さらに
頚部11から端面方向に漸増状に鋼素線が拡径拡
散する拡散部12を連設し、拡散部12が前記の
従来方法と同一構成の鋳込み型8の図示右端面に
当接するようケーブル1を挿着して正確に前記相
対的係合位置を規制したのち膨出部7、頚部11
および拡散部12を埋めるようにして溶融亜鉛を
圧入し、係止具3Aを固化成形する。一方ケーシ
ング2は従来方法同様に所定長に切断され、単品
形成された雄ねじ状端末具4Aを嵌着し、かしめ
加工すると共に端末具4A外端を前記成形型の要
部から正確な距離を隔てて固定された治具13の
案内面に当接してケーシング総長Lを正確に規制
し、他端を樹脂成形型に挿着保持して樹脂製端末
具4Bを射出成形する。しかるのち前記の加工を
施したケーブルおよびケーシングを組合せ結合
し、ケーブル1の未加工端を前記係止具3Aの成
形方法と同一手段によつて膨出部7、頚部11、
拡散部12を形成付与し、拡散部12端面を鋳込
み型8端面に当接して係止具3Bを射出形成す
る。以上を特徴とするものである。
以上の新規方法において、前記の拡散部12の
当接手段によつて膨出部7と係止具3A,3Bの
相対的位置関係は正確に規制され、膨出部7の最
も好ましい位置を予測した拡散部12の長さ選択
によつて、膨出部7は係止具の中央位置において
正確に係合し、膨出部7および拡散部12の鋼素
線間空間を埋めるように溶融金属を圧入して係止
具を成形できるので、物理的に明に両者の結合強
度は絶対値、分布の両面において著しく改良され
る。また拡散部12は拡散形状のため前記射出形
成に際して「ス」発生のおそれなく結合強度向上
に寄与する。一方ケーシング総長Lはバラツキな
く加工されると共に、前記係止具成形加工におけ
る正確な位置規制に基づいて両端の係止具成形後
のケーブル総長を必然的にバラツキなく維持され
る。従つて両者の組合せによるコントロールケー
ブルの遊動長(5+6)は必然の結果として機能
上の要求量を極めて的確に満し得る。同一構成の
コントロールケーブルにおいて従来方法と対比し
た本発明方法の効果は、前記結合強度において絶
対値15〜20%の向上、分布約1/3に縮減を示して
有意差を明白にし、また両端の係止具成形後にお
けるケーブル総長バラツキは±0.5粍以内を示
し、遊動長切断を省略しても充分に要求性能を満
し得ることを明かにした。
以上のように、本発明はコントロールケーブル
の係止具結合性能を改良して、操作力伝達機能の
向上安定を図ると共に、ケーブルを切断廃棄する
遊動長切断工程を省略して省資源に寄与し、併せ
て加工工程の簡略化による工数低減、加工費低減
を図る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:コントロールケーブルの原型的構造を
示す説明図、第2図:従来の加工方法を示すプロ
セス説明図、第3図:第2図の係止具部位を示す
拡大図、C,C′断面図、第4図:本発明による
加工方法を示すプロセス説明図、第5図:第4図
の係止具部位を示す拡大図、である。 主な符号の説明、1:ケーブル、2:ケーシン
グ、3A,3B:係止具、4A,4B:端末具、
5,6:遊動長、7:膨出部、8:鋳込み型、
9:ケーブル案内溝、10:型中心線、11:頚
部、12:拡散部、13:治具、14:切断装
置、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性筒体のケーシング端部に台枠固定用端
    末具を係着し、前記ケーシング内孔に鋼素線を撚
    回構成したケーブルを挿通組合せると共に、前記
    ケーブル端部に係止具をダイカスト成形するコン
    トロールケーブルにおいて、遊動長剪断量を見込
    まない正確な長さに切断したケーブルの一端に1
    個の膨出部と前記膨出部に連続する頚部および前
    記鋼素線が拡散する拡散部を形成し、前記拡散部
    の鋼素線端面をダイカスト成形型端面に当接して
    位置規制し、係止具の成形加工を施すと共に、一
    端に前記端末具を係着した前記ケーシングの端面
    を治具案内面に当接して正確に位置規制の後、他
    端に端末具を係着し、しかるのち前記加工を施し
    たケーシングに前記ケーブルを挿通組合せ、前記
    ケーブルの他端に前記と同一手段に基づいて係止
    具をダイカスト成形することを特徴とするコント
    ロールケーブルの加工方法。
JP7197680A 1980-05-29 1980-05-29 Processing of control cable Granted JPS56167914A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7197680A JPS56167914A (en) 1980-05-29 1980-05-29 Processing of control cable

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JP7197680A JPS56167914A (en) 1980-05-29 1980-05-29 Processing of control cable

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56167914A JPS56167914A (en) 1981-12-23
JPS6157485B2 true JPS6157485B2 (ja) 1986-12-06

Family

ID=13475994

Family Applications (1)

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JP7197680A Granted JPS56167914A (en) 1980-05-29 1980-05-29 Processing of control cable

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JP (1) JPS56167914A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63132293U (ja) * 1987-02-21 1988-08-30
JPS649392U (ja) * 1987-07-08 1989-01-19
JPH01304916A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Bridgestone Corp 大型有機材製品加熱炉
JPH0537191Y2 (ja) * 1986-09-04 1993-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0537191Y2 (ja) * 1986-09-04 1993-09-20
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JPH01304916A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Bridgestone Corp 大型有機材製品加熱炉

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