JPS615676A - 画像記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドツトマトリクスパターンにより画像を記録
する画像記録方法に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般に、画像及び映像では、比較的低濃度領域が多い。

しか、しこれをコピーする場合、プリンターでは、記録
ドツトのドツトサイズが１００〜２００μｍと大きい為
に、そのままでは低濃度領域を表現することが出来ない
。そこでドツト数をまびいて少なくし、見かけ上の濃度
の低下を図っている。その１つの方法がドツトマトリク
スを使ったディザ法により濃度パターン法である。第１
図はドツトマトリクスを使った場合の表現濃度範囲を示
しである。第１図から判るように、マトリクスサイズを
４×４マトリクス４から６×６マトリクス３．８×８マ
トリクス２と大きくすればする程、原画（画像、映像）
１に近い濃度表現が出来る。しかし、マトリクスサイズ
を大きくすれば解像度が低下する。第２図はマトリクス
サイズ別の解像度を示している。（ディザ法ではマトリ
クスサイズ別最低解像度を示す。） 解像度をよくしようとしてマトリクスサイズを小さくす
れば、低濃度領域が再現できず低濃度領域に白い「ぬけ
」が出来る。又階調特性をよくし、低濃度領域も再現で
きるようにすれば、解像度が低下し、像がぼやけてくる
。この両者を同時に満足させることが出来ない為に、現
在では両者の妥協点を設けたマトリクスサイズ（４×４
〜８×８）を使い画像処理を行なっている。

発明の目的 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
解像度を低下させずに低濃度領域の記録を可能とした階
調特性の良好な画像記録方法を提供するものである。

発明の構成 本発明はドツトマトリクスにより画像を記録する際に、
原画の濃度に応じて異彦るマトリクスサイズのドツトマ
トリクスによシ記録するようにした画像記録方法である
。

実施例の説明 以下本発明の実施例について図面とともに詳細に説明す
る。　　　　　。

本発明者らの実験によれば、人間の目は低濃度領域では
情報量が少し低下しても、すなわち解像度が少し低下し
てもその低下を認識しにくい性質があることがわかった
。そこで今、４Ｘ４のディザマ）　ＩＪクスで中、高濃
度を再現し、６×６及び８×８デイザマトリクスで、低
濃度領域を再現する場合を考える。

第３図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は、組織的ディ
ザ法に於けるドツト集中型の内の渦巻型と呼ばれるディ
ザマトリクスであり、（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）
は各々４Ｘ４．６Ｘ６　。

８×８の各ディザマトリクスである。

４×４デイザマトリクスで表現できる階調数は１６であ
るから、第４図に示すように４×４デイザマトリクスの
濃度領域を１６等分し各領域に４〜１９の符号を付す。

１６等分した長さを低濃度の方に延長し、８×８デイザ
マトリクスの最低濃度点まで伸ばし１６等分した長さで
区切ると、第４図のように６×６デイザマトリクスでは
領域２゜３の２階調、８×８デイザマトリクスでは領域
１の１階調表現でき、全部で白地を入れて２００階調な
る。白地を０として低濃度順に番号をつけると、第６図
体）　、　（ｂ）　、　（（りのようになる。つまり、
８×８デイザマトリクス（第５図（Ｃ））では要素Ｃ４
、４）８が１．６×６デイザマトリクス（第６図（ｂ）
）では要素（ｓ　、　３　）６が２、要素、Ｃ３、４）
６が３．４×４デ、イザマトリクス（第６図（ａ））で
は、要素〔２，２〕４が４、要素（２，３）４が６、・
・・・・・要素（４，１）４が１９となる。

次に、原画の〔（最高濃度）−（最低濃度）〕の値を１
９等分し、低濃度から順に１〜１９と番号をつける。こ
れはスキャナーからの原画信号をＡ／Ｄコンバータで、
入カレペル毎にディシイタル化することによって容易に
実現できる。

次に、第６図（−）のように原画を一画素毎に分割し、
各画素毎の濃度を調べる。第６図（−）の原画の画素Ｉ
（ｉ、ｊ）■酸が、例えば１ｏであれば、４×今デイザ
マ）ＩＪクスが適用されるので、Ｉ（ｉ　、ｉ）点はＣ
３、１）４に相当する。−力筒５図の４×４デイザマト
リクスの（３，１）４＝８である。

第６図のディザマトリクス要素値≦Ｉ（ｉ、ｉ）の濃度
の時に原画のＩ（ｉ、ｊ）に相当する第６図（ｂ）の記
録紙のＰ（ｉ、ｉ）点は１つまシ、ドツトが記録される
ようにすれば、この場合８く１゜よりＰ（ｉ、ｉ）点は
１となる。一方、Ｉ（ｉ。

５）の濃度が７であれば、［３，，１）４＝ｓ＞ｙより
Ｐ（ｉ、ｊ）点は０となる。

又、Ｉ（ｉ、ｊ）の濃度が２の時は、６×６デイザマト
リクスが適用され、Ｉ（ｉ、Ｎ点は〔３，１〕６に相当
するので、第６図の６×６デイザマトリクスの（３，１
）６＝１９より、１９〉２となり、Ｐ（ｉ、ｊ）点は０
となる。又、Ｉ（ｉ、ｊ）の濃度が１の時は、８×８デ
イザマトリクスが適用され、Ｉ（ｉ、ｊ）点はＣ７，ｓ
）８に相当するので、第６図の８×８デイザマトリクス
の〔７，５〕８＝１９より、１９〉１となりＰ（”　ｌ
　）　）点は０となる。

今、第６図において、原画の画素Ｉ（３ｒ　’　）、　
＋１（３１５）１１（４＄４）ＩＩ（４ｔ５）の濃度を
夫々１５，３，１．１４とすると、記録紙上の原画に対
応する点Ｐ（３１４）ＩＰ（３１５）Ｐ（４＋４）ＩＰ
（４１５）は、以上の方法に従・って夫々１．０，１　
、Ｏとなる。

このような方法により、原画の画情報を記録紙に１か０
つまりドツトをプリントするか否かの操作に・よ、って
、原画を再現させることができる。

発明の効果 以上のように、本発明はドツトマトリクスにより画像を
記録する際に、原画の濃度に応じてマトリクスサイズを
変化させて記録するようにした画像記録方法で、次のよ
うな効果がある。

０）現用のディザ法と比較して見かけ上の解像度を低下
させずに、原画の低濃度領域を再現させることができる
。

（２）現用のディザ法とほぼ同じ方法で画像処理できる
ので、回路が複雑にならない。

【図面の簡単な説明】

第１図はドントマ）　ｌ）クスの光学的濃度範囲を示す
図、第２図はマトリクスサイズ別の解像度を示すグラフ
、第３図は組織的ディザ法におけるドツト集中型のうち
の渦巻型のディザマトリクスを示す図、第４図は、４Ｘ
４．６Ｘ６．８Ｘ８ディザマトリクスによって得られる
濃度範囲説明図、第６図は、本発明の一実施例に於ける
ディザマトリクスを示す図、第６図（ａ）　、　（ｂ）
は、本発明の一実施例に於ける画像記録方法を説明する
原画および記録面の平面図である。 第１図 第２図 マトリクスサイズ゛（ｎｉ７２） 第３図 ４メ４ １メロ １〆θ 第４図 光を釣儂々（θ、Ｄ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）マトリクスサイズの異なる複数種のｍ×ｎマトリ
   クスにより画像を記録することを特徴とする画像記録方
   法。
2. （２）中、高濃度領域ではマトリクスサイズを小さくし
   、低濃度領域でマトリクスサイズを大きくした特許請求
   の範囲第１項記載の画像記録方法。