JP3984693B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば複写機、フアクシミリ装置、プリンタ装置等の画像処理に適した画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
誤差拡散法を基本とする2値記録方式は中間調と文字細線が混在する画像に対して鮮鋭性と階調性ををほぼ両立して表現できることが知られている。記録ドット密度を600DPI以上とすることで、文字の先鋭性が向上し、中間調部のドットの粒状感も緩和する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、更に高解像化を図った場合、文字、細線の先鋭性は更に向上するが、中間調部、特に中間濃度部は非常に小さな孤立ドットを密に記録しなければならず、2値記録が故の利点である安定性が失われる。
【0004】
すなわち、より高密度な2値疑似中間調処理にしたがって中間調を記録表現する場合、単位面積当たりのドット数で中間調濃度が安定に表現が出来なく、従って記録装置特有のガサツキが発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決することを目的としてなされたもので、係る目的を達成する好適な一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】
即ち、本発明の一側面に係る画像処理装置は、解像度Sで1画素当たりN値の多値信号を、前記解像度Sの(N−1)倍の解像度の2値画像として画像形成する画像処理装置であって、前記多値信号の1画素の値をN−1ビット分の2値画像記録信号に変換する第1の変換手段と、前記多値信号の連続するM個の画素の値から、(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号に変換する第2の変換手段と、前記多値信号の内容に応じて前記第1または第2の変換手段を選択する選択手段と、前記選択手段で前記第1の変換手段が選択された場合、前記第1の変換手段により前記多値信号の1画素に対して変換された前記N−1ビット分の2値画像記録信号で画像を形成する一方、前記選択手段で前記第2の変換手段が選択された場合、前記第2の変換手段により前記多値信号のM画素に対して変換された前記(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号で画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の他の側面に係る画像処理方法は、解像度Sで1画素当たりN値の多値信号を、前記解像度Sの(N−1)倍の解像度の2値画像として画像形成する画像処理装置における画像処理方法であって、前記多値信号の内容に応じて、前記多値信号の1画素の値をN−1ビット分の2値画像記録信号に変換する第1の変換処理と、前記多値信号の連続するM個の画素の値から、(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号に変換する第2の変換処理とのうちのいずれか一方を選択する選択工程と、前記選択工程で前記第1の変換処理が選択された場合、前記第1の変換処理を実行し、入力した前記多値信号の1画素に対して変換された前記N−1ビット分の2値画像記録信号で画像を形成する一方、前記選択工程で前記第2の変換処理が選択された場合、前記第2の変換処理を実行し、入力した前記多値信号のM画素に対して変換された前記(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号で画像を形成する画像形成工程とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0011】
(第1の実施の形態例)
図1は本発明に係る第1の発明の実施の形態例のブロック構成図である。図1において、CCD1は、画像を主走査方向に400DPI、副走査方向に600DPIの密度で読み取ることができる。
【0012】
CCD1の出力信号に前処理を施す前処理部2は、入力信号を対応するデジタル信号に変換するA/D変換器、ディジタル信号をシェーディング補正するシェーディング補正部、CCD1で読み込んだ輝度信号を記録装置4で印刷出力可能な対応する濃度信号に変換する輝度−濃度変換部、空間フィルタ部等出構成されている。
【0013】
そして、CCD1よりの輝度アナログ信号は前処理部2のA/D変換器でディジタル信号に変換され、シェーディング補正部でシェーディング補正し、輝度−濃度変換部で輝度−濃度変換する。そして、必要に応じて空間フィルタを用いて処理して擬似中間調処理部6に出力される。
【0014】
疑似中間調処理部6は、前処理の施された画像信号を400DPI×600DPIの4値信号に変換する一般に公知の多値誤差拡散法、あるいはその改良された各種の誤差拡散法が使用可能に構成されており、例えば、本出願人が既に開示した特開平2−210961号に記載した誤差拡散法を用いることが望ましい。
【0015】
この誤差拡散法は、注目画素周辺の既に多値化された多値データから平均値を求め、この平均値に基づき注目画素を多値化する方法である。そして、この方法によれば、多値化誤差をその平均値からの差とすることにより、より人の視覚特性に合致した良質の多値化を従来のED法等に比べて安価に実現できる。
【0016】
図1に示す本実施の形態例の擬似中間調処理部6では、前処理の成された画像信号を4値化するため、主走査方向400DPIの各画素は夫々0(白)から3(黒)までの値に変換される。この画像信号を本実施の形態例の特徴とするドット制御部14で記録装置4の解像度に応じた、又安定な記録が可能な記録ドット配列に変換する。
【0017】
なお、選択器5は、詳説しない外部記録信号3と本実施の形態例に応じた記録信号9を記録装置4に選択的に供給するためのものであり、その切り替えは、不図示の本実施の形態例装置全体の体制御を司るCPUよりの制御信号7に基づいて行なわれる。
【0018】
記録部4は、選択器5よりの出力信号8に対応する可視画像を600DPI×200DPIの2値画像で印刷出力する。
【0019】
図1に示すドット制御部14の詳細構成を図2に示す。図2において、擬似中間調処理部6により4値化された画像信号はフリップフロップ141で1画素分遅延保持され、主走査方向に連続する2画素分の4値化信号としてROM142のアドレス端子に接続される。
【0020】
ROM142には予めこの2画素分の4値信号に応じた記録ドット信号の配列が記憶されており、主走査方向に連続する2画素分ずつの400DPI4値信号を主走査方向に連続する1200DPI2値信号に変換する。即ち、ROM142出力、すなわち6個分の2値記録信号146は、シフトレジスタ143で一旦並列に保持したあと、シフトクロック148に従って1ビットのラスタ信号9として、選択器5に出力される。
【0021】
図3は図2に示すドット制御部14の動作タイミング図である。図2のフリップフロップ141は、擬似中間調処理部6よりの画像出力タイミングである画像読み取りクロック145に同期して擬似中間調処理部6よりの画像を取込んで遅延させる。シフトレジスタ143は、画像読み取りクロック145の2分周されたクロック147の立ち上がりでROM142よりの並列1200DPI2値信号出力146を保持(ラッチ)し、シフトクロック148に同期して1ビット毎の直列ラスタ信号9として選択器5に出力する。
【0022】
図4は、本実施の形態例におけるドット制御部14によりドット制御された記録信号の記録装置4よりの記録例を示す図であり、400DPIの解像度での4値記録を行なう場合のドット配列例を示している。
【0023】
本実施の形態例によれば、図4に示すように、400DPI4値の持つ値は1200DPI2値の記録ドットを夫々0,1,2,3個記録する事に等しいため、そのまま4値の値に等しい数の連続した1ビット記録信号として変換する。尚この場合、2画素分同時に変換される。
【0024】
また、ROM142は他のアドレス端子に接続された切り替え信号15に応じて他のパターンでの記録が可能に構成されている。
【0025】
図5はこの機能を用いて擬似中間調処理部6により400DPI4値化された画像信号から記録部4より200DPI(線/インチ)の密度で7値の表現を行うようにドット制御を行う例である。すなわち主走査方向に連続する2n,2n+1番目の夫々の4値信号の組み合わせに応じて、夫々の4値信号の和に相当する画素数分1200DPI2値記録信号146を連続させる。
【0026】
この時、略中央から記録ドット群が数に応じて略左右対称に固まって成長するように設定すれば、記録材面上上で副走査方向に平行な200線/インチの密度の記録線となり、濃度に応じてその線幅が7段階に変調される。このパターンにより薄い部分は最も小さい記録ドットを分散させ人の目に不快感を与えることなく、中間濃度領域では記録ドットが複数固まるため安定にかつ忠実な濃度で記録表現出来る。
【0027】
以上に説明した200線7値の記録モードは、前述の400線4値の記録モードに比べて中間調の表現に優れる。その理由は、200線7値の記録モードが最大7個記録ドットが集中するのに対し、400線4値の記録モードは3個であり、同じ中間濃度を表現する場合、400線4値の記録モードの方がドット群の空間周波数が高いため、より正確な記録ドットの再現性が要求されるからである。言い換えれば同じドット再現性を有する場合200線7値の記録モードの方が有利となる。
【0028】
しかしながら、逆に文字線画等の解像性を問われる画像に対しては400線4値の記録モードの方が有利である。図5に示す記録モードで解像性を改善した場合の記録パターン例を図6に示す。図6に示す零もパターンもROM142に格納されている。
【0029】
このため、この部分を使用する実施の形態例においては、両4値信号の和が等しい組み合わせにおいて、一律な記録パターンを割り当てるのではなく、なるべく元の4値信号の値に応じた位置に記録ドット群の位置を変調する。すなわち表中のパターン(3,1)と(1,3)では両者共に連続した4個の記録ドット信号に変換するが、前者は、記録紙面上でより2n+1画素方向に位置をずらし、後者は逆に2n画素方向にその位置をシフトする。
【0030】
尚、各記録パターンは本実施の形態例に限定されない。
【0031】
以上説明したように本実施の形態例によれば、高解像度2値記録可能な記録装置を用いて、多値擬似中間調処理結果から簡単な構成で記録ドット配列を制御することができ、簡単な構成で、かつ簡単な制御で解像性と階調性を共に満足する記録画像を形成することができる。
【0032】
即ち、画像を多値擬似中間調処理する手段と、該多値化結果に基づき2値記録手段で記録可能な複数の種類の記録信号に変換する手段と、2値記録手段を有し、前記変換手段で複数の種顛の記録信号の内から所望に応じて選択する手段を備えることによって、同一の記録装置を用いて解像性と、階調性を両立して記録可能となる。
(第2の実施の形態例)
上述した第1の実施の形態例では、記録パターンの切り替えは画像全面であったが、図7で示す本発明に係る第2の実施の形態例においては、この記録パターンの切り替えを画素毎に行うことができるように構成している。図7において、上述した図1に示す第1の実施の形態例を同一構成には同一番号を付して詳細説明を省略する。
【0033】
図7においては、図1に構成に比し、像域分離部10を備えており、像域分離部10は画像信号から現在読み取っている画素がどんな属性であるかを検出し、判別している。すなわち、画像信号の画素毎に対して注目画素が文字細線の一部か、或いは中間調部の一部かを判定する。
【0034】
このように処理対象画像が文字細線の一部か、或いは中間調部の一部かを判定し、その判定結果に従って、処理対象画像が文字細線の一部である場合には、図に示すような、400DPI4値化された画像信号の該4値の値に等しい数のドットが配列されるドット制御を行う。一方、処理対象画像が中間調部の一部である場合には図5に示すような、200DPI(線/インチ)の密度で7値の表現を行うようにドット制御を行う。
【0035】
なお、この像域分離部5は、上述した像域の判定方式に限定されるものではなく、少なくとも上記画像の属性が判定出来れる方法であれば任意の方法を採用できる。例えば、本出願人が既に開示した特開昭62−107570号の属性判定方法等を用いることができる。
【0036】
この属性判定方法は、注目画素をその周辺の平均値で2値化し、その2値化時の平均値との差と、2値化データの2次元的連続性を評価し、文字線画と連続/網点中間調の部分とに2分する方法である。
【0037】
以上の方法で判定した像域属性の判定の結果、文字線画か否かの1ビットの信号15により先の記録パターンの切り替えを行う。すなわち文字線画の場合は図4に示す400線4値を、そうでない場合は図5に示す200線7値のパターンを選訳する。従って判定は主走査方向に400DPIの密度で2画素毎に行うことができ、上述した第1の実施の形態例の効果に加え、更にきめ細かな画像形成ができる。
(第3の実施の形態例)
以上の説明においては、画像の属性により記録パターンを変更する例について説明した。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではない。例えば、記録画像の種類により、記録パターンに角度を付けることによりカラー画像を記録表示する場合に、色毎の干渉を避けることができる。これは、色毎にスクリーンを変えることに該当させることにより、色毎の干渉を避ける様に構成する例である。
【0038】
以上の様に制御する本発明に係る第3の実施の形態例を図8及び図9を参照して説明する。第3の実施の形態例においても、基本構成は上述した図1に示す第1の実施の形態例と同様であるが、ドット制御部14の構成が図8に示す構成となっている。図8は第3の実施の形態例におけるドット制御部の詳細構成を示すブロック図、図9はそのタイミングチャートである。
【0039】
図8において、第3の実施の形態例においては、パターンROM142のアドレス端子には、不図示の制御部よりのアドレス信号150が供給されている。このアドレス信号150は、周期的に発生する0から5の値を呈する信号であり、例えば6進カウンタよりのカウント出力信号を供給するように構成しても良い。ROM142のアドレス端子入力が副走査の数に該当し、各カウント値に応じて、すなわち副走査ラインに応じて、パターンの中心位置を制御することができる。
【0040】
図9は全て多値化信号が(1,0)の場合を示しているが、(arctanθ=1)の場合は、各副走査ライン間で1200DPIの記録密度で2画素分ずつ左にシフトさせる。従って記録密度600DPIの副走査3ラインで約125μ傾くことになる。この結果、45度のスクリーンが可能となる。
【0041】
同様に各副走査ライン間で1200DPIの記録ドットを1画素分シフトさせれば(arctanθ=0.5)のスクリーンでの記録が可能である。
【0042】
尚、上述した第2の実施の形態例との組み合わせを行うことにより、色毎にスクリーン角だけでなく、記録線数と表現階調数を変える事も可能である。例として、以下を挙げる。
【0043】
K:400線4値 arctanθ=0
Y:400線4値 arctanθ=0
M:200線7値 arctanθ=1
C:200線7値 arctanθ=0.5
以上の様に制御することにより、上述した作用効果に加え、カラー画像を記録表示する場合に色毎の干渉を避けることができる。
(第4の実施の形態例)
以上の説明はCCD1による読み取り解像度が、主走査方向に400DPI、副走査方向に600DPIの密度である場合を例として説明した。しかし本発明は以上の例に限定されるものではない。CCD1による画像読み取り解像度が主副操作方向共に600DPIの場合の例である本発明に係る第4の実施の形態例を以下説明する。
【0044】
図10は本発明に係る第4の実施の形態例におけるドット制御部の詳細構成を示す図であり、他の基本構成は上述した図1に示す第1の実施の形態例と同様である。
【0045】
但し、CCD1による画像読み取り解像度は主副操作方向共に600DPIである。また第4に実施の形態例において、上述同様の1200DPI2値の記録装置4を用い、同様に200線7値のスクリーンで記録するなら、図1の擬似中間調処理部では600DPI3値化することになる。
【0046】
従って第4の実施の形態例においては、主走査方向に連続する3画素分の3値化信号の組み合わせで記録ドットパターンが作られる。そして第4の実施の形態例の図10に示すドット制御部においては、図11に示すように上述した図5に示す例と同様の連続する3画素分の多値化信号の総和に等しい数の記録ドットを生成する。
【0047】
そして、図10に示す第4の実施の形態例においては、図2に示す第12の発明の実施の形態例に比し、3画素分の信号をROM142のアドレスに加える必要があるために、フリップフロップが151、152の2段構成となっている。又、そのまま600DPIの3値で記録する場合は、図12に示すパターンとなる。
【0048】
以上に説明する第4の実施の形態例によれば、先の実施の形態例に比べて文字線画等、解像性が要求される場合に有利となる。
(第5の実施の形態例)
次に本発明に係る第5の実施の形態例を説明する。第5の実施の形態例においても、基本構成は上述した第1の実施の形態例の図1に示す構成と同様構成である。第5の実施の形態例は、CCD1による読み取り解像度が300DPIである場合に,擬似中間調処理部6で600DPIの3値で処理し、記録部4として1200DPI2値記録装置を使い、300DPIの5値記録を行う実施の形態例である。
【0049】
この場合、ドット制御部14は、図2同様に主走査方向に連続する2画素分の3値信号の組み合わせに応じて(0から4)個の記録ドットを生成する。この第5の実施の形態例における画像形成例を図13に示す。
【0050】
第5の実施の形態例では上述した第1乃至第4の実施の形態例に対して文字線画の解像性と階調性を略両立して満足する記録性能が得られる。
(その他の実施の形態例)
本発明は記録表示手段に一切制限されなく2値表現が可能なすべての表示機、記録装置に適用できる。カラーの一色、3〜4色のカラー画像の表示記録にも適用出来る。
【0051】
ドット制御部14をROMを用いているがRAMでも可能であり、又メモリーを用いなくとも実施できる事は述べるまでもない。更に全てソフトウェアーでの実施も可能である。
【0052】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0053】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0054】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0055】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0056】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した各機能を実現するプログラムコードを格納することになる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、高解像度2値記録可能な記録装置を用いて、多値擬似中間調処理結果から簡単な構成で記録ドット配列を制御することができ、簡単な構成で、かつ簡単な制御で解像性と階調性を共に満足する記録画像を形成することができる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の発明の実施の形態例のブロック構成図である。
【図2】図1に示すドット制御部の詳細構成を示す図である。
【図3】図2に示すドット制御部の動作タイミング図である。
【図4】本実施の形態例における記録装置よりの記録例を示す図である。
【図5】本実施の形態例において擬似中間調処理部により400DPI4値化された画像信号より1200DPI(線/インチ)の密度で7値の表現を行なった場合の出力例を示す図である。
【図6】図5に示す記録モードで解像性を改善した記録パターン例を示す図である。
【図7】本発明に係る第2の発明の実施の形態例のブロック構成図である。
【図8】本発明に係る第3の実施の形態例におけるドット制御部の詳細構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示すドット制御部の動作タイミングチャートである。
【図10】本発明に係る第4の実施の形態例におけるドット制御部の詳細構成を示すブロック図である。
【図11】第4の実施の形態例における画像信号の出力例を示す図である。
【図12】第4の実施の形態例における画像信号の出力例を示す図である。
【図13】本発明に係る第5の実施の形態例における画像信号の出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 CCD
2 前処理部

4 記録装置
5 選択器
6 擬似中間調処理部
7 制御信号
8 出力信号
9 直列1ビットラスタ信号
10 像域分離部
141、151、152 フリップフロップ
142 ROM
143 シフトレジスタ
145 画像読み取りクロック
146 並列1200DPI2値信号
147 2分周クロック
148 シフトクロック

Claims (14)

  1. 解像度Sで1画素当たりN値の多値信号を、前記解像度Sの(N−1)倍の解像度の2値画像として画像形成する画像処理装置であって、
    前記多値信号の1画素の値をN−1ビット分の2値画像記録信号に変換する第1の変換手段と、
    前記多値信号の連続するM個の画素の値から、(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号に変換する第2の変換手段と、
    前記多値信号の内容に応じて前記第1または第2の変換手段を選択する選択手段と、
    前記選択手段で前記第1の変換手段が選択された場合、前記第1の変換手段により前記多値信号の1画素に対して変換された前記N−1ビット分の2値画像記録信号で画像を形成する一方、前記選択手段で前記第2の変換手段が選択された場合、前記第2の変換手段により前記多値信号のM画素に対して変換された前記(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号で画像を形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記多値信号が中間調画像を表わす信号か、あるいは文字細線画像を表わす信号かに応じて前記第1または第2の変換手段を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記解像度Sは400DPI、前記N値の多値信号は4値の多値信号、前記M個の画素は2個の画素、であり、
    前記多値信号の内容は画像属性である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記解像度Sは600DPI、前記N値の多値信号は3値の多値信号、前記M個の画素は2個の画素、であり、
    前記多値信号の内容は画像属性である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記選択手段は、1画面単位で前記第1または第2の変換手段の選択を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記選択手段は、1画素単位で前記第1または第2の変換手段の選択を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記多値信号はカラー画像信号であり、前記選択手段は前記多値カラー画像信号の色毎に前記第1または第2の変換手段の選択を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 解像度Sで1画素当たりN値の多値信号を、前記解像度Sの(N−1)倍の解像度の2値画像として画像形成する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記多値信号の内容に応じて、前記多値信号の1画素の値をN−1ビット分の2値画像記録信号に変換する第1の変換処理と、前記多値信号の連続するM個の画素の値から、(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号に変換する第2の変換処理とのうちのいずれか一方を選択する選択工程と、
    前記選択工程で前記第1の変換処理が選択された場合、前記第1の変換処理を実行し、入力した前記多値信号の1画素に対して変換された前記N−1ビット分の2値画像記録信号で画像を形成する一方、前記選択工程で前記第2の変換処理が選択された場合、前記第2の変換処理を実行し、入力した前記多値信号のM画素に対して変換された前記(N−1)×Mビット分の2値画像記録信号で画像を形成する画像形成工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記選択工程は、前記多値信号が中間調画像を表わす信号か、あるいは文字細線画像を表わす信号かに応じて選択するものであることを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 前記解像度Sは400DPI、前記N値の多値信号は4値の多値信号、前記M個の画素は2個の画素、であり、
    前記多値信号の内容は画像属性であり、
    前記選択工程は、前記画像属性が中間調画像を表わす信号である場合には前記第2の変換処理を、前記画像属性が文字細線画像を表わす信号である場合には前記第1の変換処理を選択する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像処理方法。
  11. 前記選択工程は、1画面単位で前記第1または第2の変換処理の選択を行うことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 前記選択工程は、1画素単位で前記第1または第2の変換処理の選択を行うことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  13. 前記多値信号はカラー画像信号であり、前記選択工程は前記多値カラー画像信号の色毎に前記第1または第2の変換処理の選択を行うことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  14. 前記請求項8乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像処理方法を実現するためのプログラムを記憶することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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