JPS6156700A - スチームアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用するスプレー付のスチームアイ
ロンに関するものである。

従来の技術 従来、布地のしわ伸しに効果的なスチームアイロンが多
用されているが、スチームだけでは十分しわ伸しができ
ない場合布地に多量の水分を与えるために水を細かな霧
状にして布地に吹付けるスプレー付のスチームアイロン
が用いられる。

この場合、スプレーを布地に効果的に吹付けるためには
ノズルをアイロン前部の上方に設けることが望ましい。

一方、アイロン前部の上方にはタンクに水を入れるため
の給水口が設けられ、スプレー装置のないアイロンにあ
っては給水口を蓋で覆うことも行われている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、給水口に蓋を取付けた場合スプレーノズ
ルは実質的にアイロン前部の下方に設けられることとな
り、十分なスプレーの広がりが得られない０また、アイ
ロン前部の上方にスプレーノズルを設けた場合、給水口
２蓋等で閉じることができｋい欠点があった。

そこで、本発明はスプレーを効率よく吹付けられるよう
にするとともに、給水口を路水口蓋により常に閉じた状
態でアイロンが使用できるようにするものである。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
スプレーノズルを給水口の近傍に設けるとともに、上記
給水口蓋に前記スプレーノズルと対向し、かつスプレー
ノズルの前面に近接して霧吹き用の小穴を設けたもので
ある。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、給水口とスプレーノズルをアイロン前面の上
部に位置させることができるため、アイロン前方の広い
範囲に亘って均一なスプレーが行えるようになる。

ｔた、スプレー付のアイロンにおいてもスプレーノズル
との関係において注水口の位置を下方に下げなくてもよ
いので、タンクの規定水ｉｔ減らすことなくアイロンの
動作によフて給水口からの水の飛び出しを防止する構成
が可能となるものでず ある。

実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。図に
おいて、１はかけ面側にスチームの噴出孔２を有するペ
ース、３はこのベース１上に取付けたカバー、４はこの
カバー３上に設置した把手４ａ（ｉ−有するアイロン本
体で、この把手４ａの上部の握り部４ｂは前方にせり出
して形成してあり、この握り部４ｂ前端から斜後方に傾
斜してガイド部４Ｃを形成している。６は把手４乙の前
方に着脱自在なタンクで、遮熱カバー６を介してカバー
３上に取付けられ、かつ、その底面形状は遮熱カバー６
とともにカバー３の外郭形状に合わせて作られている。

また、タンク上部５＆は把手４乙の握り部４ｂの形状を
延長させた形で小型に形成するとともに、タンク５の後
端の形状はガイド部４Ｃに沿って形成し、このガイド部
４Ｃの両端縁に対向して段部５ｂが形成しである。７は
握り部４ｂの下方に取付けた温度調節つまみ、８は把手
４Ｌの上部後端に設けたコード導出部、９はタンク６の
前面上部に設けた給水口１０を閉じる開閉自在な給水口
蓋、１１は給水口１０の近傍に位置し、かつアイロン前
面の上部に設けたスプレーノズルで、その前面は給水口
蓋１１を閉じた状態で給水口蓋１１の裏面に近接してい
る。１２は給水口蓋９のスプレ−ノズル１１前面と対向
する位置に設けた霧吹き用の小穴で、この小穴１２に前
記スプレーノズル１１を臨ませ給水０１０を閉じた状態
でスプレーできるように構成している。１３はタンク上
部５ａに設けた操作ボタンでスプレーおよびスチーム等
を噴出する操作を行う。１４はタンク６の底部に設けた
水滴下ノズル、１６はこの水滴下ノズル１４に対向して
遮熱カバー６側に開けた穴である。

上記構成において、タンク５内に水を供給する場合はタ
ンク６をアイロン本体４から取外し、給水口蓋９を開い
て給水口１０から水をタンク５内に満した後再び給水口
蓋９を閉じる。水を満したタンク５はその後端部を把手
４ａの握り部４ｂの前端に当接させ、ガイド部４Ｃに沿
って斜後方にタンク６を移動させてアイロン本体４に装
着する。

アイロンかけ作業は給水口蓋９′！ｉ−閉じた状態で行
われ、操作ボタン１３によって任意なときにスプレーノ
ズル１１から小穴１２を通してスプレーすることができ
る。

また、アイロンかけ中におけるアイロンの水平方向の不
規則な移動およびアイロンを布地から浮せた状態でスプ
レーするときに加わるアイロンの上下方向の移動に対し
ても、タンク５内の水は給水口蓋９により給水口１０か
ら水滴が飛散することがなく、アイロンかけ中の布地や
衣服にしみ等全つけたりぬらすこともない。

特ニ、実施例のような把手４ａの前部にタンク６ｆｅ着
脱自在に構成したスチームアイロンにあっては、タンク
５の給水機全十分に確保し、かつアイロンの使い勝手を
良好なものとするため、タンク上部５ａは小型とし下部
を大きくした構成となることから、給水口１０をアイロ
ン前面の上部にスプレーノズル１１とともに位置させる
ことによる効果は頗る大きい。

発明の効果 上記実施例から明らかなように本発明によれば給水口と
スプレーノズルのいずれをもアイロン前面の上部に設け
るとともに給水口蓋で覆ったのでスプレーは広範囲にか
つ均一に効率よく行えるとともに、タンク内に供給する
給水ｔｔ−減じることなくアイロンの移動に対して給水
口からの水の飛び出しを防ぐことができる。また給水口
蓋はスプレーノズルの前面に近接して設けたことにより
給水口蓋の霧吹き用の小穴はきわめて小さなものにでき
るため綿ぼこり等の侵入も確実に防ぎ得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例によるスチームアイロンの側面
図、第２図は同平面図、第３図は同底面図、第４図は同
正面図、第５図は同背面図、第６図は同側断面図、第７
図は同タンクをアイロン本体より外した状態の斜視図で
ある。 １・・・・・ベース、４・・・・・・アイロン本体、４
２Ｌ・瞳・・・・１　　　　　把手、６・・・・・・タ
ンク、９・・・・・・給水口蓋、１０・・・・・・給水
口、１１・・・・・・スプレーノズル、１２・・・・・
・小穴。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図　　　　第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベースと、このベースの上方に取付けた把手と、その前
   面上部に給水口を有するタンクと、この給水口を開閉す
   る給水口蓋と、上記タンクの水を霧状にしてアイロンの
   前方に吹付けるスプレーノズルとを備え、上記スプレー
   ノズルを給水口の近傍に設けるとともに、前記給水口蓋
   はスプレーノズルと給水口を覆い、かつスプレーノズル
   と対向する位置に近接して霧吹き用の小穴を有するスチ
   ームアイロン。