JPS6127997Y2 - - Google Patents

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JPS6127997Y2
JPS6127997Y2 JP20368283U JP20368283U JPS6127997Y2 JP S6127997 Y2 JPS6127997 Y2 JP S6127997Y2 JP 20368283 U JP20368283 U JP 20368283U JP 20368283 U JP20368283 U JP 20368283U JP S6127997 Y2 JPS6127997 Y2 JP S6127997Y2
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JP
Japan
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tape
cloth
chamber
lid
humidifier
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Application number
JP20368283U
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English (en)
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JPS60113396U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テープ状布を衣服に縫着する際
に、テープ状布に湿気を与える加湿装置に関する
ものである。
従来から、Tシヤツの首部の縁取り、或いはス
ポーツウエアのサイドラインとして衣服にテープ
状布を縫着することが広く行なわれている。
ところで、上記のように、テープ状布を衣服に
縫着する場合、縫着するテープ状布が乾燥してい
ると、縫着の際、ミシン針によつてテープ状布を
構成する地糸が切断され、テープ状布に穴が空く
ことがある。特に、ニツト素材のテープ状布によ
く起る現象である。これは、通常、地糸切れと呼
ばれており、テープ状布を縫着する際に起きる重
要な問題点であるが、この地糸切れは、テープ状
布に湿気を与えてやることにより、その80%が防
止できるとされている。
このため、従来から、テープ状布をミシン縫製
する前に、テープ状布に直接霧吹きによつて霧を
吹きつけて湿気を与えることが行なわれている
が、この方法では、加湿状態にバラツキがあり、
また、テープ状布が濡れた状態になる部分がで
き、ミシンのラツパ部でテープ状布に不必要なテ
ンシヨンがかかつたり、ミシン下を濡らしたりす
る問題がある。
また、ミシン縫製する部屋自体を加湿する方法
も考えられるが、この方法では、テープ状布以外
の商品等にも不必要な湿気が加わるという問題が
ある。
そこで、この考案は、上記の問題点を解消した
テープ状布の加湿装置を提供することを目的とす
る。
以下、この考案を添付図面に基づいて説明す
る。
この考案の加湿装置は、密閉容器1内に、網状
2を介して加湿室3と水抜き室4を上下に形成
し、上記加湿室3内に加湿器5を収納すると共
に、上記加湿室3に外部と連通するテープ状布の
取出し口6を形成して成るものである。
上記密閉容器1は、上面を開口した容器本体7
と、この容器本体7の上面開口に設けられる蓋体
8とから成る。上記容器本体7の上端は、前方か
ら後方に向かつて傾斜する傾斜面に形成されてお
り、上記蓋体8はこの傾斜面に取付けられるた
め、蓋体8も前方から後方に向かつて傾斜するよ
うになつている。上器容器本体7の両側壁の後端
上部の対向する内壁には、蓋体8取付用の取付け
ピン9が突設されている。蓋体8の両側部の後端
下方には、取付け穴を形成した取付け片10が延
設されており、この取付け穴に上記容器本体7の
取付けピン9を摺動自在に嵌めることにより、蓋
体8を容器本体7に対して取付けピン9を軸に開
閉自在にしてある。また、蓋体8の後方よりの両
側部には、蓋体8を容器本体7に対して開いた状
態に維持させる係止棒11が設けられている。こ
の係止棒11は、その上端が蓋体8に回動自在に
取付けられている。この係止棒11にはガイド穴
12がその長さ方向に形成されており、このガイ
ド穴12に、容器本体7の両側壁の外面に突設し
たガイド突起13を嵌合してある。また、係止棒
11の一側には容器本体7の両側壁の外面に設け
た係合突起14と係合する係合段部15が設けら
れている。したがつて、蓋体8を開き、上記係止
棒11の係止段部15と容器本体7の係合突起1
4とを係合させれば、係止棒11によつて蓋体8
を開けた状態で支えることができる(第1図参
照)。また、蓋体8の裏面には、その両側に沿つ
て容器本体7の上面開口内に嵌入される嵌入段部
16が突設されている。
上記加湿室3と水抜き室4を区切る網状板2
は、容器本体7の両側壁間に掛け渡された支柱1
7に載置させられている。この網状板17は、ス
テンレス製の金網、メタルラス等によつて形成さ
れる。
上記加湿室3の側部には、加湿器5を収納する
加湿器収納室18が設けられ、加湿器3と収納室
18とを区切る壁19には、加湿器5から発生す
る蒸気の供給口20が形成されている。
上記加湿器5は、図示の実施例では、加湿器本
体内に水を入れ、この水を電気ヒーターによつて
加熱して蒸気を発生せしめ、この蒸気を本体上部
の吹出し口から吹出すようにしたヒータ加熱式の
ものを示しているが、これは湿気をおびたフイル
ターにより加湿するフイルタ式のもの、或いは細
かい霧が四散して加湿する遠心噴霧式のもの等で
あつても勿論よい。
上記加湿室3の側壁には、外部に連通するテー
プ状布の取出し口6が設けられている。
上記水抜き室4の底部には、水抜き栓21が設
けられ、容器本体7の外底面の四隅には、キヤス
ター22が取付けられている。
なお、図示の実施例では、容器本体7及び蓋体
8を共に透明なアクリル板によつて形成している
が、これを不透明な素材で形成する場合には、加
湿室3の内部が見えるように窓を設けることが望
ましい。
上記のように構成された加湿装置は、次のよう
にして使用に供される。
まず、密閉容器1の蓋体8を開き、加湿室3に
テープ状布Aを収納する。このテープ状布Aの収
納に際しては、蓋体8を第1図に示すように上記
係止棒11によつて開けた状態に支持しておけば
便利である。上記加湿室3内に収納されたテープ
状布Aは加湿器5から発生する蒸気によつて湿気
を与えられた後、取出し口6から引出されてミシ
ンに送られる。上記加湿室3の下方には、網状板
2を介して水抜き室4が設けられているので、加
湿室3の壁面に露が付いても、この露は網状板2
を通つて水抜き室4に溜まり、テープ状布Aを露
によつて濡らすことがない。また、密閉容器1の
蓋体8が、図示の実施例のように後方に傾斜して
取付けられている場合には、蓋体8の裏面に付着
した露は、蓋体8の傾斜に沿つて後方に流れるた
め、テープ状布の表面に蓋体8裏面の露が落下し
なくなる。
上記のように、この考案の加湿装置は、密閉容
器内に網状板を介して加湿室と水抜き室を上下に
形成し、上記加湿室内に加湿器を収納すると共
に、上記加湿室に外部と連通するテープ状布の取
出し口を形成したものであり、以下に列挙するよ
うな優れた効果を奏する。
即ち、加湿室の下部には、網状板を介して水抜
き室が設けられているので、加湿室内の露が水抜
き室に落下し、テープ状布を露によつて濡らすこ
とがなく、テープ状布を均一に加湿することがで
きる。
また、加湿室は密閉容器内に設けられ、テープ
状布は加湿室の取出し口から引き出されるため、
湿気が外部に放出され難く、他の商品に余分な湿
気を与えることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は同上の縦断面図である。 1……密閉容器、2……網状板、3……加湿
室、4……水抜き室、5……加湿器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉容器内に網状板を介して加湿室と水抜き室
    を上下に形成し、上記加湿室内に加湿器を収納す
    ると共に、上記加湿室に外部と連通するテープ状
    布の取出し口を形成して成るテープ状布の加湿装
    置。
JP20368283U 1983-12-29 1983-12-29 テ−プ状布の加湿装置 Granted JPS60113396U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20368283U JPS60113396U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 テ−プ状布の加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20368283U JPS60113396U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 テ−プ状布の加湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113396U JPS60113396U (ja) 1985-07-31
JPS6127997Y2 true JPS6127997Y2 (ja) 1986-08-20

Family

ID=30766088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20368283U Granted JPS60113396U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 テ−プ状布の加湿装置

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JP (1) JPS60113396U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60113396U (ja) 1985-07-31

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